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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7048(P2007−7048A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−189977(P2005−189977)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100086586
【弁理士】
【氏名又は名称】安富 康男
発明者 佐伯 太朗
要約 課題
遊技者の遊技意欲を減退させることなく、設定値を知りたいという欲求を満たすことができるとともに、遊技機ごとに人気の極端な偏りが生じることを防止して集客率を向上させることが可能な遊技機を提供すること。

解決手段
当選役に当選する確率を段階的に設定するための設定手段と、音声を出力可能な音声出力手段と、音声出力手段から出力する音声の音声パターンを複数記憶する音声パターン記憶手段と、設定手段による設定値に応じて音声パターン記憶手段から音声パターンを選択する選択手段と、選択手段により選択された音声パターンに基づいて音声出力手段から音声を出力する制御を行う音声出力制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
特許請求の範囲
【請求項1】
当選役に当選する確率を段階的に設定するための設定手段と、
音声を出力可能な音声出力手段と、
前記音声出力手段から出力する音声の音声パターンを複数記憶する音声パターン記憶手段と、
前記設定手段による設定値に応じて前記音声パターン記憶手段から音声パターンを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された音声パターンに基づいて前記音声出力手段から音声を出力する制御を行う音声出力制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記設定手段による設定値に応じて各音声パターンの選択率を決定する選択率決定手段を備え、
前記選択手段は、前記選択率決定手段により決定された選択率に基づいて、前記音声パターン記憶手段から音声パターンを選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記音声出力制御手段は、遊技が所定期間行われなかったときに、前記選択手段により選択された音声パターンに基づいた音声を出力する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、パチスロ遊技装置等の遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、パチスロ遊技装置では、予め設定された発生確率で当選役が成立するように制御されていて、内部抽選により当選役が成立した場合には、回転するリールに描かれた図柄の停止表示態様が、当該当選役を示す入賞態様となるようにリールの停止が制御される。
【0003】
当選役に成立する確率は、例えば、1から6の6段階の設定値に基づいて設定されており、各段階に応じて各当選役の成立確率が異なるように設定されている。この設定値は、パチスロ遊技装置の外部から把握することはできないため、遊技店内の雰囲気や遊技を行う中で感覚的に判断するしかなかったが、設定値は遊技を左右する要素であるため、遊技者にとって関心事であり、遊技者がこれを知りたいという要求を抱くことが多かった。
【0004】
そこで、従来、設定値を表示や音声等によって報知する遊技機が存在する(例えば、特許文献1〜4参照)。特許文献1に記載の遊技機によれば、表示や音声等により設定値が何であるかが具体的に報知されるため、遊技者は、遊技を開始する前に設定値を知ることができる。また、特許文献2〜4に記載の遊技機によれば、複数回の遊技を通して設定値が具体的に報知、又は、示唆されるため、遊技店側にとっては、設定値に関わらず遊技者に遊技を行わせることができ、しかも、遊技者は設定値を知ることができる。
【0005】
【特許文献1】特開平6−277333号公報
【特許文献2】特開2000−126371号公報
【特許文献3】特開2003−102905号公報
【特許文献4】特開2003−245403号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機では、遊技者に対して遊技前に設定値を具体的に知らせるため、設定値の高い遊技機(当選役に当選する確率が高く設定されている遊技機)だけに人気が集中し、設定値の低い遊技機には寄りつかなくなり、結果として遊技を楽しむ機会を奪うとともに、遊技店側の集客率を低下させることになりかねないといった問題がある。また、特許文献2〜4に記載の遊技機では、遊技を開始した後に設定値が報知されるため、設定値が低いことが報知された場合には、その時点で遊技意欲を減退させる恐れがあるといった問題がある。
【0007】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者の遊技意欲を減退させることなく、設定値を知りたいという欲求を満たすことができるとともに、遊技機ごとに人気の極端な偏りが生じることを防止して集客率を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 当選役に当選する確率を段階的に設定するための設定手段と、
音声を出力可能な音声出力手段と、
上記音声出力手段から出力する音声の音声パターンを複数記憶する音声パターン記憶手段と、
上記設定手段による設定値に応じて上記音声パターン記憶手段から音声パターンを選択する選択手段と、
上記選択手段により選択された音声パターンに基づいて上記音声出力手段から音声を出力する制御を行う音声出力制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
【0009】
(1)の発明によれば、設定値に基づいた音声パターンで音声出力手段(例えば、スピーカ)から音声が出力されるため、例えば、設定値が高い場合(当選役に当選する確率が高く設定されている場合)には、特定の音声を出力するといったように、遊技を行う前に設定値を示唆することができる。この音声パターンは、具体的に設定値を報知するものではなく、遊技者の判断を補助するものであり、設定値を具体的には把握させるものではないため、遊技機ごとに人気の極端な偏りが生じることを防止して集客率を向上させることができる一方、音声により設定値を示唆するため、設定値を知りたいという遊技者の欲求を満たすことが可能になる。
また、遊技を開始する前に設定値に基づいた音声パターンで音声が出力されるため、例えば、遊技開始後に設定値が低いことが報知されてその時点で遊技意欲の減退を生じさせるようなことはない。
さらに、例えば、遊技者が、設定値が低いと判断した音声パターンであっても、実際には設定値が高い場合もあるため、遊技者の期待感を維持することができる。
【0010】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の遊技機であって、
上記設定手段による設定値に応じて各音声パターンの選択率を決定する選択率決定手段を備え、
上記選択手段は、上記選択率決定手段により決定された選択率に基づいて、上記音声パターン記憶手段から音声パターンを選択することを特徴とする。
【0011】
(2)の発明によれば、設定値が低い場合には、その旨を示す音声パターンが選択される確率が高くなる一方、設定値が高い場合には、その旨を示す音声パターンが選択される確率が高くなるため、遊技者は、設定値を判断し易くなる。従って、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。
【0012】
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)の遊技機であって、
上記音声出力制御手段は、遊技が所定期間行われなかったときに、上記選択手段により選択された音声パターンに基づいた音声を出力する制御を行うことを特徴とする。
【0013】
(3)の発明によれば、遊技が所定期間(例えば、30分間)行われなかったときに、設定値に基づいた音声パターンにより音声が出力されるため、遊技が所定期間行われていない遊技機に遊技者の関心を向けることができる。従って、空席を減少させることができるとともに、遊技者の遊技を楽しむ機会をより増加させることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、遊技者の遊技意欲を減退させることなく、設定値を知りたいという欲求を満たすことができるとともに、遊技機ごとに人気の極端な偏りが生じることを防止して集客率を向上させることが可能な遊技機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下においては、本発明の好適な実施形態として、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明することとする。
【0016】
図1は、パチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
このパチスロ遊技装置1は、コイン、メダル又はトークン等の他、遊技者に付与されたか、若しくは、付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であるが、以下においては、メダルを用いるものとして説明することとする。
【0017】
パチスロ遊技装置1の全体を形成している筐体2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。この液晶表示装置5は、透明液晶パネル34(図示せず)を備えており、この透明液晶パネル34は、その一部又は全部を透明/非透明の状態に切り替えることが可能であるとともに、遊技に関する演出画像を表示可能である。
【0018】
また、液晶表示装置5の背面側には、3個の回転リール3L、3C、3Rが設けられている。3個の回転リール3L、3C、3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄等の識別情報が表示されており、回転可能に横一列に設けられている。
【0019】
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETスイッチ11及び最大BETスイッチ13が設けられている。
【0020】
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算スイッチ14が設けられている。
この貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、パチスロ遊技装置1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM43等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
【0021】
貯留メダル精算スイッチ14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L、3C、3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
【0022】
台座部10の前面部の右寄りには、決定ボタン26及び取消ボタン27が設けられている。この決定ボタン26及び取消ボタン27を操作することにより、液晶表示装置5の表示画面の切替に関する指示等の入力を行うことができる。
台座部10の前面部の右寄りには、さらに、ドア開閉及び打ち止め解除装置29が設けられており、所定の鍵をこのドア開閉及び打ち止め解除装置29の鍵穴に差し込み、右に回すことにより前面ドアの開閉を行い、左に回すことにより打ち止め解除を行う。
【0023】
筐体2の上方の左右には、音声出力手段としてのスピーカ21L、21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L、21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を示す配当表パネル23及び装飾ランプ93(ランプ93a、93b、93c)が設けられている。スピーカ21からは、遊技中においては、内部抽選の当選役やリールの停止態様等、遊技の状況に応じた音声が出力される他、遊技が行われていない待機中においても、所定の音声が出力される。
【0024】
図2は、図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。
図2に示すように、液晶表示装置5の背面側には、各々の外周面に複数の識別情報である図柄が描かれた3個の回転リール3(3L、3C、3R)が回転可能に横一列に設けられている。
【0025】
液晶表示装置5は、正面パネル31と、正面パネル31の裏面に設けられた透明液晶パネル34(図示せず)とを備えている。正面パネル31は、透明な表示窓31aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域31bとからなり、正面パネル31の裏面に設けられた透明液晶パネル34に表示される画面画像は、正面パネル31の表示窓31aを介して視認可能である。
【0026】
液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、WINランプ17、メダル投入ランプ24、最大BETランプ9c、2−BETランプ9b及び1−BETランプ9aの各種ランプと、払出枚数表示部18、メダル貯留枚数表示部19及び役物作動回数表示部20の各種表示部とが設けられている。なお、正面パネル31の絵柄形成領域31bは、上述した各種ランプと各種表示部との前方部分が透明であり、各種ランプと各種表示部とを視認可能となっている。
【0027】
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。一のゲームは、全ての回転リールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
【0028】
WINランプ17は、BB(ビッグボーナス)又はRB(レギュラーボーナス)に内部当選した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。遊技メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、少なくとも1本のラインが有効化されたときに点灯する。
【0029】
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、メダル貯留枚数表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、役物作動回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
【0030】
図3は、図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。図4は、図3に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。
液晶表示装置5は、保護ガラス32と表示板33とからなる正面パネル31、透明液晶パネル34、導光板35、反射フィルム36、所謂白色光源である蛍光ランプ37a、37b、38a、38b、ランプホルダ39a〜39h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル34の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。
【0031】
この液晶表示装置5は、回転リール3L、3C、3Rにより手前側に設けられている。また、この回転リール3L、3C、3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
【0032】
保護ガラス32及び表示板33は、透明な部材で構成されている。表示板33には、BETランプ9a〜9cに対応する位置等に絵柄等が形成されている。すなわち、表示板33の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル31における絵柄形成領域31bであり、表示板33の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル31における表示窓31aである(図2参照)。なお、正面パネル31に絵柄形成領域31bを形成せず、正面パネル31の全面を表示窓31aとしてもよい。この場合、表示板33に絵柄を形成しないか、又は、表示板33を省略すればよい。
なお、表示板33の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
【0033】
透明液晶パネル34は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。
この透明液晶パネル34の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル34を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、回転リール3L、3C、3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。すなわち、そのような事態が発生した場合でも、回転リール3L、3C、3Rに表示された識別情報の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
【0034】
導光板35は、蛍光ランプ37a、37bからの光を透明液晶パネル34へ導き出す(透明液晶パネル34を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル34の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
【0035】
反射フィルム36は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板35に導入された光を導光板35の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム36は、反射領域36A及び非反射領域(透過領域)36Bにより構成されている。
【0036】
蛍光ランプ37a、37bは、導光板35の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ39(図3参照)により支持されている。この蛍光ランプ37a、37bから照射される光は、反射フィルム36の反射領域36Aで反射して透明液晶パネル34を照明する。
【0037】
蛍光ランプ38a、38bは、反射フィルム36の裏側の上方位置及び下方位置に回転リール3L、3C、3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ38a、38bから出て回転リール3L、3C、3Rの表面で反射して非反射領域36Bへ入射した光は、透明液晶パネル34を照明する。
【0038】
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ37a、37bから照射され、反射フィルム36の反射領域36Aで反射した光と、蛍光ランプ38a、38bから照射され、回転リール3L、3C、3Rの表面で反射して非反射領域36Bへ入射した光とが、透明液晶パネル34を照明するのである。
従って、反射フィルム36の非反射領域36Bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム36の反射領域36Aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
【0039】
パチスロ遊技装置1では、液晶表示装置の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本発明の遊技機において、液晶表示装置の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、パチスロ遊技装置1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム36を全て非反射領域36Bとするか、反射フィルム36を省略すればよい。
【0040】
図5は、図1に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。
主制御回路81は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ40を主たる構成要素とするものである。マイクロコンピュータ40は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU41と、ROM42及びRAM43とを含む。CPU41には、基準クロックパルスを設定するクロックパルス発生回路144及び分周器145と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器146及びサンプリング回路147とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、CPU41の動作プログラム上で乱数のサンプリングを実行するように構成してもよい。
【0041】
ROM42には、副制御回路82へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。当該コマンドとしては、例えば、液晶表示装置5に対する表示制御に関するコマンドやスピーカ21に対する音声出力制御に関するコマンド等が格納されている。
【0042】
液晶表示装置5やスピーカ21に対する制御に関するコマンドとしては、例えば、演出開始コマンド、終了演出コマンド、設定値報知コマンド等を挙げることができる。
演出開始コマンドは、3つの回転リール3の回転開始時に液晶表示装置5に演出画像を表示させ、スピーカ21に当該演出に関する音声を出力させるためのコマンドである。終了演出コマンドは、3つの回転リール3が全て停止した際に液晶表示装置5に演出画像を表示させ、スピーカ21に当該終了演出に関する音声を出力させるためのコマンドである。設定値報知コマンドは、遊技が所定期間行われなかったときに、スピーカ21から設定値に関する音声を出させるためのコマンドである。
また、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドも、ROM42に格納されており、当該コマンドによってRB又はBBの設定又は解除が副制御回路82に通知される。なお、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドにかえて、液晶表示装置5に対する表示制御に関する各種のコマンドに、RB又はBBの実行中であることを示すデータを含めることとしてもよい。
【0043】
上述したような各種のコマンドは、所定条件の成立を契機としてCPU41によってROM42から呼び出されてRAM43にセットされる。そして、RAM43にセットされたコマンドは所定のタイミングで副制御回路82に供給される。副制御回路82は、供給されたコマンドに基づいて各種の処理を実行する。なお、副制御回路82が主制御回路81へコマンド等が入力されることはなく、主制御回路81から副制御回路82への一方向で通信が行われる。
【0044】
また、ROM42には、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるために、図柄テーブルが格納されており、また、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応付けられた入賞図柄組合せテーブルや、内部当選役を決定する抽選を行うために必要な抽選確率テーブル等が格納される。
【0045】
RAM43には、上述したコマンド以外に、例えば、メダルの数に相当するクレジット数、設定値等、遊技進行に係る変数やフラグ等が格納される。
【0046】
マイクロコンピュータ40からの制御信号により動作が制御される主要な周辺装置(アクチュエータ)としては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、遊技メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25、装飾ランプ93)と、各種表示部(払出枚数表示部18、メダル貯留枚数表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路51の命令により所定枚数のメダルの払い出しを行うホッパー(払い出しのための駆動部を含む)50と、回転リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ59L、59C、59Rとがある。
【0047】
装飾ランプ93は、ランプ93a(赤色)とランプ93b(黄色)とランプ93c(青色)とから構成されていて、遊技の状況等に応じた所定のプログラムにより可変発光表示される。
【0048】
さらに、ステッピングモータ59L、59C、59Rを駆動制御するモータ駆動回路49、ホッパー50を駆動制御するホッパー駆動回路51、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路55、及び、各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路58が、I/Oポート48を介してCPU41の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU41から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
【0049】
また、マイクロコンピュータ40が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生させる主な入力信号発生装置としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、最大BETスイッチ13、貯留メダル精算スイッチ14、投入メダルセンサ22S、リセットスイッチ62、設定手段としての設定用鍵型スイッチ63、リール停止信号回路56、リール位置検出回路60、払い出し完了信号回路61がある。これらもI/Oポート48を介してCPU41に接続されている。設定用鍵型スイッチ63は、所定の鍵をこの鍵穴に差し込み、左右に回すことにより設定値の変更を可能とするものである。設定用鍵型スイッチ63は、当選役に当選する確率を段階的に設定するための設定手段として機能するものである。なお、変更された設定値は、RAM43に記憶される。
設定値とは、例えば、所定の当選役(例えば、所謂大当たり)に当選する確率を、1/300から1/240までの間の6段階に設定するといったように、段階的に当選役に当選する確率を設定する値をいう。なお、通常、設定値は、1〜6の6段階になっていて、設定値1が最も当選確率が低確率(例えば、1/300)であり、設定値6か最も高確率(例えば、1/240)となっている。
【0050】
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路56は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。決定ボタン26及び取消ボタン27は、これらの操作により、液晶表示装置5の表示画面の切替や指示の入力等を行うことができる。
【0051】
リール位置検出回路60は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU41に送信する。
払出完了信号回路61は、メダル検出部50Sの計数値(ホッパー50から払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数に達したとき、メダル払出完了信号を発生する。CPU41がこのメダル払出完了信号を受信すると、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出を完了させる。このメダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルを検出するための物理センサ等からなるメダルセンサを備えており、このメダルセンサにより払い出されるメダルの枚数の計数を行うことができる。
【0052】
図5に示した回路において、乱数発生器146は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路147は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM42内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役が決定される。内部当選役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
【0053】
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43の所定エリアに書き込まれる。回転リール3L、3C、3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
【0054】
上記のような回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM42内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
【0055】
更に、ROM42内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左の回転リール3L、中央の回転リール3C、右の回転リール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
【0056】
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により内部当選した場合には、CPU41は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路56から送られる操作信号、及び、選択された「停止制御テーブル」に基づいて、回転リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路49に送る。
【0057】
内部当選した役の入賞成立を示す停止態様となった場合、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択されているときには、CPU41は、払い出し指令信号をホッパー駆動回路51に供給してホッパー50から所定個数のメダルの払い出しを行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払い出し完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、「メダルの払い出し処理」を終了する。
一方、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「クレジット」が選択されているときには、払い出されるべきメダルの数がクレジットとしてRAM43に記憶されることになる。
【0058】
CPU41を備えた主制御回路81には、副制御回路82が接続されている。
副制御回路82は、主制御回路81からの制御指令(コマンド)に基づいて、液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21L、21Rからの音声の出力制御を行う。
【0059】
図6は、図5に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。
尚、本実施形態においては、主制御回路81から副制御回路82に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を送信できるように構成してもよい。
【0060】
副制御回路82は、サブCPU206、プログラムROM208及びワークRAM210を備えている。また、副制御回路82には、インターフェイス回路240を介して、決定ボタン26及び取消ボタン27が接続されている。
【0061】
また、副制御回路82は、液晶表示装置5における表示制御を行う表示制御回路250と、スピーカ21から発生させる音に関する制御を行う音声制御回路230とを備えている。音声制御回路230は、音声出力制御手段として機能するものである。
【0062】
サブCPU206は、プログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有し、CPU41から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路82の制御を行う。
【0063】
プログラムROM208には、サブCPU206により、液晶表示装置5やスピーカ21における遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、設定値毎に音声パターンの選択率が異なる報知音声パターン選択テーブルが格納されている。プログラムROM208は、音声パターンを複数記憶する音声パターン記憶手段として機能するものである。
また、プログラムROM208には、液晶表示装置5に表示される画面画像及びスピーカ21から出力される音声に対応した複数種類の演出パターンと、全てのリール3が停止した際に表示される画面画像及び出力される音声に対応した複数種類の終了演出パターンとが記憶されている。
【0064】
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶媒体としてプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、CPU等を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208に記憶されるものをROM42に記憶することとしてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、ワークRAM210等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
【0065】
また、本実施形態において、CPU41及びROM42を含む主制御回路81と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82と、を別々に構成したが、これに限らず、CPU41及びROM42を含む主制御回路81のみで構成してもよく、この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをROM42に記憶させ、CPU41により実行されるように構成してもよい。もちろん、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したROM42に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
【0066】
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。尚、本実施形態においては、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
【0067】
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC232、各種の音声データを記憶する音声データROM234、音声信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
【0068】
音源IC232は、サブCPU206、音声データROM234、AMP236と接続されている。音声データROM234には、複数種類の音声データが記憶されている。音声データには、例えば、演出に関する演出音声データ、設定値の報知に関する報知音声データ等が含まれる。
【0069】
音源IC232は、サブCPU206から供給される音声出力命令(コマンド)に応じて、音声データROM234から音声データを抽出し、スピーカ21から発生させる音声の制御を行う。
【0070】
特に、音源IC232は、サブCPU206が選択した報知音声パターンデータに応じた報知音声データを音声データROM234から読み出し、その報知音声データを所定の音声信号に変換し、その音声信号をAMP236に供給する。AMP236は、音声信号を増幅させ、スピーカ21(21L及び21R)から音声を発生させる。
【0071】
表示制御回路250は、CPU41により決定された遊技結果、又は、各種ボタン26、27により入力された指示に応じて、画面画像を生成し、液晶表示装置5に上記画面画像を表示する制御を行うものであり、画像データプロセッサ(以下、VDPという。)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218から構成されている。VDP212は、サブCPU206、画像データが記憶されている画像データROM216、画像データを画像信号に変換するD/Aコンバータ218と接続されている。
【0072】
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の各種の回路を含み、液晶表示装置5に画面画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置5に対する表示制御を行う。また、VDP212には、液晶表示装置5の透明液晶パネル34に画面画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体(例えば、ビデオRAM)を備えている。この記憶媒体の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置5の透明液晶パネル34に画面画像が表示されることとなる。
【0073】
画像データROM216には、複数種類の演出画像データが記憶されている。演出画像データには、例えば、背景画像を構成する背景画像データ、キャラクタを示すキャラクタ画像データ等が含まれる。
【0074】
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令(コマンド)に応じて、画像データROM216から、演出画像を抽出する。
【0075】
VDP212は、画像データROM216から抽出した各種画像を、後方に位置する画像から順に、例えば、背景画像、キャラクタ画像の順に、重ね合わせてバッファ(例えば、ビデオRAM等)に記憶することにより画面画像を合成し、所定のタイミングでD/Aコンバータ218に供給する。D/Aコンバータ218は、この画面画像を画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置5に供給する。
【0076】
以下においては、パチスロ遊技装置1は起動しており、CPU41において用いられる変数は所定の値に初期化されるとともに、設定値、各種タイマ等も所定の値に設定された状態で定常動作しているものとする。
【0077】
図7は、主制御回路において行われる処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
このサブルーチンは、予め実行されているメインルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
【0078】
まず、CPU41は、メダルの自動投入の要求があるか否かを判断する(ステップS120)。なお、自動投入の要求がある場合とは、先の遊技において再遊技(リプレイ)の入賞が成立した場合である。メダルの自動投入の要求があるときには、投入要求分のメダルを自動投入し(ステップS122)、副制御回路82にメダル投入コマンドを送信する(ステップS123)。
【0079】
一方、ステップS120において、メダルの自動投入の要求がないと判断した場合、CPU41は、メダルが投入されたか否かを判断する(ステップS121)。すなわち、CPU41は、メダル投入口22にメダルが投入されたことを検知した投入メダルセンサ22Sにより発せられる検知信号を受信したか否か、又は、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検知信号を受信したか否かを判断することにより、メダルが投入されたか否かを判断する。なお、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検出信号を受信したと判断した場合、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数から、BETされたメダルの数に相当するクレジット数を減算する処理を行う。
【0080】
ステップS121において、メダルが投入されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。
また、ステップS121において、メダルが投入されたと判断した場合、又は、ステップS123の処理が実行された場合には、CPU41は、スタートレバー6が操作されたか否かを判断する(ステップS124)。すなわち、CPU41は、スタートスイッチ6Sからの入力信号を受信したか否かを判断するのである。
【0081】
ステップS124において、スタートレバー6が操作されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。一方、ステップS124において、スタートレバー6が操作されたと判断した場合、CPU41は、各種設定に係る処理を行う(ステップS125)。この各種設定処理では、スタートレバー6が操作されたタイミングで、乱数発生器146から乱数のサンプリングを行い、当該サンプリングされた乱数値と、RAM43に設定されている抽選確率テーブルとに基づいて内部当選役(当選フラグ)を生成する抽選処理が行われる。また、この各種設定処理では、例えば、WINランプ点灯抽選処理、回転リールを停止させるための停止制御テーブルの選択に係る処理、リール回転用に初期化する処理等を行い、回転リール3(3L、3C、3R)の回転を開始させる。
【0082】
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に送信される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43に記憶される。回転リール3L、3C、3Rから一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスに計数値が「0」にクリアされる。このようにすることにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについての一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
【0083】
また、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるためにROM42に格納された図柄テーブルでは、上述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバーごとに対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。また、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブルは、各回転リール3L、3C、3Rの停止制御時、及び、全回転リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
ステップS125の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS126に移す。
【0084】
ステップS126において、CPU41は、RAM43に演出開始コマンドをセットする。この演出開始コマンドは、液晶表示装置5への所定の演出画像の表示を開始させ、スピーカ21に所定の音声の出力を開始させるためのコマンドであり、上記抽選処理により決定された内部当選役に関するデータを含んでいる。演出開始コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS126の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS128に移す。
【0085】
ステップS128において、CPU41は、リール停止信号回路56からの入力信号の有無により、停止ボタン7(7L、7C、7R)が「オン」であるか否かを判断する(ステップS128)。停止ボタン7が「オン」ではないと判断した場合、CPU41は、自動停止タイマの値が「0」であるか否かを判断し(ステップS129)、「0」ではないと判断した場合には、処理をステップS128に戻す。
【0086】
一方、ステップS128において、停止ボタン7が「オン」であると判断した場合、又は、ステップS129において、自動停止タイマの値が「0」であると判断した場合、CPU41は、停止ボタン7に対応した回転リール3の回転を停止させるのであるが、その際、当選要求(内部当選役のこと)、図柄位置(操作時における回転リール3の回転位置)、選択されている停止制御テーブル等から滑りコマ数を決定する(ステップS130)。
【0087】
次に、CPU41は、ステップS130において決定された滑りコマ数分、回転リール3を回転させて停止させる処理を行い(ステップS131)、一の回転リール3についての停止要求をセットする(ステップS132)。
【0088】
次に、CPU41は、3つの回転リール3(3L、3C、3R)の全てが停止したか否かを判断する(ステップS135)。全ての回転リール3が停止していないと判断した場合、処理をステップS128に戻す。一方、全ての回転リール3が停止したと判断した場合、CPU41は入賞検索を行う(ステップS136)。このとき、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブル等が参照されることになる。また、入賞フラグが正常であるか否かを判断し、正常でない場合には、イリーガルエラーの表示を行って処理を中断することとしてもよい。
【0089】
次に、CPU41は、RAM43に終了演出コマンドをセットする(ステップS137)。この終了演出コマンドは、遊技結果に応じた遊技終了時の演出画像の表示及び音声の出力を行うためのコマンドであり、ステップS136における入賞検索の結果に関するデータを含む。終了演出コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
【0090】
次に、CPU41は、メダルの払出があるか否か、すなわち、入賞枚数の有無を判断する(ステップS138)。
メダルの払出があると判断した場合、CPU41は、遊技状態及び入賞役に応じた枚数のメダルの貯留又は払出を行う(ステップS139)。メダルの貯留を行う場合には、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数を加算する処理を行う。一方、メダルの払出を行う場合には、CPU41は、払出指令信号をホッパー駆動回路51に送信してホッパー50から所定枚数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払出完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出処理を終了する。
【0091】
次に、CPU41は、RBに入賞したか否かを判断する(ステップS140)。RBに入賞したと判断すると、CPU41は、RB設定に係る処理を行う(ステップS141)。このステップS141において、CPU41は、RB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブルの設定に係る処理を行う。また、このステップS141において、CPU41は、RBゲーム入賞回数等の計数を開始し、その計数値を役物作動回数表示部20に表示させる処理を開始する。ステップS141の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS142に移す。
【0092】
ステップS142において、CPU41は、RAM43にRB設定コマンドをセットする。RB設定コマンドは、画面画像としてのRB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させ、RBに係る音声をスピーカ21から出力させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
【0093】
ステップS140においてRBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS142の処理が実行された場合、CPU41は、BBに入賞したか否かを判断する(ステップS143)。BBに入賞したと判断すると、CPU41は、BB設定に係る処理を行う(ステップS144)。このステップS144において、CPU41は、BB用の抽選確率テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等の設定に係る処理を行う。また、このステップS144において、CPU41は、BBゲーム消化回数等の計数や、その計数値の役物動作回数表示部20への表示や、払い出されたメダルの計数等を開始する。その後、CPU41は、処理をステップS145へ移す。
【0094】
ステップS145において、CPU41は、RAM43にBB設定コマンドをセットする。BB設定コマンドは、画面画像としてのBB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させ、BBに係る音声をスピーカ21から出力させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
【0095】
ステップS143において、BBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS145の処理を実行した場合、CPU41は、RBが終了したか否かを判断する(ステップS146)。RBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、RB設定解除に係る処理を行う(ステップS147)。ステップS148において、CPU41は、ステップS141の処理で設定したRB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS148へ移す。
【0096】
ステップS148において、CPU41は、RAM43にRB解除コマンドをセットする。RB解除コマンドは、RB用の演出画像の表示及び音声の出力を停止し、通常(RB又はBB以外)の演出画像及び音声の出力を行わせるためのコマンドである。RB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
【0097】
ステップS146において、RBが終了したと判断されなかった場合、又は、ステップS148の処理を実行した場合、CPU41は、BBが終了したか否かを判断する(ステップS149)。BBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、BB設定解除に係る処理を行う(ステップS150)。ステップS150において、CPU41は、ステップS144の処理で設定したBB用の抽選テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS151へ移す。
【0098】
ステップS151において、CPU41は、RAM43にBB解除コマンドをセットする。BB解除コマンドは、BB用の演出画像の表示及び音声の出力を停止し、通常(RB又はBB以外)の演出画像及び音声の出力を行わせるためのコマンドである。BB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS149において、RBが終了していないと判断した場合、又は、ステップS151の処理を実行した場合、本サブルーチンを終了する。
【0099】
図8は、主制御回路において行われる設定値報知制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンは、図7に示した処理とは別に、予め実行されているメインルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
【0100】
まず、CPU41は、スタートレバー6が操作されたか否かを判断する(ステップS180)。すなわち、CPU41は、スタートスイッチ6Sからの入力信号を受信したか否かを判断する。
【0101】
ステップS180において、スタートレバー6が操作されていないと判断した場合、CPU41は、タイマ値を更新する(ステップS181)。このタイマ値は、スタートレバーが操作された後の経過時間を示す値であり、所定の計時プログラムに従ってマイクロコンピュータ40により計時され、RAM43に更新記憶される値である。この処理の後、ステップS183に処理を移す。
【0102】
一方、ステップS180において、スタートレバー6が操作されたと判断した場合、CPU41は、タイマ値を0にリセットする(ステップS182)。この処理の後、ステップS183に処理を移す。
【0103】
ステップS183において、CPU41は、所定期間(例えば、30分間)が経過したか否かを判断する。所定期間(例えば、30分間)が経過していないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。一方、所定期間(例えば、30分間)が経過したと判断した場合、CPU41は、RAM43に設定値報知コマンドをセットする(ステップS184)。設定値報知コマンドは、設定値を副制御回路82に報知するとともに、スピーカ21から設定値に関する音声を出力させるためのコマンドである。設定値報知コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。ステップS184の処理の後、本サブルーチンを終了する。
【0104】
図9は、副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、ステップS200において、サブCPU206は、演出開始コマンドを受信したか否かを判断する。演出開始コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS210に移す。
一方、演出開始コマンドを受信したと判断した場合、ステップS201において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した演出パターンを選択する。
サブCPU206は、RBフラグがセットされている場合には、RB用の演出パターンを選択する。また、BBフラグがセットされている場合には、BB用の演出パターンを選択する。次に、ステップS202において、演出パターンを示すデータである演出パターンデータを表示制御回路250及び音声制御回路230に供給する。ステップS202の処理を実行した後、ステップS210に処理を移す。
【0105】
ステップS210において、サブCPU206は、終了演出コマンドを受信したか否かを判断する。終了演出コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS220に移す。一方、終了演出コマンドを受信したと判断した場合、ステップS211において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の終了演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した終了演出パターンを選択する。次に、ステップS212において、終了演出パターンデータを表示制御回路250及び音声制御回路230に供給する。ステップS210の処理を実行した後、処理をステップS220に移す。
【0106】
ステップS220において、サブCPU206は、RB設定コマンドを受信したか否かを判断する。RB設定コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS230に移す。一方、RB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS221において、RBフラグをセットする。ステップS221の処理を実行した後、処理をステップS230に移す。なお、RBフラグは、RB開始時にセットされ、RB終了時にクリアされるフラグである。
【0107】
ステップS230において、サブCPU206は、BB設定コマンドを受信したか否かを判断する。BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS240に移す。一方、BB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS231において、BBフラグをセットする。ステップS231の処理を実行した後、処理をステップS240に移す。なお、BBフラグは、BB開始時にセットされ、BB終了時にクリアされるフラグである。
【0108】
ステップS230において、BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS231の処理を実行した場合、サブCPU206は、RB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS240)。RB解除コマンドを受信したと判断した場合、RBフラグをクリアする(ステップS241)。
【0109】
ステップS240において、RB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS241の処理を実行した場合、サブCPU206は、BB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS250)。BB解除コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS260に移す。一方、BB解除コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、BBフラグをクリアし(ステップS251)、処理をステップS260に移す。
【0110】
ステップS250において、BB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS251の処理を実行した場合、サブCPU206は、設定値報知コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS260)。設定値報知コマンドを受信していないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。一方、設定値報知コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、複数の報知音声パターン選択テーブルのなかから、設定値に応じた報知音声パターン選択テーブルを選択し、各報知音声パターンの選択率を決定する(ステップS261)。このとき、サブCPU206は、設定値に応じて各音声パターンの選択率を決定する選択率決定手段として機能する。
【0111】
ステップS261の処理の後、サブCPU206は、報知音声パターンを選択する(ステップS262)。この処理において、サブCPU206は、報知音声パターン選択テーブルを参照して、乱数サンプリングに基づく抽選処理により報知音声パターンを選択する。報知音声パターン選択テーブルで使用される乱数値は、例えば、0〜65535の数値範囲に含まれる65536個の数値であり、各報知音声パターンが報知音声パターン選択テーブルの選択率となるように、各数値に報知音声パターンが対応付けられている。ステップS262の処理において、サブCPU206は、報知音声パターンを選択する選択手段として機能する。
【0112】
図10は、設定値と報知音声パターン選択テーブルとの関係を示す図である。
図10に示すように、例えば、設定値が1の場合には、報知音声パターン選択テーブルTaが参照され、設定値が2の場合には、報知音声パターン選択テーブルTbが参照されるといったように、設定値毎に報知音声パターン選択テーブルが対応付けられている。
【0113】
図11は、報知音声パターン選択テーブルの一例を示す図である。
図11に示すように、各報知音声パターン選択テーブル(Ta〜Tf)には、報知音声パターン(A〜F)と各報知音声パターンの選択率が対応づけて格納されている。各報知音声パターン選択テーブルは、互いに報知音声パターンの選択率が異なるように設定されている。報知音声パターンが示す報知音声の内容としては、例えば、「このマシンの設定値は、高設定値の可能性が高いです。」、「このマシンの設定値は、4以上の可能性が高いです。」等が挙げられる。
【0114】
ステップS263において、サブCPU206は、選択した報知音声パターンを示す報知音声パターンデータを音声制御回路230へ供給する。この処理の後、本サブルーチンを終了する。このように、本実施形態では、設定値報知コマンドを受信すると、報知音声を出力することとなる。すなわち、遊技が所定期間行われなかった(所定期間スタートレバーが操作されなかった(図8、ステップS183参照))ときに、報知音声を出力する。
本実施形態では、所定期間スタートレバーが操作されなかったときに、遊技が所定期間行われなかったと判断する場合について説明するが、本発明においてはこの例に限定されるものではなく、例えば、所定期間コインが投入されなかったとき、所定期間停止ボタンが操作されなかったとき等が挙げられる。
【0115】
図12は、表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
VDP212は、サブCPU206から供給される各種のデータに対応した画面画像を生成する。
【0116】
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS300:NO)、画像データROM216からデモ画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS301)。
【0117】
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS300:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS304:NO)、画像データROM216から演出画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS305)。
【0118】
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受け(ステップS300:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けている場合(ステップS304:YES)、画像データROM216から、終了時の演出画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS306)。
【0119】
ステップS301、S305又はS306の処理を実行した後、VDP212は、所定のタイミング毎(例えば、1/30秒毎)に(ステップS307:YES)、画面画像を液晶表示装置5に出力する(ステップS308)。
一方、所定のタイミングではない場合には(ステップS307:NO)、処理をステップS307に戻す。
【0120】
その後、演出が終了していない場合には(ステップS310:NO)、ステップS300に処理を戻す。一方、演出が終了した場合には(ステップS310:YES)、パターンデータをクリアして(ステップS311)、処理をステップS300に戻す。
【0121】
図13は、音声制御回路において行われる音声出力制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
音源IC232は、サブCPU206から供給される各種のデータに対応した音声信号をを生成する。
【0122】
音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けておらず(ステップS400:NO)、報知音声パターンデータの供給を受けている場合(ステップS401:YES)、音声データROM234から報知音声データを抽出し、バッファに記憶する(ステップS402)。この報知音声は、ステップS262(図9参照)において選択された報知音声パターンに応じた音声である。一方、音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けておらず(ステップS400:NO)、報知音声パターンデータの供給を受けていない場合(ステップS401:NO)、処理をステップS406に移す。
【0123】
音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS400:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けていない場合(ステップS401:NO)、音声データROM234から演出音声データを抽出し、バッファに記憶する(ステップS404)。一方、音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS400:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けている場合(ステップS401:NO)、音声データROM234から終了時の演出音声データを抽出し、バッファに記憶する(ステップS405)
【0124】
ステップS401、S402、S404又はS405の処理を実行した後、音源IC232は、所定のタイミング毎(例えば、1/30秒毎)に(ステップS406:YES)、音声をスピーカ21に出力する(ステップS407)。
一方、所定のタイミングではない場合には(ステップS406:NO)、処理をステップS406に戻す。
【0125】
その後、演出又は設定値報知が終了していない場合には(ステップS408:NO)、ステップS400に処理を戻す。一方、演出又は設定値報知が終了した場合には(ステップS409:YES)、当該パターンデータをクリアして(ステップS409)、処理をステップS400に戻す。
【0126】
以上、本実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、設定値に基づいた報知音声パターンでスピーカ21から音声が出力されるため、例えば、設定値が高い場合(当選役に当選する確率が高く設定されている場合)には、高確率で特定の音声を出力するといったように、遊技を行う前に設定値を示唆することができる。この報知音声パターンは、具体的に設定値を報知するものではなく、遊技者の判断を補助するものであり、設定値を具体的には把握させるものではないため、パチスロ遊技装置1ごとに人気の極端な偏りが生じることを防止して集客率を向上させることができる一方、音声により設定値を示唆するため、設定値を知りたいという遊技者の欲求を満たすことが可能になる。
また、遊技を開始する前に設定値に基づいた報知音声パターンで音声が出力されるため、例えば、遊技開始後に設定値が低いことが報知されてその時点で遊技意欲の減退を生じさせるようなことはない。
さらに、例えば、遊技者が、設定値が低いと判断した報知音声パターンであっても、実際には設定値が高い場合もあるため、遊技者の期待感を維持することができる。
【0127】
また、本実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、設定値が低い場合には、その旨を示す報知音声パターンが選択される確率が高くなる一方、設定値が高い場合には、その旨を示す報知音声パターンが選択される確率が高くなるため、遊技者は、設定値を判断し易くなる。従って、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。
【0128】
また、遊技が所定期間(例えば、30分間)行われなかったときに、設定値に基づいた報知音声パターンにより音声が出力されるため、遊技が所定期間行われていないパチスロ遊技装置1に遊技者の関心を向けることができる。従って、空席を減少させることができるとともに、遊技者の遊技を楽しむ機会をより増加させることができる。
【0129】
本実施形態では、本発明における設定手段が設定用鍵型スイッチ63であり、所定の鍵を用いてスイッチ操作を行い、設定値の変更を行う場合について説明したが、この例に限定されず、鍵等を用いないでボタン操作等により設定値の変更を行うこととしてもよい。
【0130】
また、本実施形態では、スピーカ21が、筐体2の上部中央に設けられている場合について説明したが、本発明における音声出力手段は、例えば、筐体2の周囲に設けられていてもよい。
【0131】
また、本実施形態では、設定値に応じた報知音声パターン選択テーブルにより各報知音声パターンの選択率を決定する場合について説明したが、本発明においてはこれに限定されず、例えば、報知音声パターンごとに抽選を行い、選択率を決定することとしてもよい。
【0132】
また、本実施形態では、遊技が所定期間行われなかったときに、報知音声パターンを選択して、設定値に関する音声の出力を行う場合について説明したが、本発明においてはこの例に限定されず、予め報知音声パターンを選択しておき、遊技が所定期間行われなかったときに、当該報知音声パターンに基づいて、設定値に関する音声の出力を行うこととしてもよい。
【0133】
本実施形態においては、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明したが、本発明を他の遊技機(例えば、パチンコ遊技装置、スロットマシン等)に適用することも可能である。
【0134】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0135】
【図1】本実施形態に係るパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。
【図3】図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。
【図4】図3に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。
【図5】図1に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。
【図7】主制御回路において行われる遊技実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】主制御回路において行われる設定値報知制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】設定値と報知音声パターン選択テーブルとの関係を示す図である。
【図11】報知音声パターン選択テーブルの一例を示す図である。
【図12】表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】音声制御回路おいて行われる音声出力制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0136】
1 パチスロ遊技装置
2 筐体
3(3L、3C、3R) 回転リール
5 液晶表示装置
21(21L、21R) スピーカ
34 透明液晶パネル
36 反射フィルム
41 CPU
42 ROM
43 RAM
63 設定用鍵型スイッチ
82 副制御回路
206 サブCPU
208 プログラムROM
210 ワークRAM
230 音声制御回路
234 音声データROM




 

 


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