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発明の名称 脂肪採取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−97877(P2007−97877A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−292473(P2005−292473)
出願日 平成17年10月5日(2005.10.5)
代理人 【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
発明者 程 錦雁
要約 課題
簡易な操作で少ない侵襲で多くの脂肪細胞を採取して、患者にかかる負担を大幅に軽減する。

解決手段
皮B下に挿入されて脂肪細胞を採取する脂肪採取装置1であって、板厚方向に重ねられ、板厚方向に沿う軸線回りに相対回転可能に支持される2以上の湾曲板4,5と、各湾曲板4,5に接続され、該湾曲板4,5に回転力を付与する同軸の2以上のシャフト6,7とを備え、湾曲板4,5が、相互の重なりを少なくするように相対回転させられた状態で、内部にほぼ閉じた空間を有する中空回転体3を構成するよう形成されている脂肪採取装置1を提供する。
特許請求の範囲
【請求項1】
皮下に挿入されて脂肪細胞を採取する脂肪採取装置であって、
板厚方向に重ねられ、板厚方向に沿う軸線回りに相対回転可能に支持される2以上の湾曲板と、
各湾曲板に接続され、該湾曲板に回転力を付与する同軸の2以上のシャフトとを備え、
前記湾曲板が、相互の重なりを少なくするように相対回転させられた状態で、内部にほぼ閉じた空間を有する中空回転体を構成するよう形成されている脂肪採取装置。
【請求項2】
前記湾曲板のエッジに、脂肪細胞を切断する切刃が設けられている請求項1に記載の脂肪採取装置。
【請求項3】
前記湾曲板の先端部に、カッター部材が設けられている請求項1または請求項2に記載の脂肪採取装置。
【請求項4】
前記湾曲板が、前記軸線に沿う方向に細長い中空回転体を構成する請求項1から請求項3のいずれかに記載の脂肪採取装置。
【請求項5】
前記同軸のシャフトのうち、中央に配されるシャフトが、前記空間に開口する貫通孔を備えた中空シャフトからなり、
該中空シャフトの一端に、吸引手段を接続可能な接続部が設けられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の脂肪採取装置。
【請求項6】
前記同軸のシャフトのうち、中央に配されるシャフトが、前記空間に開口する貫通孔を備えた中空シャフトからなり、
該中空シャフトの一端にシリンジが接続されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の脂肪採取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、脂肪採取装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、患者から採取した骨髄液等に基づいて生体組織を再生する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、患者から採取した間葉系幹細胞を用いて生体内に移植するための生体組織補填体を製造する方法についても開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
しかしながら、骨髄液中に含まれる間葉系幹細胞はごく微量であるため、生体組織補填体を製造するためには、培養処理を施して、間葉系幹細胞を必要細胞数まで増殖させる必要があり、生体組織補填体が得られるまでに長期間を要し、また、複雑な培養処理を行わなければならないという問題がある。
一方、近年、脂肪の95%を占める成熟脂肪細胞を脱分化によって幹細胞に変化させる技術が研究されている。この技術によれば、人体に多く存在する脂肪を幹細胞に変化させて、比較的早期に大量の幹細胞を得ることができ、複雑な培養処理を行うことなく早期に生体組織補填体を製造することが期待できる。
【0004】
ヒトの体内の脂肪を採取する装置としては、例えば、特許文献3に示されるものが知られている。この装置は、シリンジの先端に設けた細長いカニューレの先端に切断縁部を有する開口部を有している。そして、カニューレを脂肪組織まで刺して、シリンジによりカニューレ内部を吸引しながら、カニューレを長手方向に往復移動させることにより、切断縁部によって脂肪組織を切断し、順次吸引採取するようにしている。
【特許文献1】特開2002−80377号公報
【特許文献2】特開2003−320019号公報
【特許文献3】特表平10−505513号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、脂肪組織は液状ではないため、シリンジによる負圧のみでは容易に吸引することができず、細長いカニューレの先端に設けた微小の切断縁部によって切断された微細な部分のみが吸引されるに過ぎない。したがって、十分な量の脂肪細胞を採取するには、カニューレを脂肪組織内において何度も往復動作させる必要がある。
【0006】
また、より多くの脂肪細胞を採取するには、カニューレを長さ方向に長く移動させることが必要となるため、表皮組織に沿う方向にカニューレを深く刺し入れなければならず、採取される脂肪細胞の量に比較して、広範囲にわたりカニューレを刺し入れることとなり、他の組織を損傷させることによる内出血等の発生する虞もあり、患者にかかる負担が大きいという問題もある。
【0007】
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、簡易な操作で少ない侵襲で多くの脂肪細胞を採取して、患者にかかる負担を大幅に軽減することができる脂肪採取装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明は、皮下に挿入されて脂肪細胞を採取する脂肪採取装置であって、板厚方向に重ねられ、板厚方向に沿う軸線回りに相対回転可能に支持される2以上の湾曲板と、各湾曲板に接続され、該湾曲板に回転力を付与する同軸の2以上のシャフトとを備え、前記湾曲板が、相互の重なりを少なくするように相対回転させられた状態で、内部にほぼ閉じた空間を有する中空回転体を構成するよう形成されている脂肪採取装置を提供する。
【0009】
本発明によれば、表皮を切開した後に、相互に重ねられた状態の2以上の湾曲板を切開部から皮下に挿入し、表皮外においてシャフトに回転力を付与することにより、皮下において相互の重なりを少なくするように2以上の湾曲板を相対回転させることにより、内部にほぼ閉じた空間を有する中空回転体を構成する。これにより、中空回転体の内部空間に脂肪細胞が閉じ込められるようにして切り取られるので、そのままの形態で湾曲板を皮下から抜き出すことにより、脂肪細胞を採取することができる。
【0010】
この場合において、表皮の切開部から皮下に湾曲板を挿入する際には、湾曲板を相互に重ね合わせた状態とすることにより、小さく収納された状態として切開部からの挿入容易性を向することができる。また、皮下から取り出すときには、脂肪細胞を保持する中空回転体を構成することで比較的大きな体積を有することとなるが、切開部の皮膚が弾性的に変形するので、切開部を弾性的に拡張でき、比較的小さい切開部からも無理なく抜き出すことができる。したがって、低侵襲で十分な量の脂肪細胞を簡易に採取することができる。
【0011】
上記発明においては、前記湾曲板のエッジに、脂肪細胞を切断する切刃が設けられていることが好ましい。
このようにすることで、湾曲板を回転させると、エッジによって脂肪細胞が切断されるので、さらに容易に脂肪細胞を切り出すことができる。
【0012】
また、上記発明においては、前記湾曲板の先端部に、カッター部材が設けられていることが好ましい。
このようにすることで、湾曲板の挿入に先立って、カッター部材により表皮を切開することが可能となり、複数の器具を取り扱うことなく、表皮の切開から脂肪細胞の採取までを行うことができる。
【0013】
また、上記発明においては、前記湾曲板が、前記軸線に沿う方向に細長い中空回転体を構成することとしてもよい。
このようにすることで、切開部の大きさを小さく維持したまま、脂肪細胞の採取量を増大させることができる。
【0014】
また、上記発明においては、前記同軸のシャフトのうち、中央に配されるシャフトが、前記空間に開口する貫通孔を備えた中空シャフトからなり、該中空シャフトの一端に、吸引手段を接続可能な接続部が設けられていることとしてもよい。
このようにすることで、接続部に吸引手段を接続して吸引することにより、中空回転体内の空間が負圧に吸引され、内部に切り出された脂肪細胞を吸引採取することができる。その結果、皮下の脂肪細胞を外気に触れることなく採取できるとともに、切開部に刺し入れた状態のまま、湾曲板の回転によって中空回転体を開閉させ、切開部周囲の脂肪細胞を複数回にわたり採取することができる。
【0015】
さらに、上記発明においては、前記同軸のシャフトのうち、中央に配されるシャフトが、前記空間に開口する貫通孔を備えた中空シャフトからなり、該中空シャフトの一端にシリンジが接続されていることとしてもよい。
このようにすることで、シリンジの作動により中空シャフトを介して中空回転体内に負圧を発生させ、中空回転体内に採取された脂肪細胞をシリンジ内に吸引採取することができる。そして、シリンジ内に回収された脂肪細胞を、他の容器を経ることなく、使用箇所に射出することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、簡易な操作で少ない侵襲で多くの脂肪細胞を採取して、患者にかかる負担を大幅に軽減することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の一実施形態に係る脂肪採取装置1について、図1〜図5を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る脂肪採取装置1は、図1に示されるように、シャフト部2と採取部3とを備えている。
【0018】
採取部3は、半径方向に重ねられる2つの中空半球状の湾曲板4,5を備えている。
前記シャフト部2は湾曲板4,5の半径方向に延びる軸線に沿って同軸に、かつ、相対回転可能に支持される2本のシャフト6,7により構成されている。
【0019】
2本のシャフト6,7は、図2(a)に示されるように、外側の中空シャフト6と内側のシャフト7とからなっている。内側のシャフト7は、外側の中空シャフト6の一端側に配置されるつまみ部8に接続されている。また、内側のシャフト7は他端側において前記採取部3の内側に配置される湾曲板5に固定されている。また、外側の中空シャフト6は、他端側において、外側に配置される湾曲板4に固定されている。
【0020】
内側の湾曲板5の周縁には、該周縁を鋭利に形成した切刃9が設けられている。これにより、図3に示されるように、外側の湾曲板4に対して内側の湾曲板5を回転させることによって、内側の湾曲板5の周縁に設けられた切刃9により脂肪細胞を切断することができるようになっている。
【0021】
そして、図1および図2(a)に示される状態から、外側の湾曲板4に対して内側の湾曲板5をシャフト部2の長手軸線回りに180°回転させることにより、図2(b)に示されるように、採取部3を、内部に閉じた空間Aを有する中空の球体状に構成することができるようになっている。
【0022】
このように構成された本実施形態に係る脂肪採取装置1を用いて脂肪細胞を採取する場合について説明する。
まず、図4に示されるように、脂肪細胞を採取する部位の表皮Bを、メスなどの切開用器具(図示略)を用いて切開し、その切開部Cに本実施形態に係る脂肪採取装置1を挿入する。この場合に、図1および図4(a)に示されるように、外側の湾曲板4の内側に内側の湾曲板5を重ねて、採取部3を略半球体状にした状態で、図4(b)に示されるように、採取部3を表皮B下の脂肪細胞層Dに挿入する。このようにすることで、表皮B下に挿入される採取部3の外形寸法を小さく構成し、表皮Bに設ける切開部Cの大きさが小さくて済む。
【0023】
採取部3が完全に脂肪細胞層D内に挿入された状態で、つまみ部8を操作することにより、中空シャフト6に対して内側のシャフト7を軸線回りに回転させる。中空シャフト6には湾曲板4が固定され、内側のシャフト7には湾曲板5が固定されているので、つまみ部8の操作によって、湾曲板5が湾曲板4に対して、それらの重なりを少なくする方向に移動させられる。
【0024】
その結果、内側の湾曲板5の周縁に形成された切刃9によって脂肪細胞が切断されつつ、内側の湾曲板5が軸線回りに回転させられて、図4(c)に示されるように、外側の湾曲板4と内側の湾曲板5とが相互の開口部を合わせた状態で、中空の略球体状に構成される。そして、その中空球体状に構成された湾曲板4,5の内部空間Aには、脂肪細胞層Dからくりぬかれた脂肪細胞が収容されることになる。
【0025】
この状態で、図5(a)に示されるように、シャフト部2に引っ張り力を加え、表皮B下に配置されている採取部3を切開部Cから引き抜く。このとき、採取部3の外形寸法は挿入時よりも大きくなっているが、切開部Cの皮膚には弾性があるので、採取部3の抜き出しに際して切開部Cを弾性的に拡大させ、図5(b)に示されるように、抜き出し後には小さな切開部Cに戻すことができる。また、採取部3が略球体状に構成されているので、引き抜きの際に切開部Cが徐々に拡大される。したがって、切開部Cに過度の外力が作用することがなく、切開部Cが大きく切り広げられてしまうことを防止できる。
【0026】
そして、採取部3は、表皮B下から抜き出された後には、内側の湾曲板5を外側の湾曲板4に対して開くように回転させることにより、内部に収容されていた脂肪細胞を取り出すことができる。
このように、本実施形態に係る脂肪採取装置1によれば、簡易な操作で、大がかりな装置を必要とすることなく、低侵襲に比較的多くの脂肪細胞を短時間で採取することができる。したがって、患者にかかる負担を大幅に軽減することができる。
【0027】
なお、本実施形態に係る脂肪採取装置1においては、該脂肪採取装置1の採取部3を脂肪細胞層Dに挿入する際に表皮Bをメス等の切開器具により切開することとしたが、これに代えて、図6に示すように、外側の湾曲板4の先端位置に、表皮B切開用のカッター部材10を設けることにしてもよい。このようにすることで、脂肪細胞の採取に際し、メス等の切開器具と脂肪採取装置1とを持ち替える必要がなく、単一の脂肪採取装置1のみを用いて採取作業を行うことができる。
【0028】
また、図7に示されるように、内側のシャフト7′を、つまみ部8および内側の湾曲板5の内部に開口する貫通孔11を有する中空シャフトにより構成し、つまみ部8に、シリンジ12を接続可能な接続部13を設けることにしてもよい。このようにすることで、表皮B下において、2枚の湾曲板4,5の内側に切り出された脂肪細胞を、シリンジ12の作動によって負圧によりシャフト7′の貫通孔11を介して吸引することができる。したがって、脂肪細胞層D内で切り出された脂肪細胞を外気に触れさせることなくシリンジ12内に採取することができる。
【0029】
また、このようにすることで、採取部3を脂肪細胞層D内に配置したままの状態で、脂肪細胞を採取できる。したがって、その場でシャフト部2を傾けることにより、採取部3の位置を脂肪細胞層D内で変更し、各位置で採取部3を開閉し、シリンジ12で吸引することによって、より多くの脂肪細胞を採取することができる。
【0030】
また、本実施形態においては、採取部3として、略半球状の2枚の湾曲板4,5を半径方向に重ねる構造のものを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図8に示されるように3枚以上の湾曲板14a〜14dを有する採取部3′を採用してもよい。図8に示す例では、採取部3′は、中空の略球状体を経線方向に沿う平面で略4分割した形態の4枚の湾曲板14a〜14dを備えている。各湾曲板14a〜14dは、板厚方向に重ね合わせることができる径寸法を有している。
【0031】
最も外側に配置される湾曲板14aは中空のシャフト6に固定され、最も内側に配置される湾曲板14dは内側のシャフト7を介してつまみ部8に接続されている。また、中間の2枚の湾曲板14b,14cは、それぞれ内側に隣接する湾曲板14c,14dの回転につれ回りするように構成されている。なお、各湾曲板14a〜14dに接続するシャフトをそれぞれ設けることにしてもよい。図8(a)は、脂肪細胞層Dへの挿入時、(b)は最も内側の湾曲板14dを90°回転させたとき、(c)は同じく180°回転させたとき、(d)は同じく270°回転させたときの状態を示している。
【0032】
脂肪細胞層Dへの挿入時に、全ての湾曲板14a〜14dを板厚方向に重ね合わせた状態とすることで、外形寸法をより小さくして、挿入容易性を向上することができる。このとき、先端が鋭く尖った状態となるので、脂肪細胞層Dへの刺し入れ作業も容易になる。そして、最も内側の湾曲板14dが切刃9により脂肪細胞を切断しながら回転し、約270°回転することによって、中空の略球体状の採取部3′内に切り取った脂肪細胞を収容することができる。
【0033】
また、上記各実施形態においては、採取部3,3′として、中空の略球状体を経線に沿う平面によって略等分割した構造のものを例示したが、これに代えて、図9に示されるように、不等分に分割した採取部3″を採用してもよい。図9に示される例は、最も外側の湾曲板15aが約180°、内側の2枚の湾曲板15b,15cが約90°の角度を有するものである。図9(a)は、脂肪細胞層Dへの挿入時、(b)は最も内側の湾曲板15cを90°回転させたとき、(c)は同じく180°回転させたときの状態を示している。
また、これに限定されるものではなく、内側の湾曲板15b,15cが最も大きくてもよいし、分割角度は任意に設定してよい。
【0034】
また、上記各実施形態においては、湾曲板4,5,14a〜14d,15a〜15cを閉じたときに略球状体となる採取部3,3′,3″を例示したが、これに代え、図10に示されるように、採取部16を軸線方向に沿って細長い中空回転体となるような湾曲板16a,16bにより構成してもよい。このようにすることで、挿入のための切開部Cの大きさを大きくすることなく、採取できる脂肪細胞の量を増加させることができる。
【0035】
また、図10においては、軸線方向の両端が略半球状に形成される湾曲板16a,16bを例示したが、これに代えて、先端に向かって先細になる形態であれば足り、円錐状でもよい。
また、各実施形態において、中空の回転体状の採取部3,3′,3″,16を経線に沿って分割した形態の湾曲板4,5,14a〜14d,15a〜15c,16a,16bを例示したが、これに限定されるものではなく、経線に対して傾斜した直線あるいは曲線により切断された形態の湾曲板を採用してもよい。
【0036】
また、採取部3を表皮B下に挿入する際に、挿入し過ぎにより臓器が圧迫されてしまう不都合を防止するために、例えば、図11に示されるようにシャフト2にストッパ17を設けることにしてもよい。このようにすることで、採取部3を表皮B下に挿入すると、ストッパ17が表皮Bの外面に突き当たるので、それ以上の採取部3の挿入が抑制され、採取部3を脂肪細胞層Dを越えて深く挿入されないようにして、臓器等を圧迫から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施形態に係る脂肪採取装置を示す斜視図である。
【図2】図1の脂肪採取装置の部分的な縦断面図であり、(a)開状態、(b)閉状態をそれぞれ示している。
【図3】図1の脂肪採取装置の湾曲板を途中まで回転させた状態を示す斜視図である。
【図4】図1の脂肪採取装置を用いた脂肪細胞の採取工程の前段を示す説明図である。
【図5】図4の採取工程の後段を示す説明図である。
【図6】図1の脂肪採取装置の第1の変形例を示す部分的な縦断面図である。
【図7】図1の脂肪採取装置の第2の変形例を示す一部を破断した縦断面図である。
【図8】図1の脂肪採取装置の第3の変形例であって、湾曲板の回転角度を変化させた状態を示す説明図である。
【図9】図1の脂肪採取装置の第4の変形例であって、湾曲板の回転角度を変化させた状態を示す説明図である。
【図10】図1の脂肪採取装置の第5の変形例であって、湾曲板の回転角度を変化させた状態を示す説明図である。
【図11】図1の脂肪採取装置の第5の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0038】
A 空間
B 表皮(皮)
1 脂肪採取装置
3,3′,3″,16 採取部(中空回転体)
4,5,14a〜14d,15a〜15c,16a,16b 湾曲板
6,7 シャフト
7′ シャフト(中空シャフト)
9 切刃
10 カッター部材
11 貫通孔
12 シリンジ(吸引手段)
13 接続部




 

 


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