米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> スポ−ツ;娯楽 -> サミー株式会社

発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20705(P2007−20705A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−204425(P2005−204425)
出願日 平成17年7月13日(2005.7.13)
代理人 【識別番号】110000383
【氏名又は名称】特許業務法人 エビス国際特許事務所
発明者 村田 進 / 米田 公昭
要約 課題
メダル選別装置に不正器具が挿入されメダルのクレジットが不正に増加されるのを防止する。

解決手段
サブ制御基板30は、異常判別用記憶部223に記憶されたプログラムに従ってCPU220が演算処理を実行することで、主制御基板20からメダル受付コマンド信号の受信を所定の回数行う間に、各受信回におけるメダル受付コマンド信号の受信を開始または終了する時刻を異常判別用記憶部223のRAMに記録し、これら記録した時刻の前記受信回間の時間間隔を算出し、これら算出した時間間隔が時系列順に所定の誤差内で連続した場合に異常が発生したと見なす。これによりメダル選別装置に不正器具が挿入されメダルのクレジットが不正に増加されるのを防止できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
メダル投入口と、当該メダル投入口から投入されたメダルの適否を判別し振り分け、適正と判別して振り分けたメダルをセンサにより検出するメダル選別装置と、ゲームの実行に係る制御を統括して行う主制御基板と、当該主制御基板に設けられ、前記メダル選別装置の前記センサの検出信号に基づいてメダルの適否を再度判別し適正と判別した場合にメダルを正式に受け付けてメダル受付コマンド信号を出力するメダル受付手段と、前記主制御基板に設けられ、前記メダル受付手段が受け付けたメダルを内部貯留するメダルクレジット手段と、前記主制御基板に設けられ、前記メダル受付手段が受け付けたメダルまたは前記メダルクレジット手段により内部貯留されたメダルを賭けて前記ゲームを行い当該ゲームの入賞役の抽選を行う抽選手段と、当該主制御基板からの前記メダル受付コマンド信号を含むコマンド信号に基づいて当該ゲームの演出に係る制御を行うサブ制御基板とを備える遊技機であって、
前記サブ制御基板は、前記メダル受付手段からメダル受付コマンド信号の受信を所定の回数行う間に、各受信回におけるメダル受付コマンド信号の受信を開始または終了する時刻を記録し、これら記録した時刻の前記受信回間の時間間隔を算出し、これら算出した時間間隔が時系列順に所定の誤差内で連続した場合に異常が発生したと見なす異常判別手段を更に備えることを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技用のメダルなどの適否を判別し、適正なメダルを選別するメダル選別装置を備えた遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、回胴式遊技機としてスロットマシンが知られている。一般的なスロットマシンは、前扉に形成された透明な表示窓を通して筐体内の3列のリールが目視される。各リールの周面には複数種類の図柄が配列されて描かれており、リールを回転させることで遊技の入賞又はハズレに係る図柄が変動表示される。また、スロットマシンには、遊技媒体(メダル)が投入されるメダル投入口と、メダル投入口から投入されたメダルを貯留するクレジット手段と、貯留されているメダルから所定枚数のメダルを賭けてゲームを準備するためのベットボタンと、リールを一斉に回転させるスタートレバーと、回転する各リールを個別に停止させるためのストップボタンが設けられ、ベットボタンが押圧操作され、スタートレバーが傾倒操作されて回転を開始したリールは、ストップボタンの押圧操作を契機にそれぞれ制動されて停止する。そして、各リールが表示する図柄の組合せが有効ライン上に揃うと入賞が確定し、入賞図柄の組合せに応じた数のメダルを配当するように構成されている。
【0003】
また、一般的なスロットマシンには、例えば特許文献1に記載されているように、メダル投入口からメダル通路に投入されたメダルの適否を判別し振り分けるメダル選別装置が設けられている。スロットマシンのメダル選別装置は、メダル通路を通過するメダルを検出するメダルセンサとして、フォトセンサを内蔵している。そして、このようなメダル選別装置は、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、前記フォトセンサがこのメダルを検出することによって、制御基板がメダル投入の受け付けを示す信号をスロットマシンの主制御基板へ送出する。スロットマシンの主制御基板は、メダル投入の受け付けを示す信号によって内部に貯留するメダル(クレジット)を増加させる。
【0004】
【特許文献1】特開2003−281592号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このような従来のメダル選別装置を備えたスロットマシンでは、近年、可撓性を有するプラスチックシートの先端に発光ダイオード取り付けた不正器具によって、不正遊技者がメダル選別装置のメダル通路に前記発光ダイオードを挿入し、前記発光ダイオードを点滅させることで、メダル選別装置のフォトセンサを誤動作させ、スロットマシンのメダルのクレジットを不正に増加させた後、スロットマシンのメダル精算ボタンを操作することでメダルを不正に払い出させる行為が問題となっている。しかし、このような不正行為は、遊技店の従業員の死角を突いて行われるため、閉店後のメダルの収支誤差で被害に気づくケースがほとんどであり、早期に発見するのは困難であるという課題があった。
【0006】
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、メダル選別装置に不正器具が挿入され当該メダル選別装置のセンサが不正に動作されたことを迅速かつ確実に発見することで係る不正行為を未然に防止する等の遊技機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、メダル投入口と、当該メダル投入口から投入されたメダルの適否を判別し振り分け、適正と判別して振り分けたメダルをセンサにより検出するメダル選別装置と、当該メダル選別装置が検出したメダルを内部貯留するメダルクレジット手段と、当該メダル選別装置が検出したメダルまたは当該メダルクレジット手段により内部貯留されたメダルを賭けてゲームを行い当該ゲームの入賞役の抽選を行う抽選手段とを備える遊技機であって、前記センサがメダルの検出を所定の回数行う間に、各検出回における前記センサがメダルの検出反応を開始または終了する時刻を記録し、これら記録した時刻の前記検出回間の時間間隔を算出し、これら算出した時間間隔が時系列順に所定の誤差内で連続した場合に異常が発生したと見なす異常判別手段を更に備えることを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の遊技機によれば、不正器具により遊技機のセンサが不正に動作され場合、サブ制御基板がメダル受付コマンド信号の受信を開始または終了する時刻の受信回間の時間間隔が時系列順に所定の誤差内で連続し、サブ制御基板の異常判別手段が遊技機に異常が発生したと見なすので、メダル選別装置に不正器具が挿入され当該メダル選別装置のセンサが不正に動作されたことを迅速かつ確実に発見できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の遊技機によれば、メダル選別装置に不正器具が挿入され当該メダル選別装置のセンサが不正に動作されたことを迅速かつ確実に発見することで係る不正行為を未然に防止する等が行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2は、前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図3は、スロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
【0011】
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
【0012】
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
【0013】
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
【0014】
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
【0015】
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
【0016】
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44と、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
【0017】
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bがそれぞれ配置されている。
【0018】
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓に面して液晶表示ユニット48が配置されている。なお、液晶表示ユニット48は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
【0019】
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用照明部46、49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
【0020】
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口71aを有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。
【0021】
ベットボタン72、73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
【0022】
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
【0023】
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
【0024】
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段210(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
【0025】
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴78が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴78に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
【0026】
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留する受皿部6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62がそれぞれ配置されている。
【0027】
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
【0028】
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
【0029】
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
【0030】
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
【0031】
次に、前扉3の裏面側上部には、演出用照明部46の光源である高輝度の発光ダイオード31が複数配列されると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示ユニット48が取り付けられている。更に、液晶表示ユニット48の裏面側には、電気回路基板で形成されたサブ制御基板30が取り付けられている。
【0032】
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示ユニット48による演出映像の表示制御、及び演出用放音部47a、47b、62を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
【0033】
サブ制御基板30の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75及びストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
【0034】
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
【0035】
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62に対向するスピーカ38が取り付けられている。
【0036】
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
【0037】
図3において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201と、乱数発生装置205と、メダルクレジット手段210と、メダル選別制御手段211と、タイマ212とを備えている。
【0038】
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。メダルクレジット手段210は、内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
【0039】
メダル選別装置34は、電子部品としてメダルセンサ34a及び後述の規制爪部材を駆動するソレノイド34bを備えている。メダルセンサ34aは二つのフォトセンサ331、332によって構成されている。
【0040】
主制御基板20には、ベットボタン72、73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a及びソレノイド34b、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板30等が配線ケーブルで接続されている。
【0041】
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34からの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
【0042】
メダル選別制御手段211は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、メダルセンサ34aの検出結果からソレノイド34b及びメダルクレジット手段210を制御するためのプログラムが予め記憶されている。
【0043】
主制御基板20は、メダル選別制御手段211に記憶されたプログラムに従ってCPU200が演算処理を実行することで、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aの検出結果よりメダルの適否を再度判別し適正と判別した場合にメダルを正式に受け付けてメダル受付コマンド信号をサブ制御基板30に出力するとともに、正式に受け付けたメダルをゲームの賭数に加算する。このような構成により、CPU200及びメダル選別制御手段211は、メダルセンサ34aの検出信号に基づいてメダルの適否を再度判別し適正と判別した場合にメダルを正式に受け付けてメダル受付コマンド信号を出力するメダル受付手段となっている。
【0044】
また、CPU200は、メダルセンサ34aの検出信号に基づいてメダルが不適正と判別した場合に、ソレノイド34bへの電力の供給を停止し、後述の強制排除手段321(図4参照)をメダル排除状態にして、メダルの受け付けを物理的に禁止する。
【0045】
また、主制御基板20は、メダル選別制御手段211に記憶されたプログラムに従ってCPU200が演算処理を実行することで、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段210のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段210の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
【0046】
また、主制御基板20は、メダル選別制御手段211に記憶されたプログラムに従ってCPU200が演算処理を実行することで、メダルの賭数が所定の枚数(一般的に3枚)となり、かつメダルクレジット手段210の前記クレジット数が最大値(50)になった時点で、ソレノイド34bへの電力の供給を停止し、後述の強制排除手段321(図4参照)をメダル排除状態にして、メダルの受け付けを物理的に禁止する。
【0047】
主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
【0048】
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルを受皿部6aに払い出す。
【0049】
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段210(図3参照)が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
【0050】
サブ制御基板30は、CPU220と、演出用記憶部221と、タイマ222と、異常判別用記憶部223とを備えている。
【0051】
演出用記憶部221は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、ゲームの演出や待機中のデモンストレーション画面を含む各種演出用のプログラムが予め記憶されている。サブ制御基板30は、演出用記憶部221に記憶されたプログラムに従ってCPU220が演算処理を実行することで、主制御基板20からの前記メダル受付コマンド信号を含む各種コマンド信号に基づいて液晶表示ユニット48、演出用照明部46、49a、49b、演出用放音部47a、47b、62等の演出装置230を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行等に応じて行っている。
【0052】
また、サブ制御基板30は、主制御基板20から異常発生信号が供給された場合、演出用放音部47a、47b、62から警報を発声させる。
【0053】
異常判別用記憶部223は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、メダル受付コマンド信号の受信時刻からメダル選別装置34の異常を判別するためのプログラムが予め記憶されている。
【0054】
サブ制御基板30は、異常判別用記憶部223に記憶されたプログラムに従ってCPU220が演算処理を実行することで、主制御基板20からメダル受付コマンド信号の受信を所定の回数行う間に、各受信回におけるメダル受付コマンド信号の受信を開始または終了する時刻を異常判別用記憶部223のRAMに記録し、これら記録した時刻の前記受信回間の時間間隔を算出し、これら算出した時間間隔が時系列順に所定の誤差内で連続した場合に異常が発生したと見なす。このような構成により、CPU220及び異常判別用記憶部223は、メダル選別装置34の異常を判別する異常判別手段となっている。
【0055】
サブ制御基板30は、CPU220及び異常判別用記憶部223による異常判別手段がメダル選別装置34の異常が発生していると判別した場合、演出用放音部47a、47b、62から警報を発声させる。
【0056】
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル203及び内部抽選フラグ204が記憶されている。乱数発生装置205は、クロック発生回路により生成された一定周期のクロック信号をハードウエアカウンタがカウントし、遊技者が任意の時点で行う遊技操作(例えばスタートレバー75の操作)で得られたラッチ信号を契機に、当該ハードウエアカウンタが示すカウント値を乱数値として取得する。
【0057】
例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で乱数発生装置205から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル203を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ204に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
【0058】
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
【0059】
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン72、73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
【0060】
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ204に記憶される。
【0061】
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ204に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
【0062】
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段210の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルを受皿部6aへ払い出す。
【0063】
次に本実施形態のメダル選別装置34について図面を参照して詳細に説明する。
【0064】
図4はメダル選別装置34のカバー部材を一部破断して、その内部構造を表した正面図である。図5はメダル選別装置34の背面図である。
【0065】
図4において、メダル選別装置34は、前面が開放する矩形状の箱体としての硬質プラスチックにより一体形成したケース301に対し、その上半分を覆うように金属板から成るゲートプレート302が開閉可能に取り付けられている。ゲートプレート302とケース301の背面とによって生じる隙間には、メダル入口303から、ゲートプレート302の下端の転送レール部304を経由し、右下方のメダル出口305へ通じるメダル案内経路306が形成されている。
【0066】
転送レール部304は、ゲートプレート302の下端部分がケース301側に折り曲げられてレール面が形成され、このレール面上を円盤状のメダル300の周面が当接して、下流側のメダル出口305へと直線的に回動落下するように形成されている。また、転送レール部304には、その下縁から上縁までの高さが規定のメダルの最小の規格外径に相当する切欠き部311と、切欠き部311の端から分離し、外方(図中手前側)に傾斜する傾斜壁部312が形成されている。
【0067】
例えば、規格以下の外径を有するメダルが転送レール部304に到達すると、外方側へ常時付勢される押し付けレバー313(図5参照)により、当該メダルが押されて切欠き部311から外れ、傾斜壁部312側へ倒される。これにより、定められた規格寸法より小さな外径を有するメダルは、転送レール部304のレール面から逸脱し、下方へ落下するようになっている。
【0068】
また、メダル入口303付近には、規格以上の外径を有するメダルを通過させない板厚規制手段が形成され、上述した最小径規制を含むこれらの手段により、規定のメダルを選別するメダル選別手段314が形成されている。
【0069】
前記転送レール部304の中流位置には、メダル選別手段によって規定のメダルとして振り分けられたメダルを強制的に排除する強制排除手段321が設けられている。この強制排除手段321は、転送レール部304内へ突出または退避するように回動可能に軸支される金属製の規制爪部材322と、ゲートプレート302に付勢手段を介して回動可能に軸支され、転送レール部304を通過するメダルが傾斜壁部312側へ倒れないようにカバーする角度を常時付勢されている案内レバー323とを備えている。
【0070】
また、規制爪部材322の背後には、ソレノイド34b(図5参照)が設けられている。
【0071】
図5において、メダル選別装置34のケース301背面には、ソレノイド34bに加え、後述で詳細に説明するメダルセンサ34aが取り付けられている。ソレノイド34bは、ハーネス340を介して主制御基板20(図3参照)に接続されている。
【0072】
主制御基板20により所要の駆動電流がソレノイド34bに供給されると、図4において、前記規制爪部材322を磁力で引き付け転送レール部304から退避させる。この状態で投入されたメダル300は、強制排除手段321を通過し、後述のメダルセンサ34aへ送られる。
【0073】
また、リール101a、101b、101c(図2参照)の回転中や、入賞役のリプレイに当選した場合等、スロットマシン1が新たなメダルの受付を禁止する状態にあるとき、主制御基板20(図3参照)はソレノイド34b(図5参照)に対しては駆動電流を供給せず、規制爪部材322は、転送レール部内に突出する回動位置にある。この状態においてメダル300が強制排除手段321に転送されると、メダル300は、規制爪部材322に衝突し、案内レバーの付勢力によって傾斜壁部312側へ倒される。これにより、メダル300は、転送レール部304のレール面から落下し、下方のガイド部材35(図2参照)側へ排除される。
【0074】
転送レール部304の下流位置には、上述の強制排除手段321を通過したメダル300を検出するメダルセンサ34aが設けられている。メダルセンサ34aは、メダル300の移動方向(案内方向)に沿って並べて配置された2個の反射型のフォトセンサ331、332を有して形成されている。なお、反射型のフォトセンサ331、332は、それぞれの前面に発光素子と受光素子が並列された受発光部333、334が形成されている。フォトセンサ331、332は、所定の周期で変調したパルス光を発光部334の発光素子が周期的に発光し、その信号と同期する反射光を受光部333の受光素子が受光した場合のみ検知動作する、いわゆるパルス変調方式が採用されている。
【0075】
図5において、フォトセンサ331、332は、それぞれハーネス341、342を介して主制御基板20(図3参照)に接続されている。図4において、フォトセンサ331、332は、主制御基板20(図3参照)の制御により、発光部334を所定の周期で点滅発光させる。ここで、フォトセンサ331、332は、受光部333の出力側に出力処理用の回路を有しており、受光部333が発光部334からのパルス状の光を受光した場合、検出信号a1、b1としてハイレベル(H)の出力を連続して行う。
【0076】
このような構成により、メダル選別装置34は、メダル投入口から投入されたメダルの適否を判別し振り分け、適正と判別して振り分けたメダルをフォトセンサ331、332により検出している。
【0077】
以下、図3に示す主制御基板20のCPU200の詳細なメダル検出動作について説明する。
【0078】
図3において、主制御基板20のCPU200は、メダル選別制御手段211に格納された制御プログラムに基づいて動作を行い、タイマ212からの時刻データを用いてフォトセンサ331の検出信号a1とフォトセンサ332の検出信号b1の立ち上がりまたは立ち下がりの時間差が所定の範囲内となったか判別し、所定の範囲内となり、尚且つ、フォトセンサ331からの検出信号a1が検出反応を開始してから終了するまでの時間が所定の範囲内となった場合に、一つのメダルを受け付けたと判別し、メダル受付コマンド信号をサブ制御基板30及び外部集中端子基板25に出力するとともに、受け付けたメダルをゲームの賭数に加算するか、或いはメダルクレジット手段210のクレジットに加算する。
【0079】
主制御基板20のCPU200は、フォトセンサ331の検出信号a1とフォトセンサ332の検出信号b1の立ち上がりの時間差が所定の範囲内にならなかった場合、異常が発生したと見なし、異常発生信号をサブ制御基板30及び外部集中端子基板25に出力する。
【0080】
また、主制御基板20のCPU200は、動作モードがメダルベット待機状態またはメダルクレジット入力待機状態以外の場合と前記異常が発生していない場合に、ソレノイド34bに駆動電力を供給して強制排除手段321をメダル通過可能な状態にする。
【0081】
次に図6及び図7を参照して主制御基板20、サブ制御基板30及びメダル選別装置34の動作を説明する。
【0082】
図6は、メダル選別装置34及び主制御基板20の動作を示すタイミングチャートである。図7は、サブ制御基板30のCPU220の処理を示すフローチャートである。図7中の符号M1、M2、M3、M4…は、それぞれメダル選別装置34に1番目に投入されたメダル、2番目に投入されたメダル、3番目に投入されたメダル、4番目に投入されたメダル…を示している。
【0083】
まず、主制御基板20のCPU200は、ゲームの準備を行う場合、フォトセンサ331、332に対して発光制御を行い、図6(a)及び図6(b)に示すように、フォトセンサ331、332に対して発光部334を所定の周期で点滅発光させる。
【0084】
ここで、図6(c)に示すフォトセンサ331の検出位置にメダルM1、M2、M3、M4…が通過する前の状態では、フォトセンサ331の受光部333には、フォトセンサ331の発光部334からの光が届かないため、図6(e)に示すように、フォトセンサ331の検出信号a1はローレベル(L)の状態となる。この後、タイミングTa(M1−1)、Ta(M2−1)、Ta(M3−1)、Ta(M4−1)…において、図6(c)に示すように、フォトセンサ331の検出位置にそれぞれメダルM1、M2、M3、M4…が通過を開始すると、フォトセンサ331の発光部334からの光がフォトセンサ331の受光部333に受光される状態となり、所定のタイムラグが経過した後、それぞれタイミングTa1(M1−1)、Ta1(M2−1)、Ta1(M3−1)、Ta1(M4−1)…において、図6(e)に示すようにフォトセンサ331の検出信号a1がハイレベル(H)に立ち上がる。
【0085】
一方、図6(d)に示すフォトセンサ332の検出位置にメダルM1、M2、M3、M4…が通過する前の状態では、フォトセンサ332の受光部333には、フォトセンサ332の発光部334からの光が届かないため、図6(f)に示すように、フォトセンサ332の検出信号b1はローレベル(L)の状態となる。この後、タイミングTb(M1−1)、Tb(M2−1)、Tb(M3−1)、Tb(M4−1)…において、図6(d)に示すように、フォトセンサ332の検出位置にそれぞれメダルM1、M2、M3、M4…が通過を開始すると、フォトセンサ332の発光部334からの光がフォトセンサ332の受光部333に受光される状態となり、所定のタイムラグが経過した後、それぞれタイミングTb1(M1−1)、Tb1(M2−1)、Tb1(M3−1)、Tb1(M4−1)…において、図6(f)に示すように、フォトセンサ332の検出信号b1がハイレベル(H)に立ち上がる。
【0086】
次に、タイミングTa(M1−2)、Ta(M2−2)、Ta(M3−2)、Ta(M4−2)…において、図6(c)に示すように、フォトセンサ331の検出位置にそれぞれメダルM1、M2、M3、M4…の通過が終了すると、フォトセンサ331の発光部334からの光がフォトセンサ331の受光部333に受光されない状態となり、所定のタイムラグが経過した後、それぞれタイミングTa1(M1−2)、Ta1(M2−2)、Ta1(M3−2)、Ta1(M4−2)…において、図6(e)に示すように、フォトセンサ331の検出信号a1がローレベル(L)に立ち下がる。
【0087】
一方、タイミングTb(M1−2)、Tb(M2−2)、Tb(M3−2)、Tb(M4−2)…において、図6(d)に示すように、フォトセンサ332の検出位置においてそれぞれメダルM1、M2、M3、M4…の通過が終了すると、フォトセンサ332の発光部334からの光がフォトセンサ332の受光部333に受光されない状態となり、所定のタイムラグが経過した後、タイミングTb1(M1−2)、Tb1(M2−2)、Tb1(M3−2)、Tb1(M4−2)…において、図6(f)に示すように、フォトセンサ332の検出信号b1がローレベル(L)に立ち下がる。
【0088】
ここで、主制御基板20のCPU200は、第一の判別条件として、タイマ212からの時刻データを用いて、フォトセンサ331の検出信号a1がハイレベル(H)の状態を維持した時間{Ta1(M1−2)−Ta1(M1−1)}、{Ta1(M2−2)−Ta1(M2−1)}、{Ta1(M3−2)−Ta1(M3−1)}…を検出することで、前記フォトセンサ331がメダルの検出反応を開始してから終了するまでの時間を検出し、この時間が所定の範囲を超えた場合にフォトセンサ331の付近でメダルが詰まったと判断する。
【0089】
同様に、主制御基板20のCPU200は、第二の判別条件として、タイマ212からの時刻データを用いて、フォトセンサ332の検出信号b1がハイレベル(H)の状態を維持した時間{Tb1(M1−2)−Tb1(M1−1)}、{Tb1(M2−2)−Tb1(M2−1)}、{Tb1(M3−2)−Tb1(M3−1)}…を検出することで、前記フォトセンサ332がメダルの検出反応を開始してから終了するまでの時間を検出し、この時間が所定の範囲を超えた場合にフォトセンサ332の付近でメダルが詰まったと判断する。
【0090】
次に、主制御基板20のCPU200は、第三の判別条件として、タイマ212からの時刻データを用いて、フォトセンサ331の検出信号a1とフォトセンサ332の検出信号b1との立ち上がりの時間差{Tb1(M1−1)−Ta1(M1−1)}、{Tb1(M2−1)−Ta1(M2−1)}、{Ta1(M3−1)−Ta1(M3−1)}…を検出し、この時間差が所定の範囲内にならなかった場合、異常が発生したと見なし、異常発生信号をサブ制御基板30及び外部集中端子基板25に出力する。
【0091】
主制御基板20のCPU200は、検出したメダルが前述した条件に満たした場合にフォトセンサ332の検出信号b1がローレベル(L)に立ち下がるタイミングTb1(M1−2)、Tb1(M2−2)、Tb1(M3−2)、Tb1(M4−2)…から所定のタイムラグT0が経過した後のタイミングTc(M1)=Tb1(M1−2)+T0、Tc(M2)=Tb1(M2−2)+T0、Tc(M3)=Tb1(M3−2)+T0…で、メダル受付コマンド信号をサブ制御基板30に出力する。
【0092】
以下、サブ制御基板30の動作について説明する。
【0093】
サブ制御基板30のCPU220は、ステップS1において、異常判別用記憶部223に記憶されたプログラムに基づいて動作を行い、タイマ212からの時刻データを用いてメダル受付コマンド信号を受信した時刻Tc(M1)、Tc(M2)、Tc(M3)…を各受信回に分けて異常判別用記憶部223に記憶する。
【0094】
次に、サブ制御基板30のCPU220は、ステップS2において、メダル受付コマンド信号の受信回間の時間間隔Tc(M2)−Tc(M1)、Tc(M3)−Tc(M2)、…Tc(Mn+1)−Tc(Mn)を算出して異常判別用記憶部223のRAMに記憶する。
【0095】
次に、サブ制御基板30のCPU220は、ステップS3において、異常判別用記憶部223のRAMに記憶したメダル受付コマンド信号の受信回間の時間間隔Tc(M2)−Tc(M1)、Tc(M3)−Tc(M2)、…Tc(Mn+1)−Tc(Mn)が時系列順に所定の誤差内で連続したか否かを判別する。受信回間の時間間隔が所定の誤差内で連続した場合、CPU200は、ステップS3の判定がYESとなってステップS4の処理に移行し、演出装置230に対して警報を出力させる制御を行い、発生演出用放音部62のスピーカ38に警報を発声させ、処理を終了する。
【0096】
ステップS3において受信回間の時間間隔が所定の誤差内で連続しなかった場合、CPU200は、ステップS3の判定がNOとなって処理を終了する。
【0097】
ここで、メダル選別装置34に複数の正規のメダルを手入れで連続投入した場合、複数のメダルがメダル選別装置34の転送レール部304からメダル案内経路306を通過する際に各メダルの反発係数や抵抗のバラツキ、メダル同士の衝突等によって各メダルにランダムな加速や減速が発生し、フォトセンサ332が前後のメダルの検出反応を終了する時刻の時間間隔にある程度誤差が生じ、サブ制御基板30が受信するメダル受付コマンド信号の受信回間の時間間隔にある程度誤差が生じる。
【0098】
一方、不正器具は、正確に点滅動作を行い、フォトセンサ332を誤動作させるため、フォトセンサ332が検出反応を終了する時刻の時間間隔が所定の誤差内で連続し、サブ制御基板30が受信するメダル受付コマンド信号の受信回間の時間間隔が所定の誤差内で連続する。このため、本実施形態では、各受信回における前記サブ制御基板30がメダル受付コマンド信号の受信を開始する時刻を異常判別用記憶部223のRAMに記録し、これら記録した時刻の前記各受信回間の時間間隔を算出し、これら算出した時間間隔が時系列順に所定の誤差内で連続した場合に異常が発生したと見なしている。
【0099】
かかる構成のスロットマシンによれば、不正器具によりフォトセンサ331が不正に動作された場合、サブ制御基板30が受信するメダル受付コマンド信号の受信回間の時間間隔が所定の誤差内で連続し、サブ制御基板30のCPU220がメダル選別装置34に異常が発生したと見なすので、メダル選別装置34に不正器具が挿入され当該メダル選別装置34のセンサが不正に動作されたことを迅速かつ確実に発見でき、迅速かつ確実に発見でき、係る不正行為を未然に防止する等が行える。
【0100】
また、本実施の形態は、主制御基板20に比べて演算能力の制約が少ないサブ制御基板30の設計変更のみで対応できるため、少ない開発コストで上述の効果を実現できる。
【0101】
尚、図1乃至図7に示した実施形態では、フォトセンサとして、メダルにより反射された発光部からの光を受光部が受光することでメダルが通過中であることを示す検出信号を出力する反射式のフォトセンサを用いたが、フォトセンサとしては、発光部からの光がメダルにより遮断され受光部で受光されなくなることでメダルが通過中であることを示す検出信号を出力する透過式のフォトセンサを用いてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0102】
本発明は、メダル選別装置を備えたスロットマシンに限らず、パチンコ機やその他の遊技機にも応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0103】
【図1】図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態によるメダル選別装置の正面図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態によるメダル選別装置の背面図である。
【0104】
【図6】図6は、本発明の一実施形態によるメダル選別装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】図7は、本発明の一実施形態によるサブ制御基板のCPUの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0105】
1…スロットマシン、2…筐体、3…前扉、4…上部パネル部、
5…下部パネル部、6…受皿ユニット、6a…受皿部、7…操作卓、
20…主制御基板、21…ホッパ装置、22…補助貯留部、
23…主電源装置、24…電源装置基板、25…外部集中端子基板、
30…サブ制御基板、31…発光ダイオード、
32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、34a…メダルセンサ、
34b…ソレノイド、35、36、37…ガイド部材、38…スピーカ、
41…パネル面、42…表示窓、43…遊技状態表示部、
44…ドットマトリクス表示部、45…数値情報表示部、
46…演出用照明部、47a、47b…演出用放音部、
48…液晶表示ユニット、49a、49b…演出用照明部、
51…パネル、61…メダル払出口、62…演出用放音部、
71…メダル投入部、71a…メダル投入口、
72、73、74…ベットボタン、
75…スタートレバー、76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…鍵穴、
100…リールユニット、
101a、101b、101c…リール、
110a、110b、110c…ステッピングモータ、
120a、120b、120c…基準位置センサ、
130…回胴装置基板、200…CPU、201…記憶部、
202…システムプログラム、203…入賞抽選テーブル、
204…内部抽選フラグ、205…乱数発生装置、
210…メダルクレジット手段、211…メダル選別制御手段、
212…タイマ、220…CPU、221…演出用記憶部、
222…タイマ、223…異常判別用記憶部、
230…演出装置、300…メダル、
301…ケース、302…ゲートプレート、
303…メダル入口、304…転送レール部、305…メダル出口、
306…メダル案内経路、311…切欠き部、
312…傾斜壁部、313…押し付けレバー、321…強制排除手段、
322…規制爪部材、323…案内レバー、
331、332…フォトセンサ、
340、341、342…ハーネス




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013