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発明の名称 遊技機の演出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20780(P2007−20780A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−205435(P2005−205435)
出願日 平成17年7月14日(2005.7.14)
代理人 【識別番号】110000383
【氏名又は名称】特許業務法人 エビス国際特許事務所
発明者 阿部 浩之
要約 課題
部品点数を増やすことなく、かつ、特殊処理を要することなく発光効率を高める。

解決手段
レジスト処理が施されていないLED基板に白色LEDを実装し、例えば、基板表面に施される半田メッキで反射板(反射パターン43)の代用をさせて反射効率の向上をはかり、また、反射パターン43と隔離してLEDとの接続のための信号線パーン42を実装することで白色LEDの放熱効果を高める。
特許請求の範囲
【請求項1】
LED実装用の部品実装パターンと、LED駆動用の信号伝送パターンとから成る電気基板を備えた遊技機の演出装置であって、
前記電気基板は、少なくとも一部にレジスト処理が施されていない非レジスト処理領域を有し、前記非レジスト処理領域は、半田メッキ処理が施されて成ることを特徴とする遊技機の演出装置。
【請求項2】
前記電気基板は、前記部品実装パターンおよび前記信号伝送パターンと電気的に絶縁された独立したパターンを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機の演出装置。
【請求項3】
前記信号伝送パターンは、前記部品実装パターンとは異なる面に形成されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機の演出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源にLED(Light Emitted Diode)を使用した遊技機の演出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
遊技機の一つにスロットマシンがある。スロットマシンには、本体部前面に3列のリールを有するリール機構が組み込まれ、これらリールとは別に、いわゆる演出表示を行う表示パネルが設けられている。
【0003】
上記構成において、遊技者により回転開始レバーが操作されるとゲーム開始となり、上記した遊技機は、3列のリールを所定速度で回転させ、演出装置としての表示パネルに特定の演出表示を行う。次に、遊技者によりストップキー操作されると、3列のリールの停止制御を順次行う。そして、停止した3列のリールに描かれている特定の絵柄(例えば、数字の7)が入賞ライン上に揃うと、表示パネル上に表示を行って大当たりが発生したことを通知する。
【0004】
ところで、LED等の発光素子を用いたと演出装置として、例えば、EL(Electronic Luminescence)ユニットやバックランプユニットなどがあり、従来、発光効率を高めるための工夫が多々なされてきた。
例えば、成型品によるリフレクターを用い、あるいは発光素子が搭載される基板を白色に仕上げる等の工夫があった(例えば、特許文献1、2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2002−46530号公報
【特許文献2】特開2004−207678号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前者は部品点数の増加にともないコスト増を招き、また、後者は、反射効率が思った以上に得られないといった欠点があった。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、部品点数を増やすことなく、かつ、特殊処理を要することなく発光効率を高めることのできる遊技機の演出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するために本発明の遊技機の演出装置は、LED実装用の部品実装パターンと、LED駆動用の信号伝送パターンとから成る電気基板を備えた遊技機の演出装置であって、前記電気基板は、少なくとも一部にレジスト処理が施されていない非レジスト処理領域を有し、前記非レジスト処理領域は、半田メッキ処理が施されて成ることを特徴とする。
【0008】
また、本発明において、前記電気基板は、前記部品実装パターンおよび前記信号伝送パターンと電気的に絶縁された独立したパターンを有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明において、前記信号伝送パターンは、前記部品実装パターンとは異なる面に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、レジスト処理が施されていない電気基板にLED光源を実装することにより、具体的に、電気基板表面に施される半田メッキで反射板の代用をさせることで、部品点数を増やすことなく、かつ、特殊処理を要することなく発光効率を向上させることができる。
また、周辺のパターン信号伝送パターンとしてLED光源に接続することで発熱を逃がす効果も得られ、この場合、パターンが剥き出しになるため、従来のレジスト膜がある場合に比較して大出力の発光素子を使用した場合の放熱効果が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の遊技機の実施形態として、遊戯場等に設置されるスロットマシンについて図1ないし図3を参照して説明する。
なお、図1は本スロットマシン100の外部構造を表した平面図、図2は本スロットマシン100の内部構造を表した平面図、図3は本スロットマシン100に設けられている制御システムの構成を表したブロック図である。
【0012】
図1において、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた後述の筐体102とを備えて構成されている。
フロントドア101は、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105とを備え、全体的に金属製のフレーム(図示略)と硬質プラスチックで成形された前面パネルとで形成されることによって、機械的に強固な構造を有している。
【0013】
上部パネル部103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、液晶ディスプレイ等で形成された演出表示装置103dとが設けられている。 中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴R1,R2,R3を備えた回胴装置200が設けられると共に、回胴装置200の側方に演出用ランプ104a,104bが設けられている。
【0014】
なお、回胴R1,R2,R3の前方には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDが設けられ、これによって回胴装置200を外部から保護すると共に、遊技者が透過窓WDを介して回胴R1,R2,R3を見ることが可能となっている。 更に、中部パネル部104の下端には遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、当該操作部104cには、遊技用メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンB1,B2,B3と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴R1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。
【0015】
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
【0016】
次に、図2を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を概説する。なお、図2はフロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、上述の放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられ、スピーカSR,SLの間に演出表示装置103dが設けられると共に、演出表示装置103dの裏面側にサブ制御基板300が取り付けられている。
【0017】
演出表示装置103d及びサブ制御基板300の下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とが形成された略長方形の枠体104dが取り付けられている。
枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物か判別して振り分ける振分機構G0と、振分機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振分機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
【0018】
更に、上述の枠体104dと振分機構G0との間の領域に長尺状の中央表示基板400が取り付けられ、当該中央表示基板400の裏面側の一端に、設定ボタンCSと、数字の0から6までのセグメント表示を行う発光ダイオードで形成された設定表示素子CTが設けられている。
筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技用メダルを収容するための補助貯留部SHPと、上述の透過窓WDに対向する回胴R1,R2,R3を備えた回胴装置200が設けられる他、主電源装置PWUの側面に電源装置基板500、回胴装置200の上端に回胴装置基板600、回胴装置200の上方に主基板700、筐体102の内壁の一端に外部集中端子装置としての外部集中端子基板800が夫々取り付けられている。
【0019】
ここで、上述の主基板700と、サブ制御基板300、回胴装置基板600、中央表示基板400、電源装置基板500及び外部集中端子基板800は、何れも導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、特に、主基板700とサブ制御基板300と外部集中端子基板800は、夫々硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
【0020】
更に、図3のブロック図を参照して制御システムの構成を述べると、主基板700は、スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶されている半導体メモリと、これらのプログラムを実行するCPUとを実装し、CPUが持つ入力ポート及び出力ポートと、他の基板300、600、400、500、800との間が配線ケーブルによって配線接続されている。
また、演出用スピーカSR,SL,SWと演出用ランプ103a,104a,104bと演出表示装置103dが配線ケーブルを介してサブ基板300に配線接続され、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給される演出制御信号に従って、サブ基板300に設けられている電気回路がこれら演出用スピーカSR,SL,SWと演出用ランプ103a,104a,104bと演出表示装置103dを駆動することにより、遊技者の視覚と聴覚に訴える演出を行う。
【0021】
回胴装置基板600は、電動モータによって回転駆動される回胴R1,R2,R3を備えた回胴装置200が配線接続されており、主基板700中のCPUから供給される回胴制御信号に従って、上述の電動モータを制御することにより、回胴R1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
【0022】
中央表示基板400には、振分機構G0、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST、ストップボタンSP1,SP2,SP3、設定表示素子CT、及び設定ボタンCSが配線接続されており、振分機構G0から出力されるメダル検出信号と、ベットボタンB1,B2,B3とスタートレバーST及びストップボタンSP1,SP2,SP3から夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送すると共に、マイクロプロセッサから供給されるセグメント表示信号に基づいて、設定表示素子CTに0から6までの数字を表示させる。
【0023】
電源基板500には、リセットスイッチRS、設定スイッチBO、電源スイッチBQ、ホッパ装置HPが配線接続され、設定スイッチBOと電源スイッチBQから夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記CPUへ転送する。更に、電源基板500には、発生される各種電源電圧をホッパ装置HPその他の各所に配電する配電回路が形成されており、かかる配電回路からスロットマシン100の動作に必要な電源供給が行われている。
外部集中端子基板800は、主基板700中の上記CPUから出力される信号S1〜S6を並列入力することが可能な複数個の入力端子P1〜P6と、当該信号S1〜S6を管理用電子装置としてのホールコンピュータ側へ並列転送することが可能な複数個の出力端子Q1〜Q6とを備える他、ホールコンピュータ側から供給される信号INを入力する入力端子P7及び上記CPUへ転送する出力端子Q7を備えて構成され、更に信号S1〜S6及びINを一方向にのみ転送する信号転送回路(図示せず)が設けられている。
【0024】
すなわち、上述の出力端子Q1〜Q6及び入力端子P1と、ホールコンピュータに設けられている入出力インターフェースとの間を例えばフラットケーブル等の配線ケーブルで接続することによって、主基板700からホールコンピュータ側へ信号S1〜S6を転送し、また、ホールコンピュータから主基板700側へ信号INを転送することが可能となっている。
【0025】
なお、信号S1は、メダル投入部MDからホッパ装置HPへ遊技メダルが1枚投入される毎に出力される「遊技メダル投入信号」、信号S2は、ホッパ装置HPから排出口105aへ遊技メダルが1枚払い出される毎に出力される「遊技メダル払出信号」、信号S3は、レギュラーボーナス(RB)と呼ばれる特別役に入賞したときに出力される「役物連続作動装置本当たり信号」、信号S4は、ビッグボーナス(BB)と呼ばれるレギュラーボーナス(RB)よりも大きな特別役に入賞したときに出力される「役物連続作動増加装置本当たり信号」、信号S5は、いわゆる出玉率の設定操作がなされたことを示す「設定操作信号」である。
また、ホールコンピュータ側から供給される信号INは、いわゆる打止め解除を主基板700中のマイクロコンピュータに対して指令するための「外部打止め解除信号」である。
【0026】
次に、本発明で課題とする、部品点数を増やさず、特殊処理を要することなく発光効率を高める遊技機の演出装置について、図4を参照しながら説明する。
【0027】
図4は、本発明実施形態にかかわる遊技機の演出装置の基板構造を示す図であり、ここでは、白色LEDが実装される電気基板(LED基板)の平面図が示されている。図4(a)に全体構造を示し、図4(b)に、図4(a)における一部分(円内)の構造を拡大表示して示している。
ここでは、白色LED実装用の部品実装パターンと、白色LED駆動用の信号伝送パターンとから成るLED基板が示されている。特徴的には、白色LED実装用の部品実装パターンは、少なくとも一部にレジスト処理が施されていない非レジスト処理領域を有し、当該非レジスト処理領域には半田メッキ処理が施され、白色LEDにより発光される光の反射板を形成していることにある。
【0028】
詳しくは、白色LED(図示せず)は、LED基板に複数実装された接続端子41上に接続される。白色LEDは、青色または紫外線を発光するLEDを蛍光体の励起光源としてとして使用し、蛍光体の発色との組合せにより白色光を得るものであり、1チップで白色発光を実現でき、電源も一つで済むためコスト的にも有利である。最近では、高輝度青色LEDと蛍光材料とを組み合わせて発光効率20[Im/w]以上のものも開発されている。
【0029】
この白色LEDが接続される接続端子41の近傍は、本来、レジスト印刷されていた部品実装パターンの少なくとも一部を半田メッキ処理することで光の反射板43を形成している。このことにより、反射効率を向上させ、白色LEDの発光効率を一層高めている。なお、ここで「レジスト印刷」、あるいは「レジスト処理」とは、基板の仕上げ処理の一つであり、エッチングが終了した段階での銅箔面の保護と、表面の絶縁、および見た目をよくする意味で使用される。
また、レジスト膜が剥がれた状態で信号伝送パターンを露出してあるため、従来のレジスト処理が施された場合に比較して放熱効果が増す。なお、図中44は、コネクタ端子であり、当該コネクタ端子44を介して白色LEDが外部回路と接続される。なお、ここで、「信号伝送パターン」とは、信号線となる銅箔面をいう。
【0030】
また、信号伝送パターンについては、反射板を形成する部品実装パターンが実装される基板表面とは反対面(裏面)にスルーホールを介して実装してもよい。この場合も、LED光源を効率良く生かすために、LED基板表面についてはレジストを剥いだ状態とし、半田メッキ仕上げにより反射板の代用をさせる。
【0031】
以上説明のように本発明によれば、レジスト処理が施されていないLED基板に白色LEDを実装することにより、例えば、基板表面に施される半田メッキで反射板の代用をさせることで、部品点数を増やすことなく、かつ、特殊処理を要することなく白色LEDの発光効率を向上させることができる。
また、周辺のパターンを信号線として白色LEDに接続することで発熱を逃がす効果も得られ、この場合、パターンが剥き出しになるため、従来のレジスト膜がある場合に比較して大出力の発光素子を使用した場合の放熱効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明実施形態に係わる遊技機の外部構造を表した平面図である。
【図2】本発明実施形態に係わる遊技機の内部構造を表した平面図である。
【図3】本発明実施形態に係わる遊技機に設けられている制御システムの構成を表したブロック図である。
【図4】本発明実施形態にかかわる遊技機の演出装置の基板構造を示す図である。
【符号の説明】
【0033】
41…LED接続端子、42…信号パターン(線)、43…反射板、44…コネクタ端子




 

 


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