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発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7475(P2007−7475A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2006−286547(P2006−286547)
出願日 平成18年10月20日(2006.10.20)
代理人 【識別番号】100100273
【弁理士】
【氏名又は名称】谷藤 孝司
発明者 真田 貴史 / 表側 八郎 / 諏訪 雅己 / 丹羽 友明 / 平野 智也 / 宇佐美 肇 / 名和 隆弘
要約 課題
球払い出し手段のにおて、遊技球の落下時の衝撃による電気的駆動手段の損傷を防止できるようにする。

解決手段
球払い出し手段26は、外周面で遊技球を受ける球受け手段39と、球受け手段39とは別に設けられ且つ球受け手段39の外周面で受けられた遊技球を払い出し方向に移送する球移送手段40と、球移送手段40を払い出し方向に駆動する電気的駆動手段41とを備え、球受け手段39及び球移送手段40は共に回転式であり、球受け手段39を遊転自在に設けたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技機本体(5)の裏側に、払い出し用の遊技球を貯留する球貯留手段(24)と、該球貯留手段(24)からの遊技球を払い出し要求に応じて払い出す球払い出し手段(26)とを備えた弾球遊技機において、前記球払い出し手段(26)は、外周面で遊技球を受ける球受け手段(39)と、該球受け手段(39)とは別に設けられ且つ該球受け手段(39)の外周面で受けられた遊技球を払い出し方向に移送する球移送手段(40)と、該球移送手段(40)を払い出し方向に駆動する電気的駆動手段(41)とを備え、前記球受け手段(39)及び前記球移送手段(40)は共に回転式であり、前記球受け手段(39)を遊転自在に設けたことを特徴とする弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機、取り分けその球払い出し手段に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技機本体の裏側に、遊技島の球補給系から補給される遊技球を貯留する球貯留手段と、この球貯留手段からの遊技球を払い出し要求に応じて払い出す球払い出し手段とを備え、賞球の払い出し要求、貸し球の払い出し要求等があれば、球払い出し手段により球貯留手段内の遊技球を上皿へと払い出すようにしている。
【0003】
この種の球払い出し手段には、従来、払い出しケース内に、外周に繰り出し凹部が形成されたスプロッケット状の回転体を設け、この回転体をモータ等の電気的駆動手段により払い出し方向に回転させて、球貯留手段から供給される遊技球を順次繰り出し凹部内に受け入れながら、払い出し要求に応じた数の遊技球を回転体の回転により払い出すようにしたものがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の球払い出し手段は、球貯留手段側から落下する遊技球を、回転体の外周の繰り出し凹部内で受けて繰り出す構造であるため、空の状態の球払い出し手段に球貯留手段側から遊技球を供給した場合に、遊技球の落下時の大きな衝撃が回転体に直接加わることになる。このような衝撃が遊技球の補給の都度回転体に加われば、その回転体を介して電気的駆動手段に加わる衝撃によって、電気的駆動手段が損傷する惧れがある。
【0005】
本発明は、かかる従来の課題に鑑み、遊技球の落下時の衝撃による電気的駆動手段の損傷を防止できる球払い出し手段を備えた弾球遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、遊技機本体5の裏側に、払い出し用の遊技球を貯留する球貯留手段24と、該球貯留手段24からの遊技球を払い出し要求に応じて払い出す球払い出し手段26とを備えた弾球遊技機において、前記球払い出し手段26は、外周面で遊技球を受ける球受け手段39と、該球受け手段39とは別に設けられ且つ該球受け手段39の外周面で受けられた遊技球を払い出し方向に移送する球移送手段40と、該球移送手段40を払い出し方向に駆動する電気的駆動手段41とを備え、前記球受け手段39及び前記球移送手段40は共に回転式であり、前記球受け手段39を遊転自在に設けたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、遊技機本体5の裏側に、払い出し用の遊技球を貯留する球貯留手段24と、該球貯留手段24からの遊技球を払い出し要求に応じて払い出す球払い出し手段26とを備えた弾球遊技機において、球払い出し手段26は、外周面で遊技球を受ける球受け手段39と、該球受け手段39とは別に設けられ且つ該球受け手段39の外周面で受けられた遊技球を払い出し方向に移送する球移送手段40と、該球移送手段40を払い出し方向に駆動する電気的駆動手段41とを備え、球受け手段39及び球移送手段40は共に回転式であり、球受け手段39を遊転自在に設けているので、球払い出し手段26への遊技球の補給等に際しても、遊技球の落下時の衝撃による電気的駆動手段41の損傷を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形態を例示し、図4及び図5において、1はパチンコ機、2は自動球貸し機で、これらは遊技島に左右方向に交互に配置されている。
【0009】
パチンコ機1は、矩形状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを含む遊技機本体5を備え、その前枠4に遊技盤6が着脱自在に装着され、また遊技盤6の前側にガラス扉7と前面板8とが開閉自在に配置されている。前面板8には発射用の遊技球を貯留するための上皿9が装着され、この上皿9の前縁部に、カード残金表示部10と球貸しスイッチ11と返却スイッチ12とが設けられている。
【0010】
前枠4の下部には余剰球を貯留するための下皿13と、発射手段14の発射ハンドル15とが設けられている。発射手段14は、発射ハンドル15を操作したときに、上皿9から発射部へと1個づつ供給される遊技球を打撃槌で打撃して、その遊技球を遊技盤6へと発射させるようになっている。
【0011】
遊技盤6には、ガイドレール16が環状に装着されると共に、そのガイドレール16の内側の遊技領域に液晶表示手段17、可変入賞手段18等の複数個の遊技部品が装着されている。
【0012】
自動球貸し機2はカード挿入口19と表示ランプ20とを有し、カード挿入口19にカードを挿入すれば、表示ランプ20が点灯すると共に、上皿9の前縁部のカード残金表示部10に残金が表示され、またカードの挿入後に球貸しスイッチ11を押せば、上皿9に所定数の貸球が払い出され、更に遊技終了後に返却スイッチ12を押せば、残金を記録済みのカードがカード挿入口19から返却されるようになっている。
【0013】
前枠4の裏側には、遊技盤6を裏側から押さえる裏機構板21が開閉自在に装着されている。裏機構板21には、遊技盤6の裏側の裏カバー22が嵌合する開口部23が形成され、その上側に球貯留手段24及び球供給手段25が、左右方向の一側に球払い出し手段26が、下側に通路ユニット27が夫々設けられている。球貯留手段24は、外部の遊技球補給系から補給された遊技球を貯留するためのもので、貯留タンク等により構成され、球供給手段25を経て球払い出し手段26側へと遊技球を供給するようになっている。
【0014】
裏カバー22は、遊技盤6に装着された液晶表示手段17等の各遊技部品等を裏側から覆うように、遊技盤6の裏側に着脱自在に固定されている。裏カバー22には、主制御基板28を収納する主制御基板ケース29と、ランプ制御基板30を収納するランプ制御基板ケース31と、音声制御基板32を収納する音声制御基板ケース33とが着脱自在に装着されている。通路ユニット27の裏側には、制御基板ケース34が着脱自在に装着され、この制御基板ケース34内に電源基板35と払い出し制御基板36とが左右に収納されている。
【0015】
球払い出し手段26は、図1〜図3に示すように賞球払い出し手段及び貸し球払い出し手段を兼用するもので、払い出しケース37の払い出し室38内に、外周面で遊技球を受ける球受け手段39と、この球受け手段39の外周面で受けられた遊技球を払い出し方向に移送する球移送手段40と、この球移送手段40を駆動する電気的駆動手段41とを備え、賞球の払い出し要求、貸し球の払い出し要求があったときに電気的駆動手段41が球移送手段40を払い出し方向に駆動して、球移送手段40の回転により所定数の遊技球を払い出すようになっている。
【0016】
払い出しケース37内には、その上下方向の中間に払い出し室38が設けられ、この払い出し室38の上側に左右二列の案内通路42が上下方向にS字状等の湾曲状に形成され、また払い出し室38の下側に左右二列の払い出し通路43が形成され、更に案内通路42の下側で払い出し通路43の背後に排出通路44が形成されている。案内通路42、払い出し通路43は、払い出しケース37内に配置された隔壁45の左右両側に二列設けられている。
【0017】
案内通路42の下部は、前後方向の一側で払い出し室38側にJ字状に湾曲しており、その下端の連通部46を介して払い出し室38の上下方向の中間に連通されている。また案内通路42の下端部には、その連通部46に対して払い出し室38と反対側に、案内通路42から上側の遊技球を排出通路44側へと抜き取るための抜き取り口47と、この抜き取り口47を開閉自在に閉塞する開閉蓋48とが設けられている。開閉蓋48は、その上端側の枢軸49により回動自在に枢支され、図外の操作手段を操作したときに閉状態でのロックが解除され、遊技球の荷重によって枢軸49廻りに開放するようになっている。
【0018】
払い出し通路43は、上部側が案内通路42と反対側で払い出し室38に連通されている。払い出し通路43の下部側は、賞球通路50と貸し球通路51とに区画され、また払い出された遊技球を賞球通路50と貸し球通路51とに切り換えるための切り替え手段52が設けられている。切り替え手段52は枢軸53により回動自在に枢支され、賞球の払い出し時に賞球通路50側に、貸し球の払い出し時に貸し球通路51側に夫々遊技球を案内するように、図外のソレノイド等の駆動手段により払い出し要求に応じて切り替え駆動されるようになっている。なお、賞球通路50、貸し球通路51には、遊技球の払い出しを確認する確認スイッチ54,55が設けられている。
【0019】
球受け手段39は外周面で遊技球を受けるように円筒状に構成され、左右二列の案内通路42及び払い出し通路43に跨がるように払い出し室38内に左右方向に配置されている。この球受け手段39は固定式で、左右方向の一端側のフランジ状の一方の支持部材56に一体に形成され、その支持部材56を介して払い出しケース37の一方の側壁57に着脱自在に固定されている。また球受け手段39の内周側には固定軸58が同心状に設けられ、この固定軸58はその軸心方向の一端側で支持部材56に一体に形成され、他端側が払い出しケース37の他方の側壁59に着脱自在に固定された他方の支持部材60により支持されている。
【0020】
球移送手段40は、球受け手段39の外周側に球受け手段39とは別に設けられている。この球移送手段40には、左右二列の案内通路42及び払い出し通路43に対応するように、周方向に略等間隔をおいて複数個の移送部61が設けられている。即ち、球移送手段40には、左右方向に3個の環状部62と、隣り合う一対の環状部62を連結するように配置された周方向に複数個の移送部61とを一体に備え、その環状部62と移送部61との間に径方向に開口する開口部63が形成され、その開口部63に球受け手段39の外周面の遊技球が嵌脱自在に嵌合するようになっている。各移送部61は、案内通路42からの遊技球を掬い上げるようになっている。
【0021】
球移送手段40の一端側には、段部64を介して環状部62と一体にフランジ部65が設けられ、その段部64の外周にギヤー67が、フランジ部65に筒状部66が夫々球受け手段39と同心状に一体に形成されている。筒状部66は固定軸58に回転自在に套嵌され、この筒状部66、固定軸58を介して球移送手段40が球受け手段39の内周側で回転及び着脱自在に支持されている。
【0022】
ギヤー67にはピニオンギヤー68が噛合され、またピニオンギヤー68は電気的駆動手段41の駆動軸69に固定されている。電気的駆動手段41はステッピングモータ等により構成され、支持部材60の外側に着脱自在に固定されている。ギヤー67、ピニオンギヤー68は、支持部材60により外側から覆われている。
【0023】
球受け手段39及び球移送手段40は、遊技球の接触等による摩耗を防止するように、ナイロン、ジュラコン等の耐摩耗性を有する合成樹脂材料等により形成されている。なお、耐摩耗性材料であれば、合成樹脂材料以外の金属材料を使用しても良い。また固定軸58と筒状部66との間に滑り性の良いブッシュ等を介在しても良い。
【0024】
払い出し制御基板36は、主制御基板28側からの賞球の払い出し要求、自動球貸し機2側からの貸し球の払い出し要求があった場合に、その払い出し要求に応じて所定数の遊技球を払い出すように電気的駆動手段41を制御すると共に、停止時に球移送手段40の開口部63が案内通路42の連通部46に対応して、その周方向の両側の一対の移送部61が連通部46の周方向の両側に対応する位置で停止するように電気的駆動手段41を制御する。
【0025】
なお、球移送手段40の左右二列の移送部61は、停止状態のときに各列の開口部63が連通部46に対応して、空の状態で遊技球を供給する際に案内通路42からの遊技球が移送部61に衝突しないように略同一直線状に形成されている。従って、左右の払い出し通路43に対して交互に遊技球を払い出す場合には、払い出し室38の案内周壁70の払い出し端71を、二列の遊技球が交互に球移送手段40から放出されるように周方向に位置をずらせておけば良い。
【0026】
次に上記構成における動作を説明する。通常、球払い出し手段26の球移送手段40は、その開口部63が案内通路42の連通部46に対応し、移送部61が連通部46の周方向の両側に外れた状態にある。このため球払い出し手段26の案内通路42内に遊技球が充満した状態では、1個の遊技球が開口部63内に入った状態で球受け手段39により受け止められ、後続の遊技球が案内通路42内に一列状に並んでいる。
【0027】
自動球貸し機2から貸し球の払い出し要求があり、電気的駆動手段41が作動して球移送手段40を払い出し方向へと起動すると、ピニオンギヤー68、ギヤー67を介して球移送手段40へと回転力が伝達され、筒状部66を介して固定軸58により支持された球移送手段40がa矢示方向へと払い出し方向に回転して、案内通路42内の遊技球を順次払い出して行く。
【0028】
この払い出しに際して、球移送手段40がa矢示方向に回転すると、その開口部63が連通部46に対応する毎に、案内通路42内の下側の遊技球が後続の遊技球の荷重で押されて順次開口部63内に入り、その開口部63内で内周側の球受け手段39により受け止められる。そして、開口部63に入った遊技球は、球受け手段39の外周に沿って球移送手段40の回転により、移送部61によって払い出し方向へと送られた後、払い出し室38の案内周壁70の払い出し端71から払い出し通路43へと移動する。
【0029】
この場合には、切り替え手段52が貸し球通路51側に切り替わっているので、払い出し通路43の遊技球は、切り替え手段52により貸し球通路51へと案内され、その貸し球通路51を経て貸し球として払い出され、その貸し球を確認スイッチ55が検出する。
【0030】
なお、賞球の払い出し要求の場合には、切り替え手段52が賞球通路50側に切り替わるので、払い出し通路43の遊技球は、切り替え手段52、賞球通路50を経て賞球として払い出され、その遊技球を確認スイッチ54が検出する。
【0031】
球貯留手段24内の遊技球を抜き取る際には、操作手段を操作して開閉蓋48のロックを解除すると、案内通路42内の遊技球の荷重によって開閉蓋48が枢軸49廻りに回動して抜き取り口47を開放する。これによって払い出し室38から上流側の全ての遊技球が抜き取り口47から排出通路44へと流下し、遊技球を抜き取ることができる。
【0032】
球貯留手段24内に遊技球がない場合等には、遊技島側の遊技球補給系から遊技球を補給する。この場合に、球払い出し手段26内の遊技球が空の状態において、球貯留手段24に遊技球を補給すると、その遊技球は球貯留手段24から球供給手段25を経て球払い出し手段26側へと送られる。
【0033】
球払い出し手段26では、球供給手段25からの遊技球が案内通路42内を経て払い出し室38側へと流下し、最初の遊技球が球移送手段40の開口部63に入って球受け手段39の外周に当接する。そして、最初の遊技球が球受け手段39に当接すると、後続の遊技球は案内通路42内に下側から順次一列状に溜まり、その後、球貯留手段24から球払い出し手段26の案内通路42の全体に充満して行く。
【0034】
案内通路42内の遊技球が空の場合、遊技球が球貯留手段24、球供給手段25、案内通路42等を経て転がりながら下方側へと流動するため、最初の遊技球は後続の遊技球の慣性力等を受けながら球受け手段39に衝撃的に衝突することがある。しかし、球受け手段39とその外周側の球移送手段40とを別部材により構成し、球受け手段39を払い出しケース37側に固定し、球移送手段40をギヤー67、ピニオンギヤー68を介して電気的駆動手段41により駆動するようにしているので、球補給系の遊技球の衝撃を球受け手段39側で受けることができ、遊技球の補給時の衝撃による電気的駆動手段41の損傷を未然に防止できる。
【0035】
また球移送手段40の停止状態ではその開口部63が案内通路42の連通部46に対応し、この開口部63の両側の移送部61がその連通部46の周方向の両側に外れた状態になっているため、球受け手段39で受けられた遊技球を、球受け手段39の外周側の球移送手段40により払い出し方向に移送するようにしているにも拘らず、補給時の遊技球が衝撃的に球移送手段40、取り分けその移送部61に衝突するようなこともなく、遊技球の衝撃による球移送手段40の損傷も防止できる。
【0036】
また球受け手段39は固定式であり、その外周の球移送手段40を回転式としているので、球受け手段39が回転式の場合に比較してガタツキが少なく、遊技球の払い出しを円滑に行うことができる。しかも、球移送手段40は、球受け手段39の内周側で固定軸58により筒状部66を介して回転自在に支持されているので、簡単な構造で固定軸58により球移送手段40を確実に支持できる。固定軸58は、一対の支持部材56,60で両持ち状に支持しているため、球移送手段40の回転時の軸振れ等も防止できる。
【0037】
図6及び図7は本発明の第2の実施形態を例示している。この実施形態では、球受け手段39、球移送手段40が共に回転式であり、電気的駆動手段41の駆動力を球移送手段40を介して球受け手段39へと伝達するようにしている。
【0038】
球受け手段39は外周が円筒状であって、一方の支持部材56とは分離して設けられ、両端側が一方の支持部材56の環状の受け部72と球移送手段40の段部64の内周側の受け部73とによって回転自在に支持されている。また球受け手段39の内周と、球移送手段40の筒状部66の外周には、その一方に係合突部74が、他方に係合凹部75が夫々軸心方向に形成され、その係合突部74と係合凹部75とが軸心方向に係脱自在に係合されている。
【0039】
なお、球受け手段39は、球移送手段40の筒状部66の外周で支持しても良い。また係合凹部75、係合突部74に代えてスプライン等を採用しても良い。他の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0040】
遊技球を払い出す際には、電気的駆動手段41の駆動力により球移送手段40が固定軸58上で払い出し方向に回転し、球受け手段39が係合突部74と係合凹部75との係合構造を介して球移送手段40と一体に回転する。この場合にも、球受け手段39の外周で遊技球が振動又は摺動することがないので、球受け手段39の外周面側の損傷を防止できる。
【0041】
また球受け手段39は、これとは別体の球移送手段40を介して電気的駆動手段41により駆動するようになっているので、球受け手段39を電気的駆動手段41で直接駆動する場合に比較して、遊技球の補給時の衝撃による電気的駆動手段41の損傷を防止できる。
【0042】
図8は本発明の第3の実施形態を例示している。この実施形態では、球受け手段39、球移送手段40が共に回転式であり、球受け手段39が遊転自在に設けられ、電気的駆動手段41により球移送手段40のみを払い出し方向に駆動するようになっている。
【0043】
球受け手段39は内周及び外周が円筒状であって、一方の支持部材56とは分離して設けられ、球移送手段40の筒状部66の外周に遊転自在に套嵌されている。他の構造は第1の実施形態と同様である。なお、第2の実施形態と同様に、球受け手段39の両端側を一方の支持部材56の受け部72と球移送手段40の段部64の内周側の受け部73とによって回転自在に支持するようにしても良い。
【0044】
遊技球を払い出す際には、電気的駆動手段41により球移送手段40を固定軸58上で払い出し方向に回転駆動する。しかし、球受け手段39は固定しておらず、軸心廻りに遊転自在であるため、球移送手段40の回転時に遊技球等の摩擦力を介して払い出し方向に連れ廻りすることがあり、球受け手段39が固定状態の場合に比較して、球受け手段39の外周面側の損傷を防止できる。
【0045】
図9は本発明の第4の実施形態を例示している。この実施形態では、球受け手段39を支持する支持部材56に一体に筒状の固定軸58が設けられ、この固定軸58に球移送手段40側の軸部76が回転自在に内嵌されている。電気的駆動手段41はギヤー67、ピニオンギヤー68を覆うカバー77に装着されている。このようにして球受け手段39の内周側で球移送手段40を回転自在に支持するように構成することも可能である。なお、球受け手段39は、他の実施形態と同様に支持部材から分離して回転又は遊転自在にしても良い。
【0046】
図10は本発明の第5の実施形態を例示している。この実施形態では、球移送手段40の両端外周が払い出しケース37の側壁57,59により回転自在に支持され、また球移送手段40の段部64側の受け部73に球受け手段39の端部が回転自在に嵌合されている。このように球移送手段40をその外周側で払い出しケース37により支持するようにしても良い。この場合には、球受け手段39の内周側の構造を簡単にできる。なお、球受け手段39を球移送手段40で回転自在に支持することにより、球受け手段39を回転又は遊転自在に設けることも可能である。
【0047】
図11は本発明の第6の実施形態を例示している。この実施形態では、払い出しケース37内に案内通路42が上下方向に形成され、この案内通路42の直下の払い出し室38内に球受け手段39、球移送手段40が設けられている。この場合にも、他の構造は第1〜5の実施形態と同様に実施できる。
【0048】
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば実施形態では、二列払い出し式の球払い出し手段26について例示しているが単列式、複列式の何れでも良い。また実施形態の球払い出し手段26は賞球用と貸し球用とに兼用しているが、賞球用又は貸し球用の専用式でも良いし、複列式の場合には、その一方を賞球用とし、他方を貸し球用としても良い。
【0049】
球受け手段39を払い出しケース37に固定する場合に、支持部材56に球受け手段39を一体に形成する他、両者を別体構造とし、支持部材56を介して払い出しケース37に固定しても良い。球移送手段40は球受け手段39を介して払い出しケース37に対して回転自在に設けても良いし、払い出しケース37により直接回転自在に支持しても良い。また球受け手段39、球移送手段40の支持構造は、実施形態に例示する以外のものでも良い。
【0050】
球受け手段39の外周には、耐摩耗材をコーティングしても良い。また球受け手段39の外周に周方向に周溝を形成し、その周溝で遊技球を受けるようにしても良い。勿論、その周溝に耐摩耗材をコーティングしても良い。
【0051】
電気的駆動手段41は、点検等の点では払い出しケース37の側部に設けることが望ましいが、球受け手段39、球移送手段40の支持構造が図10に示すような場合には、仮想線で示すように、球受け手段39の内部において、固定側の支持部材に電気的駆動手段41を取り付け、この電気的駆動手段41の駆動軸69に球移送手段40側のフランジ部65等の軸部78を連結するようにしても良い。また球払い出し手段26は、実施形態では裏機構板21に装着しているが、遊技機本体5の裏側であれば、裏機構板21以外のものに装着しても良い。本発明はパチンコ機1の他、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す球払い出し手段の側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す球払い出し手段の背面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す球払い出し手段の球受け手段、球移送手段の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の背面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す球払い出し手段の背面断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す球払い出し手段の側面断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す球払い出し手段の背面断面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す球払い出し手段の背面断面図である。
【図10】本発明の第5の実施形態を示す球払い出し手段の背面断面図である。
【図11】本発明の第6の実施形態を示す球払い出し手段の側面断面図である。
【符号の説明】
【0053】
5 遊技機本体
24 球貯留手段
26 球払い出し手段
39 球受け手段
40 球移送手段
41 電気的駆動手段




 

 


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