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発明の名称 スロットマシン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−29269(P2007−29269A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214363(P2005−214363)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100088742
【弁理士】
【氏名又は名称】竹山 宏明
発明者 戸島 健
要約 課題
スロットマシンに関し、メインリールに対応した一般的なサブリールの制御に加え、メインリールと異なる変則的なサブリールの制御を行うことができるようにしたものである。

解決手段
サブリール駆動制御手段(410)には、スタートスイッチ(80)の操作にもとづいて、サブリール(61〜63)の全ての回転を開始させ、ストップスイッチ(90〜92)の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ(90〜92)の操作により停止するメインリール(31〜33)に対応するサブリール(61〜63)のサブリールモータ(64〜66)を停止させるという一般的なサブリール駆動制御を行うための一般的制御手段(411)と、遊技結果抽選手段(310)による抽選により決定した遊技結果に応じて、一般的制御手段(411)による一般的なサブリール駆動制御と異なる変則的な駆動制御を行うための変則的制御手段(412)とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の図柄を外周に表示した複数個のメインリールと、
前記複数個のメインリールを個別に回転可能なメインリールモータと、
複数種類の図柄を外周に表示し、前記複数個のメインリールにそれぞれ対応する複数個のサブリールと、
前記複数個のサブリールを個別に回転可能なサブリールモータと、
メダルの投入を条件に、前記メインリールモータを駆動することにより、前記メインリールの全ての回転を開始させるためのスタートスイッチと、
前記複数個のメインリールを個別に停止可能な、前記メインリールと同数のストップスイッチと、
前記メインリールモータ、前記サブリールモータ、前記スタートスイッチ、前記ストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備え、
前記遊技制御装置には、
前記スタートスイッチの操作にもとづいて、遊技結果を抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、
前記遊技結果抽選手段による抽選により決定した遊技結果、及び前記ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチに対応する前記メインリールモータの停止制御を行うためのメインリール停止制御手段と、
前記スタートスイッチ及び前記ストップスイッチの操作に関連させて、前記サブリールモータの駆動・停止を制御するためのサブリール駆動制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
前記サブリール駆動制御手段には、
前記スタートスイッチの操作にもとづいて、前記サブリールモータを駆動することにより、前記サブリールの全ての回転を開始させ、
前記ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチの操作により停止する前記メインリールに対応する前記サブリールの前記サブリールモータを停止させるという一般的なサブリール駆動制御を行うための一般的制御手段と、
前記遊技結果抽選手段による抽選により決定した遊技結果に応じて、前記一般的制御手段による一般的なサブリール駆動制御と異なる変則的な駆動制御を行うための変則的制御手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記変則的制御手段には、
前記ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチの操作により停止する前記メインリールに対応する前記サブリールと異なる前記サブリールの前記サブリールモータを停止させるための停止サブリール変更手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記変則的制御手段には、
前記ストップスイッチの操作にもとづいて、前記サブリールモータの複数個を停止させるためのサブリール複数個停止手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記変則的制御手段には、
前記ストップスイッチの操作にもとづいて、停止中の前記サブリールモータを再度、駆動させるための停止サブリール再回転手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、スロットマシンに関し、特にメインリールに加えてサブリールを備え、メインリールに対応した一般的なサブリールの制御に加え、メインリールと異なる変則的なサブリールの制御を行うことができるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、メインリールに加えてサブリールを備えたスロットマシンが知られている(特許文献1の図1、特許文献2の図1、特許文献3の図1参照)。
そして、サブリールは、メインリールと異なる駆動制御を行い、サブリールを逆回転させたり(特許文献2の特許請求の範囲参照)、或いは静止演出を行っていた(特許文献3の特許請求の範囲参照)。
【特許文献1】特開2005−027707号公報(図1)
【特許文献2】特開2005−040309号公報(特許請求の範囲及び図1)
【特許文献3】特開2005−160645号公報(特許請求の範囲及び図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上記した従来のサブリールは、メインリールに対応して回転を開始し、最終的には停止していたので、変化に乏しいという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、スロットマシンには、複数種類の図柄を外周に表示した複数個のメインリールと、複数個のメインリールを個別に回転可能なメインリールモータと、複数種類の図柄を外周に表示し、複数個のメインリールにそれぞれ対応する複数個のサブリールと、複数個のサブリールを個別に回転可能なサブリールモータと、メダルの投入を条件に、メインリールモータを駆動することにより、メインリールの全ての回転を開始させるためのスタートスイッチと、複数個のメインリールを個別に停止可能な、メインリールと同数のストップスイッチと、メインリールモータ、サブリールモータ、スタートスイッチ、ストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える。
【0005】
第二に、遊技制御装置には、スタートスイッチの操作にもとづいて、遊技結果を抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、遊技結果抽選手段による抽選により決定した遊技結果、及びストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチに対応するメインリールモータの停止制御を行うためのメインリール停止制御手段と、スタートスイッチ及びストップスイッチの操作に関連させて、サブリールモータの駆動・停止を制御するためのサブリール駆動制御手段とを備える。
【0006】
第三に、サブリール駆動制御手段には、スタートスイッチの操作にもとづいて、サブリールモータを駆動することにより、サブリールの全ての回転を開始させ、ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチの操作により停止するメインリールに対応するサブリールのサブリールモータを停止させるという一般的なサブリール駆動制御を行うための一般的制御手段と、遊技結果抽選手段による抽選により決定した遊技結果に応じて、一般的制御手段による一般的なサブリール駆動制御と異なる変則的な駆動制御を行うための変則的制御手段とを備える。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0007】
すなわち、変則的制御手段には、ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチの操作により停止するメインリールに対応するサブリールと異なるサブリールのサブリールモータを停止させるための停止サブリール変更手段を備える。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0008】
すなわち、変則的制御手段には、ストップスイッチの操作にもとづいて、サブリールモータの複数個を停止させるためのサブリール複数個停止手段を備える。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0009】
すなわち、変則的制御手段には、ストップスイッチの操作にもとづいて、停止中のサブリールモータを再度、駆動させるための停止サブリール再回転手段を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、メインリールに対応した一般的なサブリールの制御に加え、メインリールと異なる変則的なサブリールの制御を行うことができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0011】
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、メインリールに対応しない異なるサブリールを停止することができる。
例えば、左・中・右の3個のメインリールのうち、左側のメインリールを停止したときに、当該メインリールと異なる右側のサブリールを停止することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0012】
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、1個のストップスイッチの操作により、複数個のサブルールを停止することができる。
例えば、左・中・右の3個のストップスイッチのうち、左側のストップスイッチを操作した場合に、左側のメインリールを停止する、このとき、3個のサブリールを全て停止することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0013】
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、ストップスイッチの操作により、既に停止しているサブリールを再度、駆動することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(図面の説明)
図1〜6は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を概略を説明するためのブロック図、図2はスロットマシンの概略正面図、図3はサブリール駆動制御の第1実施例に係り、ストップスイッチとサブリールとの関係を説明するための説明図、図4は図3に対応し、左側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図、図5は図3に対応し、中央のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図、図6は図3に対応し、右側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
【0015】
図7〜9は、サブリール駆動制御の第2実施例をそれぞれ示し、図7は図3に対応し、左側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図、図8は図3に対応し、中央のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図、図9は図3に対応し、右側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
まず、図2を用いて説明すると、図中、10は、スロットマシンを示すものである。
【0016】
スロットマシン10の上方の中央には、透明な方形のメイン表示窓20を設けている。
メイン表示窓20の内部には、メインリールユニット30が設けられている。
メインリールユニット30は、メイン表示窓20に臨む複数個、例えば3個のメインリール31〜33と、各メインリール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のメインリール31〜33と同数の3個のメインリールモータ34〜36(図1参照)とを備える。
【0017】
各メインリール31〜33には、図示しないが、外周に複数種類の図柄が表示されている。メイン表示窓20には、1個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしても良い。
メイン表示窓20の左右の両側には、左右一対のスピーカ40,40が配置されている。スピーカ40からは、各種の効果音が発生される。
【0018】
メイン表示窓20の下側には、メイン表示窓20より大きな透明な方形のサブ表示窓50を設けている。
サブ表示窓50の内部には、サブリールユニット60が設けられている。
サブリールユニット60は、メインリールユニット30と同様に、サブ表示窓50に臨む複数個、例えば3個のサブリール61〜63と、各サブリール61〜63を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のサブリール61〜63と同数の3個のサブリールモータ64〜66(図1参照)とを備える。
【0019】
各サブリール61〜63には、図示しないが、各メインリール31〜33と同様に、外周に複数種類の図柄が表示されている。サブリール61〜63に表示される図柄は、メインリール31〜33に表示される図柄と異ならせているが、同様にしても良い。また、サブ表示窓50には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、メイン表示窓20と同様に、1個の図柄が停止表示されるようにして良い。
【0020】
サブ表示窓50の下側には、図2の向かって右側に、メダル投入口70を設けている。メダル投入口70は、メダルを投入するためのものである。
また、サブ表示窓50の下側の向かって左側には、スタートスイッチ80を設けている。
スタートスイッチ80は、メインリールユニット30の駆動を開始するためのものである。具体的には、スタートスイッチ80は、レバー状に形成され、レバーを下方に向かって押し上げることで操作する。スタートスイッチ80を操作すると、メインリールユニット30の駆動が開始され、3個のメインリールモータ34〜36(図1参照)が回転する。
【0021】
スタートスイッチ80の向かって右隣には、複数個、例えばメインリールユニット30の3個のメインリール31〜33と同数の3個のストップスイッチ90〜92を設けている。
3個のストップスイッチ90〜92は、メインリールユニット30の駆動を停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ90を操作すると、左側のメインリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ91を操作すると、中央のメインリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ92を操作すると、右側のメインリール33の回転が停止する。
【0022】
3個のストップスイッチ90〜92の下側には、メダル貯留皿100を設けている。
メダル貯留皿100には、後述する図1のホッパーユニット120から払い出されたメダルが貯留される。
メダル貯留皿100の右側には、1個のスピーカ110が配置されている。スピーカ110からは、各種の効果音が発生される。
(遊技制御装置200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御装置200について説明する。
【0023】
遊技制御装置200は、スロットマシン10の内部に設けられている。
遊技制御装置200は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技用制御手段300
(2)演出用制御手段400
(遊技用制御手段300)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300について説明する。
【0024】
遊技用制御手段300は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技用制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
【0025】
遊技用制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(3)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段310
(2)メインリール停止制御手段320
(3)利益付与手段330
(遊技用制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の入力段について説明する。
【0026】
遊技用制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)メダルセンサー71
メダルセンサー71は、メダル投入口70の内部に設けられ、メダル投入口70に投入されたメダルを検出するためのものであり、メダル検出手段を構成する。
(2)スタートスイッチ80
(3)ストップスイッチ90〜92
(遊技用制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の出力段について説明する。
【0027】
遊技用制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)メインリールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット120
ホッパーユニット120は、スロットマシン10の内部に設けられている。
ホッパーユニット120は、メイン表示窓20に停止表示されたメインリール31〜33の図柄が、予め設定された図柄の組み合わせに一致する場合に、遊技者に所定枚数のメダルを払い出すためのものである。
【0028】
(3)演出用制御手段400
(演出用制御手段400)
演出用制御手段400は、遊技用制御手段300に接続され、遊技用制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
【0029】
具体的には、演出用制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、演出用制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
【0030】
上記演出用制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)サブリール駆動制御手段410
(2)効果音発生手段420
(演出用制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段400の出力段について説明する。
【0031】
演出用制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)サブリールモータ64〜66
(2)スピーカ40,110
(遊技結果抽選手段310)
遊技結果抽選手段310は、スタートスイッチ80の操作にもとづいて、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
(メインリール停止制御手段320)
メインリール停止制御手段320は、遊技結果抽選手段310による抽選により決定した遊技結果、及びストップスイッチ90〜92の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ90〜92に対応するメインリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
(利益付与手段330)
利益付与手段330は、メイン表示窓20に停止表示された3個のメインリール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
【0032】
メダルの払い出しは、ホッパーユニット120を駆動させることにより、メダルを実際に払い出しても良いし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしても良い。
(サブリール駆動制御手段410)
サブリール駆動制御手段410は、スタートスイッチ80及びストップスイッチ90〜92の操作に関連させて、サブリールモータ64〜66の駆動・停止を制御するためのものである。
【0033】
具体的には、サブリール駆動制御手段410には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)一般的制御手段411
(2)変則的制御手段412
(効果音発生手段420)
効果音発生手段420は、遊技の進行に従って各種の効果音を、スピーカ40,110から出力させるためのものである。
(一般的制御手段411)
一般的制御手段411は、スタートスイッチ80の操作にもとづいて、サブリールモータ64〜66を駆動することにより、サブリール61〜63の全ての回転を開始させ、ストップスイッチ90〜92の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ90〜92の操作により停止するメインリール31〜33に対応するサブリール61〜63のサブリールモータ64〜66を停止させるという一般的なサブリール駆動制御を行うためのものである。
(変則的制御手段412)
変則的制御手段412は、遊技結果抽選手段310による抽選により決定した遊技結果に応じて、一般的制御手段411による一般的なサブリール駆動制御と異なる変則的な駆動制御を行うためのものである。
【0034】
具体的には、変則的制御手段412には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(3)の手段の説明については、後述する。
(1)停止サブリール変更手段413
(2)サブリール複数個停止手段414
(3)停止サブリール再回転手段415
(停止サブリール変更手段413)
停止サブリール変更手段413は、ストップスイッチ90〜92の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ90〜92の操作により停止するメインリール31〜33に対応するサブリール61〜63と異なるサブリール61〜63のサブリールモータ64〜66を停止させるためのものである。
(サブリール複数個停止手段414)
サブリール複数個停止手段414は、ストップスイッチ90〜92の操作にもとづいて、サブリールモータ64〜66の複数個を停止させるためのものである。
(停止サブリール再回転手段415)
停止サブリール再回転手段415は、ストップスイッチ90〜92の操作にもとづいて、停止中のサブリールモータ64〜66を再度、駆動させるためのものである。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について、次の2つの場合に分けて説明する。
【0035】
(1)一般的なサブリール駆動制御
(2)変則的なサブリール駆動制御
なお、サブリール駆動制御は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(一般的なサブリール駆動制御)
まず、一般的なサブリール駆動制御について説明する
メダルの投入を条件に、スタートスイッチ80を操作すると、3個のメインリールモータ34〜36の駆動が開始され、3個のメインリール31〜33が回転する。
【0036】
メインリールモータ34〜36の駆動は、図1の遊技用制御手段300により制御されている。
このとき、図1の遊技用制御手段300の遊技結果抽選手段310により、遊技結果が抽選される。
同時に、3個のサブリールモータ64〜66の駆動が開始され、3個のサブリール61〜63が回転する。
【0037】
サブリールモータ64〜66の駆動は、図1の演出用制御手段400の一般的制御手段411により制御されている。
つぎに、3個のストップスイッチ90〜92のうちの一つ、例えば図2の向かって左側のストップスイッチ90を操作すると、遊技結果抽選手段310による抽選により決定した遊技結果にもとづいて、左側のメインリール31のメインリールモータ34の駆動が停止され、当該メインリール31の回転が停止する。
【0038】
インリールモータ34の停止は、図1の遊技用制御手段300のメインリール停止制御手段320により制御されている。
同時に、左側のメインリール31に対応する左側のサブリール61のサブリールモータ64の駆動が停止され、当該サブリール61の回転が停止する。
サブリールモータ64の停止は、図1の演出用制御手段400の一般的制御手段411により制御されている。
【0039】
こうして、3個のストップスイッチ90〜92の全てを操作すると、3個のメインリール31〜33、及び3個のサブリール61〜63の回転が全て停止する。
(変則的なサブリール駆動制御)
つぎに、変則的なサブリール駆動制御について、図3〜9に示した2つの例を用いて以下に説明する。
(第1実施例)
図3〜6に示す第1実施例を用いて、変則的なサブリール駆動制御について説明する。
【0040】
3個のストップスイッチ90〜92のうちの一つ、図4の向かって左側のストップスイッチ90を操作すると、図2の左側のメインリール31の回転が停止する。
このとき、図3〜4に示すように、左側のメインリール31に対応しない、右側のサブリール63のサブリールモータ66の駆動が停止され、当該サブリール63の回転が停止する。
サブリールモータ66の停止は、図1の変則的制御手段412の停止サブリール変更手段413により制御されている。
【0041】
その結果、左側のメインリール31と反対側の、右側のサブリール63の回転が停止する。
つぎに、残る2個のストップスイッチ91〜92のうちの一つ、図5の中央のストップスイッチ91を操作すると、図2の中央のメインリール32の回転が停止する。
このとき、図4〜5に示すように、中央のメインリール32に対応する、中央のサブリール62のサブリールモータ65の駆動が停止され、当該サブリール62の回転が停止する。
【0042】
サブリールモータ65の停止は、図1の変則的制御手段412により制御されている。
その結果、中央のメインリール32と同様に、中央のサブリール62の回転が停止する。
最後に、図6の残る1個の右側のストップスイッチ92を操作すると、図2の右側のメインリール33の回転が停止する。
このとき、図5〜4に示すように、右側のメインリール33に対応しない、左側のサブリール61のサブリールモータ64の駆動が停止され、当該サブリール61の回転が停止する。
【0043】
サブリールモータ64の停止は、図1の変則的制御手段412の停止サブリール変更手段413により制御されている。
その結果、右側のメインリール33と反対側の、左側のサブリール61の回転が停止する。
本実施例では、例えばビッグ・ボーナス(以下「BB」という。)等の特別遊技に当選している確率が高い場合に、変則的なサブリール駆動制御の出現率を高く設定している。
【0044】
このため、メインリール31〜33に対応しない、異なるサブリール61〜63が停止した場合には、BBの信頼度が高い。
したがって、遊技者は、サブリール61〜63の変則的な動きを見て楽しむことができるばかりでなく、BBへの期待感を高揚することができる。
なお、特別遊技は、一般遊技より遊技者に有利な状態であって、BBに限定されない。
(第2実施例)
図3、及び図7〜6に示す第2実施例を用いて、変則的なサブリール駆動制御について説明する。
【0045】
3個のストップスイッチ90〜92のうちの一つ、図7の向かって左側のストップスイッチ90を操作すると、図2の左側のメインリール31の回転が停止する。
このとき、図3及び図7に示すように、3個のサブリール61〜63の3個のサブリールモータ64〜66の駆動が全て停止され、3個のサブリール61〜63の回転が全て停止する。
3個のサブリールモータ64〜66の停止は、図1の変則的制御手段412のサブリール複数個停止手段414により制御されている。
【0046】
なお、サブリール複数個停止手段414により、3個のサブリール61〜63を全て停止したが、これに限定されず、3個のサブリール61〜63のうち2個を停止するようにしても良い。
つぎに、残る2個のストップスイッチ91〜92のうちの一つ、図8の中央のストップスイッチ91を操作すると、図2の中央のメインリール32の回転が停止する。
【0047】
このとき、図7〜8に示すように、3個のサブリール61〜63の3個のサブリールモータ64〜66の駆動が再度、開始され、3個のサブリール61〜63が全て回転する。
3個のサブリールモータ64〜66の駆動は、図1の変則的制御手段412の停止サブリール再回転手段415により制御されている。
なお、停止サブリール再回転手段415により、3個のサブリール61〜63を全て回転したが、これに限定されず、3個のサブリール61〜63のうち、2個或いは1個を回転するようにしても良い。
【0048】
最後に、図6の残る1個の右側のストップスイッチ92を操作すると、図2の右側のメインリール33の回転が停止する。
このとき、図8〜9に示すように、3個のサブリール61〜63の3個のサブリールモータ64〜66の駆動が全て停止され、3個のサブリール61〜63の回転が全て停止する。
3個のサブリールモータ64〜66の停止は、図1の変則的制御手段412のサブリール複数個停止手段414により制御されている。
【0049】
本実施例では、BB等の特別遊技に当選している確率が高い場合に、変則的なサブリール駆動制御の出現率を高く設定している。
このため、複数個のサブリール61〜63が同時に停止したり、或いは停止したサブリール61〜63が再度、回転した場合には、BBの信頼度が高い。
したがって、遊技者は、サブリール61〜63の変則的な動きを見て楽しむことができるばかりでなく、BBへの期待感を高揚することができる。
【0050】
特に、図8の中央のストップスイッチ91を操作した際に、サブ表示窓50の「BAR」の図柄がライン(図示せず)上に一列、例えば下段のライン上に3個揃った場合には、BBへの信頼度が特に高く設定している(例えば信頼度100%)。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】スロットマシンの動作を概略を説明するためのブロック図である。
【図2】スロットマシンの概略正面図である。
【図3】サブリール駆動制御の第1実施例に係り、ストップスイッチとサブリールとの関係を説明するための説明図である。
【図4】図3に対応し、左側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図である。
【図5】図3に対応し、中央のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図である。
【図6】図3に対応し、右側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図である。
【図7】サブリール駆動制御の第2実施例をそれぞれ示し、同図は図3に対応し、左側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図である。
【図8】図3に対応し、中央のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図である。
【図9】図3に対応し、右側のストップスイッチを操作した状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
【0052】
10 スロットマシン 20 メイン表示窓
30 メインリールユニット 31〜33 メインリール
34〜36 メインリールモータ 40 スピーカ
50 サブ表示窓 60 サブリールユニット
61〜63 サブリール 64〜66 サブリールモータ
70 メダル投入口 71 メダルセンサー
80 スタートスイッチ 90〜92 ストップスイッチ
100 メダル貯留皿 110 スピーカ
120 ホッパーユニット 200 遊技制御装置
300 遊技用制御手段 310 遊技結果抽選手段
320 メインリール停止制御手段 330 利益付与手段
400 演出用制御手段 410 サブリール駆動制御手段
411 一般的制御手段 412 変則的制御手段
413 停止サブリール変更手段 414 サブリール複数個停止手段
415 停止サブリール再回転手段 420 効果音発生手段





 

 


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