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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14584(P2007−14584A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−199888(P2005−199888)
出願日 平成17年7月8日(2005.7.8)
代理人 【識別番号】100104204
【弁理士】
【氏名又は名称】峯岸 武司
発明者 八木 健一
要約 課題
従来のパチンコ機では、変動表示される各図柄を所定の順序で停止表示させる際、複数のボタンを操作しなければならず、停止操作が煩わしくなりがちであった。

解決手段
図柄停止ボタン72に対して「Wクリック」の操作が行われると、停止フラグが(03)となり、第3の停止順序が決定され、装飾図柄表示装置10の最も右側で変動表示中の第3図柄の停止制御が行われる。次に、図柄停止ボタン72に対して「単発押し」の操作が行われると、停止フラグが(02)となり、第2の停止順序が決定され、装飾図柄表示装置10の最も左側で変動表示中の第1図柄の停止制御が行われる。さらに、図柄停止ボタン72に対して「Wクリック」の操作が行われると、第3の停止順序が決定され、装飾図柄表示装置10の最も右側の中央で変動表示中の第2図柄の停止制御が行われる。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の図柄要素からなる識別図柄を表示する表示手段と、各前記図柄要素を前記表示手段に変動表示させると共に所定の停止順序で停止表示させる表示制御手段とを備えて構成される遊技機において、
遊技者により複数の操作がされる操作手段と、この操作手段に対する前記複数の操作のうちの少なくとも2以上の操作をそれぞれ検知する操作検知手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記操作検知手段によって検知された操作の種類に基づいて前記所定の停止順序を決定する停止順序決定手段と、この停止順序決定手段によって決定された停止順序でこの停止順序を決定させた操作に基づいて各前記図柄要素を停止表示させる停止表示手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記操作検知手段によって前記操作手段の操作が検知されてから検知されなくなるまでの検知時間を計測する検知時間計測手段を備え、
前記停止順序決定手段は、前記検知時間計測手段によって所定の検知時間が計測されたときに前記操作手段に対する第1の操作が行われたものと判断して第1の停止順序を決定し、前記検知時間計測手段によって前記所定の検知時間が計測されなかったときに前記第1の停止順序とは異なる停止順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記操作検知手段によって前記操作手段の操作が検知された後にこの操作が検知されなくなったときからの残存時間を計測する残存時間計測手段を備え、
前記停止順序決定手段は、前記残存時間内に前記操作検知手段によって前記操作手段の操作が再度検知されないときに前記操作手段に対する第2の操作が行われたものと判断して第2の停止順序を決定し、前記残存時間内に前記操作検知手段によって前記操作手段の操作が再度検知されたときに前記操作手段に対する第3の操作が行われたものと判断して前記第2の停止順序とは異なる第3の停止順序を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示手段に表示されている複数の図柄要素を変動表示させると共に所定の停止順序で停止表示させる遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の遊技機としては、例えばパチンコ機がある。一般的なパチンコ機では、遊技盤の盤面に設けられた始動入賞口にパチンコ球が入賞すると、図柄表示装置において識別図柄を構成する各図柄の変動表示が開始され、大当り遊技を行うか否かの大当り抽選が行われる。この大当り抽選に当選すると、図柄の変動表示が停止した際に図柄表示装置に所定の図柄が停止表示され、遊技者に有利な大当り遊技が行われる。
【0003】
このようなパチンコ機においては、複数列に変動表示される全図柄を1つのボタンを操作することで停止表示させるパチンコ機が知られているが、近年では、より遊技性の向上を図るために複数のボタンを備え、各ボタンが操作されると対応する図柄を短時間で停止表示させる特許文献1に開示されたパチンコ機もある。
【0004】
このパチンコ機は、発射ハンドルの把手部または遊技機前面に、図柄表示装置に3列に変動表示される各図柄をそれぞれ個別に停止表示させる3個のボタンを備えている。遊技盤に発射されたパチンコ球が始動入賞口に入賞すると、図柄表示装置において図柄の変動表示が開始される。そして、遊技者によりいずれかのボタンが操作されると、操作されたボタンに対応した列の図柄が短時間で停止表示される。従って、このパチンコ機では、各ボタンを操作して各図柄を1つずつ停止表示させることで、遊技者が希望する停止順序で各図柄を停止させることができ、変動表示される図柄を停止表示させる際の遊技性の向上が図られている。
【特許文献1】特開2002−292035号公報(段落[0087]〜[0097],[0099]〜[0105])
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1に示すパチンコ機では、変動表示される各図柄を所定の順序で停止表示させる際、その都度、各図柄に対応したボタンを停止表示させたい順序で操作しなければならず、停止操作が煩わしくなりがちであった。また、複数のボタンを備える分、遊技機の操作パネル部分などに広い配置スペースが必要となると共に、製造コストも上昇する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、複数の図柄要素からなる識別図柄を表示する表示手段と、各図柄要素を表示手段に変動表示させると共に所定の停止順序で停止表示させる表示制御手段とを備えて構成される遊技機において、
遊技者により複数の操作がされる操作手段と、この操作手段に対する複数の操作のうちの少なくとも2以上の操作をそれぞれ検知する操作検知手段とを備え、表示制御手段は、操作検知手段によって検知された操作の種類に基づいて所定の停止順序を決定する停止順序決定手段と、この停止順序決定手段によって決定された停止順序でこの停止順序を決定させた操作に基づいて各図柄要素を停止表示させる停止表示手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、各図柄要素の変動表示が行われているときに操作手段に対する操作が行なわれると、この操作の種類が操作検知手段によって検知される。そして、検知された操作の種類に基づいて各図柄要素の停止順序が決定され、この停止順序を決定させた操作に基づいて、各図柄要素が表示手段に停止表示される。このため、1つの操作手段に対する操作だけで、各図柄要素の停止順序を決定すると共に、各図柄要素を停止させることができるようになる。従って、従来の遊技機における、各図柄要素に対する複数のボタンに対して複数の停止操作を行なう煩わしさを解消して、操作手段の操作性を向上しつつ、遊技の興趣向上を図ることができる。また、操作手段は1つで済むため、遊技機における操作手段の配置スペースが狭く済むと共に、遊技機の製造コストを抑えることができる。
【0008】
また、本発明は、操作検知手段によって操作手段の操作が検知されてから検知されなくなるまでの検知時間を計測する検知時間計測手段を備え、停止順序決定手段が、検知時間計測手段によって所定の検知時間が計測されたときに操作手段に対する第1の操作が行われたものと判断して第1の停止順序を決定し、検知時間計測手段によって所定の検知時間が計測されなかったときに第1の停止順序とは異なる停止順序を決定することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、検知時間計測手段によって所定の検知時間が計測されると、操作手段に対する第1の操作が検出され、各図柄要素が第1の停止順序で表示手段に停止表示される。また、検知時間計測手段によって所定の検知時間が計測されなかったときには、各図柄要素が第1の停止順序とは異なる停止順序で表示手段に停止表示される。このため、操作手段に対する操作を所定の検知時間行なうか否かにより、各図柄要素の停止順序を異ならせることができ、操作手段の操作性が向上する。
【0010】
また、本発明は、操作検知手段によって操作手段の操作が検知された後にこの操作が検知されなくなったときからの残存時間を計測する残存時間計測手段を備え、停止順序決定手段が、残存時間内に操作検知手段によって操作手段の操作が再度検知されないときに操作手段に対する第2の操作が行われたものと判断して第2の停止順序を決定し、残存時間内に操作検知手段によって操作手段の操作が再度検知されたときに操作手段に対する第3の操作が行われたものと判断して第2の停止順序とは異なる第3の停止順序を決定することを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、残存時間内に操作手段の操作が再度検知されないと、第2の操作が検出され、各図柄要素が第2の停止順序で表示手段に停止表示される。また、残存時間内に操作手段の操作が再度検知されると、第3の操作が検出され、各図柄要素が第3の停止順序で表示手段に停止表示される。このため、残存時間内に操作手段の操作を再度行なうか否かにより、各図柄要素の停止順序を異ならせることができ、操作手段の操作性が向上する。
【発明の効果】
【0012】
本発明による遊技機によれば、上記のように、従来の遊技機における、各図柄要素に対する複数のボタンに対して複数の停止操作を行なう煩わしさを解消して、操作手段の操作性を向上しつつ、遊技の興趣向上を図ることができる。また、操作手段は1つで済むため、遊技機における操作手段の配置スペースが狭く済むと共に、遊技機の製造コストを抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に、本発明の最良の実施形態によるパチンコ機1について説明する。
【0014】
図1は、本実施形態によるパチンコ機1の正面図である。パチンコ機1の正面には、遊技領域2が形成された遊技盤が設けられている。遊技盤の下方には上皿3が設けられており、上皿3の下方には下皿7が設けられている。賞球は上皿3に払い出されるが、上皿3が満杯のときは下皿7に払い出される。下皿7の左側の所定箇所にはユニット取付部7aが形成されており、このユニット取付部7aには、同図に示すように操作ユニット70が取り付けられている。また、下皿7の右方に設けられたハンドルベース9には、遊技球であるパチンコ球をレール領域4を介して遊技領域2に発射する際に、遊技者によって操作される発射ハンドル5が、回動自在に設けられている。また、遊技領域2の上方には枠上部飾りランプ6が設けられている。
【0015】
遊技領域2の中央には、識別図柄を表示する表示手段を構成する装飾図柄表示装置10が設けられている。装飾図柄表示装置10は液晶表示装置(LCD)からなり、数字や文字などの複数の図柄要素を装飾図柄として表示する。この装飾図柄表示装置10の上方には、普通図柄表示装置11および特別図柄表示装置12が設けられている。普通図柄表示装置11は、普通図柄を構成する「○」および「×」を交互に表示するLED(発光ダイオード)からなり、特別図柄表示装置12は、特別図柄を構成する「0」〜「9」の数字を7セグメント表示するLEDからなる。装飾図柄表示装置10および特別図柄表示装置12では、後述する特別図柄ゲーム(図8参照)において装飾図柄および特別図柄の変動表示が行なわれる。また、特別図柄ゲームが行われていないときには、装飾図柄表示装置10には複数種類の演出画面(デモ画面)が表示される。
【0016】
普通図柄表示装置11および特別図柄表示装置12の下側には、4つのLEDからなる普通図柄始動記憶個数表示部91が設けられており、普通図柄表示装置11および特別図柄表示装置12の左右両側には、4つの特別図柄始動記憶個数表示部92a,92b,92c,92dが設けられている。各特別図柄始動記憶個数表示部92a〜92dも背後に設けられたLEDによって点灯する。また、装飾図柄表示装置10の左右には、通過ゲート13が設けられている。通過ゲート13は、普通図柄表示装置11に点灯表示される普通図柄の変動表示を開始させる普通図柄始動口を構成している。また、装飾図柄表示装置10の下方には、普通電動役物(普通電役)14が設けられている。普通電動役物14は、特別図柄表示装置12に表示される特別図柄の変動表示を開始させる特別図柄始動入賞口を構成しており、遊技者にとって有利な状態である同図に示す開状態と、これに比して不利な状態である閉状態とに変位自在な羽根部材を球受入口に有している。また、普通電動役物14の下方には、後述する大当り遊技の際に開放される大入賞口15が設けられており、普通電動役物14の左右には、一般入賞口16がそれぞれ設けられている。また、大入賞口15の下方には、上記の普通電動役物14、大入賞口15および一般入賞口16のいずれにも入賞しなかったパチンコ球が入球するアウト口17が設けられている。
【0017】
上記の通過ゲート13を通過したパチンコ球は最大で4個まで保留され、後述するメインRAM34に格納された普通図柄保留個数カウンタに保留個数が記憶される。この保留個数に応じて、上述した普通図柄始動記憶個数表示部91が最大で4個まで点灯表示される。同様に、普通電動役物14に入賞したパチンコ球も最大で4個まで保留され、後述するメインRAM34に格納された普通電役入賞カウンタに保留個数が記憶される。この保留個数に応じて、上述した特別図柄始動記憶個数表示部92a〜92dが最大で4個まで点灯表示される。
【0018】
操作ユニット70は、上面に図柄停止ボタン72を備えて構成されており、図柄停止ボタン72は、装飾図柄表示装置10に表示される装飾図柄の変動表示を停止する際に用いられる。また、図柄停止ボタン72は、装飾図柄表示装置10に表示される演出画面の種類を切り替える際にも用いられる。図柄停止ボタン72は、遊技者により複数の操作がされる操作手段を構成しており、後述するように「長押し」の操作や「単発押し」の操作、「Wクリック」の操作が行われる。
【0019】
図2は、パチンコ機1の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。この電子回路は、パチンコ遊技の進行に関する電気的制御などを行う主制御基板30に設けられた主制御回路、この主制御回路からの制御信号に基づいて各種演出装置の電気的制御を行う副制御基板40に設けられた副制御回路、および賞球等の払い出しやパチンコ球の発射を制御する枠制御基板60に設けられた払出・発射制御回路などから構成されている。
【0020】
主制御基板30には、メインCPU31や初期リセット回路32が実装されている。また、主制御基板30には、メインCPU31がパチンコ機1の遊技動作を処理制御するためのプログラムが記憶格納されたメインROM(リードオンリメモリ)33や、処理制御時にデータが一時的に記憶されるメインRAM(ランダムアクセスメモリ)34も実装されている。メインRAM34には、大当り遊技における大入賞口15の開放回数を計数する大入賞口開放回数カウンタや、大当り遊技の各ラウンドにおいて大入賞口15が開放している時間を計時する大入賞口開放時間タイマ、上述した普通図柄保留個数カウンタおよび普通電役入賞カウンタなどが記憶される。また、初期リセット回路32は、主制御回路の起動時にメインROM33に記憶されているプログラムに従った遊技処理を開始させるリセット信号を発生する。また、メインCPU31には、後述する各種スイッチやソレノイド等の周辺装置との間で信号を授受するI/Oポート(入出力ポート)35、および副制御基板40の副制御回路や枠制御基板60の払出・発射制御回路にコマンドを出力するコマンド出力ポート36が接続されている。I/Oポート35およびコマンド出力ポート36からは、メインCPU31から送出される制御信号が周辺装置や各基板40,60へシリアルに送信される。
【0021】
また、主制御基板30には、上述した通過ゲート13の内側に設けられ、パチンコ球が通過ゲート13を通過するのを検出する通過ゲートスイッチ13sや、普通電動役物14に入賞したパチンコ球を検出する始動入賞口スイッチ14sが接続されている。また、大入賞口15に入賞したパチンコ球を検出するカウントスイッチ15s、大入賞口15内部のVゾーンを通過したパチンコ球を検出するV・カウントスイッチ15v、一般入賞口16へ入賞したパチンコ球を検出する一般入賞口スイッチ16sが接続されている。また、主制御基板30には、羽根部材を変位させて普通電動役物14の球受入口を開状態や閉状態にする始動入賞口ソレノイド24、大入賞口15の扉を開閉する大入賞口ソレノイド25、および大入賞口15内部のVゾーンにパチンコ球が入賞した後にパチンコ球をVゾーン以外へ誘導するシーソーソレノイド21vなどがアクチュエータとして接続されている。また、主制御基板30には、バックアップクリアスイッチ基板に設けられたバックアップクリアスイッチ26が接続されている。バックアップクリアスイッチ26は、主制御基板30の主制御回路を構成するメインRAM34、および、枠制御基板60の払出・発射制御回路を構成する図示しないRAMのバックアップ内容のクリアを指令するバックアップクリア信号を出力する。また、主制御基板30には、上述した普通図柄表示装置11や、特別図柄表示装置12、普通図柄始動記憶個数表示部91、特別図柄始動記憶個数表示部92a〜92dなどで構成される図柄表示装置90が接続されている。これら図柄表示装置90は、遊技状況に応じてメインCPU31により発光制御される。
【0022】
上記各スイッチ13s,15s,16s,15vおよび各アクチュエータ21v,24,25は、盤面中継基板80を介して主制御基板30に接続されている。上記各スイッチ13s〜16s,15vがパチンコ球を検出すると、その検出信号は主制御基板30のメインCPU31に入力され、入力される検出信号に応じて、メインCPU31は上記各アクチュエータ21v,24,25をそれぞれ駆動制御する。
【0023】
副制御基板40には、装飾図柄表示装置(LCD)10、ランプ・LED18、およびスピーカ19が接続されている。ランプ・LED18は、遊技の演出をする際に用いられる枠上部飾りランプ6などを表している。副制御基板40は、装飾図柄表示装置10における画像表示を行う画像表示制御、遊技状態に応じてランプ・LED18の発光を制御する電飾制御、およびスピーカ19から効果音を放音させる音制御を行う。
【0024】
また、副制御基板40には、サブCPU41、プログラムROM42、およびワークRAM43が実装されている。サブCPU41には、図柄停止スイッチ72sが接続されている。図柄停止スイッチ72sおよびサブCPU41は、図柄停止ボタン72に対する複数の操作のうちの少なくとも2以上の操作、本実施形態では、後述する「長押し」や「Wクリック」、「単発押し」の3種類の操作をそれぞれ検知する操作検知手段を構成しており、これら3種類の操作のうちのいずれかの操作を検知すると、その操作の種類に応じたボタン検知信号を出力する。
【0025】
また、サブCPU41は、主制御基板30から受信したコマンドの解釈や、画像制御回路44、ランプ制御回路45、および音声制御回路46への制御指令を行う。プログラムROM42には、サブCPU41が装飾図柄表示装置10やランプ・LED18、スピーカ19の各動作を処理制御するための制御プログラムなどが記憶格納されている。ワークRAM43は、サブCPU41が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段として用いられる。このワークRAM43には、後述する各図柄停止タイマ(図13,図16〜図18参照)や、図柄停止スイッチ72sによって図柄停止ボタン72の操作が検知された後にこの操作が検知されなくなったときからの残存時間を計測する残存時間タイマ(図15参照)、装飾図柄表示装置10に表示される装飾図柄の変動状態を示す変動中フラグ(図13参照)、装飾図柄表示装置10に表示される演出画面の種類を示す演出モードフラグ(図15参照)、図柄停止スイッチ72sが図柄停止ボタン72の「Wクリック」操作を検知したか否かを示すWクリックフラグ(図15参照)、後述する停止順序決定手段によって決定された各図柄要素の停止順序を示す停止フラグ(図16〜図18参照)などが格納されている。
【0026】
画像制御回路44は、サブCPU41からの制御指令に応じて装飾図柄表示装置10に装飾図柄を表示するための画像データを生成する。ランプ制御回路45は、サブCPU41からの駆動信号により、パチンコ機1の遊技状態に応じてランプ・LED18の発光を制御する。音声制御回路46は、サブCPU41からの駆動信号により、パチンコ機1の遊技状態に応じてスピーカ19を制御する。
【0027】
サブCPU41,プログラムROM42,ワークRAM43および画像制御回路44は、装飾図柄を装飾図柄表示装置10に変動表示させると共に、所定の停止順序で停止表示させる表示制御手段を構成している。本実施形態では、表示制御手段は、図柄停止スイッチ72sによって検知された図柄停止ボタン72の操作の種類が後述する「長押し」,「Wクリック」,または「単発押し」のいずれかに基づいて装飾図柄の停止順序を決定する停止順序決定手段を構成していると共に、この停止順序決定手段によって決定された停止順序で、この停止順序を決定させた操作に基づいて、装飾図柄を停止表示させる停止表示手段を構成している。
【0028】
また、サブCPU41,プログラムROM42およびワークRAM43は、図柄停止スイッチ72sによって図柄停止ボタン72の操作が検知されてから検知されなくなるまでの検知時間を計測する検知時間計測手段を構成していると共に、図柄停止スイッチ72sによって図柄停止ボタン72の操作が検知された後に、この操作が検知されなくなったときからの残存時間を計測する残存時間計測手段をも構成している。
【0029】
上記の停止順序決定手段は、検知時間計測手段によって所定の検知時間(本実施形態では、5[sec]以上)が計測されたとき、すなわち5[sec]以上継続して図柄停止ボタン72が遊技者によって押圧されたときに、図柄停止ボタン72に対して第1の操作である「長押し」の操作が行われたものと判断して、装飾図柄の第1の停止順序を決定する。本実施形態では、第1の停止順序は、全装飾図柄を同時に停止表示させる停止順序である。また、停止順序決定手段は、検知時間計測手段によって上記の所定の検知時間が計測されなかったとき、すなわち図柄停止ボタン72の継続押圧操作が所定の検知時間よりも短い(本実施形態では、5[sec]未満)ときに、第1の停止順序とは異なる装飾図柄の停止順序(本実施形態では、以下に示す第2の停止順序または第3の停止順序)を決定する。
【0030】
つまり、停止順序決定手段は、上記の所定の検知時間が経過する前に図柄停止ボタン72の操作が行われた後の残存時間内(本実施形態では、500[msec]以内)に、図柄停止スイッチ72sによって図柄停止ボタン72の操作が再度検知されないとき、すなわち残存時間内に図柄停止ボタン72が1度だけ押圧操作されたときに、図柄停止ボタン72に対して第2の操作である「単発押し」の操作が行われたものと判断して、第2の停止順序を決定する。本実施形態では、第2の停止順序は、装飾図柄表示装置10で変動表示している装飾図柄の中で最も左側に位置する装飾図柄を停止表示させる停止順序である。また、停止順序決定手段は、残存時間内に図柄停止スイッチ72sによって図柄停止ボタン72の操作が再度検知されたとき、すなわち残存時間内に図柄停止ボタン72が2度押圧操作されたときに、図柄停止ボタン72に対して第3の操作である「Wクリック」の操作が行われたものと判断して、第2の停止順序とは異なる第3の停止順序を決定する。本実施形態では、第3の停止順序は、装飾図柄表示装置10で変動表示している装飾図柄の中で最も右側に位置する装飾図柄を停止表示させる停止順序である。
【0031】
枠制御基板60には、払出・発射制御回路および電源回路61が実装されており、賞球などを払い出す払出装置63、および、遊技盤に形成された遊技領域2にパチンコ球を発射する発射装置64が接続されている。発射装置64の発射強度は、発射ハンドル5が操作されることで調整操作される。払出・発射制御回路を構成する図示しない発射・払出CPUは、各種入賞に応じて主制御基板30から出力される払出コマンドに応じて払出装置63を駆動制御して賞球を払い出させると共に、遊技者による発射ハンドル5の操作に応じて発射装置64を駆動制御し、パチンコ球を遊技領域2へ発射させる。また、電源回路61は、各基板30,40,60に構成された回路等に電源を供給する。
【0032】
また、枠制御基板60には、パチンコ球の球貸しを要求するカードユニット65が接続されており、このカードユニット65には、球貸し操作パネル66が接続されている。カードユニット65は、球貸し操作パネル66の操作に応じて枠制御基板60の払出・発射制御回路との間で通信を行う。
【0033】
図3(a)は、主制御基板30に設けられたメインROM33に格納されている、後述する特別図柄記憶チェック処理(図8参照)で用いられる変動パターンテーブル、同図(b)は、副制御基板40に設けられたプログラムROM42に格納されている、後述するコマンド解析制御処理(図13参照)で用いられる変動演出決定テーブルを示している。
【0034】
同図(a)に示す変動パターンテーブルには、大当り判定処理(図8,S64参照)の判定結果に応じて、特別図柄の変動パターンの種類を示す変動パターン番号(“h0”〜“h7”)と、各変動パターン番号に応じた変動時間(“T1”〜“T8”)とがそれぞれ対応づけられて記憶されている。
【0035】
大当り判定処理で「ハズレ」と判定された場合、“h0”〜“h3”の中から変動パターン番号が抽選され、この抽選された変動パターン番号に応じた変動時間(“T1”〜“T4”)の間、抽選された変動パターン番号に応じた態様で特別図柄表示装置12において特別図柄の変動表示が行われる。また、大当り判定処理で「大当り」と判定された場合、“h4”〜“h7”の中から変動パターン番号が抽選され、この抽選された変動パターン番号に応じた変動時間(“T5”〜“T8”)の間、抽選された変動パターン番号に応じた態様で特別図柄表示装置12において特別図柄の変動表示が行われる。なお、本実施形態においては、特別図柄表示装置12における特別図柄の変動時間“T1”〜“T8”は、“T1”,“T2”,“T3”,“T4”,“T5”,“T6”,“T7”,“T8”の順に変動時間が長くなるように設定されている。
【0036】
また、同図(b)に示す変動演出決定テーブルには、「陸演出モード」および「海演出モード」の各演出モード毎に、主制御基板30から受信した受信変動パターン(“h0”〜“h7”)と、これら各受信変動パターンに応じた変動演出パターンとがそれぞれ対応づけられて記憶されている。「陸演出モード」は、ワークRAM43に記憶されている演出モードフラグに値(00)がセットされているときの演出モードであり、「海演出モード」は、ワークRAM43に記憶されている演出モードフラグに値(01)がセットされているときの演出モードである。各演出モードにおける演出表示は、装飾図柄表示装置10やランプ・LED18,スピーカ19などにより行われる。
【0037】
「陸演出モード」では、受信変動パターンが“h0”であるときには、通常変動演出パターンである「陸演出1」もしくは「陸演出2」のいずれかの演出が行われる。また、受信変動パターンが“h1”であるときにはノーマルリーチ演出パターンである「陸演出3」もしくは「陸演出4」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h2”であるときにはスーパーリーチA演出パターンである「陸演出5」もしくは「陸演出6」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h3”であるときにはスーパーリーチB演出パターンである「陸演出7」もしくは「陸演出8」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h4”であるときにはノーマルリーチ演出パターンである「陸演出9」もしくは「陸演出10」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h5”であるときにはスーパーリーチA演出パターンである「陸演出11」もしくは「陸演出12」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h6”であるときにはスーパーリーチB演出パターンである「陸演出13」もしくは「陸演出14」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h7”であるときにはプレミアリーチ演出パターンである「陸演出15」もしくは「陸演出16」のいずれかの演出がそれぞれ行なわれる。
【0038】
また、「海演出モード」では、受信変動パターンが“h0”であるときには、通常変動演出パターンである「海演出1」もしくは「海演出2」のいずれかの演出が行われる。また、受信変動パターンが“h1”であるときにはノーマルリーチ演出パターンである「海演出3」もしくは「海演出4」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h2”であるときにはスーパーリーチA演出パターンである「海演出5」もしくは「海演出6」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h3”であるときにはスーパーリーチB演出パターンである「海演出7」もしくは「海演出8」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h4”であるときにはノーマルリーチ演出パターンである「海演出9」もしくは「海演出10」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h5”であるときにはスーパーリーチA演出パターンである「海演出11」もしくは「海演出12」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h6”であるときにはスーパーリーチB演出パターンである「海演出13」もしくは「海演出14」のいずれかの演出、受信変動パターンが“h7”であるときにはプレミアリーチ演出パターンである「海演出15」もしくは「海演出16」のいずれかの演出がそれぞれ行なわれる。
【0039】
次に、本実施形態によるパチンコ機1の遊技動作の処理について説明する。
【0040】
図4は、本実施形態によるパチンコ機1の主制御基板30の主制御回路で行われるメイン処理の概略を示すフローチャートである。
【0041】
パチンコ機1の電源が投入されると、まず始めに、メインCPU31の動作の初期設定処理が行われる(図4,ステップ(以下Sと記す)1参照)。この初期設定処理では、メインRAM34のアクセス許可、バックアップ復帰処理、作業領域の初期化等の処理が実行される。続いて、特別図柄制御処理(S2)および普通図柄制御処理(S3)が実行される。S2の特別図柄制御処理では、後述するように、特別図柄表示装置12で行われる特別図柄ゲームの進行処理が、制御状態フラグの値に応じて行われる。また、S3の普通図柄制御処理では、普通図柄表示装置11で行われる普通図柄ゲームの進行処理が、制御状態フラグの値に応じて行われる。S3の処理が行われた後、処理はS2に戻る。このように、メイン処理においては、S1の初期設定処理が終了した後、S2およびS3の処理が繰り返し実行される。
【0042】
また、メインCPU31は、上記のメイン処理を実行している間、初期リセット回路32から所定の周期(例えば2[msec])毎に発生されるクロックパルスに応じて、システムタイマ割込処理を実行する。
【0043】
図5は、主制御基板30のメインCPU31によって行われる上記のシステムタイマ割込処理の概略を示すフローチャートである。
【0044】
システムタイマ割込処理では、最初に、メインCPU31は、大当り判定用乱数カウンタ、大当り図柄決定用乱数カウンタ等の各カウンタ値を“1”増加させる乱数更新処理を実行する(図5,S11参照)。大当り判定用乱数カウンタは、後述する大当り判定処理(図8,S64参照)において大当り遊技を行うか否かを決定する際にメインCPU31によって参照されるカウンタである。また、大当り図柄決定用乱数カウンタは、後述する特別図柄決定処理(図8,S65参照)において、変動表示を停止させたときに特別図柄表示装置12に表示される特別図柄を決定する際にメインCPU31によって参照されるカウンタである。大当り判定用乱数カウンタおよび大当り図柄決定用乱数カウンタは、いずれもメインRAM34に格納されている。
【0045】
次に、メインCPU31は、入力信号処理を行う(S12)。この入力信号処理では、メインCPU31は、上述した各スイッチ13s〜16s,15vから出力される検出信号に基づいて、通過ゲート13をパチンコ球が通過したか否かを検出する処理、および普通電動役物14や大入賞口15、一般入賞口16などにパチンコ球が入賞したか否かの処理を行う。メインCPU31は、これらの処理においてパチンコ球が入賞したことを検出すると、賞球を払い出す上述した払出コマンドをメインRAM34の所定領域に記憶する。この払出コマンドは、払出処理(S16参照)で枠制御基板60の払出・発射制御回路へ送信される。続いて、メインCPU31は、主制御基板30の主制御回路と副制御基板40の副制御回路との同期をとるための待ち時間タイマ(t)や、大入賞口開放時間タイマ等、各種のタイマの更新処理を実行する(S13)。次に、各種の変数に基づいてソレノイド21v,24,25などを駆動制御するための信号を出力する出力処理を実行する(S14)。
【0046】
S14の処理が終了した後、メインCPU31は、コマンド出力処理を実行する(S15)。この処理では、メインCPU31は、メインRAM34に記憶されている各種のコマンドを副制御基板40の副制御回路へ送信する。これらのコマンドとしては、特別図柄表示装置12に表示される特別図柄の種類を示す特別図柄コマンド、特別図柄の変動表示パターンを示す変動パターンコマンド、特別図柄の変動表示を停止させる変動表示停止コマンドなどが含まれる。次に、メインCPU31は、払出装置63に賞球の払い出しを行わせるための払出コマンドを枠制御基板60の払出・発射制御回路へ送信する払出処理を実行する(S16)。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了し、割込発生前のアドレスへ復帰し、メイン処理を実行する。
【0047】
次に、図6を参照して、図4,S2でメインCPU31によって行われる特別図柄制御処理について説明する。なお、同図において、S42からS50の側方に描いた数値は、それらの処理に対応する制御状態フラグの内容を示し、その制御状態フラグの数値に対応する処理が実行され、特別図柄ゲームが進行することとなる。
【0048】
この特別図柄制御処理では、最初に、メインCPU31は、制御状態フラグをロードして読み出す(図6,S41参照)。なお、後述するS42からS50において、メインCPU31は、後述するように、制御状態フラグの値に基づいて、各種の処理を実行するか否かを判断することとなる。この制御状態フラグは、特別図柄ゲームの遊技の状態を示すものであり、S42からS50における処理のいずれかを実行可能にするものである。また、それに加えて、メインCPU31は、各処理に対して設定された待ち時間タイマ(t)等に応じて決定される所定のタイミングで各処理を実行する。なお、この所定のタイミングに至る前においては、各処理を実行することなく終了することとなり、他のサブルーチンを実行することとなる。もちろん、所定の周期でシステムタイマ割込処理も実行する。
【0049】
S42においては、特別図柄記憶チェック処理を実行する。詳しくは図8を用いて後述するが、この処理では、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)である場合に、普通電動役物14に入賞したパチンコ球の保留個数のチェックを行い、保留個数がある場合に、大当り判定、停止表示させる特別図柄、および特別図柄の変動パターン等の決定を行う。そして、メインCPU31は、特別図柄変動時間管理を示す値(01)を制御状態フラグにセットし、今回の処理で決定された変動パターンに対応する変動時間を待ち時間タイマ(t)にセットする。そして、待ち時間タイマ(t)にセットされた変動時間が経過すると、S43に処理を移す。
【0050】
S43においては、特別図柄変動時間管理処理を実行する。詳しくは図9を用いて後述するが、この処理では、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理を示す値(01)であり、変動時間が経過した場合に、特別図柄表示時間管理を示す値(02)を制御状態フラグにセットし、変動確定後待ち時間(例えば1秒)を待ち時間タイマ(t)にセットする。そして、待ち時間タイマ(t)にセットした変動確定後待ち時間が経過すると、S44に処理を移す。
【0051】
S44においては、特別図柄表示時間管理処理を実行する。詳しくは図10を用いて後述するが、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄表示時間管理を示す値(02)であり、変動確定後待ち時間が経過した場合に、大当りか否かを判断する。メインCPU31は、大当りである場合に、大当り開始インターバル管理を示す値(03)を制御状態フラグにセットし、大当り開始インターバルに対応する時間(例えば10秒)を待ち時間タイマ(t)にセットする。そして、待ち時間タイマ(t)にセットした大当り開始インターバルに対応する時間が経過すると、S45に処理を移す。また、メインCPU31は、大当りではない場合には、特別図柄ゲーム終了を示す値(08)をセットして、S50に処理を移す。
【0052】
S45においては、大当り開始インターバル管理処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大当り開始インターバル管理を示す値(03)であり、その大当り開始インターバルに対応する時間が経過した場合に、大入賞口15を開放させるために、メインROM33から読み出されたデータに基づいて、メインRAM34に位置付けられた変数を更新する。そして、メインCPU31は、大入賞口開放中を示す値(04)を制御状態フラグにセットしてS47の処理を実行するように設定するとともに、開放上限時間(例えば30秒)を大入賞口開放時間タイマにセットし、大入賞口開放回数カウンタに初期値である“1”をセットする。そして、メインCPU31は、ラウンド数を示すデータおよび大入賞口15が開放中である旨を示す大入賞口開放中コマンドを、メインRAM34の所定領域にセットする。これによって、大入賞口開放中コマンドは、主制御基板30のメインCPU31から副制御基板40のサブCPU41に送信される。これによって、副制御基板40の副制御回路においても、ラウンド数や大入賞口15の状態が認識される。この処理が終了した場合には、S47に処理を移す。
【0053】
S46においては、大入賞口再開放前待ち時間管理処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口再開放待ち時間管理を示す値(06)であり、ラウンド間インターバルに対応する時間が経過した場合に、大入賞口開放回数カウンタを“1”増加するように記憶更新する。そして、メインCPU31は、大入賞口開放中を示す値(04)を制御状態フラグにセットしてS47の処理を実行するように設定するとともに、開放上限時間(例えば30秒)を大入賞口開放時間タイマにセットする。この処理が終了した場合には、S47に処理を移す。
【0054】
S47においては、大入賞口開放中処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口開放中を示す値(04)である場合に、大入賞口15に入賞したパチンコ球の数を計数する大入賞口入賞カウンタが“10”以上であるという条件、または、大入賞口15の開放上限時間を経過した(大入賞口開放時間タイマが“0”である)という条件のいずれかを満たすか否かを判別する。メインCPU31は、いずれかの条件を満たした場合に、大入賞口15を閉鎖させるために、メインRAM34に位置付けられた変数を更新する。そして、メインCPU31は、大入賞口内残留球監視を示す値(05)を制御状態フラグにセットして、大入賞口内残留球監視時間(例えば1秒)を待ち時間タイマ(t)にセットする。つまり、大入賞口内残留球監視時間が経過した後、S48の処理を実行するように設定する。なお、メインCPU31は、上記のいずれの条件も満たさない場合には、上述した処理を実行しない。S47の処理が終了した場合には、S48に処理を移す。
【0055】
S48においては、大入賞口内残留球監視処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口内残留球監視を示す値(05)であり、大入賞口内残留球監視時間が経過した場合に、大入賞口15における特定領域(Vゾーン)をパチンコ球が通過しなかったという条件、または、大入賞口開放回数カウンタが大入賞口開放回数最大値以上である(最終ラウンドである)という条件のいずれかを満たすか否かを判断する。メインCPU31は、いずれかの条件を満たした場合に、大当り終了インターバルを示す値(07)を制御状態フラグにセットし、大当り終了インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。つまり、大当り終了インターバルに対応する時間が経過した後、S49の処理を実行するように設定する。一方、メインCPU31は、いずれの条件も満たさない場合に、大入賞口再開放待ち時間管理を示す値(06)を制御状態フラグにセットするとともに、ラウンド間インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。この場合、ラウンド間インターバルに対応する時間が経過した後、S46の処理を実行するように設定する。
【0056】
S49においては、大当り終了インターバル処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大当り終了インターバルを示す値(07)であり、大当り終了インターバルに対応する時間が経過した場合に、特別図柄ゲーム終了を示す値(08)を制御状態フラグにセットしてS50の処理を実行するように設定する。そして、メインCPU31は、大当り図柄が確変図柄である場合には、遊技状態を確率変動状態に移行させる制御を行う。この処理が終了した場合には、S50に処理を移す。
【0057】
S50においては、特別図柄ゲーム終了処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄ゲーム終了を示す値(08)である場合に、特別図柄始動記憶個数表示部12に示される普通電役入賞カウンタの値(保留個数)を“1”減少するように記憶更新する。また、メインCPU31は、保留個数が“1”減少する旨の始動記憶数指定コマンドを示すデータを、メインRAM34の所定の記憶領域にセットする。セットされた始動記憶数指定コマンドは、主制御基板30のメインCPU31から副制御基板40のサブCPU41に送信される。これによって、副制御基板40の副制御回路においても、保留個数が“1”減少した旨が認識される。そして、メインCPU31は、次回の変動表示を行うために、特別図柄記憶領域の更新を行い、制御状態フラグに特別図柄記憶チェックを示す値(00)をセットして、S42の処理を実行するように設定する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0058】
上述したように制御状態フラグをセットすることにより、特別図柄表示装置12において特別図柄ゲームが実行されることとなる。具体的には、メインCPU31は、図7に示すように、大当り判定の結果がハズレで大当り遊技状態にならないときには、制御状態フラグを“00”、“01”、“02”、“08”と順にセットすることにより、図6に示すS42、S43、S44、S50の処理を所定のタイミングで実行することとなる。また、メインCPU31は、大当り判定の結果が大当りで大当り遊技状態になるときには、制御状態フラグを“00”、“01”、“02”、“03”と順にセットすることにより、図6に示すS42、S43、S44、S45の処理を所定のタイミングで実行し、大当り遊技状態への制御を実行することとなる。更には、メインCPU31は、大当り遊技状態への制御が実行された場合には、制御状態フラグを“04”、“05”、“06”と順にセットすることにより、図6に示すS47、S48、S46の処理を所定のタイミングで実行し、大当り遊技を実行することとなる。なお、大当り遊技が実行されている場合において、大当り遊技状態の終了条件が成立した場合には、制御状態フラグを“04”、“05”、“07”、“08”と順にセットすることにより、図6に示すS47からS50の処理を所定のタイミングで実行し、大当り遊技状態を終了することとなる。なお、この大当り遊技状態の終了条件は、所定の時間が経過するまでに大入賞口15の特定領域へのパチンコ球の通過がなかったこと(いわゆる「パンク」)、または、大当りラウンド最大継続数(上限ラウンド数、例えば、本実施形態においては15ラウンド)が終了したことである。
【0059】
図8は、上述した特別図柄制御処理のS42において行われる特別図柄記憶チェック処理の詳細を示すフローチャートである。
【0060】
この特別図柄記憶チェック処理では、まず、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)であるか否かを判別する(図8,S61参照)。この判別が“No”である場合、特別図柄記憶チェック処理は終了する。一方、S61の判別が“Yes”である場合、続いてメインCPU31は、メインRAM34の普通電役入賞カウンタの値を読み出して、普通電動役物14に入賞したパチンコ球の保留個数が“0”であるか否かを判別する(S62)。この判別が“Yes”である場合、特別図柄記憶チェック処理は終了する。一方、S62の判別が“No”である場合、メインCPU31は、制御状態フラグに特別図柄変動時間管理を示す値(01)をセットし(S63)、続いて、大当り判定処理を行う(S64)。大当り判定処理では、大当り判定用乱数カウンタの値を読み出して大当り遊技を実行するか否かを決定する大当り抽選を行い、この抽選に当選したか否かの判定を行う。
【0061】
続いて、メインCPU31は特別図柄決定処理を行う(S65)。特別図柄決定処理では、メインCPU31は、大当り図柄決定用乱数カウンタの値を読み出し、大当り抽選の結果に基づいて図柄停止表示処理(図9,S74参照)で停止表示させる特別図柄を決定する。続いて、メインCPU31は、変動パターン決定処理を行う(S66)。変動パターン決定処理では、変動パターンテーブル(図3(a)参照)を参照して、大当り抽選の結果に基づいて、特別図柄の変動パターン番号(“h0”〜“h7”)および変動時間(“T1”〜“T8”)を決定する。続いて、この変動パターン決定処理で決定した変動時間を待ち時間タイマ(t)にセットする(S67)。S67の処理が終了すると、メインCPU31は、今回の変動パターンの決定に際して用いられたメインRAM34の記憶領域をクリアして(S68)、特別図柄記憶チェック処理を終了する。
【0062】
図9は、上述した特別図柄制御処理のS43において行われる特別図柄変動時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。
【0063】
この特別図柄変動時間管理処理では、まず、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理を示す値(01)であるか否かを判別する(図9,S71参照)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄変動時間管理処理を終了する。一方、S71の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、図柄変動表示処理を行う(S72)。この図柄変動表示処理では、図8,S67の処理で変動時間がセットされた待ち時間タイマ(t)の値に対応して、特別図柄表示装置12に表示する特別図柄の変動表示を行う。
【0064】
続いて、メインCPU31は、図8,S67でセットした待ち時間タイマ(t)の値が“0”になったか否か、すなわち、特別図柄の変動表示が開始されてから、変動パターン決定処理(図8,S66)で決定した変動時間が経過したか否かを判別する(S73)。待ち時間タイマ(t)の値が“0”でなくてこの判別が“No”である場合、特別図柄変動時間管理処理は終了する。一方、待ち時間タイマ(t)の値が“0”であってS73の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、図柄確定停止表示処理を行い、特別図柄表示装置12に変動表示されている特別図柄を、特別図柄決定処理(図8,S65参照)で決定された態様で停止表示させる(S74)。続いて、メインCPU31は、制御状態フラグに特別図柄表示時間管理を示す値(02)をセットする(S75)。続いて、変動確定後待ち時間を待ち時間タイマ(t)にセットして(S76)、特別図柄変動時間管理処理を終了する。
【0065】
図10は、上述した特別図柄制御処理のS44において行われる特別図柄表示時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。
【0066】
この特別図柄表示時間管理処理では、まず、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄表示時間管理を示す値(02)であるか否かを判別する(図10,S91参照)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄表示時間管理処理を終了する。一方、S91の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、図9,S76でセットした待ち時間タイマ(t)の値が“0”であるか否かを判別する(S92)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄表示時間管理処理を終了する。一方、S92の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、大当り判定処理(図8,S64)において大当り抽選に当選したと判定されたか否かを判別する(S93)。この判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、制御状態フラグに大当り開始インターバル管理を示す値(03)をセットし(S94)、続いて、大当り開始インターバルに対応する時間を待ち時間タイマ(t)にセットする(S95)。一方、S93の判別が“No”である場合、メインCPU31は、制御状態フラグに特別図柄ゲーム終了を示す値(08)をセットする(S96)。S95またはS96の処理が行われると、特別図柄表示時間管理処理は終了する。
【0067】
図11は、本実施形態によるパチンコ機1の副制御基板40の副制御回路で行われるメイン処理の概略を示すフローチャートである。
【0068】
パチンコ機1の電源が投入されると、まず始めに、サブCPU41の動作の初期化処理が行われる(図11,S101参照)。この初期化処理では、ワークRAM43のアクセス許可、バックアップ復帰処理、作業領域の初期化等の処理が実行される。引き続いて、サブCPU41は、乱数更新処理を行う(S102)。この乱数更新処理では、後述するコマンド解析制御処理において装飾図柄の演出表示パターンを決定する際(図13,S124参照)に用いられる乱数などの更新が行われる。続いて、後述するコマンド解析制御処理を行い(S103)、後述する表示制御処理を行う(S104)。続いて、サブCPU41は、音制御処理(S105)およびランプ制御処理(S106)を行う。音制御処理およびランプ制御処理では、ワークRAM43に記憶された演出データに基づいて、ランプ制御回路45および音声制御回路46を駆動し、ランプ・LED18の発光およびスピーカ19からの出音を制御する。S106の処理が行われた後、処理はS102に戻る。このように、副制御回路で行われるメイン処理においても、図4に示す主制御回路で行われるメイン処理と同様、S101の初期化処理が終了した後、S102〜S106の処理が繰り返し実行される。
【0069】
図12は、図11に示すメイン処理が実行されている間、副制御基板40の副制御回路で定期的に行われるコマンド受信割込処理の概略を示すフローチャートである。
【0070】
コマンド受信割込処理では、まず、サブCPU41は、レジスタに格納されているデータをワークRAM43の作業領域に一旦退避させる(図12,S111参照)。続いて、サブCPU41は、主制御基板30から特別図柄コマンドや変動パターンコマンドなどの各種コマンドを受信している場合、この受信したコマンドをワークRAM43の受信バッファ領域へ格納する(S112)。続いて、サブCPU41は、S111でワークRAM43の作業領域に退避させたデータをレジスタに復帰させ(S113)、コマンド受信割込処理を終了する。
【0071】
図13は、図11に示すコマンド解析制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【0072】
コマンド解析制御処理では、まず、サブCPU41は、ワークRAM43の受信バッファ領域を参照して、主制御基板30から図柄コマンドを受信したか否かを判別する(図13,S121参照)。この判別が“Yes”である場合、続いて装飾図柄決定処理を行う(S122)。装飾図柄決定処理では、サブCPU41は、装飾図柄表示装置10に停止表示させる装飾図柄を決定する。S121の判別が“No”である場合、または、S122の処理が終了すると、続いてサブCPU41は、ワークRAM43の受信バッファ領域を参照して、主制御基板30から変動パターンコマンドを受信したか否かを判別する(S123)。この判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、現在の演出モードおよび受信した変動パターンコマンドに基づき、変動演出決定テーブル(図3(b)参照)を参照して、変動演出パターン(陸演出1〜16,海演出1〜16)の中からいずれかの演出表示パターンを決定する(S124)。続いて、決定した演出表示パターンをワークRAM43の作業領域にセットし(S125)、決定した演出表示パターンに対応する各図柄停止タイマをワークRAM43の作業領域にセットして(S126)、各図柄停止タイマに初期値をセットする。その後、サブCPU41は、装飾図柄が変動表示中であることを示す値(01)を変動中フラグにセットして(S127)、コマンド解析制御処理を終了する。
【0073】
上記の各図柄停止タイマは、後述する表示制御処理(図16〜図18)で用いられるタイマであり、装飾図柄表示装置10の最も左側に表示される装飾図柄(第1図柄)の変動時間を計測する第1図柄停止タイマ、装飾図柄表示装置10の中央に表示される装飾図柄(第2図柄)の変動時間を計測する第2図柄停止タイマ、および装飾図柄表示装置10の最も右側に表示される装飾図柄(第3図柄)の変動時間を計測する第3図柄停止タイマで構成されている。本実施形態では、第1図柄停止タイマ、第2図柄停止タイマおよび第3図柄停止タイマには、それぞれの変動パターンに対応した変動時間に応じて、例えば、6[sec]、7[sec]および10[sec]が初期値としてセットされる。従って、本実施形態では、図柄停止ボタン72による停止操作が行われない場合には、装飾図柄表示装置10の左側,中央および右側にそれぞれ変動表示される各装飾図柄は、それぞれ変動表示の開始から6[sec]、7[sec]および10[sec]が経過したときに自動的に停止する。
【0074】
また、上記のS123の判別が“No”である場合、サブCPU41は、ワークRAM43の受信バッファ領域を参照して、主制御基板30から図柄確定コマンドを受信したか否かを判別する(S128)。図柄確定コマンドは、特別図柄表示装置12に変動表示される特別図柄の変動表示の開始から変動時間が経過し、さらにその後の確定後待ち時間が経過したことを通知するコマンドであり、メインCPU31とサブCPU41との間で処理の同期をとるために主制御基板30から送信されるものである。図柄確定コマンドを受信したときには、装飾図柄表示装置10における装飾図柄の変動表示は終了している。従って、S128の判別が“Yes”である場合には、サブCPU41は、次回の装飾図柄の変動表示に備えるために、S125でワークRAM43にセットした演出表示パターンをクリアし(S129)、装飾図柄が変動表示中でないことを示す値(00)を変動中フラグにセットして(S130)、コマンド解析制御処理を終了する。
【0075】
一方、S128の判別が“No”で、図柄コマンド,変動パターンコマンドおよび図柄確定コマンド以外の他のコマンドを主制御基板30から受信している場合、サブCPU41は、受信したコマンドに対応する処理を実行して(S131)、コマンド解析制御処理を終了する。
【0076】
図14は、図11に示すメイン処理がサブCPU41によって実行されている間、副制御基板40の副制御回路で定期的に行われるタイマ割込処理の概略を示すフローチャートである。
【0077】
このタイマ割込処理では、まず、サブCPU41は、レジスタに格納されているデータをワークRAM43の作業領域に一旦退避させる(図14,S141参照)。続いてサブCPU41は、副制御基板40のワークRAM43にセットされている各種のタイマの更新処理を実行する(S142)。続いて、後述する操作ボタン入力処理を行い(S143)、S141でワークRAM43の作業領域に退避させたデータをレジスタに復帰させ(S144)、タイマ割込処理を終了する。
【0078】
図15は、図14,S143に示す操作ボタン入力処理の詳細を示すフローチャートである。
【0079】
操作ボタン入力処理では、まず、サブCPU41は、ボタン検知信号が“ON”になっているか否か、すなわち、図柄停止スイッチ72sが図柄停止ボタン72の操作を検知したか否かを判別する(図15,S151参照)。この判別が“Yes”である場合、続いてサブCPU41は、上述したコマンド解析制御処理(図13参照)のS127において変動中フラグに値(01)がセットされているか否か、すなわち、装飾図柄表示装置10で装飾図柄の変動表示が行なわれているか否かを判別する(S152)。装飾図柄が変動表示中でなくてS152の判別が“No”である場合、続いてサブCPU41は、ワークRAM43を参照して、演出モードフラグに値(01)がセットされているか否かを判別する(S166)。この判別が“Yes”である場合には、演出モードフラグに値(00)をセットし(S167)、S166の判別が“No”である場合には、演出モードフラグに値(01)をセットして(S168)、操作ボタン入力処理を終了する。本実施形態では、演出モードフラグに値(00)がセットされているときには、陸のシーンで構成される演出画面が装飾図柄表示装置10に表示され、演出モードフラグに値(01)がセットされているときには、海のシーンで構成される演出画面が装飾図柄表示装置10に表示される。
【0080】
一方、装飾図柄表示装置10に装飾図柄が変動表示中であって、S152の判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、Wクリックフラグの値が(01)であるか否かを判別する(S153)。この判別が“No”である場合、続いてサブCPU41は、検知時間計測処理を行う(S154)。この検知時間計測処理では、S151においてボタン検知信号が検知され始めてからの経過時間、すなわち、図柄停止ボタン72が継続して押操作されている時間が計測される。続いて、サブCPU41は、ボタン検知信号が“OFF”になったか否か、すなわち、図柄停止スイッチ72sが図柄停止ボタン72の操作を検知しなくなったか否かを判別する(S155)。この判別が“No”である場合、操作ボタン入力処理は終了する。一方、この判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、S154の検知時間計測処理で計測した時間が第1の時間(5[sec])以上であるか否か、すなわち「長押し」の操作が行われたものと判断される時間が経過したか否かを判別する(S156)。「長押し」の操作時間が経過してS156の判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、停止フラグに値(01)をセットして(S157)、操作ボタン入力処理を終了する。また、S156の判別が“No”である場合、サブCPU41は、Wクリックフラグに値(01)をセットする(S158)。続いて、残存時間タイマに500[msec]をセットし(S159)、操作ボタン入力処理を終了する。
【0081】
また、ボタン検知信号が“OFF”であってS151の判別が“No”である場合、すなわち、図柄停止ボタン72が押操作されていないタイミングで操作ボタン入力処理が開始されたときには、サブCPU41は、Wクリックフラグの値が(01)であるか否かを判別する(S161)。この判別が“No”である場合、操作ボタン入力処理は終了する。一方、この判別が“Yes”である場合、長押し時間内に図柄停止ボタン72のボタン検知信号が“OFF”になったことが検出され、さらに、その後、ボタン検知信号の“OFF”状態が継続しているため、今回の操作が「単発押し」に該当するか否かを確認するため、サブCPU41は残存時間計測処理を行う(S162)。この残存時間計測処理では、S159の処理でセットした残存時間タイマの値を減算して、カウントダウンする。続いて、S162で減算した残存時間タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S163)。この判別が“No”である場合には、「単発押し」の操作が行われたことをまだ確定することができない状態であるため、操作ボタン入力処理は終了する。一方、残存時間タイマの値が0[sec]になっていて、S163の判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、「単発押し」の操作が行われたものと判断し、停止フラグに値(02)をセットする(S164)。そして、Wクリックフラグに値(00)をセットしてWクリックフラグをクリアし(S165)、操作ボタン入力処理を終了する。
【0082】
また、S153の判別が“Yes”である場合、残存時間タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S169)。この判別が“No”である場合、長押し時間内に図柄停止ボタン72のボタン検知信号が“OFF”になったことが検出され、さらに、その後、残存時間内にボタン検知信号が“ON”になったため、図柄停止ボタン72が500[msec]以内に2度押圧されて「Wクリック」操作が行われたことが判明する。従って、サブCPU41は、停止フラグに値(03)をセットして(S170)、「Wクリック」の操作が行われたことを表し、操作ボタン入力処理を終了する。
【0083】
図16〜図18は、図11のS104に示す表示制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【0084】
表示制御処理では、まず、サブCPU41は、図13に示すコマンド解析制御処理のS125において、演出表示パターンがセットされているか否かを判別する(図16,S171参照)。この判別が“No”である場合、そのまま表示制御処理を終了する。一方、S171の判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、停止フラグにセットされている値が(01)であるか否かを判別する(S172)。「長押し」の操作が行われて図15,S157の処理で停止フラグに値(01)がセットされており、S172の判別が“Yes”である場合には、停止フラグに値(00)をセットし(S173)、第1図柄停止タイマ、第2図柄停止タイマおよび第3図柄停止タイマの各図柄停止タイマにそれぞれ0[sec]を再度セットしてリセットする(S174)。また、S172の判別が“No”である場合、または、S174の処理が終了すると、続いてサブCPU41は、第1図柄停止タイマの値が0[sec]であるか否かを判別する(S175)。
【0085】
S175の判別が“Yes”である場合、所定の変動時間(6[sec])が経過したため、第1図柄、すなわち装飾図柄表示装置10における左側の装飾図柄の停止制御を行う(S176)。また、S175の判別が“No”である場合には、停止フラグにセットされている値が(02)であるか否かを判別する(S177)。「単発押し」の操作が行われて図15,S164の処理で停止フラグに値(02)がセットされており、この判別が“Yes”である場合、停止フラグに値(00)をセットして停止フラグをリセットし(S178)、第1図柄の停止制御を行う(S176)。また、S177の判別が“No”である場合、サブCPU41は、停止フラグにセットされている値が(03)であるか否かを判別する(S179)。「Wクリック」の操作が行われて図15,S170の処理で停止フラグに値(03)がセットされており、この判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、停止フラグに値(00)をセットして停止フラグをリセットし(S180)、続いて、第3図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S181)。この判別が“Yes”である場合、続いてサブCPU41は、第2図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S182)。この判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、第1図柄の停止制御を行う(S176)。一方、S182の判別が“No”である場合、サブCPU41は、第2図柄停止タイマに0[sec]をセットする(S183)。また、S181の判別が“No”である場合、サブCPU41は、第3図柄停止タイマに0[sec]をセットする(S184)。
【0086】
上記のS176における停止制御では、図13,S122で決定された装飾図柄を最終的に停止表示させる確定停止状態にはならず、各装飾図柄は仮停止状態となる。各装飾図柄が仮停止状態にあるときには、特別図柄表示装置12における特別図柄が停止するまでの間、各装飾図柄は、特別図柄表示装置12における特別図柄の変動時間との調整を図るために完全には停止表示されず、停止表示後に再変動が可能な表示状態となり、例えば、停止表示される図柄を中心に揺れ動く揺れ変動状態となる。なお、このような装飾図柄の仮停止は、後述する第2図柄の停止制御(図17,S187)および第3図柄の停止制御(図18,S198)においても行われる。
【0087】
S179の判別が“No”である場合、または、S183もしくはS184の処理が終了すると、サブCPU41は、コマンド解析制御処理で決定した演出表示パターン(図13,S124参照)に応じた態様で第1図柄の変動表示を継続させる第1図柄変動表示制御を行う(S185)。
【0088】
S176またはS185の処理が終了すると、次に、サブCPU41は、第2図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(図17,S186参照)。この判別が“Yes”である場合、所定の変動時間(7[sec])が経過したため、第2図柄、すなわち装飾図柄表示装置10における中央の装飾図柄の停止制御を行う(S187)。また、S186の判別が“No”である場合、続いて、停止フラグにセットされている値が(02)であるか否かを判別する(S188)。この判別が“Yes”である場合、停止フラグに値(00)をセットして停止フラグをリセットし(S189)、続いて、第1図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S190)。この判別が“Yes”である場合、第2図柄の停止制御を行い(S187)、一方、S190の判別が“No”である場合には、第1図柄停止タイマに0[sec]をセットする(S191)。また、S188の判別が“No”である場合、サブCPU41は、停止フラグにセットされている値が(03)であるか否かを判別する(S192)。この判別が“Yes”である場合、停止フラグに値(00)をセットして停止フラグをリセットし(S193)、続いて、第3図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S194)。この判別が“Yes”である場合、第2図柄の停止制御を行い(S187)、一方、S194の判別が“No”である場合には、第3図柄停止タイマに0[sec]をセットする(S195)。
【0089】
S192の判別が“No”である場合、または、S191もしくはS195の処理が終了すると、サブCPU41は、コマンド解析制御処理で決定した演出表示パターン(図13,S124参照)に応じた態様で第2図柄の変動表示を継続させる第2図柄変動表示制御を行う(S196)。
【0090】
S187またはS196の処理が終了すると、次に、サブCPU41は、第3図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(図18,S197参照)。この判別が“Yes”である場合、所定の変動時間(10[sec])が経過したため、第3図柄、すなわち装飾図柄表示装置10における右側の装飾図柄の停止制御を行う(S198)。また、S197の判別が“No”である場合、続いて、停止フラグにセットされている値が(03)であるか否かを判別する(S199)。この判別が“Yes”である場合、停止フラグに値(00)をセットして停止フラグをリセットし(S200)、第3図柄の停止制御を行う(S198)。また、S199の判別が“No”である場合、サブCPU41は、停止フラグにセットされている値が(02)であるか否かを判別する(S201)。この判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、停止フラグに値(00)をセットして停止フラグをリセットし(S202)、続いて、第1図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S203)。この判別が“Yes”である場合、続いてサブCPU41は、第2図柄停止タイマの値が0[sec]になっているか否かを判別する(S204)。この判別が“Yes”である場合、第3図柄の停止制御を行う(S198)。一方、S204の判別が“No”である場合、サブCPU41は、第2図柄停止タイマに0[sec]をセットする(S205)。また、S203の判別が“No”である場合には、サブCPU41は、第1図柄停止タイマに0[sec]をセットする(S206)。
【0091】
S198の処理が終了すると、サブCPU41は、特別図柄表示装置12における特別図柄の変動時間が“0”であるか否か、すなわち、主制御基板30から図柄確定コマンドを受信(図13,S128参照)したか否かを判別する(S208)。この判別が“No”である場合、表示制御処理は終了する。一方、S208の判別が“Yes”である場合、サブCPU41は、S176,S187およびS198で仮停止状態にあった各装飾図柄を確定停止状態にする図柄確定停止表示処理を行う(S209)。
【0092】
また、S201の判別が“No”である場合、または、S205もしくはS206の処理が終了すると、サブCPU41は、コマンド解析制御処理で決定した演出表示パターン(図13,S124参照)に応じた態様で第3図柄の変動表示を継続させる第3図柄変動表示制御を行う(S207)。
【0093】
上記のように、表示制御処理では、図柄停止ボタン72に対する操作の種類(「長押し」,「単発押し」または「Wクリック」)に応じて決定される停止フラグの値(図15,S157,S164,S170参照)に基づいて、装飾図柄表示装置10に表示される装飾図柄の変動表示制御および停止表示制御が行われる。
【0094】
例えば、装飾図柄表示装置10に装飾図柄が変動表示されているときに、最初に、図柄停止ボタン72に対して「Wクリック」の操作が行われ、続いて「単発押し」、最後に再び「Wクリック」の操作が行われる場合、各装飾図柄は以下に示す停止順序で停止表示される。
【0095】
まず始めに、図柄停止ボタン72に対して「Wクリック」の操作が行われると、停止フラグに値(03)がセットされる(図15,S170参照)。そして、変動開始から6[sec]が経過する前であれば各図柄停止タイマは0[sec]になっていないため、図16のS171,S172,S175,S177,S179,S180およびS181の順に処理が行われた後、第3図柄停止タイマに0[sec]がセットされる(図16,S184参照)。このとき、停止フラグの値は(00)にリセットされている(図16,S180参照)。続いて、S185,図17のS186,S188,S192およびS196の順に処理が行われた後、図18に示すS197の判別においてその結果が“Yes”となり、装飾図柄表示装置10の最も右側で変動表示中の第3図柄の停止制御が行われる(図18,S198参照)。つまり、「Wクリック」の操作に対応した第3の停止順序で装飾図柄が停止表示する。
【0096】
次に、図柄停止ボタン72に対して「単発押し」の操作が行われると、停止フラグに値(02)がセットされる(図15,S164参照)。このとき、変動開始から6[sec]が経過する前である場合には、第1図柄停止タイマおよび第2図柄停止タイマはまだ0[sec]になっていないため、図16のS171,S172,S175,S177およびS178の順に処理が行われた後、装飾図柄表示装置10の最も左側で変動表示中の第1図柄の停止制御が行われる(図16,S176参照)。つまり、「単発押し」の操作に対応した第2の停止順序で装飾図柄が停止表示する。このとき、停止フラグの値は(00)にリセットされている(図16,S178参照)。続いて、図17に示すS186,S188,S192およびS196の順に処理が行われた後、図18に示すS197およびS198の処理が行われるが、第3図柄は既に停止表示されているため、S198の処理では、装飾図柄表示装置10には何も変化は生じない。
【0097】
さらに、図柄停止ボタン72に対して「Wクリック」の操作が行われると、停止フラグに値(03)がセットされる(図15,S170参照)。このとき、変動開始から6[sec]が経過したが7[sec]が経過する前であれば、第1図柄停止タイマに0[sec]がセットされているが、第2図柄停止タイマはまだ0[sec]になっていないため、図16のS171,S172,S175,S176,図17のS186,S188,S192,S193およびS194の順に処理が行われた後、装飾図柄表示装置10の最も右側に位置するその中央で変動表示中の第2図柄の停止制御が行われる(図17,S187参照)。つまり、「Wクリック」の操作に対応した第3の停止順序で装飾図柄が停止表示する。その後、図18のS197およびS198の順に処理が行われて、全装飾図柄の停止表示が完了する。
【0098】
また、各装飾図柄は、上記のように図柄停止ボタン72に対する操作に基づいた停止順序で停止表示されるが、図柄停止ボタン72が操作されない場合には、装飾図柄は、図柄停止タイマに従って停止表示されることになる。つまり、第1図柄は変動開始から6[sec]が経過したときに自動的に停止表示され、第2図柄および第3図柄は、それぞれ変動開始から7[sec]および10[sec]が経過したときに自動的に停止表示される。従って、図柄停止ボタン72が一度も操作されない場合には、各装飾図柄は、第1図柄,第2図柄,第3図柄の順で停止表示されることになる。
【0099】
このような本実施形態によるパチンコ機1によれば、上述したように、装飾図柄の変動表示が行われているときに図柄停止ボタン72に対する「長押し」や「Wクリック」、「単発押し」などの操作が行なわれると、この操作の種類が図柄停止スイッチ72sおよびサブCPU41によって検知される。そして、検知された操作の種類に基づいて、各装飾図柄の停止順序が決定され、この停止順序を決定させた「長押し」や「Wクリック」、「単発押し」などの操作に基づいて、各装飾図柄が装飾図柄表示装置10に停止表示される。このため、1つの図柄停止ボタン72に対する操作だけで、各装飾図柄の停止順序を決定すると共に、各装飾図柄を停止させることができるようになる。従って、従来のパチンコ機における、各装飾図柄に対する複数のボタンに対して複数の停止操作を行なう煩わしさを解消して、図柄停止ボタン72の操作性を向上しつつ、パチンコ遊技の興趣向上を図ることができる。また、図柄停止ボタン72は1つで済むため、パチンコ機1における図柄停止ボタン72の配置スペースが狭く済むと共に、パチンコ機1の製造コストを抑えることができる。
【0100】
また、本実施形態では、検知時間計測手段によって5[sec]の長押し時間が計測されると、図柄停止ボタン72に対する第1の操作である「長押し」の操作が検出され、全装飾図柄は、装飾図柄表示装置10において同時に停止表示される第1の停止順序で停止する。また、検知時間計測手段によって5[sec]が計測されなかったときには、装飾図柄は、第1の停止順序とは異なる停止順序で停止表示される。このため、図柄停止ボタン72に対する操作を5[sec]以上行なうか否かにより、装飾図柄の停止順序を異ならせることができ、図柄停止ボタン72の操作性が向上する。
【0101】
また、本実施形態では、図柄停止ボタン72の操作が図柄停止スイッチ72sによって一度検出された後の残存時間である500[msec]以内に、図柄停止ボタン72の操作が再度検知されないと、第2の操作である「単発押し」の操作が検出され、装飾図柄は、装飾図柄表示装置10で変動表示している装飾図柄の中で最も左側に位置する装飾図柄を停止表示させる第2の停止順序で停止表示される。また、図柄停止ボタン72の操作が図柄停止スイッチ72sによって一度検出されてから、500[msec]以内に図柄停止ボタン72の操作が再度検知されると、第3の操作である「Wクリック」の操作が検出され、装飾図柄は、装飾図柄表示装置10で変動表示している装飾図柄の中で最も右側に位置する装飾図柄を停止表示させる第3の停止順序で停止表示される。このため、500[msec]の残存時間以内に図柄停止ボタン72の操作を再度行なうか否かにより、装飾図柄の停止順序を異ならせることができ、図柄停止ボタン72の操作性が向上する。
【0102】
また、本実施形態では、図柄停止ボタン72が操作されたときに、装飾図柄が装飾図柄表示装置10において変動表示しているとサブCPU41によって判定されると、上述したように、装飾図柄の停止順序が決定され、決定された停止順序で装飾図柄が停止表示される。また、図柄停止ボタン72が操作されたときに、図15,S152の処理により、装飾図柄が装飾図柄表示装置10において変動表示していないとサブCPU41によって判定されると、図15,S166〜S168の処理により、装飾図柄表示装置10に表示される演出画面が、陸のシーンからなる演出画面と海のシーンからなる演出画面との間で切り替えられる。従って、図柄停止ボタン72は、停止順序変更ボタンおよび停止ボタンとして機能すると共に、画像切替ボタンとしても機能する。このため、1つの図柄停止ボタン72だけで、装飾図柄の停止順序の変更、装飾図柄の停止表示、および演出画面の切り替えを行うことができ、パチンコ機1における操作手段の配置スペースが一段と狭く済むと共に、パチンコ機1の製造コストを一層抑えることができる。
【0103】
なお、上記実施形態においては、装飾図柄の停止順序を副制御回路で決定する場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、上記実施形態における操作ボタン入力処理(図15参照)を、主制御基板30のメインCPU31によって行われる入力信号処理(図5,S12参照)で行うことで、装飾図柄の停止順序を主制御回路で決定することも可能である。この構成において、上記実施形態における表示制御処理(図16〜図18参照)を、特別図柄変動時間管理処理における図柄変動処理(図9,S72参照)で特別図柄の変動表示と共に行い、各図柄停止タイマへの初期値のセット(図13,S126参照)を、特別図柄記憶チェック処理で特別図柄の変動時間のセット(図8,S67参照)と共に行って、変動中フラグの代わりに制御状態フラグを用いることで、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
【産業上の利用可能性】
【0104】
上記実施形態においては、本発明による遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明したが、表示手段に表示されている複数の図柄要素を変動表示させると共に所定の停止順序で停止表示させる他の遊技機に本発明を適用することも可能である。このような遊技機に本発明を適用した場合においても上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
【0105】
例えば、パチスロ機に本発明を適用することも可能である。
【0106】
図19は、本発明を適用したパチスロ機200の外観を示す正面図である。パチスロ機200の本体中央部には、外周面に複数の図柄要素が描かれた3個のリール201,202,203が回転自在に設けられている。各リール201,202,203に描かれた図柄要素は、パチスロ機200の正面の表示窓204,205,206を通してそれぞれ3個ずつ観察される。この表示窓204〜206には、計5本の入賞ラインL1,L2A,L2B,L3A,L3Bが設けられている。また、表示窓204〜206の下方には、液晶表示装置210が設けられており、この液晶表示装置210の右側には、遊技価値であるメダルが投入されるメダル投入口211が設けられている。また、液晶表示装置210の下方には、変動開始レバー213および図柄停止ボタン214が設けられている。変動開始レバー213が遊技者により操作されることにより各リール201〜203の回転は一斉に開始する。また、図柄停止ボタン214は、遊技者により複数の操作がされる操作手段を構成しており、各リール201〜203の回転が一定速度に達したときに操作が有効化され、遊技者の図柄停止ボタン214に対する操作の種類に応じて各リール201〜203の回転を所定の停止順序で停止させる。また、パチスロ機200の正面下部には、メダル払出口215から払い出されるメダルを貯留するメダル受皿216が設けられている。
【0107】
ゲーム開始に先立って、遊技者がメダル投入口8から1枚のメダルを投入したときは、中央の横1本の入賞ラインL1が有効化される。また、2枚投入したときは、これに上下の横2本の入賞ラインL2A,L2Bが加わって横3本の入賞ラインL1,L2A,L2Bが有効化される。また、3枚投入したときは、これに斜め2本の入賞ラインL3A,L3Bが加わって5本の入賞ラインL1,L2A,L2B,L3A,L3Bの全てが有効化される。その後、メダルが投入されて変動開始レバー213が操作されると、各リール201〜203は一斉に回転し、各図柄要素が変動表示される。このとき、図柄停止ボタン214に対する「長押し」や「単発押し」、「Wクリック」などの操作が行なわれると、上記実施形態と同様、これらの操作の種類に基づいて各リール201〜203は第1の停止順序や第2の停止順序、第3の停止順序で停止制御が行われる。
【0108】
このように、本発明をパチスロ機200に適用した場合でも、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【0109】
【図1】本発明の一実施形態によるパチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】図1に示すパチンコ機の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は、図1に示すパチンコ機で用いられる変動パターンテーブル、(b)は、図1に示すパチンコ機で用いられる変動演出決定テーブルである。
【図4】図1に示すパチンコ機の主制御基板が行うメイン処理の概略を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すパチンコ機の主制御基板が行うシステムタイマ割込処理の概略を示すフローチャートである。
【図6】図4に示す特別図柄制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】図6に示す特別図柄制御処理の流れを示す図である。
【図8】図6に示す特別図柄記憶チェック処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】図6に示す特別図柄変動時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】図6に示す特別図柄表示時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】図1に示すパチンコ機の副制御基板が行うメイン処理の概略を示すフローチャートである。
【図12】図1に示すパチンコ機の副制御基板が行うコマンド受信割込処理の概略を示すフローチャートである。
【図13】図11に示すコマンド解析制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【図14】図1に示すパチンコ機の副制御基板が行うタイマ割込処理の概略を示すフローチャートである。
【図15】図14に示す操作ボタン入力処理の詳細を示すフローチャートである。
【図16】図11に示す表示制御処理の詳細を示す第1のフローチャートである。
【図17】図11に示す表示制御処理の詳細を示す第2のフローチャートである。
【図18】図11に示す表示制御処理の詳細を示す第3のフローチャートである。
【図19】本発明を適用したパチスロ機の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
【0110】
1…パチンコ機
2…遊技領域
3…上皿
5…発射ハンドル
7…下皿
7a…ユニット装着部
9…ハンドルベース
10…装飾図柄表示装置(LCD)
11…普通図柄表示装置
12…特別図柄表示装置
14…普通電動役物
14s…始動入賞口スイッチ
15…大入賞口
15s…カウントスイッチ
15v…V・カウントスイッチ
21v…シーソーソレノイド
24…始動入賞口ソレノイド
25…大入賞口ソレノイド
30…主制御基板
31…メインCPU
33…メインROM
34…メインRAM
40…副制御基板
41…サブCPU
42…プログラムROM
43…ワークRAM
44…画像制御回路
60…枠制御基板
64…発射装置
70…操作ユニット
71,213…変動開始レバー
71s…変動スイッチ
72,214…図柄停止ボタン
72s…図柄停止スイッチ
91…普通図柄始動記憶個数表示部
92…特別図柄始動記憶個数表示部
200…パチスロ機




 

 


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