米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> スポ−ツ;娯楽 -> 株式会社三共

発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14824(P2007−14824A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2006−294734(P2006−294734)
出願日 平成18年10月30日(2006.10.30)
代理人 【識別番号】100084227
【弁理士】
【氏名又は名称】今崎 一司
発明者 鵜川 詔八
要約 課題
複数種類態の表示態様に起因する多様性を遊技者にアピールし且つその選択表示を付加的な遊技価値として活用し得る弾球遊技機を提供することにある。

解決手段
特別図柄がリーチになるとこれに応じてキャラクタ画像表示部60にサブゲーム選択画像65を表示して表示画面上でレースゲーム、アミダくじゲーム、ガン射撃ゲームのうちいずれかのサブゲームの選択を行う。そして、選択されたサブゲーム画像の表示結果を特別図柄の当り外れの結果に対応させて設ける。このため、サブゲームとして設けられた複数種類の表示態様に起因する多様性を遊技者にアピールすることができ、さらにはその選択表示を付加的な遊技価値として活用することで遊技の興趣を向上することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
表示制御手段の制御に基づいて画像表示装置に表示される画像情報が予め定めた特定表示結果となったことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し得る弾球遊技機において、
前記表示制御手段は、
前記画像情報を複数種類態様の中からいずれか1つの態様で表示制御する遊技画像表示制御手段と、
該遊技画像表示制御手段により表示制御する画像情報の態様を複数種類の中から選択する旨を表示制御する選択画像表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御手段の制御に基づいて画像表示装置に表示される画像情報が予め定めた特定表示結果となったことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し得る弾球遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、一般に、弾球遊技機としてのパチンコ遊技機に設けられる画像表示装置は、複数列の可変表示部で識別情報(図柄)を可変表示し、各可変表示部の表示結果が予め定めた組合せ結果(当り図柄)となったときに特定遊技状態あるいは権利発生状態等の特定の遊技価値を付与するようになっていた。また、このような表示結果に応じて特定の遊技価値を付与し得る画像表示装置としては、上記した各図柄列の表示に換えて動画データに基づくキャラクタ画像を表示し、該キャラクタ画像が予め定めた特定表示結果となったときに特定の遊技価値を付与し得るものが提案されていた。また、これらの図柄表示あるいはキャラクタ画像表示には、複数種類の表示態様を備えたものがあり、遊技性及び視覚的効果の多様化を招来していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、上記従来のように複数種類の表示態様を備えた図柄表示あるいはキャラクタ画像表示何れの表示形態においても、複数種類態様の中から1種類の態様を選択する旨は表示されていなかった。即ち、画像表示装置には、遊技機側で自動的に選択された表示態様が直に表示されていた。このため、複数種類の表示態様を備えていても、この表示態様に起因する多様性を遊技者にアピールしたり、あるいは表示態様の選択を付加的な遊技価値として活用することができなかった。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、複数種類の表示態様を備えた画像表示装置において、複数種類態様の中から1種類の態様を選択する旨を表示することで、表示態様に起因する多様性を遊技者にアピールし且つその選択表示を付加的な遊技価値として活用し得る弾球遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記した目的を達成するために、本発明においては、
表示制御手段の制御に基づいて画像表示装置に表示される画像情報が予め定めた特定表示結果となったことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し得る弾球遊技機において、
前記表示制御手段は、
前記画像情報を複数種類態様の中からいずれか1つの態様で表示制御する遊技画像表示制御手段と、
該遊技画像表示制御手段により表示制御する画像情報の態様を複数種類の中から選択する旨を表示制御する選択画像表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
また、前記表示制御手段は、複数の識別情報を複数列にて可変表示制御する識別情報表示制御手段を備えると共に、該識別情報表示制御手段による識別情報の表示がリーチ状態となったときに前記選択画像表示制御手段による選択画像の表示を行うことにより、識別情報表示制御手段による表示がリーチとなったときにのみ遊技画像表示制御手段による画像表示をサブゲーム的に実行させることができ、遊技の興趣を向上することができる点で有利である。
【0006】
また、前記複数種類態様の画像情報のうち少なくとも2種類以上の態様間で、画像情報が前記特定表示結果となる期待度を異ならせて設定することにより、画像情報の選択表示に対する注目度を向上させることができる点で有利である。
【0007】
また、前記遊技画像表示制御手段により表示制御する画像情報が前記特定表示結果となる期待度を所定条件の成立に伴って変更することにより、遊技性を多様化することができる点で有利である。なお、このような期待度の変更を画像情報の表示過程において行うことで、遊技性の多様化を遊技者にアピールすることができる。
【発明の効果】
【0008】
表示制御手段は、画像情報を複数種類態様の中からいずれか1つの態様で表示制御する遊技画像表示制御手段と、該遊技画像表示制御手段により表示制御する画像情報の態様を複数種類の中から選択する旨を表示制御する選択画像表示制御手段と、を備えたので、複数種類の表示態様に起因する多様性を遊技者にアピールすることができ、ひいては遊技の興趣を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。先ず、図1を参照して実施例に係る弾球遊技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1において、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、後述するキャラクタ画像表示部60での識別情報(以下、特別図柄という)の可変表示(以下、変動ともいう)を可能にする画像表示装置としての特別可変表示装置30が配置されている。なお、特別可変表示装置30の詳細な構成については後に詳述するものである。
【0010】
特別可変表示装置30の下方には、普通可変入賞球装置5及び特別可変入賞球装置9等の各種構成部材を遊技盤1に取り付けるための取付基板4が設けられている。取付基板4の中央上端部には、特別図柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装置5が配置されている。この普通可変入賞球装置5は、ソレノイド6によって垂直(通常開放)位置と傾動(拡大開放)位置との間で可動制御される一対の可動翼片7a・7bを有して、いわゆるチューリップ型役物として構成され、その普通可変入賞球装置5には入賞した打玉を検出する始動玉検出器8が設けられている。なお、可動翼片7a・7bが垂直(通常開放)位置のときも普通可変入賞球装置5に入賞可能になっている。また、普通可変入賞球装置5への入賞に基づく特別図柄の変動は、変動中を除いて所定回数(本実施例では、4回)記憶され、その旨が後述の特別図柄記憶表示LED36によって表示されるようになっている。
【0011】
前記取付基板4の中央部には、特別可変入賞球装置9が配置されており、該特別可変入賞球装置9は、入賞領域14を開閉制御する開閉板11を備えている。即ち、開閉板11は、遊技盤1の裏面に配されたソレノイド10の駆動に基づいて傾動位置と垂直位置との間で変動自在となっており、ソレノイド10がONされたときには入賞領域14を開放する傾動状態となる一方、ソレノイド10がOFFされたときには入賞領域14を閉鎖する垂直状態となる。また、入賞領域14内には、入賞玉を検出する特定玉検出器12及び入賞玉検出器13が設けられている。なお、特定玉検出器12は、入賞玉の検出により後述する継続権の成立を許容するようになっている。
【0012】
また、前記特別可変入賞球装置9の下方には、通過玉検出器15を備えた突出部材16が設けられている。なお、突出部材16の左側部には、打玉を通過玉検出器15に通過させるための通過口16aが穿設されている。そして、通過玉検出器15は、通過玉を検出すると後述する普通図柄表示器34に表示される普通図柄の変動を許容するようになっている。なお、普通図柄表示器34は、普通図柄が当り図柄となったときに、普通可変入賞球装置5の可動翼片7a・7bを所定時間が経過するまで開放制御するものであるが、後述する確率変動(大当り判定確率が通常時と異なる高い確率に変更した遊技状態)が生じたときには、開放時間が長くなるように設定されている。また、普通図柄の変動は、変動中を除いて所定回数(本実施例では、4回)記憶され、その旨が後述する普通図柄記憶表示LED35によって表示されるようになっており、その変動時間は、確率変動時及び後述する所定条件成立に伴う短縮変動時に通常時に比べて短縮されるようになっている。なお、このような普通図柄の変動記憶は常に一定(例えば、4回)に設定する必要はなく、例えば通常時では1回にする一方で、後述の確率変動中では4回にすることも可能である。また、前記取付基板4の左右両端部には、それぞれ飾りLED17を備えた入賞口18が設けられている。また、前記特別可変入賞球装置9の入賞領域14内壁には、V入賞表示LED19が設けられている。
【0013】
しかして、上記のように構成される特別可変入賞球装置9は、以下のように作動する。即ち、打玉が普通可変入賞球装置5に入賞して始動玉検出器8をONさせると、特別可変表示装置30が変動を開始し、一定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが所定の大当り組合せ(同一図柄のゾロ目)となったときに特定遊技状態(大当り遊技状態ともいう)となる。そして、この特定遊技状態においては、特別可変入賞球装置9の開閉板11が所定期間(例えば、29秒)あるいは所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放(開放サイクル)するように設定され、その開放している間遊技盤1の表面を落下する打玉を受け止めるようになっている。そして、受け止められた打玉が特定玉検出器12をONすると、再度上記した開放サイクルを繰り返し、特定玉検出器12がONする毎に継続権が成立して開放サイクルを最高16回繰り返すことができるようになっている。
【0014】
また、遊技領域3を含む遊技盤1の表面には、上記した構成以外にも、風車ランプ20aを内蔵した風車20、左右一対の飾りランプ21a・21b、袖ランプ22aを内蔵した入賞口22、サイドランプ23aを内蔵したサイドランプ飾り23、アウト口24、バック玉防止部材25等が設けられている。また、パチンコ遊技機には、特定遊技状態時あるいは変動時に点灯又は点滅してその旨を報知する遊技効果ランプ及び遊技効果LED(共に図示しない)が設けられると共に、効果音を発生するスピーカ26(符号のみ図3参照)が設けられている。
【0015】
次に、本実施例の要部を構成する特別可変表示装置30の構成について説明する。特別可変表示装置30は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板31を有し、該取付基板31には、長方形状の窓枠部32が形成されている。そして、この窓枠部32の後方には、後述する左・中・右の各特別図柄を可変表示し得るキャラクタ画像表示部60を有するLCD表示器33が臨設されている。また、窓枠部32の上方には、確率変動の有無を決定する普通図柄表示器34、普通図柄記憶表示LED35、特別図柄記憶表示LED36、及び飾りLED37が設けられ、窓枠部32の左右側方には、各飾りLED38・39が設けられている。一方、窓枠部32の下方には、各飾りLED40・41が設けられている。なお、普通図柄表示器34の普通図柄の変動動作及びこれに係る各種構成部材の動作については後に詳述するものである。
【0016】
また、上記LCD表示器33のキャラクタ画像表示部60に表示される左特別図柄は、図4に示すように、「X・0・G・3〜5・7・6・1・8・R・9・F・2・P」順の15種類から構成され、中・右の各特別図柄は、それぞれ「X・0・2〜9・F・1・G・P・R」順の15種類から構成されている。これら左・中・右の各図柄には、後述するWCRND_L・C・R(図5参照)の各ランダム数が対応して設けられている。なお、このような特別図柄のうち後述する確変図柄「1・3・5・7・9」は、図柄色が赤色になっており、その他の特別図柄は緑色になっている。これにより、大当り時の遊技価値の違い(確変の有無)が遊技者に対して明確に報知できるようになっている。また、大当り図柄の組合せは、左・中・右の各図柄が同一図柄にて揃った組合せであり、この組合せは、WCRND_Lのランダム数に基づいて決定される。
【0017】
以上、特別可変表示装置30を含むパチンコ遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それらの遊技装置は、図2及び図3に示す遊技制御回路によって制御される。図2及び図3は、遊技制御回路をブロック構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回路42によって制御されている。しかして、基本回路42は、入力回路43を介して通過玉検出器15、始動玉検出器8、特定玉検出器12、及び入賞玉検出器13からの検出信号が入力され、アドレスデコード回路44から基本回路42にチップセレクト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路45から基本回路42にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセット回路46から基本回路42に定期リセット信号が与えられる。
【0018】
一方、基本回路40からは、以下の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD回路47を介して特別可変表示装置30(図2中には、LCD表示装置と記載)に表示制御信号が与えられ、LED回路48を介して普通図柄表示器34、特別図柄記憶表示LED36、普通図柄記憶表示LED35、V入賞表示LED19、及び各飾りLED17・37〜41に表示駆動信号が与えられ、ソレノイド回路49を介して各ソレノイド6・10に駆動信号が与えられ、ランプ回路50を介して風車ランプ20a、サイドランプ23a、及び袖ランプ22aに表示制御信号が与えられ、音声合成回路51及び音量増幅回路52を介してスピーカ26に音声信号が与えられる。なお、ランプ回路50からは各種のランプ制御データが出力されることで、上記した構成部材以外のランプを表示制御するようになっている。さらに、基本回路42は、情報出力回路53を介して外部(ホールコンピュータや呼び出しランプ等)に有効始動情報、大当り情報、及び確率変動情報を出力し、また、賞球個数信号出力回路54を介して外部に各種の賞球個数信号を出力している。なお、上記した装置や回路には、電源回路55から各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0019】
次に、前記特別可変表示装置30による特別図柄の変動動作について図5乃至図13に示すタイムチャート及び説明図等を参照して説明する。まず、特別可変表示装置30の変動動作に用いられるランダム数について説明する。特別可変表示装置30では、図6に示すような6種類のランダム数が使用されており、これらのランダム数は、大当り決定用のWCRND1と、左図柄表示用のWCRND_Lと、中図柄表示用のWCRND_Cと、右図柄表示用のWCRND_Rと、リーチ動作指定用のWCRND_ACTと、サブゲーム選択用のWCRND_Kと、から構成されている。また、WCRND1は、「0〜370」の371通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WCRND_Lは、「0〜14」の15通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WCRND_Cは、「0〜14」の15通りの数値が割り込み処理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WCRND_Rは、「0〜14」の15通りの数値がWCRND_Cの桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WCRND_ACTは、「0〜127」の128通りの数値が割り込み処理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WCRND_Kは、「0〜11」の12通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されることで刻々と変化するものである。
【0020】
そして、図6に示すように、WCRND1から抽出された値が「3」であり大当りと判定されると、WCRND_L(0〜14)のデータにより大当りとなる図柄が決定され、この大当り図柄が特別可変表示装置30のLCD表示器33に表示される。一方、WCRND1で「3」以外の値が抽出されて外れと判定されると、WCRND_L・C・Rからの各抽出値に対応する図柄が外れ図柄として特別可変表示装置30のLCD表示器33に表示される。なお、WCRND__L・C・Rからの各抽出値が偶然にも大当り図柄と一致した場合には、WCRND_Cのデータに「1」を加算して外れ図柄にして表示するものである。なお、本実施例では、普通図柄と同様に、特別図柄においても大当りの確率変動を行っており、この確率変動時(高確率時)には、WCRND1内の「3・67・173・251・331」の値が大当り決定用のランダム数となる。
【0021】
上記したWCRND1及びWCRND_L・C・Rの抽出により決定された特別図柄がリーチ状態を含んでいる場合は、その後WCRND_Kの抽出に基づいてサブゲームの選択を行う。即ち、特別可変表示装置30は、特別図柄の変動動作においてリーチがあるときには、リーチ変動に対応して複数種類(本実施例では、3種類)の中から1種類のサブゲームを選択実行するようになっている。これら3種類のサブゲームは、レースゲーム、アミダくじゲーム、及びガン射撃ゲームからなる。そして、図7にも示すように、特別図柄の表示結果が外れとなる場合には、WCRND_Kの抽出値が「0・1」のいずれかのときレースゲームを、WCRND_Kの抽出値が「2〜5」のいずれかのときアミダくじゲームを、WCRND_Kの抽出値が「6〜11」のいずれかのときガン射撃ゲームをそれぞれ選択実行する。一方、特別図柄の表示結果が当りとなる場合には、WCRND_Kの抽出値が「0〜5」のいずれかのときレースゲームを、WCRND_Kの抽出値が「6〜9」のいずれかのときアミダくじゲームを、WCRND_Kの抽出値が「10・11」のいずれかのときガン射撃ゲームをそれぞれ選択実行する。また、このようなサブゲームの選択実行において、特別図柄の当り及び外れにおけるWCRND_Kのランダム数の振り分けにより、各ゲーム毎に期待度が異なって設定されている。即ち、レースゲームでは、外れとなる場合のランダム数は計12個(「0〜11」)のうち「0・1」の2個しか振り分けられていないのに対して、当りとなる場合のランダム数は計12個のうち「0〜5」の6個が振り分けられている。このため、特別図柄が外れとなる場合にはレースゲームの出現率が低く設定されている一方、特別図柄が当りとなる場合にはレースゲームの出現率が高く設定されており、レースゲームの期待度は高くなっている。同様に、特別図柄の当り及び外れにおけるWCRND_Kのランダム数の振り分けにより、アミダくじゲームの期待度は中程度に、またガン射撃ゲームの期待度は低く設定されている。なお、本実施例では、各種サブゲーム毎に期待度を異ならせて設定しているが、特にこれに限定するものではなく、各種サブゲームの期待度を均一に設定してもよい。
【0022】
そして、特別図柄の変動は図10乃至図13のタイムチャートに示すようになっている。なお、左・中・右の各図柄列の変動は、図8(A)の一覧表図に示すパターンに基づいて行われる。変動パターンAは、一定の速度で変動(16.7msに1図柄変動)するパターンであり、変動パターンBは、除々に減速して停止(3図柄変動)するパターンであり、変動パターンCは、除々に減速(3図柄変動)するパターンであり、変動パターンDは、一定の速度で変動(333.3msに1図柄変動、1周期5.000秒)するパターンであり、変動パターンEは、除々に減速して停止(1図柄変動)するパターンであり、変動パターンFは、除々に減速して停止(1図柄変動)するパターンであり、変動パターンGは、除々に減速(1図柄変動)するパターンであり、変動パターンHは、除々に加速・減速して停止するパターンであり、変動パターンIは、除々に減速して停止するパターンであり、変動パターンJは、除々に加速・減速(4.875図柄)するパターンである。また、図10乃至図13の各タイムチャート中に記載の条件1〜3、※、及び※1〜6は、図8(B)及び図9の各一覧表図に示すものである。
【0023】
先ず、特別可変表示装置30の変動動作において、リーチせずに外れ又はリーチして外れる場合の図柄列の変動を図10及び図11のタイムチャートに基づいて説明する。図11において、普通可変入賞球装置5に打玉が入賞し始動玉検出器8が始動信号を導出すると、その始動信号の立ち上がり時に、WCRND1、WCRND_L、及びWCRND_Kから数値を抽出してこれを格納する。その後、始動信号の立ち上がりより0.002秒後には、WCRND_C・Rから数値を抽出すると共に、格納したWCRND1の読み出し及び判定を行う。なお、このとき、リーチとなる場合は、WCRND_ACTから数値を抽出する。そして、始動信号の立ち上がりより0.004秒後に、左・中・右の全図柄列を変動パターンAにて変動させる。その後、左図柄列は、4.600秒間変動パターンAにて変動された後、1.250秒間変動パターンBにて変動されて停止表示される。また、右図柄列は、5.850秒間変動パターンAにて変動された後、1.250秒間変動パターンBにて変動されて停止表示される。なお、このような左・右の各図柄の変動パターンAにおいて、※4のとき、即ち始動口入賞による記憶が3以上ある場合には、変動時間がそれぞれ3.100秒及び4.350秒に短縮され、※5のとき、即ち高確率時において始動口入賞による記憶が2以上ある場合には、変動時間がそれぞれ1.000秒及び2.250秒に短縮される。
【0024】
一方、中図柄は、リーチ以外のとき、7.100秒間変動パターンAにて変動された後、0.850秒間変動パターンBにて変動されて停止表示される。なお、リーチ以外での中図柄の変動パターンAにおいて、※4のときには変動時間が5.600秒に短縮され、※5のときには変動時間が3.500秒に短縮される。また、リーチ1での中図柄は、図11に示すように、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び5.664〜10.340秒間の変動パターンDにて変動され、その後1.184秒間変動パターンEにて変動された後に停止表示される。リーチ2・3での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び14.675〜15.340秒間の変動パターンDにて変動され、その後1.184秒間変動パターンEにて変動された後に停止表示される。リーチ4での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び14.672秒間の変動パターンDにて変動され、その後2.660秒間変動パターンFにて変動された後に停止表示される。リーチ5での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び13.670秒間の変動パターンDにて変動され、その後2.354〜3.390秒間変動パターンHにて変動された後に停止表示される。
【0025】
なお、上記したリーチ1〜5での中図柄の変動パターンAにおいて、※3のとき、即ち図面変動中にスピンをする場合には、変動時間が9.290秒となり、※4のときには変動時間が5.690秒に短縮され、※7のとき、即ち※4であり且つ図面変動中にスピンをする場合には、変動時間が7.790秒となる。また、外れとなるときのリーチ1〜5の選択及び図面変動中にスピンをするか否かの決定は、条件1〜3及び※6の条件に基づいて行われる。例えば、大当り図柄の1図柄手前で停止(条件1)であり、且つWCRND_
ACTの抽出値が「0〜18」の何れかの場合には、リーチ1を選択し且つ図面変動中にスピンさせる。また、大当り図柄の1図柄後で停止(条件2)であり、且つWCRND_ACTの抽出値が「124〜127」の何れかの場合には、リーチ5を選択し且つ図面変動中にスピンさせない。
【0026】
次に、特別可変表示装置30の変動動作において、大当りとなる場合の図柄列の変動を図12及び図13のタイムチャートに基づいて説明する。図12において、普通可変入賞球装置5に打玉が入賞し始動玉検出器8が始動信号を導出すると、その始動信号の立ち上がり時に、WCRND1、WCRND_L、及びWCRND_Kから数値を抽出してこれを格納する。その後、始動信号の立ち上がりより0.002秒後には、格納したWCRND1の読み出し及び判定を行うと共に、WCRND_ACTから数値を抽出する。そして、始動信号の立ち上がりより0.004秒後に、左・中・右の全図柄列を変動パターンAにて変動させる。その後、左図柄列は、4.600秒間変動パターンAにて変動された後、1.250秒間変動パターンBにて変動されて停止表示される。また、右図柄列は、5.850秒間変動パターンAにて変動された後、1.250秒間変動パターンBにて変動されて停止表示される。なお、このような左・右の各図柄の変動パターンAにおいて、※4のときには、変動時間がそれぞれ3.100秒及び4.350秒に短縮され、※5のときには、変動時間がそれぞれ1.000秒及び2.250秒に短縮される。
【0027】
一方、中図柄は、リーチ1のとき、図13に示すように、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び10.006秒間の変動パターンDにて変動され、その後1.184秒間変動パターンEにて変動された後に停止表示される。リーチ2・3での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び15.006秒間の変動パターンDにて変動され、その後1.184秒間変動パターンEにて変動された後に停止表示される。リーチ4での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC及び14.672秒間の変動パターンDにて変動され、その後2.660秒間変動パターンIにて変動された後に停止表示される。リーチ5での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC、13.670秒間の変動パターンD、及び0.384秒間の変動パターンGにて変動され、その後2.354〜3.390秒間変動パターンHにて変動された後に停止表示される。リーチ6での中図柄は、変動パターンAでの7.100秒間の変動の後に、0.420秒間の変動パターンC、13.670秒間の変動パターンD、及び0.384秒間の変動パターンGにて変動され、その後2.306秒間変動パターンJにて変動された後、1.234秒(0.875図柄)逆回転されて停止表示される。
【0028】
なお、上記したリーチ1〜6での中図柄の変動パターンAにおいて、※3のときには、変動時間が9.290秒となり、※4のときには変動時間が5.690秒に短縮され、※7のときには、変動時間が7.790秒となる。また、大当りとなるときのリーチ1〜6の選択及び図面変動中にスピンをするか否かの決定は、WCRND_ACTからの抽出値に基づいて行われる。例えば、WCRND_ACTの抽出値が「0〜7」の何れかの場合には、リーチ1を選択し且つ図面変動中にスピンさせる。また、WCRND_ACTの抽出値が「121〜127」の何れかの場合には、リーチ6を選択し且つ図面変動中にスピンさせない。
【0029】
次に、キャラクタ画像表示部60に表示される具体的な図柄変動画像について図14乃至図17を参照して説明する。なお、本実施例では、「カーレース」をゲームコンセプトに採用することで、キャラクタ画像表示部60に表示するキャラクタ画像もこれに基づいたものとなっている。即ち、図14(A)に示すように、レーシングカー61が遊技者用のキャラクタ画像となる一方で、レーシングカー61の前方に表示される3台のレーシングカー62〜64が相手方のキャラクタ画像となり、これら4台のレーシングカー61〜64が表示画面上であたかもカーレースを行うような表示となっている。また、レーシングカー62〜64上には、それぞれ左・中・右の各特別図柄表示部62a・63a・64aが設けられており、これら特別図柄表示部62a・63a・64aでは、それぞれ左・中・右の各特別図柄が可変表示されるようになっている。そして、図14(B)に示すように、各特別図柄表示部62a・63a・64aで図柄変動が行われているなか、レーシングカー61が先ず左側のレーシングカー62に体当たりする。これにより、左特別図柄表示部62aの変動が停止すると共に、この変動停止した左図柄が表示画面の上部左側に左確定図柄62bとして表示される(図14(C)参照)。その後は、同様にしてレーシングカー61が右側及び中側の各レーシングカー64・63に順次体当たりすることで、右・中の各図柄が表示画面の上部右側及び上部中央に右・中の各確定図柄64b・63bとして表示される(図15(A)参照)。なお、図15(A)は、リーチせずに外れが確定した場合の表示画像である。
【0030】
次に、各リーチ変動におけるキャラクタ画像の表示を説明する。なお、リーチ変動時には、前記WCRND_ACTの抽出値に応じてレーシングカー61が図15(B)に示すように一度スピン表示されるものである。リーチ変動では、前述したリーチしない場合と同様の各図柄変動を行うなかで、左・右の各確定図柄62b・64bが同一に揃って表示され(図15(C)参照)、その後、図16(A)に示すサブゲーム選択画像65に表示が変更される。このサブゲーム選択画像65は、キャラクタ画像表示部60の左側上部に特別図柄表示部66を備え、該特別図柄表示部66には、同一図柄にて揃った左右の各確定図柄66a・66cと変動中の中図柄66bとが表示される。なお、中図柄66bの変動は、前述した各種リーチ1〜6の中のいずれかのリーチ変動に基づくものである。一方、特別図柄表示部66以外のサブゲーム選択画像65には、「R」の文字を記したレーシングカー67と、「A」の文字を記したレーシングカー68と、「G」の文字を記したレーシングカー69と、が横一線に整列され、これら各レーシングカー67〜69が前方のゴールゲート90に向かってレースを行うことで、サブゲームの選択が表示画面上で行われる。即ち、各レーシングカー67〜69は、それぞれレースゲーム(R)、アミダくじゲーム(A)、ガン射撃ゲーム(G)に対応するものであり、一番にゴールしたレーシングカーに基づいてサブゲームが選択され、そのサブゲームの画像が表示されるようになっている。なお、このようなレーシングカー67〜69によるサブゲームの選択表示は、前述したWCRND_Kの抽出値に基づいて行われるものである。
【0031】
次に、特別図柄の当り外れを表示上で最終的に決定する各種サブゲームの表示画像(画像情報)について説明する。なお、サブゲーム画像におけるキャラクタ画像表示部60の左側上部には、前記特別図柄表示部66が引き続き表示されており、該特別図柄表示部66に変動表示された中図柄66bは、以下に示すサブゲームでの当り外れ決定時点で同時に当り又は外れの図柄を停止表示するようになっている。先ず、レースゲームの画像は、図16(B)に示すように、画面左端に整列された計3艘のボート91・92が画面右端のゴールに向かってレースを行う表示になっており、3艘のボート91・92のうち「★」印が記されたボート92が一番にゴールしたときに大当りするようになっている。アミダくじゲームの画像は、図17(A)に示すように、1本の当りと4本のスカ(外れ)からなる計5本のアミダ93を表示するようになっており、自動的に5本のアミダ93のうち1本を「★」印にて選択し、この「★」印のアミダ93が「当り」に辿り着いたときに大当りするようになっている。ガン射撃ゲームの画像は、図17(B)に示すように、画面左下にガン94aを構えたキャラクタ94が表示される一方で、画面中央から右端にかけては球状をなす計7個の標的95・96が円状に配列された状態で公転する表示になっており、自動的にガン94aから発射された玉94bが1個だけ「★」印が記された標的96に当ったときに大当りするようになっている。なお、このようなサブゲーム画像による当り外れの決定表示は、前述したWCRND1の抽出値に基づいて行われるものである。なお、本実施例では、サブゲームの実施中にキャラクタ画像表示部60の左側上部で特別図柄の変動を縮小表示にて引き続き行っているが、このようなサブゲーム実施中の特別図柄の変動表示は必ずしも行う必要がなく、サブゲームのみの表示結果により大当り発生の有無を決定するものであってもよい。
【0032】
次に、特別可変表示装置30の変動終了後の動作について図18乃至図20を参照して説明する。まず、変動の結果、大当り遊技状態となった場合では、図18に示すように、中図柄列の変動が停止した後、微少時間(0.800秒)が経過した時点で大当りの判定が行われ、その後所定時間(7.300秒)が経過すると、特別可変入賞球装置9の開閉板11を開放すべくソレノイド10が所定時間(29.500秒)ONされる。開閉板11の開放終了後の所定時間(2.000秒)は、役物連続作動装置作動有効時間として設定され、その時間内に特定玉検出器12がONすれば、継続権が成立するように制御される。その後、特別可変入賞球装置9の最終回の開放動作が終了した時点で始動入賞記憶がある場合には、図19に示すように、特別可変入賞球装置9の閉鎖から所定時間(13.002秒)後にWCRND1の読み出し及び判定を行い、その後特別可変入賞球装置9の閉鎖から所定時間(13.004秒)後に全図柄列の変動を開始させる。一方、図20に示すように、中図柄列の変動が停止して外れとなった後、始動入賞記憶がある場合には、所定時間(0.800秒)経過した時点で外れの判定が行われ、その後所定時間(0.002秒)後にWCRND1の読み出し及び判定を行い、中図柄列の変動停止から所定時間(0.804秒)後に全図柄列の変動を開始させる。
【0033】
また、大当り遊技状態中の特別可変表示装置30の表示画像は、図21に示すように、キャラクタ画像表示部60の左側上部に大当り図柄97を表示すると共に、右側上部には前記継続権の成立に伴う開放サイクルのラウンド数98を表示するようになっている。また、図21に示す表示画像は、サブゲームとしてレースゲームが選択された後に大当りしたときのものであるが、この表示画像では、「★」印を記したボート99が特別可変入賞球装置9への入賞毎に入賞玉数を記したゲート100を順次通過していき、通過済のゲート100は入賞の有無が判別し易いように色調が変化するようになっている。このように、本実施例では、各サブゲーム毎のキャラクタをそれぞれの大当り表示に用いるようになっている。レースゲーム後に大当りした場合は、図22(A)に示すようなレースゲームのキャラクタを用いた大当り表示(1R〜16R)を行い、アミダくじゲーム後に大当りした場合は、図22(B)に示すようなアミダくじゲームのキャラクタを用いた大当り表示(1A〜16A)を行い、ガン射撃ゲーム後に大当りした場合は、図22(C)に示すようなガン射撃ゲームのキャラクタを用いた大当り表示(1G〜16G)を行う。これによって、リーチ発生時点から大当り終了までの表示に一貫したストーリー性を持たせることができるため、遊技に対する注目を逸らすことなく継続的に遊技に集中させることができる。
【0034】
次に、前記普通図柄表示器34に表示される普通図柄について説明する。普通図柄は、図23に示すように、「0・2・4・6・8・F」の6種類であり、1図柄の表示時間を0.040秒とした1周期(0.240秒)で変動表示される。また、これらの普通図柄に対しては、図24に示すように、0.002秒毎に1ずつ加算される当り決定用のWCRND2(3〜13)と、0.002秒毎に1ずつ加算され且つ割り込み処理余り時間に1ずつ加算される普通図柄表示用のWCRND_F(0〜5)と、が設けられている。WCRND_F(0〜5)の各ランダム数は、図25に示すように、「0・2・4・6・8・F」の各普通図柄に対応して設けられている。また、WCRND2(3〜13)からのランダム数の抽出において、図26に示すように、「3」の値が抽出されて当りと判定されると、普通図柄表示器34にWCRND_Fデータの「5」に対応する「F」の当り図柄を表示して普通可変入賞球装置5を所定時間開放(入賞口の拡大)する。一方、WCRND2で「3」以外の値が抽出されて外れと判定されると、WCRND_Fデータの値を抽出し、この値に対応する外れ図柄を普通図柄表示器34に表示する。なお、WCRND2で外れと判定されたにも関わらずWCRND_Fで抽出された値が偶然にも当り図柄となる場合には、「0」の外れ図柄を選択してこれを普通図柄表示器34に表示するものである。また、上記WCRND2からの抽出データの判定は、当り確率が通常時の場合であり、高確率時には、WCRND2から抽出された値が「3〜12」のうち何れかの値で当りと判定する一方、それ以外の「13」の値で外れと判定するようになっている。
【0035】
次に、上記した普通図柄表示器34での普通図柄の変動動作を図27乃至図30のタイムチャートに基づいて説明する。先ず、図27において、通過玉検出器15(図27中には、始動玉検出器と記載)がONすると、これと同時にWCRND2及びWCRND_Fの抽出及び格納が行われる。その後、通過玉検出器15のONから所定時間(0.002秒)が経過すると、格納したWCRND2の読み出し及び判定を行い、その0.002秒後に普通図柄の変動を開始する。そして、通過玉検出器15のONから所定時間(29.500秒)後に変動を停止する。なお、図27に示す条件1である確率変動時には、普通図柄の変動時間が5.000秒に短縮され、図27に示す条件2である確率変動時に普通図柄の始動記憶が3個以上ある場合には、普通図柄の変動時間が2.000秒に短縮されるものである。そして、通常確率時において停止表示される普通図柄が当り図柄のときには、図28に示すように、普通図柄が停止してから所定時間(0.500秒)後に普通可変入賞球装置5を0.500秒間開放する。その後、通過玉検出器15への通過記憶がある場合には、普通可変入賞球装置5の閉鎖から0.002秒後に、格納したWCRND2の読み出し及び判定を行い、その0.002秒後に再度普通図柄の変動を開始する。なお、このときの普通可変入賞球装置5の開放動作は0.500秒間ではあるが、入賞玉が1個入れば時間に満たなくてもその時点で開放を終了するものである。
【0036】
また、確率変動時(高確率時)において停止表示される普通図柄が当り図柄のときには、図29に示すように、普通図柄が停止してから所定時間(0.500秒)が経過すると普通可変入賞球装置5を2.900秒間開放し、2.000秒のインターバルを置いた後に再度2.900秒間開放する。その後、通過玉検出器15への通過記憶がある場合には、普通可変入賞球装置5の閉鎖から0.002秒後に、格納したWCRND2の読み出し及び判定を行い、その0.002秒後に再度普通図柄の変動を開始する。一方、停止表示される普通図柄が外れ図柄となった後に通過玉検出器15への通過記憶がある場合には、図30に示すように、普通図柄が停止してから所定時間(1.002秒)後に格納したWCRND2の読み出し及び判定を行い、その0.002秒後に再度普通図柄の変動を開始する。なお、このときの普通可変入賞球装置5の開放動作は2.900秒を2回繰り返すものであるが、それぞれの開放において入賞玉が3個入れば時間に満たなくてもその時点で開放を終了するものである。
【0037】
ところで、前述した特別図柄及び普通図柄の確率変動は、図31に示すように、大当り時に特別可変表示装置30に「3」「5」「7」「9」「1」のうち何れかの同一図柄のゾロ目(大当り図柄であり且つ確変図柄)が停止表示されて大当り遊技状態となることを条件に行われるものであり、その後、無条件に2回繰り返し行われる。なお、この確率変動は、確変図柄での特定遊技状態(大当り遊技状態)発生の終了を契機に高確率に変動させた後、確変図柄以外での特定遊技状態の発生を契機に通常時の確率に戻す。また、確変時に再度確変図柄で大当りした場合では、その時点から再度確率変動が2回繰り返される。
【0038】
以上のように、本実施例では、特別図柄(識別情報)がリーチになるとこれに応じてキャラクタ画像表示部60にサブゲーム選択画像65を表示して表示画面上でサブゲームの選択を行うようになっており、また、選択したサブゲーム画像(画像情報)の表示結果を特別図柄の当り外れの結果に対応させている。このため、サブゲームとして設けられた複数種類の表示態様(本実施例では、レース、アミダくじ、ガン射撃の3種類)に起因する多様性を遊技者にアピールすることができ、さらにはその選択表示を付加的な遊技価値として活用することで遊技の興趣を向上している。また、このようなサブゲームに対しては前述したようにそれぞれ期待度を異ならせて設定しているため、サブゲームの選択表示に対する注目度をより一層高めている。
【0039】
なお、本実施例では、複数種類の表示態様を備えてなる画像情報を識別情報(特別図柄)がリーチとなったときのサブゲームとして設けているが、特にこれに限定するものではない。例えば、始動玉検出器8での入賞玉の検出動作に伴い直接的に特別可変表示装置30で複数種類態様の画像情報の選択表示を行い、その後選択した画像情報の表示結果に応じて特定遊技状態発生の有無を決定するものであってもよい。また、「画像情報」の定義としては、本実施例中に記載の動画データに基づくキャラクタ画像に限定せず、本実施例記載の特別図柄のような識別情報をも包括するものとする。また、本実施例では、各種サブゲーム毎に異なって設定された期待度は、それぞれ終始一貫したものとしているが、このような期待度を所定条件の成立に伴って変更する構成とすることで、遊技性を多様化して遊技の興趣をより一層向上することも可能であり、また、この期待度の変更を画像情報の表示過程において行うことで、遊技性の多様化を遊技者にアピールすることができる。
【0040】
次に、上記した所定条件の成立に伴って期待度を画像情報の表示過程で変更する構成を第二実施例として説明する。先ず、第二実施例における具体的な各種サブゲーム画像(画像情報)について説明する。なお、第二実施例のサブゲーム画像には、キャラクタ画像表示部60の右側上部に期待度を表示する期待度表示部101が設けられ、また、レースゲーム、アミダくじゲーム、ガン射撃ゲーム、いずれのゲームも当初は期待度が25%に設定されたものとする。レースゲームの画像は、図32(A)(B)に示すように、スタート直後は計4艘のボート91・92のうち1艘のボート92に「★」印が記されているが、サブゲーム(レース)の進行に伴って「★」印が他の2艘のボート91にも記され、「★」印を記したボート92が3艘に変更される。また、このとき、期待度表示部101は、「期待度25%」から「期待度75%」に表示内容を書き換える。アミダくじゲームの画像は、図32(C)(D)に示すように、アミダ開始直後は計4本のアミダ93のうち1本が当りであり残りの3本がスカ(外れ)となっているが、サブゲーム(アミダ)の進行に伴って1本のスカが当りに書き換えられ、当りのアミダ93が2本に変更される。また、このとき、期待度表示部101は、「期待度25%」から「期待度50%」に表示内容を書き換える。ガン射撃ゲームの画像は、図32(E)(F)に示すように、ガン発射直前までは計4個の標的95・96のうち1個の標的96に「★」印が記されているが、サブゲーム(ガン発射)の進行に伴って「★」印が標的96から消し去られ、全て「★」印を記さない標的95に変更される。また、このとき、期待度表示部101は、「期待度25%」から「期待度0%」に表示内容を書き換える。
【0041】
以上のように、所定条件の成立に伴ってゲーム進行の過程(画像情報の表示過程)で期待度を変更する第二実施例では、各種サブゲーム毎に変更する期待度を異ならせて設定している。このため、第二実施例が奏し得る効果としては、前述した遊技性の多様化に加えて前記第一実施例のような各種サブゲーム毎の異なった期待感を遊技者に抱かせることが可能である。ところで、期待度表示部101に表示される期待度の数値は、サブゲーム画像の表示状態から大当りが発生する確率のことであるが、この大当りか否かの決定は既に図33に示す判別フローに基づいて行われているものである。なお、この判別フローは、前記図6の判別フローとは異なり、当り外れを決定するWCRND1のランダム数が「0〜224」の225個になっており、また、WCRND1の抽出後にWCRND_Kの抽出を行っていない。即ち、第二実施例では、WCRND_Kの抽出によってサブゲームの選択を行うのではなく、前記WCRND_ACTの抽出値に基づいてサブゲームの選択を行っている。
【0042】
以下、第二実施例でのサブゲームの選択処理を図34及び図35に基づいて説明する。図34は、大当り、条件1(リーチで大当り図柄の1図柄手前で停止のとき)、条件2(リーチで大当り図柄の1図柄後で停止のとき)、条件3(リーチで大当り図柄の前後以外で停止のとき)、リーチ以外のハズレ毎に抽出されたWCRND_ACTの抽出値の振り分け表であり、この振り分け表に基づいて判定値A(1〜5)及び判定値B(A・B)が決定される。具体的には、先ず、前記図33に示すWCRND1(0〜224)及びWCRND_L・C・Rの抽出値によって大当り、条件1、条件2、条件3、あるいはリーチ以外の外れのいずれかの表示結果が決定される。そして、その決定された表示結果及びWCRND_ACTの抽出値によって図34の振り分け表から各判定値A・Bが決定される。なお、第二実施例では、図34に示すように、特別図柄がリーチとなってもサブゲームを行わない場合を設けている(判定値Aが「4」のとき)。また、判定値Aは、サブゲームの有無及びサブゲームの種類を決定する値であり、判定値Bは、ノーマルリーチ(期待度の途中変更なし)又はスーパーリーチ(期待度の途中変更有り)を決定する値である。
【0043】
次に、上記した図34の振り分け表によって決定された各判定値A・Bに基づいてサブゲームを選択する処理を図35のフローチャートを参照して説明する。図35において、先ず、判定値Aが「1〜3」のいずれかの値か又は「4・5」のいずれかの値かを判別することで、サブゲームを実行するか否かを決定する(S1)。判定値Aが「4・5」のいずれかの値のときはサブゲームを実行しない。そして、このときの判定値Aが「4」の場合では前記条件3に応じたリーチ有りで外れとなる図柄の変動表示を行う(S2)。また、判定値Aが「5」の場合ではリーチなしで外れとなる図柄の変動表示を行う(S3)。
【0044】
一方、上記S1の判別において判定値Aが「1〜3」のいずれかの値のときは前記図16(A)のサブゲーム選択画像65を表示し表示画面上でサブゲームの選択を行う(S4)。また、このときのサブゲーム選択画像65の表示結果は、判定値Aの値によって決められる。即ち、判定値Aが「1」のときはレースゲームを選択すべく前記「R」のレーシングカー67を一番でゴールインさせて後述のS5に移行する。判定値Aが「2」のときはアミダくじゲームを選択すべく前記「A」のレーシングカー68を一番でゴールインさせて後述のS8に移行する。判定値Aが「3」のときはガン射撃ゲームを選択すべく前記「G」のレーシングカー69を一番でゴールインさせて後述のS11に移行する。
【0045】
そして、レースゲームを選択したS5では、判定値Bが「A」か又は「B」かを判別し、判定値Bが「A」のときは期待度25%のノーマルリーチのレースゲーム画像を表示する(S6)。一方、判定値Bが「B」のときは前記所定条件が成立したとして期待度を途中25%から75%に変更するスーパーリーチのレースゲーム画像を表示する(S7)。また、アミダくじゲームを選択したS8では、判定値Bが「A」か又は「B」かを判別し、判定値Bが「A」のときは期待度25%のノーマルリーチのアミダくじゲーム画像を表示する(S9)。一方、判定値Bが「B」のときは前記所定条件が成立したとして期待度を途中25%から50%に変更するスーパーリーチのアミダくじゲーム画像を表示する(S10)。また、ガン射撃ゲームを選択したS11では、判定値Bが「A」か又は「B」かを判別し、判定値Bが「A」のときは期待度25%のノーマルリーチのガン射撃ゲーム画像を表示する(S12)。一方、判定値Bが「B」のときは前記所定条件が成立したとして期待度を途中25%から0%に変更するスーパーリーチのガン射撃ゲーム画像を表示する(S13)。なお、第二実施例では、スーパーリーチ時、サブゲーム中の期待度を実際の大当り信頼度と一致させて変更しているが、これに限らず見せ掛けだけの期待度変更としてスーパーリーチを行ってもよい。また、第二実施例では、スーパーリーチによる期待度の変更をサブゲームの進行に伴って行っているが、これに限らずスーパーリーチとなるとサブゲームの当初から期待度を変更した表示を行ってもよい。
【0046】
なお、前記第一及び第二の各実施例は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、前記実施例では、特別可変表示装置30をLCD表示器33にて構成しているが、特にこれに限定するものではなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいはプラズマで構成することも可能である。また、遊技機の構成として、始動玉検出器8の入賞玉の検出に伴って特別可変表示装置30での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技状態が発生して特別可変入賞球装置9を開放する遊技機(これを俗に第1種という)を例示しているが、特にこれに限定するものではなく、始動玉検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると権利発生状態となり、この状態で特定領域に打玉が入賞すると特定遊技状態が発生する遊技機(これを俗に第3種という)であっても良い。さらには、遊技機全体をLCD表示器等の表示装置にて構成する、即ち「打玉」「可変入賞球装置」等の構成部材を疑似的に表示器に表示することで遊技機を構成することも可能である。なお、この場合では、賞球の払出しを得点等で代行しても良い。また、本実施例では、特別図柄と普通図柄とをそれぞれ別体の図柄表示器にて表示しているが、特にこれに限定するものではなく、特別図柄と普通図柄とを同一の図柄表示器にて表示する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の一実施例における遊技盤を示す正面図である。
【図2】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図の一部である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図の一部である。
【図4】特別図柄の種類を示す一覧表図である。
【図5】特別図柄の変動に用いられる各種ランダム数の一覧表図である。
【図6】選択されたランダム数によって特別図柄の当り外れを決定し、リーチのときはサブゲームの種類を決定する動作を説明するための簡単なフローチャートである。
【図7】各種サブゲームの期待度を示す一覧表図である。
【図8】同図(A)は特別図柄の変動パターンを示す一覧表図であり、また、同図(B)は特別図柄の変動条件を示す一覧表図である。
【図9】特別図柄の変動における注記事項を示す一覧表図である。
【図10】リーチせずに外れ又はリーチして外れる場合での左・中・右の各図柄列の変動動作を示すタイムチャートである。
【図11】リーチせずに外れ又はリーチして外れる場合での右図柄列の変動動作を示すタイムチャートである。
【図12】大当りとなる場合での左・中・右の各図柄列の変動動作を示すタイムチャートである。
【図13】大当りとなる場合での右図柄列の変動動作を示すタイムチャートである。
【図14】同図(A)〜(C)は、各々、図柄変動における具体的な表示画像を示す説明図である。
【図15】同図(A)〜(C)は、各々、図柄変動における具体的な表示画像を示す説明図である。
【図16】同図(A)はサブゲーム選択における具体的な表示画像を示す説明図であり、また、同図(B)はレースゲームの表示画像を示す説明図である。
【図17】同図(A)はアミダくじゲームの表示画像を示す説明図であり、また、同図(B)はガン射撃ゲームの表示画像を示す説明図である。
【図18】大当り図柄の組合せに伴う特定遊技状態の発生により可変入賞球装置が開放する動作を示すタイムチャートである。
【図19】特定遊技状態の終了後に記憶表示LEDに記憶がある場合での可変表示装置の変動動作を示すタイムチャートである。
【図20】外れ図柄の組合せとなり且つ記憶表示LEDに記憶がある場合での可変表示装置の変動動作を示すタイムチャートである。
【図21】レースゲームでの大当りによる具体的なラウンド表示の画像を示す説明図である。
【図22】同図(A)はレースゲームでの大当りによる各ラウンド表示を示す説明図であり、同図(B)はアミダくじゲームでの大当りによる各ラウンド表示を示す説明図であり、また、同図(C)はガン射撃ゲームでの大当りによる各ラウンド表示を示す説明図である。
【図23】普通図柄の種類を示す一覧表図である。
【図24】普通図柄の変動に用いられる各種ランダム数の一覧表図である。
【図25】普通図柄とWCRND_Fとの関係を示す一覧表図である。
【図26】選択されたランダム数によって普通図柄の当り外れを決定する動作を説明するための簡単なフローチャートである。
【図27】通過玉検出器での通過検出に伴う普通図柄の変動動作を示すタイムチャートである。
【図28】通常時において普通図柄が当りとなるときの普通可変入賞球装置の開放動作を示すタイムチャートである。
【図29】高確率時において普通図柄が当りとなるときの普通可変入賞球装置の開放動作を示すタイムチャートである。
【図30】普通図柄が外れた後に通過記憶によって再度普通図柄が変動する動作を示すタイムチャートである。
【図31】条件装置の作動に伴い特別図柄及び普通図柄が確変する動作を示すタイムチャートである。
【図32】同図(A)〜(F)はそれぞれ本発明の他の実施例を示すものであり、同図(A)(B)はレースゲームの表示画像で期待度が変化する状態を示す説明図であり、同図(C)(D)はアミダくじゲームの表示画像で期待度が変化する状態を示す説明図であり、また、同図(E)(F)はガン射撃ゲームの表示画像で期待度が変化する状態を示す説明図である。
【図33】本発明の他の実施例において選択されたランダム数によって特別図柄の当り外れを決定する動作を説明するための簡単なフローチャートである。
【図34】本発明の他の実施例においてサブゲーム選択用の判定値を決定するためのWCRND_ACTの割り振りを示す一覧表図である。
【図35】本発明の他の実施例におけるサブゲームの選択処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0048】
1 遊技盤
3 遊技領域
5 普通可変入賞球装置
8 始動玉検出器
9 特別可変入賞球装置
11 開閉板
12 特定玉検出器
13 入賞玉検出器
15 通過玉検出器
19 特定玉入賞表示LED
30 特別可変表示装置(画像表示装置)
33 LCD表示器
34 普通図柄表示器
35 普通図柄記憶表示LED
36 特別図柄記憶表示LED
42 基本回路(表示制御手段)
60 キャラクタ画像表示部
62a・63a・64a 特別図柄表示部
62b・63b・64b 確定図柄
65 サブゲーム選択画像
66 特別図柄表示部
97 大当り図柄
98 ラウンド数
101 期待度表示部




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013