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発明の名称 配管内付着物除去装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−144378(P2007−144378A)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
出願番号 特願2005−346251(P2005−346251)
出願日 平成17年11月30日(2005.11.30)
代理人 【識別番号】100105968
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 憲一郎
発明者 殿下 恭宏 / 松本 和三 / 山口 達也 / 石崎 良二
要約 課題
製鐵所等で使用されるガス管のエアー抜き管、ブロー管や計器用の配管を閉塞するダスト、タールやカーボン等の付着物を、配管系統の流体を停止することなく簡易に除去し、特にCガス配管ドレン抜き管閉塞部開口作業に好適な冶具を提供する。

解決手段
管体と一端がドリル状に螺旋加工され、他端に取っ手を設けた、全長が前記管体より長い棒状部材と前記棒状部材を前記管体内部で、その管軸に保持する機構を備え、
特許請求の範囲
【請求項1】
管体と、一端がドリル状に螺旋加工され、他端に取っ手を設けた、全長が前記管体より長い棒状部材と前記棒状部材を前記管体内部で、その管軸に保持する機構を備えた円筒状の付着物除去装置であって、
前記管体の一部に、ブロー弁を備えたブロー配管を取り付けられ、前記管体はその一端が開放され、他端には前記棒状部材を保持する前記機構が取り付けられ、前記機構は気密構造で、前記棒状部材を棒軸まわりに回転可能で、且つ前記管体の管軸方向に出し入れ可能な構造を備えていることを特徴とする付着物除去装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は製鐵所等で使用されるガス管のエアー抜き管、ブロー管や計器用の配管を閉塞するダスト、タールやカーボン等の付着物を、配管系統の流体を停止することなく簡易に除去する冶具で、特にCガス配管ドレン抜き管閉塞部開口作業に好適なものに関する。
【背景技術】
【0002】
製鐵所では、コークス炉から発生するCOG(コークス炉ガス)を加熱炉等で燃料ガスとして使用したり、またCOG顕熱を回収して石炭の乾燥予熱に利用したり、廃ガス等から熱回収を行う複数の廃熱回収装置が設置され、所内にはガス配管が巡らされている。
【0003】
これらのガス配管には、ガスが流送される本管からエアー抜き、ブロー用、計器用取り出しのための細管が分岐されているが、長期間使用すると、ダスト、タールやカーボン等で閉塞するため、配管内異物除去装置がいくつか提案されている。
【0004】
特許文献1は、公共の水道管、ガス管などの各種配管の内周面に形成された錆、カーボン、油分などの付着物を除去する装置に関し、配管内に直接回転部材を挿入し、付着物を掻き出す装置が記載されている。
【0005】
特許文献2は、コークス炉ガスによるコーキング付着物の除去方法に関し、配管内の付着物をエアノッカー等の衝撃印加装置により管壁から脱落させる除去方法が記載されている。
【0006】
特許文献3は、配管内に直接、研掃材を添加した気体を吹き込み、管壁に付着した付着物を除去する方法が記載され、原油精製用の加熱炉内の加熱配管に有効であることが開示されている。
【0007】
特許文献4は、アクチュエータにより開度が調整されるアーム機構の先端に付着物を除去する部材を取り付けた付着物除去装置が記載されている。
【特許文献1】特開2004−74052号公報
【特許文献2】特開昭61−209291号公報
【特許文献3】特開昭61−280397号公報
【特許文献4】実開昭60−122899号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、配管閉塞を解消するため、特許文献1〜4記載の装置、方法や、蒸気洗浄または外部から矢突き等で清掃を実施する場合、閉塞個所の配管系統の流体を停止することが必要で、工場の操業停止による生産性低下の一因となっていた。
【0009】
そこで、本発明は工場の操業を停止することなく、配管内部の付着物の除去が可能な装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の課題は以下の手段により達成可能である。
1.管体と、一端がドリル状に螺旋加工され、他端に取っ手を設けた、全長が前記管体より長い棒状部材と前記棒状部材を前記管体内部で、その管軸に保持する機構を備えた円筒状の付着物除去装置であって、
前記管体の一部に、ブロー弁を備えたブロー配管を取り付けられ、前記管体はその一端が開放され、他端には前記棒状部材を保持する前記機構が取り付けられ、前記機構は気密構造で、前記棒状部材を棒軸まわりに回転可能で、且つ前記管体の管軸方向に出し入れ可能な構造を備えていることを特徴とする付着物除去装置。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば以下の効果が得られ、産業上極めて有用である。
1.ラインを停止させることなく、配管内を清掃することが可能である。
2.圧抜き管を設けることで、閉塞配管の閉塞部の清掃状況が確認可能である。
3.ドリルキリの先端がダストに食い込むので、ドリルキリを引き出すことにより、ダストを配管外部に引き出すことが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明をブロー配管内の配管内付着物除去装置を対象に図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る配管内付着物除去装置の側断面図で、その先端に既設弁を設けた引き出し配管を取り付けた状態を示す。図において1は配管内付着物除去装置、2は管体、2aは管体2の先端部、2bは管体2の後端部、3はブロー配管、4は棒状部材、41,42はストッパ、43は取っ手、44は保持機構、4aは棒状部材4の、ドリル状に螺旋加工された先端部、5はT型エルボ、6はブロー弁、100は既設弁、200はガス本管、300は引出し配管、aは保持機構44のシール、bはグランドパッキン、cは引き出し配管300内の付着物を示す。
【0013】
図示した、配管内付着物除去装置1は、管体2と棒状部材4と、棒状部材4を管体2に保持する保持機構44を備える。管体2は一端(図では先端部2a側)が開放され、ガス本管200からの引き出し配管300に、既設弁100を介して取り付ける。そのため、その先端部2aには既設弁100に合致するねじ加工が施される。
【0014】
管体2の他端(図では後端部2b側)にはねじ加工が施され、棒状部材4を管体2の管軸と棒の中心軸が一致するように保持する保持機構44を脱着可能に取り付ける。後端部2bの管内の一部に突出部2cを設け、保持機構44による棒状部材4の保持を容易とし、且つ、突出部2cと保持機構44の間に気密性保持のためグランドパッキンbを取り付ける。
【0015】
棒状部材4は、その全長を管体2より長く、引出し配管300の付着物cを管内から引き出すために十分な長さとする。
【0016】
また、その先端部4aはドリル状に加工され、中心軸まわりに回転させることにより付着物cに先端部4aを食い込ませる。棒状部材4の後端部には、中心軸まわりに回転しつつ、矢印eで示す棒軸方向に移動させるため、取っ手43を取り付け、更に、棒軸方向のストロークを調整するため、ストッパー41、42を設ける。ストッパ41は付着物を除去後、棒状部材4を引き抜き時に棒状部材4が管体2から抜けてしまうことによりガスが流出することを防止するために取り付ける。ストッパ42は棒状部材の先端4aがガス本管200に入りすぎるのを防止するためであり必須ではない。先端部4aを付着物cへ食い込ませるための回転は機械的に行ってもよい。
保持機構44は棒状部材4で付着物cを引き出す際、ガス本管200からのガスが流出しないように棒状部材4が摺動する部分にシールaを取り付け、気密構造とする。
【0017】
以上に述べた構造が、付着物cを引き出し配管300から引き出すための構造で、図示した配管内付着物除去装置では、工場の操業を停止させないため、管体2の一部にブロー配管3を取り付けている。
【0018】
ブロー配管3は、管体2の軸方向の中間部に、T型エルボー5を介して取り付けられ、その開放端側にブロー弁6を備える。ブロー配管3の取付け位置は管体2の円周方向のいずれの位置でも良い。
【0019】
以下に、配管内付着物除去装置1を用いて、引き出し配管300の内部に付着した付着物cを除去する手順を説明する。
【0020】
手順1:既設弁100を閉じ、配管内付着物除去装置1を引き出し配管300の既設弁100の外側(下流側)にねじ込む。この際、ブロー弁6は閉じておき、棒状部材4の先端部4aが管体2内となるように取っ手43を引いて、棒状部材4を引き込んでおく。
【0021】
手順2:既設弁100とブロー弁6を開き、棒状部材4を取っ手43を回して回転させて、その先端部4aを付着物cに食い込ませる。
【0022】
手順3:次に取っ手43を引いて、付着物cを棒状部材4に食い込ませた状態で、付着物cを既設弁100より管体2側に引き寄せる。
【0023】
手順4:手順3の状態で、既設弁100を閉じて、管体2を回転させて、既設弁100から取り外す。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明例。
【符号の説明】
【0025】
1 配管内付着物除去装置
2 管体
2a 先端部
2b 後端部
3 ブロー配管
4 棒状部材
41,42 ストッパ
43 取っ手
44 保持機構
4a 先端部
5 T型エルボ
6 ブロー弁
100 既設弁
200 ガス本管
300 引出し配管
a シール
b グランドパッキン
c 付着物




 

 


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