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発明の名称 サブコネクタの結合解除禁止構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20633(P2007−20633A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−203154(P2005−203154)
出願日 平成17年7月12日(2005.7.12)
代理人 【識別番号】110000383
【氏名又は名称】特許業務法人 エビス国際特許事務所
発明者 村田 進
要約 課題
汎用のサブコネクタと簡単な部材を用いてサブコネクタの結合解除を禁止できるサブコネクタの結合解除禁止構造を提供することを目的とする。

解決手段
第1及び第2のDサブコネクタを結合させた後、これら第1及び第2のDサブコネクタのフランジに形成された結合解除規制手段が当該結合の解除を規制、即ち結合が解除されないようにする。この状態で結合解除規制手段の外側を包囲するように、第1及び第2の結合解除禁止部材が、それらに形成された係止爪と係止縁を当該第1及び第2の結合解除禁止部材の内側で係合させる。このとき第1及び第2の結合解除禁止部材に形成されたリブは、第1のサブコネクタのフランジと第2のサブコネクタのフランジとの間でこれら第1及び第2のサブコネクタのフランジの外周より小さな間隔を隔てて位置するように構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに結合させることにより電気信号の送受信が可能となる第1及び第2のサブコネクタと、該第1のサブコネクタと第2のサブコネクタを結合させた後、該結合の解除を禁止する結合解除禁止手段とからなるサブコネクタの結合解除禁止構造であって、
前記第1のサブコネクタは、樹脂成型部材により互いに電気的に絶縁性が保持されるように該樹脂成型部材に埋設され回路基板に形成された所定の回路配線に接続される複数の接続端子と、周囲にフランジを有し該フランジから一体的に形成され前記第2のサブコネクタと結合される金属製のソケットを備え、
前記第2のサブコネクタは、樹脂成型部材により互いに電気的に絶縁性が保持されるように該樹脂成型部材に埋設されハーネスに接続される複数の接続端子と、周囲にフランジを有し該フランジから一体的に形成され前記第1のサブコネクタと結合される金属製のソケットを備え、
前記第1のサブコネクタと前記第2のサブコネクタは、該第1のサブコネクタと第2のサブコネクタの前記フランジに該第1のサブコネクタと第2のサブコネクタが結合された状態で該結合の解除を規制する結合解除規制手段を備え、
前記結合解除禁止手段は、第1及び第2の結合解除禁止部材からなり、該第1及び第2の結合解除禁止部材は互いに係合する係止爪と係止縁と該係止爪と該係止縁を前記結合解除規制手段の外側を包囲するように係合させたとき該第1及び第2の結合解除禁止部材の内側に突設するリブを備え、
前記結合解除規制手段が前記結合の解除を規制している状態で、該結合解除規制手段の外側を包囲するように前記係止爪と前記係止縁を前記第1及び第2の結合解除禁止部材の内側で係合させるとともに前記リブが前記第1のサブコネクタのフランジと前記第2のサブコネクタのフランジとの間で前記第1及び第2のサブコネクタのフランジの外周より小さな間隔を隔てて位置するように構成されてなることを特徴とするサブコネクタの結合解除禁止構造。
【請求項2】
前記第1及び第2の結合解除禁止部材は、側面が略コの字形状に屈曲形成され、当該屈曲部の一端部に前記係止爪が形成されるとともに他端部に前記係止縁が形成された同一形状の部材で形成されてなることを特徴とする請求項1記載のサブコネクタの結合解除禁止構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御回路によって制御される遊技機等に用いられるサブコネクタの結合解除禁止構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スロットマシンやパチンコ遊技機など、数字や図柄等の複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を有し、この可変表示装置によって所定の始動条件の成立に従い複数の識別情報を可変表示させ、所定の停止条件の成立に従い可変表示を停止させ、停止したときの識別情報の組み合わせが予め定められた特定の態様(全て同じ識別情報が揃う等)となった場合に、大当たり又はボーナスゲーム等の遊技者にとって有利な遊技状態となるように制御される遊技機がある。
【0003】
この種の遊技機には遊技者の射幸心を徒に高揚させることを防止するため、遊技機の性能、効果演出の機能等の細部に種々の規制があり、指定の検査機関の検査にてこれらの規制事項に適合していることの認定を受けなければ遊技機を市場に投入することができない。従って、この種の遊技機の電子制御部は、指定の検査機関の検査にて適合認定を受けた後は、電子回路やその記憶装置(ROMやRAM等)の内容が不正に改造されないよう、正規の制御回路への外部からの異物の侵入や不正な回路の接続等を防止している。
【0004】
例えばこれらの遊技機には遊技の進行全般を統括制御するメイン制御基板、主に遊技の進行に応じてなされる各種の効果演出を制御するサブ制御基板を始め多数の回路基板が使用されており、これらの基板はそれぞれ不正改造を防止するため制御基板ケースで封止されているが、基板同士を接続する各種のコネクタ部分は接続作業を容易にするために基板ケース外に露出している。
【0005】
このような接続部分の不正改造を容易に発見するための技術として、特殊なコネクタを用いることにより一度接続したコネクタの接続を解除する場合に、そのコネクタの一部を破壊しなければ接続が解除できないように構成する技術が提案されている。
【0006】
【特許文献1】特開2003−325911号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながらこのような従来のコネクタの接続解除規制装置では、特殊で複雑な構造のコネクタを必要とするので、部品コストが高価になるとともに組立作業が煩雑であるという課題があった。
【0008】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたもので、汎用のサブコネクタと簡単な部材を用いてサブコネクタの結合解除を禁止できるサブコネクタの結合解除禁止構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような課題を解決するために請求項1に記載の発明は、互いに結合させることにより電気信号の送受信が可能となる第1及び第2のサブコネクタと、該第1のサブコネクタと第2のサブコネクタを結合させた後、該結合の解除を禁止する結合解除禁止手段とからなるサブコネクタの結合解除禁止構造であって、前記第1のサブコネクタは、樹脂成型部材により互いに電気的に絶縁性が保持されるように該樹脂成型部材に埋設され回路基板に形成された所定の回路配線に接続される複数の接続端子と周囲にフランジを有し該フランジから一体的に形成され前記第2のサブコネクタと結合される金属製のソケットを備え、前記第2のサブコネクタは、樹脂成型部材により互いに電気的に絶縁性が保持されるように該樹脂成型部材に埋設されハーネスに接続される複数の接続端子と周囲にフランジを有し該フランジから一体的に形成され前記第1のサブコネクタと結合される金属製のソケットを備え、前記第1のサブコネクタと前記第2のサブコネクタは、該第1のサブコネクタと第2のサブコネクタの前記フランジに該第1のサブコネクタと第2のサブコネクタが結合された状態で該結合の解除を規制する結合解除規制手段を備え、前記結合解除禁止手段は、第1及び第2の結合解除禁止部材からなり、該第1及び第2の結合解除禁止部材は互いに係合する係止爪と係止縁と該係止爪と該係止縁を前記結合解除規制手段の外側を包囲するように係合させたとき該第1及び第2の結合解除禁止部材の内側に突設するリブを備え、前記結合解除規制手段が前記結合の解除を規制している状態で該結合解除規制手段の外側を包囲するように前記係止爪と前記係止縁を前記第1及び第2の結合解除禁止部材の内側で係合させるとともに前記リブが前記第1のサブコネクタのフランジと前記第2のサブコネクタのフランジとの間で前記第1及び第2のサブコネクタのフランジの外周より小さな間隔を隔てて位置するように構成されてなることを特徴とする。
【0010】
この請求項1に記載のサブコネクタの結合解除禁止構造によれば、サブコネクタの結合解除禁止構造が汎用のDサブコネクタと簡単な構造の結合解除禁止部材で構成される。第1及び第2のDサブコネクタを結合させた後、これら第1及び第2のDサブコネクタのフランジに形成された結合解除規制手段が当該結合の解除を規制、即ち結合が解除されないようにする。この状態で結合解除規制手段の外側を包囲するように、第1及び第2の結合解除禁止部材が、それらに形成された係止爪と係止縁を当該第1及び第2の結合解除禁止部材の内側で係合させる。このとき第1及び第2の結合解除禁止部材に形成されたリブは、第1のサブコネクタのフランジと第2のサブコネクタのフランジとの間でこれら第1及び第2のサブコネクタのフランジの外周より小さな間隔を隔てて位置する。この第1及び第2の結合解除禁止部材の係止爪と係止縁による係合は、係合後、結合解除禁止部材を破壊しない限り解放できない。
【0011】
請求項2に記載のサブコネクタの結合解除禁止構造は、前記第1及び第2の結合解除禁止部材が、側面が略コの字形状に屈曲形成され当該屈曲部の一端部に前記係止爪が形成されるとともに他端部に前記係止縁が形成された同一形状の部材で形成されてなることを特徴とする。このサブコネクタの結合解除禁止構造は、第1及び第2の結合解除禁止部材として同一形状の部材を2個使用して構成される。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載のサブコネクタの結合解除禁止構造によれば、第1及び第2のサブコネクタとして汎用のDサブコネクタを使用でき、これら第1及び第2のDサブコネクタを結合させた後、これら第1及び第2のDサブコネクタのフランジに形成された結合解除規制手段を当該結合の解除を規制している状態で、外側から包囲するように2個の結合解除禁止部材を係合させているので、安価な部材でサブコネクタの結合が解除されることを禁止でき、不正な改造を防止することができる。
【0013】
また、Dサブコネクタの結合部の外周部を2つの結合解除禁止部材で包囲するように係合させる簡単な構成なので、作業性の良好なサブコネクタの結合解除禁止構造を提供することができる。
【0014】
請求項2に記載のサブコネクタの結合解除禁止構造によれば、上記請求項1に記載のサブコネクタの結合解除禁止構造の効果に加えて、第1及び第2の結合解除禁止部材が、側面が略コの字形状に屈曲形成され、当該屈曲部の一端部に前記係止爪が形成されるとともに他端部に前記係止縁が形成された同一形状の部材で形成されるので、2個の同一の部材で結合解除禁止部材を構成でき、部材をより安価に作業性良く構成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明が適用される遊技機としてスロットマシンを例にその好適な実施形態を説明する。ここで、図1はスロットマシンの外観を表す正面図、図2はスロットマシンの前扉を開放してその内部の構造を表した図である。
【0016】
まず図1を参照し、スロットマシン1の外観構造を説明する。スロットマシン1は、いわゆるフロントマスクを形成する前扉2が略矩形状の箱体である筐体(図2の符号3参照)の開口部に対し開閉可能に取り付けられている。前扉2は、視覚効果を高めてデザインされた上部パネル部4、下部パネル部5及び操作卓6に概ね区分けされ、これらは硬質プラスチックにより一体的に形成されている。
【0017】
上部パネル部4の上部及び側部には、高輝度の発光ダイオードを内蔵する演出用照明部7、8a、8bがそれぞれ配置されている。また、スピーカを内蔵し遊技に係る効果音を発生させる演出用放音部9a、9bが上部パネル部4の左右にそれぞれ配置されている。また、演出用放音部9a、9bの間には、遊技の演出に係る映像を主に表示する演出表示装置としての液晶表示ユニット10が配置されている。
【0018】
更に上部パネル部4には平板状のパネル面を有するパネルユニット11が取り付けられ、その中央に略長方形の透明な表示窓12が形成されている。表示窓12を通して目視されるリール13a、13b、13cは、それぞれ円筒形状を有して独立して回転可能であり、筐体内において回転軸方向に3個配列されている。遊技者は、各リール13a、13b、13cの外周面に配置した複数種類の図柄のうち縦3個、横3列の図柄を、表示窓12を通して目視することができる。
【0019】
上部パネル部4と下部パネル部5との間に設けられている操作卓6には、ゲームに用いるメダルを投入するための投入口を有するメダル投入部14と、ベットボタン15と、スタートレバー16と、ストップボタン17a、17b、17cがそれぞれ配設されている。
【0020】
ベットボタン15は、スロットマシンの当該ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧操作可能なボタンスイッチである。スタートレバー16は、リール13a、13b、13cの回転開始の操作をするための傾倒操作可能なレバースイッチである。リール13a、13b、13cの回転停止の操作をするためのストップボタン17a、17b、17cは、それぞれ押圧操作可能なボタンスイッチから形成され、各リールの配列に対応してそれぞれ並べて配置されている。
【0021】
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクタの絵などを表示するパネル21が設けられている。また、下部パネル部5の下側部には、メダルを貯留するための受皿部23が形成された受皿ユニット22が設けられている。また受皿ユニット22には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口24と、スピーカを内蔵し演出効果音を発生させる演出用放音部25とがそれぞれ配置されている。
【0022】
次に、図2を参照して、筐体3の内部構造と前扉2の裏面構造とを説明する。同図において、筐体3内の上部には、CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータから形成される制御基板であって、スロットマシン1の全体動作を集中して制御するメイン制御基板30が硬質プラスチックの基板ケースに被覆されたメイン制御装置31が取り付けられている。
【0023】
筐体3内の中央には、リール13a、13b、13cを備える可変表示装置としてのリールユニット13が設けられている。リールユニット13は、前扉2のパネルユニット11に形成された表示窓12に対しリール13a、13b、13cが対向するように、筐体3のフレーム32に位置決めされて取り付けられている。
【0024】
また、リールユニット13の上部には、各リール13a、13b、13cを回転駆動するステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する図示しない回胴装置基板が取り付けられており、メイン制御基板30が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
【0025】
リールユニット13の下方には、メダル投入部14から投入されたメダルを貯留し入賞の配当の際に排出口33aからメダルを排出するメダル払出装置としてのホッパ装置33と、ホッパ装置33から溢れたメダルを収容する補助貯留部34と、スロットマシン1に内蔵される各機器へ電力を配電する主電源装置35が設けられている。
【0026】
次に、前扉2の裏面側上部には、上述の演出用照明部7を構成する発光ダイオード43と、演出用放音部9a、9b(図1参照)に対向するスピーカ42a、42bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ42a、42bの間に、液晶表示ユニット10が取り付けられ、液晶表示ユニット10の裏面側に当該液晶表示ユニット等を制御駆動するサブ制御基板40が基板ケースに被覆されたサブ制御装置41が取り付けられている。
【0027】
なお、スロットマシン1の全体の動作は、筐体3側に設けられているメイン制御基板30によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示ユニット10による演出映像の表示制御、演出用照明部7、8a、8b等を使った照明制御、及び演出用放音部9a、9b、25を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行なっている。
【0028】
サブ制御装置41の下方には、透明な表示窓12が形成されたパネルユニット11が配置される。また、パネルユニット11は、リール13a、13b、13cの外周面を照射して図柄を明るく表示させるための冷陰極蛍光ランプ44と、冷陰極蛍光ランプ44を駆動するインバータ45と、スタートレバー16及びストップボタン17a、17b、17c等の操作スイッチ類の出力信号をメイン制御基板30へ転送する中継基板である中央表示基板46とを備え、これらがユニット化されている。
【0029】
パネルユニット11の下方には、メダル選別装置47が取り付けられている。メダル選別装置47は、メダル投入部14(図1参照)に投入されたメダルの適否を判別し、規定のメダルのみを選別する。メダル選別装置47は、内蔵するメダルセンサが投入されたメダルを検知したとき、メダル投入コマンド信号をメイン制御基板30へ送出している。
【0030】
メダル選別装置47の下方には、選別された規定のメダルをホッパ装置33へ案内するためのガイド部材48と、メダル選別装置47により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口24へ案内するためのガイド部材49と、入賞の際にホッパ装置33の排出口33aから排出されたメダルをメダル排出口24へ案内するためのガイド部材50が設けられている。更に、メダル排出口24に隣接して、上述した演出用放音部25に対向するスピーカ51が取り付けられている。
【0031】
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、何れかのベットボタン15が押圧操作されると、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられ、ゲームが開始する。
【0032】
ゲーム開始の状態で、スタートレバー16が傾倒操作されると、メイン制御基板30はリール13a、13b、13cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部的な処理で抽選し、その結果を役抽選フラグ(メモリ)に記憶する。
【0033】
次に、遊技者がストップボタン17a、17b、17cを任意の順番で押圧操作すると、メイン制御基板30は、それに従い順次、対応するリールを停止させる。そして、全てのリール13a、13b、13cが停止したことを検知すると、各リールに表示された図柄の組み合わせが、上述の役抽選フラグに記憶された入賞役に係る図柄の組み合わせと一致しているか否か判定する。これらが一致したときには、当該入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた配当数のメダルをクレジットに加算する。入賞の配当によりクレジットが上限を超える場合には、ホッパ装置33から超過分のメダルを受皿部23へ払い出している。
【0034】
本発明のサブコネクタの結合解除禁止構造は、上述したメイン制御装置31、サブ制御装置41等と他の制御装置の回路基板との接続に用いて好適するものである。
【0035】
図3乃至図8は本発明の一実施形態を詳述するための図であり、図3は回路基板に実装された第1のサブコネクタを示す平面図、図4は第1及び第2のサブコネクタが結合している状態を示す側面図、図5は本発明の結合解除禁止部材の一実施形態を示す斜視図、図6は図5の結合解除禁止部材が係合した状態を示す要部断面図、図7は本発明の一実施形態を示す平面図、図8は本発明の一実施形態を示す断面図である。
【0036】
図3において、電子回路を構成する回路基板300には他の回路基板と接続するための複数のコネクタ310や電子部品320とともに第1のサブコネクタである雌側Dサブコネクタ100が実装されている。
【0037】
このDサブコネクタ100は、複数の接続端子111を互いに電気的に絶縁性が保持されるように埋設した樹脂成型部材112と、この樹脂成型部材112を保持し後述する第2の雄側Dサブコネクタと結合する金属製のソケット110と、この金属性ソケット110から一体的に形成されたフランジ113とを備えている。このフランジ113には、一対の金属製の支持板120がソケット110の両側にねじ125で固着されている。支持板120には、弾性を有する鋼線を略Ω字形状に湾曲形成した留め具121を、その留め具121の両端部122a、122bにて回動可能に保持する軸受部124a、124bが形成されており、この軸受部124a、124bにて留め具121を回動自在に保持している。
【0038】
図4は、図3の雌側Dサブコネクタ100に雄側Dサブコネクタ200が結合した状態を示す側面図である。図において雄側Dサブコネクタ200は、雌側Dサブコネクタ100のソケット110と結合する金属製のソケット210と、この金属製のソケット210から一体的に形成されたフランジ213とを備えている。このフランジ213には、一対の金属製の支持板220がソケット210の両側にねじ225で固着されている。支持板220には、結合した2つのDサブコネクタ100、200の結合解除を規制する結合解除規制手段を構成する後述する係合片221a、221b、が形成されている。これら係合片221a、221b、は、雌側Dサブコネクタ100に取付けられた留め具121を図4中破線で示す水平位置から図4中実線で示す垂直位置に回動することにより、留め具121の係合部123a、123b(図3参照)が係合片221a、221bに係合して雌側Dサブコネクタ100と雄側Dサブコネクタ200の結合の解除を禁止するように規制することができるものである。なお、留め具121を図4中破線の位置に回動すると、雌側Dサブコネクタと雄側Dサブコネクタの結合、解除を許容する状態となる。また、雄側Dサブコネクタ200のソケット210の反対側の胴部214から、雄側Dサブコネクタ200の複数の接続端子(図示せず)に接続されたハーネス230が延出している。
【0039】
図5は本発明の結合解除禁止部材の一実施形態を示す斜視図である。2個1組で使用される結合解除禁止部材500、500は、側面が略コの字形状となるように透明な硬質プラスチックを成型して形成されている。一方の屈曲部510には係止爪513を備えた係止片511が延設されて形成されている。他方の屈曲部520には内側に係止縁523を備えた凹部521が形成されている。屈曲片520の外側は内側に形成された凹部521に対応する膨出部525となっており、外側からは凹部521及び係止縁523に触れられないように形成されている。結合解除禁止部材500の2つの屈曲部510、520の間の壁部501にはその内側に向けて棚状のリブ530が一体的に形成されている。また、壁部501の上部中央には内側へ膨出された膨出壁540が形成されている。
【0040】
図6は2個の結合解除禁止部材500、500が係止爪513を係止縁523に係止させて係合している状態を示す要部断面図である。係止爪513を備えた係止片511は、係止爪513が凹部521の係止縁523に係止する位置まで内側に弾性変形し、図6に示す係止位置で形状を復帰させ2つの結合解除禁止部材500、500を係合させる。この状態では、結合解除禁止部材500、500の一部を破壊しない限り係合状態を開放することはできない。また、2つの結合解除禁止部材500、500の壁部501から内側に突設された棚状のリブ530、530は間隔を隔てて対向している。
【0041】
図7は、結合された2つのDサブコネクタ100、200に2つの結合解除禁止部材500、500を係合させる状態を示し、図7(a)は結合解除禁止部材500、500を係合する前の平面図、図7(b)は結合解除禁止部材500、500を係合させた状態を示す平面図である。
【0042】
図において、雌側Dサブコネクタ100のフランジ113(図3参照)に装着された留め具121は垂直に回動され、留め具121の係合部123a、123bが雄側Dコネクタ200のフランジ213に固着された支持板220の係合片221a、221bに係合しており、これら留め具121と指示板220から構成されている結合解除規制手段は、雌側Dサブコネクタ100と雄側Dサブコネクタ200との結合の解除を禁止するように規制している。
【0043】
図7(b)に示すように、2つの結合解除禁止部材500、500は、2つのDサブコネクタ100、200の結合部及び留め具121と支持板220からなる結合解除規制手段を包囲するように、互いの係止爪513を係止縁523に係合させる。このとき、結合解除禁止部材500、500の壁部501、501中央部の膨出壁540、540は雄側Dサブコネクタ200の胴部214を挟持するように位置する。
【0044】
図7(b)の状態では、結合解除規制手段の留め具121を水平方向に回動して2つのDサブコネクタ100、200の結合解除を許容する状態にすることはできなくなっている。
【0045】
図8は図7(b)の状態を、結合解除禁止部材500を破断して示す側面図である。図に示すように、結合解除禁止部材500、500の膨出壁540、540は雄側Dサブコネクタ200の胴部214を挟持するように位置し、結合解除禁止部材500、500のリブ530、530は、雌側Dサブコネクタ200のフランジ113と雄側Dサブコネクタ200のフランジ213の間でこれら雌側Dサブコネクタ200のフランジ113と雄側Dサブコネクタ200のフランジ213の外周より小さな間隔を隔てて、雄側Dサブコネクタ200のソケット210を挟持するように位置している。従って、係合された2個の結合解除禁止部材500、500が図中の上下方向に抜け落ちることはない。
【0046】
以上説明したように本発明のサブコネクタの結合解除禁止構造によれば、汎用のDサブコネクタと簡単な部材を用いてサブコネクタの結合解除を禁止することができ、遊技機の不正な改造を防止することができる。
【0047】
なお、上述した実施形態では、結合解除規制手段を留め具121と支持板220の係合片221a、221bを用いるもので説明したが、雌側Dサブコネクタ200のフランジ113と雄側Dサブコネクタ200のフランジ213とを周知のボルトとナットで締結する構造で構成しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明のサブコネクタの結合解除禁止構造はスロットマシンに限らず、パチンコ遊技機やその他の遊技機に用いることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明に係る遊技機としてのスロットマシンの正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの内部構造を表した図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図6】図5の要部を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図8】本発明の一実施形態を一部破断して示す側面図である。
【符号の説明】
【0050】
100 第1のサブコネクタ
110、210 ソケット
111 接続端子
112 樹脂成型部材
113、213 フランジ
121 留め具(結合解除規制手段)
200 第2のサブコネクタ
221a、221b 係合片(結合解除規制手段)
230 ハーネス
500 結合解除禁止部材(結合解除禁止手段)
510、520 屈曲部
513 係止爪
523 係止縁
530 リブ




 

 


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