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発明の名称 遊技機、遊技機のテスト装置、および遊技機のテストシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7245(P2007−7245A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193684(P2005−193684)
出願日 平成17年7月1日(2005.7.1)
代理人 【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
発明者 米谷 敏洋
要約 課題
遊技機の演出機能のテスト効率を向上させる。

解決手段
遊技機(スロットマシン100)とテスト装置(500)はシリアルポートを介して接続されており、テスト装置は、遊技機から出力される、遊技演出を特定する演出コマンドに含まれる演出パラメータを受信する受信部(505)と、演出パラメータに対応して画像および音響を再生する演出再生部(CPU501)と、演出再生部で実行される遊技機と同様の演出制御情報を格納する演出再生情報記憶部(ハードディスク504)と、演出再生部で再生される遊技機と同様の画像および音響情報を格納する再生情報記憶部(ハードディスク504)と、演出パラメータに対応して再生される、画像および音響情報を表示装置(ディスプレイ506)に表示する表示部(CPU501)を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
抽選によって遊技の入賞態様を決定する主制御装置と、前記抽選の結果に応じて、画像および音響による遊技演出を行う演出管理装置を備えた遊技機であって、
前記演出管理装置は、
前記主制御装置から、前記抽選結果に応じて通知される遊技情報に基づいて演出内容を特定し、特定した演出内容に対応する演出コマンドを出力する演出管理部と、
前記演出コマンドに含まれる演出パラメータに対応して、画像および音響を再生する演出制御部と、
前記演出制御部で実行される演出制御情報を格納する演出制御情報記憶部と、
前記演出制御部で再生される画像および音響情報を格納する再生情報記憶部と、
前記演出制御部に入力された前記演出パラメータを外部へ出力する出力部を備えた遊技機。
【請求項2】
抽選によって遊技の入賞態様を決定し、前記抽選の結果に応じて、画像および音響による遊技演出を行う遊技機のテスト装置であって、
前記遊技機から出力された、前記遊技演出を特定する演出コマンドに含まれる演出パラメータを受信する受信部と、
前記演出パラメータに対応して、画像および音響を再生する演出再生部と、
前記演出再生部で実行される前記遊技機と同様の演出制御情報を格納する演出再生情報記憶部と、
前記演出再生部で再生される前記遊技機と同様の画像および音響情報を格納する再生情報記憶部と、
前記演出パラメータに対応して再生される、画像および音響情報を表示装置に表示する表示部を備えたテスト装置。
【請求項3】
前記表示部は、前記演出パラメータに対応する音響情報を、各チャネル毎の音声コード、数値化された音量を含む形式で表示する請求項2記載のテスト装置。
【請求項4】
前記演出再生情報記憶部に格納された演出制御情報と、前記再生情報記憶部に格納された画像および音響情報は変更可能である請求項2記載のテスト装置。
【請求項5】
請求項1記載の遊技機と、請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載のテスト装置を備えたテストシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、スロットマシンに用いて好適な遊技機、そのテスト装置、およびテストシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
遊技機として、例えば、特許文献1に開示されたスロットマシンが知られている。スロットマシンは、本体前面に3列のリールを有するリール機構が組み込まれ、これらリールの周囲の一部分に、いわゆる演出表示を行うための表示装置としての表示パネルが設けられている。
【0003】
かかる構成において、遊技者により回転開始ノブが押下されるとゲーム開始となり、3列のリールを所定速度で回転させ、次に停止釦が押下されると、リールを順次停止させる。そして、停止した3個のリールに描かれている特定の絵柄(例えば、数字の7)が入賞ライン上に揃うと「大当り」となり、表示パネルに大当たりを示す表示を行うことによって大当たりが出たことを知らせ、遊技者に対し快感を与えるような遊技演出を行う。
【特許文献1】特開2001−170250号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、スロットマシンでは、大当たり等の抽選結果に応じて遊技演出を行う。遊技演出機能の開発には、再生する画像情報や音響情報を作成する工程と、それらの画像・音響情報を指定するパラメータを一連の遊技演出プログラム上に記述する工程がある。後者の工程は、外部への委託等により別環境で行われることも多い。遊技演出プログラムの製造を外部へ委託する場合、完成したプログラムのテストは実機上で実際に動作させることにより行う。
【0005】
よって、例えば実装されているサウンドの確認は実機で再生される音を試聴して行う必要がある。しかし、微妙な音の違いを聞き分けるのは熟練者でなければ難しい。
また、完成したソースプログラムをデバッガを用いて確認する方法もあるが、この方法には高度な専門知識や技術が必要となる。
【0006】
さらに、開発中に、再生する画像情報や音響情報自体を変更することもあるが、これらの変更を行った場合、実機でのテストに反映させるためには、再度委託業者側で作業を行う必要があり開発効率が悪い。
【0007】
本発明の目的は、遊技機の演出機能のテスト効率を向上させることが可能な、遊技機、遊技機のテスト装置、および遊技機のテストシステムを得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の遊技機は、抽選によって遊技の入賞態様を決定する主制御装置と、上記抽選の結果に応じて、画像および音響による遊技演出を行う演出管理装置を備えた遊技機であって、上記演出管理装置は、上記主制御装置から、上記抽選結果に応じて通知される遊技情報に基づいて演出内容を特定し、特定した演出内容に対応する演出コマンドを出力する演出管理部と、上記演出コマンドに含まれる演出パラメータに対応して、画像および音響を再生する演出制御部と、上記演出制御部で実行される演出制御情報を格納する演出制御情報記憶部と、上記演出制御部で再生される画像および音響情報を格納する再生情報記憶部と、上記演出制御部に入力された上記演出パラメータを外部へ出力する出力部を備える。
これにより、遊技機と同様の演出制御情報と、画像および音響情報を有するテスト装置に演出パラメータを供給することが可能となり、遊技機の演出機能のテスト効率を向上させることができる。
【0009】
本発明のテスト装置は、抽選によって遊技の入賞態様を決定し、上記抽選の結果に応じて、画像および音響による遊技演出を行う遊技機のテスト装置であって、上記遊技機から出力された、上記遊技演出を特定する演出コマンドに含まれる演出パラメータを受信する受信部と、上記演出パラメータに対応して、画像および音響を再生する演出再生部と、上記演出再生部で実行される前記遊技機と同様の演出制御情報を格納する演出再生情報記憶部と、上記演出再生部で再生される前記遊技機と同様の画像および音響情報を格納する再生情報記憶部と、上記演出パラメータに対応して再生される、画像および音響情報を表示装置に表示する表示部を備える。
これにより、遊技機に実装されている演出パラメータを利用して、テスト装置上で画像および音響を確認できるので、遊技機の演出機能のテスト効率を向上させることができる。
【0010】
また、上記表示部は、上記演出パラメータに対応する音響情報を、各チャネル毎の音声コード、数値化された音量を含む形式で表示する。
これにより、実装されている音響を視聴および視認できるので、遊技機の演出機能のテストの精度を向上させることができる。
【0011】
また、上記演出再生情報記憶部に格納された演出制御情報と、上記再生情報記憶部に格納された画像および音響情報は変更可能である。
これにより、テスト装置上で画像および音響情報を自由に変更し、変更後、遊技機に反映する前にテスト装置上で確認することができるので、開発効率が向上する。
【0012】
また、本発明のテストシステムは、上記遊技機と上記テスト装置を備える。
これにより、遊技機の演出機能のテスト効率と精度を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
実施例1.
本発明の好適な実施形態として、遊戯場等に設置される回胴式遊技機(以下「スロットマシン」という)について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のスロットマシン(遊技機)100の外観構造を示した図、図2は、スロットマシン100の内部構造を示した図である。
【0014】
図1において、スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた箱形形状の筐体102とを備えて構成されている。
フロントドア101は、基本的に、金属製のフレーム(図示略)に硬質プラスチック等で成形された前面パネルが取り付けられた機械的に強固な構造を有し、当該前面パネルによって、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105が構成されている。
【0015】
上部パネル部103には、演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、クレジット枚数等を表示するLEDや大当たり等を表示するランプ類が実装される中央表示部103dが取り付けられている。
【0016】
また、中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が略中央の位置に設けられている。また、回胴リール装置200の前面に、略長方形のリール表示窓(ここでは透明液晶)が実装されている。液晶表示パネル106は、リール表示窓によって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者がリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を見ることが可能となっている。
【0017】
液晶表示パネル(透明液晶)106は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明基板と、これに対向する透明な基板間に液晶が封入されて形成される。液晶表示パネル106は、表示面側に光が透過し、透過した光が外部から視認される構造を持つ。この構造を採用することで、液晶を駆動していなくてもリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を視認することができるようになっている。
【0018】
中部パネル部104の下端には、遊技者が操作するための操作部104aが備えられ、遊技用メダルを投入するためのメダル投入部MDが備え付けられている。また、操作部104aの操作面上に、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンB1,B2が設けられ、更にその前面には、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。
【0019】
更に、下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが設けられた放音部105cが設けられている。
【0020】
次に、図2を用いてスロットマシン100のシステム構成について説明する。スロットマシン100の筐体内部には、メイン制御基板(主制御装置)50、並びにこのメイン制御基板50に接続されたサブ制御基板(演出管理装置)60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13が配置されている。
【0021】
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
【0022】
メインCPU51は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、メインCPU51は、ROM52に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、これらに基づいてスロットマシン10全体の制御を行う。
【0023】
ROM52には、メインCPU51に、遊技の制御に必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM53は、メインCPU51が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
【0024】
I/F回路54は、メイン制御基板50と、サブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13との間で行われる信号の送受信の際に、タイミングの制御等を行う。但し、メイン制御基板50とサブ制御基板60との間では、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。
【0025】
サブ制御基板60には、サブCPU(演出管理部)61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ(演出制御部、出力部)64、画像データROM(演出制御情報記憶部)65、メモリ66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69、サウンドROM(再生情報記憶部)72が設けられている。サブCPU61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びメモリ66は画像制御プロセッサ64に接続され、サウンドROM72、アンプ68は音源回路67に接続されている。
【0026】
サブCPU61は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、サブCPU61は、ROM62に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、サブ制御基板60全体の制御、特に遊技者に対する演出の制御を行う。なお、サブCPU61の処理能力や開発言語等には、何らの制約もない。
【0027】
ROM62には、サブCPU61に、遊技中の演出に必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM63は、サブCPU61が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
【0028】
これらのサブCPU61、ROM62及びRAM63は、夫々メイン制御基板50に設けられたメインCPU51、ROM52及びRAM53と同様の機能を有するものである。なお、ROM62及びRAM63は、夫々ROM52及びRAM53と同一のものを用いても良いが、これらよりも容量の大きいものを用いても良い。
【0029】
画像制御プロセッサ64は、演出表示装置40に表示する画像や、アンプ68、スピーカ71を介して出力するサウンドの制御を行う。
画像データROM65には、演出表示装置40に表示されるオブジェクト及び背景等の画像データと、アンプ68、スピーカ71を介して出力されるサウンドを生成するためのサウンドデータ(演出制御情報)、サウンドライブラリ(演出制御情報)が格納されている。
【0030】
ここで、サウンドライブラリは、後述するリクエストコード(演出パラメータ)に対応する処理手順が記述されたプログラムから構成される。サウンドデータには再生するサウンドの内容が記述されており、具体的には、各チャネルに割り当てるPCM(Pulse Code Modulation)、音量等の情報が記述されている。
また、画像データROM65に格納されたサウンドライブラリには、リクエストコードを抽出し、シリアルポートを介して出力する処理が記述されている。
【0031】
メモリ66は、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示する画像やサウンドを作成する時に用いられ、画像データROM65から読み出したデータ等が一時的に記憶される。
サウンドROM72は音源回路67に接続されており、画像制御プロセッサ64からの指示に基づいて音声データを音源回路67に供給する。
【0032】
本実施形態には、演出用周辺機器として、演出表示装置40、スピーカ71の他に、上述のバックランプ等が設けられている。これらの演出用周辺機器は、遊技中の演出(役の当選可能性の告知演出等)の出力を行うものであり、サブ制御基板60にのみ接続されており、メイン制御基板50には接続されていない。
【0033】
I/F回路69は、メイン制御基板50からの信号の受信の際に、タイミングの制御等を行う。なお、上述のように、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。即ち、一方向の送信のみが可能となっている。
【0034】
リール基板11には、回胴リールR1,R2,R3を駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリールの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。
【0035】
中央表示基板12は、例えば前面パネルの裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、セレクタ81、1ベット・2ベットスイッチB1、MAXベットスイッチB2、スタートスイッチ(レバー)ST、左ストップスイッチ(ボタン)SP1、中ストップスイッチSP2、右ストップスイッチSP3、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
【0036】
セレクタ81は、メダル投入部MDから投入されたメダルが正規のものであるか識別し、不正なメダルを排除する。設定表示部82は、前面パネルの裏側から見えるように配置されており、確率や払い出しに関する設定(例えば、設定1〜設定6)等が表示される。設定変更スイッチ83は、確率や払い出しに関する設定等を変更する際に操作されるスイッチである。
【0037】
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
【0038】
図3は、スロットマシン100のテスト装置500の構成を示すブロック図である。テスト装置500は、汎用的なパーソナルコンピュータに所定のプログラムを実行させたものである。図に示すように、テスト装置500は、CPU(演出再生部、表示部)501、RAM502、ROM503、ハードディスク(演出再生情報記憶部、再生情報記憶部)504、受信部505、ディスプレイ(表示装置)506、キーボード507を備えている。
受信部505はシリアルポートであり、スロットマシン100と接続されている。
ハードディスク504には、スロットマシン100の画像データROM65に格納されているものと同様のサウンドライブラリとサウンドデータと、サウンドROM72に格納されているものと同様の音声データが格納されている。
【0039】
次に、スロットマシン100の動作について説明する。
図4は、スロットマシン100の動作のフローチャートである。サブ制御基板60は、インタフェース回路(I/F回路)69を介してメイン制御基板50から遊技情報を受信する(ステップ501)。遊技情報は、各種当選情報等、メイン制御基板50における抽選処理の結果であり、当選の種別などを表す情報である。受信した遊技情報はサブCPU61に供給され、サブCPU61は、ROM62に保持されたプログラム及びデータ等を実行して、受信した遊技情報に対応した演出コマンドを出力する(ステップ502)。演出コマンドは遊技情報によって特定される演出を構成する個々の動作に対応する。1つの演出は、例えば、キャラクタの動作、背景の動き等の複数の動作から構成される。サブCPU61からは、受信した遊技情報に対応して複数の演出コマンドが出力される。
【0040】
ステップ502で出力された演出コマンドは画像制御プロセッサ64に入力される。画像制御プロセッサ64は、画像データROM65に格納されたプログラム、画像データ、サウンドライブラリ、およびサウンドデータを用いて、入力された演出コマンドに基づく画像、サウンドの再生を制御する(ステップ503)。
【0041】
各々の演出コマンドには1つ以上のリクエストコードが含まれている。リクエストコードは、例えば画像データROM65に格納されたサウンドライブラリを構成するプログラムを指定して呼び出すコードである。画像制御プロセッサ64は、リクエストコードに対応したプログラムを実行することによりサウンド再生を行う。また、リクエストコードが指定するプログラムは、画像データの再生処理を含むものであってもよい。
【0042】
一般に、スロットマシン100の遊技演出機能の開発は、サウンドライブラリ、サウンドデータ等の演出制御情報、およびサウンドROM72に格納される再生情報を作成する工程と、演出内容に沿ってリクエストコードを指定するプログラムを作成する工程がある。後者の工程は、外部への委託等により別環境で行われることも多い。プログラムの製造を外部へ委託する場合、完成したプログラムのテストはスロットマシン100上で実際に動作させることにより行う。しかし、特にサウンドの確認はスロットマシン100で再生される音を試聴するだけでは、微妙な音の聞き分けが熟練者でなければ難しく、また、違いが分かったとしても、具体的にどこを修正すればよいかを特定するのは手間のかかる作業である。
【0043】
そこで、サウンドライブラリを構成する各プログラムに、リクエストコードをシリアルポートを介して出力する機能を持たせる。シリアルポートから出力されたリクエストコードはテスト装置500に供給し、テスト装置500上でサウンドの内容を視覚的に確認できるようにする。
【0044】
テスト装置500の動作について説明する。
図5は、テスト装置500の動作のフローチャートである。
受信部505でスロットマシン100からリクエストコードを受信すると(ステップ601)、リクエストコードがCPU501に供給される。
【0045】
CPU501は受信したリクエストコードを基に、ハードディスク504に格納されている画像データや、サウンドライブラリおよびサウンドデータを用いて、画像およびサウンドを再生する(ステップ602)。
【0046】
また、同時に、リクエストコードに対応して再生されるサウンドの情報をディスプレイ506に表示する。表示の形式は、例えば図6に示すように、各チャネルに割り当てるPCM(Pulse Code Modulation)、音量、繰り返しの有無等の情報が一覧で表示される形式とすることができる。これにより、実装されたサウンドを視聴して確認できるだけでなく、視覚的に確認することもできるため、微妙な音の違い等の確認が容易行える。
【0047】
また、ハードディスク504に格納されているサウンドライブラリおよびサウンドデータは、キーボード507等の入力手段を介して変更することができる。CPU501は、変更されたサウンドライブラリおよびサウンドデータを用いてサウンドを再生し、ディスプレイ506にサウンド情報を表示する。
これにより、変更後のサウンドライブラリおよびサウンドデータをスロットマシン100に反映する前に、テスト装置500上で視聴、視認により確認することができるため、開発効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】スロットマシンの外観構造を示した図である。
【図2】本発明によるスロットマシンのシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明によるスロットマシンのテスト装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明によるスロットマシンの動作のフローチャートである。
【図5】本発明によるスロットマシンのテスト装置の動作のフローチャートである。
【図6】本発明によるテスト装置のサウンド表示の例である。
【符号の説明】
【0049】
11 リール基板、12 中央表示基板、13 電源装置基板、50 メイン制御基板、51 メインCPU、52 ROM、53 RAM、54 インタフェース回路、60 サブ制御基板、61 サブCPU、62 ROM、63 RAM、64 画像制御プロセッサ、65 画像データROM、66 メモリ、67 音源回路、68 アンプ、69 インタフェース回路、72 サウンドROM、81 セレクタ、82 設定表示部、83 設定変更スイッチ、91 設定変更有効化スイッチ、92 電源スイッチ、93 ホッパ装置、94 電源装置、100 スロットマシン、101 フロントドア、102 筐体、103 上部パネル部、102a 演出用ランプ、103b,103c 放音部、103d 中央表示部、104 中部パネル部、104a 操作部、105 下部パネル部、105a 排出口、105b 受皿、105c 放音部
106 液晶表示パネル、200 回胴リール装置、500 テスト装置、501 CPU、502 RAM、503 ROM、504 ハードディスク、505 受信部、506 ディスプレイ、507 キーボード、R1,R2,R3 回胴リール、MD メダル投入部、B1,B2 ベットボタン、ST スタートレバー、SP1,SP2,SP3 ストップボタン




 

 


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