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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−547(P2007−547A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−187335(P2005−187335)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 齋藤 剛 / 伊藤 秀樹
要約 課題
個々の反射面の構造を射出成形及び蒸着し易いシンプル構造にしながらも、高い電飾効果を実現し得るように構成した遊技機を提供する。

解決手段
可動電飾装置8Aが、湾曲状の反射面45a,46aを有する反射部材45,46を一軸状に配列して備えることで、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、電飾ランプ47の光を反射面45a,46aで前扉前方に反射させつつ、2つの反射部材45,46の群を共通の回動支軸44,43を中心に相対回動させ、より変化のある多様な電飾効果を実現させる。
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉とを備え、前記遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
前記前扉に電飾装置を備え、
前記電飾装置は、それぞれに湾曲状の反射面を有し且つ軸を中心に相対回動可能に一軸状に配列された少なくとも2群の反射部材と、該反射部材のそれぞれに対応する複数の発光体とを備え、該発光体の発光駆動状態にて前記反射部材が回動動作してなる、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記各発光体は、前記複数の反射部材にそれぞれ一体的に配設されてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記各発光体は、前記複数の反射部材の各対向位置にそれぞれ配設されてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉とを備え、前記遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
前記前扉に電飾装置を備え、
前記電飾装置は、一方向に延びる1つの湾曲状反射面を有する反射部材と、該反射部材の長手方向に沿って設けられた発光体とを備え、該発光体が発光状態にて前記湾曲状反射面に対して移動してなる、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項5】
枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉とを備え、前記遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
前記前扉に電飾装置を備え、
前記電飾装置は、一方向に延びる1つの湾曲状反射面を有する反射部材と、該反射部材の長手方向に沿って設けられた発光体とを備え、発光状態の該発光体と前記湾曲状反射面とが相対移動するように構成されてなる、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項6】
枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉とを備え、前記遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
前記前扉に電飾装置を備え、
前記電飾装置は、軸方向に延びる1つの湾曲状反射面を有する反射部材と、該反射部材の前記軸方向に沿うように前記湾曲状反射面に固定された発光体とを備え、該発光体の発光駆動状態にて前記反射部材が軸を中心に回動してなる、
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは光を反射部材で反射させて遊技機前側に照射するように構成した遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技領域の中央部分に設けられた液晶等の図柄表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
【0004】
上述のようなパチンコ機において、多数のLEDと、それらLEDからの光を反射させる断面ノコギリ歯状の可動反射板と、この可動反射板をLEDに対して回動させて反射面の角度を変更させるモータと、可動反射板の前側に配設され、反射した反射光の照射位置を該可動反射板の移動に伴って変化させるレンズ部材とを備えるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2003−236210号公報
【特許文献2】特開2002−282436号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記特許文献2に記載されるようなパチンコ機によると、可動反射板の回動で発光体に対する各反射面の位置を大きく変化させ、連続する2つの反射面の接続部で反射角度を急激に変化させる電飾効果は実現できる。しかしながら、そのような電飾効果を得るための可動反射板は、複数の反射面を鈍角状に交差させる断面ノコギリ歯状という、複雑で作製し難い構造を有するため、プラスチック材料等を用いる射出成形工程の精度をより高めなければならなくなったり、その後の蒸着工程で、複雑な断面ノコギリ歯状の反射面をむら無くメッキしなければならなくなったりと、必要な工程が煩雑になり、それに伴うコストアップも招来する虞がある。
【0007】
そこで本発明は、個々の反射面の構造を射出成形及び蒸着し易いシンプル構造にしながらも、高い電飾効果を実現し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図16参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(7)とを備え、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記前扉(7)に電飾装置(8A,8B,8C)を備え、
前記電飾装置(8A,8B,8C)は、それぞれに湾曲状の反射面(45a,46a)を有し且つ軸(43,44、又はA)を中心に相対回動可能に一軸状に配列された少なくとも2群の反射部材(45,46)と、該反射部材(45,46)のそれぞれに対応する複数の発光体(47,96)とを備え、該発光体(47,96)の発光駆動状態にて前記反射部材(45,46)が回動動作してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
【0009】
なお、本発明における上記「一軸状」は、共通の軸上にて軸方向距離を異ならせた形で順次配設された状態を意味する概念である。
【0010】
また、本発明に係る遊技機は、少なくとも、始動入賞口への入賞を契機とした大当たり抽選に当選した際に、通常は閉塞しているアタッカーを開放させ、所定時間が経過した時点又は所定個数の遊技球がアタッカーに入賞した時点で閉塞させる動作を所定ラウンド数だけ繰り返し行う構成の所謂第1種特別電動役物と、遊技領域に始動入賞口と該始動入賞口への入賞に基づいて開閉する特定領域を含んだ特別入賞装置とを有し、該特別入賞装置の開放中に遊技球が入球し、更に当該遊技球が特定領域に入賞した時点で大当たりを発生させる構成の所謂第2種特別電動役物と、遊技領域に備えた所謂オープンチャッカーへの入賞時に開放した電動式チューリップへの入球後の特定入賞口への入賞にて大当たりの権利を発生させる構成の所謂第3種特別電動役物とに適用可能である。
【0011】
請求項2に係る本発明は(例えば図1、図2、図6ないし図8参照)、前記各発光体(47)が、前記複数の反射部材(45,46)にそれぞれ一体的に配設されてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
【0012】
請求項3に係る本発明は(例えば図11及び図12参照)、前記各発光体(96)が、前記複数の反射部材(45,46)の各対向位置にそれぞれ配設されてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
【0013】
請求項4に係る本発明は(例えば図13及び図14参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(7)とを備え、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記前扉(7)に電飾装置(8D)を備え、
前記電飾装置(8D)は、一方向に延びる1つの湾曲状反射面(61a)を有する反射部材(61)と、該反射部材(61)の長手方向に沿って設けられた発光体(96)とを備え、該発光体(96)が発光状態にて前記湾曲状反射面(61a)に対して移動してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
【0014】
請求項5に係る本発明は(例えば図15参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(6)とを備え、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記前扉(6)に電飾装置(8E)を備え、
前記電飾装置(8E)は、一方向に延びる1つの湾曲状反射面(61a)を有する反射部材(61)と、該反射部材(61)の長手方向に沿って設けられた発光体(96)とを備え、発光状態の該発光体(96)と前記湾曲状反射面(61a)とが相対移動するように構成されてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
【0015】
請求項6に係る本発明は(例えば図15及び図16参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(7)とを備え、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記前扉(7)に電飾装置(8F)を備え、
前記電飾装置(8F)は、軸方向に延びる1つの湾曲状反射面(101a)を有する反射部材(101)と、該反射部材(101)の前記軸方向に沿うように前記湾曲状反射面(101a)に固定された発光体(63)とを備え、該発光体(63)の発光駆動状態にて前記反射部材(101)が軸(66)を中心に回動してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
【0016】
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係る本発明によると、それぞれに湾曲状の反射面を有する複数の反射部材を一軸状に配列して備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、発光体を発光した状態で、少なくとも2つの反射部材群が共通の軸を中心に相対回動することにより、遊技者にとってより変化のある多様な電飾効果を実現することができる。そして、断面ノコギリ歯状の反射面が不要になったことで、プラスチック材料等を用いる射出成形が、従来に比して適度の精度の比較例簡略な工程で足りることとなる。更に、その後の蒸着工程においても、湾曲状の反射面をむら無くメッキする工程が簡略になり、従って、製造工程を簡素化しコストダウンを図ることができる。
【0018】
請求項2に係る本発明によると、各発光体が複数の反射部材にそれぞれ一体的に配設されるので、発光体を一体的に有する反射部材を単に回動動作させるだけで、変化のある多様な電飾効果を実現することができ、従って、電飾装置全体の作動を簡素化できると共に、発光体と反射部材とを別体にした場合に比して設置スペースを節約し、電飾装置のコンパクト化に寄与することができる。
【0019】
請求項3に係る本発明によると、各発光体が複数の反射部材の各対向位置にそれぞれ配設されるので、発光体が可動しないことにより、発光体に接続されるべき電気的接続ケーブル(ハーネス)の配設構造がよりシンプルとなり、接続ケーブルの捻れ等に起因する不都合の発生を減少することができる。
【0020】
請求項4に係る本発明によると、一方向に延びる1つの湾曲状反射面を有する反射部材を備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、反射部材の軸方向に沿って設けられた発光体を発光させつつ反射面に対し移動させることができ、より変化のある多様な電飾効果が実現できる。そして、断面ノコギリ歯状の反射面が不要になったことで、プラスチック材料等を用いる射出成形が、従来に比して適度の精度の比較例簡略な工程で足りることとなる。更に、その後の蒸着工程においても、湾曲状の反射面をむら無くメッキする工程が簡略になり、従って、製造工程を簡素化しコストダウンを図ることができる。
【0021】
請求項5に係る本発明によると、一方向に延びる1つの湾曲状反射面を有する反射部材を備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、反射部材の軸方向に沿って設けられた発光体を発光させつつ反射面に対し移動させることができ、より変化のある多様な電飾効果が実現できる。そして、断面ノコギリ歯状の反射面が不要になったことで、プラスチック材料等を用いる射出成形が、従来に比して適度の精度の比較的簡略な工程で足りることとなる。更に、その後の蒸着工程においても、湾曲状の反射面をむら無くメッキする工程が簡略になり、従って、製造工程を簡素化しコストダウンを図ることができる。しかも、発光状態の発光体と湾曲状反射面とが相対的に移動するので、互いの動作の組み合わせ方によって極めて新奇で興趣の高い電飾効果を実現することが可能になる。
【0022】
請求項6に係る本発明によると、軸方向に延びる1つの湾曲状反射面を有する反射部材を備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、反射部材の軸方向に沿うように湾曲状反射面に固定された発光体を発光させつつ反射部材を回動動作させることができ、より変化のある多様な電飾効果を実現することができる。そして、断面ノコギリ歯状の反射面が不要になったことで、プラスチック材料等を用いる射出成形が、従来に比して適度の精度の比較的簡略な工程で足りることとなる。更に、その後の蒸着工程においても、湾曲状の反射面をむら無くメッキする工程が簡略になり、従って、製造工程を簡素化しコストダウンを図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、後述する各実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物等を使用したパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
【0024】
<第1の実施の形態>
図1は、本発明に係る第1の実施の形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図である。本パチンコ機1は、同図に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
【0025】
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右にはそれぞれ、スピーカ(図示せず)を有する放音装置12が配設されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、可動電飾装置8Aが配設されている。
【0026】
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。なお、図1中の符号14は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球をパチンコ機背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
【0027】
そして、前扉7における下部中央には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央左部には、該皿ユニット16上の遊技球を球発射装置(図示せず)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aが配設されており、皿ユニット16の中央下部には、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bが配設されている。
【0028】
また、前扉7における皿ユニット16の右方下部には、上記球発射装置を操作して遊技球を遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方には、灰皿21と遊技者参加ボタン22とが配設されている。この遊技者参加ボタン22の左右には、選択ボタン18a,18bがそれぞれ配設されている。
【0029】
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。
【0030】
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド114(図4参照)によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
【0031】
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
【0032】
遊技領域3aには、センター飾り23の左右上方及び左右下方にそれぞれ風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、スルーゲート32が配設されている。このスルーゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
【0033】
遊技領域3aにおけるスルーゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
【0034】
上記センター飾り23は、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を中央部に、ワープ導入口37を左上部に、該ワープ導入口37に連通する放出口67を左上部に、遊技球ステージSを開口36の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口37の対向位置には、一対の障害釘39が打ち込まれている。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は遊技球ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
【0035】
なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
【0036】
次に、可動電飾装置8Aについて、図1ないし図3を参照して詳細に説明する。なお、図2は可動電飾装置8Aを前扉7から取り外した状態で示す斜視図、図3は軸と反射部材45,46との接合関係を示す正面断面図である。
【0037】
すなわち、可動電飾装置8Aは、図1に示すように、前扉7の上部中央に、透明カバー41によって前面を覆われた状態で配設されており、この前扉上部中央に装着されたカバー部8aを備えている。カバー部8aの前部に位置する上記透明カバー41の内方には、3個の反射部材45及び2個の反射部材46が配置されている。これら反射部材45,46の後述する反射面45a,46aの中央部分には、発光ダイオード(以下、LEDと称する)のような指向性がない電飾ランプ47がそれぞれ装着されている。なお、本実施形態では、反射部材45,46を合計5個、電飾ランプ47を5個備えるが、これらの個数や、後述する他の実施形態における反射部材及び発光体の個数は、設計に応じて適宜変更し得るものである。
【0038】
図2及び図3に示すように、上記3個の反射部材45は、それぞれの前側に、前扉7の上下方向にて湾曲する反射面45aが形成された本体45bを備え、これら本体45bは、横方向(図2及び図3の紙面左右方向)に貫通する貫通孔45cを備えている。また、2個の反射部材46は、それぞれの前側に、前扉7の上下方向にて湾曲する反射面46aが形成された本体46bを備え、これら本体46bは、横方向(図2及び図3の紙面左右方向)に貫通する貫通孔46cを備えている。
【0039】
可動電飾装置8Aは、透明カバー41の内方に、図2及び図3の紙面左右方向に延在する入れ子状の回動支軸43,44を有している。回動支軸44は、中空状の軸であり、回動支軸43は、回動支軸44より若干細い(小径の)中実状に形成されて、回動支軸44内に回動自在に嵌挿されている。回動支軸43を内包する回動支軸44の外周面には、上述した3個の反射部材45と2個の反射部材46とが交互に貫通孔45c,46cを被嵌させている。これにより、3個の反射部材45と2個の反射部材46とは、回動支軸43,44を中心に相対回動し得るように交互に且つ一軸状に配列されている。
【0040】
3個の反射部材45は、いずれも回動支軸44の外周面に固定されている。2個の反射部材46はいずれも、回動支軸44の外周面との間に僅かな隙間46cを空けて回動自在に支持された状態で、回動支軸44に形成された開口部44aを貫通した連結部材29を介して回動支軸43に連結されている。開口部44a,44aは、回動支軸44における2個の反射部材46の各内周面と対向する位置にて、軸方向と直交する方向に所定角度(例えば80゜〜150゜)の範囲内で貫通穿設されている。これらの構成により、回動支軸43と回動支軸44とが個々に回動する際、各軸側に連結された3個の反射部材45の群と2個の反射部材46の群とが交互に回動することができる。
【0041】
回動支軸43,44は、上述のように一端部同士が入れ子状に嵌合していると共に、他端部同士が、軸受42a,42bによってそれぞれ回転自在に支持されている。回動支軸43の他端部には、軸受42aの外側にてギヤ56が固定されており、該ギヤ56の近傍には、駆動モータ55が配設されている。駆動モータ55の回転軸には、ピニオン54が固定されており、このピニオン54がギヤ56に噛合して、駆動モータ55の回転を回動支軸43に伝達する。ギヤ56の外周側には、該ギヤ56の外周縁部を挟むように対向する投光素子と受光素子とからなるフォトインタラプタ57が配設されている。また、ギヤ56の外周縁部近傍には、反射部材46の回動角度との所定の関係を保持し得る位置に貫通孔56a,56bが貫通穿設されており、これら貫通孔56a,56bと上記フォトインタラプタ57とによって、反射部材46の回動位置を検出する回動位置検出装置70(図4も併せて参照)が構成されている。
【0042】
一方、回動支軸44の他端部には、軸受42bの外側にてギヤ50が固定されており、該ギヤ50の近傍には、駆動モータ53が配設されている。駆動モータ53の回転軸には、ピニオン52が固定されており、このピニオン52がギヤ50に噛合して、駆動モータ53の回転を回動支軸44に伝達する。ギヤ50の外周側には、該ギヤ50の外周縁部を挟むように対向する投光素子と受光素子とからなるフォトインタラプタ51が配設されている。また、ギヤ50の外周縁部近傍には、反射部材45の回動角度との所定の関係を保持し得る位置に貫通孔50a,50bが貫通穿設されており、これら貫通孔50a,50bと上記フォトインタラプタ51とによって、反射部材45の回動位置を検出する回動位置検出装置71(図4も併せて参照)が構成されている。なお、図2中の符号57aは、フォトインタラプタ57から信号を取り出す接続ケーブルを示し、符号51aは、フォトインタラプタ51から信号を取り出す接続ケーブルを示している。
【0043】
上記構成を有する可動電飾装置8Aでは、駆動モータ55,53が演出制御手段116(図4参照)の制御に従って駆動されると、回動支軸44と回動支軸43とが交互に所定角度(例えば40°〜75°の範囲内)ずつ相対回動するので、回動支軸44に固定された3個の反射部材45と、それら反射部材45間に配設された2個の反射部材46とが所定角度ずつ相対回動することになる。
【0044】
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図4に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【0045】
すなわち、本制御系は、主基板(主制御基板)73と、この主基板73に接続されたサブ基板(サブ制御基板)74とを備えている。主基板73は、本パチンコ機1の作動を統括的に管理・制御するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。
【0046】
主基板73は、入賞判定手段105、入賞信号出力手段106、第1抽選手段107、第2抽選手段108、遊技制御手段109、保留手段110、作動制御手段111、作動判定手段112、及び作動決定手段113を備えている。また主基板73には、始動チャッカー開閉ソレノイド114及びアタッカー開閉ソレノイド115が接続されている。
【0047】
入賞判定手段105は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
【0048】
入賞信号出力手段106は、入賞判定手段105によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
【0049】
第1抽選手段107は、入賞信号出力手段106からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
【0050】
第2抽選手段108は、第1抽選手段107での大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。第2抽選手段108はまた、第1抽選手段107での大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その変動パターン信号を出力する。第2抽選手段108は更に、第1抽選手段107での大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その変動パターン信号を出力する。
【0051】
遊技制御手段109は、放音装置12、演出用照明装置11、可動電飾装置8Aに放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、サブ基板74の演出制御手段116に送信する。
【0052】
演出制御手段116は、表示制御手段118の制御により図柄表示装置35の画面で繰り広げられるリーチ演出において、大当たり有効ライン上に並んだ2つの同じ図柄に向かって、残り1つの同じ図柄が接近する表示時に、可動電飾装置8Aの駆動モータ55,53を作動させ且つ電飾ランプ47を強く(輝度を高く)発光させて、リーチ演出に合わせて電飾効果を高めるように制御する。その際、演出制御手段116は、ギヤ56の貫通孔56a,56bをフォトインタラプタ57で検知しつつ回動・停止・反転すべき位置を検出する回動位置検出装置70からの信号と、ギヤ50の貫通孔50a,50bをフォトインタラプタ51で検知しつつ回動・停止・反転すべき位置を検出する回動位置検出装置71からの信号とに基づき、駆動モータ55,53を適正に正・逆方向に回動制御する。そして、図柄表示装置35の画面では、残り1つの同じ図柄が大当たり有効ライン上に揃うような熱い演出がなされ、その際、第1抽選手段107でなされた大当たり抽選に当選している場合は、残り1つの同じ図柄が大当たり有効ライン上に揃って大当たりが発生することとなる。なお、可動電飾装置8Aの上記制御は、リーチ演出の全てにおいて行われるわけではなく、予め用意された演出用乱数を用いた抽選に当選した際に発生する。
【0053】
なお、本実施の形態では、演出制御手段116の制御による上述の電飾演出を実行するまでは可動電飾装置8Aは発光させないように構成しているが、これ以外にも、例えば、上述の電飾演出を実行するまでの間、可動電飾装置8Aを、他の演出用照明装置11と同様に、演出とは特に関係の無い単なる演出照明装置として発光させておくことも可能である。
【0054】
また遊技制御手段109は、予め設定された演出データや、第1抽選手段107、第2抽選手段108での抽選結果に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、サブ基板74の表示制御手段118に送信する。遊技制御手段109は、例えば、保留手段110の保留内容を参照し、図柄表示装置35上で大当たり図柄が最終的に揃うような演出、或いは、大当たり図柄が最終的に外れるような演出を行うための信号を表示制御手段118に送信する。
【0055】
保留手段110は、第2抽選手段108から出力された変動パターン信号を入力し、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
【0056】
そして保留手段110は、保留(記憶)している変動パターン信号を順次出力し、この出力した変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段110は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段107で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
【0057】
作動制御手段111は、作動決定手段113の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド114に駆動信号を送って該ソレノイド114を作動させて始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段111は、アタッカー開閉ソレノイド115に駆動信号を送って該ソレノイド115を作動させ、第1抽選手段107での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
【0058】
作動判定手段112は、始動チャッカー開閉ソレノイド114及びアタッカー開閉ソレノイド115を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド114にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、主基板73において第1抽選手段107の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド115にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
【0059】
作動決定手段113は、作動判定手段112からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド114、アタッカー開閉ソレノイド115の作動開始をそれぞれに決定する。
【0060】
始動チャッカー開閉ソレノイド114は、作動制御手段111から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。
【0061】
アタッカー開閉ソレノイド115は、作動制御手段111から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
【0062】
一方、サブ基板74は、画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うものであり、演出制御手段116及び表示制御手段118を有している。サブ基板74には、放音装置12、演出用照明装置11、可動電飾装置8A、及び図柄表示装置35が接続されている。
【0063】
演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令を契機として、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
【0064】
また演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令を契機として、可動電飾装置8Aの駆動モータ55,53を作動させると共に、これらの作動時に電飾ランプ47を発光駆動させるように制御する。該制御は、例えば、表示制御手段118の制御により図柄表示装置35の画面上でリーチ演出が行われている際に、大当たり有効ライン上に並んだ2つの同図柄に向かって残り1つの同図柄が接近する状態が表示される所定のタイミングで実行される。すなわち、演出制御手段116は、遊技制御手段109から指令を受けた際、所定のタイミングで、駆動モータ55,53に作動信号を出力すると共に電飾ランプ47に発光駆動信号を出力し、可動電飾装置8Aの反射部材45,46を、電飾ランプ47が例えば高輝度で発光する状態で、回動支軸43,44を中心として相対回動させるように作動させる。これにより、大当たりするかもしれないという強い期待感を、遊技者に抱かせることができる。
【0065】
また、演出制御手段116は、大当たり予告時に、必ずしも電飾ランプ47を高輝度発光させる演出に限らず、いわゆる信頼度が低い演出をする際には、電飾ランプ47(後述の実施形態ではLED96)を低輝度、或いは中程度の輝度で発光させつつ、反射部材45,46(或いは後述の反射部材61,101)を相対回動させる演出を行うことができ、これは、後述する他の実施形態においても同様である。なお、演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令(コマンド)を契機として可動電飾装置8Aを作動制御する際、主基板73側で決定される大当たりの当落に応じて可動電飾装置8Aの演出内容を独立して組み替えするようにも機能する。
【0066】
表示制御手段118は、遊技制御手段109からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
【0067】
次に、本パチンコ機1による作用について、図5のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
【0068】
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置(図示せず)の作動によって遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口から遊技盤3背面側に排出される。
【0069】
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球は、その一部がワープ導入口37から導入されて、放出口67から遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球は、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球は、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
【0070】
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球が入賞した場合、入賞判定手段105が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段106が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段110は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターン信号を、遊技制御手段109を介して表示制御手段118に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段110は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段107で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
【0071】
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、第1抽選手段107が当たりフラグをオンすると、第2抽選手段108が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
【0072】
これにより、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、第2抽選手段108は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、第2抽選手段108は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
【0073】
以上のようにして、遊技制御手段109が、演出内容に関する信号をサブ基板74の表示制御手段118に送信することに基づき、表示制御手段118が、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
【0074】
その場合、例えば、図柄表示装置35の画面上でリーチ演出が行われている際に、大当たり有効ライン上に並んだ2つの同図柄に向かって残り1つの同図柄が接近するタイミングで、演出制御手段116が、電飾ランプ47を発光させた状態で駆動モータ55,53を作動させる。これにより、可動電飾装置8Aの反射部材45,46が、電飾ランプ47を例えば高輝度で発光させながら交互に相対回動するので、遊技者は、それまでの状態とは異なる動きをする可動電飾装置8Aを認識することで、進行中のスーパーリーチで大当たりするかもしれないという強い期待感を抱きつつ遊技することになる。
【0075】
そして、例えば、図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で3つの同図柄が揃った場合、作動制御手段111は、作動決定手段113の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド115に駆動信号を送り、当該ソレノイド115を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が、球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
【0076】
以上説明したように本第1の実施形態では、それぞれに湾曲状の反射面45a,46aを有する反射部材45,46を一軸状に配列して備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、電飾ランプ47を発光させて反射面45a,46aで前扉前方に反射させた状態で、反射部材45,46からなる2つの反射部材群が共通の回動支軸44,43を中心に相対回動することにより、遊技者にとってより変化のある多様な電飾効果を実現することができる。また、電飾ランプ47は、指向性のない光を周囲に発散させるため、当該光が、前扉前方に直接的に照射されると共に反射面45a,46aで反射して前扉前方に照射されることとなり、従って、電飾効果がより向上する。
【0077】
そして、断面ノコギリ歯状の反射面が不要になったことで、プラスチック材料等を用いる射出成形が、従来に比して適度の精度の比較例簡略な工程で足りることとなる。更に、その後の蒸着工程においても、湾曲状の反射面45a,46aをむら無くメッキする工程が簡略になり、従って、製造工程を簡素化し、コストダウンを図ることができる。
【0078】
また、本実施形態では、各電飾ランプ47が反射部材45,46にそれぞれ一体的に配設されるので、電飾ランプ47を一体的に有する反射部材45,46を単に回動動作させるだけで、変化のある多様な電飾効果が実現できる。従って、可動電飾装置8A全体の作動を簡素化できると共に、電飾ランプ47と反射部材45,46とを別体にした場合に比して設置スペースを節約し、可動電飾装置8Aのコンパクト化に寄与することができる。
【0079】
<第2の実施の形態>
ついで、本発明に係る第2の実施の形態を図6ないし図10に沿って説明する。本第2の実施形態は、図1ないし図5に示した先の第1の実施形態に比して、可動電飾装置8Bの構造、即ち反射部材45,46の駆動機構及び発光体の設置位置等は異なるが、パチンコ機1における他の部分は略々同一なので、主要部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図6は、本第2の実施形態の可動電飾装置8Bをパチンコ機1から取り外した状態で示す斜視図、図7及び図8は、それぞれ本実施形態の可動電飾装置8Bを背面側から見た状態で示す斜視図及び背面図、図9は、本実施形態の駆動装置の一部を示す斜視図、図10は該駆動装置を示す図であり、同図(a)は図8のB−B線矢視図、同図(b)は図8のC−C線矢視図である。
【0080】
本実施形態の可動電飾装置8Bは、先の第1の実施形態と同様、それぞれに湾曲状の反射面45a,46aを有する2群の反射部材45,46と、それら反射部材45,46のそれぞれに対応する5個のLED96とを有しており、該LED96の発光駆動状態にて反射部材45,46が回動動作するように構成されている。
【0081】
すなわち、可動電飾装置8Bは、図6に示すように、前扉7の上部中央に装着されたカバー部8aを有しており、カバー部8aの前部に位置する透明カバー(図示せず)内方に、3個の反射部材45及び2個の反射部材46を有している。これら反射部材45,46は、それぞれの前側に、前扉7の上下方向にて湾曲する反射面45a,46aを有する本体45b,46bを有している。3個の反射部材45及び2個の反射部材46は、図6ないし図8の左右方向に延びる軸Aを中心として相対回動し得るように、交互に且つ一軸状に配列されている。
【0082】
本実施の形態では、発光体としてのLED96が、反射部材45,46の反射面45a,46aそれぞれの上端部に装着されている。それらLED96は、本実施の形態においては、5個全てに、赤、緑、青(RGB)の光3原色を単一のパッケージ内に収容したフルカラーLED(つまり、RGBを組み合わせた赤、緑、青に加え、赤紫、白、水色、黄色を有し、かつこれらに階調を加えたタイプのLED)を適用している。
【0083】
しかし、上記フルカラーLEDに代えて、3色タイプ(例えば赤、緑、オレンジ(黄)の3色表示のタイプ)や、7色タイプ(RGBを組み合わせた赤、緑、青に赤紫、白、水色、黄色を加えた7色表示タイプ)のLEDを適用することも可能である。また、単色タイプ(赤やオレンジ等の1色表示タイプ)のLEDを、反射部材45の群と反射部材46の群とで互いに発光色が異なるように区分けして装着すること、或いは、反射部材45,46の全てに異なる発光色のLEDを装着することも可能である。これらのように、どのタイプのLEDを装着し、配色をどのように変えるかによって、様々なタイプの発光態様を有する、より変化のある多彩な電飾効果を得ることができる。なお、このようにLEDの種類を選択的に装着する手法は、後述する他の実施の形態においても同様である。
【0084】
また、図7及び図8に示すように、カバー部8aは、両図の左右方向に長い略箱体状に形成されており、内方の両端部に駆動装置65,66を有している。駆動装置65,66の間には、上述した反射部材45,46が一軸状に配置されており、これら反射部材45,46の背面には、上下方向に間隔をあけた状態で3箇所の支持部92に回転自在に支持される回転伝達軸72,75が互いに平行に左右方向に延在している。なお、図7及び図8における符号60は、カバー部8aの背面側に固定される支持バーである。
【0085】
駆動装置65は、図7ないし図10に示すように、駆動モータ78と、該モータ78の回転軸に固定された駆動ローラ79と、この駆動ローラ79に摩擦係合する大径ローラ80と、該ローラ80と軸を共通にする小径ローラ81と、これらローラ80,81の中間の径を有し且つ該ローラ81に摩擦係合する中間ローラ82と、回転伝達軸72の一端に連結された状態で中間ローラ82に摩擦係合するローラ83とを備えている。これら駆動モータ78やローラ80,81,82は、カバー部8aの内面に固定されたブラケット94に支持されている。
【0086】
この構成において、駆動モータ78及びLED96は、先の実施形態で図4に示した演出制御手段116によって制御することができる。その場合、該演出制御手段116の制御で、駆動モータ78が、予め設定された所定回転角ずつ正方向と逆方向とに切り換えられつつ回転駆動すると、それら正回転、逆回転は、駆動ローラ79からローラ80,81,82を介して減速されてローラ83に伝えられ、回転伝達軸72を回転させる。これにより、回転伝達軸72の両端部及びその中間に取り付けられたローラ76a,76b,76cから、3個の反射部材45の各背面に形成された円弧状摩擦面90a,90b,90cを介して、各反射部材45に、軸Aを中心とした正方向、逆方向の回動力として伝達される。
【0087】
また駆動装置66は、駆動モータ84と、該モータ84の回転軸に固定された駆動ローラ85と、この駆動ローラ85に摩擦係合する大径ローラ86と、該ローラ86と軸を共通にする小径ローラ87と、これらローラ86,87の中間の径を有し且つ該ローラ87に摩擦係合する中間ローラ88と、回転伝達軸75の一端に連結された状態で中間ローラ88に摩擦係合するローラ89とを備えている。これら駆動モータ84やローラ86,87,88は、カバー部8aの内面に固定されたブラケット95に支持されている。
【0088】
この構成において、駆動装置66も、上記演出制御手段116によって制御することができ、その場合、該演出制御手段116の制御で、駆動モータ84が、所定回転角ずつ正方向と逆方向とに切り換えられつつ回転駆動すると、それら正回転、逆回転は、駆動装置65側と同様にローラ89に伝えられ、回転伝達軸75を回転させる。これにより、回転伝達軸75の両端部及びその中間に取り付けられたローラ77a,77bから、2個の反射部材46の各背面に形成された円弧状摩擦面91a,91bを介して、各反射部材46に、軸Aを中心とした正方向、逆方向の回動力として伝達される。
【0089】
以上の本第2の実施形態によると、演出制御手段116の制御で、LED96が例えば高輝度で発光しその光が反射面45a,46aで前扉前方に反射される状態において、可動電飾装置8Aの反射部材45,46が軸Aを中心に交互に相対回動させられて、上述した第1の実施形態と同様の効果が得られることに加え、発光体として、指向性の高いLED96を、しかもフルカラーLEDを用いたことで、一層変化のある多彩な電飾効果を実現することができる。
【0090】
<第3の実施の形態>
次に、本発明に係る第3の実施の形態を図11及び図12に沿って説明する。本第3の実施形態は、先の第1及び第2の実施形態に比して、発光体の設置位置は異なるが、パチンコ機1における他の部分は略々同一なので、主要部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図11は、本第3の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図12は可動電飾装置8Cを前扉7から取り外した状態で示す斜視図である。
【0091】
すなわち、本第3の実施形態の可動電飾装置8Cは、先の実施形態と同様に前扉7上部に配設されているが、第1及び第2の実施形態では電飾ランプ47、LED96が反射部材45,46に一体的に配設されていたのに対し、各LED96が反射部材45,46の各対向位置にて光投射側を反射面45a,46aに向けた状態で配設される点で異なる。つまり、図11及び図12に示すように、5個のLED96が、第1の実施形態と同様の機構にて交互に相対回動する反射部材45,46とは別に、合計5個の反射部材45,46にそれぞれ対向するように前扉7上部に列状に固定されている。
【0092】
したがって、本第3の実施形態によると、上述の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られると共に、各LED96が反射部材45,46の各対向位置にそれぞれ配設されることにより、LED96そのものを可動させないことで、LED96に接続されるべき電気的接続ケーブル(ハーネス)の配設構造がよりシンプルとなり、接続ケーブルの捻れ等に起因する不都合の発生を減少できる、という効果が得られる。
【0093】
<第4の実施の形態>
ついで、本発明に係る第4の実施の形態を図13及び図14に沿って説明する。本第4の実施形態は、先の第1及び第2の実施形態に比して、反射部材及び発光体の構成は異なるが、パチンコ機1における他の部分は略々同一なので、主要部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図13は、本第4の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図14は可動電飾装置8Dを前扉7から取り外した状態で示す斜視図である。
【0094】
すなわち、第1及び第2の実施形態では、相対回動可能に一軸状に配列した2群からなる反射部材45,46と、反射部材45,46又は前扉上部に設けられた電飾ランプ47又はLED96を備えていたのに対し、本第4の実施形態の可動電飾装置8Dは、先の実施形態と同様に前扉7上部に配設されるものの、反射部材61は、一方向(図13の左右方向)に延びる1つの反射面(湾曲状反射面)61aを有してなり、LED96は、反射部材61の長手方向(図13の左右方向)に沿って配列された5個からなり、これらLED96が発光状態で反射面61aに対し上下移動するように構成されている。
【0095】
また、上記LED96を上下方向に移動させる駆動構造は、図14に示すようになっている。すなわち、反射部材61が、長手方向を図の左右に沿わせ且つ反射面61aを前方に向けた状態で前扉7上部に固定されており、反射面61aに対向し且つ反射部材61の長手方向に沿って延びる軸62に、5個のLED96が、光投射側を反射面61aに向けた状態で一定間隔をあけて固定されている。前扉7の上部には、可動電飾装置8Dの反射部材61及び5個のLED96を収容する収容部40が設けられており、この収容部40の両端の壁部97,97には、上下方向に長く形成された案内溝97a,97aが形成されている。これら案内溝97a,97aには、軸62の両端部がそれぞれ摺動自在に挿入されており、軸62の両端部には、案内溝97a,97aに沿った昇降移動時に軸62の回転を規制してLED96の姿勢を維持するための膨出部62a,62aが形成されている。
【0096】
また壁部97,97の内方には、それぞれ、不図示の支持機構により駆動モータ(図示せず)からの回転が回転軸100aに伝達されるように支持された回転板100が配置されている。これら回転板100は、反射部材61の上端部とほぼ同じレベルになるように配置されており、各回転板100の外径側縁部には、反射部材61側の面にリンク98の一端がピン99で回転自在に連結されている。各リンク98の他端には連結孔98aが形成されており、それら連結孔98aは、一端側のピン99が図14のような最下点にある状態で、支軸62の両端部に回転自在に連結される。
【0097】
したがって、上記駆動構造により、可動電飾装置8Dでは、不図示の駆動モータの回転を受けて回転板100が矢印D方向に連続回転すると、リンク98が回転板100の略直径分だけ上下に昇降移動して支軸62を牽引/押下するので、支軸62の両端部が案内溝97a,97a内で摺動されつつ、5個のLED96が、図13中の破線と実線で示すように、反射面61aに対向する形で上下に昇降移動させられる。
【0098】
したがって、本第4の実施形態によると、上述の第1及び第2の実施形態とほぼ同様の効果が得られると共に、一方向に延びる1つの反射面61aを有する反射部材61を備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、反射部材61の軸方向に沿って設けられたLED96を発光させつつ反射面61aに対し移動させることができ、より変化のある多様な電飾効果が実現できる。
【0099】
<第5の実施の形態>
ついで、本発明に係る第5の実施の形態を図15に沿って説明する。本第5の実施形態は、先の第1及び第2の実施形態に比して、反射部材及び発光体の構成は異なるが、パチンコ機1における他の部分は略々同一なので、主要部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図15は、本第5の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図である。
【0100】
すなわち、本第5の実施形態では、前扉7の上部に備えた可動電飾装置8Eを、図13に示した可動電飾装置8Dにおける、反射部材61の長手方向に沿って配列された5個のLED96を発光状態で反射面61aに対して上下移動させる構成を残しつつ、反射部材61の方も左右の回動軸68,68にて前扉7上部に回動自在に支持する構成としている。つまり、本第5の実施形態の可動電飾装置8Eは、一方向に延びる1つの湾曲状反射面61aを有する反射部材61と、該反射部材61の長手方向に沿って設けられたLED(発光体)96とを有し、発光状態の該LED96と反射面(湾曲状反射面)61aとが相対移動するように構成される。
【0101】
したがって、本第5の実施形態によると、上述の第5の実施形態と同様の効果が得られると共に、発光状態のLED96と湾曲状の反射面61aとが相対移動することにより、互いの動作の組み合わせ方によって極めて新奇で興趣の高い電飾効果を実現することできるようになる。
【0102】
<第6の実施の形態>
次に、本発明に係る第6の実施の形態を図16及び図17に沿って説明する。本第6の実施形態は、先の第4の実施形態に比して、反射部材及び発光体の構成は異なるが、パチンコ機1における他の部分は略々同一なので、主要部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、図16は、本第6の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図17は可動電飾装置8Fを前扉7から取り外した状態で示す斜視図である。
【0103】
本第6の実施形態においては、第4の実施形態で固定型であった反射部材61を回動型に構成し、かつ第4の実施形態で反射部材61と別に配置していたLED96を反射面に装着して構成している。すなわち、本第6の実施形態の可動電飾装置8Fは、軸方向に延びる1つの反射面(湾曲状反射面)101aを有する反射部材101と、該反射部材101の軸方向に沿って並ぶ形で反射面101aに固定された7個のLED63とを有しており、これらLED63の発光駆動状態にて反射部材101が軸66を中心に回動するように構成される。反射部材101には、演出制御手段116の制御による不図示の駆動モータからの回転が、不図示の伝達機構を介して伝達される。
【0104】
したがって、本第6の実施形態によると、上述の第1及び第2の実施形態とほぼ同様の効果が得られると共に、軸方向に延びる1つの反射面101aを有する反射部材101を備えるので、従来のような断面ノコギリ歯状の反射面を不要としながらも、反射部材101の軸方向に沿うように反射面101aに固定されたLED63を発光させつつ反射部材101を回動動作させることができ、より変化のある多様な電飾効果を実現することができる。
【0105】
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0106】
【図1】本発明に係る第1実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
【図2】第1実施形態の可動電飾装置を前扉から取り外した状態で示す斜視図である。
【図3】第1実施形態における軸と反射部材との接合関係を示す正面断面図である。
【図4】パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【図5】パチンコ機の作用を説明するためにフローチャートである。
【図6】本発明に係る第2実施形態の可動電飾装置をパチンコ機から取り外した状態で示す斜視図である。
【図7】第2実施形態の可動電飾装置を背面側から見た状態で示す斜視図である。
【図8】第2実施形態の可動電飾装置を背面側から見た状態で示す背面図である。
【図9】第2実施形態の駆動装置の一部を示す斜視図である。
【図10】第2実施形態の駆動装置を示す図であり、同図(a)は図8のB−B線矢視図、同図(b)は図8のC−C線矢視図である。
【図11】本発明に係る第3実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
【図12】第3実施形態の可動電飾装置を前扉から取り外した状態で示す斜視図である。
【図13】本発明に係る第4実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
【図14】第4実施形態の可動電飾装置を前扉から取り外した状態で示す斜視図である。
【図15】本発明に係る第5実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
【図16】本発明に係る第6実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
【図17】第6実施形態の可動電飾装置を前扉から取り外した状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
【0107】
1:遊技機(パチンコ機)
3:遊技盤
3a:遊技領域
6:筐体
7:前扉
8A,8B,8C,8D,8E,8F:電飾装置(可動電飾装置)
43,44:軸(回動支軸)
45,46:反射部材
45a,46a:反射面
47:発光体(電飾ランプ)
61:反射部材
61a:湾曲状反射面(反射面)
63:発光体(LED)
66:軸
96:発光体(LED)
101:反射部材
101a:湾曲状反射面(反射面)
A:軸
Ba:遊技球




 

 


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