米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> 新東工業株式会社

発明の名称 冷却回転ドラム用集塵装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−118008(P2007−118008A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−309261(P2005−309261)
出願日 平成17年10月25日(2005.10.25)
代理人
発明者 山本 伸也
要約 課題
集塵機内における濾布表面の吸湿現象と結露の発生による目詰まりを防止し、該濾布の長寿命化を図ることができる冷却回転ドラム用集塵装置を提供する。

解決手段
内部に鋳物砂及び鋳造品が投入された状態で回転されることにより該鋳物砂及び鋳造品を冷却する冷却回転ドラムの先端部に配設される冷却回転ドラム用集塵装置であって、前記冷却回転ドラムの出口に連通された除塵室と清浄空気室に仕切られた集塵機と、前記清浄空気室に連通された送風機と、前記除塵室と清浄空気室を仕切る仕切り板に吊設された複数の濾布と、前記集塵機に連通されたダンパと、を具備し、前記送風機の停止に連動して前記ダンパを開くことにより前記集塵機内の水分を含む空気を放出させる。
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に鋳物砂及び鋳造品が投入された状態で回転されることにより該鋳物砂及び鋳造品を冷却する冷却回転ドラムの先端部に配設される冷却回転ドラム用集塵装置であって、前記冷却回転ドラムの出口に連通された除塵室と清浄空気室に仕切られた集塵機と、前記清浄空気室に連通された送風機と、前記除塵室と清浄空気室を仕切る仕切り板に吊設された複数の濾布と、前記集塵機に連通されたダンパと、を具備し、前記送風機の停止に連動して前記ダンパを開くことにより前記集塵機内の水分を含む空気を放出させることを特徴とする冷却回転ドラム用集塵装置。
【請求項2】
前記ダンパが前記集塵機における除塵室に連通されることを特徴とする請求項1記載の冷却回転ドラム用集塵装置。
【請求項3】
内部に鋳物砂及び鋳造品が投入された状態で回転されることにより該鋳物砂及び鋳造品を冷却する冷却回転ドラムの先端部に配設される冷却回転ドラム用集塵装置であって、前記冷却回転ドラムの出口に吸引通路を介して連通された除塵室と清浄空気室に仕切られた集塵機と、前記清浄空気室に連通された送風機と、前記除塵室と清浄空気室を仕切る仕切り板に吊設された複数の濾布と、前記吸引通路に連通されたダンパと、を具備し、前記送風機の停止に連動して前記ダンパを開くことにより前記集塵機内の水分を含む空気を放出させることを特徴とする冷却回転ドラム用集塵装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却回転ドラム用集塵装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鋳造後の高温状態にある鋳造品を鋳物砂と接触させて冷却を行うと共に鋳型として使用した鋳物砂の回収をする冷却回転ドラムの先端部に設けられる集塵装置は公知にされている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平11−156526(第1頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来は設備の停止中、冷却回転ドラム内に残った鋳物砂及び製品に大気との温度差がある限り、含まれる水分は絶えず蒸発しており、この蒸発水分が集塵機内に侵入することにより濾布表面の吸湿現象と結露の発生による目詰まりが起こるという問題があった。このため、操業の終わりは冷却回転ドラムの停止から集塵機の停止までを所定時間経過させ、該集塵機を遅延停止させている。しかし、所定時間は、冷却回転ドラム内に充満している水分を多く含む空気と大気を置換するための時間と該冷却回転ドラム停止後の発生水分量の減少具合を見計らって設定しているが、その時間は経験値によって決めており理論値ではない。また場合によっては省エネ、帰宅時間等にとらわれてその時間を短縮してしまうなど徹底が困難なため、結局、濾布の目詰まりはなかなか解決せず、該濾布の短命化をまねいている。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、集塵機内における濾布表面の吸湿現象と結露の発生による目詰まりを防止し、該濾布の長寿命化を図ることができる冷却回転ドラム用集塵装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために本発明における冷却回転ドラム用集塵装置は、内部に鋳物砂及び鋳造品が投入された状態で回転されることにより該鋳物砂及び鋳造品を冷却する冷却回転ドラムの先端部に配設される冷却回転ドラム用集塵装置であって、前記冷却回転ドラムの出口に連通された除塵室と清浄空気室に仕切られた集塵機と、前記清浄空気室に連通された送風機と、前記除塵室と清浄空気室を仕切る仕切り板に吊設された複数の濾布と、前記集塵機に連通されたダンパと、を具備し、前記送風機の停止に連動して前記ダンパを開くことにより前記集塵機内の水分を含む空気を放出させることを特徴とする。
【0007】
また本発明における冷却回転ドラム用集塵装置は、前記ダンパが前記集塵機における除塵室に連通されることを特徴とする。
【0008】
さらに本発明における冷却回転ドラム用集塵装置は、内部に鋳物砂及び鋳造品が投入された状態で回転されることにより該鋳物砂及び鋳造品を冷却する冷却回転ドラムの先端部に配設される冷却回転ドラム用集塵装置であって、前記冷却回転ドラムの出口に吸引通路を介して連通された除塵室と清浄空気室に仕切られた集塵機と、前記清浄空気室に連通された送風機と、前記除塵室と清浄空気室を仕切る仕切り板に吊設された複数の濾布と、前記吸引通路に連通されたダンパと、を具備し、前記送風機の停止に連動して前記ダンパを開くことにより前記集塵機内の水分を含む空気を放出させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、内部に鋳物砂及び鋳造品が投入された状態で回転されることにより該鋳物砂及び鋳造品を冷却する冷却回転ドラムの先端部に配設される冷却回転ドラム用集塵装置であって、前記冷却回転ドラムの出口に連通された除塵室と清浄空気室に仕切られた集塵機と、前記清浄空気室に連通された送風機と、前記除塵室と清浄空気室を仕切る仕切り板に吊設された複数の濾布と、前記集塵機に連通されたダンパと、を具備し、前記送風機の停止に連動して前記ダンパを開くことにより前記集塵機内の水分を含む空気を放出させるようにしたから、集塵機内における濾布表面の吸湿現象と結露の発生による目詰まりを防止し、該濾布の長寿命化を図ることができる等種々の効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1において、内部に鋳物砂S及び鋳造品Wが投入された状態で回転されることにより該鋳物砂S及び鋳造品Wを冷却する冷却回転ドラム1の先端部の上方には、集塵機2が配設されている。なお集塵機2内部には仕切り板2aが取り付けられており、この仕切り板2aにより該内部は除塵室2bと清浄空気室2cに仕切られている。
【0011】
また前記清浄空気室2cには送風機3が連通されており、前記仕切り板2aには複数の濾布2d、2dが吊設されている。また前記冷却回転ドラム1の出口1aは吸引通路6を介して前記除塵室2bに連通されている。なお該吸引通路6はフード4及びダクト5により構成される。そして、該吸引通路6にはダンパ7が連通されており、本実施形態では該ダンパ7は前記吸引通路6の一部を構成する前記ダクト5の上部に取り付けられている。
【0012】
このように構成されたものの作動について説明する。まず、回転される冷却回転ドラム1内に、その入口1bから鋳物砂S及び鋳造品Wが投入される。そして、該鋳物砂S及び鋳造品Wは冷却回転ドラム1の回転に伴い、該冷却回転ドラム1の先端に向かって進んでいく。なお冷却回転ドラム1内には図示されない注水手段により注水がなされるようになっており、該注水された状態で鋳造品Wが転動されながら鋳物砂Sと繰り返し接触されることにより該鋳造品Wが冷却される。
【0013】
そして、冷却回転ドラム1の先端まで到達した鋳造品Wは出口1aから排出され、図示されないコンベヤで次工程に送られる。また冷却回転ドラム1の先端部には図示されない多数の小孔が穿孔されており、鋳物砂Sは、この小孔から該先端部の下方に排出され、図示されない回収手段で回収される。
【0014】
そして、該冷却回転ドラム1の回転作動中には送風機3も一緒に作動される。この送風機3の作動により、冷却回転ドラム1の入口1bから大気が吸い込まれ、含塵空気が出口1aから排出される。なお本実施形態では、出口1aから排出された含塵空気は吸引通路6、即ち、フード4及びダクト5を通って除塵室2bに流入されるようになっている。
【0015】
そして、該除塵室2bに流入された含塵空気は複数の濾布2d、2dで濾過され、清浄空気として清浄空気室2cに流入される。その後、該清浄空気室2cに流入された該清浄空気は送風機3によって大気に放出される。また濾布2d、2dの外表面に付着した粉塵は図示されない払い落とし手段により払い落とされ、鋳物砂Sを回収する前記図示されない回収手段に回収される。なお送風機3作動中はダンパ7は閉じられている。
【0016】
そして、例えば、一日の操業の終わりには冷却回転ドラム1が停止される。その後、送風機3の作動が停止されると、該送風機3の停止に連動してダンパ7が開かれ、集塵機2内及び冷却回転ドラム1内より発生する水分を含む空気が該ダンパ7から大気に放出される。そして、例えば、次の日の操業の始めには冷却回転ドラム1及び送風機3が作動されるが、このとき、送風機3の作動に連動してダンパ7は閉じられる。
【0017】
本発明では、集塵機2内の水分を含む空気を放出させるダンパ7を設け、送風機3の停止に連動して該ダンパ7を開くようにしている。これにより、冷却回転ドラム1の停止中に蒸発する水分を含む空気を送風機3の停止中にダンパ7から集塵機2外へ放出することができる。このため、集塵機2内における濾布2d、2d表面の吸湿現象と結露の発生による目詰まりを防止し、該濾布2d、2dの長寿命化を図ることができる。また該ダンパ7からの前記水分を含む空気の放出は送風機3の停止中に行われるため、送風機3の作動時間を減少させることができる。
【0018】
なお本発明の実施形態では、ダンパ7を吸引通路6に連通させたが、これに限定されるものではなく、該ダンパ7を集塵機2、即ち、除塵室2b又は清浄空気室2cに連通させるようにしてもよい。ただし、ダンパ7を除塵室2bに連通させると、前記水分を含む空気を濾布2d、2dを通過する前に集塵機2外へ放出することができ、水分が濾布2d、2dに及ぼす影響をより少なくできるため好ましい。また上述の実施形態のようにダンパ7を吸引通路6に連通させると、前記水分を含む空気を除塵室2b内に流入する前に集塵機2外へ放出することができ、水分が濾布2d、2dに及ぼす影響をさらに少なくできるため、さらに好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施形態を示す正面断面図である。
【符号の説明】
【0020】
1 冷却回転ドラム
1a 出口
2 集塵機
2a 仕切り板
2b 除塵室
2c 清浄空気室
2d 濾布
3 送風機
6 吸引通路
7 ダンパ
S 鋳物砂
W 鋳造品




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013