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パターヘッド - ブリヂストンスポーツ株式会社
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発明の名称 パターヘッド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−117472(P2007−117472A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−314623(P2005−314623)
出願日 平成17年10月28日(2005.10.28)
代理人 【識別番号】100081282
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 俊輔
発明者 舘野 充巨
要約 課題
ヘッド本体にフェースインサートを装着したパターヘッドであって、ボールをヒットしたときの打感が柔らかいとともに、打音が硬く(高く)、したがってパットの距離感をつかみやすいパターヘッドを提供する。

解決手段
フェースインサート10として、ゴルフボールを打撃する打面を形成する高硬度部分12と、高硬度部分に接合され、高硬度部分よりも硬度が低い低硬度部分14とからなり、かつ、高硬度部分のショアD硬度が30以上、低硬度部分のショアD硬度が10以上、高硬度部分のショアD硬度と低硬度部分のショアD硬度との差が5以上であるものを用いる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッド本体のフェース部にフェースインサートを装着したパターヘッドにおいて、前記フェースインサートは、打面を形成する高硬度部分と、前記高硬度部分に接合された前記高硬度部分よりも硬度が低い低硬度部分とからなり、かつ、高硬度部分のショアD硬度が30以上、低硬度部分のショアD硬度が10以上、高硬度部分のショアD硬度と低硬度部分のショアD硬度との差が5以上であることを特徴とするパターヘッド。
【請求項2】
高硬度部分および低硬度部分の一方または両方がエラストマーにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパターヘッド。
【請求項3】
高硬度部分および低硬度部分の一方または両方がウレタン樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパターヘッド。
【請求項4】
高硬度部分および低硬度部分の一方に凹部を形成し、他方を前記凹部の内面に接合した構造を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパターヘッド。
【請求項5】
平板状の高硬度部分の片面に平板状の低硬度部分を接合した構造を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパターヘッド。
【請求項6】
環状の低硬度部分の内周面に高硬度部分を接合した構造を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパターヘッド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッド本体のフェース部にフェースインサートを装着したパターヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ヘッド本体のフェース部に、ヘッド本体とは別の材料からなるフェースインサートを装着したパターヘッドが提案されている。例えば、特許文献1には、ヘッド本体のフェース部に、ゴム弾性体層と焼結金属層とフッ素樹脂層との一体積層構造のフェースインサートを装着したパターヘッドが記載されている。また、特許文献2には、ヘッド本体のフェース部に、ヘッドのスイートスポット近傍側から周縁側に近づくにつれて肉厚が増大する弾性体製フェースインサートを装着したパターヘッドが記載されている。
【0003】
【特許文献1】特開2004−236985号公報
【特許文献2】特開2005−124730号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述したヘッド本体にフェースインサートを装着したパターヘッドは、通常、フェースインサートによってボールをヒットしたときの打感を柔らかくすることを目的としている。
【0005】
しかし、従来のヘッド本体にフェースインサートを装着したパターヘッドでは、フェースインサートによって打感が柔らかくなる一方、打音が鈍く(低く)なり、パットの距離感をつかみにくくなることがあった。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、ヘッド本体にフェースインサートを装着したパターヘッドであって、ボールをヒットしたときの打感が柔らかいとともに、打音が硬く(高く)、したがってパットの距離感をつかみやすいパターヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前記目的を達成するため、ヘッド本体のフェース部にフェースインサートを装着したパターヘッドにおいて、前記フェースインサートは、打面を形成する高硬度部分と、前記高硬度部分に接合された前記高硬度部分よりも硬度が低い低硬度部分とからなることを特徴とするパターヘッドを提供する。
【0008】
本発明のパターヘッドでは、打面(ゴルフボールを直接打撃する面)を形成する高硬度部分の硬度が高いため、この高硬度部分によって硬い(高い)打音を得ることができ、したがってパットの距離感をつかみやすい。また、フェースインサートの高硬度部分以外の部分を形成する低硬度部分の硬度が高硬度部分よりも低いため、この低硬度部分によって柔らかい打感を得ることができる。
【0009】
以下、本発明につきさらに詳しく説明する。本発明において、ヘッド本体の材質としては、例えば、ステンレススチール、アルミニウム、アルミニウム合金、真鍮、銅、チタニウム合金、亜鉛、炭素繊維強化樹脂等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
【0010】
また、フェースインサートの高硬度部分および低硬度部分の材質としては、例えば、アイオノマー樹脂、ウレタン樹脂、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等の合成樹脂類、スチレンブタジエンラバー、ブタジエンゴム等のゴム類などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。フェースインサートの高硬度部分および低硬度部分の材質として特に好ましいのは、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等のエラストマーおよびウレタン樹脂である。
【0011】
本発明では、高硬度部分のショアD硬度を30以上、より好ましくは35〜100、低硬度部分のショアD硬度を10以上、より好ましく15〜60、高硬度部分のショアD硬度と低硬度部分のショアD硬度との差を5以上、より好ましくは10〜85とする。高硬度部分のショアD硬度が30未満であると、硬い打音が得られないことがある。低硬度部分のショアD硬度が10未満であると、柔らかい打感が得られないことがある。高硬度部分のショアD硬度と低硬度部分のショアD硬度との差が5未満であると、打感を柔らかくし、打音を硬くするという本発明の効果が得られないことがある。
【0012】
本発明では、高硬度部分および低硬度部分の一方または両方を多層構造とすることができる。高硬度部分のみを多層構造とする場合、高硬度部分のうちのゴルフボールと接する最外層のショアD硬度、および上記最外層と低硬度部分との硬度差を前述した値とする。低硬度部分のみを多層構造とする場合、低硬度部分のうちのヘッド本体に最も近い最内層のショアD硬度、および上記最内層と高硬度部分との硬度差を前述した値とする。高硬度部分および低硬度部分の両方を多層構造とする場合、高硬度部分のうちのゴルフボールと接する最外層のショアD硬度、低硬度部分のうちのヘッド本体に最も近い最内層のショアD硬度、および上記高硬度部分の最外層と低硬度部分の最内層との硬度差を前述した値とする。
【0013】
本発明のパターヘッドの構造に特に限定はないが、例えば下記(a)〜(c)に示す構造を好適に採用することができる。
(a)高硬度部分および低硬度部分の一方に凹部を形成し、他方を前記凹部の内面に接合した構造。
(b)平板状の高硬度部分の片面に平板状の低硬度部分を接合した構造。
(c)環状の低硬度部分の内周面に高硬度部分を接合した構造。
【発明の効果】
【0014】
本発明のパターヘッドは、ボールをヒットしたときの打感が柔らかく、しかも打音が硬いためパットの距離感をつかみやすい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明するが、本発明は下記例に限定されるものではない。
【0016】
(第1実施形態)
図1は本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第1実施形態を示す背面図、図2は図1A−A線に沿った拡大断面図である。本例のフェースインサート10は、打面を形成する高硬度部分12と、高硬度部分12よりも硬度が低い低硬度部分14とからなるもので、板状の高硬度部分12に凹部16を形成し、この凹部16内に板状の低硬度部分14を接合した構造を有する。本例のフェースインサート10は、例えば図3に示すように、ヘッド本体100のフェース部102に形成した凹部104に装着して使用する。なお、本例のフェースインサート10では、低硬度部分14の厚さと凹部16の深さを等しくしたが、低硬度部分14の厚さを凹部16の深さより厚くし、低硬度部分14の周縁部外面と高硬度部分12の周縁部内面とを接合してもよい。
【0017】
(第2実施形態)
図4は本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第2実施形態を示す背面図、図5は図4A−A線に沿った拡大断面図である。本例のフェースインサート20は、打面を形成する高硬度部分22と、高硬度部分22よりも硬度が低い低硬度部分24とからなるもので、板状の低硬度部分24に凹部26を形成し、この凹部26内に板状の高硬度部分22を接合した構造を有する。本例のフェースインサート20の使用方法は、第1実施形態と同様である。なお、本例のフェースインサート20では、高硬度部分22の厚さと凹部26の深さを等しくしたが、高硬度部分22の厚さを凹部26の深さより厚くし、高硬度部分22の周縁部内面と低硬度部分24の周縁部外面とを接合してもよい。
【0018】
(第3実施形態)
図6は本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第3実施形態を示す断面図である。本例のフェースインサート30は、打面を形成する高硬度部分32と、高硬度部分32よりも硬度が低い低硬度部分34とからなるもので、平板状の高硬度部分32の片面に平板状の低硬度部分34を接合した構造を有する。本例のフェースインサート30の使用方法は、第1実施形態と同様である。
【0019】
(第4実施形態)
図7は本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第4実施形態を示す断面図である。本例のフェースインサート40は、打面を形成する高硬度部分42と、高硬度部分42よりも硬度が低い低硬度部分44とからなるもので、環状の低硬度部分44の内周面に平板状の高硬度部分42を接合した構造を有する。また、本例のフェースインサート40では、高硬度部分42の厚さと低硬度部分44の厚さを等しくしてある。本例のフェースインサート40の使用方法は、第1実施形態と同様である。
【0020】
(第5実施形態)
図8は本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第5実施形態を示す断面図である。本例のフェースインサート50は、打面を形成する高硬度部分52と、高硬度部分52よりも硬度が低い低硬度部分54とからなるもので、環状の低硬度部分54の内周面に板状の高硬度部分52を接合した構造を有する。また、本例のフェースインサート50では、高硬度部分52の厚さを低硬度部分54の厚さより厚くしてあり、高硬度部分52の周縁部内面を低硬度部分54の外面に接合してある。本例のフェースインサート50の使用方法は、第1実施形態と同様である。
【0021】
(第6実施形態)
図9は本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第6実施形態を示す断面図である。本例のフェースインサート60は、打面を形成する高硬度部分62と、高硬度部分62よりも硬度が低い低硬度部分64とからなるもので、環状の低硬度部分64の内周面に板状の高硬度部分62を接合した構造を有する。また、本例のフェースインサート60では、高硬度部分62の厚さを低硬度部分64の厚さより厚くしてあり、高硬度部分62の周縁部外面を低硬度部分64の内面に接合してある。本例のフェースインサート60の使用方法は、第1実施形態と同様である。
【実施例】
【0022】
図1、図2に示した第1実施形態のフェースインサート10を図3に示したヘッド本体100に装着したパターヘッドを用いてパターを作製した。この場合、ヘッド本体の材質はアルミニウム合金、高硬度部分12の材質はウレタン樹脂(ショアD硬度:60)、低硬度部分14の材質はウレタン樹脂(ショアD硬度:40)、シャフトの材質は鋼(スチール)とした。また、フェースインサート10の高さhは20mm、幅wは70mm、厚さdは4mm、凹部16の深さmは2mm、凹部16によって形成された高硬度部分12の凸部18の幅nは2mm、フェース面fの面積は約1290mm、凹部16の底面gの面積は約930mmとした。
【0023】
次に、得られたパター(実施例)によってパッティングを行い、打感および打音を評価した。ゴルフボールとしては、ブリヂストンスポーツ株式会社製TourstageX−01を用いた。また、比較のため、ヘッド本体に凹部を設けず、フェースインサートを装着しないこと以外は実施例と同様のパター(比較例1)、フェースインサートとしてウレタン樹脂(ショアD硬度:25)からなる単層構造のものを用いたこと以外は実施例と同様のパター(比較例2)、高硬度部分にショアD硬度60のウレタン樹脂、低硬度部分にショアD硬度56のウレタン樹脂を用いたこと以外は実施例と同様のパター(比較例3:高硬度部分と低硬度部分のショアD硬度差が5未満)を使用して同様のテストを行った。打感および打音の評価は、複数のゴルファーによる官能評価によって行った。結果を表1に示す。
【0024】
【表1】


表1の結果より、本発明のパターヘッドは、ボールをヒットしたときの打感が柔らかく、しかも打音が硬いためパットの距離感をつかみやすいことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第1実施形態を示す背面図である。
【図2】図1A−A線に沿った拡大断面図である。
【図3】フェースインサートを装着したパターヘッドの一例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第2実施形態を示す背面図である。
【図5】図4A−A線に沿った拡大断面図である。
【図6】本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第3実施形態を示す断面図である。
【図7】本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第4実施形態を示す断面図である。
【図8】本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第5実施形態を示す断面図である。
【図9】本発明のパターヘッドに用いるフェースインサートの第6実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0026】
10 フェースインサート
12 高硬度部分
14 低硬度部分
16 凹部
20 フェースインサート
22 高硬度部分
24 低硬度部分
26 凹部
30 フェースインサート
32 高硬度部分
34 低硬度部分
40 フェースインサート
42 高硬度部分
44 低硬度部分
50 フェースインサート
52 高硬度部分
54 低硬度部分
60 フェースインサート
62 高硬度部分
64 低硬度部分




 

 


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