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発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−240(P2007−240A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−181780(P2005−181780)
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
代理人 【識別番号】100118315
【弁理士】
【氏名又は名称】黒田 博道
発明者 芝野 憲司
要約 課題
大入賞口の開閉作動時に、その連続作動回数を表示する作動回数表示装置に要する表示用の素子数が充分削減可能となる弾球遊技機の提供。

解決手段
LED1〜3の各々に、電圧が印加されないOFF信号、断続的に印加される断続ON信号、及び、連続的に印加される連続ON信号の三種類の信号を送信する素子駆動手段320を設け、「消灯」、「点滅」及び「連続点灯」の三種類の異なった表示をLED1〜3の各々に行わせる。これにより、三個のモノカラーLEDで、全体として3の三乗である27種類の数量表示が行えるようになるので、0から16までの連続開閉動作回数を表示する作動回数表示装置300を3個のLED1〜3で形成でき、ドット表示素子(LED)の数量を充分削減することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
抽選で当たりが引き当てられたことを条件に開かれる大入賞口と、抽選で当たりが引き当てられると、前記大入賞口の開閉回数を設定する開閉回数設定手段と、この開閉回数設定手段の設定した開閉回数に基づいて、連続的に開閉を繰り返す連続開閉動作を前記大入賞口に行わせる大入賞口駆動制御手段と、少なくとも前記大入賞口の連続開閉動作の開始時に、前記開閉回数設定手段の設定した開閉回数を表示する作動回数表示装置とを備えた弾球遊技機であって、
前記作動回数表示装置には、
受信した駆動信号に応じて表面の状態が可変となった略点状の表示領域を備えるとともに、予めそれぞれ異なる数値の位に位取りされている複数のドット表示素子と、
三種類以上の異なった表示を前記ドット表示素子に行わせるために、前記ドット表示素子に三種類以上の異なる駆動信号を送信可能とされ、且つ、前記複数のドット表示素子に対応して形成されている素子駆動手段と、
前記複数のドット表示素子により表示すべき数値が表示されるように、前記開閉回数設定手段の設定した開閉回数に基づいて、前記素子駆動手段の動作を制御する表示制御手段とが備えられていることを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】
前記ドット表示素子の各々は、少なくとも二種類以上の色違いとなる発光状態のうちの一の発光状態が選択されて発光可能となっているマルチカラーLEDであることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
【請求項3】
前記ドット表示素子の各々は、異なる二色の一方で発光する第1色発光状態及び他方で発光する第2色発光状態のうちの一の発光状態が選択されて発光可能となっている二色LEDであり、
前記表示制御手段は、表示すべき数値が大きくなるにしたがい、前記ドット表示素子の表示状態が消灯状態、第1色発光状態、及び、第2色発光状態の順に変化するように、前記素子駆動手段を制御するものであることを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機。
【請求項4】
前記ドット表示素子の各々は、一色でのみ発光が可能なモノカラーLEDであり、
前記表示制御手段は、表示すべき数値が大きくなるにしたがい、前記ドット表示素子の表示状態が消灯状態、点滅状態及び連続点灯状態の順で変化するように、前記素子駆動手段を制御するものであることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
【請求項5】
前記連続開閉動作における開閉動作の回数に応じた演出を行いながら、当該開閉動作の回数を表示する作動回数演出表示手段が、前記作動回数表示装置とは別に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抽選で当たりが引き当てられたことを条件に開かれる大入賞口が設けられた電動役物を備え、抽選で当たりが引き当てられると、前記大入賞口を連続的に複数回開閉し、これにより、遊技者に有利な状況を作り出すようにしたパチンコ機等の弾球遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、遊技者が遊技を行っていく過程で、所定の条件をクリアすると、遊技者に有利な当たり状態を展開させるパチンコ機等の弾球遊技機が知られている。
例えば、パチンコ機の遊技盤には、抽選で当たりが引き当てられたことを条件に開かれる大入賞口が設けられている。そして、抽選で当たりが引き当てられると、大入賞口が連続的に開閉を繰り返し、これにより、遊技盤に打ち込まれた遊技球の入賞を容易にし、遊技者に有利な状況を作り出すようになっている。
更に詳しく説明すると、始動入賞口に遊技球が入賞し、この遊技球の入賞が検出されると抽選がなされ、その抽選結果が当たりとなると、大入賞口が開閉動作を繰り返す、具体的には、大入賞口を開閉する球受け部材が所定期間、所定回数、断続的に開放するようになっている。一般には、1回の開閉を1のラウンドとすると、通常のパチンコ機では、大入賞口の開閉動作を10〜16ラウンド繰り返すようになっている。これにより、遊技球の入賞率を高め、遊技者に有利となる大当たり状態を作り出すようになっている。
【0003】
ところで、パチンコ機では、大当たり状態の途中で、遊技球が始動入賞口に入賞し、さらに、その抽選で当たりがでると、直ちに当該当たりによる次の大当たり状態を開始することができないので、予め定められた上限回数(通常4回)だけ、大当たり状態を保留することができるようになっている。
この際、パチンコ機には、保留となっている大当たり状態の回数、換言すると、始動入賞口に入賞し、且つ、抽選で当たりとなったが、その大当たり状態が保留となっている遊技球の数である保留球数を表示するための保留球数表示装置が設けられている。
このような保留球数表示装置としては、一般的に、大当たり状態の上限回数、換言すると、保留球数の上限値と同じ数(通常4個)のLED(発光ダイオード)を備え、現在保留中の保留球数に対応した数量のLEDを点灯し、これにより、保留球数を表示する数量表示装置が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−329540号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、大当たり状態となった時に、大入賞口が連続的に開閉される回数が表示できれば、遊技者の遊技の便宜が図れるので、大入賞口の開閉回数を表示する作動回数表示装置を弾球遊技機に設けることが好ましい。
このような作動回数表示装置としては、前述の数量表示装置と同様の構造のものを採用することができる。しかしながら、数量表示装置と同様の構造の作動回数表示装置では、表示される数値の上限値と同数のLEDが必要となり、LEDの数量が多くなり、設置スペースや製造コストが嵩む。
このため、作動回数表示装置を弾球遊技機に設置するにあたり、設置スペースや製造コストが嵩まないように、表示用の素子数をなるべく少なくしたい、という要望がある。
【0005】
ここで、7セグメントのLEDを利用した数量表示装置を採用すれば、表示数の上限値と同じ数のLEDで表示を行う数量表示装置を備えたものよりも、表示用の素子数を少なくすることができるが、大入賞口の開閉動作回数の上限値が16回の場合、前者では、7セグメントのLEDが2セット、すなわち、14個のLEDが必要となり、後者では、上限値と同じ数である16個のLEDが必要となり、その差が僅か2個であるので、7セグメントのLEDを利用した数量表示装置では、表示用の素子数の削減が充分図れない、という問題がある。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大入賞口の開閉作動時に、その連続作動回数を表示する作動回数表示装置に要する表示用の素子数が充分削減可能となる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下に説明する各発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、以下の各構成要件には、説明の便宜上、実施の形態において用いた符号を付すが、これにより、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、抽選で当たりが引き当てられたことを条件に開かれる大入賞口(13)と、抽選で当たりが引き当てられると、前記大入賞口(13)の開閉回数を設定する開閉回数設定手段(623d)と、この開閉回数設定手段(623d)の設定した開閉回数に基づいて、連続的に開閉を繰り返す連続開閉動作を前記大入賞口(13)に行わせる大入賞口駆動制御手段(711)と、少なくとも前記大入賞口(13)の連続開閉動作の開始時に、前記開閉回数設定手段(623d)の設定した開閉回数を表示する作動回数表示装置(300)とを備えた弾球遊技機(PM)であって、前記作動回数表示装置(300)には、受信した駆動信号に応じて表面の状態が可変となった略点状の表示領域を備えるとともに、予めそれぞれ異なる数値の位に位取りされている複数のドット表示素子(LED1〜3)と、三種類以上の異なった表示を前記ドット表示素子(LED1〜3)に行わせるために、前記ドット表示素子(LED1〜3)に三種類以上の異なる駆動信号を送信可能とされ、且つ、前記複数のドット表示素子(LED1〜3)に対応して形成されている素子駆動手段(320)と、前記複数のドット表示素子(LED1〜3)により表示すべき数値が表示されるように、前記開閉回数設定手段(623d)の設定した開閉回数に基づいて、前記素子駆動手段(320)の動作を制御する表示制御手段(330)とが備えられていることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、前述した請求項1記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記ドット表示素子の各々として、少なくとも二種類以上の色違いとなる発光状態のうちの一の発光状態が選択されて発光可能となっているマルチカラーLEDが採用されていることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
請求項3記載の発明は、前述した請求項2記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記ドット表示素子の各々の各々として、異なる二色の一方で発光する第1色発光状態及び他方で発光する第2色発光状態のうちの一の発光状態が選択されて発光可能となっている二色LEDが採用され、前記表示制御手段(330)は、表示すべき数値が大きくなるにしたがい、前記ドット表示素子の表示状態が消灯状態、第1色発光状態、及び、第2色発光状態の順に変化するように、前記素子駆動手段(320)を制御するものであることを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、前述した請求項記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記ドット表示素子の各々として、一色でのみ発光が可能なモノカラーLEDが採用され、前記表示制御手段(330)は、表示すべき数値が大きくなるにしたがい、前記ドット表示素子(LED1〜3)の表示状態が消灯状態、点滅状態及び連続点灯状態の順で変化するように、前記素子駆動手段(320)を制御するものであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前述した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
【0009】
すなわち、請求項5記載の発明は、前記連続開閉動作における開閉動作の回数に応じた演出を行いながら、当該開閉動作の回数を表示する作動回数演出表示手段(20)が、前記作動回数表示装置(300)とは別に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、三種類以上の異なる駆動信号を送信可能となった素子駆動手段で、それぞれ異なる数値の位に位取りされた複数のドット表示素子を駆動するようにしたので、全体としては、1つのドット表示素子で表示可能な表示の種類の数を、配列されているドット表示素子の数量で累乗することにより得られる数だけ異なる種類の数量表示が行えるようになる。
換言すると、配列されているドット表示素子の数量をn、1つのドット表示素子で表示可能な表示の種類の数をmとすると、全体としてmをn乗することにより得られる数だけ異なる種類の数量表示が行えるようになる。
【0011】
例えば、三個のドット表示素子の各々に3種類の異なった表示を行わせれば、全体として3を三乗して得られる数値である「27」だけ異なる種類の数量表示が行えるようになり、具体的には、0から26までの数値の表示が行えるようになり、大入賞口の開閉動作回数の上限値が16回の場合には、三個のドット表示素子で表示が行えるようになる。
従って、連続開閉動作における開閉動作の回数を表示する作動回数表示装置に必要なドット表示素子の数量は、単なるON/OFF表示方式において必要な16個、又は、7セグメント表示方式において必要な14個に対して3個と非常に少なくなるので、これにより、作動回数表示装置を形成するのに要する表示用のドット表示素子数を充分削減することができる。
【0012】
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、マルチカラーLEDで発光可能な色の種類の数をkとすると、同時に2色以上の発光を行わず、1色ずつ点灯する場合には、消灯状態を含めると、(k+1)種類の数量表示が行えるようになる。例えば、マルチカラーLEDとして、赤色及び青色のいずれか一方を単独で発光な2色LEDを採用した場合、消灯、赤色点灯及び青色点灯の3種類の表示が行え、これにより、三個の2色LEDで27種類の表示が可能となるので、前述したように、作動回数表示装置に要する表示用のドット表示素子数を充分削減することができる。
【0013】
また、前述のようなマルチカラーLEDは、1色ずつ連続点灯されるので、複数のマルチカラーLEDを駆動する素子駆動手段としては、マルチカラーLED1個当たりの発光色数に応じたk個のスイッチング素子を、表示すべき数値に応じて単純にON/OFF駆動する単純な回路構成のものが採用できるので、素子駆動手段の回路構成の簡素化が図れ、素子駆動手段の回路構成を簡単なものにすることができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明と同様の効果をより確実に達成することができる。
【0014】
すなわち、請求項3記載の発明によれば、前述したように、2色LEDを1色ずつ点灯することにより、消灯状態を含めて3種類の数量表示が行え、三個の2色LEDで計27種類の表示が可能となり、前述したように、三個の2色LEDで16種類の表示を行うことができ、作動回数表示装置に要するドット表示素子数を確実に削減できる。
また、このような2色LEDを駆動する素子駆動手段としては、1個の2色LEDに対して2個のスイッチング素子を備えた極めて単純な回路構成のものが採用できるので、素子駆動手段の回路構成の簡素化を確実に図ることができ、素子駆動手段の回路構成を極めて簡単なものにすることができる。
【0015】
(請求項4の効果)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明では、モノカラーLEDでも、3種類の数量表示が行え、三個のモノカラーLEDで計27種類の表示が可能となり、前述したように、三個のモノカラーLEDで16種類の表示を行うことができ、作動回数表示装置に要するドット表示素子数を確実に削減することができる。
また、このようなモノカラーLEDを駆動する素子駆動手段としては、1個のモノカラーLEDに対して1個のスイッチング素子と、このスイッチング素子を断続的にON状態にする簡単な発信回路とを備えた極めて単純な回路構成のものが採用できるので、素子駆動手段の回路構成の簡素化を確実に図ることができ、素子駆動手段の回路構成を極めて簡単なものにすることができる。
【0016】
(請求項5の効果)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、弾球遊技機に一般的に設けられている装飾図柄表示装置に作動回数演出表示手段を兼用させることができるので、作動回数表示装置とは別に作動回数演出表示手段を設けても、弾球遊技機を構成する部品が著しく増加することがなく、その製造コストの増大を抑制することができる。
また、大入賞口の連続開閉動作の回数を作動回数演出表示手段で表示すれば、当該回数を大きなアラビア数字等の文字で明確且つ大きく表示することができ、作動回数表示装置の小型簡素化が可能となり、この点からも、作動回数表示装置の構成部品数等を削減でき、作動回数表示装置を設けても、弾球遊技機の製造コストが何ら増大することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1からまでの図10は、本実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係る遊技機としてのパチンコ機を示す正面図、図2は、本実施形態に係る遊技制御手段の概略構成を示すブロック図、図3は、本実施形態に係る通常遊技実行手段の概略構成を示すブロック図、図4は、本実施形態に係る特別遊技実行手段の概略構成を示すブロック図、図5は、本実施形態に係る特定遊技設定手段の概略構成を示すブロック図、図6は、本実施形態に係る表示制御手段の概略構成を示すブロック図、図7は、本実施形態に係る特別図柄範囲テーブルの内容を示す模式図、図8は、本実施形態に報知タイミングテーブルの内容を示す模式図、図9は、本実施形態に係る作動回数表示装置の概略構成を示すブロック図、図10は、本実施形態に係る作動回数表示装置の表示内容を示す模式図である。
【0018】
(パチンコ機PMの概略構成)
本実施形態に係るパチンコ機PMは、図1に示すように、当該パチンコ機PMの外郭保持枠をなす外枠1と、この外枠1に開閉自在に軸支された前枠2とを備えたものとなっている。そして、前枠2には、パチンコ機PMの遊技領域10を形成するための遊技盤7と、この遊技盤7の前方を覆う板ガラスが嵌め込まれたガラス扉3と、遊技球を受ける上側の上球皿4a及び下側の下球皿4bと、遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル5と、遊技領域10の周辺を囲むように遊技盤7に固定された一対のレール6とが設けられている。
【0019】
パチンコ機PMの遊技領域10には、遊技球が入賞すると遊技者へ賞球が払い出される複数の一般入賞口11と、遊技球の入賞により、遊技者への賞球払出を行うとともに、大当たり抽選の契機となり、且つ、面状表示部である装飾図柄表示装置20の図柄変動を開始させる始動入賞口12と、通常遊技では扉状の球受け部材13Aにより閉鎖されている大入賞口13と、遊技球を回収するアウト口14と、打球の落下に影響を与える風車15と、装飾図柄表示装置20の図1中上方に配置された表示ランプとしての特定表示装置24と、図示しない多数の遊技釘とが設けられている。
このうち、大入賞口13は、遊技球の入口としての開口部13Bを有し、この開口部13Bを前述の球受け部材13Aで開閉するようにしたものとなっている。また、大入賞口13は、球受け部材13Aに加えて、球受け部材13Aを開閉駆動する図示しない大入賞口駆動装置13mを備えている。
【0020】
なお、遊技領域10の周囲には、遊技中に点灯もしくは点滅表示される複数のランプから構成されるランプ装置30が設けられている。
装飾図柄表示装置20は、画像を表示する画面が平面状に形成されるとともに、その画面に表示される三つの図柄の表示態様が可変となった液晶表示装置であり、後述する変動図柄や停止図柄や演出パターン等の画像を表示することができ、遊技領域10の略中央に配置されている。
この装飾図柄表示装置20の近傍には、パチンコ機PMの内部で行われる抽選の結果を示す図柄を表示する特別図柄表示装置200と、大当たりの際に大入賞口13の連続開閉動作の回数を表示する作動回数表示装置300の表示部310とが設けられている。
【0021】
特別図柄表示装置200は、1組の7セグメントのLED表示装置を含んで構成されたものであり、少なくとも「0」から「9」までのアラビア数字が任意に表示可能となっている。
作動回数表示装置300の表示部310は、受信した駆動信号に応じて表面の状態が可変となった略点状の表示領域を有する三個のドット表示素子として、LED1,LED2,LED3を備えたものとなっている。ここで、LED1,LED2,LED3の各々は、モノカラーのLEDであるとともに、予め三桁の三進数のそれぞれ異なる数値の位に位取りされている。そして、作動回数表示装置300は、LED1,LED2,LED3が形成する三桁の三進数で連続開閉動作の回数を表示するものである。
【0022】
ここで、LED1,LED2,LED3は、図1中、左右方向に配列されている。このうち、左方に配置されているLED1が表示する数値の最も小さい一桁目に位取りされ、中間に配置されているLED2が二桁目に位取りされ、右方に配置されているLED3が表示する数値の最も大きい三桁目に位取りされている。
特定表示装置24は、後述する特定遊技へ移行することを点灯によって遊技者に報知するための表示ランプ装置である。
このような構成のパチンコ機PMでは、遊技者が操作ハンドル5を所定の方向へ回動操作すると、上球皿4aに収納された遊技球が1個ずつ図示しない発射部へ送られる。発射部に到達した遊技球は、操作ハンドル5の回動角度に応じた力で、発射部から遊技領域10へ向かって発射され、遊技領域10内において落下し、入賞口11,12及びアウト口14のいずれかに受け入れられる。ここで、遊技球が入賞口11,12に受け入れられた場合には、所定の賞球が上球皿4aに払い出される。
【0023】
そして、入賞口11,12のうち始動入賞口12に打球が入賞すると、所定の賞球が上球皿4aに払い出される他、パチンコ機PMの内部で抽選が行われるとともに、特別図柄表示装置200に表示されている図柄は変動を開始する。この図柄の変動が開始されてから所定の時間が経過すると、特別図柄表示装置200に変動表示された図柄が停止する。ここで、停止した図柄が予め規定された図柄、例えば「7」となっている場合には、大当たりとなり、大入賞口13が開放され、遊技領域10へ向かって発射された遊技球の大半が大入賞口13へ入賞するようになり、遊技者に大量の賞球の払い出し行われる。
なお、本実施形態では、始動入賞口12に打球が入賞すると、前述のように、特別図柄表示装置200の図柄が変動を開始する他、装飾図柄表示装置20の図柄を変動させる変動図柄演出と、ランプ装置30のランプを所定の順序で点滅させるランプ点滅演出とが行われる。そして、これらの変動図柄演出及びランプ点滅演出を所定時間行った後に、遊技者に対し、停止した図柄で大当たりを引き当てたか否かを報知するようになっている。
【0024】
換言すると、パチンコ機PMは、後述する抽選手段が入賞内容の抽選を行う毎に、装飾図柄表示装置20の表示形態である図柄を変動させることにより、抽選が行われたことを報知し、変動させた図柄を停止して停止図柄を見せることにより、抽選手段が抽選した入賞内容を遊技者に報知するようにしたものである。
(遊技制御手段50)
本実施形態のパチンコ機PMは、前述のような演出動作や遊技動作等を制御するための制御装置として、遊技制御手段50を備えている。図2には、遊技制御手段50の概略構成が示されている。遊技制御手段50は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。
【0025】
遊技制御手段50には、図2に示すように、当該遊技制御手段50へ所定の信号を送出する信号発信源として、始動入賞口12の内部に設けられた始動口入賞検出器12aと、大入賞口13の内部に設けられた大入賞口入賞検出器13aとが電気的に接続されている。
また、遊技制御手段50には、その制御対象となる機器として、賞球の払い出しを行う賞球払出装置45、並びに、前述の特別図柄表示装置200、装飾図柄表示装置20、ランプ装置30、特定表示装置24、大入賞口駆動装置13m、及び、作動回数表示装置300とが電気的に接続されている。
【0026】
そして、遊技制御手段50には、通常のゲームを実行するために、その動作を制御する通常遊技実行手段60と、いわゆる特別遊技を実行するために、その動作を制御する特別遊技実行手段70と、通常のゲームから特別遊技への移行確率が高い特定遊技を設定するための特定遊技設定手段80と、賞球払出装置45の動作を制御する払出制御手段90と、通常遊技実行手段60及び特別遊技実行手段70等の指令に基づき特別図柄表示装置200及び装飾図柄表示装置20等の制御を行う表示装置制御手段95とが設けられている。
通常遊技実行手段60は、パチンコ機PMの通常のゲームである通常遊技を実行するために、その動作を制御するものである。
【0027】
通常遊技実行手段60には、図3に示すように、遊技領域10に設けられた一般入賞口11及び始動入賞口12等の入賞口に遊技球が入賞した際の処理を行う入賞口入賞処理手段61と、通常遊技から、遊技者に通常遊技よりも大量の賞球が払い出される特別遊技へ移行するか否かを決定する特別遊技移行判定手段62、遊技についての抽選結果を表示する際等に、装飾図柄表示装置20の画面に表示される演出用画像のデータや演出のタイミングを設定する演出動作制御手段624とが設けられている。
更に、通常遊技実行手段60には、後述する特定遊技へ移行する旨を報知するに際に、報知の方法及びタイミングを決定する表示方法決定手段83と、視覚的又は聴覚的な手段・方法で、特定遊技へ移行する旨を遊技者に報知する報知手段84と、特定遊技を実行するための特定遊技実行手段85とが設けられている。
【0028】
ここで、入賞口入賞処理手段61は、一般入賞口11及び始動入賞口12等の入賞口への遊技球の入賞の際に、従来と同様に所定数の賞球を払い出す処理を行うものであるので、詳細な説明は省略する。
一方、特別遊技移行判定手段62は、特別遊技へ移行するか否か等の判定を、乱数による抽選で行う複数種類の手段を備えたものとなっている。
すなわち、特別遊技移行判定手段62には、特別図柄表示装置200の図柄等の決定要素である乱数を取得するための遊技要素取得手段621と、乱数による抽選を行う際に参照される複数種類の抽選用のテーブル、例えば、特別図柄における停止図柄を決定する際に参照される特別図柄範囲テーブル等を記憶したテーブル記憶手段622aと、取得した乱数を記憶するための乱数記憶手段622bと、遊技要素取得手段621が取得した乱数に基づいて特別遊技への移行の可否を判定する抽選用乱数判定手段623aと、遊技要素取得手段621が取得した乱数に基づいて、前述の連続開閉動作の回数を設定する開閉回数設定手段623dと、後述する特別図柄の停止図柄を決定する停止図柄決定手段623bと、後述する特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定手段623cとが設けられている。
【0029】
このうち、乱数記憶手段622bは、書き込み及び読み出しの両方が自在に行えるRAM等の記憶手段に確保された複数の乱数値エリアを有し、これらの乱数値エリアに、後述する抽選用乱数、停止図柄乱数及び変動乱数をそれぞれ記憶するものである。なお、乱数記憶手段622bに記憶された抽選用乱数、停止図柄乱数及び変動乱数は、必要に応じて任意に読み出すことができるようになっている。
遊技要素取得手段621は、乱数を発生する図示しない乱数発生手段を複数種類有し、これらの乱数発生手段のそれぞれに乱数を発生させることにより、複数種類の乱数値を取得し、これらの乱数値を図示しない抽選テーブルと参照することにより抽選を行い、この抽選により、各種の遊技要素の取得・決定を行う、例えば、抽選により、特別図柄表示装置200に表示する図柄等を決定するものとなっている。
【0030】
この際、前述の乱数発生手段としては、それ自身には乱数の発生機能はなくても、出力値の取得タイミングをランダムにとる等により、実質的な乱数が取得できるカウンタ等を採用することができる。
例えば、所定の手順に従って出力値を更新していくインクリメントカウンタは、出力値の出力動作に規則性があるが、その出力値の取得タイミングをランダムにして、取得タイミングに規則性をなくすことにより、実際に乱数として利用できる数値の出力が可能となるので、乱数発生手段として採用することができる。
ここで、乱数発生手段として、ソフトウェアからなるインクリメントカウンタモジュールを採用すれば、インクリメントカウンタモジュールで、ある所定値から別の所定値までの複数通りの数値を順次発生させ、発生させた数値を、始動口入賞検出器12aからの入賞信号等に基づいてランダムに取り出すことにより、ある所定値から別の所定値までの複数通りの数値が不規則に得られるようになるので、これにより、簡単なソフトウェア構成で多数種類の乱数を容易に取得することができる。
【0031】
このような遊技要素取得手段621には、特別遊技へ移行するための抽選用乱数を取得する抽選用乱数取得手段621aと、大当たりの際に大入賞口駆動装置13mが行うべき連続開閉動作の回数を設定するための回数設定乱数を取得する回数設定乱数取得手段621dと、特別図柄表示装置200に停止表示させる図柄を決定するための停止図柄乱数を取得する停止図柄乱数取得手段621bと、特別図柄表示装置200における演出パターンを決定するための変動乱数を取得する変動乱数取得手段621cとが設けられている。
抽選用乱数取得手段621aは、ハードウェアとしてのカウンタを備え、このカウンタによって、「当たり」/「外れ」を決めるための乱数を発生させるものである。
【0032】
これに対し、抽選用乱数判定手段623aは、抽選用乱数取得手段621aが取得した抽選用乱数に応じて特別遊技を行うか否か、換言すると、大当たりか否かを判定するものとなっている。
具体的に説明すると、抽選用乱数判定手段623aは、記憶手段としてのROMに記憶されるとともに、所定の当たり数値が記録されている抽選テーブルを参照し、前述のように取得した抽選用乱数が、抽選テーブルに記録された当たり数値に該当するか否かに基づいて、特別遊技を行うか否かを判定するものとなっている。すなわち、抽選テーブルは、抽選用乱数として取得されうる数値範囲内において、当たりの領域と、外れの領域とが設定されたものとなっている。抽選用乱数判定手段623aは、抽選用乱数取得手段621aが所得した抽選用乱数を抽選テーブルに照合し、取得した抽選用乱数が当たり領域に属する数値であれば、「当たり」と判定する一方、取得した抽選用乱数が外れ領域に属する
数値であれば、「外れ」と判定するようになっている。
【0033】
停止図柄乱数取得手段621bは、前述のソフトウェアからなるインクリメントカウンタモジュールからなるカウンタあるいはハードウェアとしてのカウンタを備え、このカウンタによって、特別図柄表示装置200において図柄変動の終了後に抽選結果を示すこととなる特別図柄表示装置200の停止図柄を決めるための停止図柄乱数を取得させるものである。
これに対し、停止図柄決定手段623bは、停止図柄乱数取得手段621bによって取得された停止図柄乱数に基づいて停止図柄を決定するものとなっている。
すなわち、テーブル記憶手段622aには、抽選用乱数判定手段623aの判定結果、及び、後述する特定遊技乱数判定手段82の判定結果に応じた複数種類の特別図柄範囲テーブルが記憶されている。
【0034】
停止図柄決定手段623bは、抽選用乱数判定手段623aの判定結果、及び、後述する特定遊技乱数判定手段82の判定結果に応じて、テーブル記憶手段622aに記憶された複数種類の特別図柄範囲テーブルの中から一の特別図柄範囲テーブルを選ぶようになっている。そして、停止図柄決定手段623bは、選んだ特別図柄範囲テーブルを参照し、この特別図柄範囲テーブルのなかから、前述のように取得した停止図柄乱数に応じた一の図柄を停止図柄として選択するものである。ここで、停止図柄決定手段623bにより決定される停止図柄は、図柄変動が終了した際に特別図柄表示装置200に表示させる図柄である。
【0035】
なお、抽選用乱数判定手段623aが当たりと判定した場合と、外れと判定した場合とで、異なる停止図柄が指定されるように、抽選用乱数判定手段623aが当たりと判定した場合には、停止図柄決定手段623bは、テーブル記憶手段622aに記憶されている複数種類のテーブルの中から、当たり用の停止図柄テーブルを抽出し、この抽出した当たり用の停止図柄テーブルを参照するようになっている。
一方、抽選用乱数判定手段623aが外れと判定した場合には、停止図柄決定手段623bは、テーブル記憶手段622aに記憶されている複数種類のテーブルの中から、外れ用の停止図柄テーブルを抽出し、この抽出した外れ用の停止図柄テーブルを参照するようになっている。
【0036】
変動乱数取得手段621cは、停止図柄乱数取得手段621bと同様に、前述のソフトウェアからなるインクリメントカウンタモジュールからなるカウンタあるいはハードウェアとしてのカウンタを備え、このカウンタによって、特別図柄表示装置200において行われる図柄変動の変動パターンを決めるための変動乱数を取得させるものである。
これに対し、変動パターン決定手段623cは、変動乱数取得手段621cによって取得された変動乱数に基づいて変動パターンを決定するものとなっている。
すなわち、変動パターン決定手段623cは、記憶手段としてのROMに記憶されるとともに、所定の変動パターンが複数記録されている変動パターンテーブルを参照し、変動パターンテーブルのなかから、前述のように取得した変動乱数によって指定される一の変動パターンを抽出し、抽出した変動パターンを、特別図柄表示装置200で行われる図柄変動に係る変動パターンとするものである。
【0037】
ここで、変動パターン決定手段623cが決定する変動パターンは、必ずしも図柄の変動を具体的に示すパターンである必要はなく、少なくとも特別図柄表示装置200に図柄を変動させる変動時間を特定できるものであればよい。
回数設定乱数取得手段621dは、停止図柄乱数取得手段621bと同様に、前述のソフトウェアからなるインクリメントカウンタモジュールからなるカウンタあるいはハードウェアとしてのカウンタを備え、このカウンタによって、特別遊技における大入賞口13の連続開閉動作の回数を設定する回数設定乱数を取得させるものである。
これに対し、開閉回数設定手段623dは、回数設定乱数取得手段621dによって取得された回数設定乱数に基づいて、前述した大入賞口13の連続開閉動作の回数を設定するものとなっている。
【0038】
すなわち、開閉回数設定手段623dは、記憶手段としてのROMに記憶されるとともに、所定の回数設定値が複数記録されている回数設定値テーブルを参照し、この回数設定値テーブルのなかから、前述の回数設定乱数によって指定される一の回数設定値を抽出し、抽出した回数設定値を、大入賞口13の開閉回数とするものである。
なお、抽選用乱数判定手段623aの抽選結果が「大当たり」でない場合には、大入賞口13を開く必要がないので、回数設定乱数取得手段621d及び開閉回数設定手段623dは、取得した回数設定乱数や設定した開閉回数が有効とならないように設定されている。
【0039】
以上において、本実施形態における抽選手段は、入賞内容である「大当たり」の抽選を行うものであり、抽選用乱数取得手段621a及び抽選用乱数判定手段623aにより構成されたものとなっている。
なお、後述の確率変動中には、特定遊技実行手段85が起動され、当たり確率の高い抽選テーブルが採用されるようになっている。例えば、当たり確率の高い抽選テーブルには、当たり値として、通常の抽選テーブルにおける「7」に加えて、「71」、「135」、「199」及び「263」が含まれている。
演出動作制御手段624は、装飾図柄表示装置20に図柄の変動表示時における演出用画像のデータ等を設定する機能を有するとともに、装飾図柄表示装置20に図柄の変動表示を開始させてから停止させるまでの間において、装飾図柄表示装置20やランプ装置30に様々な演出を行わせることができるものとなっている。
【0040】
このような演出動作制御手段624には、装飾図柄表示装置20に表示される停止図柄を決定するための装飾停止図柄決定手段624aと、装飾図柄表示装置20及びランプ装置30の様々な演出パターンを記憶するための演出パターン群メモリ624bと、装飾図柄表示装置20の変動パターンを決定する表示動作を制御する装飾変動パターン決定手段624cとが設けられている。
装飾停止図柄決定手段624aは、抽選用乱数判定手段623a、開閉回数設定手段623d、停止図柄決定手段623b、変動パターン決定手段623c及び特定遊技設定手段80の各々によりなされた判定結果、決定内容及び設定内容に対応する装飾図柄の停止図柄を決定するものとなっている。
【0041】
すなわち、装飾停止図柄決定手段624aは、抽選用乱数判定手段623aが当たりと判定した場合、停止図柄決定手段623bにより決定された図柄、及び、変動パターン決定手段623cにより決定された変動パターン、並びに、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数、及び、特定遊技設定手段80による特定遊技への移行決定に応じて、左図柄・中図柄・右図柄を設定するものである。
更に詳しく説明すると、装飾停止図柄決定手段624aは、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりの場合、三つとも同じ図柄に揃った装飾図柄を停止図柄として決定するようになっている。この場合、三つとも同じに揃えられる図柄としては、特別図柄の停止図柄と同じ図柄が採用されることが好ましい。例えば、特別図柄の停止図柄が「1」のときには、装飾図柄の停止図柄として「1・1・1」が決定されるのが好ましい。
【0042】
なお、装飾停止図柄決定手段624aは、後述する図柄を確定させる前の演出として、ほぼ止まった状態に固定表示させる図柄を決定する機能を備えたものとしてもよい。
一方、装飾停止図柄決定手段624aは、抽選用乱数判定手段623aが外れと判定した場合において、設定した左図柄・中図柄・右図柄が同一の図柄となったときには、当たりとなる図柄の組み合わせを表示しないように、設定した中図柄に2を加えた数値を新たな中図柄とし、新たな中図柄を含んだ三つの図柄を、装飾図柄表示装置20の停止図柄として決定するようになっている。
例えば、装飾停止図柄決定手段624aは、抽選用乱数判定手段623aが外れの場合、通常の外れ図柄として停止図柄「1・2・3」を決定し、あるいは、リーチ外れの図柄として、「1・9・1」や「7・2・7」を決定するようになっている。
【0043】
また、装飾停止図柄決定手段624aにより、左図柄として「7」、中図柄として「7」、右図柄として「7」が設定されることがある。この場合、抽選で外れたのに反して停止図柄が当たりの組み合わせとなってしまうので、これを回避するために、装飾停止図柄決定手段624aは、同じ図柄を三つ設定してしまうと、元の中図柄「7」に2を加えた「9」を新たな中図柄として、これらの三つの図柄により、停止図柄「7・9・7」が決定されるようになっている。
演出パターン群メモリ624bは、比較的記憶容量が大きいROM等の記憶手段を含んで構成されたものである。
【0044】
この演出パターン群メモリ624bには、装飾図柄表示装置20で行われる様々な演出パターン群、すなわち、装飾図柄表示装置20に表示される複数種類の停止条件図柄とを含んだ様々な演出パターン群が記憶されている。
装飾変動パターン決定手段624cは、抽選用乱数判定手段623aによる判定内容、変動パターン決定手段623cにより決定された変動パターン、及び、装飾停止図柄決定手段624aが決定した装飾図柄の停止図柄に応じた装飾図柄の変動パターンを決定するものとなっている。
例えば、装飾変動パターン決定手段624cは、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりの場合には、リーチ当たりの変動パターンを装飾図柄の変動パターンとして決定し、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が外れの場合には、通常外れ若しくはリーチ外れの変動パターンを装飾図柄の変動パターンとして決定するようになっている。
【0045】
ここで、装飾変動パターン決定手段624cが決定する装飾図柄の変動パターンは、いずれも図柄が変動し続ける変動時間として所定長さの時間が設定されている。この装飾図柄の変動パターンの変動時間は、変動パターン決定手段623cが決定した特別図柄の変動パターンの変動時間と同じ長さとなっている。
図2に示した特別遊技実行手段70は、抽選用乱数判定手段623aが「大当たり」と判定すると、複数の単位遊技を含んで構成される特別遊技を実行するものである。
この特別遊技実行手段70には、図4に示すように、特別遊技の単位遊技を1のラウンドずつ行うための単位遊技実行手段71と、特別遊技の単位遊技が1つのラウンドを終了する毎に特別遊技を継続させるか否かを判定する継続判定手段72とを備えている。
【0046】
単位遊技実行手段71は、所定の遊技球数まで入賞球数を計数すること、あるいは、所定時間が経過するまで時間を計時することにより、特別遊技を単位遊技毎に区切り、実質的に特別遊技が複数の単位遊技から構成されるようにするものである。
この単位遊技実行手段71には、大入賞口13の開閉用扉部材を駆動する大入賞口駆動装置13mの動作を制御する大入賞口駆動制御手段711と、単位遊技を終了させるか否かを判定する単位遊技判定終了手段712とが設けられている。
大入賞口駆動制御手段711は、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数に基づいて、連続的に開閉を繰り返す連続開閉動作を大入賞口13に行わせるものとなっている。すなわち、大入賞口駆動制御手段711は、特別遊技時において、通常遊技時に閉ざされていた大入賞口13を、単位遊技に移行した時点で開放し、遊技球を大入賞口13に入賞しやすくし、特別遊技において遊技球の入賞確率を通常遊技よりも著しく高く設定するものである。そして、大入賞口駆動制御手段711は、単位遊技が終了する毎に、それまで開かれていた大入賞口13を閉じ、次の単位遊技が開始されるまで開放しないように、大入賞口13の制御を行うものとなっている。
【0047】
単位遊技終了判定手段712は、特別遊技において、単位遊技の1のラウンドが開始された時点から、大入賞口13に入賞した遊技球の球数カウントと、経過時間の計時とを開始するものである。そして、単位遊技終了判定手段712は、所定数の遊技球の入賞、あるいは、所定時間の経過のいずれか早い方が達成された時点で、単位遊技が1のラウンドを終了し、これにより、特別遊技に区切りを付けるものとなっている。
継続判定手段72は、予め設定された継続条件に基づいて、特別遊技が完了したか否かの判定を行うものである。すなわち、継続判定手段72は、特別遊技が開始された時点から、単位遊技が行われた回数であるラウンド値のカウントを開始し、当該ラウンド値が、開閉回数設定手段623dにより設定された開閉回数に達すると、特別遊技が完了したと判定するものである。
【0048】
図2に戻って、特定遊技設定手段80は、特別遊技の終了後の遊技状態を、当たり確率の高い確率変動状態、すなわち、特定遊技へ移行させるか否かの判定と、特定遊技へ移行する旨の報知とを行うものとなっている。
ここで、特定遊技設定手段80は、後述の乱数による抽選で特定遊技へ移行することが決定すると、特別遊技の終了後の遊技状態を、当たり確率の高い確率変動状態、すなわち、特定遊技へ移行させるものである。そして、特定遊技設定手段80は、特定遊技へ移行させた後、原則として、当否抽選で当たりがでるまで、当たり確率の高い確率変動状態を継続するようになっている。
【0049】
具体的には、特定遊技設定手段80は、特定遊技へ移行することを決定すると、抽選用乱数判定手段623aが抽選を行うにあたり、抽選用乱数判定手段623aが参照する抽選テーブルを、通常の抽選テーブルから、当たり確率のより高い抽選テーブルへ切り換えさせるものである。例えば、特定遊技設定手段80は、通常の抽選テーブルに含まれる当たり値である「7」の他に、「71」、「135」、「199」及び「263」が含まれた抽選テーブルへ切り換えさせ、この当たり確率の高い抽選テーブルを抽選用乱数判定手段623aに参照させて抽選を行わせ、これにより、特別図柄発生確率を高確率に変動するものである。
【0050】
このような特定遊技設定手段80には、図5に示すように、所定の乱数を発生する乱数発生手段等から、特定遊技への移行するか否かの判定に用いる特定遊技乱数を取得する特定遊技乱数取得手段81と、この特定遊技乱数取得手段81が取得した特定遊技乱数に基づいて、特定遊技への移行するか否かを判定する特定遊技乱数判定手段82とが設けられている。
特定遊技乱数取得手段81は、通常の遊技から特定遊技へ移行するか否かを判定するために、遊技球の始動入賞口12への入賞を契機として、所定の乱数発生手段から特定抽選乱数を取得するものである。
【0051】
ここで、特定遊技としては、特別遊技へ移行する確率が通常の遊技よりも高い確率変動状態で行われる遊技だけでなく、遊技者に有利となる変動時間が短縮された変動時間短縮状態で行われる遊技でもよく、要するに、通常の遊技から特別遊技へ移行するための条件が遊技者にとって有利なものに変更された状態で行われる遊技であればよい。
特定遊技乱数判定手段82は、特定遊技への移行を判定する際に、所定の移行判定テーブルを参照するものとなっている。すなわち、移行判定テーブルは、特定遊技への移行を是認するための数値範囲である是認領域と、特定遊技への移行を否認するための数値範囲である否認領域とが設定されたものである。特定遊技乱数判定手段82は、特定遊技乱数取得手段81が取得した特定遊技乱数が、移行判定テーブルの是認領域に属している場合には、特定遊技へ移行する旨の判定を行い、移行判定テーブルの否認領域に属している場合には、特定遊技へ移行しない旨の判定を行うものとなっている。
【0052】
ここで、移行判定テーブルとしては、開閉回数設定手段623dの設定する開閉回数に応じて、全体に対する是認領域が占める割合である移行判定確率が異なるものが複数種類用意されている。すなわち、移行判定テーブルの各々は、開閉回数設定手段623dの設定する開閉回数を段階的に複数に分割した区分に対応し、これらの区分の各々における開閉回数値が大きくなる程、移行判定確率が低く設定されたものが採用できる。
そして、特定遊技乱数判定手段82としては、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数の値が大きければ大きい程、移行判定確率が低く設定された移行判定テーブルを参照して特定遊技への移行を判定するものを採用するのが好ましく、これにより、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数の値が大きければ大きい程、特定遊技への移行確率が小さくなるように遊技の設定がなされていることが望ましい。このようにすれば、特別遊技に含まれる単位遊技の回数が多くなると、それだけ特定遊技へ移行しにくくなるので、特別遊技への移行頻度も少なくなる。一方、特別遊技に含まれる単位遊技の回数が少なくなると、それだけ特定遊技へ移行しやすくなるので、特別遊技への移行頻度も多くなる。従って、遊技者が遊技を行う毎に遊技の展開が相違しても、遊技者に払い出される遊技球の数量の変化に著しく大きな山谷がなく、払出量が平均化されるようになるので、射幸性が極端に高くなることを防止することができる。
【0053】
なお、射幸性が不足し、遊技に興趣がないと感じられる場合には、射幸性が極端に高くならない範囲で、開閉回数の値が大きくなるにつれて、特定遊技への移行確率も大きくなるように設定し、これにより、射幸性を高くし、遊技の興趣を増してもよい。
また、特定遊技乱数判定手段82は、特定遊技へ移行するか否か判定を行った後に、特定遊技へ移行するか否かの移行指示信号を、後述する表示装置制御手段95等へ送出するようになっている。この移行指示信号は、停止図柄決定手段623bが送出する停止図柄に関する情報を伝達するための停止図柄データ信号とは、別個に送出されるものとなっている。
【0054】
図3に戻って、通常遊技実行手段60に設けられている表示方法決定手段83は、当否抽選の結果が当たりである場合において、特定遊技設定手段80側の特定遊技乱数判定手段82の判定により特定遊技へ移行することになったときに、特定遊技へ移行する旨を遊技者にいつ報知するかを決定する、換言すると、特定遊技移行報知のタイミングを決定する機能を有している。
ここで、表示方法決定手段83は、報知のタイミングを設定するにあたり、停止図柄決定手段623bが決定した特別図柄の停止図柄に対応する報知タイミングが設定されている報知タイミングテーブルを参照するものとなっている。
【0055】
更に詳しく説明すると、報知タイミングテーブルには、所定の停止図柄に対応する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」が設定され、そのほかの停止図柄に対応する報知タイミングとして、特別遊技において複数回行われる一の単位遊技の実行時、あるいは、最後となる単位遊技の終了時が設定されている。
具体的には、表示方法決定手段83は、停止図柄決定手段623bが決定した停止図柄が所定のものでなかった場合、報知のタイミングを設定するにあたり、特別遊技において複数回行われる単位遊技のうち、第何回目の単位遊技において報知を行うかを設定する、換言すれば、報知が行われる単位遊技を特定するために、当該単位遊技が実行される順番を示す番号を設定するようになっている。
【0056】
本実施形態では、例えば、第3回目の単位遊技、第6回目の単位遊技、第8回目の単位遊技が表示方法決定手段83による判定結果の報知タイミングとして設定できる。換言すると、第3、6、8回目の単位遊技は、判定結果を報知するための報知単位遊技とすることができる。さらに、特別遊技の終了時も、判定結果を報知する報知タイミングとして設定することができる。
ここで、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数は、遊技が行われている間は常に作動回数表示装置300のLED1〜3により表示されるようになっている。そして、報知タイミングに至ると、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数は、装飾図柄表示装置20の画面にアラビア数字等の文字で表示されるようになっている。
【0057】
これにより、LED1〜3からなる三個の点光源の状態により表示されていた開閉回数が、報知タイミングに至ると、装飾図柄表示装置20の画面にアラビア数字等の文字で表されるので、遊技者は、報知タイミングにおいては、至る三個の点光源の状態を解読する必要がなく、装飾図柄表示装置20の画面に表示されるアラビア数字等の文字により、容易且つ迅速に開閉回数を知ることが可能となっている。
報知手段84は、特別図柄表示装置200、装飾図柄表示装置20、特定表示装置24、及びランプ装置30のうち、少なくともいずれか一つを利用して、視覚的又は聴覚的な報知を遊技者に対して行うものである。
【0058】
ここで、報知手段84が報知に利用する手段や方法、及び、報知のタイミングは、前述の表示方法決定手段83が設定するようになっている。
特定遊技実行手段85は、特定遊技設定手段80側の特定遊技乱数判定手段82が特定遊技へ移行する旨の判定をした場合に、特別遊技後の遊技状態を確率変動状態へ移行させるものである。
この際、当該確率変動状態は、原則として、次の「大当たり」が発生するまで続行されるものとなっている。また、抽選用乱数判定手段623aの判定において、当たりの発生する確率が高い状態に維持されるようになっている。
【0059】
図2に戻って、払出制御手段90は、一般入賞口11、始動入賞口12及び大入賞口13のいずれかに遊技球が入賞すると、その入賞に応じた数の遊技球を賞球として賞球払出装置45から遊技者に払い出させるべく、賞球払出装置45の動作を制御するものである。
表示装置制御手段95は、図6の如く、特別図柄表示装置200の表示動作を制御する特別図柄表示装置制御手段96と、装飾図柄表示装置20の表示動作を制御する装飾図柄表示装置制御手段97とを備えたものである。
このうち、装飾図柄表示装置制御手段97は、装飾図柄表示装置20における様々な演出用の表示制御を行うものであり、例えば、装飾図柄表示装置20を制御して、次のような演出表示を装飾図柄表示装置20において行うものとなっている。
(1)抽選用乱数判定手段623aが抽選用乱数を取得した後に、装飾変動パターン決定手段624cが決定した変動パターンに応じた図柄変動を動画表示する画像、例えば、複数の図柄の少なくとも一つを移動しながら表示する図柄変動画像と、演出用のキャラクター等を動画表示する画像とを合成した画像を表示する図柄変動演出表示。
(2)変動する図柄を表示した後に停止させ、図柄が停止した際に、装飾停止図柄決定手段624aが決定した停止図柄に対応した装飾図柄を表示させる図柄停止演出表示。
(3)開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数に基づいて大入賞口駆動装置13mが特別遊技において大入賞口13の連続開閉動作を行うにあたり、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数に応じた演出用キャラクター等を動画表示することにより特別遊技を演出しながら、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数を画面の隅に表示する開閉回数表示付き特別遊技演出表示。
【0060】
ここにおいて、装飾図柄表示装置20は、作動回数表示装置300とは別に設けられたものであり、且つ、連続開閉動作における開閉動作の回数に応じた演出を行いながら、当該開閉動作の回数を表示する作動回数演出表示手段を兼用している。
以上において、入賞口入賞処理手段61、特別遊技移行判定手段62、及び、特別遊技実行手段70、特定遊技設定手段80、払出制御手段90及び特別図柄表示装置制御手段96は、遊技動作そのものの制御を行うための手段であり、遊技動作の制御を行うために形成されたメイン基板側に設けられている。一方、演出動作制御手段624及び装飾図柄表示装置制御手段97は、遊技動作には直接関与せず、演出動作の制御を行うための手段であり、演出動作の制御を行うために形成されたサブ基板に設けられている。
【0061】
ここで、メイン基板側の停止図柄決定手段623bが決定した特別図柄としての停止図柄に関するデータや、変動パターン決定手段623cが決定した特別図柄の変動パターンについての変動時間等の変動パターンに関するデータ等、サブ基板にとって必要なデータが一方通行の通信によりメイン基板からサブ基板へ送られるようになっている。
図7には、本実施形態に係る特別図柄範囲テーブルとして採用できるものの例が示されている。図7において、特別図柄範囲テーブル210は、それぞれ異なる当たりの場合に採用される複数種類の特別図柄範囲テーブル211〜216を含んで構成された複合テーブルとなっている。
【0062】
ここで、第1特別図柄範囲テーブル211は、確変大当たり及び開閉回数15回の役に入賞した場合に採用されるものである。第2特別図柄範囲テーブル212は、確変大当たり及び開閉回数8回の役に入賞した場合に採用されるものである。第3特別図柄範囲テーブル213は、非確変大当たり及び開閉回数8回の役に入賞した場合に採用されるものである。第4特別図柄範囲テーブル214は、非確変大当たり及び開閉回数6回の役に入賞した場合に採用されるものである。第5特別図柄範囲テーブル215は、非確変大当たり及び開閉回数4回の役に入賞した場合に採用されるものである。第6特別図柄範囲テーブル216は、当否抽選の抽選結果が外れの場合に採用されるものである。
【0063】
そして、特別図柄範囲テーブル210に含まれている図柄としては、「0」から「9」までの10種類の数字図柄と、「−」の記号図柄とが採用されている。これらの特別図柄範囲テーブル211〜216の各々は、前述の数字図柄及び記号図柄と、図示しない停止図柄乱数との対応関係を定めたものとなっており、例えば、図柄「0」に対して、「0」〜「65535」のうち停止図柄乱数の値「0」〜「6553」が対応付けされており、各図柄に対応して、停止図柄乱数の値の範囲が対応付けされている。
第1特別図柄範囲テーブル211は、確変大当たりの場合、具体的には、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりであり、且つ、特定遊技乱数判定手段82の判定結果が特定遊技へ移行する旨の判定であり、さらに、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数が15回である場合に、停止図柄決定手段623bに選択されるものである。この第1特別図柄範囲テーブル211は、「0」から「9」までの10種類の図柄について乱数の値の範囲が対応付けされ、これらの図柄が停止図柄となりうる範囲としての特別図柄範囲に含まれたものとなっている。
【0064】
第2特別図柄範囲テーブル212は、確変大当たりの場合、具体的には、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりであり、且つ、特定遊技乱数判定手段82の判定結果が特定遊技へ移行する旨の判定であり、さらに、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数が8回である場合に、停止図柄決定手段623bに選択されるものである。この第2特別図柄範囲テーブル212は、「0」〜「6」、「8」、「9」の9種類の図柄について乱数の値の範囲が対応付けされ、これらの図柄が停止図柄となりうる範囲としての特別図柄範囲に含まれたものとなっている。
第3特別図柄範囲テーブル213は、非確変大当たりの場合、具体的には、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりであるが、特定遊技乱数判定手段82の判定結果が特定遊技へ移行しない旨の判定であり、さらに、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数が8回である場合に、停止図柄決定手段623bに選択されるものである。この第3特別図柄範囲テーブル213は、「0」〜「2」、「4」〜「6」、「8」、「9」の8種類の図柄について乱数の値の範囲が対応付けされ、これらの図柄が停止図柄となりうる範囲としての特別図柄範囲に含まれたものとなっている。
【0065】
第4特別図柄範囲テーブル214は、非確変大当たりの場合、具体的には、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりであるが、特定遊技乱数判定手段82の判定結果が特定遊技へ移行しない旨の判定であり、さらに、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数が6回である場合に、停止図柄決定手段623bに選択されるものである。この第3特別図柄範囲テーブル213は、「0」〜「2」、「4」、「6」、「8」、「9」の7種類の図柄について乱数の値の範囲が対応付けされ、これらの図柄が停止図柄となりうる範囲としての特別図柄範囲に含まれたものとなっている。
第5特別図柄範囲テーブル215は、非確変大当たりの場合、具体的には、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が当たりであるが、特定遊技乱数判定手段82の判定結果が特定遊技へ移行しない旨の判定であり、さらに、開閉回数設定手段623dの設定した開閉回数が4回である場合に、停止図柄決定手段623bに選択されるものである。この第3特別図柄範囲テーブル213は、「0」〜「2」、「4」、「6」、「8」の6種類の図柄について乱数の値の範囲が対応付けされ、これらの図柄が停止図柄となりうる範囲としての特別図柄範囲に含まれたものとなっている。
【0066】
第6特別図柄範囲テーブル216は、外れの場合、具体的には、抽選用乱数判定手段623aの判定結果が外れである場合に、停止図柄決定手段623bに選択されるものである。この第6特別図柄範囲テーブル216は、「−」の図柄のみについて乱数の値の範囲が対応付けされ、この図柄のみが停止図柄となりうる範囲としての特別図柄範囲に含まれたものとなっている。換言すると、外れの場合、特別図柄表示装置200には、「−」以外は表示されないようになっている。
図8には、本実施形態に係る報知タイミングテーブルとして採用できるものの一例が示されている。図8において、報知タイミングテーブルは、停止図柄決定手段623bが決定した特別図柄の停止図柄に応じた報知タイミングを表示方法決定手段83に定めさせるためのものである。
【0067】
報知タイミングテーブルとしては、図8(A)に示すように、確変大当たりの報知について、その報知タイミングを定めるためのテーブルaと、図8(B)に示すように、特別遊技における大入賞口13の開閉回数の報知について、その報知タイミングを定めるためのテーブルbが設けられている。
すなわち、停止図柄決定手段623bが「7」を特別図柄の停止図柄として決定した場合、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルaを参照することにより、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。また、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルbを参照することにより、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数(例えば、15回)を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。
【0068】
停止図柄決定手段623bが「3」を特別図柄の停止図柄として決定した場合、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルaを参照することにより、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。また、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルbを参照することにより、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数(例えば、8回)を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。
停止図柄決定手段623bが「5」を特別図柄の停止図柄として決定した場合、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルaを参照することにより、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングとして、単位遊技の「3ラウンド目」、「6ラウンド目」及び「8ラウンド目」、並びに、全単位遊技の「終了時」のいずれかを定めるようになっている。また、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルbを参照することにより、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数(例えば、8回)を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。
【0069】
ここで、前述した全単位遊技の「終了時」とは、特別遊技の終了時に装飾図柄表示装置20において行われる特別遊技終了演出表示が開始されてから終了するまでの期間をいう。
停止図柄決定手段623bが「9」を特別図柄の停止図柄として決定した場合、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルaを参照することにより、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングとして、単位遊技の「3ラウンド目」及び「6ラウンド目」、並びに、全単位遊技の「終了時」のいずれかを定めるようになっている。また、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルbを参照することにより、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数(例えば、6回)を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。
【0070】
停止図柄決定手段623bが「1」を特別図柄の停止図柄として決定した場合、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルaを参照することにより、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングとして、単位遊技の「3ラウンド目」、及び、全単位遊技の「終了時」のいずれかを定めるようになっている。また、表示方法決定手段83は、報知タイミングテーブルbを参照することにより、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数(例えば、4回)を報知する報知タイミングとして、「図柄の変動停止時」を定めるようになっている。
停止図柄決定手段623bが「2」、「4」、「6」、「8」、「0」を特別図柄の停止図柄として決定し、且つ、例えば、大入賞口13の開閉回数が15回又は8回に決定された場合、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数、及び、特定遊技へ移行する旨のをそれぞれ報知する報知タイミングとして、単位遊技の「3ラウンド目」、「6ラウンド目」及び「8ラウンド目」、並びに、全単位遊技の「終了時」のいずれかを定めるようになっている。
【0071】
停止図柄決定手段623bが「2」、「4」、「6」、「8」、「0」を特別図柄の停止図柄として決定し、且つ、例えば、大入賞口13の開閉回数が6回に決定された場合、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数、及び、特定遊技へ移行する旨のをそれぞれ報知する報知タイミングとして、単位遊技の「3ラウンド目」及び「6ラウンド目」、並びに、全単位遊技の「終了時」のいずれかを定めるようになっている。
停止図柄決定手段623bが「2」、「4」、「6」、「8」、「0」を特別図柄の停止図柄として決定し、且つ、例えば、大入賞口13の開閉回数が4回に決定された場合、大入賞口13の開閉回数であるラウンド数、及び、特定遊技へ移行する旨のをそれぞれ報知する報知タイミングとして、単位遊技の「3ラウンド目」、及び、全単位遊技の「終了時」のいずれかを定めるようになっている。
【0072】
以上により、特定遊技へ移行する旨を遊技者に報知する報知処理は、図柄変動とは無関係に、特別遊技中及び終了後のいずれかの適宜なタイミングでも行えるようになり、特定遊技への移行を判定する判定結果の表示について自由度のより一層高い演出が行え、このような演出により、遊技性をさらに高めることが可能となっている。
次に、大当たりの際に開閉される大入賞口13の連続開閉回数を表示する作動回数表示装置300について詳しく説明する。
作動回数表示装置300は、本発明に基づく表示装置であり、大当たりの際に、大入賞口13の連続開閉動作の回数を三個のLED1〜3で表示するものとなっている。
【0073】
このような作動回数表示装置300には、図9(A)に示すように、前述した三個のドット表示素子としてのLED1〜3と、三種類の異なった表示をLED1〜3の各々に行わせるために、LED1〜3のそれぞれに三種類の異なる駆動信号を送信可能とされ素子駆動手段320と、この素子駆動手段320の動作を制御する表示制御手段330とが設けられている。
表示制御手段330は、遊技制御手段50の通常遊技実行手段60に設けられた開閉回数設定手段623dが決定した開閉回数を示す開閉回数信号を受信するとともに、この電気信号を素子駆動手段320が受信可能な電気信号に変換するものである。
【0074】
更に詳しく説明すると、前述の開閉回数を示す開閉回数信号は、前述のメイン基板から送信されてくるパラレル又はシリーズのデジタル信号である。
そして、表示制御手段330は、当該開閉回数信号を受信すると、この開閉回数信号を、前述の開閉回数に応じた所定の電気信号、例えば、シーケンス回路等で利用されるリレーの接点信号に変換して素子駆動手段320へ送信し、これにより、素子駆動手段320の動作の制御を行うようになっている。
素子駆動手段320は、モノカラーのLEDであるLED1〜3の各々に、「消灯」、「点滅」及び「連続点灯」の三種類の異なった表示を行わせるために、電圧が何ら印加されない空の信号であるOFF信号、断続的に電圧が印加される断続ON信号、及び、連続的な電圧が印加される連続ON信号の三種類の異なる駆動信号を送信するものである。
【0075】
このような素子駆動手段320としては、1個のモノカラーLEDに対して1個のスイッチング素子と、このスイッチング素子を断続的にON状態にする簡単な発信回路とを備えたもの等、極めて単純な回路構成のものが採用できる。
素子駆動手段320としては、例えば、図9(B)に示すように、表示制御手段330からパラレルに送られてくる複数の電気信号のうち、該当する電気信号を受信すると作動する三個のリレーR1,R2,R3、三個の点滅回路FC1,FC2,FC3、並びに、リレーR1〜R3及び点滅回路FC1〜FC3のそれぞれへの電気信号を受ける六個の端子T1〜T6を備えた簡単な構成の電子回路等が採用できる。
【0076】
すなわち、リレーR1は、該当する電気信号を端子T1で受けると、その電気接点S1を閉じ、これにより、電源電圧+Vccを印加してLED1を連続点灯させるものである。リレーR2及びリレーR3は、リレーR1と同様の構造及び機能を有するものであるので、その説明は省略する。
そして、点滅回路FC1は、例えば、マルチバイブレータ等の簡易な電子回路であり、リレーR1の電気接点S1が閉じた状態で、表示制御手段330から該当する電気信号を端子T4で受けると、リレーR1に直列に接続された電気接点F1を断続的に開き、これにより、電源電圧+Vccを断続的に印加してLED1を点滅させるようになっている。点滅回路FC2及び点滅回路FC3は、点滅回路FC1と同様の構造及び機能を有するものであるので、その説明は省略する。
【0077】
以上のような構成により、例えば、表示制御手段330の端子T1〜T3が電気信号を受け、残りの端子T4〜T6が電気信号を受けていない場合には、LED1〜LED3が三個とも連続点灯するようになっている。また、端子T1,T3,T6が電気信号を受け、残りの端子T2,T4,T5が電気信号を受けていない場合には、LED1が連続点灯し、LED2が消灯し、LED3が点滅するようになっている。
この際、表示制御手段330は、LED1〜LED3のそれぞれを、連続点灯、点滅及び消灯のいずれかの状態にすることで、大入賞口13の連続開閉動作の回数表示が行われるようになっている。そして、この表示制御手段330による回数表示に加えて、装飾図柄表示装置20は、大入賞口13の連続開閉動作の回数に応じた演出を行いながら、適宜なタイミングで、大入賞口13の連続開閉動作の回数表示を行うものとなっている。
【0078】
以上において、装飾図柄表示装置20は、大入賞口13の連続開閉動作における開閉動作の回数に応じた演出を行いながら、当該開閉動作の回数を表示する作動回数演出表示手段を兼用するものとなっている。
この際、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数を、LED1〜3からなる三個の点光源の状態により表示する作動回数表示装置300と、様々な表示が可能な汎用性のある装飾図柄表示装置20とで表示するようにしたので、装飾図柄表示装置20が図柄変動等の演出表示の実行に専ら用いられ、開閉回数の表示を行えないときには、作動回数表示装置300で開閉回数を点光源の状態で符号化して表示し、装飾図柄表示装置20が演出以外の処理を行う余力があるきには、開閉回数を文字で表示することができるようになって、作動回数表示装置300で開閉回数の常時表示を行うことができるうえ、演出表示に支障をきたさないときには、装飾図柄表示装置20で遊技者に理解しやすい開閉回数の表示を行うことができるようになっている。
【0079】
そして、LED1〜LED3の状態により表現される作動回数表示装置300の開閉回数表示は、LED1〜LED3の状態を解読しなければ理解できないので、読み取るのにある程度の思考を遊技者に強要する。
このため、開閉回数設定手段623aが開閉回数を設定した直後に、作動回数表示装置300が当該開閉回数を表示しても、意識が遊技に向いている遊戯中の遊技者が表示内容を理解することはないと考えられる。
従って、開閉回数設定手段623aが開閉回数を設定してからある程度の時間が経過した後、特別遊技における単位遊技の何ラウンド目かにおいて、装飾図柄表示装置20により、アラビア数字等の直感的に理解できる表現で開閉回数を表示すれば、装飾図柄表示装置20による開閉回数表示が2回目であっても新鮮なものとして遊技者に印象づけすることができる。
【0080】
このため、作動回数表示装置300が開閉回数を表示した後に、特別遊技において、装飾図柄表示装置20で開閉回数を報知する演出を行っても、開閉回数が初めて報知された新規の報知と遊技者に思わせることができ、当該演出に充分な演出効果を生させることができる。
ここで、表示制御手段330は、LED1〜LED3が「0」〜「26」まで表示することが可能な三桁の三進数を構成し、「0」〜「26」までの数値の表示が可能となっておりこれにより、0回から15回までの範囲で行われる連続開閉動作の回数を全部表示することができるようになっている。
【0081】
図10を参照しながら具体的に説明すると、表示制御手段330が、連続開閉動作の回数として、例えば、3回を表示する場合には、図10の如く、LED3を点滅させるとともに残りのLED1,3を消灯させるようになっている。また、5回を表示する場合には、LED1を連続点灯させ、且つ、LED2を点滅させるとともに、LED3を消灯させるようになっている。さらに、12回を表示する場合には、LED2,3を点滅させるとともに、LED1を消灯させるようになっている。
次いで、本実施形態に係るパチンコ機PMの動作について、図11〜図16のフローチャートを参照しながら説明する。
【0082】
まず、遊技者がパチンコ機PMの遊技を開始すると、通常は、図11の如く、ステップS1000から始まる通常遊技制御処理が実行され、これにより、遊技者は通常遊技を行う。この通常遊技で遊技者が所定の条件を成立させると、ステップS5000から始まる特別遊技制御処理が実行され、遊技者は、遊技球の大入賞口13への入賞確率が通常遊技よりも高い特別遊技を行うことができる。この後、通常遊技及び特別遊技における入賞に対応した賞球を払い出すべく、ステップS6000から始まる賞球払出処理が行われる。
ステップS2000から開始される通常遊技処理においては、図12に示すように、当該ステップS2000から開始されるとともに、始動入賞口12への入賞に対応した抽選の当否を判定する当否判定処理と、ステップS3000において実行されるとともに、前述の抽選の結果に応じて図柄を変動表示させる図柄変動処理と、ステップS4000から開始されるとともに、特別遊技へ移行するか否かを判定する移行判定処理とが行われる。
【0083】
ステップS2000から開始される当否判定処理は、図13に示すように、まず、ステップS2100において、始動口入賞検出器12aにより、始動入賞口12に遊技球が入賞したか否かが検出される。このステップS2100で、始動入賞口12への入賞が検出されない場合は、ステップS2200へジャンプする。
一方、ステップS2100で、始動口入賞検出器12aにより、始動入賞口12への入賞が検出されると、その検出信号が遊技制御手段50に送出され、検出信号の送出が完了すると、ステップS2110へ進む。
このステップS2110では、保留球の数が上限内にあるか否かが判定され、保留球の数が上限内ではないと判定された場合は、ステップS2200へジャンプする。
【0084】
一方、ステップS2110で、保留球の数が上限内にあると判定された場合は、次のステップS2120へ進む。
ステップS2120では、前述した始動入賞口12への入賞に対応した当否抽選を行うために、当否抽選用乱数を抽選用乱数取得手段621aに取得させ、抽選用乱数を取得が完了したら、次のステップS2130へ進む。
ステップS2130では、特定遊技に移行するか否かを決定する抽選を行うために、当該抽選用の特定遊技乱数を特定遊技乱数取得手段81に取得させ、特定遊技乱数の取得が完了したら、次のステップS2140へ進む。
【0085】
ステップS2140では、特別遊技時において大入賞口13の連続開閉動作の回数を設定する抽選を行うための回数設定乱数を回数設定乱数取得手段621dに取得させ、回数設定乱数の取得が完了したら、次のステップS2150へ進む。
ステップS2150では、特別図柄表示装置200に表示すべき図柄変動の変動パターンを決めるための変動乱数を変動乱数取得手段621cに取得させ、変動乱数の取得が完了したら、次のステップS2200へ進む。なお、ステップS2150では、特別図柄表示装置200に停止表示すべき停止図柄を決めるための乱数であって、抽選用乱数取得手段621aが取得した抽選用乱数に対応した停止図柄乱数を停止図柄乱数取得手段621bに取得させる。
【0086】
ステップS2200では、特別遊技フラグがオフであるか否かが判定される。換言すると、特別遊技が実行中であるか否かが判定される。
そして、特別遊技フラグがオフではないと判定された場合には、当否判定処理は完了し、ステップS3000へジャンプし、このステップS3000から始まる次の図柄変動処理を実行する。一方、特別遊技フラグがオフであると判定された場合には、次のステップS2210へ進む。
このステップS2210では、当否判定が未だなされていない保留状態の当否抽選用乱数があるか否かが判定され、保留状態の当否抽選用乱数がないと判定された場合は、当否判定処理は完了し、ステップS3000へジャンプし、このステップS3000から始まる次の図柄変動処理を実行する。
【0087】
一方、ステップS2210で、保留状態の当否抽選用乱数があると判定された場合は、次のステップS2220へ進み、保留状態の当否抽選用乱数に基づいて、抽選用乱数判定手段623aが抽選を行い、これにより当否判定がなされる。この当否判定の完了後、次のステップS2230へ進む。
このステップS2230では、変動乱数取得手段621cが取得した変動乱数に基づいて変動パターン決定手段623cが変動パターンを決定する。このようにして変動パターンが決定したら、次のステップS2240へ進む。
ステップS2240では、ステップS2220において行われた当否判定の結果が当たりか否かの判断が行われる。このステップS2240において、外れの場合には、ステップS2300へジャンプする一方、当たりの場合には、次のステップS2250へ進む。
【0088】
ステップS2250では、回数設定乱数取得手段621dが取得した回数設定乱数に基づいて、開閉回数設定手段623dが大入賞口13の連続開閉動作の回数を設定する。この開閉回数の設定処理が完了したら、次のステップS2260へ進む。
ステップS2260では、開閉回数設定手段623dがステップS2250で設定した開閉回数に対応した移行判定テーブルと、ステップS2130において取得した特定遊技乱数とに基づいて、特定遊技乱数判定手段82が特定遊技へ移行するか否かの判定を行う。この特定遊技移行についての判定の完了後、次のステップS2300へ進む。
ステップS2300では、特別図柄についての停止図柄を決めるためのテーブルを停止図柄決定手段623bに選択させる。ここで、停止図柄決定手段623bが当該テーブルを選択するにあたり、停止図柄決定手段623bに停止図柄を取得させる図柄決定乱数に基づいてテーブルが選択されるとともに、特定遊技乱数判定手段82による判定の結果に対応したテーブルが選択されるようになっている。このテーブルの選択が終了したら、次のステップS2310へ進む。
【0089】
ステップS2310では、停止図柄乱数取得手段621bが取得した停止図柄乱数に基づいて停止図柄決定手段623bに特別図柄としての停止図柄を決定させる。
ここで、ステップS2310が実質的に実行されるのは、ステップS2220における当否抽選の結果が「当たり」であることが前提となるので、ステップS2310において停止図柄決定手段623bによって実質的に決定される停止図柄は当たり図柄となる。このステップS2310で停止図柄の決定が完了したら、次のステップS2320へ進む。
ステップS2320では、ステップS2310で決定された停止図柄、ステップS2230で決定された変動パターン、及び、特定遊技へ移行するか否か等の各情報が、特別図柄表示装置200及び演出動作制御手段624等へ送られる。この後、ステップS2330へ進む。
【0090】
ステップS2330では、停止図柄決定手段623bによって決定された特別図柄に対応するとともに、装飾図柄表示装置20に表示される停止表示される停止図柄としての装飾図柄を装飾停止図柄決定手段624aに決定させる。装飾図柄の決定が完了した後、ステップS2340へ進む。
ステップS2340では、ステップS2330で決定した装飾図柄に対応した変動パターンを装飾変動パターン決定手段624cに決定させる。この装飾図柄の変動パターンが決定したら、ステップS2600へ進む。
ステップS2600からは、特別遊技の演出を決定するため特別遊技演出決定処理が開始される。この特別遊技演出決定処理は、図14に示すように、まず、ステップS2610において、特定遊技乱数判定手段82の判定が特定遊技へ移行する旨のものであるか否か、分かり易くいえば、確変大当たりであるか否かの判定がなされる。このステップS2610で、確変大当たりでないと判定されると、ステップS2750へ進む。一方、ステップS2610で、確変大当たりであると判定されると、次のステップS2620へ進む。
【0091】
ステップS2620では、ステップS2310で決定した停止図柄としての特別図柄が「3」及び「7」のいずれかであるか否かについて判断する。このステップS2620で、特別図柄が「3」及び「7」のいずれでもないと判断されたら、ステップS2700へ進む。
一方、特別図柄が「3」及び「7」のいずれかであると判断されたら、ステップS2630へ進む。
ステップS2630では、特定遊技へ移行する旨の報知タイミングを図柄変動の停止時に設定する旨の決定が行われる。換言すると、これから特定遊技へ移行する旨の報知を、図柄変動の停止時に行うことを表示方法決定手段83に決定させる。そして、この報知タイミングの決定処理が完了したら、ステップS2640へ進む。
【0092】
ステップS2640では、ステップS2310で決定した停止図柄としての特別図柄が「7」であるか否かについて判断する。このステップS2640で、特別図柄が「7」でないと判断されたら、ステップS2660へ進む。一方、特別図柄が「7」であると判断されたら、ステップS2650へ進む。
ステップS2650では、特定遊技における大入賞口13が所定の回数、例えば、15回開閉されること、換言すると、単位遊技が15ラウンド行われる旨の報知を、図柄変動の停止時に行うことを表示方法決定手段83に決定させる。そして、このような開閉回数の報知タイミングが決定したら、ステップS2900へ進む。
【0093】
ステップS2660では、特定遊技における大入賞口13が所定の回数、例えば、8回開閉されること、換言すると、単位遊技が8ラウンド行われる旨の報知を、図柄変動の停止時に行うことを表示方法決定手段83に決定させる。そして、このような開閉回数の報知タイミングが決定したら、ステップS2900へ進む。
ステップS2700では、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数が8回であるか否かの判定がなされる。このステップS2700で、開閉回数が8回であると判定されると、ステップS2720へ進む。一方、ステップS2700で、開閉回数が8回でないと判定されると、ステップS2710へ進む。
【0094】
ステップS2710では、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数が6回であるか否かの判定がなされる。このステップS2710で、開閉回数が6回であると判定されると、ステップS2730へ進む。一方、ステップS2710で、開閉回数が6回でないと判定されると、ステップS2740へ進む。
ステップS2720では、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングを設定する報知タイミング設定処理を行う。すなわち、ステップS2720では、単位遊技の「3ラウンド(以下、「R」と略す)目」、「6R目」及び「8R目」、並びに、全単位遊技の「終了時」の中から一つを抽選等で選び、選んだものを特定遊技移行の報知タイミングとして設定するようになっている。このステップS2720における報知タイミング設定処理が完了したら、ステップS2810へ進む。
【0095】
ステップS2730では、特定遊技へ移行する旨を報知する報知する報知タイミングを設定する報知タイミング設定処理を行う。すなわち、ステップS2730では、単位遊技の「3R目」、及び「6R目」、並びに、全単位遊技の「終了時」の中から一つを抽選等で選び、選んだものを特定遊技移行の報知タイミングとして設定するようになっている。このステップS2730における報知タイミング設定処理が完了したら、ステップS2840へ進む。
ステップS2740では、特定遊技へ移行する旨を報知する報知タイミングを設定する報知タイミング設定処理を行う。すなわち、ステップS2740では、単位遊技の「3R目」、及び、全単位遊技の「終了時」の中から一つを抽選等で選び、選んだものを特定遊技移行の報知タイミングとして設定するようになっている。このステップS2740における報知タイミング設定処理が完了したら、ステップS2870へ進む。
【0096】
一方、ステップS2750では、ステップS2700と同様に、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数が8回であるか否かの判定がなされる。このステップS2750で、開閉回数が8回であると判定されると、ステップS2810へ進む。一方、ステップS2750で、開閉回数が8回でないと判定されると、ステップS2760へ進む。
ステップS2760では、ステップS2710と同様に、開閉回数設定手段623dが設定した開閉回数が6回であるか否かの判定がなされる。このステップS2760で、開閉回数が6回であると判定されると、ステップS2840へ進む。一方、ステップS2760で、開閉回数が6回でないと判定されると、ステップS2870へ進む。
【0097】
ステップS2810では、ステップS2310で決定した停止図柄としての特別図柄が「5」であるか否かについて判断する。このステップS2810で、特別図柄が「5」であると判断されたら、ステップS2830へ進む。一方、特別図柄が「5」でないと判断されたら、次のステップS2820へ進む。
ステップS2820では、開閉回数が8回である旨を報知する報知タイミングを設定する報知タイミング設定処理を行う。すなわち、ステップS2820では、単位遊技の「3ラウンド(以下、「R」と略す)目」、「6R目」及び「8R目」、並びに、全単位遊技の「終了時」の中から一つを抽選等で選び、選んだものを開閉回数の報知タイミングとして設定するようになっている。このステップS2820における報知タイミング設定処理が完了したら、ステップS2900へ進む。
【0098】
ステップS2830では、特定遊技における大入賞口13が所定の回数、例えば、8回開閉されること、換言すると、単位遊技が8ラウンド行われる旨の報知を、図柄変動の停止時に行うことを表示方法決定手段83に決定させる。そして、このような開閉回数の報知タイミングが決定したら、ステップS2900へ進む。
ステップS2840では、ステップS2310で決定した停止図柄としての特別図柄が「9」であるか否かについて判断する。このステップS2840で、特別図柄が「9」であると判断されたら、ステップS2860へ進む。一方、特別図柄が「9」でないと判断されたら、次のステップS2850へ進む。
【0099】
ステップS2850では、開閉回数が6回である旨を報知する報知タイミングを設定する報知タイミング設定処理を行う。すなわち、ステップS2850では、単位遊技の「3R目」、及び「6R目」、並びに、全単位遊技の「終了時」の中から一つを抽選等で選び、選んだものを開閉回数の報知タイミングとして設定するようになっている。このステップS2850における報知タイミング設定処理が完了したら、ステップS2900へ進む。
ステップS2860では、特定遊技における大入賞口13が所定の回数、例えば、6回開閉されること、換言すると、単位遊技が6ラウンド行われる旨の報知を、図柄変動の停止時に行うことを表示方法決定手段83に決定させる。そして、このような開閉回数の報知タイミングが決定したら、ステップS2900へ進む。
【0100】
ステップS2870では、ステップS2310で決定した停止図柄としての特別図柄が「1」であるか否かについて判断する。このステップS2870で、特別図柄が「1」であると判断されたら、ステップS2890へ進む。一方、特別図柄が「1」でないと判断されたら、次のステップS2880へ進む。
ステップS2880では、開閉回数が4回である旨を報知する報知タイミングを設定する報知タイミング設定処理を行う。すなわち、ステップS2880では、単位遊技の「3R目」、及び、全単位遊技の「終了時」の中から一つを抽選等で選び、選んだものを開閉回数の報知タイミングとして設定するようになっている。このステップS2880における報知タイミング設定処理が完了したら、ステップS2900へ進む。
【0101】
ステップS2890では、特定遊技における大入賞口13が所定の回数、例えば、4回開閉されること、換言すると、単位遊技が4ラウンド行われる旨の報知を、図柄変動の停止時に行うことを表示方法決定手段83に決定させる。そして、このような開閉回数の報知タイミングが決定したら、ステップS2900へ進む。
最後のステップS2900では、特定遊技へ移行する旨の報知の有無、及び、その報知タイミングに応じて、特別遊技において表示すべき演出パターンを、演出パターン群メモリ624bの中から表示装置制御手段95に選択させる。この演出パターンの選択処理が終了すると、ステップS2600から開始された特別遊技の演出を決定するため特別遊技演出決定処理が完了する。この後、ステップS3000へ進み、図柄変動処理を開始する。
【0102】
図12に戻って、ステップS3000では、抽選の結果に応じて図柄を変動表示させる図柄変動処理が開始され、この図柄変動処理が開始されると、ステップS4000へ進み、移行判定処理が開始される。
ステップS4000から、特定遊技へ移行する旨の報知を図柄変動終了時に行うか否かを判定する移行判定処理が開始される。この移行判定処理では、図15に示すように、最初に、ステップS4100において、ステップS2240で行われた当否判定の結果が、「大当たり」(当たり)であるか否かの判定が行われる。
このステップS4100で、「大当たり」ではないと判定された場合には、移行判定処理を終了し、次の特別遊技制御処理を開始すべく、ステップS5000へジャンプする。
【0103】
一方、ステップS4100で、「大当たり」であると判定された場合には、次のステップS4200へ進む。
ステップS4200では、ステップS2310で決定した停止図柄としての特別図柄が「3」及び「7」のいずれかであるか否かについて判断する。このステップS4200で、特別図柄が「3」及び「7」のいずれかであると判断されたら、次のステップS4300へ進む。一方、ステップS4200で、特別図柄が「3」及び「7」のいずれでもないと判断されたら、次のステップS4300をスキップしてステップS4400へ進む。
ステップS4300では、図柄変動の停止時にスピーカやランプ装置30を用いて特定遊技への移行を報知する。この特定遊技への移行についての報知が完了したら、次のステップS4400へ進む。
【0104】
ステップS4400では、特別遊技フラグをオンにするフラグオン処理を行う。このフラグオン処理が完了すると、S4000から開始された移行判定処理は完了し、次の特別遊技制御処理を実行すべく、ステップS5000へ進む。
ステップS5000から開始される特別遊技制御処理は、図16に示すように、まず、ステップS5100において、特別遊技フラグがオンであるか否かが判定される。このステップS5100で特別遊技フラグがオンであると判定されなかった場合には、特別遊技制御処理は完了し、ステップS6000へ進み、このステップS6000から始まる次の賞球払出処理を実行する。
【0105】
一方、ステップS5100で特別遊技フラグがオンであると判定された場合には、次のステップS5110へ進む。
ステップS5110では、特別遊技が既に開始されているか否かが判定される。このステップS5110で特別遊技が既に開始されていると判定された場合には、ステップS5140へジャンプする。一方、ステップS5110で特別遊技が開始されていないと判定された場合には、次のステップS5120へ進む。
ステップS5120では、装飾図柄表示装置20等を利用して特別遊技の演出を行うために特別遊技演出処理を開始する。この特別遊技演出処理が開始されたら、次のステップS5130へ進み、作動回数表示装置300に大入賞口13の連続開閉動作の回数表示を開始させる。この後、次のステップS5140へ進む。
【0106】
ステップS5140では、大入賞口13が既に開いているか否かが判定される。このステップS5140で大入賞口13が既に開いていると判定された場合には、ステップS5170へジャンプする。一方、ステップS5140で大入賞口13が開いていないと判定された場合には、次のステップS5150へ進む。
ステップS5150では、大入賞口13を開く処理を行い、大入賞口13が開いたら、次のステップS5160へ進み、装飾図柄表示装置20に、その時点で残っている大入賞口13の連続開閉動作回数を表示させる。この後、ステップS5170へ進む。
ステップS5170では、現在実行中の単位遊技が、特定遊技への移行への報知を行う報知タイミングとして設定されたものであるか否かを判定する。
【0107】
このステップS5170で、当該単位遊技が報知タイミングでないと判定された場合には、次のステップS5180をスキップしてステップS5200へ進む。
一方、ステップS5170で、当該単位遊技が報知タイミングであると判定された場合には、次のステップS5180へ進む。
ステップS5180では、当該単位遊技における演出パターンに対応した報知タイミングで、特定遊技へ移行する旨を報知する報知処理を行う。ここで、当該報知処理は、ランプ装置30や、スピーカ等の音響装置を利用して行われる。このような報知処理が完了したら、次のステップS5200へ進む。
【0108】
ステップS5200では、大入賞口13が開かれた時点から所定の開放時間が経過したか否かが判定される。このステップS5200で所定の開放時間が経過したと判定された場合には、ステップS5220へジャンプする。一方、ステップS5200で所定の開放時間が経過していないと判定された場合には、次のステップS5210へ進む。
ステップS5210では、大入賞口13への入球が9球以上になったか否か、換言すると、大入賞口13に入賞した遊技球が9個以上になったか否かが判定される。
このステップS5210で大入賞口13への入球が9球以上になっていないと判定された場合には、大入賞口13の開放状態等、パチンコ機PMの現状を維持したまま、特別遊技制御処理を一応終了させ、ステップS6000へ進み、ステップS6000から始まる次の賞球払出処理等を実行する。そして、賞球払出処理の実行後、通常遊技制御処理における処理を殆どスキップして、ステップS5000に戻り、再度、特別遊技制御処理が実行されるようになっている。
【0109】
一方、ステップS5210で大入賞口13への入球が9球以上になっていると判定された場合には、次のステップS5220へ進み、大入賞口13を閉じる処理を行い、大入賞口13が閉じたら、次のステップS5230へ進む。
ステップS5230では、現時点でのラウンド数が、開閉回数設定手段623dによって設定された大入賞口13の連続開閉動作の回数Nに達したか否かが判定される。
ステップS5230で、現時点でのラウンド数が回数Nに達していないと判定された場合には、ステップS5300へ進み、ラウンド数に1を加えた後、パチンコ機PMの現状を維持したまま、特別遊技制御処理を一応終了させ、ステップS6000へ進み、ステップS6000から始まる次の賞球払出処理等を実行する。そして、賞球払出処理の実行後、通常遊技制御処理における処理を殆どスキップして、ステップS5000に戻り、再度、特別遊技制御処理が実行されるようになっている。
【0110】
一方、ステップS5230で、現時点でのラウンド数が回数Nに達している判定された場合には、ステップS5240へ進む。
ステップS5240では、特別遊技が終了したその時が、特定遊技へ移行する旨の報知を行う報知タイミングとして設定されているか否かを判定する。
このステップS5240で、特別遊技の終了時が報知タイミングでないと判定された場合には、次のステップS5250をスキップしてステップS5260へ進む。
一方、ステップS5240で、特別遊技の終了時報知タイミングであると判定された場合には、次のステップS5250へ進む。
【0111】
ステップS5250では、報知手段92により特定遊技へ移行する旨を報知する報知処理が行われる。この報知処理が完了したら、次のステップS5260へ進む。
ステップS5260では、特別遊技フラグをオフにし、この後、特別遊技制御処理を終了させ、ステップS6000へ進み、ステップS6000から始まる次の賞球払出処理等を実行する。以上により、パチンコ機PMにおける一連の処理が完了し、必要に応じて上記の処理が繰り返されることとなる。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、LED1〜3の各々に、電圧が印加されないOFF信号、断続的に電圧が印加される断続ON信号、及び、連続的な電圧が印加される連続ON信号の三種類の異なる駆動信号を送信する素子駆動手段320を設け、LED1〜3の各々に、「消灯」、「点滅」及び「連続点灯」の三種類の異なった表示を行わせるようにしたので、三個のモノカラーLEDで、全体として3の三乗である27種類の数量表示が行え、大入賞口13の連続開閉動作回数が0〜15回の範囲で可変となっていても、三個のLEDで表示が行えるようになり、これにより、作動回数表示装置300を形成するのに要するドット表示素子(LED)の数量を充分削減することができる。
【0112】
また、ドット表示素子として、モノカラーLEDを採用しても、一個のモノカラーLEDに対して、一個のリレーと一個の点滅回路で素子駆動手段320を構成でき、素子駆動手段320の回路構成を極めて簡単なものにすることができ、モノカラーLEDの数量を削減し、且つ、安価なモノカラーLEDを採用したことと相俟って、作動回数表示装置300の製造コストを確実に削減することができる。
さらに、作動回数表示装置300とは別に、大入賞口13の連続開閉動作の回数を装飾図柄表示装置20が作動回数演出表示手段として表示するようにしたので、連続開閉動作回数を大きなアラビア数字等の文字で明確且つ大きく表示できるうえ、演出画像とともに表示することもでき、遊技者に充分アピールする表示を行うことができ、小型簡素化された作動回数表示装置300でも何ら問題が生じない。
【0113】
そのうえ、装飾図柄表示装置20が作動回数演出表示手段を兼用するので、前述のように連続開閉動作回数を大きな文字で明確に、しかも、演出画像とともに表示しても、パチンコ機PMの製造コストが何ら増大することがない。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
すなわち、ドット表示素子としては、モノカラーLEDに限らず、2色LED、あるいは、3色以上の光を選択的に発生することができるマルチカラーLEDを採用することができる。これらの2色LED、あるいは、マルチカラーLEDを採用しても、前述のモノカラーLEDを採用した場合と同様の作用、効果を達成することができ、3色以上の光を選択的に発生することができるマルチカラーLEDを採用すれば、さらに多くのドット表示素子数の削減が可能となる。
【0114】
例えば、緑色及び赤色のいずれかで発行可能な二色LEDを採用し、表示すべき数値が大きくなるにしたがい、消灯状態、青色点灯状態、及び、赤色点灯状態の順に二色LEDが変化するように、表示制御手段が素子駆動手段を制御するようにすれば、前期実施形態のモノカラーLEDを採用した場合と同様に、3の三乗である27種類の異なる表示が行えるようになる。
また、4色カラーLEDを採用すれば、2個の4色カラーLEDで、5の二乗である25種類の異なる表示が行えるようになり、前金実施形態における大入賞口13の連続開閉回数の表示を2個の4色カラーLEDで行え、これにより、ドット表示素子の削減数を更に一個増やすことができる。
【0115】
なお、ドット表示素子としては、LEDに限らず、小型の電球(いわゆる豆電球)、小型のネオンランプ、及び、有機EL素子等、他の種類の発光素子や、面状発光体の表面を覆う遮光板に形成された小さな孔の内部にドット状の液晶シャッターを設け、液晶シャッターの開閉により表示を行うドット表示素子も採用することができ、ドット表示素子の具体的な種類や構造は、実施にあたり適宜選択することができる。
さらに、大入賞口の連続開閉動作の回数を設定する設定手段としては、前記実施形態における回数設定乱数取得手段621dで発生した乱数に基づいて、停止図柄乱数取得手段621bが回数設定値テーブルのなかから、一の回数設定値を抽出することにより、大入賞口の連続開閉動作の回数を抽選で設定する抽選方式のものに限らず、前記実施形態における停止図柄決定手段623bが決定した停止図柄に基づいて回数設定値を設定する、換言すると、決定された停止図柄に従属して、大入賞口の開閉回数を設定する停止図柄従属式の設定手段でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0116】
【図1】本発明の一実施形態に係る遊技機としてのパチンコ機を示す正面図である。
【図2】前記実施形態に係る遊技制御手段の概略構成を示すブロック図である。
【図3】前記実施形態に係る通常遊技実行手段の概略構成を示すブロック図である。
【図4】前記実施形態に係る特別遊技実行手段の概略構成を示すブロック図である。
【図5】前記実施形態に係る特定遊技設定手段の概略構成を示すブロック図である。
【図6】前記実施形態に係る表示制御手段の概略構成を示すブロック図である。
【図7】前記実施形態に係る特別図柄範囲テーブルの内容を示す模式図である。
【図8】前記実施形態に報知タイミングテーブルの内容を示す模式図である。
【図9】前記実施形態に係る作動回数表示装置の概略構成を示すブロック図である。
【図10】前記実施形態に係る作動回数表示装置の表示内容を示す模式図である。
【図11】前記実施形態の全体的な動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】前記実施形態の通常遊技制御処理における動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】前記実施形態の通常遊技制御処理に含まれる当否判定処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】前記実施形態の当否判定処理に含まれる特別遊技演出決定処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】前記実施形態の通常遊技制御処理に含まれる移行判定処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】前記実施形態の特別遊技制御処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0117】
13 大入賞口
13B 大入賞口の開口部
20 作動回数演出表示手段を兼用する装飾図柄表示手段
711 大入賞口駆動制御手段
300 作動回数表示装置
320 素子駆動手段
330 表示制御手段
623d 開閉回数設定手段
LED1〜3 ドット表示素子としての発光ダイオード
PM 遊技機としてのパチンコ機





 

 


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