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アニオン性または非イオン性の染料及び不活性有機液体を含む、ケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための組成物 - ロレアル
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発明の名称 アニオン性または非イオン性の染料及び不活性有機液体を含む、ケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための組成物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8948(P2007−8948A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2006−178629(P2006−178629)
出願日 平成18年6月28日(2006.6.28)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
発明者 シルヴァン・クラヴシェンコ
要約 課題
ケラチン繊維、特に髪などのヒトのケラチン繊維の漂白及び染色を同時に行うための新規な組成物であって、特に濃色の髪に適し、使用が容易で、且つ有彩色の迅速な着色をもたらすことができる組成物を提供する。

解決手段
アニオン性及び非イオン性の染料から選択される少なくとも1つの染料、少なくとも1つの不活性有機液体、少なくとも1つの過酸化塩、及び少なくとも1つのアルカリ性剤を含む、ケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための組成物を提供する。
特許請求の範囲
【請求項1】
・アニオン性及び非イオン性の染料から選択される少なくとも1つの染料(但し、7-(6'-メチルフェニルアゾ)-1-アセトアミド-3,6-ジスルホ-8-ヒドロキシナフタレン、アミノ基に対してメタ位で置換されたオルトニトロアニリン類、キノリン及びキノリン誘導体、並びにこれらの付加塩を除く);
・少なくとも1つの不活性有機液体;
・少なくとも1つの過酸化塩;及び
・少なくとも1つのアルカリ性剤;
を含む、ケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための組成物。
【請求項2】
前記アニオン性染料が、酸性ニトロ直接染料類、酸性アゾ染料類、酸性アジン染料類、酸性トリアリールメタン染料類、酸性インドアミン染料類、及び酸性天然染料類から選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記アニオン性染料が、下記:
【表1A】


【表1B】


の化合物から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記非イオン性染料が、非イオン性ニトロベンゼン染料類及び、非イオン性アゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾキノン、フェノチアジン、インジゴイド、キサンテン、フェナントリジン、フタロシアニン、及びトリアリールメタンベースの染料類から単独でまたは混合物として選択される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記非イオン性染料が、1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノベンゼン;N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン;1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;1,4-ジアミノ-2-ニトロベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-4-メチルアミノベンゼン;N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-パラ-フェニレンジアミン;2-ニトロ-4-アミノジフェニルアミン;1-アミノ-3-ニトロ-6-ヒドロキシベンゼン;1-(β-アミノエチル)アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン;1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン;1-ヒドロキシ-2-アミノ-4,6-ジニトロベンゼン;1-メトキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;2-ニトロ-4'-ヒドロキシジフェニルアミン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メトキシ-4-ニトロベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-6-メチルベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ヒドロキシ-4-ニトロベンゼン;N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン;4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロクロロベンゼン;4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロメチルベンゼン;4-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-3-ニトロトリフルオロメチルベンゼン;1-(β-ウレイドエチル)アミノ-4-ニトロベンゼン;1-ヒドロキシ-2-アミノ-5-ニトロベンゼン;1-アミノ-2-[トリス(ヒドロキシメチル)メチル]アミノ-5-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-メチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-4-(N-エチル-N-βヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;Disperse Orange 3;Disperse Red 17;Disperse Violet 4;Disperse Violet 8;Disperse Blue 1;Disperse Red 15;Solvent Violet 13;Solvent Violet 11;Disperse Blue 3;Disperse Blue 7;Disperse Red 11;Natural Brown 7;Disperse Black 9;Disperse Violet 15;Natural Orange 6;2-ヒドロキシ-3-メトキシ-1,4-ナフトキノン;3-ヒドロキシ-2-メチル-1,4-ナフトキノンもしくはフチオコール;3,6-ジヒドロキシ-5-メトキシ-p-トルキノンもしくはスピヌロシン;HC Blue 14から選択される、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
前記不活性有機液体が、式C10nH[(20n)+2](式中nは3乃至9である)のポリデセン類、脂肪アルコールもしくは脂肪酸のエステル類、C12-C24脂肪酸の糖エステル類もしくはジエステル類、環状エーテル類または環状エステル類、シリコーン油類、鉱物油類、及び植物油類、並びにこれらの混合物から選択される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記不活性有機液体が、式C10nH[(20n)+2](式中nは3乃至9である)のポリデセン類、脂肪アルコールもしくは脂肪酸のエステル類、及びこれらの混合物から選択される、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記過酸化塩が、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の過硫酸塩、過硼酸塩、過炭酸塩、及び過酸化物、並びにこれらの混合物から選択される、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
前記アルカリ性剤が、尿素、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、及びアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の珪酸塩、リン酸塩、または炭酸塩、並びにこれらの混合物から選択される、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
無水であることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項11】
水性であることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項12】
過酸化水素をさらに含む、請求項11に記載の組成物。
【請求項13】
ケラチン繊維を同時に漂白及び染色する方法であって、請求項10に定義される無水組成物を、過酸化水素を任意に含む水性組成物の存在下にて前記ケラチン繊維に適用することを特徴とする方法。
【請求項14】
同時に漂白及び染色をするための、請求項1乃至12のいずれか一項に定義される組成物の使用。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケラチン繊維、特に髪等のヒトのケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
人が徹底的に髪の色を変えたいと願う場合、とりわけ元々の色よりも明るい色にすることを願う場合には、髪の漂白及び任意に染色を行うことがしばしば必要である。これを行うためには幾つかの方法が利用可能である。
【0003】
第一の方法は、アンモニア水及び過酸化水素に基づく明色化製品を使用することである。これらの製品は、髪を同時に明色化及び染色することのできる染料を任意に含んで良い。しかしながら、これらの製品の明色化性能には、とりわけ自然の及び/または染色した濃色の髪に対する適用については、依然として制限がある。
【0004】
第二の方法は、過硫酸塩などの過酸化塩及びアルカリ性剤に基づき、より大幅な明色化を得るために使用時に過酸化水素を加える、明色化組成物を髪に適用することである。このタイプの製品は非常に満足できるものであり、濃色の髪にいっそう適しているが、非常に限られた範囲の濃淡をもたらすのみである。そこで第二段階においては着色製品を髪に適用することによって得られた色調を修正する必要がある。この二段階の方法は、比較的に長いという欠点を有する。
【0005】
この欠点を解消するために、米国特許第5688291号、国際特許出願02/074270号、及び独国実用新案第20303559号には、これらの明色化製品に染料、とりわけアントラキノン、アゾ、トリアリールメタン、チアジン、キノン及びニトロタイプの直接染料を加えることが提唱されている。前記染料には、これらの高度に酸化性の媒質中で安定なものがある。この方法は、髪の繊維を同時に染色及び漂白することができる。明色化がかなりの程度であることから、これはとりわけ自然の及び/または染色した濃色の髪に適する。しかしながら、これらの製品は、揮発性で実用性の低い粉末の形態であるという欠点を有する。
【特許文献1】米国特許第5688291号
【特許文献2】国際特許出願02/074270号
【特許文献3】独国実用新案第20303559号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ケラチン繊維、特に髪などのヒトのケラチン繊維の漂白及び染色を同時に行うための新規な組成物であって、特に濃色の髪に適し、使用が容易で、且つ有彩色の迅速な着色をもたらすことができる組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的は本発明によって達成されるが、その1つの主題は、
・アニオン性及び非イオン性の染料から選択される少なくとも1つの染料(但し、7-(6'-メチルフェニルアゾ)-1-アセトアミド-3,6-ジスルホ-8-ヒドロキシナフタレン、アミノ基に対してメタ位で置換されたオルトニトロアニリン類、キノリン及びキノリン誘導体、並びにこれらの付加塩を除く);
・少なくとも1つの不活性有機液体;
・少なくとも1つの過酸化塩;及び
・少なくとも1つのアルカリ性剤;
を含む、ケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための組成物である。
【0008】
本発明による組成物は、濃色の髪を同時に漂白及び染色するために特に適し、且つ使用が容易である。さらにまた、本発明による組成物中においては、染料は優れた安定性を示す。得られる着色は有彩色であり、本発明による染料を適当な濃度で用いれば、広範な色及び濃淡を得ることができる。
【0009】
さらにまた、この着色は、髪がさらされうる様々な攻撃要因、例えばシャンプー、摩擦、光、悪天候、汗、及びパーマネントリシェイプ等に耐える。これはまた、強力で、美的で、且つさらに選択性が低く、すなわち敏感化の程度が異なる毛または頭髪の別々の部分間に得る色の差が小さい。
【0010】
本発明の主題はまた、本発明による組成物を使用してケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための方法、並びにこの方法を実行するための多区画装置である。
【0011】
本発明の別の主題は、本発明による組成物の、ケラチン繊維を同時に漂白及び染色するための使用である。
【0012】
本発明において有用なアニオン性染料は、酸性ニトロ直接染料類、酸性アゾ染料類、酸性アジン染料類、酸性トリアリールメタン染料類、酸性インドアミン染料類、及び酸性天然染料類から選択してよい。
【0013】
好ましくは、本発明において有用なアニオン性染料は、下記の化合物から選択される。
【0014】
【表1A】


【表1B】


【0015】
これら染料のほとんどは、特にThe Society of Dyers and Colorists, P. O. Box 244, Perkin House, 82 Gratten Road, Bradford, Yorkshire, BD1 2JB, Englandにより発行されるColor Indexに掲載されている。
【0016】
とりわけ好ましいアニオン性染料は、前記Color Indexに、コードC.I.58005(1,2-ジヒドロキシ-9,10-アントラキノン-3-スルホン酸の一ナトリウム塩)、C.I.60730(2-[(9,10-ジヒドロ-4-ヒドロキシ-9,10-ジオキソ-1-アントラセニル)アミノ]-5-メチルベンゼンスルホン酸の一ナトリウム塩)、C.I.15510(4-[(2-ヒドロキシ-1-ナフチル)-アゾ]ベンゼンスルホン酸の一ナトリウム塩)、C.I.15985(6-ヒドロキシ-5-[(4-スルホフェニル)アゾ]-2-ナフタレンスルホン酸の二ナトリウム塩)、C.I.17200(5-アミノ-4-ヒドロキシ-3-(フェニルアゾ)-2,7-ナフタレンジスルホン酸の二ナトリウム塩)、C.I.20470(1-アミノ-2-(4'-ニトロフェニルアゾ)-7-フェニルアゾ-8-ヒドロキシナフタレン-3,6-ジスルホン酸の二ナトリウム塩)、C.I.42090(N-エチル-N-[4-[[4-[エチル(3-スルホフェニル)メチル]アミノ]フェニル](2-スルホフェニル)メチレン]-2,5-シクロヘキサジエン-1-イリデン]-3-スルホベンゼンメタンアミニウムヒドロキシドの二ナトリウム塩、分子内塩)、及びC.I.61570(2,2'-[(9,10-ジヒドロ-9,10-ジオキソ-1,4-アントラセンジイル)ジイミノ]ビス[5-メチル]ベンゼンスルホン酸の二ナトリウム塩)として明示される染料である。
【0017】
本発明において使用して良いアニオン性染料はまた、下記:
・4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンゼンスルホン酸;
・4-N-エチルアミノ-3-ニトロ安息香酸;
・2-ピペリジノ-5-ニトロ安息香酸;
・4-アミノ-2-ニトロジフェニルアミン-2'-カルボン酸;
・4-アミノ-4'-ジメチルアミノ-2-ニトロジフェニルアミン-2'-カルボン酸;
・3-オキソ-6-ヒドロキシ-9-カルボキシフェニルキサンチリウム酸;
より好ましく選択される。
【0018】
本発明において有用な非イオン性染料は、非イオン性ニトロベンゼン染料類及び、非イオン性アゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾキノン、フェノチアジン、インジゴイド、キサンテン、フェナントリジン、フタロシアニン、及びトリアリールメタンベースの染料類から単独でまたは混合物として選択してよい。
【0019】
これらは例えば、赤または橙のニトロベンゼン染料、例えば下記:
・1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノベンゼン、
・N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン、
・1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、
・1,4-ジアミノ-2-ニトロベンゼン、
・1-アミノ-2-ニトロ-4-メチルアミノベンゼン、
・N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-パラ-フェニレンジアミン、
・2-ニトロ-4-アミノジフェニルアミン、
・1-アミノ-3-ニトロ-6-ヒドロキシベンゼン、
・1-(β-アミノエチル)アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、
・1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、
・1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン、
・1-ヒドロキシ-2-アミノ-4,6-ジニトロベンゼン、
・1-メトキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、
・2-ニトロ-4'-ヒドロキシジフェニルアミン、
の化合物から選択して良い。
【0020】
これらは例えば、黄及び黄緑のニトロベンゼン染料、例えば下記:
・1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メトキシ-4-ニトロベンゼン、
・1-アミノ-2-ニトロ-6-メチルベンゼン、
・1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ヒドロキシ-4-ニトロベンゼン、
・N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン、
・4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロクロロベンゼン、
・4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロメチルベンゼン、
・4-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-3-ニトロトリフルオロメチルベンゼン、
・1-(β-ウレイドエチル)アミノ-4-ニトロベンゼン、
・1-ヒドロキシ-2-アミノ-5-ニトロベンゼン、
・1-アミノ-2-[トリス(ヒドロキシメチル)メチル]アミノ-5-ニトロベンゼン、
・1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
・4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンズアミド、
の化合物から選択しても良い。
【0021】
これらは例えば、青または紫のニトロベンゼン染料から選択しても良い。挙げて良い例には、下記の化合物が含まれる。
・1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
・1-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
・1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-メチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
・1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
・1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-4-(N-エチル-N-βヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、
・下式:
【化1】


[式中、
・RbはC1-C4アルキル基、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル、またはγ-ヒドロキシプロピル基を表し;
・Ra及びRcは、同一であるかまたは相違してよく、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピル、γ-ヒドロキシプロピル、またはβ,γ-ジヒドロキシプロピル基を表し、Rb、Rc、またはRaの少なくとも1つがγ-ヒドロキシプロピル基を表し、仏国特許第2692572号に記載のようにRaがγ-ヒドロキシプロピル基である場合にはRb及びRcが同時にβ-ヒドロキシエチル基を示すことは不可能である]
を有する2-ニトロ-パラ-フェニレンジアミン類。
【0022】
挙げて良い非イオン性染料には、以下の染料:Disperse Orange 3;Disperse Red 17;Disperse Violet 4;Disperse Violet 8;Disperse Blue 1;Disperse Red 15;Solvent Violet 13;Solvent Violet 11;Disperse Blue 3;Disperse Blue 7;Disperse Red 11;Natural Brown 7;Disperse Black 9;Disperse Violet 15;Natural Orange 6;2-ヒドロキシ-3-メトキシ-1,4-ナフトキノン;3-ヒドロキシ-2-メチル-1,4-ナフトキノンもしくはフチオコール;3,6-ジヒドロキシ-5-メトキシ-p-トルキノンもしくはスピヌロシン;HC Blue 14が含まれる。
【0023】
非イオン性染料は、好ましくは、1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノベンゼン;N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン;1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;1,4-ジアミノ-2-ニトロベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-4-メチルアミノベンゼン;N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-パラ-フェニレンジアミン;2-ニトロ-4-アミノジフェニルアミン;1-アミノ-3-ニトロ-6-ヒドロキシベンゼン;1-(β-アミノエチル)アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン;1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン;1-ヒドロキシ-2-アミノ-4,6-ジニトロベンゼン;1-メトキシ-3-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;2-ニトロ-4'-ヒドロキシジフェニルアミン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メトキシ-4-ニトロベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-6-メチルベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ヒドロキシ-4-ニトロベンゼン;N-(β-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン;4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロクロロベンゼン;4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロメチルベンゼン;4-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-3-ニトロトリフルオロメチルベンゼン;1-(β-ウレイドエチル)アミノ-4-ニトロベンゼン;1-ヒドロキシ-2-アミノ-5-ニトロベンゼン;1-アミノ-2-[トリス(ヒドロキシメチル)メチル]アミノ-5-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-メチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;1-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ-4-(N-エチル-N-βヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロベンゼン;Disperse Orange 3;Disperse Red 17;Disperse Violet 4;Disperse Violet 8;Disperse Blue 1;Disperse Red 15;Solvent Violet 13;Solvent Violet 11;Disperse Blue 3;Disperse Blue 7;Disperse Red 11;Natural Brown 7;Disperse Black 9;Disperse Violet 15;Natural Orange 6;2-ヒドロキシ-3-メトキシ-1,4-ナフトキノン;3-ヒドロキシ-2-メチル-1,4-ナフトキノンもしくはフチオコール;3,6-ジヒドロキシ-5-メトキシ-p-トルキノンもしくはスピヌロシン;HC Blue 14から選択される。
【0024】
本発明による組成物中のアニオン性及び/または非イオン性染料の濃度は、一般的に組成物全重量に対して0.0001乃至10重量%、好ましくは0.001乃至8重量%、さらに好ましくは0.01乃至5重量%である。
【0025】
本発明の目的のためには、「液体相」なる語は、一般的に15乃至40℃の室温及び常圧にて、自重作用によって流動することのできるあらゆる相を意味する。
【0026】
本発明の目的のためには、「不活性有機液体」なる語は、過酸化水素に対して化学的に不活性である有機液体を意味する。本発明においては、液体の存在下での過酸化水素の変性が100℃にて15時間後に25%未満であるならば、この液体は不活性である。
【0027】
挙げて良い不活性有機液体の例には、式C10nH[(20n)+2](式中nは3乃至9、好ましくは3乃至7である)のポリデセン類、脂肪アルコールもしくは脂肪酸のエステル類、C12-C24脂肪酸の糖エステル類もしくはジエステル類、環状エーテル類または環状エステル類、シリコーン油類、鉱物油類、及び植物油類、並びにこれらの混合物が含まれる。
【0028】
式C10nH[(20n)+2](式中nは3乃至9である)の化合物は、CTFA dictionary, 7th edition, 1997 of the Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association, USAの「ポリデセン」に該当し、さらに米国及び欧州において同一のINCI名に該当する。これらは、ポリ-1-デセン水素添加生成物である。
【0029】
これら化合物の中でも、前記式中、nが3乃至7であるものが好ましい。
【0030】
挙げて良い例には、Amoco Chemical社によりSilkflo(登録商標)366 NF Polydeceneの名称で市販の製品、及びFortum社によりNexbase(登録商標)2002 FG、2004 FG、2006 FG、及び2008 FGの名称で市販のものが含まれる。
【0031】
脂肪アルコールもしくは脂肪酸のエステル類については、挙げて良い例には以下が含まれる。
・飽和、直鎖状、もしくは分枝状のC3-C6低級モノアルコール類と一官能性C12-C24脂肪酸類とのエステル(これら脂肪酸は、直鎖状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和であってよく、特にオレエート類、ラウレート類、パルミテート類、ミリステート類、ベヘネート類、ココエート類、ステアレート類、リノレエート類、リノレネート類、カプレート類、及びアラキドネート類、あるいはこれらの混合物、とりわけオレオパルミテート類、オレオステアレート類、及びパルミトステアレート類から選択される)。これらエステルの中では、イソプロピルパルミテート、イソプロピルミリステート、及びオクチルドデシルステアレートを使用することが特にいっそう好ましい。
・直鎖状もしくは分枝状のC3-C8モノアルコール類と二官能性C8-C24脂肪酸類とのエステル(これら脂肪酸酸は、直鎖状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和であってよい)、例えばジイソプロピルセバケートとしても知られるセバシン酸のイソプロピルジエステル。
・直鎖状もしくは分枝状のC3-C8モノアルコール類と二官能性C2-C8脂肪酸類とのエステル(これら脂肪酸酸は、直鎖状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和であってよい)、例えばジオクチルアジペート及びジカプリリルマレエート。
・三官能性酸のエステル、例えばトリエチルシトレート。
【0032】
C12-C24脂肪酸の糖エステル類もしくはジエステル類については、「糖」なる語は、アルデヒドまたはケトン官能基の有無によらず、幾つかのアルコール官能基を含み、且つ少なくとも4つの炭素原子を含む化合物を意味する。これらの糖は、単糖類、オリゴ糖類、または多糖類であってよい。
【0033】
本発明によって使用して良い糖として挙げて良い例には、スクロース(もしくはサッカロース)、グルコース、ガラクトース、リボース、フコース、マルトース、フルクトース、マンノース、アラビノース、キシロース、及びラクトース、並びにこれらの誘導体類、とりわけアルキル誘導体類、例えばメチル誘導体類、例えばメチルグルコースが含まれる。
【0034】
本発明によって使用して良い脂肪酸の糖エステル類は、とりわけ上述の糖と直鎖状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和のC12-C14脂肪酸とのエステルまたはエステルの混合物を含む群から選択して良い。
【0035】
エステル類は、モノ-、ジ-、トリ-、テトラ-エステル類及びポリエステル類、並びにこれらの混合物から選択して良い。
【0036】
これらのエステルは、例えば、オレエート類、ラウレート類、パルミテート類、ミリステート類、ベヘネート類、ココエート類、ステアレート類、リノレエート類、リノレネート類、カプレート類、及びアラキドネート類、あるいはこれらの混合物、例えば特にオレオパルミテート、オレオステアレート、及びパルミトステアレートの混合エステルから選択してよい。
【0037】
モノエステル類及びジエステル類、特にスクロース、グルコース、またはメチルグルコース、モノ-もしくはジ-オレエート類、ステアレート類、ベヘネート類、オレオパルミテート類、リノレエート類、リノレネート類、及びオレオステアレート類を使用することが特に好ましい。
【0038】
挙げて良い例は、メチルグルコースジオレエートである、Amerchol社によりGlucate(登録商標)DOの名で市販の製品である。
【0039】
挙げて良い糖と脂肪酸とのエステルまたはエステル混合物の例には、
・Crodesta社によりF160、F140、F110、F90、F70、及びSL 40の名で市販の製品(それぞれ73%のモノエステルと27%のジエステル及びトリエステルとから、61%のモノエステルと39%のジエステル、トリエステル、及びテトラエステルとから、52%のモノエステルと48%のジエステル、トリエステル、及びテトラエステルとから、45%のモノエステルと55%のジエステル、トリエステル、及びテトラエステルとから、39%のモノエステルと61%のジエステル、トリエステル、及びテトラエステルとから生成するスクロースパルミトステアレート類、並びにスクロースモノラウレートを示す);
・Ryoto Sugar Estersの名で市販の製品(例えばB370と参照され、20%のモノエステルと80%のジ-トリエステル-ポリエステルとから生成するスクロースベヘネートに相当する);
・Goldschmidt社によりTegosoft(登録商標)PSEの名で市販のスクロースモノ-ジパルミト-ステアレート;
が含まれる。
【0040】
環状エーテル類及び環状エステル類については、γ-ブチロラクトン、ジメチルイソソルバイド、及びジイソプロピルイソソルバイドが特に適当である。
【0041】
シリコーンオイル類もまた、不活性有機液体として使用して良い。
【0042】
とりわけ、適当なシリコーンオイルは液体であり、25℃にて10000mPa.s以下の粘度を有する不揮発性液体シリコーン類(前記シリコーン類の粘度はASTM standard Appendix Cにより測定される)である。
【0043】
シリコーンオイルは、Walter Noll's "Chemistry and Technology of Silicones" (1968)- Academic Pressにより詳細に定義される。
【0044】
本発明により使用して良いシリコーンオイル類の中で、特に、Dow Corning社によりDC-200 Fluid −5 mPa.s、DC-200 Fluid −20 mPa.s、DC-200 Fluid −350 mPa.s、DC-200 Fluid −1000 mPa.s、及びDC-200 Fluid −10000 mPa.sの名で市販のシリコーンオイル類を挙げて良い。
【0045】
鉱物油類、例えば流動パラフィンもまた不活性有機液体として使用して良い。
【0046】
植物油類もまた適切に使用してよく、とりわけアボカドオイル、オリーブオイル、または流動ホホバワックスが適切である。
【0047】
不活性有機液体は、好ましくは式C10nH[(20n)+2](式中nは3乃至9、好ましくは3乃至7である)のポリデセン類、脂肪アルコールもしくは脂肪酸のエステル類、及びこれらの混合物からなる群より選択される。
【0048】
不活性有機液体の含量は、一般的に無水ペーストの5乃至60重量%、好ましくは10乃至50重量%、さらに好ましくは15乃至45重量%の範囲である。
【0049】
本発明による組成物は、ペースト形態である。
【0050】
本発明において有用な過酸化塩は、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の過硫酸塩類、過硼酸塩類、過炭酸塩類、及び過酸化物類、並びにこれらの混合物から選択される。過硫酸塩類及びこれらの混合物、例えばナトリウム、カリウム、及びアンモニウムの過硫酸塩、及びこれらの混合物が好ましく使用される。
【0051】
本発明による組成物中の過酸化塩の濃度は、一般的に組成物全重量に対して1乃至70重量%、好ましくは20乃至60重量%である。
【0052】
本発明の組成物に有用であるアルカリ性剤は、例えば尿素、アンモニウム塩類、例えば塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、または硝酸アンモニウム、及びアルカリ金属類もしくはアルカリ土類金属類、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、またはバリウムの珪酸塩類、リン酸塩類、または炭酸塩類、並びにこれらの混合物から選択される。前記アルカリ性剤は、好ましくは塩化アンモニウム及び珪酸塩類及び炭酸塩類、並びにこれらの混合物から選択される。
【0053】
本発明による組成物中のアルカリ性剤の濃度は、一般的に組成物全重量に対して0.01乃至40重量%、好ましくは0.1乃至30重量%である。
【0054】
本発明の特段の実施態様によれば、本発明による組成物は無水である。
【0055】
本発明においては、組成物は、該組成物全重量に対して1重量%未満、好ましくは0.5重量%未満の水含量を有する場合には無水である。
【0056】
本発明の別の特段の実施態様によれば、本発明による組成物は水性である。これはまた、過酸化水素を含んでいてもよい。
【0057】
この場合には、本発明による組成物は即座に使用可能であり、本発明による無水組成物と任意に過酸化水素を含む水性組成物との混合によりもたらされる。そのpHは一般的に3乃至11である。これは好ましくは7乃至11である。
【0058】
本発明による組成物はまた、化粧品に通常使用される様々な添加剤を含んで良い。
【0059】
然るに、本発明による組成物は、無機もしくは有機の増粘剤類、特に会合性もしくは非会合性の、アニオン性、カチオン性、非イオン性、または両性の増粘ポリマー類、フィラー類、例えば粘土類、バインダー類、例えばビニルピロリドン、潤滑剤類、例えばポリオールステアレート類、またはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のステアレート類、親水性もしくは疎水性シリカ類、顔料類、本発明のもの以外の染料類、マット化剤類、例えば酸化チタン類、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性、または双性イオン性の界面活性剤類、酸化防止剤類、浸透剤類、金属イオン封鎖剤類、バッファー類、分散剤類、フィルム形成性剤類、保存料類、乳白剤類、ビタミン類、香料類、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、または双性イオン性ポリマー類、セラミド類、及びコンディショニング剤、例えば揮発性もしくは不揮発性の変性もしくは未変性のシリコーン類を含んで良い。
【0060】
本発明による組成物が過酸化水素を含む場合には、これは酸素の放出を制御する作用剤、例えば炭酸マグネシウムもしくは酸化マグネシウムを、さらに含んで良い。
【0061】
以上に定義される添加剤類及び酸素の放出の制御のための作用剤類は、それぞれ、組成物全重量に対して0.01乃至40重量%、好ましくは0.1乃至30重量%の量で存在して良い。
【0062】
言うまでもないが、当業者であれば、こうした任意の付加的化合物類を、本発明による組成物に本質的に付随する有利な特性が、予期される添加によって損なわれないように、または実質的に損なわれないように選択するであろう。
【0063】
本発明による漂白及び染色を同時に行う方法は、以上に定義される本発明による無水組成物を、過酸化水素を任意に含む水性組成物の存在下においてケラチン繊維に適用する工程を含む。任意に過酸化水素を含む前記水性組成物は、正に使用時に前記無水組成物に添加して良い。これはまた、前記無水組成物と同時にまたはこれに相次いで適用しても良い。
【0064】
本発明の主題はまた、その混合により以上に定義される本発明の水性組成物がもたらされる少なくとも二つの組成物を含むことを特徴とする多区画装置である。
【0065】
本発明の特段の実施態様によれば、本発明による装置は、適当な染色媒質中に、以上に定義される少なくとも1つのアニオン性もしくは非イオン性の染料及び少なくとも1つの不活性有機液体を含む組成物(A)を含む第一の区画、以上に定義される少なくとも1つの過酸化塩及び少なくとも1つのアルカリ性剤を含む無水組成物(B)を含む第二の区画、並びに過酸化水素水溶液組成物(C)を含む第三の区画を備える。
【0066】
本発明の別の特段の実施態様によれば、本発明による装置は、適当な染色媒質中に以上に定義される少なくとも1つのアニオン性もしくは非イオン性の染料を含む組成物(D)を含む第一の区画、以上に定義される少なくとも1つの不活性有機液体、少なくとも1つの過酸化塩、及び少なくとも1つのアルカリ性剤を含む無水組成物(E)を含む第二の区画、並びに過酸化水素水溶液組成物(C)を含む第三の区画を備える。
【0067】
本発明の別の特段の実施態様によれば、本発明による装置は、以上に定義される少なくとも1つのアニオン性もしくは非イオン性の染料、少なくとも1つの不活性有機液体、少なくとも1つの過酸化塩、及び少なくとも1つのアルカリ性剤を含む無水組成物(F)を含む第一の区画、並びに過酸化水素水溶液組成物(C)を含む第二の区画を備える。
【0068】
本発明の別の特段の実施態様によれば、本発明による装置は、以上に定義される少なくとも1つの不活性有機液体、少なくとも1つの過酸化塩、及び少なくとも1つのアルカリ性剤を含む無水組成物(E)を含む第一の区画、並びに適当な染色媒質中に以上に定義される少なくとも1つのアニオン性もしくは非イオン性の染料及び過酸化水素を含む組成物(G)を含む第二の区画を備える。
【0069】
本発明の別の特段の実施態様によれば、本発明による装置は、以上に定義される少なくとも1つの過酸化塩及び少なくとも1つのアルカリ性剤を含む無水組成物(B)を含む第一の区画、並びに適当な染色媒質中に以上に定義される少なくとも1つのアニオン性もしくは非イオン性染料及び少なくとも1つの不活性有機液体及び過酸化水素を含む組成物(H)を含む第二区画を備える。
【0070】
前記組成物(A)、(C)、(D)、(G)、及び(H)のための適当な染色媒質は、一般的に水、または水と、十分に水溶性でない化合物を溶解するための少なくとも1つの有機溶媒との混合物からなる。挙げて良い有機溶媒の例には、C1-C4低級アルカノール類、例えばエタノール及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテル類、例えば2-ブトキシエタノール、プロピレングリコール、及びプロピレングリコールモノメチルエーテル、及びさらに芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコールまたはフェノキシエタノール、同様の生成物及びこれらの混合物が含まれる。
【0071】
前記溶媒は、染色組成物全重量に対しておよそ1乃至40重量%、さらに好ましくは5乃至30重量%の割合で存在して良い。
【0072】
組成物(A)及び(D)は、「共力剤」としても知られるが、酸性、中性、もしくはアルカリ性のpHにて製剤してよく、前記pHはおよそ3乃至12、好ましくはおよそ4乃至11の範囲であってよい。
【0073】
組成物(C)、(G)、及び(H)は、好ましくは7未満のpHを有し、前記酸性のpHはこの組成物中の過酸化水素の安定性を保証する。
【0074】
組成物(A)、(C)、(D)、(G)、及び(H)は様々な形態、例えば液体、クリーム、またはゲルの形態、あるいはケラチン繊維の染色に適当な他のあらゆる形態であってよい。
【0075】
無水組成物(E)及び(F)は、ペースト形態である。
【0076】
無水組成物(B)は、粉末またはペースト形態であってよい。ペーストの形態である場合、これは以上に定義される不活性有機液体をさらに含む。
【0077】
組成物(A)乃至(I)は、化粧品に従来から使用される様々な添加剤、例えば上記のものなどをさらに含んで良い。
【0078】
組成物(C)、(G)、及び(H)は以上に定義される酸素の放出を制御するための作用剤をさらに含んで良い。
【0079】
本発明による装置は、所望の混合物を髪に適用するための手段を備えていてよく、例えば本出願人名義の仏国特許第2586913号に記載の装置であってよい。
【0080】
この装置を用いて、以上に定義される本発明の方法を利用してケラチン繊維の漂白及び染色を同時に行うことができる。
【0081】
本発明の主題はまた、以上に定義される本発明の組成物の、ケラチン繊維の漂白及び染色を同時に行うための使用である。
【0082】
以下の実施例は、本発明を、その性質を制限することなく詳説する役割を果たす。
【実施例】
【0083】
以下の組成物を調製した。
【表2】


【0084】
【表3】


【0085】
組成物A、B、及びCを、使用時に酸化組成物と、1/1.5の漂白ペースト/酸化組成物の比で混合する。
【0086】
こうして得られた混合物を即座に及び遅延させて、90%の白髪を含む自然な白髪交じりの髪の毛束及び自然な栗茶色の髪の毛束に、1gの髪に対して10gの混合物の割合で適用する。30分間の放置時間の後に、前記毛束を濯ぎ、標準的シャンプーで洗浄し、再度濯ぎ、その後乾燥させる。
【0087】
得られる色合いは、下記の表に示すとおりである。
【表4】


【0088】
【表5】


【0089】
【表6】


【0090】
得られる色合いは、適用が即時の場合と遅延させた場合とでも同様であることが判明したが、このことは、染料が、本発明による組成物中、過酸化水素の存在下にて、安定であることを示す。




 

 


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