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発明の名称 吸殻回収装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−175389(P2007−175389A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2005−379484(P2005−379484)
出願日 平成17年12月28日(2005.12.28)
代理人 【識別番号】100081776
【弁理士】
【氏名又は名称】大川 宏
発明者 木村 将貴 / 森島 弘行 / 鈴木 恭司 / 伊藤 弘
要約 課題
エンドレスチェーンなどの環状担体に係止あるいは付着した吸殻及び異物を速やかに除去することができ、環状担体の停止や脱落を引き起こさず、衛生的でかつ遊技者に快適な吸殻回収装置を提供する。

解決手段
本発明の吸殻回収装置は、吸殻を受容する吸殻受容手段と、溜まった該吸殻を移送する吸殻移送手段3と、該吸殻を貯留する吸殻貯留手段と、からなり、該吸殻移送手段3は、該吸殻受容手段の他端部と一端部28との間で輪転する環状担体(エンドレスチェーン32)と、該環状担体(32)に保持されて該他端部から該一端部28まで移動しながら該吸殻を捕集する吸殻捕集部材と、該環状担体(32)を駆動する駆動手段と、を備えた吸殻回収装置1であって、該環状担体(32)の輪転経路に近接して配設されるとともに、該環状担体(32)に係止あるいは付着した該吸殻S2に当接してこれを除去する吸殻除去手段(カバー5)を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の遊技台を載置する台座の内部に配設され該台座の天板あるいは側板を貫通する複数の投入口から投入される吸殻を受容する吸殻受容手段と、該吸殻受容手段に溜まった該吸殻を該吸殻受容手段の一端部に移送する吸殻移送手段と、該吸殻受容手段の該一端部に配設され移送されてきた該吸殻を貯留する吸殻貯留手段と、からなり、
該吸殻移送手段は、該吸殻受容手段の他端部と一端部との間で輪転する環状担体と、該環状担体に保持されて該他端部から該一端部まで移動しながら該吸殻を捕集する吸殻捕集部材と、該環状担体を駆動する駆動手段と、を備えた吸殻回収装置であって、
該環状担体の輪転経路に近接して配設されるとともに、該環状担体に係止あるいは付着した該吸殻に当接してこれを除去する吸殻除去手段を備えることを特徴とする吸殻回収装置。
【請求項2】
前記環状担体はエンドレスチェーンであり、前記駆動手段は、少なくとも前記吸殻受容手段の両端部に配設されて該エンドレスチェーンを架装する複数のスプロケットと、いずれかの該スプロケットを回転駆動する駆動モータと、からなる、請求項1に記載の吸殻回収装置。
【請求項3】
前記駆動手段は、前記エンドレスチェーンを下方に向けて張設する前記スプロケットを前記吸殻受容手段の下方に備え、前記吸殻除去手段は、該エンドレスチェーンの前記輪転経路の下降途中に配設されて下方の該スプロケットへの前記吸殻の落下を防止する請求項2に記載の吸殻回収装置。
【請求項4】
前記吸殻除去手段は、下方の前記スプロケットの直近に配設されて該スプロケットを覆うカバーである請求項3に記載の吸殻回収装置。
【請求項5】
前記スプロケットは前記エンドレスチェーンの前記輪転経路を拡げるように付勢する付勢手段をもつとともに付勢方向に変位可能な可動スプロケットであり、前記吸殻除去手段は該可動スプロケットと一体に配設される請求項3または4に記載の吸殻回収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一列に設置された複数の遊技台の各投入口から投入されるたばこの吸殻を自動的に回収する吸殻回収装置に関する。
【背景技術】
【0002】
遊技店では、複数の遊技台が台座上に一列に戴置されている。そして、遊技者の喫煙の便を考慮して、各遊技台ごとに灰皿が設置されているのが一般的である。この灰皿を清掃するため、遊技店の従業員は各遊技台を巡回しながら吸殻を回収している。最近では、従業員の手間を省くため、個々の灰皿に代えて投入口が備え付けられ、投入された吸殻を台座の中に落とし込んで自動的に回収する吸殻回収装置が用いられる場合も多い。
【0003】
一例として、本願出願人が特許文献1に開示した吸殻回収装置は、吸殻受け部と吸殻移送手段と吸殻収容手段とからなり、吸殻移送手段はエンドレスチェーンと複数のスプロケットと吸殻捕集部材とを有し、さらに、付勢手段をもつ可動スプロケットと走行停止手段とを有している。特許文献1の吸殻回収装置では、投入口から吸殻受け部に落ちた吸殻は、吸殻捕集部材によって吸殻収容手段へと移送されてゆく。付勢手段はチェーンに張力を与えて緊張状態に保ち、撓みの影響を取り除くものである。また、走行停止手段はチェーンの張力が過大になったときに停止させる機能を有しており、吸殻や異物がチェーンに引っ掛かり生じる不具合などに対して停止することで、装置の故障を防ぐためものである。
【特許文献1】特開2005−137695号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の吸殻回収装置では、投入された吸殻がチェーンに係止あるいは付着されてしまい、速やかに収容できないケースが生じている。また、吸殻以外にも紙くずやガムの食べかすなどの異物が投入されてチェーンに付着することもある。チェーンに付着した吸殻や異物はスプロケットに噛み込んで、チェーンの走行を停止させたり、スプロケットから脱落させたりする懸念があった。また、吸殻や異物が収容されずに滞留し、噛み込みによりチェーンが汚れたり、臭いが発生したりすることはあまり衛生的でなく、遊技者に不快感を与える懸念もあった。
【0005】
本発明は上記背景に鑑みてなされたものであり、エンドレスチェーンなどの環状担体に係止あるいは付着した吸殻及び異物を速やかに除去することができ、環状担体の停止や脱落を引き起こさず、衛生的でかつ遊技者に快適な吸殻回収装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の吸殻回収装置は、複数の遊技台を載置する台座の内部に配設され該台座の天板あるいは側板を貫通する複数の投入口から投入される吸殻を受容する吸殻受容手段と、該吸殻受容手段に溜まった該吸殻を該吸殻受容手段の一端部に移送する吸殻移送手段と、該吸殻受容手段の該一端部に配設され移送されてきた該吸殻を貯留する吸殻貯留手段と、からなり、該吸殻移送手段は、該吸殻受容手段の他端部と一端部との間で輪転する環状担体と、該環状担体に保持されて該他端部から該一端部まで移動しながら該吸殻を捕集する吸殻捕集部材と、該環状担体を駆動する駆動手段と、を備えた吸殻回収装置であって、該環状担体の輪転経路に近接して配設されるとともに、該環状担体に係止あるいは付着した該吸殻に当接してこれを除去する吸殻除去手段を備えることを特徴とする。
【0007】
吸殻受容手段は、台座の内部に配設されて吸殻を受容する手段である。遊技店では、複数の遊技台が台座の天板の上に一列に載置されていて、個々の遊技台ごとに灰皿に代えて台座の天板あるいは側板を貫通する投入口が形成されている。それぞれの投入口から投入される吸殻やその他の異物を受容するため、吸殻受容手段は全ての投入口の下部を通り、台座の全長に渡って形成される長尺状の容器であることが好ましい。
【0008】
吸殻移送手段は、吸殻受容手段に溜まった吸殻を吸殻受容手段の一端部に移送する手段であり、環状担体と吸殻捕集部材と駆動手段とで構成されている。吸殻捕集部材は、吸殻受容手段の他端部から一端部まで移動しながら吸殻を捕集する部材である。吸殻捕集部材には、例えば、前述の長尺状の容器の底面に摺接しながら移動することにより吸殻を押して移送する捕集板を用いることができる。他に、投入される吸殻を直接受容する小容器などでもよい。環状担体は、吸殻捕集部材を保持して、吸殻受容手段の他端部と一端部との間で輪転する部材である。また、駆動手段は、環状担体を輪転させる動力源である。
【0009】
吸殻除去手段は、環状担体の輪転経路に近接して配設され、環状担体に係止あるいは付着した吸殻に当接してこれを除去する手段である。吸殻や異物を除去するために、環状担体に近接して、かつ輪転を妨げないように吸殻除去手段を配設することができる。吸殻除去手段は、例えば、環状担体が中央を通過するリング状の部材や、隙間をもつゲート状の部材、あるいは経路の片側で待ち受ける板状の部材で形成することができる。なお、吸殻除去手段は、輪転経路の途中のいずれの部位に設けることもできるが、吸殻貯留手段の上側に設けて除去された吸殻が自然落下して自動的に貯留されるのが好ましい。
【0010】
吸殻貯留手段は、吸殻受容手段の一端部に配設され、移送されてきた吸殻を貯留する手段である。吸殻貯留手段の形状や大きさに特に限定はなく、吸殻受容手段の一端部から落下する吸殻を受け止められる位置に配設され、所望の容積を有する一般的な容器でよい。たとえば、消火水を蓄えた水槽を用いることができる。これにより、移送されてきた吸殻は水槽内に落下し、水分を吸って自然に消火し、貯留される。
【0011】
以上の説明のように構成された本発明の吸殻回収装置は、次のように機能、作用する。投入された吸殻は、通常は吸殻受容手段に溜まって吸殻捕集部材により移送されるが、時として環状担体に引っ掛かって係止され、あるいはタールなどの粘性により付着する場合がある。また、さまざまな異物が投入されて、環状担体に係止あるい付着する場合なども生じ得る。このとき、吸殻あるいは異物は環状担体の輪転とともに移動するため、このままでは吸殻貯留手段に移送されない。吸殻除去手段は、環状担体の輪転経路の途中で吸殻あるいは異物を待ち受け、これらに当接し、そのショックで環状担体から除去することができる。除去された吸殻あるいは異物は、吸殻貯留手段内に落下し、あるいは吸殻受容手段内に落下した後通常の移送を経て貯留される。
【0012】
上述のように、吸殻あるいは異物は速やかに除去されるため、環状担体の輪転を阻害しない。また、駆動手段に噛み込まれることもないため衛生的であり、遊技者に快適な遊技環境を提供することができる。
【0013】
前記環状担体はエンドレスチェーンであり、前記駆動手段は、少なくとも前記吸殻受容手段の両端部に配設されて該エンドレスチェーンを架装する複数のスプロケットと、いずれかの該スプロケットを回転駆動する駆動モータと、からなるようにしてもよい。 環状担体には、環状のエンドレスチェーンを用いることができ、ベルトなど輪転可能な他の部材を用いてもよい。但し、輪転時の張力や耐摩耗性、耐久性、化学的安定性などを考慮すると、金属製のチェーンが好ましい。エンドレスチェーンの駆動手段は、複数のスプロケットと駆動モータとで構成することができる。遊技台に通常供給される電源を共用できる電動のモータが好ましいが、限定はされない。
【0014】
前記駆動手段は、前記エンドレスチェーンを下方に向けて張設する前記スプロケットを前記吸殻受容手段の下方に備え、前記吸殻除去手段は、該エンドレスチェーンの前記輪転経路の下降途中に配設されて下方の該スプロケットへの前記吸殻の落下を防止するようにしてもよい。スプロケットは一端部と他端部に設けられた吸殻移送用の2個に限定されず、別にエンドレスチェーンの駆動用や張力調整用に設けてもよい。例えば、限られたスペースで張力を維持するために、台座内の下方に向けてエンドレスチェーンを張設した調整用スプロケットを設けた場合には、その下側をチェーンが輪転する。したがって、投入された吸殻が調整用スプロケットに落下してチェーンとの間に噛み込んでしまうおそれが大きい。この保護対策として、エンドレスチェーンの輪転経路の下降途中に吸殻除去手段を配設することが好ましい。
【0015】
経路の下降途中に配設された吸殻除去手段は、チェーンに係止あるいは付着した吸殻のみならず、下降途中でチェーンから離脱した吸殻や投入口から直接落下する吸殻に対しても、調整用スプロケットへの落下を防止し保護する作用がある。
【0016】
前記吸殻除去手段は、下方の前記スプロケットの直近に配設されて該スプロケットを覆うカバーであってもよい。前記の落下保護用を兼ねた吸殻除去手段は、保護する対象となるスプロケットの直近に配設することが好ましい。また、形状は、スプロケット全体を覆い隠すカバー状の構造が好ましい。この態様によれば、仮に吸殻が斜め上方から飛来しても、スプロケットとチェーンとの間に入り込むことはなく、信頼性が高い。
【0017】
前記スプロケットは前記エンドレスチェーンの前記輪転経路を拡げるように付勢する付勢手段をもつとともに付勢方向に変位可能な可動スプロケットであり、前記吸殻除去手段は該可動スプロケットと一体に配設されることが好ましい。チェーンの張力を維持し、また不具合時に装置の故障を防ぐため、ばね部材などにより付勢されて変位する可動スプロケットを用いることができる。この場合、吸殻除去手段を台座側に固定すると、可動スプロケットとの距離が変動するので好ましくない。すなわち、吸殻除去手段と可動スプロケットとの距離が離れすぎて前述の落下保護に対する信頼性が低下したり、逆に両者がぶつかって、エンドレスチェーンの輪転を妨げるおそれが生じる。そこで、吸殻除去手段を可動スプロケットと一体に配設することが好ましい。例えば、可動スプロケットを保持している部材に、前述のカバーを固定取付することができる。
【0018】
このように、吸殻除去手段を可動スプロケットと一体に配設した態様では、両者の距離が最適な一定値に保たれるので、吸殻の落下防止及び除去を確実に行うことができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明の吸殻回収装置は、吸殻除去手段を備えるので吸殻あるいは異物を速やかに除去することができ、かつ衛生的であり、遊技者に快適な遊技環境を提供することができる。また、エンドレスチェーンの輪転経路の下降途中に吸殻除去手段を配設した態様、とりわけスプロケットの直近にカバーを設けた態様では、吸殻の落下に対する保護もできて信頼性が高い。さらに、吸殻除去手段を可動スプロケットと一体に配設した態様では、両者の距離が最適な一定値に保たれるので、吸殻の落下保護及び除去を確実に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明を実施するための最良の形態を、図1〜図4を参考にして説明する。図1は複数の遊技台91を戴置した台座92に設けられた一般的な吸殻回収装置を説明する全体斜視図であり、図2は本発明の実施例の吸殻回収装置1を示す断面図である。吸殻回収装置1は、吸殻受容手段2と、吸殻移送手段3と、吸殻貯留手段に相当する水槽4と、を備えている。
【0021】
吸殻受容手段2は、図1及び図2に示されるように台座92の内部に配設されている。台座92は、複数の遊技台91を戴置する天板93と、側板94と、側脚95と、で構成されている。そして、各遊技台91ごとに、天板93を貫通して吸殻Sを投入する投入口96が形成されている。吸殻受容手段2は、全ての投入口96の下部を通り、台座92の全長に渡って形成されている。吸殻受容手段2は、図2に示されるように、天板93に固定される上側部材21と、図略の正面部材及び背面部材と、下側部材22と、側面部材23とで、5面が区画される長尺の箱形形状になっている。吸殻受容手段2の残る側面の一端部28は、台座92の側方に並んで配設されている側部箱97内に開いている。なお、上側部材21には、天板93に形成された投入口96と重なる全ての位置に貫通孔が設けられ、吸殻Sを受容できるようになっている。
【0022】
吸殻移送手段3は、吸殻Sを押して移送する複数個の捕集板31と、捕集板31を固設するエンドレスチェーン32と、エンドレスチェーン32を架装する4つのスプロケット33〜36と、図略の駆動モータと、を備えている。スプロケットのうち、駆動スプロケット33と可動スプロケット34と第一固定スプロケット35は側部箱97内に配設され、第二固定スプロケット36は吸殻受容手段2内の他端部29に配設されている。そして、駆動スプロケット33が駆動モータにより回転駆動されて、エンドレスチェーン32が吸殻受容手段2内を長尺方向に反時計回りに輪転するようになっている。可動スプロケット34は、図略の付勢手段により下方に付勢されて、エンドレスチェーン32の張力を一定に保っている。第一固定スプロケット35及び第二固定スプロケット36は、吸殻受容手段2内のエンドレスチェーン32の高さを維持し、後述の捕集板31の摺動動作を適正に保っている。
【0023】
複数の捕集板31は板状であり、吸殻受容手段2の下側部材22に対して垂直となるように、また適当な間隔でエンドレスチェーン32に固設されている。捕集板31の下面は、下側部材22の上面と同一形状となっている。したがって、エンドレスチェーン32が輪転すると、捕集板31は下側部材22上を摺接しながら移動し、吸殻Sを図2の左側の他端部29から右側の一端部28まで押して移送するようになっている。
【0024】
水槽4は、吸殻貯留手段に相当し、側部箱97内の吸殻受容手段2の一端部28の下方に配設されている。水槽4には、消火水を蓄えられる堅牢な容器が用いられている。吸殻受容手段2の一端部28の真下には傾斜した板材の誘導板42が設けられ、一端部28から落下する吸殻が滑落して確実に水槽4に入るようになっている。誘導板42は吸殻の落下速度を抑制して、水槽4から飛び出すことを防止し、水滴の飛散も低減している。なお、側部箱97には扉98が設けられ、水槽4の点検及び清掃ができるようになっている。
【0025】
図3は吸殻回収装置1の吸殻移送手段3の主要部分を説明する部分詳細図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。図を見やすくするために、(A)ではエンドレスチェーン32を一点鎖線で示している。図3に示されるように、可動スプロケット34は、側部箱97に設けられた長孔98によって上下動可能に保持され、かつ軸部材99によって回転自在に軸支されている。また、吸殻除去手段に相当するカバー5が軸部材99に固設されて、可動スプロケット34と一体に上下動するようになっている。
【0026】
カバー5の形状は、図4(B)の側面図に示されるように、垂直な板状部材の上部が斜めに折り曲げられてスプロケット覆部51とされている。カバー5の下部には、図4(A)の正面図に示されるように取付孔52が設けられている。そして、取付孔52が軸部材99によって固設され、スプロケット覆部51が可動スプロケット34の上方に張り出すように形成されている。カバー5の幅は、エンドレスチェーン32の輪転を妨げないように、可動スプロケット34の直径よりも小とされている。なお、スプロケット覆部51の上端面はさらに上方に延設されているが、これは一実施例であり、吸殻除去手段としてのカバーは様々な形態をとることができる。
【0027】
次に、上述のように構成された吸殻回収装置1の動作について説明する。遊技者が投入口96から投入した吸殻Sは、吸殻受容手段10内に受容され溜まる。駆動スプロケット33は、常時あるいは間欠的にエンドレスチェーン32を駆動し、反時計回りに輪転させている。エンドレスチェーン32に固設された捕集板31は、下側部材22上を他端部29から一端部28へ(図2の左から右方向へ)摺接しながら移動し、溜まった吸殻Sを一端部18まで押して移送する。次いで、吸殻Sは誘導板42を滑落して、水槽4内に貯留される。
【0028】
ここで、何らかの原因により下側部材22上に溜まらずに、エンドレスチェーン32の上側に係止した状態で移動してくる吸殻S2に注目する。チェーン32の上側に係止した吸殻S2は、図3(A)に示されるように固定スプロケット35を通過した位置Xで離脱する場合があり、カバー5に当たりながら落下して水槽4内に貯留される。離脱しない場合、吸殻S2はチェーン32とともに可動スプロケット34に向かって下降し、カバー5に当接してそのショックでチェーン32から除去され、結局は水槽4内に貯留される。なお、投入された異物に対しても、カバー5は同様に作用する。
【0029】
カバー5が無い場合には、吸殻S2が可動スプロケット34とエンドレスチェーン32との間に噛み込んで、チェーン32が外れたり停止したりするリスクがあった。本発明の吸殻回収装置はこのリスクを解消するものである。さらに、本実施例では、カバー5を可動スプロケット34の直近に、かつ可動スプロケット34と一体に上下動するように設けている。このため、両者5、34の間隙は常にごくわずかであり、吸殻Sが噛み込むおそれはほとんどない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】一般的な吸殻回収装置を説明する全体斜視図である。
【図2】本発明の実施例の吸殻回収装置を示す断面図である。
【図3】図2の実施例において、吸殻移送手段の主要部分を説明する部分詳細図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図4】図2の実施例において、カバーの形状を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
【0031】
1:吸殻回収装置
2:吸殻受容手段
3:吸殻移送手段
31:捕集板 32:エンドレスチェーン(環状担体)
33:駆動スプロケット 34:可動スプロケット
35:第一固定スプロケット 36:第二固定スプロケット
4:水槽(吸殻貯留手段)
5:カバー(吸殻除去手段)
51:スプロケット覆部 52:取付孔
91:遊技台 92:台座 96:投入口 97:側部箱
S、S2:吸殻




 

 


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