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発明の名称 遊戯装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−61450(P2007−61450A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−252831(P2005−252831)
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
代理人 【識別番号】100104662
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 智司
発明者 越智 泰
要約 課題
幼児向けに提供される遊戯装置の多様化を図り、製造コストが安価、設置スペースが小さく、幼児が気軽に利用できる遊戯装置を提供する。

解決手段
中空円筒状の管体からなり、遊戯者が中空部に入り込む回転管体10と、これを中心軸回りに自転自在に支持する支持装置20とから構成される。回転管体10は、可撓性を有する軟質シート部材からなり、外筒11と内筒12との二重管構造を有し、その両端部同士が連結されて形成された密閉空間13内に気体が充填される。支持装置20は、上面が断面U字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成され、水を吐出する吐出口25が各傾斜面に穿設され、凹部21a内に回転管体10を収容する内部容器体21と、内部容器体21を収容する外部容器体30と、外部容器体30内に貯留された液体を吐出口25から吐出させる液体供給機構35とから構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
中空円筒状をした管体からなり、遊戯者が前記中空部に入り込むことができるように構成された回転管体と、
前記回転管体をその中心軸回りに自転自在に支持する支持手段とから構成したことを特徴とする遊戯装置。
【請求項2】
前記回転管体は、可撓性を有する軟質のシート状部材から構成され、外筒とその内部に配置された内筒との二重管構造を有し、前記外筒と内筒とはその両端部同士が連結されて、外筒内周面と内筒外周面との間に密閉空間が形成されるとともに、該密閉空間内に気体が充填されてなることを特徴とする請求項1記載の遊戯装置。
【請求項3】
前記回転管体は、中空円筒状をした硬質の部材から構成される外殻管体と、その内部に配設された同じく中空円筒状をした内部管体とからなり、
前記内部管体は、可撓性を有する軟質のシート状部材から構成され、外筒とその内部に配置された内筒との二重管構造を有し、前記外筒と内筒とはその両端部同士が連結されて、外筒内周面と内筒外周面との間に密閉空間が形成されるとともに、該密閉空間内に気体が充填されてなり、前記外筒外周面が前記外殻管体の内周面に圧接するように前記外殻管体内に配設されてなることを特徴とする請求項1記載の遊戯装置。
【請求項4】
前記支持手段は、
前記回転管体の中心軸と平行に、且つ該回転管体の外周面に下方から当接するようにその周方向に配設された複数の回転ローラと、
前記各回転ローラをその中心軸回りに回転自在に支持する支持機構とから構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの遊戯装置。
【請求項5】
前記支持手段は、
上面が断面U字形状若しくはV字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成されるとともに、気体を吐出する吐出口を前記各傾斜面にそれぞれ備えて、前記凹部内に前記回転管体を収容する容器体と、
前記容器体の吐出口に加圧した気体を供給する気体供給機構とから構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの遊戯装置。
【請求項6】
前記支持手段は、
上面が断面U字形状若しくはV字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成されるとともに、液体を吐出する吐出口を前記各傾斜面にそれぞれ備えて、前記凹部内に前記回転管体を収容する容器体と、
前記容器体の吐出口に加圧した液体を供給する液体供給機構とから構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの遊戯装置。
【請求項7】
前記支持手段は、
上面が断面U字形状若しくはV字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成されるとともに、液体を吐出する吐出口を前記各傾斜面にそれぞれ備えて、前記凹部内に前記回転管体を収容する内部容器体と、
前記内部容器体を収容する外部容器体と、
前記外部容器体内に貯留された液体を加圧して前記内部容器体の吐出口から吐出させる液体供給機構とから構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの遊戯装置。
【請求項8】
前記凹部内に一定量の液体が貯溜されるように構成され、
前記回転管体は、前記凹部内に貯留された液体によって浮力を受けるように構成されてなることを特徴とする請求項6又は7記載の遊戯装置。
【請求項9】
前記吐出口は、収容される前記回転管体の中心軸に沿って、複数設けられてなることを特徴とする請求項5乃至8記載のいずれかの遊戯装置。
【請求項10】
前記吐出口は、収容される前記回転管体の中心軸に沿って形成された、少なくとも一条のスリット状の開口部として形成されていることを特徴とする請求項5乃至8記載のいずれかの遊戯装置。
【請求項11】
前記支持手段は、上部が開口した筐体状の容器体を備え、該容器体内には液体が貯留され、
前記回転管体は、前記容器体内に収容されて、浮力によって浮くように構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの遊戯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊園地やデパート,スーパーマーケットなどの遊戯コーナーに設置可能な遊戯装置に関する。
【背景技術】
【0002】
出願人は、上述の遊園地やデパート,スーパーマーケットなどの遊戯コーナーに設置可能な遊戯装置として、既に、特開平2004−275345号公報,特開平2004−275492号公報,特開平2005−131207号公報に開示されるような遊戯装置を提案している。
【0003】
これらの遊戯装置は、いずれも、製造コストが安価で、設置スペースが小さく、しかも幼児が気軽に利用することができるという利点を有する。
【0004】
【特許文献1】特開平2004−275345号公報
【特許文献2】特開平2004−275492号公報
【特許文献3】特開平2005−131207号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、出願人は、既に、幼児層に向けた種々の遊戯装置を提案している。しかしながら、それでも尚、自我形成の初期段階にあり、あらゆる事象に興味を示す幼児層に対して、従来、十分な種類の遊戯装置が提供されているとは言い難い状況にある。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑み、幼児向けに提供される遊戯装置の多様化を図るべくなされたものであって、製造コストが安価で、設置スペースが小さく、しかも幼児が気軽に利用することができる遊戯装置の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明は、中空円筒状をした管体からなり、遊戯者が前記中空部に入り込むことができるように構成された回転管体と、前記回転管体をその中心軸回りに自転自在に支持する支持手段とから構成した遊戯装置に係る。
【0008】
この遊戯装置によれば、回転管体がその中心軸回りに自転自在に支持されているので、回転管体の中空部内に遊戯者が入り込むことで、回転管体の中心軸に対する遊戯者の重心位置が、鉛直方向からずれている場合には、当該遊戯者の体重によって回転管体にモーメントが作用し、このモーメントによって回転管体がその軸中心に自転する。
【0009】
したがって、遊戯者は、体重を移動させることで、回転管体とともに回転したり、或は、回転管体の中空部内でその周方向に前進することにより、回転する回転管体の中を、自身定位置に留まりながら前進するといった遊戯を楽しむことができる。
【0010】
前記回転管体は、可撓性を有する軟質のシート状部材から構成され、外筒とその内部に配置された内筒との二重管構造を有し、前記外筒と内筒とはその両端部同士が連結されて、外筒内周面と内筒外周面との間に密閉空間が形成されるとともに、該密閉空間内に気体が充填された構成とすることができる。
【0011】
このように構成された回転管体は、密閉空間内に充填された気体の圧力によって弾性を有するものとなる。したがって、中空内部に入り込んだ遊戯者は、ふわふわとした浮遊感を味わうことができる。また、遊戯者が回転管体とともに回転しても怪我をするおそれがないという利点がある。
【0012】
また、前記回転管体は、上記軟質のシート状部材から構成される管体を内部管体とし、更に、この内部管体の外側に硬質の部材から構成される外殻管体を設けたものとしても良い。この場合、外殻管体と内部管体とが一体的なものとなるように、内部管体は、その外筒外周面が外殻管体の内周面に対して圧接するように当該外殻管体の中空部内に配設される。
【0013】
このようにすれば、硬質の外殻管体を支持することができるので、摩擦の大きな弾性体を支持する場合に比べて、自転自在に支持し易いという利点がある。
【0014】
前記支持手段は、前記回転管体を自転自在に支持することができれば、どのような構成であってもよいが、例えば、これを、前記回転管体の中心軸と平行に、且つ該回転管体の外周面に下方から当接するようにその周方向に配設された複数の回転ローラと、前記各回転ローラをその中心軸回りに回転自在に支持する支持機構とから構成することができる。
【0015】
或は、前記支持手段は、これを、上面が断面U字形状若しくはV字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成されるとともに、気体若しくは液体を吐出する吐出口を前記各傾斜面にそれぞれ備えて、前記凹部内に前記回転管体を収容する容器体と、前記容器体の吐出口に加圧した気体若しくは液体を供給する供給機構とから構成することができる。
【0016】
上記構成の支持手段によれば、断面U字形状若しくはV字形状をした二つの傾斜面を有する凹部内に回転管体が収容され、当該回転管体の外周面が凹部内面に当接する。そして、前記各傾斜面に形成された吐出口から、回転管体の外周面に向けて加圧された気体若しくは液体が吐出される。
【0017】
回転管体に向けて吐出された気体は、その圧力にもよるが、当該回転管体を浮き上がらせる作用をなす。したがって、吐出される気体の圧力を、回転管体を浮き上がらせる程度のものにすることで、回転管体と凹部内面との接触が断たれ、当該回転管体が自転自在となる。
【0018】
また、前記吐出口から液体を吐出する場合にも、その圧力によっては、吐出された液体が回転管体を浮き上がらせる作用をなす。したがって、この場合にも、吐出される液体の圧力を、回転管体を浮き上がらせる程度のものにすることで、回転管体と凹部内面との接触が断たれ、当該回転管体が自転自在となる。
【0019】
尚、吐出口から液体を吐出させる場合に、当該液体の圧力は、必ずしも、回転管体を浮き上がらせる程の高い圧力である必要は無く、回転管体と凹部内面とが接触する部分に液体を供給することができれば足りる。このように回転管体と凹部内面との接触部分に液体を供給することで、当該液体の潤滑作用によって、回転管体と凹部内面との間の摩擦を軽減することができ、当該回転管体を自転自在に支持することができる。
【0020】
更に、前記支持手段は、上面が断面U字形状若しくはV字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成されるとともに、液体を吐出する吐出口を前記各傾斜面にそれぞれ備えて、前記凹部内に前記回転管体を収容する内部容器体と、前記内部容器体を収容する外部容器体と、前記外部容器体内に貯留された液体を加圧して前記内部容器体の吐出口から吐出させる液体供給機構とから構成しても良い。
【0021】
このようにしても、吐出される液体によって回転管体を浮き上がらせたり、或は、回転管体と凹部内面との接触部分に液体を供給することにより、当該回転管体を自転自在に支持することができる。
【0022】
前記容器体(前記内部容器体を含む)は、その凹部内に一定量の液体が貯溜されるように構成され、回転管体が凹部内に貯留された液体によって浮力を受けるように構成されていても良い。
【0023】
このようにすれば、回転管体が凹部内に貯留された液体から浮力を受けるので、この浮力の分だけ、当該回転管体と凹部内面との間の摩擦がより軽減される。
【0024】
尚、この場合において、前記容器体の凹部内に貯留させた液体上に、回転管体が完全に浮くようにしても良い。このようにしても回転管体は自転自在となる。但し、この場合、前記吐出口及び液体供給機構は不要である。
【0025】
また、前記吐出口は、収容される前記回転管体の中心軸に沿って、これが複数設けられた態様や、同じく収容される前記回転管体の中心軸に沿って形成された、少なくとも一条のスリット状の開口部として形成された態様とすることができる。
【0026】
このようにすれば、回転管体の中心軸方向における前記凹部内面との接触部に対して、一様に液体を供給することができ、回転管体と凹部内面との間の摩擦をより軽減することができる。
【発明の効果】
【0027】
以上説明したように、本発明に係る遊戯装置によれば、回転管体がその中心軸回りに自転自在に支持されているので、遊戯者は、回転管体の中空部内に入り込み、その体重を移動させることで、回転管体とともに回転したり、或は、回転管体の中空部内でその周方向に前進することにより、回転する回転管体の中を、自身定位置に留まりながら前進するといった遊戯を楽しむことができる。また、上記構成の遊戯装置は、その製造コストが安価で、設置スペースが小さくて足り、しかも幼児が気軽に利用することができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、本発明の具体的な実施形態に係る遊戯装置を、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る遊戯装置を示した斜視図であり、図2は、図1における矢視I−I方向の断面図であり、図3は、本実施形態に係る内部容器体を示した斜視図である。
【0029】
図1及び図2に示すように、本例の遊戯装置1は、中空円筒状をした管体からなり、遊戯者が前記中空部に入り込むことができるように構成された回転管体10と、この回転管体10をその中心軸回りに自転自在に支持する支持装置20とを備えて構成される。
【0030】
前記回転管体10は、可撓性を有する軟質のシート状部材から構成され、外筒11とその内部に配置された内筒12との二重管構造を有し、外筒11と内筒12とはその両端部同士が連結されて、外筒11内周面と内筒12外周面との間に密閉空間13が形成されるとともに、この密閉空間13内に気体が充填された構成を有する。このように、軟質のシート状部材から構成され、密閉空間13内に気体が充填された回転管体10は、所謂エアマットと同様の弾性を有する。
【0031】
前記支持装置20は、正面視U字形をなし、上部に開口部32を有する筐体状をした外部容器体30と、この開口部32から外部容器体30内に挿入配置された内部容器体21と、外部容器体30内に貯留された水Lを加圧して内部容器体21に供給する水供給機構35とから構成される。
【0032】
図2及び図3に示すように、前記内部容器体21は、中空の筐体状をした部材からなり、その上面22は、断面がU字形状をした二つの傾斜面を有する凹形状に形成されており、この凹部21a内に前記回転管体10が収容される。尚、この凹部21a内に収容された回転管体10は、外部容器体30の開口部32内にこれと若干の隙間をもって収まるようになっている。
【0033】
また、内部容器体21は、その中空部内において、前記凹部21a内に収容される回転管体10の軸方向に沿って、二つの仕切板23が適宜間隔で立設されており、この二つの仕切板23によって三つの部屋が形成され、中央部分が還流室28、その両側がそれぞれ加圧水貯留室24,24となっている。
【0034】
前記上面22を形成する二つの傾斜面には、加圧水貯留室24に通じる複数の吐出口25が、前記回転管体10の軸方向に沿ってそれぞれ二列に穿設され、また、傾斜底部には、前記還流室28に通じる複数の還流口26が、同じく前記軸方向に沿って一列に穿設され、この還流室28の底部には、外部に通じる複数の還流口27が一列に穿設されている。
【0035】
また、前記内部容器体21は、外部容器体30の底面上に適宜配設された駒部材29上に載置されており、内部容器体21の下面と外部容器体30の底面との間に適宜隙間を有した状態となっている。
【0036】
前記水供給機構35は、前記外部容器体30内において、内部容器体21の両側にそれぞれ配設された給水ポンプ36からなり、外部容器体30内に貯留された水Lを吸水管38から吸水して加圧し、前記加圧水貯留室24に接続した吸水管37を介して、当該加圧水貯留室24に加圧した水Lを供給する。
【0037】
加圧水貯留室24に供給された水Lは、吐出口25から吐出され、内部容器体21の凹部21内に溜まり、この凹部21内に溜まった水Lは、還流口26を通して還流室28に、還流口27を通して外部容器体30内に順次還流される。尚、外部容器体30内には、水供給機構35によって内部容器体21に加圧水Lが供給され、吐出口25から吐出された後、還流口26,27を通して当該外部容器体30内に還流される稼動状態において、前記凹部21a内に若干の水Lが溜まる程度の水量が貯留される。
【0038】
また、外部容器体30の上面には、両側からそれぞれ前記回転管体10の外周面と当接するように、当該回転管体10の中心軸と平行に設けられた二つのブラシ体40が固設され、更に、このブラシ体40の外側の、前記外部容器体30の上面上に飛散防止カバー41が立設されている。
【0039】
以上の構成を備えた本例の遊戯装置1によれば、まず、内部容器体21の凹部21a内に回転管体10を収容し、この状態で給水ポンプ36を稼動させて、この給水ポンプ36によって加圧した水Lを内部容器体21の加圧水貯留室24内に供給する。
【0040】
加圧水貯留室24に供給された水Lは、吐出口25から外部に向けて吐出され、回転管体10の外周面に衝突した後、凹部内面(上面)22や回転管体10の外周面を伝うなどして、凹部21a内に貯留される。
【0041】
斯くして、前記吐出口25から吐出される水Lは、その圧力によって程度の差はあるが、前記回転管体10を浮き上がらせる方向に作用し、また、上記のように、凹部内面(上面)22や回転管体10の外周面を伝うなどして、回転管体10と凹部内面22とが接触する部分に供給され、その潤滑作用によって、回転管体10と凹部内面22との間の摩擦を軽減する。また、凹部21a内に一定量貯溜された水Lは、浮き上がらせる方向の浮力を回転管体10に作用させる。
【0042】
前記回転管体10は、このような水Lの作用によって、凹部21a内で自転自在に支持される。
【0043】
そして、このようにして、自転自在に支持された回転管体10の中空部内に遊戯者が乗り込む。尚、その際、遊戯者は外部容器体30に形成されたステップ31を利用して、当該回転管体10内に乗り込むことができる。
【0044】
回転管体10の中空部内に遊戯者が乗り込むと、上記のように回転管体10がその中心軸回りに自転自在に支持されているので、回転管体10の中心軸に対する遊戯者の重心位置が、鉛直方向からずれている場合には、当該遊戯者の体重によって回転管体10にモーメントが作用し、このモーメントによって回転管体10がその軸中心に自転する。
【0045】
したがって、遊戯者は、体重を移動させることで、回転管体10とともに回転したり、或は、回転管体10の中空部内でその周方向に前進することにより、回転する回転管体10の中を、自身定位置に留まりながら前進するといった遊戯を楽しむことができる。
【0046】
尚、上記のように、回転管体10はエアマットと同様の弾性を有しているので、遊戯者は、上述した回転遊戯を行う際に、ふわふわとした浮遊感を味わうことができ、また、回転管体10とともに回転しても怪我をするおそれがないという利点がある。また、上記のように構成された本例の遊戯装置1は、その製造コストが安価で、設置スペースが小さくて足り、しかも幼児が気軽に利用することができるという利点がある。
【0047】
また、回転管体10が自転すると、その外周面に付着した水分が遠心力などによって飛散することが考えられるが、本例では、回転管体10の外周面に当接するブラシ体40を設けているので、回転管体10の外周面に付着した水分がこのブラシ体40によって掻き落とされ、上記のような飛散が防止される。更に、飛散防止カバー41を設けているので、ブラシ体40の掻き落とし効果が十分でない場合でも、この飛散防止カバー41によって水分の飛散が防止される。
【0048】
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明が採り得る具体的な態様は、これに限定されるものではない。
【0049】
その一例を挙げれば、例えば、内部容器体21の上面22の断面形状は、上述したU字形状に限るものではなく、これをV字形状としても良い。
【0050】
また、前記吐出口25は、上例のようにその複数を列状に設けるのではなく、図4に示すように、これをスリット状の開口としても良い。このようにすれば、回転管体10の中心軸方向における前記凹部内面22との接触部に対して、より一様に水Lを供給することができ、回転管体10と凹部内面22との間の摩擦をより軽減することができる。
【0051】
また、前記還流口27及び仕切板23を無くして、内部容器体21の内部を一つの部屋にするとともに、前記給水ポンプ36の吸水管38を内部容器体21内部に接続させ、給水管37を直接吐出口25に接続させた構成にすれば、特に外部容器体30を設ける必要はない。
【0052】
また、上例において、吐出口25から吐出される水の圧力を高めることにより、この水圧によって回転管体10が浮き上がり、当該回転管体10が内部容器体21の凹部内面22に対して非接触の状態で支持されるようにしても良い。また、この場合、吐出口25から吐出される流体は、上例の水に限られるものではなく、空気などの気体を加圧した加圧気体であっても良い。この加圧気体は、コンプレッサなどの供給装置から前記吐出口25に供給される。
【0053】
また、前記回転管体10は、図5に示すように、上述した軟質のシート状部材から構成される外筒11及び内筒12の二重管構造を有するもの(内部管体)の外側に硬質の部材から構成される外殻管体14を設けたものとしても良い。この場合、外殻管体14と内部管体とが一体的なものとなるように、内部管体は、その外筒11の外周面が外殻管体14の内周面に対して圧接するように当該外殻管体14の中空部内に配設される。このようにすれば、硬質の外殻管体14を支持することができるので、摩擦の大きな弾性体を支持する場合に比べて、自転自在に支持し易いという利点がある。
【0054】
また、上記回転管体10は、弾性を有するという点で、上記構成のものが好ましいが、これに限るものではなく、中空の円筒状をした形状であれば、木製でも、金属製であっても良い。
【0055】
また、図6に示すように、内部容器体21及び水供給機構35を省略した構成としても良い。この場合、外部容器体31内に貯留した水Lの浮力によって、回転管体10が自転自在に支持される。
【0056】
また、上例の支持装置20に替えて、図7及び図8に示した支持装置51としても良い。
【0057】
同図に示すように、この支持装置51は、前記回転管体10の中心軸と平行に、且つ該回転管体10の外周面に下方から当接するようにその周方向に配設された複数の回転ローラ53と、回転管体10の前後端面にそれぞれ当接するように配設された複数の回転ローラ54と、これら各回転ローラ53,54をその中心軸回りに回転自在に支持する支持基台52及び支持フレーム55とから構成することができる。この遊戯装置では、回転ローラ53によって回転管体10が自転自在に支持される。また、回転管体10がその中心軸方向に移動する場合には、回転ローラ54によって、その挙動が制動される。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明に係る遊戯装置は、遊園地やデパート,スーパーマーケットなどの遊戯コーナーに設置可能な遊戯装置として、好適である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の一実施形態に係る遊戯装置を示した斜視図である。
【図2】図1における矢視I−I方向の断面図である。
【図3】本実施形態に係る内部容器体を示した斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る内部容器体を示した斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る回転管体を示した斜視図である。
【図6】図1における矢視I−I方向の断面図に相当する断面図であって、本発明の他の実施形態に係る遊戯装置を示した断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る遊戯装置を示した斜視図である。
【図8】図7における矢視II−II方向の断面図である。
【符号の説明】
【0060】
1 遊戯装置
10 回転管体
11 外筒
12 内筒
13 密閉空間
14 外殻管体
20 支持装置
21 内部容器体
21a 凹部
22 上面
25 吐出口
30 外部容器体
35 水供給機構
52 支持基台
53 回転ローラ
55 支持フレーム




 

 


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