米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 医学 -> ライオン株式会社

発明の名称 ノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品、及び毛髪洗浄剤組成物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−145726(P2007−145726A)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
出願番号 特願2005−338687(P2005−338687)
出願日 平成17年11月24日(2005.11.24)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 大沼 克典 / 江川 和子
要約 課題
容器からの1回当たりの毛髪洗浄剤組成物の吐出量を多く設定し、かつカチオン性高分子化合物を配合しても安定した泡が得られ、泡のクリーミー性と、洗いやすさ等の使用性と、洗浄後のコンディショニング性に優れたノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品を提供することである。

解決手段
本発明は、(A)アニオン界面活性剤と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコールと、(C)カチオン性高分子化合物を含有する毛髪洗浄剤組成物がノンエアゾール型泡吐出容器に収容されてなるノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品において、前記ノンエアゾール型泡吐出容器の1回当たりの前記毛髪洗浄剤組成物の吐出量が1.7g以上であり、かつ前記毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率が1/12〜1/25(g/cm)であることを特徴とするノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品である。
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)アニオン界面活性剤と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコールと、(C)カチオン性高分子化合物を含有する毛髪洗浄剤組成物がノンエアゾール型泡吐出容器に収容されてなるノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品において、
前記ノンエアゾール型泡吐出容器の1回当たりの前記毛髪洗浄剤組成物の吐出量が1.7g以上であり、かつ前記毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率が1/12〜1/25(g/cm)であることを特徴とするノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品。
【請求項2】
前記毛髪洗浄剤組成物は、さらに(D)平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むエマルジョンを含有する請求項1記載のノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品。
【請求項3】
(A)アニオン界面活性剤と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコールと、(C)カチオン性高分子化合物と、(D)平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むエマルジョンを含有することを特徴とする毛髪洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品、及び毛髪洗浄剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
容器から毛髪洗浄剤組成物を泡状に吐出させて使用するタイプの泡吐出毛髪洗浄剤製品は、洗髪時の手間を大幅に簡略化させることができ、容易に毛髪や頭皮の汚れを充分に洗浄できる利便性を有する。
これに対して、容器から毛髪洗浄剤組成物を液状に吐出させて使用するタイプ(液吐出タイプ)の毛髪洗浄剤製品は、容器から毛髪洗浄剤組成物を液状のまま手に吐出させた後に泡立ててから洗髪する必要があり、その行為は、子供や高齢者、疾病者等にとっては実施しにくいものである。
また、液吐出タイプの毛髪洗浄剤製品は、毛髪洗浄剤組成物を頭髪上で泡立てる際に、毛髪どうしの摩擦等に起因する毛髪ダメージを伴う場合がある。これに対して、前記泡吐出毛髪洗浄剤製品は、この毛髪ダメージが防止される効果も有する。
【0003】
これら利点を有する泡吐出毛髪洗浄剤製品は、従来より種々提案されている。
例えば、界面活性剤と噴射剤とを含有するエアゾール型の泡吐出毛髪洗浄剤製品が提案されている(特許文献1、2参照。)。
また、噴射剤を使用しないフォーマー容器に収容されたノンエアゾール型の泡吐出毛髪洗浄剤製品も提案されている(特許文献3〜5参照。)。
【特許文献1】特開昭61−289023号公報
【特許文献2】特表2003−501452号公報
【特許文献3】特開2001−172166号公報
【特許文献4】特開2000−336019号公報
【特許文献5】特開2002−256298号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、2に記載のエアゾール型の泡吐出毛髪洗浄剤製品は、噴射剤を必要とするため、容器に収容された内容物を使い切った後に廃棄する際、安全面や環境面において問題がある。
また、エアゾール型の泡吐出毛髪洗浄剤製品は、内容物を使い切って、新たに毛髪洗浄剤組成物を容器へ詰め替えることができないなどの不具合がある。
【0005】
一方、特許文献3〜5に記載のノンエアゾール型の泡吐出毛髪洗浄剤製品の容器から吐出される毛髪洗浄剤組成物の吐出量は、液吐出タイプの毛髪洗浄剤製品に用いられている一般的な容器からの吐出量(容器から毛髪洗浄剤組成物を手に吐出させる操作1回当たり3g)と比較すると半分以下である。液吐出タイプの毛髪洗浄剤製品を用いたときと同等の性能を得るためには、容器から吐出される毛髪洗浄剤組成物の吐出量を同じにするために、操作回数を2倍以上にする必要があり、手間を要する。そのため、ノンエアゾール型の泡吐出毛髪洗浄剤製品は、液吐出タイプの毛髪洗浄剤製品と操作回数が同じ場合、毛髪洗浄剤組成物の使用量が少なくても対応可能な子供を対象としたシャンプー分野でなければ満足する性能(例えば、頭髪の洗浄性、洗浄後のコンディショニング性等)が得られず、汎用性に劣る。
【0006】
これに対して、容器から吐出される毛髪洗浄剤組成物の吐出量を多く設定することによる解決策が考えられる。しかしながら、従来のノンエアゾール型泡吐出容器では、吐出量を多く設定した場合、泡の形成性が不安定になり、クリーミーな泡が得られず、洗髪しにくくなって使用性が悪くなるという問題がある。
【0007】
また、従来のノンエアゾール型泡吐出容器では、洗浄後のコンディショニング性を付与するためにカチオン性高分子を配合した場合、泡の形成性が不安定になるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、容器からの1回当たりの毛髪洗浄剤組成物の吐出量を多く設定し、かつカチオン性高分子化合物を配合しても安定した泡が得られ、泡のクリーミー性と、洗いやすさ等の使用性と、洗浄後のコンディショニング性に優れたノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは鋭意検討した結果、毛髪洗浄剤組成物を特定のノンエアゾール型泡吐出容器に収容して用いることにより上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第1の態様は、(A)アニオン界面活性剤と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコールと、(C)カチオン性高分子化合物を含有する毛髪洗浄剤組成物がノンエアゾール型泡吐出容器に収容されてなるノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品において、前記ノンエアゾール型泡吐出容器の1回当たりの前記毛髪洗浄剤組成物の吐出量が1.7g以上であり、かつ前記毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率が1/12〜1/25(g/cm)であることを特徴とするノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品である。
また、前記毛髪洗浄剤組成物は、さらに(D)平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むエマルジョンを含有することが好ましい。
また、本発明の第2の態様は、(A)アニオン界面活性剤と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコールと、(C)カチオン性高分子化合物と、(D)平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むエマルジョンを含有することを特徴とする毛髪洗浄剤組成物である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、容器からの1回当たりの毛髪洗浄剤組成物の吐出量を多く設定し、かつカチオン性高分子化合物を配合しても安定した泡が得られ、泡のクリーミー性と、洗いやすさ等の使用性と、洗浄後のコンディショニング性に優れたノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
≪ノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品≫
本発明のノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品は、(A)アニオン界面活性剤(以下、(A)成分という。)と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコール(以下、(B)成分という。)と、(C)カチオン性高分子化合物(以下、(C)成分という。)を含有する毛髪洗浄剤組成物がノンエアゾール型泡吐出容器に収容されてなるものである。
【0012】
<毛髪洗浄剤組成物>
本発明において、毛髪洗浄剤組成物は、(A)成分と、(B)成分と、(C)成分を含有する。
また、前記毛髪洗浄剤組成物は、さらに(D)平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むエマルジョン(以下、(D)成分という。)を含有することが好ましい。
以下、各成分について更に詳細に説明する。
【0013】
[(A)成分]
(A)成分としては、通常の毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に制限されず、例えばα−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、パラフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、N−アシル−β−アラニン塩、N−アシルグルタミン酸塩、アシルメチルタウリン塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、脂肪酸石鹸、リン酸エステル系アニオン界面活性剤等が挙げられる。中でも、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。その中でも、アルキレンオキシド繰り返し単位の平均付加モル数をn、全付加体中におけるアルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数の最大値をMとした場合、Mは2以上で、かつ(M−1)とMと(M+1)との合計分布率(質量%)がアルキレンオキシド繰り返し単位の全付加体中、40質量%以上であるポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩がより好ましい。
なお、上記(A)成分の対イオンには、一般的にナトリウム、カリウム、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、アンモニウム等が挙げられる。
【0014】
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩中の炭化水素基は、特に制限されるものではなく、例えば直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基等が挙げられる。具体的には、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、アラキル基、ベヘニル基等である。これらは、1種単独又は2種類以上が混合されていてもよく、また、天然原料を用いてもよく、合成原料を用いてもよい。
以下、好適に使用されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩について更に詳細に説明する。
【0015】
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩におけるアルキレンオキシド繰り返し単位の平均付加モル数nは2〜6が好ましく、より好ましくは2〜4、さらに好ましくは2〜3である。nが2以上であると、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数0の付加体(アルキルサルフェート塩)が少なくなり、毛髪洗浄剤組成物のマイルド性及び保存安定性が向上する。一方、nが6以下であると洗浄力が向上するとともに、すすぎ時や洗浄後のべたつきが抑制される。
また、前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数が異なる付加体を複数含むが、そのアルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数分布は以下の特長を有していることが好ましい。
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、全付加体中、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加体分布率が最大の付加モル数Mが0とならない(全付加体中、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数0のものが最も多く含まれることがない)ことが好ましい。すなわち、毛髪洗浄剤組成物のマイルド性及び保存安定性に悪影響を与えると推測されるアルキルサルフェート塩が最も多く含まれるものではないことが好ましい。
この付加モル数0の付加体(アルキルサルフェート塩)の分布率は19質量%以下であることが好ましく、より好ましくは15質量%以下であり、下限値は3質量%以上であることが好ましい。
また、全付加体中、付加体分布率が最大の付加モル数Mの付加体の分布率は15質量%以上であることが好ましく、より好ましくは17質量%以上であり、さらに好ましくは20質量%以上であり、上限値は30質量%以下であることが好ましい。さらに、(M−1)とMと(M+1)との合計分布率は40質量%以上であることが好ましく、より好ましくは42質量%以上であり、さらに好ましくは45質量%以上であり、上限値は85質量%以下であることが好ましい。
上記範囲のアルキレンオキシド繰り返し単位の付加体分布率を有することにより、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数の分布が狭く、液体洗浄剤の主基材として好適な構造のものに集約された、いわば精製されたポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩となる。
【0016】
下記表1に、実施例で使用したポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸Naにおけるアルキレンオキシド繰り返し単位の付加体分布率の一例を示す。
アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数分布の分析方法を下記に示す。
サンプル50μg、BSTFA(N,O−ビス[トリメチルシリル]トリフルオロアセトアミド(シリル化試薬)200μL及びピリジン400μLを混合し、80℃、30分加熱し、サンプルの前処理を行った。
Agilent 6890N(Agilent社製)を用い、下記測定条件のキャピラリーガスクロマトグラフィー法により、水素炎イオン化検出器(FID)によってピークを検出し、得られたエリア%からアルキレンオキシド繰り返し単位の付加体分布率を算出した。
(測定条件)
カラム:Ultral(商品名;25mm×0.2mm、膜厚0.11μm;Agilent社製)。
キャリアガス:ヘリウム 30cm/S。
カラム温度:60℃→320℃ 20℃/min.で昇温。
【0017】
【表1】


【0018】
一般に、従来から工業的に使用されているポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数の分布が幅広いものである。
例えば、アルキレンオキシド繰り返し単位の平均付加モル数nが5のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩(表1中のA−5)の場合、洗浄力と泡性能が良好であり、かつマイルド性と保存安定性の面でも良好なアルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数1〜6の付加体の合計分布率が実質的には約45質量%であり、残りの大部分は洗浄力にはほとんど寄与しない付加体を有するものである。
【0019】
また、アルキレンオキシド繰り返し単位の平均付加モル数nが2のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩(表1中のA−4)の場合、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数1〜6の付加体の合計分布率が約60質量%である。しかしながら、マイルド性と保存安定性に著しく悪影響を与えると推測されるアルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数0のアルキルサルフェート塩の分布率が20質量%以上であるため、A−3を配合した毛髪洗浄剤組成物に比べるとその特性がやや劣る。
【0020】
これに対して、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数の分布が狭いポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩(表1中のA−3)の場合、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数1〜6の付加体の合計分布率が90質量%近いものである。また、アルキルサルフェート塩の分布率が10質量%強と少ないことから、マイルド性と保存安定性の面でも有利であり、液体洗浄剤の主基材として優れたものであり、本発明における(A)成分として好ましく用いることができる。
【0021】
(A)成分として好適に使用されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩の製造方法は、特に制限されるものではなく、例えば特開平1−164437号公報等に開示される特定のルイス酸固体触媒を用いて製造されたものであってもよく、硫酸等の酸性液体触媒存在下で製造されたものであってもよい。また、一般に工業的に行われている水酸化ナトリウム等のアルカリ触媒存在下で、まず、アルキレンオキシド繰り返し単位の付加モル数の分布の広いものを合成した後、これを蒸留等によって精製することにより製造されたものであってもよい。
【0022】
上記(A)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
(A)成分の配合量は、毛髪洗浄剤組成物の総質量に対して1〜60質量%が好ましく、
10〜30質量%がより好ましい。該範囲の下限値以上であることにより、泡立ちや洗浄力が向上する。上限値以下であることにより、毛髪洗浄剤組成物の粘度が抑えられて容器から吐出される泡の形成性が向上する。
【0023】
[(B)成分]
(B)成分の一価の低級アルコールとしては、エタノール、プロパノール、ブタノール等の炭素数が好ましくは2〜4の一価のアルコールが挙げられる。
多価アルコールとしては、ヘキシレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等が挙げられる。
中でも、容器から毛髪洗浄剤組成物を吐出する際に安定した泡が得られやすいことから、エタノール、ヘキシレングリコールが好ましい。
これら一価の低級アルコール及び多価アルコールは、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
(B)成分の配合量は、毛髪洗浄剤組成物の総質量に対して2〜8質量%が好ましく、4〜6質量%がより好ましい。該範囲の下限値以上であることにより、泡の形成性が向上する。上限値以下であることにより、容器から毛髪洗浄剤組成物を吐出する際の泡の保形性が向上する。
【0024】
[(C)成分]
(C)成分としては、通常の毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に制限されず、毛髪洗浄剤組成物中に溶存状態で存在するカチオン性高分子化合物が好適なものとして挙げられる。
該カチオン性高分子化合物としては、ヒドロキシエチルセルロース・ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル(CTFA:Polyquaternium−10,カチオン化セルロース)、グァーガム・塩化ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムエーテル(カチオン化グァーガム)等が好ましく用いられる。
また、カチオン性を示す官能基が、ジメチルジアリルアンモニウムハライドであるものも好ましく用いられる。例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウムホモポリマー、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、塩化ジメチルアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸3元共重合体等である。
また、別のカチオン性残基を有する高分子化合物として、カチオン化加水分解物ケラチン等も用いることができる。
【0025】
上記カチオン性高分子化合物の具体例としては、レオガードGP、レオガードKGP、レオガードMGP(以上、商品名)(ライオン(株)製)等のカチオン化セルロース;ジャガーC−13S、ジャガーC−14S、ジャガーC−17S、ジャガーC−210、ジャガーC−1620(以上、商品名)(ローヌプーラン社製)等のカチオン化グァーガム;Merquat100、Merquat2200、Merquat550、MerquatS、Merquat3330(以上、商品名)(ナルコ ジャパン社製)等である。中でも、すすぎ時の感触の点から、カチオン化セルロース、カチオン化グァーガムが好ましい。
これらカチオン化セルロース、カチオン化グァーガムの重量平均分子量としては、好ましくは10000〜300000であり、より好ましくは30000〜200000である。該範囲の下限値以上であることにより、すすぎ時の感触や洗浄後のコンディショニング性が向上し、一方、上限値以下であることにより、毛髪洗浄剤組成物の粘度が抑えられて泡の形成性が向上する。
なお、前記重量平均分子量は、ポリスチレンを基準物質としたゲル濾過クロマトグラフィー(GPC)による測定値である。
【0026】
上記(C)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
(C)成分の配合量は、毛髪洗浄剤組成物の総質量に対して0.01〜1.0質量%が好ましく、0.1〜0.6質量%がより好ましい。該範囲の下限値以上であることにより、すすぎ時の感触が向上する。上限値以下であることにより、容器から毛髪洗浄剤組成物を吐出する際の泡の形成性と、洗浄後のコンディショニング性が向上する。
【0027】
[(D)成分]
(D)成分のエマルジョンは、平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むものである。
該エマルジョンを含有することにより、経時での毛髪洗浄剤組成物の高温安定性が良好であるとともに、洗浄後のコンディショニング性がより向上する。
【0028】
アミノ変性シリコーンとしては、通常の毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に制限されず、例えば片末端、両末端若しくは主鎖を構成するケイ素(Si)に結合する側鎖中にアミノ基が含まれているもの等を用いることができる。
アミノ変性シリコーン中のアミノ基の含有率は、アミノ当量(g/mol)として好ましくは1000〜50000であり、より好ましくは2000〜20000である。該範囲であることにより、洗浄後のコンディショニング性が向上する。
【0029】
アミノ変性シリコーンの粘度としては、好ましくは100〜50000cSt(センチストークス)であり、より好ましくは300〜10000cStであり、さらに好ましくは500〜3000cStである。該範囲の下限値以上であることにより洗浄後のコンディショニング性が向上し、一方、上限値以下であることにより、アミノ変性シリコーン粒子の微細化が容易となり、安定なシリコーン乳化物が調製しやすくなる。
なお、「粘度」は、温度25℃とした際に、アミノ変性シリコーン100質量%の試料を、B型粘度計によりNo.2ローターを使用して60rpmで測定した値を意味する。
【0030】
アミノ変性シリコーンのさらに好適なものとしては、下記一般式(1)で表されるものが挙げられる。
【0031】
【化1】


【0032】
前記一般式(1)中のRは水酸基又はメチル基であり、毛髪への吸着性が良好なことからメチル基であることが好ましい。
aは1〜4の整数であり、好ましくは2〜4であり、より好ましくは3である。
bは1〜4の整数であり、好ましくは2〜4であり、より好ましくは2である。
s、tはそれぞれ整数であり、好ましくは上記粘度を示す範囲の値をとる。さらに、tは、好ましくはアミノ基の含有率が上記アミノ当量の好ましい範囲を示す値をとる。
なお、s、tが付された各構成単位の順序は異なっていてもよい。
また、上記一般式(1)で表されるアミノ変性シリコーンは、ブロック共重合体でもランダム共重合体でもよい。
【0033】
上記アミノ変性シリコーンは、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
エマルジョン中のアミノ変性シリコーンの含有量は、エマルジョン中、10〜50質量%が好ましく、15〜40質量%がより好ましい。該範囲の下限値以上であることにより、組成物へのエマルジョンの配合量を少なくすることができ、一方、上限値以下であることにより、シリコーン粒子の微細化が容易となり、安定なシリコーン乳化物が調製できる。
【0034】
乳化剤としては、通常シリコーンエマルジョンに用いられるものであれば特に制限されず、(A)成分とは配合目的が異なるアニオン界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、両性イオン性界面活性剤等を適宜、選択して用いることができる。
上記乳化剤は、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
エマルジョン中の乳化剤の含有量は、アミノ変性シリコーン100質量部に対して0.5〜10質量部が好ましく、1〜5質量部がより好ましい。該範囲の下限値以上であることにより、アミノ変性シリコーン粒子の粒子径を小さくすることができ、一方、上限値以下であることにより、洗浄後のコンディショニング性が向上する。
【0035】
エマルジョンの調製方法は、特に制限されず、従来公知の方法などにより調製することができる。例えば、特開平5−139941号公報に開示されているように、乳化重合や機械的方法等によって調製することができる。
なお、アミノ変性シリコーン、乳化剤以外の残部には水が配合される。
エマルジョン中の水の含有量は、エマルジョン中、50〜90質量%が好ましい。
また、必要に応じて防腐剤等の添加剤を配合することができる。
【0036】
エマルジョン中に分散しているアミノ変性シリコーン粒子の平均粒子径は0.15μm未満であり、好ましくは0.1μm以下であり、下限値は0.01μm以上であることが好ましい。該範囲の上限値以下であることにより、経時での毛髪洗浄剤組成物の高温安定性が向上する。一方、下限値は、平均粒子径は小さいほど経時での高温安定性が良好な傾向にあるが、平均粒子径は小さすぎても毛髪への吸着性が低下してしまう場合があり、本発明においては下限値を好ましくは0.01μm以上とすることにより毛髪への吸着性が向上する。なお、本発明で好ましく用いられるアミノ変性シリコーンは、シリコーンの中でも毛髪への吸着性が良好なものである。
ここで「平均粒子径」とは、動的光散乱法等により測定される値をいう。具体的には、LB−550(商品名、堀場製作所製)、又はCOULTER MODEL N4(商品名、COULTER ELECTRONICS社(米国)製)等を用いることにより測定することができる。
【0037】
エマルジョンの具体例としては、FZ―4671(商品名;R=CH、a=3、b=2;平均粒子径0.05μm;乳化剤ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、BY22―079(商品名;R=CH、a=3、b=2;平均粒子径0.04μm)、DC2―8194(商品名、平均粒子径0.04μm)(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)等である。中でも、洗浄後のコンディショニング性(特に乾燥後のなめらかさ)の点から、FZ―4671が好ましい。
【0038】
上記(D)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
(D)成分の配合量は、アミノ変性シリコーン量が毛髪洗浄剤組成物の総質量に対して0.01〜10質量%となるように配合することが好ましく、0.1〜5質量%となるように配合することがより好ましい。該範囲の下限値以上であることにより、洗浄後のコンディショニング性が向上する。上限値以下であることにより、泡立ちが向上し、洗浄後のべたつきが抑制される。
【0039】
[その他の成分]
本発明における毛髪洗浄剤組成物には、必須成分の上記(A)成分、(B)成分及び(C)成分、好ましく用いられる(D)成分以外に、毛髪洗浄剤組成物に一般的に使用されるその他の成分を任意に配合することができる。
その他の成分としては、例えば、油剤、アミノ酸、カチオン性界面活性剤(乳化剤とは異なるもの)等のコンディショニング性向上成分等が挙げられる。その他、クエン酸などのpH調整剤、安息香酸塩などの抗菌剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの粘度調整剤、色素、香料、食塩、芒硝、可溶化剤、タンパク誘導体、動埴物抽出エキス、パール外観付与剤、ハイドロトロープ、酸化防止剤、紫外線吸収剤、増粘剤、ふけ止め剤、トニック剤、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒等が挙げられる。
これら成分は、本発明の効果を損なわない範囲で常用量を配合することができる。
【0040】
コンディショニング性向上成分として配合可能な油剤の具体例としては、エステル油、パラフイン油、ワックス類、グリセライド類、動植物油類等や、親水性の低い脂肪酸や高級アルコール、アルコールのエチレンオキシド付加体等が挙げられる。より具体的には、オクタン酸セチル、イソステアリン酸イソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸セチル、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、ワセリン、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸、ヤシ油脂肪酸、ミリスチン酸へキシルデシル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、蜜蝋、トリイソステアリン、オリーブ油、ホホバ油、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
アミノ酸の具体例としては、アルギニン、グルタミン、ヒスチジン、リジンとその塩等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤の具体例としては、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライドなどのアルキル第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0041】
香料(香料組成物)としては、以下のものを配合することができる。ここで「香料組成物」とは、香料成分、溶剤、香料安定化剤等からなる混合物をいう。
香料成分は、特開2003−300811号公報([0021]〜[0035]に開示のもの等が挙げられる。
また、香料用溶剤は、同号公報([0050])に開示のもの等が挙げられる。香料用溶剤の使用量は、香料組成物中、0.1〜99質量%であることが好ましく、より好ましくは1〜50質量%である。
また、香料安定化剤は、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンEとその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物等が挙げられ、中でもジブチルヒドロキシトルエンが好ましい。香料安定化剤の使用量は、香料組成物中、0.0001〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.001〜5質量%である。
香料組成物の配合量は、毛髪洗浄剤組成物の総質量に対して0.005〜40質量%であることが好ましく、より好ましくは0.01〜10質量%である。
【0042】
上記毛髪洗浄剤組成物の調製方法は、溶剤として水(イオン交換水、精製水等)を用い、常法に準じて調製することができる。
調製に用いられる装置としては、例えば、剪断力を発生させ、また全体混合ができる複数の撹拌羽根、例えばプロペラ、タービン、ディスパーなどを備えた撹拌装置等が挙げられる。
また、毛髪洗浄剤組成物のpHは、洗浄後のコンディショニング性等の点から、pH(25℃)が2〜7の範囲内であることが好ましい。
【0043】
<ノンエアゾール型泡吐出容器>
本発明において、前記ノンエアゾール型泡吐出容器の1回当たりの前記毛髪洗浄剤組成物の吐出量が1.7g以上であり、かつ前記毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率が1/12〜1/25(g/cm)である。
【0044】
本発明に用いられるノンエアゾール型泡吐出容器は、容器内に収容された毛髪洗浄剤組成物と空気とを混合し、その混合物を容器吐出口から泡状として吐出させるものである。
好ましくは、該混合物を、1枚あるいは複数枚の一定の孔径を有する多孔質膜に通過させることによって、容器吐出口から泡状として吐出させるものである。
【0045】
容器からの1回当たりの前記毛髪洗浄剤組成物の吐出量は1.7g以上であり、好ましくは2〜4gである。該吐出量が1.7g以上であることにより、毛髪洗浄剤組成物の使用量として充分な量となり、性能(頭髪の洗浄性、洗浄後のコンディショニング性等)が向上する。一方、該吐出量の上限値が4g以下であれば、吐出時にノズル等の容器の押し圧が重くなりすぎずに押しやすくなり、容器から毛髪洗浄剤組成物を泡状に吐出させやすく、また安定した泡が得られやすくなる。
なお、「1回当たり」とは、容器から毛髪洗浄剤組成物を手に吐出させる操作回数が1回であることをいう。例えば、ポンプ式フォーマー容器の場合はポンピング回数、スクイズ式フォーマー容器の場合はスクイズ回数がそれぞれ1回であることを意味する。
また、「吐出量」は、容器から毛髪洗浄剤組成物を手に吐出させる操作により、容器吐出口から吐出された毛髪洗浄剤組成物の量をいう。
【0046】
容器から毛髪洗浄剤組成物を吐出させる1回の操作における前記毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率は1/12〜1/25(g/cm)であり、好ましくは1/14〜1/20(g/cm)である。該混合比率が1/25未満であると、泡の形成性が悪化し、吐出物を毛髪や頭皮へ塗布しにくくなる。一方、1/12を超える範囲では、クリーミーな泡が得られず、洗いやすさ等の使用性が劣化する。
なお、本発明において「毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率」とは、15〜25℃(好ましくは20℃)下で、ノンエアゾール型泡吐出容器内において、毛髪洗浄剤組成物1g当たりに混合される空気の体積(cm)を表す。
また、前記混合比率は、ノンエアゾール型泡吐出容器から毛髪洗浄剤組成物を吐出させる1回の操作において、毛髪洗浄剤組成物の吐出量が最大量となるときの毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率を示すものとする。
【0047】
また、前記ノンエアゾール型泡吐出容器から吐出する吐出物の泡体積は、該容器から毛髪洗浄剤組成物を吐出させる操作1回当たり10〜30mLであることが好ましく、12〜25mLであることがより好ましい。該泡体積が10mL以上であると、前記ノンエアゾール型泡吐出容器から手のひらに吐出される吐出物の泡量が充分となり、外観や使用性の点でより良好になるとともに、泡の形成性も向上する。一方、30mL以下であると、泡の形成性が向上するとともに、泡に占める毛髪洗浄剤組成物の量は充分であり、洗浄力やコンディショニング性が向上する。
なお、「泡体積」とは、15〜25℃(好ましくは20℃)で、前記ノンエアゾール型泡吐出容器から吐出する吐出物をピストン型シリンジ(容量100mL)内に吐出させたとき、その吐出物である泡の量をピストン型シリンジの目盛により測定した値をいう。
【0048】
また、前記ノンエアゾール型泡吐出容器は、一定の孔径を有する多孔質膜を備え、該多孔質膜は、メッシュ口径が200メッシュ以下、好ましくは100メッシュ以下であり、下限値については実質的には50メッシュ以上であることが好ましい。メッシュ口径が200メッシュ以下であることにより、泡の形成性が向上し、吐出時にノズル等の容器の押し圧が重くなりすぎずに押しやすくなり、容器の使用性が向上する。
【0049】
本発明に用いられる前記ノンエアゾール型泡吐出容器としては、具体的には、軟質容器の胴部を手指で押圧することにより使用されるスクイズ式フォーマー容器、ポンプ機構を備えたキャップの頭部(ノズル)を手指で押圧することにより使用されるポンプ式フォーマー容器等が挙げられる。中でも、一定割合で毛髪洗浄剤組成物と空気とを容易に混合できることから、キャップの頭部(ノズル)を手指で押圧することにより使用されるポンプ式フォーマーが好ましく用いられる。
【0050】
一般的に、容器からの1回当たりの毛髪洗浄剤組成物の吐出量と、毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率は、用いる容器の構造を適宜、制御することにより調整することが可能である。
一例としてポンプ式フォーマー容器について、以下、図を参照しながら説明する。
【0051】
本発明に用いられるノンエアゾール型泡吐出容器の一実施形態例を図1に示す。
図1のノンエアゾール型泡吐出容器1は、容器本体2とノズル本体3とから構成され、キャップ21を備えている。
ノズル本体3は、シリンダー4、リキッドピストン6、混合部8、ノズル9を有している。
混合部8の上方には、2枚の多孔質膜11、11がネットホルダー10により配置されている。ネットホルダー10の下端には、エアピストン12が配置されている。
リキッドピストン6内は組成物取込部14となっており、容器本体2内に収容された毛髪洗浄剤組成物がディップチューブ20を介して送り込まれる空間となっている。また、リキッドピストン6は、使用に供されない場合、コイルスプリング18によって上方に付勢されている。
また、組成物取込部14の中央には、インナーロッド16が配置されている。このインナーロッド16は、使用に供されない場合、リキッドピストン6により引っ張り上げられていて、インナーロッド16とリキッドピストン6との間がシールされることにより組成物取込部14の上端が塞がれている。
一方、シリンダー4内は空気取込部13となっている。また、エアピストン12は、シリンダー4のベントホール17を塞ぐように配置されている。これにより、容器本体2内に収容された毛髪洗浄剤組成物が、ディップチューブ20を介してシリンダー4内に混入することが防止されている。
【0052】
該ノンエアゾール型泡吐出容器1から毛髪洗浄剤組成物を吐出させる際には、手指でノズル9を押圧する。これにより、ノズル吐出口から毛髪洗浄剤組成物が泡状に吐出する。
このとき、エアピストン12とリキッドピストン6は、一体になって下方に押し下げられる。そして、インナーロッド16は、リキッドピストン6より遅れて下がることにより、インナーロッド16とリキッドピストン6との間には隙間が生じる。そして、この隙間から毛髪洗浄剤組成物が混合部8内に送り込まれる。
したがって、リキッドピストン6内の組成物取込部14の容積、ノズル9の押し下げる距離(ストローク)等を調整することにより、容器からの1回当たりの前記毛髪洗浄剤組成物の吐出量を制御することが可能となる。これにより、該吐出量を1.7g以上とすることができる。
【0053】
一方、エアピストン12が押し下げられることにより、シリンダー4のベントホール17が開口して空気取込部13から混合部8内に空気が送り込まれ、混合部8で空気と毛髪洗浄剤組成物とが混合される。そして、空気と毛髪洗浄剤組成物との混合物は、多孔質膜11、11を通過して泡状となってノズル吐出口から吐出される。
したがって、シリンダー4内の空気取込部13の容積、混合部8への空気の送り込み量等を調整することにより、前記毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率を制御することが可能となる。これにより、毛髪洗浄剤組成物1gに対する空気の量を12〜25(cm)とすることができる。
【0054】
図1の例において、毛髪洗浄剤組成物が収容される量は、約550(mL)である。
組成物取込部14の容積は、約2(mL)である。
空気取込部13の容積は、約30(mL)である。
ノンエアゾール型泡吐出容器1の高さ(容器本体2の底面からキャップ21上部まで)は21.5(cm)である。
容器本体2の底面の径は8.5(cm)である。
【0055】
≪毛髪洗浄剤組成物≫
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、(A)アニオン界面活性剤と、(B)一価の低級アルコール及び/又は多価アルコールと、(C)カチオン性高分子化合物と、(D)平均粒子径が0.15μm未満のアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤を含むエマルジョンを含有する。
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、(D)成分を必須成分とする以外は、上記ノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品における毛髪洗浄剤組成物と同様である。したがって、(A)成分、(B)成分、(C)成分、その他の成分、調製方法等については、いずれも上記ノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品における毛髪洗浄剤組成物と同様であり、共通する構成については説明を省略する。
【0056】
本発明の毛髪洗浄剤組成物においては、(D)成分は必須成分である。該(D)成分を含有することにより、洗浄後のコンディショニング性が向上し、かつ経時での毛髪洗浄剤組成物の高温安定性にも優れる。
エマルジョンを構成するアミノ変性シリコーン粒子、水及び乳化剤、調製方法、平均粒子径等については、上記ノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品における毛髪洗浄剤組成物と同様であり、共通する構成については説明を省略する。
【0057】
本発明に係る(D)成分を含有する毛髪洗浄剤組成物においては、洗浄後のコンディショニング性に優れ、かつ経時での毛髪洗浄剤組成物の高温安定性にも優れる。この理由は、定かではないが以下のように推測される。
(D)成分に含まれるアミノ変性シリコーンは、シリコーンの中でも毛髪への吸着性が良好なものである。そのため、洗髪の際、すすいだ後でも充分な量のアミノ変性シリコーンが毛髪に吸着し、残存可能であると考えられる。
また、(D)成分に含まれるアミノ変性シリコーン粒子は、通常用いられているシリコーン粒子よりも平均粒子径が小さいものである。そのため、毛髪上に均一に細かく吸着しやすいと考えられる。
さらに、該アミノ変性シリコーン粒子は平均粒子径が小さいことから、毛髪洗浄剤組成物中で安定に分散することができると考えられる。そのため、高温での保存下においても、アミノ変性シリコーン粒子どうしの凝集が起きにくく、良好な分散性を保つことができると考えられる。
これら理由から、本発明に係る(D)成分を含有する毛髪洗浄剤組成物は、洗浄後のコンディショニング性に優れ、かつ経時での毛髪洗浄剤組成物の高温安定性にも優れると推測される。
【実施例】
【0058】
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。また、例中の「部」および「%」は、特に断らない限り、水を除いた固形分であり、それぞれ質量部および質量%を示す。
【0059】
(実施例1〜10、比較例1〜5)
各例においては、配合組成を変えた以外は同様に毛髪洗浄剤組成物を調製し、それぞれ下記評価を行った。各例に用いた原料を以下に示す。また、各例の配合組成を表2〜3に示す。
【0060】
<使用した原料>
A−1:POE(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム、商品名:テイカポールNE1230E、テイカ社製。粧配規に準拠したポリオキシエチレンアルキル(12−14)エーテル硫酸ナトリウム液(3E.O.)で、純分約28%の水溶液である。表中の値はPOEアルキル(12−14)エーテル硫酸ナトリウムの純分相当量である。
【0061】
A−2:テトラデセンスルホン酸ナトリウム、商品名:テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ライオン(株)製。粧配規に準拠したテトラデセンスルホン酸ナトリウム液で、純分約35%で、ヒドロキシアルカンスルホン酸ナトリウムを含んだ水溶液である。表中の値はテトラデセンスルホン酸ナトリウムの純分相当量である。
【0062】
A−3、A−4:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム濃縮品、ライオン(株)製。表中の実施例記載の配合量の値はポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムの純分相当量である。
【0063】
ラウリン酸アミドプロピルベタイン:商品名 エナジコールL30B(ライオン(株)製)。粧配規に準拠したラウリン酸アミドプロピルベタイン液で、純分約30%の水溶液である。表中の値はラウリン酸アミドプロピルベタインの純分相当量である。
【0064】
ラウリルジメチルアミンオキシド:商品名 アロモックスDM12D−W(ライオン(株)製)。粧配規に準拠したラウリルジメチルアミンオキシド液で、純分約33%の水溶液である。表中の値はラウリルジメチルアミンオキシドの純分相当量である。
【0065】
エタノール:商品名 95度特級発酵エタノール(信和アルコール産業(株))。
へキシレングリコール:三井化学(株)製。
【0066】
カチオン化セルロース:商品名 XE−511K(ライオン(株)製)。粧配規の塩化O−[ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースに準拠。
カチオン化グァーガム:商品名 ラボールガムCG−M6L(大日本製薬(株)製)。
【0067】
アミノ変性ジメチルポリシロキサンエマルジョン:商品名 FZ−4671(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)。平均粒子径0.04μm、乳化剤ポリオキシエチレンアルキルエーテル、純分約30%である。
アミノ変性ジメチルポリシロキサンエマルジョン:商品名 FZ−4672(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)。平均粒子径0.5μm、純分約40%である。
アミノ変性シリコーンエマルジョン:商品名 SM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)。平均粒子径0.15μm、純分約40%である。
ジメチコノールエマルジョン 3万cSt:商品名 DC2−1865(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)。平均粒子径0.04μm、純分約25%である。
【0068】
クエン酸:粧原基 クエン酸・1水塩に準拠したケッショウクエンサンL(商品名、扶桑化学工業(株)製)。
【0069】
実施例11〜14の配合組成に付した*1〜20は以下の意味を有する。
*1 POE(20)硬化ヒマシ油:商品名 CW−20−90(青木油脂工業(株)製)。 粧原基に準拠したポリオキシエチレン硬化ヒマシ油で、純分約90%の水溶液である。表中の値はPOE(20)硬化ヒマシ油の純分相当量である。
*2 安息香酸Na:粧原基に準拠した安息香酸ソーダ(商品名、BFGoodrich Kalama Inc.社製)。
*3 ヒドロキシエタンジホスホン酸:フェリオックス115(商品名、ライオン(株)製)。
*4 アシルグルタミン酸トリエタノールアミン:アミソフト CT12(商品名、味の素(株)製)。
*5 1,3−ブチレングリコール(ダイセル化学工業(株))。
*6 ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン:ソフダゾリンLSB(商品名、川研ファインケミカル(株)製)。
*7 アルギニン:味の素(株)製。
*8 植物混合エキスA:ファルコレックスBX44(一丸ファルコス(株)製)。
*9 植物混合エキスB:ファルコレックスBX46(一丸ファルコス(株)製)。
*10 シラカバエキス:シラカバエキス(c)(商品名、一丸ファルコス(株)製)。
*11 グリセリン:新日本理化(株)製。
*12 アミノ変性シリコーンエマルジョン:DC2−8194(商品名、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)。平均粒子径0.04μm、純分約26%である。
*13 ピロクトンオラミン:オクトピロックス(商品名、クラリアントジャパン(株)製)。
*14 トリメチルグリシン:味の素(株)製。
*15 POEアルキルスルホコハク酸ナトリウム:ビューライトESS(商品名、三洋化成(株)製)。
*16 アミノ変性シリコーンエマルジョン:BY22−079(商品名、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)。平均粒子径0.04μm、純分約14%である。
*17 ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド:アーカード22−80(商品名、ライオン(株)製)。粧原基に準拠したベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドで、純分約80%の固体である。表中の値はベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドの純分相当量である。
*18 エデト酸二ナトリウム:ディゾルビンNA2(商品名、アクゾノーベル社製)。
*19 メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル:ネオヘリオパンAV(商品名、Haamann&Reimer社製)。
*20 グリコール酸:グリピュア70(商品名、デュポン(株)製)。
なお、香料は、特願2004−249835号の明細書中の[表5]〜[表10]記載の香料A〜Dを用いた。
【0070】
<官能評価>
各例の毛髪洗浄剤組成物と空気とを一定の割合で混合でき、図1のノンエアゾール型泡吐出容器と同様の機構を備えた混合比率が可変の(ノズルの押し下げる距離と、混合部への空気の送り込み量を任意に調整できる)簡易ポンプフォーマー装置(吐出内部に100メッシュの多孔質膜2枚を有する。)を作成し、該装置に各例の毛髪洗浄剤組成物を収容したノンエアゾール型泡吐出毛髪洗浄剤製品を用いて、洗髪評価を行った。
【0071】
図2に、用いた簡易ポンプフォーマー装置の断面を示す。
本装置31は、毛髪洗浄剤組成物と空気とを任意の割合で混合でき、様々な混合条件で本装置31から吐出される吐出物(泡形成組成物)を簡易的に評価できるように作製されたものである。
本装置31は、図1のノンエアゾール型泡吐出容器1と同様の機構を備え、ノズル39の押し下げる距離と混合部38への空気の送り込み量により、毛髪洗浄剤組成物と空気の量を調整することができる。
空気は、シリンジポンプ35から送り出され、シリンダー34に穴を開けてシリンジポンプ35と空気取込部33とが繋がれたチューブ36内を流れて空気取込部33内に取り込まれ、混合部38内に送り込まれる。空気の送り込み量については、シリンジポンプ35の押し下げる距離(ストローク)により調整することができる。
また、ノズル39の押し下げとシリンジポンプ35の押し下げは同時に操作ができ、混合部38内に、毛髪洗浄剤組成物と空気が同時に送り込まれて混合され、その混合物は多孔質膜41、41を通過して泡状となってノズル吐出口から吐出される。
【0072】
洗髪評価は、容器から吐出した泡を手に採り、頭髪に塗布して洗髪を行う際の「吐出時の泡のクリーミー性」、「洗髪時の洗いやすさ」、「すすぎ時のきしみのなさ」、「乾燥後のなめらかさ」について、女性パネル10名の官能評価によって行った。前記官能評価は、下記評点、評価基準を設定して行った。
【0073】
[評点]
+2点:非常に良い。
+1点:やや良い。
0点:どちらともいえない。
−1点:やや悪い。
−2点:非常に悪い。
【0074】
[評価基準]
◎:パネル10名の合計点が15点以上。
○:パネル10名の合計点が6〜14点。
△:パネル10名の合計点が0〜5点。
×:パネル10名の合計点が−1点以下。
【0075】
<経時安定性の評価>
各例の毛髪洗浄剤組成物を50mLの半透明のPET容器に50mL充填し、50℃恒温下にて静置し、2週間後の外観(分離の状態)を目視観察及び下記測定により評価した。
各例の毛髪洗浄剤組成物は、分離が起きていない場合、均一に分散し、PET容器は透明又は不透明な外観を呈する。
一方、分離が起きている場合、PET容器は、図3に示すような外観を呈する。
図3(a)は、不透明外観を有する毛髪洗浄剤組成物が充填されたPET容器の外観(分離の状態)を示した側面図であり、PET容器の下部に透明部分(透明相)52が現れる。 この透明部分(透明相)52と不透明部分51との境界面53と、PET容器底面との距離xを測定し、目視観察と合わせて下記基準にて評価を行った。
また、図3(b)は、透明外観を有する毛髪洗浄剤組成物が充填されたPET容器の外観(分離の状態)を示した側面図であり、上面に白濁部分56が層状に現れる。この上面の白濁部分56の厚さyを測定し、目視観察と合わせて下記基準にて評価を行った。なお、図中、55は透明部分である。
[評価基準]
◎:分離なし(透明又は不透明で均一分散)。
○:やや分散状態が不均一だか、分離は見られない。
△:わずかに分離が見られる(測定距離が1mm未満)。
×:はっきりと分離が見られる(測定距離が1mm以上)。
【0076】
【表2】


【0077】
【表3】


【0078】
表2、3の結果から明らかなように、本発明に係る実施例1〜10は、いずれの評価項目も良好であり、容器からの1回当たりの毛髪洗浄剤組成物の吐出量を多く設定し、かつカチオン性高分子化合物を配合しても安定した泡が得られ、泡のクリーミー性と、洗いやすさ等の使用性と、洗浄後のコンディショニング性に優れていることが確認された。また、(D)成分を含有することにより、洗浄後のコンディショニング性がより良好になることが確認された。
また、経時安定性についても本発明に係る実施例1〜10はいずれも良好であった。
【0079】
一方、本発明において(B)成分を欠く比較例1、(C)成分を欠く比較例2、容器からの毛髪洗浄剤組成物の吐出量が少ない比較例3、毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率が異なる比較例4及び比較例5は、官能評価のいずれかの項目が悪く、実施例よりも劣っていた。
【0080】
(実施例11〜14)
下記実施例11〜14においては、配合組成を変えた以外は上記例と同様に毛髪洗浄剤組成物を調製し、それぞれ上記評価を行った。
評価は、容器からの毛髪洗浄剤組成物の吐出量2.0g、毛髪洗浄剤組成物と空気との混合比率1/15(g/cm、常温20℃)に設定し、上記評価に用いた容器と同様の容器に毛髪洗浄剤組成物を収容して実施した。
各例の配合組成を以下に示す。
【0081】
(実施例11)
POE(2)ラウリルエーテル硫酸Na(A−3)11.0%、
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2.0%、
アミノ変性ジメチルポリシロキサンエマルジョン(FZ−4671)1.0%、
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.5%、
カチオン化セルロース 0.3%、
POE(20)硬化ヒマシ油*1 0.2%、
ヘキシレングリコール 2.0%、
エタノール 2.0%、
安息香酸ナトリウム*2 0.9%、
ヒドロキシエタンジホスホン酸*3 0.2%、
香料A 0.5%、
クエン酸(pH(25℃)が5.5になるように適量配合)、
精製水(合計100%になるようにバランス)。
【0082】
(実施例12)
A−1 12.0%、
アシルグルタミン酸トリエタノールアミン*4 1. 5%、
カチオン化セルロース 0.15%、
エタノール 2.0%、
1,3−ブチレングリコール*5 2.0%、
プロピレングリコール 1.0%、
アミノ変性ジメチルポリシロキサンエマルジョン(FZ−4671)0.3%、
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.3%、
ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン*6 0.5%、
安息香酸ナトリウム 1.0%、
アルギニン*7 0.2%、
植物混合エキスA*8 0.1%、
植物混合エキスB*9 0.1%、
シラカバエキス*10 0.1%、
黄色203号 0.001%、
黄色5号 0.002%、
香料B 0.5%、
クエン酸(pH(25℃)が5.5になるように適量配合)、
精製水(合計100%になるようにバランス)。
【0083】
(実施例13)
A−3 14.0%、
カチオン化セルロース 0.1%、
エタノール 2.0%、
ヘキシレングリコール 3.0%、
グリセリン*11 1.0%、
アミノ変性シリコーンエマルジョン(DC2−8194)*12 0.3%、
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 0.4%、
ピロクトンオラミン*13 0.3%、
安息香酸ナトリウム 0.5%、
トリメチルグリシン*14 0.5%、
ジブチルヒドロキシトルエン 0.01%、
オキシベンゾン 0.1%、
香料C 0.5%、
クエン酸(pH(25℃)が5.5になるように適量配合)、
精製水(合計100%になるようにバランス)。
【0084】
(実施例14)
A−3 13.0%、
POEアルキルスルホコハク酸ナトリウム*15 0.5%、
カチオン化グァーガム 0.1%、
アミノ変性シリコーンエマルジョン(BY22−079)*16 0.3%、
ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0%、
ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド*17 0.1%、
エデト酸2ナトリウム*18 0.1%、
安息香酸ナトリウム 0.7%、
メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル*19 0.5%、
ジブチルヒドロキシトルエン 0.01%、
オキシベンゾン 0.1%、
グリコール酸*20 0.1%、
香料D 0.5%、
クエン酸(pH(25℃)が4.2になるように適量配合)、
精製水(合計100%になるようにバランス)。
【0085】
本発明に係る実施例11〜14は、いずれの評価項目も良好であり、容器からの1回当たりの毛髪洗浄剤組成物の吐出量を多く設定し、かつカチオン性高分子化合物を配合しても安定した泡が得られ、泡のクリーミー性と、洗いやすさ等の使用性と、洗浄後のコンディショニング性に優れていることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】本発明におけるノンエアゾール型泡吐出容器の一実施形態例を示す断面図である。
【図2】評価に用いた簡易ポンプフォーマー装置を示す断面図である。
【図3】経時安定性の評価において、分離が起きている場合のPET容器の側面図であり、図3(a)は不透明外観を有する毛髪洗浄剤組成物が充填されたもの、図3(b)は透明外観を有する毛髪洗浄剤組成物が充填されたものである。
【符号の説明】
【0087】
1 ノンエアゾール型泡吐出容器
2 容器本体
3 ノズル本体
4 シリンダー
6 リキッドピストン
8 混合部
9 ノズル
10 ネットホルダー
11 多孔質膜
12 エアピストン
13 空気取込部
14 組成物取込部
16 インナーロッド
17 ベントホール
18 コイルスプリング
20 ディップチューブ
21 キャップ
31 簡易ポンプフォーマー装置(本装置)
33 空気取込部
34 シリンダー
35 シリンジポンプ
36 チューブ
38 混合部
39 ノズル
41 多孔質膜
51 不透明部分
52 透明部分
53 境界面
55 透明部分
56 白濁部分




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013