米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 医学 -> 株式会社ケアコム

発明の名称 ナースコールシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−228984(P2007−228984A)
公開日 平成19年9月13日(2007.9.13)
出願番号 特願2006−50490(P2006−50490)
出願日 平成18年2月27日(2006.2.27)
代理人
発明者 武富 厚樹
要約 課題
廊下灯の表示部に表示される患者の個人情報を保護しつつ、呼び出しを行った患者の患者情報を見易くすることができるようにする。

解決手段
ナースコール子機1により呼び出し操作が行われた場合に、患者の数に応じた患者個々の表示領域を設けた廊下灯10の表示部15に呼び出し操作を行った患者情報を全ての表示領域を用いて拡大表示するようにしているので、患者情報を見易く表示することができると共に、呼び出し操作を行った患者以外の患者情報が廊下灯10の表示部15に表示されないので、呼び出しを行った患者以外の患者の個人情報を保護することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
発呼者による操作により呼び出し信号を出力する呼び出し操作部と、前記呼び出し操作部により呼び出し操作が行われた場合に、呼び出し信号を出力する呼び出し信号出力部とを備えた子機と、
前記呼び出し信号出力部から出力された前記呼び出し信号を入力する呼び出し信号入力部と、患者の情報を示す患者情報を表示する表示部と、前記患者の数に応じた複数の表示領域に前記患者情報を前記表示部にそれぞれ表示すると共に、前記呼び出し信号入力部が前記呼び出し信号を入力した場合に、前記複数の表示領域を用いて前記発呼者の患者情報を前記表示部に拡大表示させる表示制御部とを備えた廊下灯と、
を有するナースコールシステム。
【請求項2】
前記表示制御部は、前記発呼者の位置を示す発呼者位置情報を前記発呼者の患者情報と共に前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ナースコールシステムでは、患者や被介護者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機及び看護師や介護者の居る部屋などに設置されたナースコール親機を有線や無線などにより接続している。また、ナースコール子機とナースコール親機との間には廊下灯が接続されている。
【0003】
ここで、廊下灯は、病室などの部屋の壁面に取り付けられている。また、廊下灯は、病室の番号や患者の氏名などを表示している。また、廊下灯は、ナースコール親機と連動しており、ベッド近傍に設置されたナースコール子機により患者や被介護者が呼び出しを行うと、ナースコール子機は、ナースコール親機や看護師や介護者が携帯する無線端末装置に呼び出しを通知すると共に、廊下灯を点灯させる。また、看護師や介護者は、廊下灯の点灯によって、呼び出しを行った患者や被介護者が居る部屋を特定することができる。
【0004】
ところで、タッチパネル付きの液晶ディスプレイにより廊下灯の表示部を構成し、タッチパネルをタッチしたときに患者氏名などの患者情報を一定時間表示する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
【特許文献1】特開平10−192349号公報
【0005】
しかしながら、この特許文献1に記載の技術では、病室内に複数のベッドが存在するような場合に、廊下灯の表示部に複数の患者氏名が表示されるので、患者の個人情報を必要以上に露出してしまうという問題点があった。
【0006】
このような問題を解決するために、一つの液晶廊下灯に複数の患者の患者情報を表示する場合に、患者の数に応じた患者個々の表示領域を設け、呼び出しを行った患者の表示領域のみに患者情報を表示する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。
【特許文献2】特開2006−21029号公報
【0007】
しかしながら、この特許文献2を含む従来の技術では、複数の患者の患者情報を表示する際に、表示領域を患者の数で分割して表示するため、一つの表示領域が小さくなり、患者情報が見難くなってしまうという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、液晶廊下灯などの廊下灯の表示部に表示される患者の個人情報を保護しつつ、呼び出しを行った患者の患者情報を見易くすることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機により呼び出し操作が行われた場合に、患者の数に応じた患者個々の表示領域を設けた廊下灯の表示部に呼び出し操作を行った患者情報を全ての表示領域を用いて拡大表示するようにしている。
【発明の効果】
【0010】
上記のように構成した本発明によれば、呼び出し操作を行った患者の患者が全ての表示領域に拡大表示されるので、患者情報を見易く表示することができる。また、呼び出し操作を行った患者以外の患者情報が廊下灯の表示部に表示されないので、呼び出しを行った患者以外の患者の個人情報を保護することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、廊下灯10、及び、図示しないナースコール親機を備えて構成されている。
【0012】
また、ナースコール子機1は、操作部2、呼び出し信号出力部3を備えて構成されている。また、廊下灯10は、呼び出し信号入力部11、データ記憶部12、制御部13、表示制御部14、表示部15を備えて構成されている。
【0013】
図1において、ナースコール子機1は、患者や被介護者(以下、まとめて患者と記載する)が在室する部屋(以下、病室と記載する)内などのベッドなどに取り付けられており、伝送線を介して廊下灯10に接続されている。ここで、複数のナースコール子機1は、一つの廊下灯10に対して識別可能に接続されている。なお、ナースコール子機1と廊下灯10とが1:1で接続されていても良い。
【0014】
廊下灯10は、病室毎に設けられており、伝送線を介して図示しないナースコール親機に接続されている。ここで、複数の廊下灯10は、一つのナースコール親機に対して識別可能に接続されている。
【0015】
操作部2は、患者による操作により呼び出し信号を生成する。ここで、操作部2は、患者の操作により呼び出し信号を生成する図示しない呼び出し信号生成部を含む。患者は、看護師を呼び出したい場合に、操作部2を操作する。子機呼び出し信号出力部3は、操作部2により生成された呼び出し信号を操作部2から入力し、廊下灯10に出力する。
【0016】
制御部13は、廊下灯10の各構成要素を制御する。呼び出し信号入力部11は、呼び出し信号出力部3から出力された呼び出し信号を入力し、制御部13に出力する。データ記憶部12は、廊下灯10が設置された病室に入院している患者の患者情報を患者の位置情報(例えば、ベッド番号などの病室内におけるベッド位置を特定する情報)と共に記憶する。
【0017】
ここで、患者情報としては、少なくとも患者の氏名などの個人情報を含む情報である。また、制御部13は、ナースコール親機から入力した患者情報及び位置情報をデータ記憶部12に予め記録しておく。なお、患者情報及び位置情報が必要になる度にナースコール親機から患者情報及び位置情報を入力するようにすれば、データ記憶部12は不要となる。
【0018】
表示制御部14は、データ記憶部12に記憶されている患者情報に基づいて、図2に示すような患者情報を示す画像を表示部15に表示したり、非表示としたりすることができる。表示部15は、液晶パネルなどにより構成されており、表示制御部14にて生成された画像を表示する。また、表示制御部14は、呼び出し信号入力部11が呼び出し信号を入力すると、呼び出しが行われたことを示す表示制御を行う。
【0019】
具体的には、表示制御部14は、患者情報を示す画像を赤や黄、青などの目立つ色に着色して表示部15に表示したり、患者情報を示す画像の枠を着色して表示部15に表示したりする。また、表示制御部14は、呼び出しが行われた後に図示しない復旧ボタンが操作された場合に、元の表示に戻す。ここで、復旧ボタンは、呼び出し動作を停止して元の状態に復旧させる操作を行うボタンである。
【0020】
制御部13は、呼び出し信号入力部11から呼び出し信号を入力していない場合(換言するとナースコール子機1により呼び出しが行われていない場合)に、下記の動作を行う。制御部13は、廊下灯10が設置されている病室内の全ての患者の患者情報を位置情報と共にデータ記憶部12から読み出して表示制御部14に出力する。
【0021】
表示制御部14は、図2(A)に示すように、複数の患者の患者情報を表示部15に表示する際に、表示領域を患者の数で分割して表示する。ここで、患者の数は、廊下灯10が設置されている病室内に収容可能な患者の数(換言するとベッドの数)である。図2(A)では、3名の患者(「○○ ○○」、「×× ××」、「△△ △△」)と空きベッドとを合わせた合計4が患者の数となる。
【0022】
このような状態において、ある患者(特許請求の範囲の発呼者に該当する)によりナースコール子機1の操作部2が操作されて呼び出しが行われると、操作部2は、呼び出し信号を生成して呼び出し信号出力部3に出力する。呼び出し信号出力部3は、操作部2から入力した呼び出し信号を廊下灯10に出力する。
【0023】
呼び出し信号入力部11がナースコール子機1から呼び出し信号を入力すると、制御部13は、廊下灯10が呼び出し状態になったと判断する。また、廊下灯10が呼び出し状態であると制御部13にて判断した場合に、制御部13は、呼び出しを行った患者を特定し、表示制御部14に出力する。表示制御部14は、図2(B)に示すように、呼び出しを行った患者(ここでは、「○○ ○○」)の患者情報を表示部15に拡大表示する。
【0024】
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作及び患者情報表示方法を説明する。図3は、本実施形態によるナースコールシステムの動作及び患者情報表示方法を示すフローチャートである。まず、ナースコール子機1にて、操作部2が操作されたか否か(呼び出し信号が出力されているか否か)を呼び出し信号出力部3にて調べる(ステップS1)。操作部2が操作されていないと呼び出し信号出力部3にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
【0025】
一方、操作部2が操作されたと呼び出し信号出力部3にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、呼び出し信号出力部3は、呼び出し信号を廊下灯10に出力する(ステップS2)。
【0026】
廊下灯10では、制御部13が病室内の人数分の患者情報を位置情報と共にデータ記憶部12から読み出して表示制御部14に出力する。表示制御部14は、図2(A)に示すように、複数の患者の患者情報を表示部15に表示する際に、表示領域を患者の数で分割して通常の表示を行う(ステップS3)。
【0027】
この状態において、廊下灯10では、呼び出し信号入力部11が呼び出し信号を入力したか否かを制御部13にて調べる(ステップS4)。呼び出し信号入力部11が呼び出し信号を入力していないと制御部13にて判断した場合には(ステップS4にてNO)、ステップS3の処理に戻る。
【0028】
一方、呼び出し信号入力部11が呼び出し信号を入力したと制御部13にて判断した場合には(ステップS4にてYES)、制御部13は、呼び出しを行った患者の患者情報をデータ記憶部12から読み出して表示制御部14に出力する。表示制御部14は、呼び出しを行った患者の患者情報を表示部15に拡大表示する(ステップS5)。そして、制御部13は、図示しない復旧ボタンが操作されたか否かを調べる(ステップS6)。復旧ボタンが操作されていないと制御部13にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS5の処理に戻る。一方、復旧ボタンが操作されたと制御部13にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、ステップS3に戻る。
【0029】
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1により呼び出し操作が行われた場合に、患者情報を表示する全ての表示領域を使用して呼び出しを行った患者の患者情報が拡大表示される。これにより、患者情報を見易く表示することができる。また、呼び出し操作を行った患者以外の患者情報が廊下灯10の表示部15に表示されないので、呼び出しを行った患者以外の患者の個人情報を保護することができる。
【0030】
なお、前述した実施形態では、ナースコール子機1の操作部2により呼び出しが行われた場合に、廊下灯10の表示部15に呼び出しを行った一人の患者の患者情報を拡大表示するようにしているが、これに限定されない。例えば、2つのナースコール子機1により同時に呼び出しが行われた場合に、廊下灯10の表示部15に呼び出しを行った2人の患者の患者情報をそれぞれ拡大表示するようにしても良い。
【0031】
具体的には、呼び出しが行われていない場合には、図4(A)に示すように、複数の患者の患者情報を表示部15に表示する際に、表示領域を患者の数で分割して表示する。このような状態において、2人の患者によりナースコール子機1の操作部2が操作されて呼び出しが行われると、表示制御部14は、図4(B)に示すように、呼び出しを行った2人の患者(ここでは、「○○ ○○」、「△△ △△」の2人)の患者情報を表示部15にそれぞれ拡大表示する。
【0032】
また、前述した実施形態では、廊下灯10の表示部15に表示される患者情報として患者の氏名のみが表示されているが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、患者の救護区分などを同時に表示するようにしても良い。
【0033】
また、前述した実施形態では、呼び出しを行った患者の患者情報を表示部15に拡大表示する際に、患者の氏名のみを表示しているが、これに限定されない。例えば、図5(B)に示すように、呼び出しを行った患者の患者情報を表示部15に拡大表示する際に、病室内における患者の位置情報(特許請求の範囲の発呼者位置情報に該当する)、換言すると患者のベッドの位置情報を表示するようにしても良い。ここでは、患者である「○○ ○○」は、病室内の左上(実際には左奥)に存在することが表示部15に表示される。これにより、患者情報が拡大表示された場合でも患者の位置を把握することができる。
【0034】
また、前述した実施形態では、呼び出しが行われていない状態において、病室内の患者情報が表示部15に表示されているが、これに限定されない。例えば、表示部15をタッチパネルにより構成し、看護師がタッチパネルに表示したときのみ患者情報が表示部15に表示されるようにしても良い。具体的には、呼び出しが行われていない状態では、図5(A)に示すように表示部15には何も表示されていなかったりスクリーンセーバーが表示されたりして、患者情報が表示されていない。この状態で、看護師が表示部15のタッチパネルに触れると、図5(B)に示すように、病室内の患者の患者情報が表示部15に表示される。また、患者により呼び出しが行われると、図5(C)に示すように、呼び出しを行った患者の患者情報のみが表示部15に拡大表示される。これにより、患者の個人情報を更に強固に保護することができる。
【0035】
また、このような場合において、表示部15をタッチパネルにより構成する代わりに、表示部15の表示/非表示を切り替えるボタンを設けても良い。また、看護師の接近を検出するセンサーを設け、センサーによる検出の有無により表示/非表示を切り替えるようにしても良い。
【0036】
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態によるナースコールシステムの廊下灯の表示画面の例を示す図である。
【図3】本実施形態によるナースコールシステムの動作及び患者情報表示方法を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態によるナースコールシステムの廊下灯の表示画面の第1の変形例を示す図である。
【図5】本実施形態によるナースコールシステムの廊下灯の表示画面の第2の変形例を示す図である。
【図6】本実施形態によるナースコールシステムの廊下灯の表示画面の第3の変形例を示す図である。
【符号の説明】
【0039】
1 ナースコール子機
2 操作部
3 呼び出し信号出力部
10 廊下灯
11 呼び出し信号入力部
12 データ記憶部
13 制御部
14 表示制御部
15 表示部




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013