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発明の名称 遊技機のリール装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−172(P2007−172A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180477(P2005−180477)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100063565
【弁理士】
【氏名又は名称】小橋 信淳
発明者 岩田 康司
要約 課題
遊技機のリール装置を組立てる際に、リール枠に接着剤又は両面接着テープを使用してリールテープを貼付しているので、組立作業が煩雑で、リールテープの交換が困難という課題があった。

解決手段
リール枠が、モータの出力軸に固着される固着部と、この固着部からリールの回転径方向に延設された支持部と、この支持部の先端部からモータの軸線方向モータ側に延設された第1及び第2のリールテープ挟持手段とを備え、リールテープがこれら第1及び第2のリールテープ挟持手段に挟持されて構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
外周面に複数の識別情報が描かれたリールテープとリール枠とを少なくとも含むリールと、該リールを回転駆動するモータとを備えた遊技機のリール装置において、前記リール枠が、前記モータの出力軸に固着される固着部と、該固着部から前記リールの回転径方向に延設された支持部と、該支持部の先端部から前記モータの軸線方向モータ側に延設された第1及び第2のリールテープ挟持手段とを備え、前記リールテープが前記第1及び第2のリールテープ挟持手段に挟持されてなることを特徴とする遊技機のリール装置。
【請求項2】
前記第1及び第2のリールテープ挟持手段は、前記リールテープが挿入挟持される空隙を介して同軸円筒状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のリール装置。
【請求項3】
前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段のうち何れか一方は円筒状に形成され、他方は前記リールテープの両側端部を挟持する2つの環状部が複数の梁部で結合されて形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のリール装置。
【請求項4】
前記第1及び第2のリールテープ挟持手段は、前記リールテープの両側端部を挟持する2つの環状部が複数の梁部で結合されて形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のリール装置。
【請求項5】
前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段のうち何れか一方は円筒状に形成され、他方は軸線方向に延設された複数の梁部で形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のリール装置。
【請求項6】
前記第1及び第2のリールテープ挟持手段は、軸線方向に延設された複数の梁部で形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のリール装置。
【請求項7】
前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段との結合部側に少なくとも1つの突起部が設けられ、前記リールテープに前記突起部に係合する切欠きが設けられ、前記突起部に前記切欠きが係合されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の遊技機のリール装置。
【請求項8】
前記第1のリールテープ挟持手段及び前記第2のリールテープ挟持手段の前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段との結合部と反対側の端面部並びに前記リールテープにそれぞれ少なくとも1つの切欠きが設けられ、該切欠きに係止部材が係止されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の遊技機のリール装置。
【請求項9】
前記第1又は第2のリールテープ挟持手段の少なくとも一方に前記リールテープの一端部の周方向位置を規制する位置規制部が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の遊技機のリール装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばスロットマシン等の回胴式遊技機に用いられるリール装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、回胴式遊技機や弾球式遊技機など、外周面に描かれた数字や図柄等の複数の識別情報を回転可変表示可能な複数のリール装置を有し、このリール装置によって、例えばリールスタートレバーの操作、打球の特定始動口への入賞等、所定の始動条件の成立に従い複数の識別情報を回転可変表示させ、全てのリールが回転した後、例えばリールストップボタンの操作、所定時間の経過等、所定の停止条件の成立に従い回転可変表示を停止させ、停止したときの識別情報の組み合わせが予め定められた特定の態様(例えば777のように全て同じ識別情報が揃う等)となった場合に、例えばボーナスゲームの開始、特定入賞装置の開成等の遊技者にとって有利な遊技状態となるように制御される遊技機がある。
【0003】
この種の遊技機に用いられるリール装置は、複数の識別情報が描かれた帯状のリールテープが円筒状のリール枠に接着剤又は両面接着テープで貼り付けられて構成されていた。また、一体成型されたリール枠の代わりに、環状の2つのリール枠が、リールテープの両側端部で接着されることで結合される構成のものも提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−17945号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の遊技機のリール装置は、接着剤又は両面接着テープをリール枠に塗布又は貼付し、リールテープの貼付始端をリール枠の所定位置に位置決めしながら順に周方向にリールテープを貼付していくため、リール装置の組立作業が煩雑であるという課題があった。
【0006】
また、リールテープの貼付途中でリール枠に対するリールテープの曲がりやずれが生じた場合等、一度途中まで貼付したリールテープをリール枠から剥離する作業が大変煩雑であり、また綺麗に剥離することが困難であるという課題があった。更に、リール枠を2つの環状部材で構成するものにあっては、その組立作業は一層煩雑なものとなる。
【0007】
また、遊技機の機種変更等でリールテープを別の配列又は図柄の識別情報が描かれたリールテープと交換する必要がある場合、接着剤が完全硬化している状態で、リール枠からリールテープを剥離してリール枠を再利用することが極めて困難であるという課題があった。
【0008】
本発明は斯かる従来の課題を解決するためになされたもので、組立作業が容易でリールテープの交換も容易に行うことができるリール装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような課題を解決するために請求項1に記載の発明は、外周面に複数の識別情報が描かれたリールテープとリール枠とを少なくとも含むリールと、該リールを回転駆動するモータとを備えた遊技機のリール装置において、前記リール枠が、前記モータの出力軸に固着される固着部と、該固着部から前記リールの回転径方向に延設された支持部と、該支持部の先端部から前記モータの軸線方向モータ側に延設された第1及び第2のリールテープ挟持手段とを備え、前記リールテープが前記第1及び第2のリールテープ挟持手段に挟持されてなることを特徴とする。
【0010】
この請求項1に記載の遊技機のリール装置は、リール枠に形成された第1及び第2のリールテープ挟持手段がリールテープを挟持してリールを構成し、このリールを駆動モータの出力軸に固着してリール装置を構成する。
【0011】
請求項2に記載の遊技機のリール装置は、前記第1及び第2のリールテープ挟持手段が、前記リールテープが挿入挟持される空隙を介して同軸円筒状に形成されてなることを特徴とする。これら第1及び第2の円筒状の挟持手段によりリールテープを挟持してリールを構成する。
【0012】
請求項3に記載の遊技機のリール装置は、前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段のうち何れか一方が円筒状に形成され、他方が前記リールテープの両側端部を挟持する2つの環状部が複数の梁部で結合されて形成されてなることを特徴とする。これら第1及び第2の挟持手段の円筒部と環状部及び梁部によりリールテープを挟持してリールを構成する。
【0013】
請求項4に記載の遊技機のリール装置は、前記第1及び第2のリールテープ挟持手段が、前記リールテープの両側端部を挟持する2つの環状部が複数の梁部で結合されて形成されてなることを特徴とする。これら第1及び第2の挟持手段の環状部及び梁部によりリールテープの両側端部を挟持してリールを構成する。
【0014】
請求項5に記載の遊技機のリール装置は、前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段のうち何れか一方は円筒状に形成され、他方は軸線方向に延設された複数の梁部で形成されてなることを特徴とする。これら第1及び第2の挟持手段の円筒部と梁部によりリールテープを挟持してリールを構成する。
【0015】
請求項6に記載の遊技機のリール装置は、前記第1及び第2のリールテープ挟持手段は、軸線方向に延設された複数の梁部で形成されてなることを特徴とする。この第1及び第2の挟持手段の梁部によりリールテープを挟持してリールを構成する。
【0016】
請求項7に記載の遊技機のリール装置は、前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段との結合部側に少なくとも1つの突起部が設けられ、前記リールテープに前記突起部に係合する切欠きが設けられ、前記突起部に前記切欠きが係合されてなることを特徴とする。このリール枠に設けた突起部にリールテープに設けた切欠を係合させることによりリールテープの周方向の位置決めを行う。
【0017】
請求項8に記載の遊技機のリール装置は、前記第1のリールテープ挟持手段及び前記第2のリールテープ挟持手段の前記第1のリールテープ挟持手段と前記第2のリールテープ挟持手段との結合部と反対側の端面部並びに前記リールテープにそれぞれ少なくとも1つの切欠きを設け、該切欠きに係止部材が係止されてなることを特徴とする。第1及び第2の挟持手段のリールテープを挿入する側の端面部とそれに対応するリールテープの側端面に設けた切欠きに係止部材を係止させることによりリールテープの周方向及び軸線方向の位置決めを行う。
【0018】
請求項9に記載の遊技機のリール装置は、前記第1又は第2のリールテープ挟持手段の少なくとも一方に前記リールテープの一端部の周方向位置を規制する位置規制部が形成されてなることを特徴とする。この位置規制部によりリールテープの周方向の位置を規制する。
【発明の効果】
【0019】
請求項1に記載の遊技機のリール装置によれば、リールテープをリール枠に形成した第1及び第2のリールテープ挟持手段で挟持してリールを構成し、リール枠の固着部にモータの出力軸を固着してリール装置を構成しているので、リール装置の組み立てに際して接着剤や両面接着テープを使用しないため組立作業を極めて容易なものにすることができる。
【0020】
また、リールテープの組立て途中でリールテープをリール枠から取り外す事情が生じた場合でも容易にリ−ルテープを取り出すことが可能であり、リールテープ及びリール枠の外観を損ねることもない。
【0021】
さらに、機種変更等でリールテープを交換する必要が生じた場合にもリールテープを容易に交換することができる。
【0022】
請求項2に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1及び第2のリールテープ挟持手段を同軸円筒状に形成して構成しているので、リールテープの外周面及び内周面全てがリール枠に挟持されリ−ルテープを保護することができる。
【0023】
請求項3に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1又は第2のリールテープ挟持手段の何れか一方を円筒状に、他方をリールテープの両側端部を挟持する2つの環状部を複数の梁部で結合して構成しているので、リールの外周面又は内周面を保護しつつリールを軽量化することができる。また、リールテープの内周面又は外周面が露出しているので、リールテープの交換を容易に行うことができる。
【0024】
請求項4に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1及び第2のリールテープ挟持手段がリールテープの両側端部を挟持する2つの環状部を複数の梁部で結合して構成しているので、リールをさらに軽量化することができるとともに、リールテープの内周面及び外周面が露出しているので、リールテープの交換を極めて容易に行うことができる。
【0025】
請求項5に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1又は第2のリールテープ挟持手段の何れか一方を円筒状に、他方を軸線方向に延設した複数の梁部で形成して構成しているので、リールの外周面又は内周面を保護しつつリールを軽量化することができる。また、リールテープの内周面又は外周面が露出しているので、リールテープの交換を容易に行うことができる。さらにリール枠を成型する金型構造を簡素化することができる。
【0026】
請求項6に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1及び第2のリールテープ挟持手段を軸線方向に延設した複数の梁部で形成して構成しているので、リールをさらに軽量化することができるとともに、リールテープの内周面及び外周面が露出しているので、リールテープの交換を極めて容易に行うことができる。また、リール枠を成型する金型構造を簡素化することができる。
【0027】
請求項7に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1のリールテープ挟持手段と第2のリールテープ挟持手段との結合部側に少なくとも1つの突起部を設け、リールテープにはこの突起部に係合する切欠きを設け、この突起部にリールテープの切欠きを係合させて構成しているので、リール枠に対してリールテープを周方向に正確に位置決めすることができる。
【0028】
請求項8に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1及び第2のリールテープ挟持手段のこれらの結合部と反対側の端面部とリールテープにそれぞれ少なくとも1つの切欠きを設け、この切欠きに係止部材を係止して構成しているので、リール枠に対してリールテープを周方向及び軸線方向に正確に位置決めすることができる。
【0029】
請求項9に記載の遊技機のリール装置によれば、上記請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の遊技機のリール装置の効果に加えて、第1又は第2のリールテープ挟持手段の少なくとも一方にリールテープの一端部の周方向位置を規制する位置規制部を形成して構成しているので、リール枠にリールテープを挿入して組立てる際にリールテープの始端又は終端が常に位置規制された状態でリールテープを挿入していくことができるので、リールの組立て作業をより容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下、本発明に係る回胴式遊技機としてスロットマシンを例にその好適な実施形態を説明する。ここで、図1はスロットマシンの外観を表す正面図、図2はスロットマシンの前扉を開放してその内部の構造を表した図である。
【0031】
まず図1を参照し、スロットマシン1の外観構造を説明する。スロットマシン1は、いわゆるフロントマスクを形成する前扉2が略矩形状の箱体である筐体(図2の符号3参照)の開口部に対し開閉可能に取り付けられている。前扉2は、視覚効果を高めてデザインされた上部パネル部4、下部パネル部5及び操作卓6に概ね区分けされ、これらは硬質プラスチックにより一体的に形成されている。
【0032】
上部パネル部4の上部及び側部には、高輝度の発光ダイオードを内蔵する演出用照明部7、8a、8bがそれぞれ配置されている。また、スピーカを内蔵し遊技に係る効果音を発生させる演出用放音部9a、9bが上部パネル部4の左右にそれぞれ配置されている。また、演出用放音部9a、9bの間には、遊技の演出に係る映像を主に表示する演出表示装置としての液晶表示ユニット10が配置されている。
【0033】
更に上部パネル部4には平板状のパネル面を有するパネルユニット11が取り付けられ、その中央に略長方形の透明な表示窓12が形成されている。表示窓12を通して目視されるリール装置13a、13b、13cは、それぞれ円筒形状を有して独立して回転可能であり、筐体内において回転軸方向に3個配列されている。遊技者は、各リール装置13a、13b、13cの外周面に配置した複数種類の図柄(識別情報)のうち縦3個、横3列の図柄を、表示窓12を通して目視することができる。
【0034】
上部パネル部4と下部パネル部5との間に設けられている操作卓6には、ゲームに用いるメダルを投入するための投入口を有するメダル投入部14と、ベットボタン15と、スタートレバー16と、ストップボタン17a、17b、17cがそれぞれ配設されている。
【0035】
ベットボタン15は、スロットマシンの当該ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するための押圧操作可能なボタンスイッチである。スタートレバー16は、リール装置13a、13b、13cの回転開始の操作をするための傾倒操作可能なレバースイッチである。リール装置13a、13b、13cの回転停止の操作をするためのストップボタン17a、17b、17cは、それぞれ押圧操作可能なボタンスイッチから形成され、各リール装置13a、13b、13cの配列に対応してそれぞれ並べて配置されている。
【0036】
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクタの絵などを表示するパネル21が設けられている。また、下部パネル部5の下側部には、メダルを貯留するための受皿部23が形成された受皿ユニット22が設けられている。また受皿ユニット22には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口24と、スピーカを内蔵し演出効果音を発生させる演出用放音部25とがそれぞれ配置されている。
【0037】
次に、図2を参照して、筐体3の内部構造と前扉2の裏面構造とを説明する。同図において、筐体3内の上部には、CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータから形成される制御基板であって、スロットマシン1の全体動作を集中して制御するメイン制御基板30が硬質プラスチックの基板ケースに被覆されたメイン制御装置31が取り付けられている。
【0038】
筐体3内の中央には、リール装置13a、13b、13cを備える可変表示装置としてのリールユニット13が設けられている。リールユニット13は、前扉2のパネルユニット11に形成された表示窓12に対しリール装置13a、13b、13cが対向するように、筐体3のフレーム32に位置決めされて取り付けられている。
【0039】
また、リールユニット13の上部には、各リール装置13a、13b、13cを回転駆動するステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する図示しない回胴装置基板が取り付けられており、メイン制御基板30が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
【0040】
リールユニット13の下方には、メダル投入部15から投入されたメダルを貯留し入賞の配当の際に排出口33aからメダルを排出するメダル払出装置としてのホッパ装置33と、ホッパ装置33から溢れたメダルを収容する補助貯留部34と、スロットマシン1に内蔵される各機器へ電力を配電する主電源装置35が設けられている。
【0041】
次に、前扉2の裏面側上部には、上述の演出用照明部7を構成する発光ダイオード43と、演出用放音部9a、9bに対向するスピーカ42a、42bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ42a、42bの間に、液晶表示ユニット10が取り付けられ、液晶表示ユニット10の裏面側に当該液晶表示ユニット等を制御駆動するサブ制御基板40が基板ケースに被覆されたサブ制御装置41が取り付けられている。
【0042】
なお、スロットマシン1の全体の動作は、筐体3側に設けられているメイン制御基板30によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示ユニット10による演出映像の表示制御、演出用照明部7、8a、8b等を使った照明制御、及び演出用放音部9a、9b、25を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行なっている。
【0043】
サブ制御装置41の下方には、透明な表示窓12が形成されたパネルユニット11が配置される。また、パネルユニット11は、リール装置13a、13b、13cの外周面を照射して図柄を明るく表示させるための冷陰極蛍光ランプ44と、冷陰極蛍光ランプ44を駆動するインバータ45と、スタートレバー16及びストップボタン17a、17b、17c等の操作スイッチ類の出力信号をメイン制御基板30へ転送する中継基板である中央表示基板46とを備え、これらがユニット化されている。
【0044】
パネルユニット11の下方には、メダル選別装置47が取り付けられている。メダル選別装置47は、メダル投入部14に投入されたメダルの適否を判別し、規定のメダルのみを選別する。メダル選別装置47は、内蔵するメダルセンサが投入されたメダルを検知したとき、メダル投入コマンド信号をメイン制御基板30へ送出している。
【0045】
メダル選別装置47の下方には、選別された規定のメダルをホッパ装置33へ案内するためのガイド部材48と、メダル選別装置47により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口24へ案内するためのガイド部材49と、入賞の際にホッパ装置33の排出口33aから排出されたメダルをメダル排出口24へ案内するためのガイド部材50が設けられている。更に、メダル排出口24に隣接して、上述した演出用放音部25に対向するスピーカ51が取り付けられている。
【0046】
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、何れかのベットボタン15が押圧操作されると、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられ、ゲームが開始される。
【0047】
ゲーム開始の状態で、スタートレバー16が傾倒操作されると、メイン制御基板30はリール装置13a、13b、13cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部的な処理で抽選し、その結果を役抽選フラグ(メモリ)に記憶する。
【0048】
次に、遊技者がストップボタン17a、17b、17cを任意の順番で押圧操作すると、メイン制御基板30は、それに従い順次、対応するリールを停止させる。そして、全てのリール装置13a、13b、13cが停止したことを検知すると、各リール装置13a、13b、13cに表示された図柄の組み合わせが、上述の役抽選フラグに記憶された入賞役に係る図柄の組み合わせと一致しているか否か判定する。これらが一致したときには、当該入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた配当数のメダルをクレジットに加算する。入賞の配当によりクレジットが上限を超える場合には、ホッパ装置33から超過分のメダルを受皿部23へ払い出している。
【実施例1】
【0049】
本発明の遊技機のリール装置は上述したリールユニット13に用いて好適するものであり、以下、図3乃至図7を参照して本発明の第1実施例について詳述する。なお、図3はリールユニット13の外観を示す斜視図、図4はリール装置13a、13b、13cに設けられるリールテープ120の一例を示す展開図、図5はリール200の組立作業を説明するための斜視図、図6は図5のリール200の要部断面図、図7はリールユニット13に備えられた一つのリール装置13aの分解斜視図である。
【0050】
図3においてリールユニット13は、それぞれ取付板142に取付けられた3台のリール装置13a、13b、13cが並設されるよう、これら取付板142を底板146と天板147に固定して構成されている。ここで符号148はリールユニット13の天板147に取付けられた回胴制御装置を示し、図示しない回胴制御基板を備えている。回胴制御基板は上述したメイン制御基板30から送出されるパルスデータに従って、各リール装置13a、13b、13cのそれぞれ個別のステッピングモータ140に回胴駆動パルスを供給して各リール装置13a、13b、13cの回転、制動及び停止の制御を行うものである。
【0051】
図4は本発明のリール装置13a、13b,13cに用いられるリールテープ120の一例を示す展開図であり、このリ−ルテープ120は帯状のプラスチックフィルムで形成され、外周面に複数の数字や図柄による識別情報121が描かれている。このリールテープ120はその始端122を終端123の近傍に設けた重ね合わせ部124に重ねるように円筒状に構成される。
【0052】
図5はリール枠130にリールテープ120を挟持させてリール200を組立てる手順を説明する図であり、図5(A)はリール枠130にリールテープ120を組み込む前のリール枠130とリールテープ120の位置関係を示す斜視図、図5(B)はリール枠130にリールテープ120を組み込む途中の状態を示す斜視図、図5(C)はリール枠130にリールテープ120を組み込み終えてリール200が完成した状態を示す斜視図である。
【0053】
図5(A)において、リール枠130は透明な硬質プラスチック材料を成型して形成されている。このリール枠130には、ここでは図示しないステッピングモータ140への固着部132と、この固着部132からリール200の回転径方向外側に延設された複数の支持部134が形成されており、その先端部138は円環状に構成されている。この円環状の先端部138から軸線方向に、第1及び第2のリールテープ挟持手段となる中空円筒状の外側円筒部135と内側円筒部136が延設されて一体的に形成されている。これら外側円筒部135と内側円筒部136は、その外側円筒部135の内周面と内側円筒部136の外周面が、リールテープ120が挿入され挟持される円筒状空隙137を介して対向するように同軸状に同幅に形成されている。このリール枠130に形成された円筒状空隙137内に、円筒状に形成されたリールテープ120が挿入され(図5(B)参照)、そのリールテープ120の外周面及び内周面が外側円筒部135の内周面と内側円筒部136の外周面によって挟持されてリール200が構成される(図5(C)参照)。このようにして構成されたリール200は、外側円筒部135を含むリール枠130が透明な硬質プラスチック材料で成型されているため、リール200の外側からリールテープ120に描かれた複数の識別情報121が視認可能となっている。
【0054】
図6は図5(C)の要部断面図であり、リールテープ120がリール枠130に形成された外側円筒部135と内側円筒部136の間に形成された円筒状空隙部137内に、外側円筒部135と内側円筒部136によって挟持されてリール200を構成している状態を示す。この実施例によれば、リール200の組み立てに際して接着剤や両面接着テープ等を一切必要としないため、リール200の組立作業を極めて容易にすることができる。
【0055】
図7は本発明のリール装置13aの一実施例を示す分解斜視図である。図7において、金属板を型抜きして折り曲げ加工した取付板142にはリール200を回転、停止するステッピングモータ140と、バックライトユニット枠143と、フォトカプラ145が取付けられている。そしてリール枠130の固着部132の中心に設けられた挿入孔133にステッピングモータ140の出力軸141が挿通され堅固に固着されてリール装置13aが構成される。
【0056】
バックライトユニット枠143には図示しない発光ダイオード等の光源が配置される3つの個室144が設けられており、これらの個室144に配置された発光ダイオードがリール200の内側からリールテープ120に描かれた識別情報121に光を照射して視覚的な効果演出を行う。従って、リールテープ120に描かれる識別情報は、光透過性の塗料を用いて形成されることが好ましい。
【0057】
フォトカプラ145は、リール枠130の支持部134の一部に形成された遮光片139の通過を検出して検出信号を出力するものであり、この出力信号はリール200の回転位置を検知する基準信号として用いられる。
【実施例2】
【0058】
次に図8及び図9を参照して本発明の第2実施例を詳述する。図8はこの第2実施例に用いられるリール枠330の斜視図であり、図9は図8のリール枠330にリールテープ120を組み込んで構成したリール300の要部断面図である。なお、第1実施例と同等の機能を有する部材、部位には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0059】
図8において、リール枠330には第1のリールテープ挟持手段としての外側円筒部335と第2のリールテープ挟持手段336が支持部134の先端部138から軸線方向に延設されて形成されている。図示のように第2のリールテープ挟持手段336は、リールテープ120の一端面部を挟持するための第1の環状部311と他端面部を挟持するための第2の環状部312とを軸線方向に延設された複数の梁部313、313、・・・で結合した形状に形成されている。
【0060】
図9に示すように、リールテープ120は、第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部335と、第2のリールテープ挟持手段336の2つの環状部311、312及び梁部313との間の略円筒状の空隙337内に挿入され、これら外側円筒部335の内周面と2つの環状部311、312及び梁部313の外周面とで挟持される。
【0061】
このように構成された第2実施例のリール300は、第1実施例と同様に接着剤や両面接着テープを一切用いないため、リール枠330へのリールテープ120の組み込みが極めて容易に行われるとともに、第1実施例に比してリール300を軽量化することができる。また、リールテープ120を交換する必要が生じた場合は、第2のリールテープ挟持手段336の隣接する梁部313、313の間の空間314にリールテープ120の内周面が露出しているため、リールテープ120をリール枠330から容易に取り外すことができ、リールテープ120の交換作業が容易となる。
【0062】
このリール300も図7に示す第1実施例のリール200と同様に、固着部132の挿入孔133にステッピングモータ140の出力軸141が挿通され堅固に固着されてリール装置13aが構成される。
【実施例3】
【0063】
以下、図10乃至図12を参照して本発明に適用可能なリール枠の変形例について説明する。図10は第1実施例及び第2実施例のリール枠130及び330に代替可能なリール枠430を示す斜視図である。この第3実施例のリール枠430には、第1のリールテープ挟持手段435と第2のリールテープ挟持手段436が支持部134の先端部138から軸線方向に延設されて形成されている。図示のようにこの第1及び第2のリールテープ挟持手段435及び436は、それぞれリールテープ120(図示せず)の一端面部を挟持するための第1の環状部421及び411と他端面部を挟持するための第2の環状部422及び412とを軸線方向に延設された複数の梁部423、423・・・及び413、413・・・で結合した形状に形成されている。
【0064】
図示しないリールテープ120は、第1のリールテープ挟持手段435の2つの環状部421、422及び梁部423と、第2のリールテープ挟持手段436の2つの環状部411、412及び梁部413との間の略円筒状の空隙437内に挿入され、これら第1のリールテープ挟持手段435の2つの環状部421、422及び梁部423の内周面と、第2のリールテープ挟持手段436の2つの環状部411、412及び梁部413の外周面とで挟持される。
【0065】
この第3実施例に用いられるリール枠430によれば、第1実施例及び第2実施例と同様に接着剤や両面接着テープを一切用いないため、リール枠430へのリールテープ120の組み込みが極めて容易に行われるとともに、第1実施例及び第2実施例に比して更にリール枠430を軽量化することができる。また、リールテープ120を交換する必要が生じた場合は、第1及び第2のリールテープ挟持手段435及び436の隣接する梁部423、423及び413、413の間の空間424及び414にリールテープ120の外周面及び内周面が露出しているため、リールテープ120をリール枠430から極めて容易に取り外すことができ、リールテープ120の交換作業が容易となる。
【実施例4】
【0066】
図11は第1実施例乃至第3実施例のリール枠130、330及び430に代替可能なリール枠530を示す斜視図である。この第4実施例のリール枠530には、第1のリールテープ挟持手段としての外側円筒部535と第2のリールテープ挟持手段536が支持部134の先端部138から軸線方向に延設されて形成されている。図示のようにこの第2のリールテープ挟持手段536は、リールテープ120(図示せず)の一端面部を挟持するための環状部511とこの環状部511から軸線方向に延設された複数の梁部513、513・・・で形成されている。
【0067】
図示しないリールテープ120は、第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部535と、第2のリールテープ挟持手段536の環状部511及び梁部513との間の略円筒状の空隙537内に挿入され、これら外側円筒部535の内周面と、第2のリールテープ挟持手段536の環状部511及び梁部513の外周面とで挟持される。なお、本実施例において第2のリールテープ挟持手段536の環状部511は必ずしも設けることはなく、複数の梁部513のみで第2のリールテープ挟持手段536を形成してもよい。
【0068】
この第4実施例に用いられるリール枠530によれば、第1実施例乃至第3実施例と同様に接着剤や両面接着テープを一切用いないため、リール枠530へのリールテープ120の組み込みが極めて容易に行われるとともに、第1実施例及び第2実施例に比して更にリール枠530を軽量化することができる。また、リールテープ120を交換する必要が生じた場合は、第2のリールテープ挟持手段536の隣接する梁部513、513の間の空間514にリールテープ120の内周面が露出しているため、リールテープ120をリール枠530から容易に取り外すことができ、リールテープ120の交換作業が容易となる。また、リール枠530を成型する金型の構造を簡素にすることができる。
【実施例5】
【0069】
図12は第1実施例乃至第4実施例のリール枠130、330、430及び530に代替可能なリール枠630を示す斜視図である。この第5実施例のリール枠630には、第1のリールテープ挟持手段635と第2のリールテープ挟持手段636が支持部134の先端部138から軸線方向に延設されて形成されている。図示のようにこの第1及び第2のリールテープ挟持手段635及び636は、それぞれリールテープ120(図示せず)の一端面部を挟持するための環状部621及び611とこの環状部621及び611から軸線方向に延設された複数の梁部623、623・・・及び613、613・・・で形成されている。
【0070】
図示しないリールテープ120は、第1のリールテープ挟持手段635の環状部621及び梁部623と、第2のリールテープ挟持手段636の環状部611及び梁部613との間の空隙637内に挿入され、これら第1のリールテープ挟持手段635の環状部621及び梁部623の内周面と、第2のリールテープ挟持手段636の環状部611及び梁部613の外周面とで挟持される。なお、本実施例において第1及び第2のリールテープ挟持手段635及び636の環状部621及び611は必ずしも設けることはなく、複数の梁部623及び613のみで第1及び第2のリールテープ挟持手段635及び636を形成してもよい。
【0071】
この第5実施例に用いられるリール枠630によれば、第1実施例乃至第4実施例と同様に接着剤や両面接着テープを一切用いないため、リール枠630へのリールテープ120の組み込みが極めて容易に行われるとともに、第1実施例乃至第4実施例に比して更にリール枠630を軽量化することができる。また、リールテープ120を交換する必要が生じた場合は、第1及び第2のリールテープ挟持手段635及び636の隣接する梁部623、623及び613、613の間の空間624及び614にリールテープ120の外周面及び内周面が露出するため、リールテープ120をリール枠630から極めて容易に取り外すことができ、リールテープ120の交換作業が容易となる。また、リール枠530を成型する金型の構造を簡素にすることができる。
【実施例6】
【0072】
図13は本発明の更に他の実施形態を説明するための、リール枠130を一部破断して示す分解斜視図である。図において第1実施例と同等の機能を有する部材、部位には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0073】
図13において、リール枠130に形成された第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部135と第2のリールテープ挟持手段である内側円筒部136との間の円筒状空隙部137にリールテープ120を挿入して、これら外側円筒部135の内周面と内側円筒部136の外周面とでリールテープ120を挟持してリール700を構成する手順は上述の実施例と同様である。本実施例では、リール枠130が、第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部135と第2のリールテープ挟持手段である内側円筒部136との結合部に円筒状空隙137内に突設された突起部111を備えている。
【0074】
またリールテープ120には、リール枠130に設けられた突起部111に対応する所定の位置に、この突起部111に係合する切欠き125が形成されている。そしてリールテープ120をリール枠130の円筒状空隙137に挿入する際、リールテープ120の切欠き125をリール枠130の突起部111に係合させてリール700を構成している。
【0075】
このように構成した第6実施例のリール700は、リールテープ120に設けられた切欠き125がリール枠130に設けられた突起部111に係合しているので、リール枠130に対するリールテープ120の周方向の位置決めが容易になされる。また、リール700の回転中にリール枠130の中のリールテープ120が周方向に移動するという不具合を防止することができる。
【0076】
また、上記突起部111は少なくとも一つ設ければ本発明の目的を達成できるものであるが、必要に応じて周方向に複数個設けてもよい。この場合、リールテープ120の切欠き125も突起部111に対応する個数を対応する箇所に設ければよい。リール枠130も第1実施例のものを基本に説明したが、第2実施例乃至第5実施例のリール枠330、430、530又は630に突起部111を設けて構成してもよい。
【実施例7】
【0077】
図14は本発明の更に他の実施形態を説明するため図であり、図14(A)は本実施例のリール枠800の構成を説明するための分解斜視図、図14(B)は本実施例に用いられる係止部材112の拡大斜視図、図14(C)は本実施例に用いられるリールテープ120に設けられた切欠きを示す要部拡大斜視図、図14(D)は本実施例に用いられるリール枠130に設けられた切欠き116、117を示す要部拡大斜視図、図14(E)は本実施例のリール800の要部拡大斜視図である。図において第1実施例と同等の機能を有する部材、部位には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0078】
図14(A)において、リール枠130に形成された第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部135と第2のリールテープ挟持手段である内側円筒部136との間の円筒状空隙部137にリールテープ120を挿入して、これら外側円筒部135の内周面と内側円筒部136の外周面とでリールテープ120を挟持してリール800を構成する手順は上述の実施例と同様である。本実施例では図14(D)に拡大して示すように、リール枠130が、第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部135と第2のリールテープ挟持手段である内側円筒部136との結合部と反対側の端面部、即ち円筒状空隙137の開口端側に、後述する係止部材112が係止される切欠き116及び117を備えている。
【0079】
またリールテープ120には図14(C)に拡大して示すように、リール枠130に設けられた切欠き116及び117に対応する所定の位置に、これら切欠き116及び117と略同形状の切欠き126が形成されている。
【0080】
上記リール枠130に設けられた切欠き116及び117とリールテープに設けられた切欠き126が一致するようにリールテープ120をリール枠130の円筒状空隙137に挿入し、これらの切欠き116、117及び126に係合するように係止部材112を係止してリール800を構成する。
【0081】
係止部材112はポリアミド系樹脂等から形成され、図14(B)に拡大して示すように上記切欠き116、117及び126に係合する胴部113とこの胴部113の両側に設けられた一対の鍔部114及び115を備えている。図14(E)は係止部材112が切欠き116、117及び126に係止した状態を示す要部拡大断面図である。係止部材112の胴部113が切欠き116、117及び126に係合し、この胴部113の両端に形成された一対の鍔部114及び115にてリール枠130の端縁部に係止している。
【0082】
この実施例によれば、リールテープ120をリール枠130に対して周方向に正確に位置決めできるとともに、リールテープ120の軸線方向の位置も正確に規制することができる。また、係止部材112にリールテープ120の識別情報や背景色に対して際立つ彩色を施すことによって、遊技者が特定の識別情報(例えば「7」や「BAR」等)を狙ってストップボタン17a、17b、17c(図1参照)を操作する所謂「目押し」を行う際の目印として利用することもできる。
【0083】
また、上記切欠き116、117及び126並びに係止部材112は少なくとも一組設ければ本発明の目的を達成できるものであるが、必要に応じて周方向に複数箇所設けてもよい。リール枠130も第1実施例のものを基本に説明したが、第2実施例乃至第5実施例のリール枠330、430、530又は630に応用展開してもよい。
【実施例8】
【0084】
図15は本発明の更に他の実施形態を説明するための図であり、図15(A)はリール枠130にリールテープ120を組み込んでリール900を組立てる状態を示す斜視図、図15(B)は組立て後のリール900の要部を示す平面図である。図において第1実施例と同等の機能を有する部材、部位には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0085】
図15において、リール枠130に形成された第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部135と第2のリールテープ挟持手段である内側円筒部136との間の円筒状空隙部137にリールテープ120を挿入して、これら外側円筒部135の内周面と内側円筒部136の外周面とでリールテープ120を挟持してリール900を構成する手順は上述の実施例と同様である。本実施例では、図15(B)に示すように、リール枠130の第1のリールテープ挟持手段である外側円筒部135の内周面にリールテープ120の周方向の位置を規制する位置規制部118が凹設されている。この位置規制部118は外側円筒部135の内周面に軸線方向に凹設されるよう、リール枠130の成型時に一体的に形成される。
【0086】
本実施例のリール900によれば、リール枠130にリールテープ120を組み込む際、リールテープ120の始端122を位置規制部118に当接させながらリール枠130に組み込むことにより、リールテープ120のリール枠130に対する周方向位置を規制することができるので、リールテープ120の周方向の位置決めが容易であり、組立作業性が向上する。
【0087】
なお、位置規制部118はリール枠130の外側円筒部135の内周面ではなく内側円筒部136の外周面に設けてもよく、或いは外側円筒部135の内周面と内側円筒部136の内周面の双方に設けてもよい。リール枠130も第1実施例のものを基本に説明したが、第2実施例乃至第5実施例のリール枠330、430、530又は630に応用展開してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0088】
本発明に係る遊技機のリール装置は、スロットマシンやパチンコ遊技機等、回転表示器を備えた遊技機に利用して好適するものである。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】本発明に係る遊技機としてのスロットマシンの正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの内部構造を表した図である。
【図3】本発明に係るリールユニットを示す斜視図である。
【図4】本発明に係るリールテープの展開図である。
【図5】本発明に係るリールの組立作業を説明するための斜視図である。
【図6】図5のリールの要部断面図である。
【図7】本発明に係るリール装置の分解斜視図である。
【図8】本発明に係るリール枠の他の実施例を示す斜視図である。
【図9】図8のリールの要部断面図である。
【図10】本発明に係るリール枠の更に他の実施例を示す斜視図である。
【図11】本発明に係るリール枠の更に他の実施例を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るリール枠の更に他の実施例を示す斜視図である。
【図13】本発明に係るリールの他の実施例を示す斜視図である。
【図14】本発明に係るリールの更に他の実施例を示す斜視図である。
【図15】本発明に係るリールの更に他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0090】
13a、13b、13c リール装置
111 突起部
112 係止部材
116、117、125、126 切欠き
118 位置規制部
120 リールテープ
121 識別情報
130、330、430、530、630 リール枠
132 固着部
134 支持部
135、335、435、535、635 第1のリールテープ挟持手段
136、336、436、536、636 第2のリールテープ挟持手段
138 先端部
140 モータ(ステッピングモータ)
141 出力軸
200、300、700、800、900 リール
311、312、411、412、421、422、511、611、621 環状部
313、413、423、513、613、623 梁部




 

 


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