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発明の名称 内視鏡システム、並びに、内視鏡用処置具及び内視鏡
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−54280(P2007−54280A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−242938(P2005−242938)
出願日 平成17年8月24日(2005.8.24)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 岡田 勉 / 伊藤 仁
要約 課題
組織を捕捉する捕捉部が紛失されにくく、吸引回収効率が高く、準備が容易な内視鏡システムを提供する。

解決手段
内視鏡システムの内視鏡24は、先端部が挿入部26の先端部で先端開口36aを形成し、基端部が操作部28で基端開口36dを形成し、少なくとも吸引に用いられるチャンネル34aと、先端部が操作部28で吸引開口36gを形成し、基端部が吸引装置へと接続される吸引管路34dと、を有する。内視鏡用処置具50は、処置具挿入部56に接続され、内視鏡24の操作部28に着脱自在に装着される捕捉部72を有し、捕捉部72は、捕捉部72が内視鏡24に装着されている場合に基端開口36dと吸引開口36gとを連通する連通路82と、連通路82に介設され、前記チャンネル34aから前記吸引管路34dへと吸引されていく組織を捕捉する捕捉手段86と、を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
内視鏡と、内視鏡用処置具と、を具備し、
前記内視鏡は、先端部から体腔内に挿入される細長い挿入部と、前記挿入部の基端部に接続されている操作部と、前記挿入部及び前記操作部に設けられ、先端部が前記挿入部の先端部で先端開口を形成し、基端部が前記操作部で基端開口を形成し、少なくとも吸引に用いられるチャンネルと、前記操作部に設けられ、先端部が前記操作部で吸引開口を形成し、基端部が吸引装置へと接続される吸引管路と、を有し、
前記内視鏡用処置具は、先端部から体腔内に挿入される細長い処置具挿入部と、前記処置具挿入部の先端部に設けられ、生体組織からその一部分を分離する処置部と、前記処置具挿入部に接続され、前記内視鏡の操作部に着脱自在に装着される捕捉部と、を有し、前記捕捉部は、前記捕捉部が前記内視鏡に装着されている場合に前記基端開口と前記吸引開口とを連通する連通路と、前記連通路に介設され、前記チャンネルから前記吸引管路へと吸引されていく組織を捕捉する捕捉手段と、を備える、
ことを特徴とする内視鏡システム。
【請求項2】
前記捕捉部は、前記捕捉部に対して前記処置具挿入部が前記処置具挿入部の長手軸方向に進退可能となるように前記処置具挿入部に接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
【請求項3】
この内視鏡システムは、前記内視鏡用処置具を前記捕捉部に対して前記処置具挿入部が固定された固定状態とこの固定が解除された解除状態との間で切り替える切替手段をさらに具備する、
ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
【請求項4】
前記切替手段は、前記捕捉部が前記内視鏡から取り外されている場合に前記内視鏡用処置具を固定状態とし、前記捕捉部が前記内視鏡に装着されている場合に前記内視鏡用処置具を解除状態とする、
ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
【請求項5】
前記チャンネルは、前記基端開口から前記処置具挿入部を挿通可能であり、
前記捕捉部は、前記処置具挿入部の先端部に配置可能であり、前記処置具挿入部の先端部に配置され前記内視鏡に装着されている場合には、前記処置具挿入部の先端面を前記基端開口に対面して配置させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
【請求項6】
前記内視鏡は、前記挿入部及び前記操作部に設けられ、先端部が前記挿入部の先端部で別の先端開口を形成し、基端部が前記操作部で別の基端開口を形成し、前記別の基端開口から前記処置具挿入部が挿通される別のチャンネルをさらに有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1に記載の内視鏡システムの内視鏡用処置具。
【請求項8】
請求項1乃至6のいずれか1に記載の内視鏡システムの内視鏡。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡観察下、体腔内で生体組織からその一部分を分離し、分離された組織を吸引により回収する内視鏡システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、内視鏡観察下、内視鏡用処置具によって、体腔内で生体組織からその一部分を分離し、分離された組織を吸引により回収して、回収した組織を病理検査に利用する内視鏡システムが用いられている。
【0003】
このような内視鏡システムの内視鏡用処置具としては、例えば高周波スネアが用いられている。高周波スネアは、先端部のループによってポリープ、粘膜組織等を緊縛し、ループに高周波電流を流してポリープ、粘膜組織等を切除するものである。
【0004】
また、組織の吸引回収には、以下のような装置が用いられている。例えば、内視鏡及び吸引壜を用いて、組織の吸引回収を行うことが可能である。即ち、内視鏡では、体腔内に挿入される挿入部の基端部に操作部が配設されており、この操作部は連結部を介して内視鏡を制御するためのコントローラに接続されている。吸引通路は、挿入部の先端部から、挿入部、操作部、連結部を介して吸引壜に連通されており、吸引通路を介して吸引壜に組織が吸引回収される。特許文献1には、このような吸引壜の手前に配置され、組織と一緒に吸引された血液、汚物等から組織を分離して捕捉する収集装置が開示されている。また、特許文献2には、内視鏡の操作部において、吸引通路に着脱自在に介設され、血液、汚物等から組織を分離して捕捉する網籠が開示されている。このような内視鏡では、組織が吸引される経路が短くなっているため、吸引中に組織が損傷することが少なくなっている。
【0005】
また、特許文献3には、内視鏡用処置具及び検体トラップを用いて吸引回収を行う内視鏡システムが開示されている。即ち、内視鏡用処置具において、体腔内に挿入されるシース内に吸引ルーメンが形成されており、吸引ルーメンの基端部には検体トラップが接続されている。そして、吸引ルーメンを介して検体トラップへと組織が吸引され、検体トラップ内の検体フィルタによって組織が血液、汚物等から分離して捕捉される。
【特許文献1】米国特許5624418号明細書
【特許文献2】実開昭62−74804号公報
【特許文献3】特開平11−226024号公報(発明の詳細な説明の段落「0099」乃至「0117」)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2の内視鏡では、組織の吸引回収を行わない場合には、網籠を取り外しておくことになる。例えば、組織を吸引回収する前に血液、汚物を吸引回収する場合などには、網籠の目詰まりを防止するため、網籠を取り外しておくことが必要である。ここで、網籠は小さく紛失しやすいため、紛失しないように注意を払う必要がある。
【0007】
また、特許文献3の内視鏡用処置具では、シース内に吸引ルーメンが形成されているため、吸引ルーメンのその長手軸方向に直交する断面積が小さくなっており、吸引回収効率が低くなっている。
【0008】
さらに、特許文献2及び3のような内視鏡システムでは、組織を捕捉するための網籠や検体フィルタが内視鏡用処置具と別個独立している。このため、内視鏡システムを準備するに際しては、網籠や検体フィルタと内視鏡用処置具とを別々に準備する必要があり、内視鏡システムの準備が煩雑なものとなっている。
【0009】
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、組織を捕捉する捕捉部が紛失されにくく、吸引回収効率が高く、準備が容易な内視鏡システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、内視鏡と、内視鏡用処置具と、を具備し、前記内視鏡は、先端部から体腔内に挿入される細長い挿入部と、前記挿入部の基端部に接続されている操作部と、前記挿入部及び前記操作部に設けられ、先端部が前記挿入部の先端部で先端開口を形成し、基端部が前記操作部で基端開口を形成し、少なくとも吸引に用いられるチャンネルと、前記操作部に設けられ、先端部が前記操作部で吸引開口を形成し、基端部が吸引装置へと接続される吸引管路と、を有し、前記内視鏡用処置具は、先端部から体腔内に挿入される細長い処置具挿入部と、前記処置具挿入部の先端部に設けられ、生体組織からその一部分を分離する処置部と、前記処置具挿入部に接続され、前記内視鏡の操作部に着脱自在に装着される捕捉部と、を有し、前記捕捉部は、前記捕捉部が前記内視鏡に装着されている場合に前記基端開口と前記吸引開口とを連通する連通路と、前記連通路に介設され、前記チャンネルから前記吸引管路へと吸引されていく組織を捕捉する捕捉手段と、を備える、ことを特徴とする内視鏡システムである。
そして、本請求項1の発明では、内視鏡の操作部に内視鏡用処置具の捕捉部を装着し、内視鏡観察下、内視鏡用処置具の処置具挿入部を体腔内に挿入して、処置部によって生体組織からその一部分を分離し、分離された組織を挿入部の先端部の先端開口からチャンネルへと吸引して、チャンネルから吸引管路へと吸引されていく組織を連通路において捕捉手段によって捕捉する。
【0011】
請求項2の発明は、前記捕捉部は、前記捕捉部に対して前記処置具挿入部が前記処置具挿入部の長手軸方向に進退可能となるように前記処置具挿入部に接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システムである。
そして、本請求項2の発明では、内視鏡の操作部に内視鏡用処置具の捕捉部を装着した状態で、捕捉部に対して処置具挿入部を進退させて、処置具挿入部を体腔内に挿入する。
【0012】
請求項3の発明は、この内視鏡システムは、前記内視鏡用処置具を前記捕捉部に対して前記処置具挿入部が固定された固定状態とこの固定が解除された解除状態との間で切り替える切替手段をさらに具備する、ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システムである。
そして、本請求項3の発明では、処置具挿入部を用いる場合以外には、捕捉部に対して処置具挿入部を固定しておく。
【0013】
請求項4の発明は、前記切替手段は、前記捕捉部が前記内視鏡から取り外されている場合に前記内視鏡用処置具を固定状態とし、前記捕捉部が前記内視鏡に装着されている場合に前記内視鏡用処置具を解除状態とする、ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システムである。
そして、本請求項4の発明では、内視鏡の操作部に捕捉部を装着すると、捕捉部に対する処置具挿入部の固定が解除される。
【0014】
請求項5の発明は、前記チャンネルは、前記基端開口から前記処置具挿入部を挿通可能であり、前記捕捉部は、前記処置具挿入部の先端部に配置可能であり、前記処置具挿入部の先端部に配置され前記内視鏡に装着されている場合には、前記処置具挿入部の先端面を前記基端開口に対面して配置させる、ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システムである。
そして、本請求項5の発明では、捕捉部を処置具挿入部の先端部に配置して、内視鏡の操作部に内視鏡用処置具の捕捉部を装着することにより、内視鏡用処置具の処置具挿入部の先端面が内視鏡の基端開口に対面して配置され、捕捉部に対して処置具挿入部を前進させると、処置具挿入部が基端開口に挿入され、チャンネルに挿通される。
【0015】
請求項6の発明は、前記内視鏡は、前記挿入部及び前記操作部に設けられ、先端部が前記挿入部の先端部で別の先端開口を形成し、基端部が前記操作部で別の基端開口を形成し、前記別の基端開口から前記処置具挿入部が挿通される別のチャンネルをさらに有する、ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システムである。
そして、本請求項6の発明では、内視鏡用処置具の処置具挿入部を内視鏡の別のチャンネルに挿通して、体腔内に挿入する。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1に記載の内視鏡システムの内視鏡用処置具である。
【0017】
請求項8の発明は、請求項1乃至6のいずれか1に記載の内視鏡システムの内視鏡である。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、組織を捕捉する捕捉部が紛失されにくく、吸引回収効率が高く、内視鏡システムの準備が容易となっている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態の内視鏡システムの内視鏡24を示す。図1に示されるように、この内視鏡24は、体腔内に挿入される細長い挿入部26を有する。この挿入部26の基端部には、操作者に保持操作される操作部28が配設されている。この操作部28から連結部30が延出されており、この連結部30の延出端部は内視鏡24を制御するためのコントロールユニット32に接続されている。なお、コントロールユニット32には、内視鏡24に照明光を供給するための光源等も配置されている。
【0020】
挿入部26から操作部28にわたって、各種処置具の挿通及び吸引に用いられるチャンネル34aが形成されている。このチャンネル34aの先端部は、挿入部26の先端部で先端開口36aを形成しており、チャンネル34aの基端部は、操作部28の挿入口金38aにおいて基端開口としての挿入口36dを形成している。また、操作部28から連結部30にわたって、吸引に用いられる吸引管路34dが形成されている。この吸引管路34dの先端部は、挿入口金38aの近傍に配設されている吸引口金38dにおいて吸引開口36gを形成しており、吸引管路34dの基端部は、連結部30の延出端部まで延び、吸引壜等の吸引装置に接続される。
【0021】
図2に示されるように、挿入口金38a及び吸引口金38dには、ゴム等の弾性材料によって形成されている栓体40が着脱自在に装着されている。この栓体40に形成されている連絡路42の一端部には、挿入口金38aに気密に係合されて挿入口36dと連絡路42とを連絡する第1の係合部44aが形成されており、連絡路42の他端部には、吸引口金38dに気密に係合されて吸引開口36gと連絡路42とを連絡する第2の係合部44bが形成されている。また、連絡路42から、栓体40が挿入口金38aに装着された状態でチャンネル34aを延長するように延びる分岐路が延設されており、分岐路は栓体40の外表面で開口して各種処置具を挿入するためのチャンネル開口46を形成している。そして、栓体40には、チャンネル開口46に着脱自在に覆設されてチャンネル開口46を気密に閉塞する蓋体48が配設されている。
【0022】
図1及び図2を参照し、内視鏡24に栓体40を装着し、チャンネル開口46に蓋体48を装着した状態では、チャンネル34aと吸引管路34dとが連絡路42によって連絡され、挿入部26の先端部の先端開口36aからチャンネル34a、連絡路42、吸引管路34dを介して吸引を行うことが可能である。また、チャンネル開口46から蓋体48を取り外した状態では、各種処置具をチャンネル開口46から挿入口36dへと挿入し、チャンネル34aを挿通させて先端開口36aから突出させることが可能である。このように、内視鏡24に栓体40を装着することにより、内視鏡24を単独で用いることが可能である。
【0023】
図3及び図4は、本実施形態の内視鏡システムの内視鏡用処置具としての高周波スネア50を示す。この高周波スネア50は、体腔内でポリープ等を切除するためのスネア部52を有する。このスネア部52は、体腔内に挿入される処置具挿入部としてのシース56を有する。このシース56には操作ワイヤ58が挿通されており、この操作ワイヤ58の基端部は、シース56の基端部に配設されているスネア操作部60のスライダ64に接続されている。スネア操作部60の本体部62に対してスライダ64を進退させることにより、操作ワイヤ58を進退させることが可能である。なお、操作ワイヤ58の基端部は、スライダ64において電極66に接続されており、この電極66に高周波電源を接続することにより、操作ワイヤ58へと高周波電流を流すことが可能である。
【0024】
一方、操作ワイヤ58の先端部には、接続チップ68を介して、処置部としての切開ワイヤ70が連結されている。この切開ワイヤ70には、操作ワイヤ58及び接続チップ68を介して高周波電流が流される。また、切開ワイヤ70には予め癖がつけられており、切開ワイヤ70は、操作ワイヤ58を後退させてシース56内に引き込むと弾性変形して細長く押し潰され、操作ワイヤ58を前進させてシース56から突出させるとループ状に拡開されるようになっている。
【0025】
図1乃至図4を参照し、高周波スネア50のスネア部52には、内視鏡24に装着されて、チャンネル34aから吸引管路34dへと吸引されていくポリープ等を血液、汚物等から分離して捕捉する捕捉部としてのトラップ部72が接続されている。
【0026】
トラップ部72では、第1の接続部材74a、挿通管76、側方管78、ケース80、及び、第2の接続部材74bの各々の内腔によって、内視鏡24にトラップ部72が装着された場合にチャンネル34aと吸引管路34dとを連通する連通路82が形成されている。即ち、トラップ部72には、弾性材料によって形成され、内視鏡24の挿入口金38aに気密に接続されて挿入口36dと連通路82とを連通する第1の接続部材74aが配設されている。この第1の接続部材74aには、弾性材料によって形成されている挿通管76の一端部が一体的に連結されている。この挿通管76は、挿通管76の径方向に延びる側方管78を介してケース80に接続されている。このケース80は、透明材料によって形成され、内部が観察可能である。また、ケース80にはトラップ84が着脱自在に装着されており、このトラップ84には、連通路82に介設されて、連通路82を吸引されていくポリープ等を血液、汚物等から分離して捕捉する網部86が形成されている。そして、ケース80には、弾性材料によって形成され、内視鏡24の吸引口金38dに気密に接続されて連通路82と吸引開口36gとを連通する第2の接続部材74bが接続されている。
【0027】
また、トラップ部72には、スネア部52のシース56がその長手軸方向に進退自在となるように接続されている。即ち、シース56は、その長手軸方向に進退自在に挿通管76及び第1の接続部材74aの内腔に挿脱自在に挿通されている。なお、挿通管76の、第1の接続部材74aとは反対側の端部では、シース56の抜去時に弾性変形によって端部開口が閉塞されて、連通路82を気密に保持するようになっている。
【0028】
さらに、内視鏡24からトラップ部72を取り外している場合には、スネア部52のシース56がトラップ部72に対して固定され、内視鏡24にトラップ部72を装着した場合には、この固定が解除されるようになっている。即ち、スネア部52のシース56の外周面には係合溝88が形成されており、トラップ部72の第1の接続部材74aの内周面には、シース56の係合溝88に係合して第1の接続部材74aに対してシース56を係止する係合部材90が突設されている。なお、シース56の長手軸方向に対する係合溝88の配置は、内視鏡24のチャンネル34aにシース56を挿入し、内視鏡24にトラップ部72を装着した状態で、シース56の先端部が内視鏡24から突出しないように設定されている。一方、内視鏡24にトラップ部72を装着し、第1の接続部材74aに挿入口金38aが接続された場合には、挿入口金38aによって係合部材90が押しのけられて、係合部材90と係合溝88との係合が解除されるようになっている。
【0029】
このように、挿入口金38a、係合溝88及び係合部材90によって、トラップ部72が内視鏡24から取り外されている場合には、高周波スネア50をトラップ部72に対してシース56が固定された固定状態に保持し、トラップ部72が内視鏡24に装着された場合に、高周波スネア50をこの固定が解除された解除状態に切り替える切替手段が形成されている。
【0030】
次に、本実施形態の内視鏡システムの作用について、図5乃至図8を参照して説明する。以下では、内視鏡観察下、体腔内でポリープ92を切除し、切除されたポリープ92を吸引回収する場合について説明する。
【0031】
まず、内視鏡24の挿入部26を体腔内に挿入し、挿入部26の先端部をポリープ92を視野に収めるように誘導する。そして、図5に示されるように、内視鏡24から栓体40を取り外し、高周波スネア50のシース56を内視鏡24の挿入口36dに挿入して、チャンネル34aに挿通する。続いて、図6に示されるように、内視鏡24の挿入口金38aに高周波スネア50のトラップ部72の第1の接続部材74aを接続すると共に、吸引口金38dに第2の接続部材74bを接続することにより、内視鏡24にトラップ部72を装着する。この際、挿入口金38aによって係合部材90が押しのけられて係合部材90と係合溝88との係合が解除され、トラップ部72に対してシース56が進退自在となる。
【0032】
続いて、シース56を押込んで、シース56の先端部を内視鏡24の挿入部26の先端開口36aから突出させる。そして、スネア操作部60の本体部62に対してスライダ64前進させ、シース56の先端部から切開ワイヤ70を突出させてループ状に拡開させ、ポリープ92に引っ掛ける。次いで、本体部62に対してスライダ64を後退させて、切開ワイヤ70をシース56に引き込んでいき、切開ワイヤ70を縮閉してポリープ92を緊縛する。この状態で、高周波電源を作動させて切開ワイヤ70に高周波電流を流して、ポリープ92を切除する。このような操作を繰り返して、複数のポリープ92を切除する。
【0033】
この後、シース56を引っ張って、シース56を内視鏡24のチャンネル34aから抜去し、続いて捕捉部72の挿通管76から抜去する。この状態で、吸引装置を作動して、内視鏡24の挿入部26の先端開口36aから、切除したポリープ92を吸引する。吸引されたポリープ92は、図7に示されるように、内視鏡24のチャンネル34aから捕捉部72の挿通管76、側方管78、ケース80へと吸引され、ケース80内でトラップ84の網部86によって血液、汚物等から分離されて捕捉される。この後、図8に示されるように、ケース80からトラップ84を取り外して、網部86によって捕捉されたポリープ92を回収して、病理検査に回す。
【0034】
従って、本実施形態の内視鏡システムは次の効果を奏する。本実施形態の内視鏡システムの高周波スネア50では、体腔内でポリープ92を切除するためのスネア部52と、内視鏡24に装着されて、チャンネル34aから吸引管路34dへと吸引されていくポリープ92を捕捉するトラップ部72とが一体的に接続されている。このため、比較的小さくて紛失しやすいトラップ部72の紛失が防止されている。また、内視鏡システムを準備する際に、高周波スネア50を準備することによりスネア部52とトラップ部72との両方が同時に準備され、別個独立に準備する必要がないため、内視鏡システムの準備が容易になっている。さらに、ポリープ92の吸引には、内視鏡24のチャンネル34aを用いているため、吸引通路のその長手軸方向に直交する断面積を比較的大きくすることができ、吸引回収効率が増大されている。
【0035】
また、高周波スネア50のシース56は、トラップ部72に対してその長手軸方向に進退可能となっている。このため、内視鏡24にトラップ部72を装着した状態であっても、トラップ部72に対してシース56を進退操作して、体腔内でシース56の先端部を進退させることができ、高周波スネア50の操作性が向上されている。
【0036】
そして、高周波スネア50において、トラップ部72の第1の接続部材74aの係合部材90とスネア部52のシース56の係合溝88とが係合することにより、トラップ部72に対してシース56を固定することが可能となっている。このため、スネア部52を使用しない場合には、トラップ部72に対してシース56を固定することにより、シース56の不要な動きを防止することができる。特に、内視鏡24にトラップ部72を装着する前には、トラップ部72に対してシース56が固定されており、内視鏡24にトラップ部72を装着する際にシース56が不要意に動くことが防止されている。
【0037】
さらに、内視鏡24にトラップ部72を装着すると、内視鏡24の挿入口金38aによって係合部材90がおしのけられて係合部材90と係合溝88との係合が解除され、自動的にトラップ部72に対してシース56が進退自在となっている。このように、係合部材90と係合溝88との係合を解除する操作が別途必要とされておらず、高周波スネア50の操作性が向上されている。
【0038】
図9A乃至図14は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態では、トラップ部に対してスネア部のシースを押し進めると、シースの先端部が内視鏡の挿入口にそのまま挿入されるようになっている。
【0039】
図9A及び図9Bは、本実施形態の内視鏡システムの内視鏡24の挿入口金38a及び吸引口金38dを示す。内視鏡24の挿入口金38aの突出端面には、一対の爪部94が互いに対峙するように突設されており、一対の爪部94の内側には、夫々、後述する保持部材102(図11参照)と協同する押圧突起96が形成されている。
【0040】
図10及び図11は、本実施形態の内視鏡システムの高周波スネア50を示す。高周波スネア50のスネア部52のシース56の先端部には管状部材98が嵌入されており、シース56の先端部の外周面には全周にわたって凸部100が形成されている。
【0041】
そして、トラップ部72の第1の接続部材74aの内周面には、一対の保持部材102が互いに対峙して配設されており、これら一対の保持部材102によってシース56の先端部が解放可能に保持されている。
【0042】
即ち、保持部材102では、ヒンジ部104から一対の腕部106a,106bが延出されており、これら一対の腕部106a,106bの先端部には夫々係合突起108a,108bが形成されている。保持部材102は弾性材料によって形成されており、一対の腕部106a,106bはヒンジ部104を中心として閉方向に付勢され、一対の腕部106a,106bの係合突起108a,108bが夫々シース56の先端部の凸部100の先端側及び後端側に係合されている。このようにして、一対の保持部材102によってシース56の先端部が保持されている。
【0043】
一方、図9A乃至図11を参照し、第1の接続部材74aには、保持部材102のヒンジ部104の背面側において窓部110が貫通形成されている。そして、内視鏡24にトラップ部72が装着され、内視鏡24の挿入口金38aが第1の接続部材74aに接続された場合には、挿入口金38aの爪部94は第1の接続部材74aの外周面側に配置され、爪部94の押圧突起96が窓部110を介して保持部材102のヒンジ部104の背面を押圧する。そして、押圧による保持部材102の弾性変形により、一対の腕部106a,106bがヒンジ部104を中心として開かれて、係合突起108a,108bとシース56の凸部100との係合が解除されて、第1の接続部材74aに対してシース56が進退自在となる。
このように、本実施形態では、爪部94、窓部110、保持部材102によって、切替手段が形成されている。
【0044】
なお、第1の接続部材74aは剛性材料によって形成されており、第1の接続部材74aの接続端面には、内視鏡24の挿入口36dとトラップ部72の連通路82とを気密に連通するためのパッキン103が覆設されている。
【0045】
次に、本実施形態の内視鏡システムの作用について、図12乃至図14を参照して説明する。トラップ部72をスネア部52の先端部に配置しておき、内視鏡24から栓体40を取り外して、内視鏡24にトラップ部72を装着する。図12に示されるように、挿入口金38aに第1の接続部材74aを接続する前には、保持部材102によって高周波スネア50のシース56の先端部が保持されており、トラップ部72に対してシース56が固定されている。図13及び図14に示されるように、挿入口金38aに第1の接続部材74aが接続されると、挿入口金38aの爪部94の押圧突起96が第1の接続部材74aの窓部110を介して保持部材102のヒンジ部104の背面を押圧し、一対の腕部106a,106bがヒンジ部104を中心として開かれて、保持部材102によるシース56の保持が解除されて、トラップ部72に対してシース56が進退自在となる。この状態で、シース56の先端面は内視鏡24の挿入口36dに対面して配置されており、シース56を押込むことにより、シース56は挿入口36dへとそのまま挿入されて、チャンネル34aに挿通される。
【0046】
従って、本実施形態の内視鏡システムは次の効果を奏する。本実施形態では、高周波スネア50のトラップ部72をシース56の先端部に配置し、内視鏡24にトラップ部72を装着することにより、高周波スネア50のシース56の先端面が内視鏡24の挿入口36dに対面して配置されている。このため、トラップ部72に対してシース56を前進させると、シース56が挿入口36dにそのまま挿入されて、チャンネル34aに挿通されることとなり、シース56のチャンネル34aへの挿入操作が簡単なものとなっている。
【0047】
図15乃至図22Bは、本発明の第3実施形態を示す。第2実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態の内視鏡では、ポリープ等の吸引に用いるチャンネルとは別に、高周波スネアのシースを挿通するためのチャンネルが形成されている。
【0048】
図15は、本実施形態の内視鏡システムの内視鏡24を示す。本実施形態の内視鏡24には、第2実施形態のチャンネル34a(図9A及び図9B参照)と同様な構成の第1のチャンネル34bが形成されている。さらに、内視鏡24には、第1のチャンネル34bとは別に、高周波スネア50のシース56(図16A及び図16b参照)を挿通するための第2のチャンネル34cが形成されている。第1のチャンネル34bと同様に、第2のチャンネル34cの先端部は第2の先端開口36cを形成しており、第2のチャンネル34cの基端部は操作部28の第2の挿入口金38cにおいて基端開口としての第2の挿入口36fを形成している。そして、第1のチャンネル34bの第1の挿入口36e、吸引開口36g、第2の挿入口36fは、三角形の頂点をなすように配置されている。
【0049】
第1のチャンネル34bの第1の挿入口金38b、吸引口金38d、及び、第2の挿入口金38cには、栓体40が着脱自在に装着されている。この栓体40には、第1の挿入口36eと吸引開口36gとを連絡する、第2実施形態の連絡路42(図9A及び図9B参照)と同様な構成の第1の連絡路42aが形成されている。また、栓体40には、栓体40が第2の挿入口金38cに装着された状態で第2のチャンネル34cを延長するように延びる第2の連絡路42bが形成されている。この第2の連絡路42bは、第1の連絡路42aの第1のチャンネル開口46a、第1の蓋体48aと同様な構成の第2のチャンネル開口46b、第2の蓋体48bを有する。
【0050】
また、第2の挿入口金38cの突出端面には、後述する保持部材102(図18A乃至図18B参照)と協同する押圧突起96を夫々有する一対の爪部94が突設されている。
【0051】
図16A乃至図18Cは、本実施形態の内視鏡システムの高周波スネア50を示す。図16A乃至図17に示されるように、本実施形態の高周波スネア50のトラップ部72では、第1の接続部材74a、L字管105、ケース80、及び、第2の接続部材74bの各々の内腔によって連通路82が形成されている。図15乃至図17を参照し、第2実施形態と異なり、第1の接続部材74aは、弾性材料によって形成され、内視鏡24の第1の挿入口金38bに気密に接続されて第1の挿入口36eと連通路82とを連通する。また、第1の接続部材74aはL字管105を介してケース80に接続されており、ケース80は第2の接続部材74bに接続されている。
【0052】
図18A乃至図18Cに示されるように、トラップ部72では、挿通管76の一端部に、第2の挿入口金38cに接続される第3の接続部材74cが連結されており、これら挿通管76及び第3の接続部材74cにスネア部52のシース56が挿脱自在に挿入されている。
【0053】
即ち、挿通管76の一端部に連結されている第3の接続部材74cは略円筒形状を有し、この第3の接続部材74cには略円筒形状の保持部材102が共軸に内装されている。なお、第3の接続部材74cの内周面と保持部材102の外周面との間には、後述する保持部材102の弾性変形を許容するようにクリアランスが形成されている。ここで、高周波スネア50のスネア部52のシース56の先端部は、その長手軸方向に垂直な断面の外周が略楕円形状となっており、シース56の先端部には、その長手軸に直交する一軸方向に互いに逆向きに突出する一対の凸部100が形成されていることとなる。そして、シース56の先端部は保持部材102へと挿入されているが、保持部材102の内径は、シース56の先端部の楕円形状の短軸よりも長く、長軸よりは短くなっているため、シース56の凸部100は、保持部材102の内周面を押圧して弾性変形させ、保持部材102の内周面に係合されている。
【0054】
一方、図15及び図18A乃至図18Cを参照し、第3の接続部材74cには、第3の接続部材74cの中心軸を挟んで互いに対峙するように一対の窓部110が貫通形成されている。そして、第2実施形態と同様に、内視鏡24にトラップ部72が装着された場合には、第2の挿入口金38cの爪部94の押圧突起96が窓部110を介して保持部材102の外周面を押圧する。押圧された保持部材102は押圧方向に圧縮変形され、その中心軸方向に直交する断面の外周及び内周が押圧方向を短軸方向とする略楕円形状となる。ここで、シース56の先端部は、断面外周楕円形状の短軸方向が押圧方向と略一致するように配置されている。そして、変形された保持部材102の断面内周楕円形状の長軸及び短軸は、夫々、シース56の断面外周楕円形状の長軸及び短軸よりも長くなり(図22C参照)、保持部材102とシース56の凸部100との間の係合が解除されて、第3の接続部材74cに対してシース56が進退自在となる。
【0055】
次に、本実施形態の内視鏡システムの作用について、図19乃至図22Cを参照して説明する。図19に示されるように、内視鏡24から栓体40を取り外して、内視鏡24に高周波スネア50のトラップ部72を装着する。この際、第1の挿入口金38bに第1の接続部材74aが接続され、吸引口金38dに第2の接続部材74bが接続され、第2の挿入口金38cに第3の接続部材74cが接続される。
【0056】
この結果、図20に示されるように、第1のチャンネル34bがトラップ部72の連通路82を介して吸引管路34dと連通される。
また、図21を参照し、第2の挿入口金38cに第3の接続部材74cを接続する前には、高周波スネア50のシース56の凸部100は、保持部材102の内周面を押圧して弾性変形させ、保持部材102に係合されており、トラップ部72に対してシース56が固定されている。そして、第2の挿入口金38cに第3の接続部材74cが接続されると、図22A乃至図22Cに示されるように、第2の挿入口金38cの爪部94の押圧突起96が第2の接続部材74bの窓部110を介して保持部材102の外周面を押圧する。押圧された保持部材102は断面楕円形状に弾性変形されて、その断面内周楕円形状の長軸及び短軸が夫々シース56の断面外周楕円形状の長軸及び短軸よりも長くなり、保持部材102とシース56の凸部100との間の係合が解除され、トラップ部72に対してシース56が進退自在となる。
【0057】
この後、シース56を押込んで、シース56を第2の挿入口36fから第2のチャンネル34cに挿通し、シースの先端部を内視鏡24の先端部の第2の先端開口36cから突出させてポリープ92の切除操作を行う。切除されたポリープ92を吸引回収する際には、シース56を第2のチャンネル34cから抜去せず、ポリープ92を第1の先端開口36bから第1のチャンネル34b、連通路82へと吸引して網部86によって捕捉する。以後、ポリープ92の切除と吸引回収とを順次繰り返す。
【0058】
従って、本実施形態の内視鏡システムは次の効果を奏する。本実施形態の内視鏡24では、高周波スネア50のシース56を挿通するための第2のチャンネル34cが、切除されたポリープ92を吸引回収するための第1のチャンネル34bとは別個独立に形成されている。このため、ポリープ92を吸引回収する際に、内視鏡24からスネアを抜去する必要がなく、ポリープ92の切除と吸引回収とを容易に繰り返すことが可能となっている。
【0059】
以上の実施形態では、ポリープ92を切除して吸引回収する内視鏡システムを例に採って説明したが、本発明は、内視鏡観察下、体腔内で生体組織からその一部分を分離し、分離された組織を吸引により回収するあらゆる内視鏡システムに適用することが可能である。
【0060】
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1)挿入部と、操作部と、一端が前記挿入部の先端で開口し他端が前記操作部で開口するチャンネルと、一端が前記チャンネルの前記操作部側開口の近傍に開口し他端が吸引手段に接続される吸引管路とを具備する内視鏡と組み合わせて使用され、可撓管と、前記可撓管先端に処置部を有する内視鏡用処置具であって、前記チャンネルの前記操作部側開口と前記吸引管路の開口の間に配され、前記チャンネルの前記操作部側開口と前記吸引管路の開口とを連絡させると共に、前記チャンネルから吸引された組織を捕捉する捕捉手段が解除可能に固定されていることを特徴とする内視鏡用処置具。
【0061】
(付記項2)上記内視鏡は、上記チャンネルとは別に、上記内視鏡用処置具を挿通する第2のチャンネルを有することを特徴とする付記項1項に記載の内視鏡。
【0062】
(付記項3)上記捕捉手段は、上記固定解除状態で、上記可撓管上を進退自在であることを特徴とする付記項1項に記載の内視鏡用処置具。
【0063】
(付記項4)上記内視鏡に上記捕捉手段を取り付けた際に機能する上記捕捉手段の、上記可撓管への固定を解除する固定解除手段が設けられていることを特徴とする付記項1項に記載の内視鏡。
【0064】
(付記項5)上記捕捉手段は、上記可撓管先端部に設けられていることを特徴とする付記項3項に記載の内視鏡用処置具。
【産業上の利用可能性】
【0065】
本発明は、組織を捕捉する捕捉部が紛失されにくく、吸引回収効率が高く、準備が容易な、内視鏡観察下、体腔内で生体組織からその一部分を分離し、分離された組織を吸引により回収する内視鏡システムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の第1実施形態の内視鏡システムの内視鏡を示す模式図。
【図2】本発明の第1実施形態の内視鏡システムの内視鏡の口金及び栓体を示す断面図。
【図3】本発明の第1実施形態の内視鏡システムの高周波スネアを示す側面図。
【図4】本発明の第1実施形態の内視鏡システムの高周波スネアを示す縦断面図。
【図5】本発明の第1実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の口金に高周波スネアのトラップ部を装着する前の状態を示す縦断面図。
【図6】本発明の第1実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の口金に高周波スネアのトラップ部を装着した状態を示す縦断面図。
【図7】本発明の第1実施形態の内視鏡システムにおける、高周波スネアのトラップ部でのポリープの捕捉を示す縦断面図。
【図8】本発明の第1実施形態の内視鏡システムにおいて、高周波スネアのトラップ部からトラップを取り外した状態を示す図。
【図9A】本発明の第2実施形態の内視鏡システムの内視鏡の口金及び栓体を示す断面図。
【図9B】本発明の第2実施形態の内視鏡システムの内視鏡の口金及び栓体を、図9AのIXB−IXB線で切断して示す断面図。
【図10】本発明の第2実施形態の内視鏡システムの高周波スネアを示す側面図。
【図11】本発明の第2実施形態の内視鏡システムの高周波スネアの第1の接続部材周辺を、図10のXI−XI線で切断して示す縦断面図。
【図12】本発明の第2実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の挿入口金から高周波スネアの第1の接続部を取り外した状態を示す縦断面図。
【図13】本発明の第2実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の挿入口金に高周波スネアの第1の接続部を装着した状態を示す縦断面図。
【図14】本発明の第2実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の口金に高周波スネアのトラップ部を装着した状態を、図13の矢印XIV方向にみて示す縦断面図。
【図15】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの内視鏡及び栓体を示す斜視図。
【図16A】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの高周波スネアを示す側面図。
【図16B】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの高周波スネアの先端部を示す上面図。
【図17】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの高周波スネアのトラップ部周辺を示す斜視図。
【図18A】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの高周波スネアの第3の接続部材周辺を、図16AのXVIIIA−XVIIIA線で切断して示す斜視図。
【図18B】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの高周波スネアの第3の接続部材周辺を、図16BのXVIIIB−XVIIIB線で切断して示す斜視図。
【図18C】本発明の第3実施形態の内視鏡システムの高周波スネアの第3の接続部材周辺を示す横断面図。
【図19】本発明の第3実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の口金に高周波スネアのトラップ部を装着する前の状態を示す斜視図。
【図20】本発明の第3実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の口金に高周波スネアのトラップ部を装着した状態を示す縦断面図。
【図21】本発明の第3実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の第2の挿入口金に高周波スネアの第3の接続部材を装着する前の状態を示す縦断面図。
【図22A】本発明の第3実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の第2の挿入口金に高周波スネアの第3の接続部材を装着した状態を示す縦断面図。
【図22B】本発明の第3実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の第2の挿入口金に高周波スネアの第3の接続部材を装着した状態を示す別の縦断面図。
【図22C】本発明の第3実施形態の内視鏡システムにおいて、内視鏡の第2の挿入口金に高周波スネアの第3の接続部材を装着した状態を示す横断面図。
【符号の説明】
【0067】
24…内視鏡、26…挿入部、28…操作部、34a…チャンネル、34d…吸引管路、36a…先端開口、36d…基端開口、36g…吸引開口、50…内視鏡用処置具、56…処置具挿入部、70…処置部、72…捕捉部、82…連通路、86…捕捉手段。




 

 


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