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発明の名称 スロットマシン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−29265(P2007−29265A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214326(P2005−214326)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100088742
【弁理士】
【氏名又は名称】竹山 宏明
発明者 飯塚 宏樹
要約 課題
スロットマシンに関し、特別遊技が入賞せずに特定の小役が所定の回数入賞した場合に高確率で再遊技が入賞する遊技を実行させることができるようにしたものである。

解決手段
特別遊技制御手段370と、再遊技実行手段340と、一般遊技において入賞した小役のうち、特定の小役の入賞回数を計数するための特定小役入賞回数計数手段350と、特定小役入賞回数計数手段により計数された入賞回数が、予め設定された所定の設定回数に達したことを条件に、一般遊技から、再遊技の当選確率を高く設定した再遊技高確率遊技に移行させるための再遊技高確率遊技移行手段360とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の図柄がそれぞれ表示された回転可能な複数個のリールと、
前記複数個のリールを個別に回転可能な複数個の駆動源と、
前記複数個の駆動源の駆動を開始させるためのスタートスイッチと、
前記各駆動源の駆動を個別に停止させるための複数個のストップスイッチと、
前記複数個の駆動源、前記スタートスイッチと、前記複数個のストップスイッチ、前記画像表示装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
前記遊技制御手段には、
一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を行わせるための特別遊技制御手段と、
前記一般遊技において、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという再遊技を行わせるための再遊技実行手段と、
前記一般遊技において入賞した小役のうち、特定の小役の入賞回数を計数するための特定小役入賞回数計数手段と、
前記特定小役入賞回数計数手段により計数された入賞回数が、予め設定された所定の設定回数に達したことを条件に、前記一般遊技から、前記再遊技の当選確率を高く設定した再遊技高確率遊技に移行させるための再遊技高確率遊技移行手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
請求項1に記載のスロットマシンであって、
前記遊技制御手段には、
前記特別遊技制御手段による前記特別遊技の開始を条件に、前記特定小役入賞回数計数手段により計数された入賞回数をリセットするための入賞回数リセット手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンであって、
前記再遊技高確率遊技移行手段による前記再遊技高確率遊技は、前記特別遊技が開始することにより終了するようにしていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロットマシンであって、
前記遊技制御手段には、
前記再遊技高確率遊技移行手段により設定される前記設定回数を抽選により決定するための設定回数抽選手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のスロットマシンであって、
前記遊技制御手段には、
前記特定小役入賞回数計数手段により計数する特定の小役の種類を抽選により決定するための特定小役抽選手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、スロットマシンに関し、特別遊技が入賞せずに特定の小役が所定の回数入賞した場合に高確率で再遊技が入賞する遊技を実行させることができるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、所定のゲーム数にわたって、ビッグ・ボーナスに入賞しないいわゆるハマリ状態になった場合に、ビッグ・ボーナス遊技が開始されるスロットマシンが知られている(特許文献1の段落番号「0123」〜「0124」参照)。
【特許文献1】特開2004−113547号公報(段落番号「0123」〜「0124」)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上記したスロットマシンでは、いわゆるハマリ状態になった場合には、ビッグ・ボーナスの抽選を行うことなく、無条件でビッグ・ボーナス遊技が開始されるため、遊技者にとっては、自らの操作でビッグ・ボーナスを入賞させた実感がわかないという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、次の点をそれぞれ特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、第一に、複数種類の図柄がそれぞれ表示された回転可能な複数個のリールと、複数個のリールを個別に回転可能な複数個の駆動源と、複数個の駆動源の駆動を開始させるためのスタートスイッチと、各駆動源の駆動を個別に停止させるための複数個のストップスイッチと、複数個の駆動源、スタートスイッチと、複数個のストップスイッチ、画像表示装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御手段とを備えるスロットマシンである。
【0005】
第二に、遊技制御手段には、一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を行わせるための特別遊技制御手段と、一般遊技において、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという再遊技を行わせるための再遊技実行手段と、一般遊技において入賞した小役のうち、特定の小役の入賞回数を計数するための特定小役入賞回数計数手段と、特定小役入賞回数計数手段により計数された入賞回数が、予め設定された所定の設定回数に達したことを条件に、一般遊技から、再遊技の当選確率を高く設定した再遊技高確率遊技に移行させるための再遊技高確率遊技移行手段とを備えている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明に加え、次の点を特徴とする。
【0006】
すなわち、遊技制御手段には、特別遊技制御手段による特別遊技の開始を条件に、特定小役入賞回数計数手段により計数された入賞回数をリセットするための入賞回数リセット手段を備えている。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明に加え、次の点を特徴とする。
【0007】
すなわち、再遊技高確率遊技移行手段による再遊技高確率遊技は、特別遊技が開始することにより終了するようにしている。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明に加え、次の点を特徴とする。
【0008】
すなわち、遊技制御手段には、再遊技高確率遊技移行手段により設定される設定回数を抽選により決定するための設定回数抽選手段を備えている。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明に加え、次の点を特徴とする。
【0009】
すなわち、遊技制御手段には、特定小役入賞回数計数手段により計数する特定の小役の種類を抽選により決定するための特定小役抽選手段を備えている。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、特定の小役が所定の回数入賞した場合に、再遊技高確率遊技を実行させることができる。
【0011】
この結果、遊技者は、高い確率で再遊技に当選するようになり、メダルを減らすことなく遊技を継続することができ、自らの操作で有利な遊技状態の入賞を狙うことができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0012】
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、特別遊技が開始された場合には、計数された特定の小役の入賞回数をリセットして、再計数することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0013】
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、特別遊技が開始することにより再遊技高確率遊技を終了することができる。
この結果、遊技者は、特別遊技が開始するまで、再遊技高確率遊技を行うことができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0014】
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、再遊技高確率遊技へ移行するための特定の小役の当選回数を抽選により決定することができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0015】
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、再遊技高確率遊技へ移行するために入賞回数が計数される特定の小役の種類を抽選により決定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
(図面の説明)
図1〜2は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1はスロットマシンの動作を説明するためのブロック図、図2はスロットマシンの概
略正面図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
まず、図2を用いて説明すると、同図中、10は、スロットマシンを示すものである。
【0017】
スロットマシン10の中央には、方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の裏側、すなわちスロットマシン10の内部には、リール装置30を設けている。
リール装置30は、複数種類(例えば21個)の図柄(図示せず)がそれぞれ表示された回転可能な複数個、例えば3個のリール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個の駆動源としてのステッピングモータ34〜36(図1参照)とから構成されている。3個のリール31〜33は、表示窓20に臨んでいる。
【0018】
なお、駆動源は、ステッピングモータ34〜36に限定されない。また、図柄の個数は、21個に限定されず、21個未満、或いは22個以上でも良い。さらに、リール31〜33やステッピングモータ34〜36の個数も、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
表示窓20の上方には、画像表示装置40を設けている。画像表示装置40は、画像を表示可能なものであり、例えば液晶の表示装置が使用されている。
【0019】
なお、画像表示装置40は、液晶に限定されず、ドット・マトリックス、LED等を使用しても良い。
画像表示装置40の左右両側には、左右一対のスピーカ50,50を設けている。各スピーカ50は、遊技の進行に関連して、各種の効果音を発生させるためのものである。
表示窓20の下側の向かって右側には、メダル投入口60を設けている。メダル投入口60は、メダルを投入するためのものである。
【0020】
メダル投入口60と反対の向かって左側には、ベットスイッチ70を設けている。
ベットスイッチ70は、スロットマシン10の内部に貯留されたクレジットメダルの枚数、及び1ゲーム当たりに投入可能なメダルの最大投入枚数、例えば3枚を超えない範囲で、クレジットメダルを投入するためのスイッチである。
ベットスイッチ70の下側には、スタートスイッチ80を設けている。スタートスイッチ80は、リール装置30のステッピングモータ34〜36(図1参照)の駆動を開始するためのものである。スタートスイッチ80を操作すると、リール装置30の3個のすべてのステッピングモータ34〜36(図1参照)の駆動が開始され、3個のリール31〜33の回転が開始される。
【0021】
スタートスイッチ80の向かって右隣には、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のストップスイッチ90〜92を設けている。
3個のストップスイッチ90〜92は、リール装置30の3個のステッピングモータ34〜36(図1参照)の駆動を個別に停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ90を操作すると、当該左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ91を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ92を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
【0022】
3個のストップスイッチ90〜92の下側には、メダル貯留皿100を設けている。メダル貯留皿100には、払い出されたメダル等が貯留される。
(遊技制御手段200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御手段200について説明する。
遊技制御手段200は、図示しないが、スロットマシン10の内部に設けられている。
【0023】
遊技制御手段200は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御手段200は、大別すると、次の2つの手段を備える。
(1)遊技用制御手段300
(2)演出用制御手段400
(遊技用制御手段300)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300について説明する。
【0024】
遊技用制御手段300は、主として遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技用制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
【0025】
上記遊技用制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(9)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段310
(2)リール駆動制御手段320
(3)一般遊技制御手段330
(4)再遊技実行手段手段340
(5)特定小役入賞回数計数手段350
(6)再遊技高確率遊技移行手段360
(7)特別遊技制御手段370
(8)入賞回数リセット手段380
(9)特典付与手段390
(遊技用制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の入力段について説明する。
【0026】
遊技用制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)メダルセンサー61
メダルセンサー61は、図示しないが、メダル投入口60の内部に設けられ、メダル投入口60に投入されたメダルを検出するためのものである。
(2)ベットスイッチ70
(3)スタートスイッチ80
(4)ストップスイッチ90〜92
(遊技用制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の出力段について説明する。
【0027】
遊技用制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、次の(2)のホッパー装置110及び(3)の演出用制御手段400の説明については、後述する。
(1)リール装置30の駆動源34〜36
(2)ホッパー装置110
(3)演出用制御手段400
(ホッパー装置110)
ホッパー装置110は、図示しないが、スロットマシン10の内部に設けられている。
【0028】
ホッパー装置110は、メダルを払い出すものであり、払い出されたメダルはメダル貯留皿100(図6)に貯留される。
(演出用制御手段400)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段400について説明する。
演出用制御手段400は、遊技用制御手段300に接続され、遊技用制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
【0029】
具体的には、演出用制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、演出用制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
【0030】
なお、演出用制御手段400と遊技用制御手段300との間を、一方向通信としたが、これに限らず、双方向通信を行わせても良い。
上記演出用制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
【0031】
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)画像表示手段410
(2)効果音発生手段420
(演出用制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段400の出力段について説明する。
【0032】
演出用制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ50
(遊技結果抽選手段310)
遊技結果抽選手段310は、スタートスイッチ80の操作にもとづいて、遊技結果を抽選するためのものである。
(リール駆動制御手段320)
リール駆動制御手段320は、スタートスイッチ80の操作にもとづいて、ステッピングモータ34〜36の駆動を開始させ、リール31〜33の回転を開始させるためのものである。
(一般遊技制御手段330)
一般遊技制御手段330は、一般遊技を行わせるためのものである。
(再遊技実行手段340)
再遊技実行手段340は、一般遊技において、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという再遊技を行わせるためのものである。
【0033】
具体的には、再遊技は、一般遊技状態において「リプレイ/リプレイ/リプレイ」の組み合わせが揃ったことを条件に開始され、その後、当該再遊技が実行されることにより終了する。
(特定小役入賞回数計数手段350)
特定小役入賞回数計数手段350は、一般遊技において入賞した小役のうち、特定の小役の入賞回数を計数するためのものである。
【0034】
小役は、複数種類あり、例えば「ベル」、「チェリー」、「スイカ」等がある。
特定の小役は、複数種類の小役のうちから、1種類の小役、例えば「ベル」を予め設定している。
なお、特定の小役の1種類の小役を設定したが、これに限定されず、複数種類の小役を設定しても良い。また、特定の小役は、「ベル」に限定されず、他の「チェリー」、「スイカ」等でも良い。
【0035】
特定小役入賞回数計数手段350には、図1に示すように、次の手段を備える。
(1)特定小役抽選手段351
特定小役抽選手段351は、特定小役入賞回数計数手段350により計数する特定の小役の種類を抽選により決定するためのものである。
すなわち、特定の小役は、予め設定しても良いし、或いは本特定小役抽選手段351により抽選により決定しても良い。
【0036】
具体的には、特定の小役は、複数種類の小役のうちから、1種類を抽選により決定しているが、これに限定されず、複数種類の特定の小役を決定するようにしても良い。
抽選のタイミングは、例えばスロットマシン10の電源が投入された後に最初に操作されたスタートスイッチ80の操作時や、後述する入賞回数リセット手段380により入賞回数がリセットされた後に、最初に開始された一般遊技におけるスタートスイッチ80操作時である。
【0037】
なお、特定小役抽選手段351により特定の小役を抽選により決定するようにした場合には、決定した特定の小役の種類を画像表示手段410を用いて直接或いは間接的(暗示的)に表示するようにしても良い。
(再遊技高確率遊技移行手段360)
再遊技高確率遊技移行手段360は、特定小役入賞回数計数手段350により計数された入賞回数が、予め設定された所定の設定回数に達したことを条件に、一般遊技から、再遊技の当選確率を高く設定した再遊技高確率遊技に移行させるためのものである。
【0038】
設定回数としては、例えば「150回」を予め設定している。
なお、設定回数は、「150回」に限定されず、「150回」より多く設定しても良いし、或いは少なく設定しても良い。また、設定回数は、単数に限らず、複数設定しても良い。
再遊技高確率遊技移行手段360には、図1に示すように、次の手段を備える。
【0039】
(1)設定回数抽選手段361
設定回数抽選手段361は、再遊技高確率遊技移行手段360により設定される設定回数を抽選により決定するためのものである。
なお、設定回数は、予め設定しても良いし、或いは設定回数抽選手段361により抽選により決定するようにしても良い。
【0040】
具体的には、設定回数は、複数種類の回数、例えば「150回」、「200回」、「250回」のうちから、1種類の回数を抽選により決定している。
なお、設定回数は、1種類に限定されず、複数種類を抽選により決定するようにしても良い。
また、設定回数抽選手段361により設定回数を抽選により決定するようにした場合には、決定した設定回数を画像表示手段410を用いて直接或いは間接的(暗示的)に表示するようにしても良い。
(特別遊技制御手段370)
特別遊技制御手段370は、一般遊技より遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
【0041】
特別遊技は、例えばいわゆるビッグ・ボーナス(以下「BB」という。)である。
なお、特別遊技は、BBに限定されず、いわゆるレギュラー・ボーナス等であっても良い。
具体的には、特別遊技(例えばBB)は、一般遊技において、特別遊技移行抽選に当選し、特別遊技制御移行図柄の組み合わせ、例えば「7/7/7」が揃うことで開始する。
【0042】
その後、最大払出枚数(例えば2種類以上、BBを設けた場合には、360枚)に達したことを条件として、特別遊技(例えばBB)は終了する。
なお、特別遊技移行図柄の組み合わせは、「7/7/7」に限定されない。また、最大払出枚数は、例えば360枚に限定されず、360枚未満でも良いし、361枚以上としても良い。
(入賞回数リセット手段380)
入賞回数リセット手段380は、特別遊技制御手段370による特別遊技の開始を条件に、特定小役入賞回数計数手段350により計数された入賞回数をリセットするためのものである。
【0043】
なお、リセットのタイミングは、特別遊技(例えばBB)の当選時や、特別遊技の開始時でも良いし、或いは特別遊技の終了後でも良い。
(特典付与手段390)
特典付与手段390は、リール装置30の停止図柄にもとづいて、所定枚数のメダルをクレジット・メダルに加算したり、或いはホッパー装置110により払い出すためのものである。
(画像表示手段410)
画像表示手段410は、画像表示装置40に演出用の画像を表示するためのものである。
(効果音発生手段420)
効果音発生手段420は、遊技の進行に従って各種の効果音を、スピーカ50から出力させるためのものである。
(再遊技高確率遊技の説明)
再遊技高確率遊技とは、一般遊技から、再遊技の当選確率を高く設定した遊技状態をいう。
【0044】
当選確率は、次の表1に例示する通りである。
【0045】
【表1】


【0046】
一般遊技における再遊技の当選確率は、上記した表1に示すように、約1/7.3である。再遊技高確率遊技における再遊技の当選確率は、約1/1.2である。
一般遊技における再遊技の当選確率と、再遊技高確率遊技における再遊技の当選確率とを比較すると、後者の方が高く、その結果、一般遊技に比べ、再遊技に当選し易くなる。
具体的には、再遊技高確率遊技においては、一般遊技におけるいわゆる「ハズレ」になる確率を下げ、当該下げた分だけ、再遊技の当選確率を高く設定している。
【0047】
その結果、一般遊技における特別遊技(例えばBB)の当選確率と、再遊技高確率遊技における特別遊技(例えばBB)の当選確率とは、等しくなる。
このため、再遊技高確率遊技においては、再遊技に高確率で当選することにより、遊技者はメダルを減らすことなくゲームを継続することができる。
したがって、同じメダル枚数で、多くのゲームを消化できることから、結果として遊技結果抽選手段310による抽選回数も増加することができる。遊技者は、再遊技高確率遊技を活用することで、メダルを減らすことなく、自力で特別遊技(例えばBB)の当選を獲得できるチャンスが与えられる。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10を使用した遊技について、説明する。
【0048】
遊技者が遊技を開始するためにメダルを投入し、その後スタートスイッチ80を操作する。
当該スタートスイッチ70操作時に遊技結果抽選手段310が抽選を行う。
その後、当該ゲームで遊技者がストップスイッチ90〜92を操作することによりリール31〜33を停止させる。
【0049】
遊技結果抽選手段310により「ベル」が抽選された場合で、当該「ベル」に対応した図柄が停止表示された場合には、特定小役入賞回数計数手段350により、当該「ベル」の入賞回数を計数する。
また、特典付与手段390により「ベル」に対応した所定の枚数分のメダルの払い出しが行われる。
【0050】
特定小役入賞回数計数手段350により計数された「ベル」の入賞回数が、予め設定された回数である、例えば150回になると、再遊技高確率遊技移行手段360により再遊技の抽選確率を高く設定した再遊技高確率遊技に移行する。
その後、BBやRB等の特別遊技が開始された場合には、入賞回数リセット手段380により特定小役入賞回数計数手段350により計数された入賞回数をリセットする。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】スロットマシンの動作を説明するためのブロック図である。
【図2】スロットマシンの概略正面図である。
【符号の説明】
【0052】
10 スロットマシン 20 表示窓
30 リール装置 31〜33 リール
34〜36 駆動源 40 画像表示装置
50 スピーカ 60 メダル投入口
61 メダルセンサー 70 ベットスイッチ
80 スタートスイッチ 90〜92 ストップスイッチ
100 メダル貯留皿 110 ホッパー装置
200 遊技制御手段 300 遊技用制御手段
310 遊技結果抽選手段 320 リール駆動制御手段
330 一般遊技制御手段 340 再遊技実行手段
350 特定小役入賞回数計数手段 351 特定小役抽選手段
360 再遊技高確率遊技移行手段 361 設定回数抽選手段
370 特別遊技制御手段 380 入賞回数リセット手段
390 特典付与手段 400 演出用制御手段
410 画像表示手段 420 効果音発生手段




 

 


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