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発明の名称 フレキシブルコイルおよび磁気共鳴イメージング装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−117636(P2007−117636A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−317167(P2005−317167)
出願日 平成17年10月31日(2005.10.31)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 加藤 裕
要約 課題
柔軟性および信頼性の双方を確保する。

解決手段
導電パターン8をコイル状に支持するシート状の構造材2と、この構造材2に対して積層配置されたシート状の構造材1,3〜7とを備える。構造材1,3〜7の一部である構造材4〜7は、積層方向についての投影形状を構造材2とは異ならせる。
特許請求の範囲
【請求項1】
導電線と、
前記導電線をコイル状に支持する支持手段と、
前記第1の支持手段に対して積層配置された第2の支持手段とを具備し、
前記第2の支持手段の少なくとも一部は、積層方向についての投影形状を前記第1の支持手段とは異ならせたことを特徴とするフレキシブルコイル。
【請求項2】
前記第2の支持手段は、前記積層方向に互いに積層された複数の構造体を備え、これらの複数の構造体の少なくとも1つは前記積層方向についての投影形状が前記第1の支持手段とは異なることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルコイル。
【請求項3】
前記第1および第2の支持手段を、隣接するものどうしが前記積層方向に交差する方向に互いに滑ることが可能な状態に保持する保持部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルコイル。
【請求項4】
前記第1および第2の支持手段の隣接するものどうしの間に前記第1および第2の支持手段の滑りを制限する粘着層をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブルコイル。
【請求項5】
前記第2の支持手段は、前記第1の支持手段と重なる部位の幅が徐々に変化する形状を持つことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルコイル。
【請求項6】
前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のフレキシブルコイルと、
被検体に静磁場を印加する静磁場コイルと、
前記被検体に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイルと、
前記フレキシブルコイルが前記被検体から放射された磁気共鳴信号を受けて出力する信号に基づいて画像を再構成する手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気共鳴信号を受信するために使用されるフレキシブルコイルとこのフレキシブルコイルを使用して受信された磁気共鳴信号に基づいて画像を得る磁気共鳴イメージング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
MRI装置のRFコイルとしては、フレキシブルコイルが用いられる(例えば、特許文献1を参照)。フレキシブルコイルは、被検者の体表形状に沿うように配置できるように柔軟性を持つように構成されている。
【特許文献1】特開平2−26536号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
フレキシブルコイルは、柔軟な薄いシート材を構造材として用いた場合、被検者の体表形状への追従性は高まるものの、回路基板部との接続部などにおける信頼性が低下してしまう。
【0004】
信頼性を向上するために、構造材としてのシート材を厚くしたり、構造材としてより柔軟性の低い材料を使用すると、被検体の体表形状への追従性が悪化してしまう。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、柔軟性および信頼性の双方を確保することができるフレキシブルコイルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の目的を達成するために本発明のフレキシブルコイルは、導電線と、前記導電線をコイル状に支持する支持手段と、前記第1の支持手段に対して積層配置された第2の支持手段とを具備し、前記第2の支持手段の少なくとも一部は、積層方向についての投影形状を前記第1の支持手段とは異ならせた。
【0007】
前記の目的を達成するために本発明の磁気共鳴イメージング装置は、上記の構成を持つフレキシブルコイルと、被検体に静磁場を印加する静磁場コイルと、前記被検体に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイルと、前記フレキシブルコイルが前記被検体から放射された磁気共鳴信号を受けて出力する信号に基づいて画像を再構成する手段とを備えた。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フレキシブルコイルにおける柔軟性および信頼性の双方を確保することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
【0010】
図1は本実施形態に係るフレキシブルコイルの斜視図である。図2は本実施形態に係るフレキシブルコイルの分解斜視図である。
【0011】
このフレキシブルコイルは、7枚の構造材1〜7を積層配置した上で、その全体を柔らかい発泡剤により覆って形成される。フレキシブルコイルの投影形状は、角を丸めた矩形状のループをなす。なお本実施形態において「投影形状」とは、構造材1〜7の積層方向からの正投影の形状を表す。
【0012】
構造材1〜7は、いずれも樹脂などの弾性を持つ材料をシート状に成形している。
【0013】
構造材1,2,3は、いずれも投影形状が同一である。構造材1,2,3の投影形状は、角を丸めた矩形状のループをなす。また構造材1,2,3の投影形状は、矩形の短辺の一方から外側に向かう突部を有する。構造材1,2,3は、構造材2を構造材1,3で挟むように積層される。
【0014】
構造材2の表面には、導電材料によってループ状の導電パターンが形成されている。導電パターンは、構造材2の突部に取り付けられたコネクタ9に接続されている。
【0015】
構造材4,5は、いずれも投影形状が同一である。構造材4,5の投影形状は、構造材1,2,3の突部および1つの角部を含めた一部を切り取った形状をなす。構造材4,5は、構造材1,3にそれぞれ重ねられる。構造材4,5の投影形状は一方の端部4a,5aにおいて、構造材1,3と重なる幅が先端に向かって徐々に狭くなる形状をなす。
【0016】
構造材6,7の投影形状は、細長い矩形状をなす。構造材6,7は、構造材1の矩形の長辺部分に重ねられる。
【0017】
かくしてこのような構造のフレキシブルコイルは、構造材の積層枚数が部分毎に3,4または5枚と変化する。積層枚数が5枚になる部分は、積層枚数が3,4枚になる部分に比べて強度が高くなる。積層枚数が4枚になる部分は、積層枚数が3枚になる部分に比べて強度が高くなる。逆に、積層枚数が3枚になる部分は、積層枚数が4,5枚になる部分に比べて柔軟性が高くなる。積層枚数が4枚になる部分は、積層枚数が5枚になる部分に比べて柔軟性が高くなる。この結果、コネクタ9が取り付けられる突部の近辺などにおいては高い強度を確保しながら、その他の部分に適度な柔軟性を持たせることができる。すなわち、コネクタ9による外部の回路基板部との接続に関する信頼性は確保しながら、被検者の体表形状への追従性を良好とすることができる。
【0018】
構造材1〜7は、互いに接着するのではなく、発泡剤で覆うことによって緩やかに束ねられている。このため、隣接する構造材どうしが互いに滑ることが可能であり、しなやかに変形することが可能である。なお、隣接する構造材どうしの滑り量が大きくなりすぎる恐れがある場合には、適度な粘度を持った粘着材を構造材どうしの間に配置すると良い。
【0019】
また、局所的に強度を高めるための構造材4,5の端部4a,5aを前述のような投影形状にしていることから、構造材4,5による補強効果を構造材4,5の先端に向かうに従って徐々に少なくすることができる。すなわち、積層枚数の変化によらずに部分的な強度の変化をつけることができる。
【0020】
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
フレキシブルコイルのループ部の形状は、例えば図3に示すような円形状などのような別の形状であっても良い。
【0021】
構造材1〜7の全体を覆うのではなく、一部分のみを覆うことによって構造材1〜7を束ねるようにしても良い。この場合、発泡剤に代えて、結束バンドなどの別手段により構造材1〜7を束ねるようにしても良い。
【0022】
構造材の積層枚数や、個々の構造材の形状は適宜に変更が可能である。
【0023】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の一実施形態に係るフレキシブルコイルの斜視図。
【図2】図1に示すフレキシブルコイルの分解斜視図。
【図3】フレキシブルコイルの変形例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
【0025】
1〜7…構造材、4a,5a…端部、8…導電パターン、9…コネクタ。




 

 


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