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スリットコイルの分離装置および分離方法 - JFEスチール株式会社
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発明の名称 スリットコイルの分離装置および分離方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7658(P2007−7658A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−187713(P2005−187713)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】100105968
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 憲一郎
発明者 吉永 陽一 / 西名 慶晃 / 榎枝 成治 / 北浜 正法 / 菊地 隆也
要約 課題
安全性が高く、かつコンパクトであり、効率的かつ迅速にスリットコイルを分離することができるスリットコイル分離装置、およびそのような装置を用いたスリットコイル分離方法を提供する。

解決手段
本体4と、本体4に取り付けられ、分離前のスリットコイル1を立てた状態で、その中心空間1sに挿入される台部材5と、台部材5上に挿入方向に沿って伸縮可能に設けられ、分離前のスリットコイル1を支持する多段スライドフォーク7と、多段スライドフォーク7を伸縮させるための駆動機構とを具備することを特徴とするスリットコイルの分離装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
本体と、
本体に取り付けられ、分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に挿入される台部材と、
前記台部材上に挿入方向に沿って伸縮可能に設けられ、分離前のスリットコイルを支持する多段スライドフォークと、
前記多段スライドフォークを伸縮させるための駆動機構と
を具備することを特徴とするスリットコイルの分離装置。
【請求項2】
分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に台部材を挿入する工程と、
前記台部材上に挿入方向に沿って伸縮可能に設けられた多段スライドフォークを所定長さ延伸させた状態で、その多段スライドフォークに前記分離前のスリットコイルを支持させる工程と、
前記多段スライドフォークをさらに延伸することにより、その上に支持されているスリットコイルを各コイル片に分離させる工程と
を具備することを特徴とするスリットコイルの分離方法。
【請求項3】
前記スリットコイルを分離させる工程の後、分離されたスリットコイルを結束する工程をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載のスリットコイルの分離方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼帯などの金属帯を巻回したコイルを幅方向に複数条に切断してなるスリットコイルを分離するスリットコイルの分離装置および分離方法に関する。
【背景技術】
【0002】
広幅の鋼帯などの金属帯コイルは、その後の製品に合わせて幅方向に複数条に切断(スリット)され、狭幅のスリットコイルとされる。スリットコイルは、ハンドリング過程で弛緩したり、巻きずれが生じたりして、コイルの損傷やハンドリング上の不都合を生じさせないため、スリット直後に、外周方向(縦バンドかけ)および内周から外周に向けた半径方向(横バンドかけ)によりバンドをかけ固定される。
【0003】
上述の横バンドかけの際には、スリットコイルを分離する必要があるが、従来、この分離作業はクレーンを用いて作業者の手作業で行っている。しかし、金属帯コイルは大きく重いため、危険であるとともに作業効率が悪いという不都合がある。
【0004】
一方、特許文献1には、このようなスリットコイルを作業者を介することなく分離する装置が開示されている。この装置は作業者を介在させないので安全ではあるが、スリットコイルを一個ずつ掴んで移動させなくてはならず、位置決めやコイルを掴む動作等の一連の動作をスリットコイル毎に行うので、極めて時間がかかる。また、スリットコイルを掴んで移動する機構が必要であり設備が大がかりなものとなってしまう。
【特許文献1】特開昭63−168224号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、安全性が高く、かつコンパクトであり、効率的かつ迅速にスリットコイルを分離することができるスリットコイル分離装置、およびそのような装置を用いたスリットコイル分離方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
【0007】
[1]本体と、本体に取り付けられ、分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に挿入される台部材と、前記台部材上に挿入方向に沿って伸縮可能に設けられ、分離前のスリットコイルを支持する多段スライドフォークと、前記多段スライドフォークを伸縮させるための駆動機構とを具備することを特徴とするスリットコイルの分離装置。
【0008】
[2]分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に台部材を挿入する工程と、前記台部材上に挿入方向に沿って伸縮可能に設けられた多段スライドフォークを所定長さ延伸させた状態で、その多段スライドフォークに前記分離前のスリットコイルを支持させる工程と、前記多段スライドフォークをさらに延伸することにより、その上に支持されているスリットコイルを各コイル片に分離させる工程とを具備することを特徴とするスリットコイルの分離方法。
【0009】
[3]前記スリットコイルを分離させる工程の後、分離されたスリットコイルを結束する工程をさらに具備することを特徴とする前記[2]に記載のスリットコイルの分離方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、多段スライドフォークを延伸させることでスリットコイルを分離することができるので、作業者を介することがなく安全である。また、大がかりな機構は不要であり、コンパクトな構成とすることができるとともに、効率的かつ迅速にスリットコイルを分離することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置を示す側面図である。このスリットコイル分離装置100は、分離前のスリットコイル1(ここでは、5個のコイル片1a、1b、1c、1d、1eにスリットされている)を立てた状態で載置する載置台2を有している。載置台2には走行レール3が設けられており、この走行レール3上を本体4が走行するようになっている。この本体4には、本体4から突出して昇降可能に台部材5が取り付けられている。この台部材5は本体4が走行することによりスリットコイル1の中心空間1sに挿入される。
【0013】
台部材5の上面には、図2(a)に平面図、図2(b)に側面図を示すように、多段スライドフォーク7が台部材5の長手方向(挿入方向)に沿って伸縮可能に設けられている。ここでは、多段スライドフォーク7は5段のスライドフォークとなっており、台部材5の上面に固定された固定フレーム7sと、固定フレーム7sに対して伸縮可能に設けられた第1段目スライドフォーク7aと、第1段目スライドフォーク7aに対して伸縮可能に設けられた第2段目スライドフォーク7bと、第2段目スライドフォーク7bに対して伸縮可能に設けられた第3段目スライドフォーク7cと、第3段目スライドフォーク7cに対して伸縮可能に設けられた第4段目スライドフォーク7dと、第4段目スライドフォーク7dに対して伸縮可能に設けられた第5段目スライドフォーク7eとによって構成されている。各スライドフォーク7a〜7eは、それぞれラック−ピニオン方式による伸縮機構によって、台部材5の長手方向に沿って独立して伸縮できるようになっている。
【0014】
載置台2において、スリットコイル載置位置を挟んで本体4の反対側には、図4に示すように、本体4をスリットコイル1側へ移動させて台部材5をスリットコイル1の中心空間1sに挿入し、スライドフォーク7a〜7eによりスリットコイル1を支持した際に、台部材5を支持する支持台11が設けられている。
【0015】
次に、このように構成されるスリットコイル分離装置100の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0016】
(工程1)まず、図1に示すように、縦バンドをかけた状態のスリットコイル1をクレーン等により載置台2の所定位置に載置する。
【0017】
(工程2)次いで、本体4を走行させて、台部材5をスリットコイル1の中心空間1sに挿入する。その際に、スライドフォーク7aがコイル片1aを支持し、スライドフォーク7bがコイル片1bを支持し、スライドフォーク7cがコイル片1cを支持し、スライドフォーク7dがコイル片1dを支持し、スライドフォーク7eがコイル片1eを支持するように、各スライドフォーク7a〜7eの延伸量を予め調整しておく。
【0018】
(工程3)次いで、図4に示すように、分離前のスリットコイル1をスライドフォーク7a〜7eにより支持する。これによって、各スライドフォークがコイル片を一個ずつ支持した状態となる。
【0019】
(工程4)次いで、図5に示すように、スライドフォーク7a〜7eをそれぞれさらに延伸させる。それにともなって、スリットコイル1がコイル片1a、1b、1c、1d、1eに分離する。なお、分離した後、図6に示すように、コイル片1a〜1eの間に隙間保持部材8を挿入して、コイル片の振れを抑えて安定させるようにしてもよい。
【0020】
(工程5)このようにスリットコイル1がコイル片1a、1b、1c、1d、1eに分離した後、これらコイル片に横バンドかけを行って結束する。この際の作業は、バンド(ワイヤー等)を自動的に巻回して結束する装置を用いることが好ましいが、作業者の手作業で行ってもよい。
【0021】
なお、上記においては、スリットコイル1を一個ずつのコイル片に分離する場合について述べたが、同一顧客向けである等の理由から、いくつかのコイル片は分離しないで一緒に結束したい場合にも対応することができる。
【0022】
すなわち、例えば、コイル片1a〜1eの内、コイル片1cとコイル片1dは分離しないで一緒に結束したい場合、以下のような手順で行う。
【0023】
(工程11)まず、図1に示すように、縦バンドをかけた状態のスリットコイル1をクレーン等により載置台2の所定位置に載置する。
【0024】
(工程12)次いで、本体4を走行させて、台部材5をスリットコイル1の中心空間1sに挿入する。その際に、スライドフォーク7aがコイル片1aを支持し、スライドフォーク7bがコイル片1bを支持し、スライドフォーク7cがコイル片1cとコイル片1dを支持し、スライドフォーク7dがコイル片1eを支持するように、各スライドフォーク7a〜7eの延伸量を予め調整しておく。
【0025】
(工程13)次いで、図7に示すように、分離前のスリットコイル1をスライドフォーク7a〜7dにより支持する。これによって、コイル片1cとコイル片1dは同じスライドフォーク7cに支持された状態となる。
【0026】
(工程14)次いで、図8に示すように、スライドフォーク7a〜7dをそれぞれさらに延伸させる。それにともなって、スリットコイル1はコイル片1a、コイル片1b、コイル片1c+コイル片1d、コイル片1eの4つに分離する。
【0027】
(工程15)このようにスリットコイル1が4つに分離した後、分離していないコイル片1cとコイル片1dについて一緒に横バンドかけを行って結束し、他のコイル片1a、1b、1eについてはそれぞれ横バンドかけを行って結束する。
【0028】
以上述べたように、本実施形態によれば、多段スライドフォーク7(スライドフォーク7a〜7e)を延伸させることでスリットコイル1を分離することができるので、作業者を介することがなく安全である。また、大がかりな機構は不要であり、コンパクトな構成とすることができるとともに、効率的かつ迅速にスリットコイル1を分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置を示す側面図。
【図2】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置の要部を示す図。
【図3】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置によりスリットコイルを分離し、分離したコイル片を結束する一連の工程を説明するフローチャート。
【図4】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置によるスリットコイル分離工程の動作を説明するための図。
【図5】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置によるスリットコイル分離工程の動作を説明するための図。
【図6】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置によるスリットコイル分離工程の動作を説明するための図。
【図7】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置によるスリットコイル分離工程の他の動作を説明するための図。
【図8】本発明の一実施形態に係るスリットコイル分離装置によるスリットコイル分離工程の他の動作を説明するための図。
【符号の説明】
【0030】
1 スリットコイル
1a〜1e コイル片
1s スリットコイル1の中心空間
2 載置台
3 走行レール
4 本体
5 台部材
7 多段スライドフォーク
7a〜7e スライドフォーク
7s 固定フレーム
8 隙間保持部材
11 支持台
100 スリットコイル分離装置




 

 


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