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発明の名称 溶解液供給槽
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−125547(P2007−125547A)
公開日 平成19年5月24日(2007.5.24)
出願番号 特願2006−271906(P2006−271906)
出願日 平成18年10月3日(2006.10.3)
代理人 【識別番号】100096862
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 千春
発明者 中村 達史
要約 課題
簡易、かつ、小型の溶解液供給槽を提供することを課題とするものである。

解決手段
固形分が投入される溶解槽1と、この溶解槽の底部11に設けられ、上記
特許請求の範囲
【請求項1】
固形分が投入される溶解槽と、この溶解槽の底部に設けられ、上記固形分の排出を防止
する目皿と、上記溶解槽に接続され、上記溶解槽内に上記固形分を溶解する液体を供給す
る液体供給管と、上記溶解槽の底部であって、かつ、上記目皿の下方に接続され、この液
体により上記固形分が溶解されて得られる溶解液を排出する溶解液排出管とを有してなり

上記液体供給管及び上記溶解液排出管には、それぞれ開閉弁が介装されていることを特
徴とする溶解液供給槽。
【請求項2】
上記液体供給管は、上記装置本体の底部における上記目皿で仕切られた上方空間に臨む
位置に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の溶解液供給槽。
【請求項3】
上記溶解槽は、断面円形状であり、上記液体供給管は、上記溶解槽の接線方向に向けて
配設され、かつ、上記溶解槽の底部は、少なくとも上記溶解液排出管の接続口から上記目
皿に向けて断面積が漸次大きくなるように傾斜していることを特徴とする請求項1又は2
に記載の溶解液供給槽。
【請求項4】
固形分が投入されるとともに、この固形分を溶解する液体が供給され、この液体により
上記固形分が溶解されて得られる溶解液が貯留される溶解槽と、この溶解槽の底部に接続
され、上記溶解液を排出する溶解液排出管とを有し、かつ、
この溶解液排出管に接続され、上記溶解槽に上記液体を供給する液体供給管と、上記溶
解液排出管の液体供給管との接続部より上部又は溶解槽の底部に、上記固形分の排出を防
止する目皿とが設けられてなり、
上記液体供給管には、上記液体の供給を制御する開閉弁が介装されるとともに、上記溶
解液排出管には、上記液体供給管の接続部より下方に上記溶解液の排出を制御する開閉弁
が介装されていることを特徴とする溶解液供給槽。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固形分を液体に溶解して得られる溶解液を供給する溶解液供給槽に関するも
のである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、所定量の固形分を溶解した溶解液を別の系内に供給する場合には、濃度変動
を抑制するため、予め計量された固形分を所定量の液体に溶解して溶解液を準備し、この
溶解液を供給配管が接続されている供給槽等に一度移して、この供給槽から供給している

【0003】
ところが、上述の固形分を液体に溶解するには、攪拌機等を備えた容器が必要になると
ともに、上記供給槽には、溶解液を別の系内に供給するため、上記供給配管にポンプ等が
介装されている。このため、これらの攪拌機やポンプを回転駆動させる動力源等が必要と
される。
【0004】
その結果、上述の攪拌機等を備えた容器と供給槽とを装置化し、溶解液供給槽として別
の小型設備ラインに組み込む場合には、小型の設備全体が複雑になるだけでなく、大型化
してしまうという問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、簡易、かつ、小型の溶解液供給槽を提
供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、固形分が投入される溶解槽と、
この溶解槽の底部に設けられ、上記固形分の排出を防止する目皿と、上記溶解槽に接続さ
れ、上記溶解槽内に上記固形分を溶解する液体を供給する液体供給管と、上記溶解槽の底
部であって、かつ、上記目皿の下方に接続され、この液体により上記固形分が溶解されて
得られる溶解液を排出する溶解液排出管とを有してなり、上記液体供給管及び上記溶解液
排出管には、それぞれ開閉弁が介装されている溶解液供給槽とした。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の溶解液供給槽において、上記液体供
給管は、上記装置本体の底部における上記目皿で仕切られた上方空間に臨む位置に接続さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の溶解液供給槽において、上記溶解槽
が断面円形状であり、上記液体供給管が上記溶解槽の接線方向に向けて配設され、かつ、
上記溶解槽の底部が少なくとも上記溶解液排出管の接続口から上記目皿に向けて断面積が
漸次大きくなるように傾斜していることを特徴とするものである。
【0009】
さらに、請求項4に記載の発明は、固形分が投入されるとともに、この固形分を溶解す
る液体が供給され、この液体により上記固形分が溶解されて得られる溶解液が貯留される
溶解槽と、この溶解槽の底部に接続され、上記溶解液を排出する溶解液排出管とを有し、
かつ、この溶解液排出管に接続され、上記溶解槽に上記液体を供給する液体供給管と、上
記溶解液排出管の液体供給管との接続部より上部又は溶解槽の底部に、上記固形分の排出
を防止する目皿とが設けられてなり、上記液体供給管には、上記液体の供給を制御する開
閉弁が介装されるとともに、上記溶解液排出管には、上記液体供給管の接続部より下方に
上記溶解液の排出を制御する開閉弁が介装されている溶解液供給槽とした。
【発明の効果】
【0010】
請求項1ないし4に記載の発明によれば、溶解液排出管に介装された開閉弁と液体供給
管に介装された開閉弁とをそれぞれ閉じ、溶解槽に固形分を投入することにより、目皿上
に固形分が堆積される。次いで、液体供給管に介装された開閉弁を開けることにより、液
体供給管から液体が溶解槽に供給され、液体の供給による攪拌効果によって固形分が溶解
される。次に、液体供給管に介装された開閉弁を閉じた後に、溶解液排出管に介装された
開閉弁を開ける。すると、液体により固形分が溶解されて得られた溶解液が溶解液排出管
から排出される。その結果、攪拌機やポンプ等を必要とせず、装置を簡易かつ小型にする
ことができる。
また、固形分が完全に溶解された後に、溶解液排出管に介装された開閉弁を開けること
により、溶解液の濃度を一定に保つことができる。
【0011】
特に、請求項2に記載の発明によれば、液体供給管から供給された液体が、目皿により
遮断されることなく直接固形分に向けて供給されるため、液体供給管から供給される液体
の流速によって固形分の攪拌・溶解効果を高めることができ、固形分を完全に溶解するこ
とができる。
【0012】
その上、請求項3に記載の発明によれば、断面円形状である溶解槽に対し、接線方向に
向けて排出された液体供給管から液体が溶解槽内に周方向に供給され、旋回流が生じる。
そして、溶解槽が溶解液排出管の接続口から目皿に向けて断面積が漸次大きくなるように
傾斜しているため、上昇する旋回流が形成される。この上昇する旋回流によって固形分を
効率的に溶解することができるとともに、溶解液の濃度を全体的に均一にすることができる。
【0013】
他方、請求項4に記載の発明によれば、液体供給管に介装された開閉弁を開けることに
より供給される液体が溶解液排出管を介して、溶解槽に供給される。その際、液体供給管
の流速によって溶解液排出管又は溶解槽の底部に設けられた目皿上の固形分を溶解するこ
とができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る溶解液供給槽の第1実施形態及び第2実施形態について、図1及び
図2を用いて説明する。
【0015】
まず、第1実施形態の溶解液供給槽について、図1を用いて説明する。
この第1実施形態の溶解液供給槽は、有底円筒状の溶解槽1と、この溶解槽1の底部1
1に設けられた目皿2と、溶解槽1の底部11における目皿2で仕切られた空間の上方に
臨む位置に接続された液体供給管3と、この目皿2の下方において、溶解槽1の底部11
中央に接続された溶解液排出管4とから概略構成されている。
【0016】
このうち、溶解槽1は、上部に開閉自在な蓋体12が被せられ、不純物の混入が防止さ
れており、蓋体12を開口することにより固形分が投入されるようになっている。また、
側壁には、上記液体供給管3から供給された液体の内容積を示す目盛り13が付されてお
り、液体の体積量を変動させることにより溶解液中の固形分の濃度が調製可能になってい
る。
さらに、溶解槽1の底部11は、液体供給管3の接続部位を除き、溶解液排出管4に向
けて漸次断面積が小さくなるように傾斜しており、この液体供給管3の接続部位が同一内
径の円筒体からなる。
【0017】
上記目皿2は、複数の小孔20が放射状に穿設されてなる円板体であり、溶解槽1の底
部11の傾斜している内壁面に水平に固設され、固形分の落下を防止するとともに、液体
や溶解液を流すようになっている。
【0018】
上記液体供給管3は、バルブ(開閉弁)30が介装されており、溶解槽1の側壁の接続
部より上流側が上方位置にヘッドを設けて配設され、バルブ30を開けることによりヘッ
ドによって液体を溶解槽1の底部11に供給するようになっている。また、液体供給管3の溶解槽1との接続部が溶解槽1の接線方向に向けて水平に配設されており、液体が溶解槽1の周方向に向けて供給され、溶解槽1内に旋回流が生じるようになっている。
【0019】
また、上記溶解液排出管4は、上記溶解槽1の接続部から下方に向けて配設され、バル
ブ(開閉弁)40が介装されており、下端部が容器5内に配設されている。そして、この
バルブ40を開けることにより、溶解液が容器5内に排出されるようになっている。
【0020】
次に、第2実施形態の溶解液供給槽について、図2を用いて説明する。
この第2実施形態の溶解液供給槽は、有底円筒状の溶解槽1と、この溶解槽1の底部1
1中央に一体的に接続された溶解液排出管4とを有している。
【0021】
この溶解槽1は、第1実施形態と同様に、上部に開閉自在な蓋体12が被せられており
、側壁には目盛り13が付されている。また、溶解槽1の底部11は、溶解液排出管4に
向けて漸次断面積が小さくなるように傾斜している。
【0022】
上記溶解液排出管4は、溶解槽1の接続部から下方に向けて配設されおり、中間部分に
フランジ接続部が設けられている。このフランジの間に、複数の孔20が放射状に穿設さ
れてなる目皿2が介装されており、第1実施形態と同様に固形分が液体や溶解液とともに
排出されないようになっている。
【0023】
また、溶解液排出管4は、目皿2の下方において液体供給管3が接続されている。この
液体供給管3は、第1の実施形態と同様に、バルブ(開閉弁)30が介装され、上記溶解
液排出管4の接続部より上流側が上方位置にヘッドを設けて配設されている。
【0024】
さらに、溶解液排出管4は、上記液体供給管3の接続部より下方に、バルブ(開閉弁)
40が介装されている。そして、下流端が容器5の内部に配設され、バルブ40を開ける
ことにより、液体により固形分が溶解されて得られる溶解液が容器5に排出されるように
なっている。
【0025】
次いで、上述の第1実施形態の溶解液供給槽及び第2実施形態の溶解液供給槽を用いた
場合の作用及び効果について、それぞれ説明する。
【0026】
始めに、上述の第1実施形態の溶解液供給槽を用いた場合について、説明する。
まず、バルブ30、40が閉じられた状態において、溶解槽1の蓋体12を開け、内部
に固形分を投入する。すると、底部の目皿2上に固形分が堆積する。
【0027】
次いで、バルブ30を開ける。すると、ヘッドを設け、溶解槽1の接線方向に向けて配
設された液体供給管3から液体が溶解槽1内に周方向に向けて供給され、液体による旋回
流が生じるとともに、この旋回流によって固形分が攪拌されつつ、溶解される。その際、
液体が目皿2上の固形分に向けて直接供給されることにより、固形分が完全に溶解される
。その結果、液体により固形分が溶解されて得られる溶解液が溶解槽1内に貯留される。
【0028】
次いで、固形分の濃度を維持するため、目盛り13を注視して、固形分の質量に対して
所定量の液体が供給されるようにバルブ30を閉じる。
次に、バルブ40を開ける。すると、容器5に溶解液が排出される。
【0029】
このようにして、上述の第1実施形態の溶解液供給槽によれば、溶解槽1に固形分を投
入して、液体供給管3に介装されたバルブ30を開けるとヘッドにより、液体が溶解槽1
内に周方向に向けて供給され、旋回流が形成されるとともに、この旋回流によって目皿2
上の固形分が直接的に攪拌・溶解される。また、この旋回流が溶解槽1底部11の傾斜面
に沿って上昇することにより、固形分が効率的に完全に溶解され、溶解液が溶解槽1内に
貯留される。次いで、バルブ40を開けると、溶解液が排出される。その結果、動力源を
必要としない簡易かつ小型の装置によって、溶解液を供給することができる。
【0030】
その際、溶解槽1の側壁に目盛り13が付されているため、投入する固形分の質量に対
する液体の体積量を一定にすることにより、液体に対する固形分の質量が調製され、容易
に溶解液中の固形分の濃度を一定に維持することができる。また、投入する固形分の質量
に対する液体の体積量を変動させることにより、溶液中の固形分濃度を増減させることが
できる。
【0031】
次に、第2実施形態の溶解液供給槽を用いた場合について、説明する。
まず、第1実施形態と同様に、バルブ30、40が閉じられた状態において、溶解槽1
の蓋体12を開け、内部に紛状の固形分を投入し、次いで、バルブ30を開ける。すると
、液体が溶解液排出管4に供給され、この液体の流れによって目皿2上に堆積した固形分
が攪拌されつつ、溶解される。そして、溶解液とともに液体が溶解槽1内に供給され、こ
の溶解液と液体との流れによって、一部残存する固形分が溶解槽1内に供給されつつ、徐
々に溶解される。
【0032】
次いで、固形分の濃度を維持するため、目盛り13を注視して、溶解槽1内の体積量が
所定量になるようにバルブ30を閉じた後、バルブ40を開ける。すると、容器5に溶解
液が排出される。
【0033】
このようにして、上述の第2実施形態の溶解液供給槽によれば、溶解槽1に固形分を投
入して、液体供給管3に介装されたバルブ30を開けると、液体が内径の比較的小さい溶
解液排出管4内において流速を維持したまま、目皿2上の固形分に向けて供給されるため
、液体によって固形分が攪拌されつつ、溶解される。その結果、動力源を必要としない簡
易かつ小型の装置によって、溶解液を供給することができる。
【0034】
また、目皿2が溶解液排出管4内に介装されているため、円板体の面積が小さく、孔2
0から落下する微粒子の固形分量が最小限に抑えられる。そのため、この落下した少量の
固形分を目皿2下方に流通している液体によって完全に溶解することができる。
さらに、第1実施形態と同様に、目盛り13により液体の体積量を調製することができ
る。
【0035】
なお、本発明は、上記実施の形態に限られず、例えば、第2実施形態において、目皿2
が溶解槽1の底部11に設けられていてもよい。この場合、溶解槽1の底部11の断面積
が比較的小さいため、溶解液排出管4内に設けられた場合に準じ、液体が流速を維持した
まま固形分に向けて供給されることにより、固形分が効率的に攪拌されつつ、溶解される

【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る第1実施形態の溶解液供給槽を示す概略構成図であり、(a)は縦断面図であり、(b)は(a)に示すb方向から見た横断面図である。
【図2】本発明に係る第2実施形態の溶解液供給槽を示す概略構成図である。
【符号の説明】
【0037】
1 溶解槽
11 底部
2 目皿
3 液体供給管
30 バルブ(開閉弁)
4 溶解液排出管
40 バルブ(開閉弁)




 

 


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