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発明の名称 遊技機のセット板据付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−68891(P2007−68891A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−262026(P2005−262026)
出願日 平成17年9月9日(2005.9.9)
代理人 【識別番号】100112531
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩二
発明者 増田 雅光
要約 課題
遊技機の裏側にセット板が着脱可能で強固に据付し、締め忘れがなく、セット板の撓み変形を防止し、セット板に厚手の基板ケースをその開閉操作性に支障なく設ける。

解決手段
一定の幅、高さのセット板20を遊技盤保持枠2の裏面下方部に着脱可能に被着し、遊技盤保持枠の幅方向略中間部に係合片41を突設し、セット板の幅方向略中間部に閂部材42を上下に進退動自在で、付勢部材50により下方に付勢させて設け、該閂部材には下向きに開口するスリット状の係合溝40を形成し該係合溝と連なり遊技盤保持枠の方向に向けて斜め上方に突出する庇形の案内部44を形成し押圧操作部45を下方に延設し、該セット板を遊技盤保持枠に被着するに前記案内部に当接した前記係合片が閂部材を前記付勢部材に抗して上動させて係合溝に係合し、その係合状態にて前記押圧操作部が押圧操作できるように遊技盤保持枠とセット板の下縁との間から垂下する。
特許請求の範囲
【請求項1】
一定の幅および高さを有したセット板を遊技盤保持枠の裏面下方部に着脱可能に被着する構造であって、遊技盤保持枠の幅方向略中間部に係合片を突設し、セット板の幅方向略中間部に閂部材を上下に進退動自在であって付勢部材により下方に付勢させて設け、該閂部材には下向きに開口するスリット状の係合溝を形成し該係合溝と連なり遊技盤保持枠の方向に向けて斜め上方に突出する庇形の案内部を形成すると共に押圧操作部を下方に延設し、該セット板を遊技盤保持枠に被着するに際し前記案内部に当接した前記係合片が閂部材を前記付勢部材に抗して上動させて係合溝に係合し、その係合状態にて前記押圧操作部が押圧操作可能なるように遊技盤保持枠とセット板の下縁との間から垂下しているようにしたことを特徴とする遊技機のセット板据付構造。
【請求項2】
一定の幅および高さを有したセット板を遊技盤保持枠の裏面下方部に着脱可能に被着する構造であって、セット板の幅方向略中間部に係合片を突設し、遊技盤保持枠の幅方向略中間部に閂部材を上下に進退動自在であって付勢部材により下方に付勢させて設け、該閂部材には下向きに開口するスリット状の係合溝を形成し該係合溝と連なりセット板の方向に向けて斜め上方に突出する庇形の案内部を形成すると共に押圧操作部を下方に延設し、該セット板を遊技盤保持枠に被着するに際し前記案内部に当接した前記係合片が閂部材を前記付勢部材に抗して上動させて係合溝に係合し、その係合状態にて前記押圧操作部が押圧操作可能なるように遊技盤保持枠とセット板の下縁との間から垂下しているようにしたことを特徴とする遊技機のセット板据付構造。
【請求項3】
電気回路基板が収容されている基板ケースをセット板に固着した請求項1または2に記載の遊技機のセット板据付構造。
【請求項4】
セット板の表面に基板ケースを一体に形成し、該基板ケースに電気回路基板を収容した請求項1または2に記載の遊技機のセット板据付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明はパチンコ機等の遊技機の裏側に基板ケース等が固着された一定の幅および高さを有したセット板を着脱可能でかつ強固に据付する構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ機、スロットマシン等の遊技機における電源回路基板,遊技制御回路基板,景品払出制御回路基板等の電気回路基板は基板ケースに収容され、該基板ケースを例えば下記特許文献1の図3に示されたように、遊技盤保持枠の裏面にナイラッチ等の係脱具をもって開閉可能にヒンジされたセット板(裏機構セット盤または機構板とも称される。)に固着してなるものであった。
【特許文献1】特許第3611567号公報
【特許文献2】特開2001−347019号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記のような遊技機の電気回路基板は遊技内容が複雑になるにつれて次第に大きさおよび重量があるものとなっている。このため主にプラスチック製であるセット板がその重量によって撓み変形するおそれがあり、セット板が変形すると景品払出口等に隙間ができてしまうので、例えば上記特許文献2に示されたようなパチンコ機の不正行為に対する防衛策がなされていても無駄になってしまうという問題がある。そこでこのようなセット板の撓み変形を防ぐために上記特許文献1に記載されたように遊技盤保持枠の裏面に対して両側縁は勿論のこと、真中部にもストッパー、ナイラッチ等の係脱具を設け、セット板を遊技盤保持枠にこれらの係脱具をもって数個所で緊密に固着する必要があった。特に真中部は撓み度合が最も大きくなるので、このような係脱具を設けることが欠かせないものであった。
【0004】
しかし、このように多数の係脱具を設けると、その締め忘れが生じ易い欠点があり、特に真中部にこのような係脱具を設けることでは、電源回路基板が収容されたもの、或いは遊技制御回路基板が多層に設けられているもののように基板ケースが厚手のものであると手指がその係脱具の摘子部に届かなくなるので、セット板の着脱操作がし難くなる欠点、および、その係脱具の摘子部が基板ケースから出ている多数本のリード線の下に隠れて操作がし難くなったり締め忘れ易いという問題がある。また、その他、真中部に係脱具を設けると電気回路基板がこの係脱具の摘子部により左右に分断されてしまうので、面積のある電気回路基板を設けられないと云う問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は上記課題を解決しようとするもので、請求項1に記載した発明は、一定の幅および高さを有したセット板を遊技盤保持枠の裏面下方部に着脱可能に被着する構造であって、遊技盤保持枠の幅方向略中間部に係合片を突設し、セット板の幅方向略中間部に閂部材を上下に進退動自在であって付勢部材により下方に付勢させて設け、該閂部材には下向きに開口するスリット状の係合溝を形成し該係合溝と連なり遊技盤保持枠の方向に向けて斜め上方に突出する庇形の案内部を形成すると共に押圧操作部を下方に延設し、該セット板を遊技盤保持枠に被着するに際し前記案内部に当接した前記係合片が閂部材を前記付勢部材に抗して上動させて係合溝に係合し、その係合状態にて前記押圧操作部が押圧操作可能なるように遊技盤保持枠とセット板の下縁との間から垂下しているようにしたことを特徴とする。
また請求項2に記載した発明は、一定の幅および高さを有したセット板を遊技盤保持枠の裏面下方部に着脱可能に被着する構造であって、セット板の幅方向略中間部に係合片を突設し、遊技盤保持枠の幅方向略中間部に閂部材を上下に進退動自在であって付勢部材により下方に付勢させて設け、該閂部材には下向きに開口するスリット状の係合溝を形成し該係合溝と連なりセット板の方向に向けて斜め上方に突出する庇形の案内部を形成すると共に押圧操作部を下方に延設し、該セット板を遊技盤保持枠に被着するに際し前記案内部に当接した前記係合片が閂部材を前記付勢部材に抗して上動させて係合溝に係合し、その係合状態にて前記押圧操作部が押圧操作可能なるように遊技盤保持枠とセット板の下縁との間から垂下しているようにしたことを特徴とする。
また請求項3に記載した発明は、上記セット板据付構造において、電気回路基板が収容されている基板ケースをセット板に固着したことを特徴とする。
また請求項4に記載した発明は、上記セット板据付構造において、セット板の表面に基板ケースを一体に形成し、該基板ケースに電気回路基板を収容したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
締め忘れが生じることなく閂部材が自動的に係合片に係合し、セット板の幅方向略中間部が遊技盤保持枠に確実に固着され、セット板の重量が増しても撓み変形が防止される。また、押圧操作部が遊技盤保持枠とセット板の下縁との隙間から垂下されセット板の表面に摘子部等が出ることがないので、セット板にたとえ厚手の基板ケースを設けたとしてもこれによって操作性に支障が生じるおそれがない。また、面積のある大きな基板ケース等も操作部が邪魔になることなく設けることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
次に上記請求項1および3に記載した発明の実施形態から説明する。図1はパチンコ機の裏面図、図2はそのA−A線断面拡大図である。図中、1は外枠、2は該外枠内に配置された遊技盤保持枠、3は該遊技盤保持枠に保持された遊技盤である。なおパチンコ機の場合、周知のようにこの遊技盤3の前面に打球誘導用レール、多数の釘および種々の入賞装置が設けられると共に、中央部に液晶表示装置等が設けられている。4は該遊技盤3の裏面に固着された遊技制御回路基板ケースである。また、5は遊技盤保持枠の上方部に一側縁をヒンジ部材6によって開閉可能に支持した上部セット板で、該セット板の他側縁に該セット板を該遊技盤保持枠の上方部裏面に被着するためのナイラッチ7が設けられている。そして該セット板の表面に景品球タンク8、景品球誘導樋9、景品球払出装置10等が固着されている。11は前面板、12はガラス枠、13は球受皿を示す。
【0008】
一方、遊技盤保持枠2の下方部に上記セット板5とは別体で一定の幅および高さを有したセット板20がその一側縁をヒンジ部材21に支持することにより開閉可能に設けられ、該セット板の他側縁には該セット板を該遊技盤保持枠の下方部裏面に被着するためのナイラッチ22を設けている。なお、ナイラッチ22および前記ナイラッチ7は、該セット板の他側縁を遊技盤保持枠に対して着脱可能にするもので、図3に断面図を示したように、摘子23が設けられた軸24の先端に拡縮部25が設けられ、該拡縮部を遊技盤保持枠2側に設けられた係合孔26に貫挿して摘子23を押圧操作することにより該拡縮部の外径が膨らんで係合孔26から抜けなくなってセット板5およびセット板20を遊技盤保持枠2に固着でき、反対に摘子23を牽引操作すると該拡縮部25が縮径し係合孔26から抜けて図4に示したようにセット板20乃至セット板5を夫々ヒンジ部材6,ヒンジ部材21を支点として開けることができるものである。なお、27はセット板20の表面にビス28により固着され内部に電源回路基板29を収容している基板ケース、30は該基板ケース27に隣接するようにセット板20の表面にビス31により固着され内部に景品払出制御回路基板が収容されている基板ケースである。
【0009】
32は遊技盤保持枠2に設けられた打球発射装置、33は遊技盤保持枠2に開設された賞球払出口、34はセット板20の一側縁に一体に形成された賞球払出樋、35は該賞球払出樋の下端払出口、36は遊技盤から排出されたアウト球、入賞球等の回収球を流出させるためセット板20に形成された回収球排出樋である。
【0010】
こうして、セット板5は遊技盤保持枠2の裏面上方部に着脱可能に被着され、セット板20は遊技盤保持枠2の裏面下方部に着脱可能に被着されるが、セット板20の幅方向略中間部と遊技盤保持枠2とは以下に説明する係脱具によっても係脱自在に固着される。即ち、図4に示されるように、遊技盤保持枠2の幅方向略中間部にビス39により平面枠状の係合片41を突設し、該係合片に係脱する閂部材42をセット板5の裏面に設けている。図5は、閂部材42と、該閂部材を上下に進退動自在に支持する取付金具43の分解斜視図、図6はその組立状態の斜視図である。閂部材42は、下向きに開口するスリット状の係合溝40が形成され該係合溝と連なり遊技盤保持枠の方向に向けて斜め上方に突出する庇形の案内部44が形成されると共に、押圧操作部45を下方に延設してなる。なお、46a,46bは閂部材42に形成された縦長孔、47は切起片である。一方、取付金具43は、横断面L形で、その一側に一対のピン48a,48bが突設され、切起片49が形成されている。そして、該取付金具43はセット板20の裏面に突設された3本のボス37に固着され、ピン48a,48bを縦長孔46a,46bに遊嵌することにより該閂部材42を上下に進退動自在に設けると共に、コイルバネからなる付勢部材50の両端を切起片47,49に止着することにより該閂部材42を下方に付勢させている。このため、押圧操作部45は図2に示されるように遊技盤保持枠2とセット板20の下縁との間隙から垂下した状態となる。
【0011】
このため、セット板20を図4に示した開放状態から図2に示したように遊技盤保持枠2に被着するに際し、係合片41が案内部44に当接することで該閂部材42を前記付勢部材50に抗して上動させることから係合溝40に該係合片41が係合する。そして付勢部材50の付勢によりその係合状態が保持される。このため、該セット板20は両端縁だけでなく幅方向略中間部にても遊技盤保持枠2に対し緊密に固着され、撓みが防止される。
【0012】
また、遊技盤保持枠2とセット板20の下縁との間から垂下している押圧操作部45を図2に矢印で示したように指先で押し上げ、付勢部材50の付勢に抗して閂部材42を上動させることにより、係合溝40中から係合片41を離脱させることができるので、後はナイラッチ22を外せばセット板20を簡単に開けることができる。
【0013】
一方、図7は、請求項1および3に記載した発明の実施形態を示すもので、この実施形態では、セット板20の幅方向略中間部に平面枠状の係合片41を突設し、遊技盤保持枠2の幅方向略中間部に閂部材42を上下に進退動自在であって前記付勢部材50により下方に付勢させて設けている。その他の構造は、上記実施形態と同様である。このように、係合片41と閂部材42とは上記実施形態とは逆に設けても該セット板20を遊技盤保持枠2に対し強固に被着することができると共に、該遊技盤保持枠2とセット板20の下縁との間から垂下する押圧操作部45を押圧操作することにより同様に簡単にセット板20を開閉操作をすることができる。
【0014】
また、この実施形態では、電気回路基板が収容されている基板ケースをセット板に固着した例を示したが、セット板の表面に基板ケースを一体に形成し、該基板ケースに種々の電気回路基板を収容するようにしてもよい。
また、この実施形態は、上部セット板5と下部セット板20とに2分されたセット板について説明したが、両セット板は一体に成形されていてもよいことは勿論である。また、上部セット板5に下部セット板20と同様の据付構造を設けることも可能である。
【0015】
このように、この発明のセット板据付構造によれば、セット板を被着するだけで閂部材が自動的に係合片に係合しセット板の幅方向略中間部が遊技盤保持枠に強固に固着される。このため締め忘れが生じることなく、セット板の重力等による変形、撓みを確実に防止することができると共に、上下進退動自在に設けられた閂部材より押圧操作部を下方に延設し、該押圧操作部を押圧操作可能なるように遊技盤保持枠とセット板の下縁との隙間から垂下しているので、セット板の表面にその係脱操作のための摘子部等を設ける必要がなくなる。このため摘子部等が邪魔となるおそれがなく、面積のある電気回路基板でも自由に配置できるようになる。
【産業上の利用可能性】
【0016】
この発明は上記実施例に示したパチンコ機に限らず、雀球遊技機、スロットマシン等の遊技機におけるセット板の据付に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】この発明に係る遊技機の裏面図。
【図2】図1のA−A線断面拡大図。
【図3】ナイラッチの縦断面図。
【図4】この発明に係る遊技機のセット板を開けたときの遊技機裏面の斜視図。
【図5】この発明に係る遊技機の係脱具の分解斜視図。
【図6】この発明に係る遊技機の係脱具の斜視図。
【図7】この発明に係る遊技機のセット板を開けたときの遊技機裏面の斜視図。
【符号の説明】
【0018】
2 遊技盤保持枠
3 遊技盤
20 セット板
21 ヒンジ部材
22 ナイラッチ
27,30 基板ケース
29 電源回路基板
40 係合溝
41 係合片
42 閂部材
43 取付金具
44 案内部
45 押圧操作部
46a,46b 縦長孔
48a,48b ピン
50 付勢部材




 

 


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