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画像表示装置 - オリンパスメディカルシステムズ株式会社
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発明の名称 画像表示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75154(P2007−75154A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−263086(P2005−263086)
出願日 平成17年9月9日(2005.9.9)
代理人 【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
発明者 木許 誠一郎
要約 課題
受信アンテナの受信強度情報に基づいた客観的な情報を表示できること。

解決手段
画像表示装置4は、画像表示制御部15aおよび画像処理制御部15bを有した制御部15を備える。画像表示制御部15aは、複数時点で撮像された一連の画像を表示部12に表示させる制御を行う。また、主表示する画像ごとに、この画像の受信強度が最も大きな最大強度アンテナを、複数アンテナの配置に対応付けて表示するとともに他のアンテナと識別可能に表示する制御を行う。画像処理制御部15bは、携帯型記録媒体5または記憶部14に記憶された画像データを取得して画像処理部13に出力するとともに、この出力した画像に対する各種画像処理の制御を行う。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数アンテナを用いて受信されるとともに受信時の前記複数アンテナの受信強度情報が対応付けられた一連の画像を表示する画像表示装置において、
前記画像ごとに該画像受信時の受信強度が最も大きな最大強度アンテナを、前記複数アンテナの配置に対応付けて表示するとともに他のアンテナと識別可能に表示する制御を行う表示制御手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
前記表示制御手段は、前記最大強度アンテナとして第1アンテナから第2アンテナへ表示切替を行う場合、該表示切替時点から所定期間だけ前記第2アンテナと異なる表示レベルで前記第1アンテナを継続表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記所定期間中に前記第2アンテナより小さい表示レベルで前記第1アンテナを継続表示するとともに、該第1アンテナの表示レベルを段階的に減衰させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記所定期間の経過時点に前記第1アンテナを非表示する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記最大強度アンテナの表示色相、表示彩度および表示輝度あるいはアンテナ形状、大きさの少なくとも1つを他のアンテナと異ならせて表示する制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像表示装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記複数アンテナの各受信強度情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記最大強度アンテナの受信強度を基準とした前記複数アンテナの各相対受信強度を表示する制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記複数アンテナを、前記相対受信強度に応じた表示色相、表示彩度および表示輝度あるいはアンテナ形状、大きさの少なくとも1つを用いて表示する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
【請求項9】
前記一連の画像は、被検体内に導入されたカプセル型内視鏡を用いて撮像された被検体内画像であり、前記複数アンテナは、前記被検体表面上の所定位置に配設されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像表示装置。
【請求項10】
生体内情報を構成する画像データを当該生体内情報から抽出し、当該画像データを表示するとともに、前記生体内情報を構成する、前記生体内情報を受信したアンテナを示す受信アンテナ情報を抽出し、生体内情報を受信したアンテナを認識可能に表示する表示制御手段を具備することを特徴とする画像表示装置。
【請求項11】
生体内情報取得体から複数アンテナ群の最も受信強度が強いアンテナによって無線受信してなる生体内情報を表示するための画像表示装置であって、
前記生体内情報を表示する際に、無線受信したアンテナを認識できるように表示することができるアンテナ表示手段を具備することを特徴とする画像表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の時点で撮像された一連の画像を表示する画像表示装置に関し、特に被検体内に導入されたカプセル型内視鏡を用いて撮像された一連の被検体内画像の表示に適用して好適な画像表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、内視鏡の分野において、飲込み式のカプセル型内視鏡が開発されている。このカプセル型内視鏡は、撮像機能と無線通信機能とを備え、各種臓器内の観察のために被験者の口から飲み込まれたのち自然排出されるまでの間、例えば胃、小腸、大腸などの臓器の内部を、その蠕動運動にしたがって移動しながら順次撮像する。
【0003】
臓器内を移動する間、カプセル型内視鏡によって被検体内で撮像された画像データは、順次無線信号を用いて被検体外に送信され、被検体外の受信機内に設けられたメモリに蓄積されるか、受信機に設けられたディスプレイに表示される。医師、看護師等は、メモリに蓄積された画像データをもとにディスプレイに表示させた画像、あるいは受信とともに受信機が備えるディスプレイに表示させた画像に基づいて診断を行うことができる。
【0004】
一般に受信機は、画像データをメモリに蓄積する場合に、カプセル型内視鏡から送信される画像信号を受信するための複数のアンテナを被検体外に分散配置し、画像信号の受信誤りが少ない1つのアンテナを選択切替して受信するようにしている。たとえば特許文献1には、被検体外に配置された複数のアンテナの受信切替を行い、各アンテナが受信する電界強度をもとに、画像信号の発信源である被検体内のカプセル型内視鏡の位置を探知する受信機が記載されている。
【0005】
かかる受信機を用いて受信された画像信号を画像として表示する画像表示装置では、画像の表示とともに、この表示画像が撮像された被検体内位置を模式的に表示する場合がある。この場合、例えば表示画像とともに、被検体内に導入されたカプセル型内視鏡の通過経路としての消化器官等が模式的に表示され、この通過経路上にカプセル型内視鏡の撮像位置が指標等によって指示される。これによって、医師、看護師等の観察者は、表示画像が被検体内のどの部位を撮像した画像であるかを容易に認識することができる。
【0006】
【特許文献1】特開2003−19111号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、特許文献1に示されるように、複数アンテナの受信強度を用いてにカプセル型内視鏡の撮像位置を演算する位置検出方法では、通常、カプセル型内視鏡側の送信アンテナおよび受信機側の受信アンテナが等方性アンテナであるものと仮定され、位置演算上で各アンテナの指向性が考慮されていない。他にも、被検体内の部位に応じた無線信号の減衰率の変化等が位置演算上で考慮されていない。このため、上述した位置検出方法によって導出され、通過経路を示す模式図上に指示されたカプセル型内視鏡の撮像位置は、信頼性が乏しく不確実な情報である可能性が高いという問題があった。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信アンテナの受信強度情報に基づいた客観的な情報を表示することができる画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる画像表示装置は、複数アンテナを用いて受信されるとともに受信時の前記複数アンテナの受信強度情報が対応付けられた一連の画像を表示する画像表示装置において、前記画像ごとに該画像受信時の受信強度が最も大きな最大強度アンテナを、前記複数アンテナの配置に対応付けて表示するとともに他のアンテナと識別可能に表示する制御を行う表示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記最大強度アンテナとして第1アンテナから第2アンテナへ表示切替を行う場合、該表示切替時点から所定期間だけ前記第2アンテナと異なる表示レベルで前記第1アンテナを継続表示する制御を行うことを特徴とする。
【0011】
また、請求項3にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記所定期間中に前記第2アンテナより小さい表示レベルで前記第1アンテナを継続表示するとともに、該第1アンテナの表示レベルを段階的に減衰させる制御を行うことを特徴とする。
【0012】
また、請求項4にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記所定期間の経過時点に前記第1アンテナを非表示する制御を行うことを特徴とする。
【0013】
また、請求項5にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記最大強度アンテナの表示色相、表示彩度および表示輝度あるいはアンテナ形状、大きさの少なくとも1つを他のアンテナと異ならせて表示する制御を行うことを特徴とする。
【0014】
また、請求項6にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記複数アンテナの各受信強度情報を表示する制御を行うことを特徴とする。
【0015】
また、請求項7にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記最大強度アンテナの受信強度を基準とした前記複数アンテナの各相対受信強度を表示する制御を行うことを特徴とする。
【0016】
また、請求項8にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記複数アンテナを、前記相対受信強度に応じた表示色相、表示彩度および表示輝度あるいはアンテナ形状、大きさの少なくとも1つを用いて表示する制御を行うことを特徴とする。
【0017】
また、請求項9にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記一連の画像は、被検体内に導入されたカプセル型内視鏡を用いて撮像された被検体内画像であり、前記複数アンテナは、前記被検体表面上の所定位置に配設されることを特徴とする。
【0018】
また、請求項10にかかる画像表示装置は、生体内情報を構成する画像データを当該生体内情報から抽出し、当該画像データを表示するとともに、前記生体内情報を構成する、前記生体内情報を受信したアンテナを示す受信アンテナ情報を抽出し、生体内情報を受信したアンテナを認識可能に表示する表示制御手段を具備することを特徴とする。
【0019】
また、請求項11にかかる画像表示装置は、生体内情報取得体から複数アンテナ群の最も受信強度が強いアンテナによって無線受信してなる生体内情報を表示するための画像表示装置であって、前記生体内情報を表示する際に、無線受信したアンテナを認識できるように表示することができるアンテナ表示手段を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明にかかる画像表示装置によれば、受信アンテナの受信強度情報に基づいた客観的な情報を表示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる画像表示装置の好適な実施の形態である無線形被検体内情報取得システムについて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
【0022】
(実施の形態)
まず、本実施の形態にかかる画像表示装置を備えた無線型被検体内情報取得システムについて説明する。図1は、無線型被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。この無線型被検体内情報取得システムは、被検体内導入装置の一例としてカプセル型内視鏡を用いている。
【0023】
図1に示すように、無線型被検体内情報取得システムは、被検体1の体内に導入され、撮像した被検体内画像の画像データを受信装置3に対して無線送信するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2から無線送信された画像データを受信する受信装置3と、受信装置3が受信した画像信号に基づいて被検体内画像を表示する画像表示装置4と、受信装置3と画像表示装置4との間で画像データ等の受け渡しを行う携帯型記録媒体5と、を備える。
【0024】
受信装置3は、被検体1の体外表面に貼付等される複数のアンテナ6a〜6hを有した受信アンテナ6を備える。受信装置3は、カプセル型内視鏡2から無線送信された画像データ等を、受信アンテナ6を介して受信するとともに、受信した各画像データに、画像データを受信した際の各アンテナ6a〜6hの受信強度情報を対応付けて記録する。
【0025】
アンテナ6a〜6hは、例えばループアンテナを用いて実現され、被検体1の体外表面上の所定位置、すなわちカプセル型内視鏡2の通過経路である被検体1内の各臓器に対応した位置に配置される。なお、アンテナ6a〜6hは、被検体1に着用させるジャケット等の所定位置に配設されるようにしてもよい。この場合、アンテナ6a〜6hは、このジャケット等を介して被検体1の体外表面上の所定位置に配設される。また、アンテナ6a〜6hの配置は、被検体1内の観察や診断等の目的に応じて任意に変更できる。なお、受信アンテナ6が備えるアンテナ数は、アンテナ6a〜6hとして示す8個に限定して解釈する必要はなく、8個より少なくても多くても構わない。
【0026】
画像表示装置4は、例えばCRT、液晶ディスプレイ等を備えたワークステーションによって実現され、携帯型記録媒体5等を介して取得した画像データをもとに画像表示を行う。また、画像表示装置4は、プリンタ等の出力装置に画像データを出力して表示させることもできる。なお、画像表示装置4は、外部装置との通信機能を備え、有線または無線通信によって画像データを取得または出力するようにしてもよい。
【0027】
携帯型記録媒体5は、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、CD、DVD等によって実現され、受信装置3および画像表示装置4に対して着脱可能であり、これらに挿着された場合に画像データ等の各種情報の出力または記録を行うことができる。携帯型記録媒体5は、例えばカプセル型内視鏡2が被検体1内に導入されている間に受信装置3に挿着され、受信装置3がカプセル型内視鏡2から受信した画像データ等を記録する。また、カプセル型内視鏡2が被検体1から排出された後には、受信装置3から取り出されて画像表示装置4に挿着され、記録した画像データ等を画像表示装置4に出力する。このように受信装置3と画像表示装置4との間で携帯型記録媒体5によって画像データの受け渡しを行うようにすることで、被検体1は、カプセル型内視鏡2を導入中にも自由に行動することができる。なお、受信装置3と画像表示装置4との間のデータの受け渡しは、有線または無線通信によって行うようにしてもよい。
【0028】
つぎに、本実施の形態にかかる画像表示装置4の構成について説明する。図2は、画像表示装置4の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像表示装置4は、各種情報の入力を行う入力部11と、各種情報を表示する表示部12と、入力された画像を処理する画像処理部13と、各種情報を記憶する記憶部14と、画像表示装置4の各部の処理および動作を制御する制御部15と、を備える。入力部11、表示部12、画像処理部13および記憶部14は、制御部15に電気的に接続されている。また、画像表示装置4は、携帯型記録媒体5に対応するインターフェースを備え、携帯型記録媒体5を着脱可能に装備する。挿着時の携帯型記録媒体5は、制御部15に電気的に接続される。
【0029】
入力部11は、各種スイッチ、入力キー、マウス、タッチパネル等を有し、表示画像の選択情報等、各種処理情報の入力を行う。画像表示装置4のオペレータとしての表示画像の観察者等は、この入力部11を介して、表示画像の読み込み、選択、記録等の各種操作を行うことができる。なお、入力部11は、USB、IEEE1394等、有線または無線の通信用インターフェースを備え、外部装置から画像の入力を行うようにしてもよい。
【0030】
表示部12は、液晶ディスプレイ等を備え、画像データ等の各種情報を表示する。表示部12は、特に、携帯型記録媒体5または記憶部14に記憶された画像データ等の各種データの表示と、画像表示装置4の観察者等に対して各種処理情報の入力依頼等を行うGUI(Graphical User Interface)画面の表示と、を行う。
【0031】
記憶部14は、各種処理プログラム等があらかじめ記憶されたROMと、各処理の処理パラメータ、処理データ等を記憶するRAMとによって実現される。記憶部14は、携帯型記録媒体5等を介して入力された画像データ、画像処理部13によって処理された画像データ、画像表示制御部15aによって処理された表示制御データ等を記憶することができる。
【0032】
画像処理部13は、画像処理制御部15bによる制御に基づいて、携帯型記録媒体5または記憶部14から画像データを取得し、この取得した画像データに対して、濃度変換(ガンマ変換等)、平滑化(ノイズ除去等)、鮮鋭化(エッジ強調等)、画像認識(特徴画像領域の検出、平均色の演算等)等の各種画像処理を行う。
【0033】
制御部15は、記憶部14に記憶された各種処理プログラムを実行するCPU等によって実現される。制御部15は、特に、画像表示制御部15aおよび画像処理制御部15bを備える。画像表示制御部15aは、携帯型記録媒体5または記憶部14に記憶された画像データとしての複数時点で撮像された一連の画像を表示部12に表示させる制御を行う。本実施の形態では特に、この一連の画像として、被検体1の各種臓器内を複数の時点で撮像した一連の被検体内画像が表示される。
【0034】
また、画像表示制御部15aは、特に、主表示する画像ごとに、この画像に対応付けられた受信強度情報を参照し、受信強度が最も大きな最大強度アンテナを、受信装置3が備える複数アンテナの配置に対応付けて表示するとともに、他のアンテナと識別可能に表示する制御を行う。具体的には、画像表示制御部15aは、主表示した被検体内画像とともに、被検体1上のアンテナ6a〜6hの配置を模式的に示すアンテナ配置図を表示し、このアンテナ配置図上に、最大強度アンテナとしてのアンテナ6a〜6hのいずれかを表示する制御を行う。この際、画像表示制御部15aは、最大強度アンテナをアンテナ6a〜6h内の他のアンテナと容易に識別可能に表示するように制御を行う。
【0035】
画像処理制御部15bは、携帯型記録媒体5または記憶部14に記憶された画像データを取得して画像処理部13に出力するとともに、この出力した画像に対する各種画像処理の制御を行う。また、画像処理制御部15bは、画像処理部13における処理結果の画像データを記憶部14または携帯型記録媒体5に出力して記憶させる。
【0036】
つぎに、画像表示装置4が表示部12に表示する表示画面(GUI画面)について説明する。図3は、画像表示装置4が画像表示制御部15aによる制御に基づいて表示するGUI画面の一例を示す図である。図3に示すように、表示部12には、GUI画面としてのウインドウ21(「診察・診断」ウインドウ)が表示される。ウインドウ21内には、主表示画像等を表示する主表示領域22と、アイコンとして示された各種画像操作ボタンを表示する画像操作領域25と、一連の被検体内画像の撮像期間を示す時間スケールとしてのカラーバー26およびタイムバー27と、サムネイル画像等を表示する副表示領域28とが、表示画面上でこの順に上方から下方へ並列表示される。
【0037】
主表示領域22内には、入力部3から入力された指示情報をもとに一連の被検体内画像の中から選択された画像である主表示画像23と、被検体1上のアンテナ6a〜6hの配置を模式的に示すアンテナ配置図24とが表示される。また、主表示領域22内には、主表示画像23として選択された被検体内画像に対応付けられている被検体1の名前、ID番号、性別、年齢、生年月日、撮像年月日、撮像時刻等が文字情報として表示される。なお、主表示領域22には、所定操作に応じて2以上の所定数の主表示画像が表示可能である。
【0038】
アンテナ配置図24には、アンテナ6a〜6hの配置が被検体1の一部輪郭とともに模式的に表示される。また、アンテナ配置図24では、アンテナ6a〜6hの近傍に、この各アンテナの識別番号としてのアンテナ番号が文字表示される。例えば図3では、アンテナ番号として「1」〜「8」が示されている。
【0039】
カラーバー26には、全体として、一連の被検体内画像に含まれる各画像の平均色が時系列に表示される。すなわち、カラーバー26上の各時点の表示領域には、この時点に撮像された被検体内画像の平均色が表示される。一連の被検体内画像は、撮像した臓器に応じて異なる系統の平均色を有するため、観察者等は、カラーバー26上の時間軸に沿った平均色の推移から、各時点の被検体内画像に撮像された臓器を容易に判別することができる。
【0040】
また、カラーバー26は、表示領域全体を表示画面上で上下方向に4分割して構成されており、分割された各段のカラーバーには、一連の被検体内画像における対応する分割画像領域の平均色が時系列に表示される。すなわち、各被検体内画像の平均色は、上下方向に全画像領域を4分割した分割画像領域ごとに算出され、カラーバー26には、各時点の表示領域を上下方向に4分割した分割表示領域ごとに、この分割順に対応付けられた各分割画像領域の平均色が表示される。
【0041】
かかるカラーバー26によると、観察者等は、分割された各段のカラーバーの時間軸に沿った平均色の推移から、各時点の被検体内画像に撮像された臓器ばかりでなく、撮像された臓器内部の状態を撮像範囲に応じてより認識しやすくなる。これによって、観察者等は、例えば管腔部を含む画像領域の黒色系の平均色と、他の画像領域の平均色とが異なる段のカラーバーに表示されることによって、管腔部を除いた撮像範囲の臓器内部の状態を認識できるようになる。
【0042】
タイムバー27には、このタイムバー27上で時間軸方向に移動可能なスライダ27aが表示される。スライダ27aは、主表示画像23として表示された被検体内画像の撮像時点をタイムバー27上で指示するとともに、主表示画像23の表示切替に連動してタイムバー27上を移動する。例えば、画像操作領域25内のいずれかの画像操作ボタンが図示しないマウス等によって操作された場合、主表示画像23が切替表示されるとともに、スライダ27aは、この切替表示後に主表示画像23として表示された被検体内画像の撮像時点を指示する位置に移動する。
【0043】
また、これとは逆に、スライダ27aが図示しないマウス等によって移動操作された場合には、移動操作後にスライダ27aが指示する撮像時点に対応した被検体内画像が主表示画像23として表示される。なお、スライダ27aが連続的に移動操作された場合、この移動操作に追随して、主表示画像23は連続的に切替表示される。かかるスライダ27aによると、観察者等は、例えばカラーバー26を参照して見出した所望の臓器の被検体内画像に対応する撮像時点にスライダ27aを移動操作することによって、この被検体内画像を即座に主表示画像23として表示させることができる。
【0044】
なお、時間スケールとしてのカラーバー26およびタイムバー27の左端は、一連の被検体内画像における時系列で先頭の画像の撮像時点を示し、同右端は、時系列で末尾の画像の撮像時点を示す。通常、この左端の撮像時点は、受信装置3による画像データの受信開始時点に相当し、右端の撮像時点は、画像データの受信終了時点に相当する。
【0045】
副表示領域28には、一連の被検体内画像の中から選択抽出された画像がサムネイル画像として表示される。具体的には、例えば、所定のボタン操作またはマウス操作等に応じて、この操作時点に主表示画像23として表示されている被検体内画像がサムネイル画像として副表示領域28に追加表示される。
【0046】
また、副表示領域28には、各サムネイル画像の近傍に撮像時点等の付加情報が文字情報として表示される。この文字情報として表示される付加情報は、所定操作に応じて切替可能であるとともに非表示可能である。さらに、副表示領域28には、各サムネイル画像と、タイムバー27上に示される各サムネイル画像の撮像時点と、を対応付ける線分が表示される。
【0047】
なお、副表示領域28には表示領域の大きさに制約があるため、所定数までのサムネイル画像が一括表示可能とされている。例えば図3には、最大5枚のサムネイル画像が一括表示可能な場合が示されている。抽出されたサムネイル画像が一括表示可能な所定数より多い場合、この所定数を超えたサムネイル画像は、副表示領域28内に表示されるスクロールバーの操作に応じて切替表示される。また、副表示領域28に表示されたサムネイル画像は、所定のボタン操作またはマウス操作等に応じて主表示画像23として表示される。
【0048】
ここで、本実施の形態にかかる画像表示装置4におけるアンテナ配置図24の表示制御について説明する。図3に示すように、画像表示制御部15aは、主表示画像23として表示した被検体内画像に対応付けられたアンテナ6a〜6hによる受信強度情報を参照し、受信強度が最も大きな最大強度アンテナを、アンテナ配置図24上で他のアンテナと識別可能に表示する制御を行う。例えば図3では、最大強度アンテナとして、アンテナ番号「4」のアンテナが、他のアンテナと識別可能に表示された状態が示されている。
【0049】
識別可能な表示制御として、具体的には、画像表示制御部15aは、例えばアンテナ配置図24における最大強度アンテナの表示輝度を、他のアンテナと異ならせて表示するように制御を行う。この場合、最大強度アンテナの表示輝度は、他のアンテナに比べて大きくすることが好ましい。また、画像表示制御部15aは、表示輝度を異ならせる代わりに、表示色相あるいは表示彩度を異ならせて表示させることもできる。表示色相を異ならせる場合には、例えば最大強度アンテナの表示色を、一般に比視感度の高い緑色として、他のアンテナを緑色と色相が大きく異なるマゼンタ、赤、青等の色によって表示するとよい。さらに、画像表示制御部15aは、表示輝度、表示色相および表示彩度のうち2つ以上を異ならせて表示する制御を行うことも可能である。また、アンテナの形状、大きさを他のアンテナと異ならせることで、識別可能に表示することもできる。
【0050】
このような画像表示制御部15aの表示制御に基づいて表示された最大強度アンテナは、観察者等によって容易に他のアンテナと識別され認識され得る。したがって、本実施の形態にかかる画像表示装置4では、受信アンテナ6の受信強度情報と、受信アンテナ6が有する各アンテナ6a〜6hの受信位置情報とに基づいた、客観的な情報を表示して、観察者等に容易に認識させることができる。
【0051】
そして、観察者等においては、主表示画像23として表示された被検体内画像における最大強度アンテナの位置情報を得ることによって、この位置情報に基づき、被検体内画像を撮像した時点のカプセル型内視鏡2の位置、すなわち被検体1内における撮像部位を推定することが可能となる。さらに観測者等においては、このように撮像部位を推定することによって、複数アンテナの受信強度を用いて算出し表示された不確実な位置情報に基づいて撮像部位を誤認識するなどの恐れがなくなる。
【0052】
なお、画像表示制御部15aは、このような観測者等による撮像部位の推定を容易にさせるため、例えばアンテナ配置図24内に、被検体1の一部輪郭像に重ねて被検体1内の臓器配置を示す模式図を重ねて表示するようにしてもよい。
【0053】
ところで、上述した画像表示制御部15aによるアンテナ配置図24に関する表示制御では、主表示画像23として表示する被検体内画像の表示切替に応じて、最大強度アンテナの表示位置が瞬時に切り替わった場合に、表示切替直前の最大強度アンテナの位置が観察者等によって認識し難くなる可能性がある。これに対応して、画像表示部15aでは、目視による残像効果を利用した最大強度アンテナの表示をするように制御を行うこともできる。
【0054】
図4は、この残像効果を利用した最大強度アンテナの表示制御方法を説明する概念図である。図4に示すように、画像表示制御部15aは、最大強度アンテナとして例えばアンテナ番号「3」のアンテナ(以下、アンテナ「3」と称する。)からアンテナ番号「2」のアンテナ(以下、アンテナ「2」と称する。)へ表示切替を行う場合、この表示切替時点t1から所定の期間T(=t2−t1)だけ、アンテナ番号「2」のアンテナと異なる表示レベルでアンテナ番号「3」のアンテナを継続して表示する制御を行う。
【0055】
より具体的には、画像表示制御部15aは、期間T中に、アンテナ「2」より小さい表示レベルでアンテナ「3」を継続表示するとともに、アンテナ「3」の表示レベルを段階的に減衰させる制御を行う。またこの場合、画像表示制御部15aは、表示切替時点t1から期間Tだけ経過した時点t2に、アンテナ「3」を非表示とする制御を行う。なお、ここで非表示とは、アンテナ「2」およびアンテナ「3」を除いた他のアンテナと同じ表示レベルとすることを意味する。
【0056】
例えば図4では、表示切替時点t1に、最大強度アンテナがアンテナ「3」からアンテナ「2」に変化したことに対応して、アンテナ「2」の表示レベルが最大レベル(レベル「4」)とされ、アンテナ「3」の表示レベルが最大レベルよりも1段階小さいレベル「3」に変更されている。また、表示切替時点t1から時点t2までの期間Tにおいて、アンテナ「3」の表示レベルが段階的に減衰され、時点t2で非表示レベルとされている。
【0057】
図5は、図4に示した時点t3でのアンテナ配置図24の表示状態を示す図である。時点t3では、図4に示したように、最大強度アンテナであるアンテナ「2」の表示レベルは最大レベルであって、アンテナ「3」の表示レベルは、最大レベルよりも小さいレベル「1」とされている。この各表示レベルに応じて、アンテナ配置図24では、例えば図5に示すように、アンテナ「2」は設定上の最大輝度で表示され、アンテナ「3」は最大輝度よりも暗く非表示レベルよりも明るい表示輝度で表示される。なお、表示切替前後の最大強度アンテナ間で異ならせる表示レベルは、表示輝度に限定して解釈することはなく、表示色相または表示彩度等であってもよい。また、表示輝度、表示色相および表示彩度等の2つ以上を異ならせるようにしてもよい。
【0058】
このように、画像表示制御部15aが最大強度アンテナの表示レベルを制御することによって、観察者等は、最大強度アンテナの表示が切り替えられても、表示切替時点t1からの所定の期間Tにおいて、現時点の最大強度アンテナと、表示切替時点t1の直前の最大強度アンテナとの両方を認識することができ、かつどちらのアンテナが現時点の最大強度アンテナであるかを判別することもできる。なお、この場合、観察者等には、表示切替前の最大強度アンテナが期間T中に残像のように認識されることになる。
【0059】
ところで、以上説明したアンテナ配置図24における表示制御方法では、画像表示制御部15aは、最大強度アンテナのみを他のアンテナと識別可能に表示するようにしていたが、複数のアンテナ6a〜6hの各受信強度情報を表示するようにしてもよい。
【0060】
図6は、複数アンテナの配置図とともに各アンテナの受信強度情報を表示したアンテナ配置図24’を示す図である。図6に示すアンテナ配置図24’では、画像表示制御部15aは、アンテナ配置図24と同様のアンテナ配置図の表示に加えて、アンテナ番号と各アンテナ番号の相対受信強度とを文字情報として表示するように制御を行っている。図6に示す例では、画像表示制御部15aは、最大受信アンテナであるアンテナ「3」の受信強度を基準とし、この基準値を「100」とした他のアンテナの相対受信強度を表示するようにしている。
【0061】
なお、画像表示制御部15aは、相対受信強度の代わりに各アンテナの受信強度そのものを表示させることもできる。また、各アンテナの受信強度情報を文字情報として表示する代わりに、アンテナ配置図内の各アンテナの表示色相、表示彩度および表示輝度の少なくとも1つを、受信強度もしくは相対受信強度に応じて異ならせて表示するように制御を行うこともできる。この場合、例えば受信強度の強さに応じて、アンテナの表示色を赤から青へ順次色相を変化させることができる。
【0062】
このように、画像表示制御部15aが各アンテナの配置と受信強度情報とを対応付けて表示する表示制御を行うことによって、観察者等は、被検体内画像の撮像位置をより詳細に推定できるようになる。
【0063】
なお、上述した実施の形態では、本発明にかかる画像表示装置4が表示する一連の画像を、被検体1内に導入されたカプセル型内視鏡2を用いて撮像された一連の被検体内画像として説明したが、かかる被検体内画像に限定して解釈する必要はなく、複数の時点に撮像された一連の画像であれば任意の画像でよく、撮像装置や撮像対象も任意でよい。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の実施の形態にかかる無線型被検体内情報取得システムの構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる画像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した画像表示装置が表示する表示画面を示す図である。
【図4】残像効果を利用した最大強度アンテナの表示制御方法を説明する図である。
【図5】図4に示した表示制御方法を用いて表示するアンテナ配置図を示す図である。
【図6】複数アンテナの相対受信強度を付記したアンテナ配置図を示す図である。
【符号の説明】
【0065】
1 被検体
2 カプセル型内視鏡
3 受信装置
4 画像表示装置
5 携帯型記録媒体
6 受信アンテナ
6a〜6h アンテナ
11 入力部
12 表示部
13 画像処理部
14 記憶部
15 制御部
15a 画像表示制御部
15b 画像処理制御部
21 ウインドウ
22 主表示領域
23 主表示画像
24,24’ アンテナ配置図
25 画像操作領域
26 カラーバー
27 タイムバー
27a スライダ
28 副表示領域




 

 


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