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発明の名称 内視鏡用信号処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−14429(P2007−14429A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−196844(P2005−196844)
出願日 平成17年7月5日(2005.7.5)
代理人 【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
発明者 上 邦彰
要約 課題
種々の外部機器に対応可能な内視鏡用信号処理装置を提供する。

解決手段
カメラコントロールユニット3は、内視鏡及び外部機器が接続可能である。カメラコントロールユニット3は、外部機器6への制御信号の出力波形を設定するための設定画面をモニタ5に表示させ、表示された設定画面において設定された出力波形に応じた制御信号を生成し、生成された制御信号を外部機器6へ出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】
内視鏡及び外部機器が接続可能な内視鏡用信号処理装置であって、
前記外部機器への制御信号の出力波形を設定するための設定画面を表示手段に表示させるための設定画面表示手段と、
該設定画面表示手段によって表示された前記設定画面において設定された前記出力波形に応じた前記制御信号を生成する制御信号生成手段と、
生成された前記制御信号を前記外部機器へ出力するための制御信号出力手段とを有していることを特徴とする内視鏡用信号処理装置。
【請求項2】
前記設定画面は、前記出力波形の出力タイミング及び出力時間の少なくとも一方を設定する画面であることを特徴とする請求項1記載の内視鏡用信号処理装置。
【請求項3】
前記出力タイミングは、前記制御信号の出力及び停止のタイミングであることを特徴とする請求項2記載の内視鏡用信号処理装置。
【請求項4】
前記設定画面は、複数の前記制御信号の出力波形を設定する画面であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の内視鏡用信号処理装置。
【請求項5】
前記設定画面は、前記出力波形がそれぞれ予め設定された複数のパターンの中から一つのパターンを選択することによって前記出力波形を設定する第1の画面を有することを特徴とする請求項1記載の内視鏡用信号処理装置。
【請求項6】
前記設定画面は、さらに、前記予め設定された出力波形の出力タイミング及び出力時間の少なくとも一方を設定する第2の画面を有することを特徴とする請求項5記載の内視鏡用信号処理装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡用信号処理装置に関し、外部機器が接続される内視鏡用信号処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
内視鏡が医療分野及び工業分野で広く利用されている。内視鏡にはカメラコントロールユニットが接続され、撮像された被写体の画像をモニタに表示させるなどして、被写体の観察等することができる。
【0003】
また、カメラコントロールユニットには、静止画あるいは動画の画像記録のためのビデオ機器等の画像記録装置、静止画を印刷するためのプリンタ装置等の各種外部機器が接続可能であり、さらにカメラコントロールユニットは、単なるデジタル信号出力端子を有する場合もある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
カメラコントロールユニットに接続される外部機器は、外部からの制御パルス信号によって各種機能が実行可能となっている。例えば、内視鏡によって撮像して得られた画像を、外部機器としての静止画記録装置に記録する場合、ユーザが内視鏡のフリーズボタンを押し、続いてレリーズボタンを押すと、カメラコントロールユニットは、フリーズボタンとレリーズボタンに対応するそれぞれの制御信号を静止画記録装置へ出力する。静止画記録装置は、これらの制御信号に基づいて静止画の記録処理を行う。
【特許文献1】特開平10−336639号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、外部機器が適切に受信可能な制御パルス信号のパルス幅、極性、タイミング等は、外部機器毎に異なる。カメラコントロールユニットから出力される制御パルス信号のパルス幅等が、外部機器に合致した形式でない場合、外部機器が制御パルス信号を適切に受信できない恐れがある。
【0006】
そのため、カメラコントロールユニットにおいては、各外部機器が受信可能なように制御パルス信号の出力タイミングが受信タイミングの一番遅い機器に対応して、長い期間が設定される、等の構成がとられている。しかし、カメラコントロールユニットが全ての外部機器に対応した制御パルス信号を出力するような構成をとることは困難である場合があり、さらに、新しい外部機器には対応できない場合もある。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑み成されたものであり、種々の外部機器に対応可能な内視鏡用信号処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の内視鏡用信号処理装置は、内視鏡及び外部機器が接続可能な内視鏡用信号処理装置であって、前記外部機器への制御信号の出力波形を設定するための設定画面を表示手段に表示させるための設定画面表示手段と、該設定画面表示手段によって表示された前記設定画面において設定された前記出力波形に応じた前記制御信号を生成する制御信号生成手段と、生成された前記制御信号を前記外部機器へ出力するための制御信号出力手段とを有している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の内視鏡装置は、種々の外部機器に対応可能とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる内視鏡システムの構成を示す構成図である。図1において、内視鏡システム1は、内視鏡2と、内視鏡用信号処理装置としてのカメラコントローラユニット(以下、CCUと略す)3と、光源装置4と、表示手段であるモニタ5と、各種外部機器6を含んで構成されている。CCU3には、内視鏡1と外部機器6が接続可能となっている。内視鏡2は、挿入部2aと、操作部2bとを有しており、CCU3に接続されている。挿入部2aの先端部には、CCD等の撮像素子が搭載されており、体腔内の臓器等を撮像可能となっている。内視鏡2は、さらに光源装置4に接続されており、光源装置4のランプの照明光がライトガイドを通して挿入部2aの先端から照射される。CCU3は、映像信号について画像処理のための信号処理を行い、信号処理された映像信号をモニタ5に出力し、その結果、被写体の画像がモニタ5に表示される。
【0011】
操作部2bには、操作手段としての各種操作ボタン2cが設けられている。ここでは、複数の操作ボタン2cとして、撮像された画像の静止画を表示等するためのフリーズボタン、撮像画像を記録するためのレリーズボタン等が操作部2bに設けられている。
【0012】
CCU3には、CCU3に設けられたコネクタ(図示せず)を介して、外部機器6として、アナログ画像記録装置としてのビデオテープレコーダ6a、プリンタ6b、デジタル画像記録装置としてのデジタルビデオデッキ6cが接続されている。各外部機器6は、それぞれCCU3の出力チャンネルの一つに接続される。
【0013】
術者は、内視鏡2の挿入部2aを体腔内に挿入し、モニタ5に表示された画像を見ながら、体腔内の各種臓器を観察する。そして、術者は、必要に応じて、操作部2bの操作ボタン2cを操作することによって、静止画の記録等を外部機器6において行うことができる。
【0014】
図2は、CCU3の内部構成を示すブロック図である。CCU3は、制御部11と、映像信号処理部12と、フレームメモリ13と、映像出力部14と、キャラクタ生成部15と、制御信号出力部16と、フロントパネル17とを有する。映像信号処理部12には、内視鏡2の撮像素子からの映像信号が入力され、入力された映像信号に対して所定の画像処理を施し、フレームメモリ13へ出力する。フレームメモリ13は、入力された映像信号を一旦記憶した後に、映像出力部14に出力する。映像出力部14は、モニタ5が接続されるコネクタに映像信号を出力する。
【0015】
制御部11は、中央処理装置(以下、CPUと略す)11aとROM、RAM等の記憶装置11bとを有し、対応するプログラムを記憶装置から読み出して実行することによって各機能を実現する。制御部11は、CCU3内の映像信号処理部12等の回路を制御し、かつ外部機器6への制御信号を生成し、制御信号出力部16を介して外部機器6へ出力する。制御部11は、制御信号生成手段を構成する。
制御部11には、操作部2bの各種操作ボタン2cのオン/オフ信号が入力される。例えば、術者によって操作ボタン2cのフリーズボタンが操作されたときは、フレームメモリ13からの画像出力信号を、フリーズボタンが押されたときの静止画となるように、制御部11は、映像信号処理部12とフレームメモリ13とを制御する。さらに、制御部11は、後述するように設定された情報に基づいて、制御信号としてのフリーズ信号(以下、FR信号と略す)を所定の外部機器6へ出力するように制御信号出力部16へ制御信号を出力する。制御信号出力部16は、制御信号出力手段を構成する。このように、制御部11は、操作部2bの操作ボタン2cに応じて各種回路を制御し、外部機器6へ各種制御信号を出力する。
【0016】
また、CCU3には、キーボード7が接続されており、制御部11には、キーボード7からの信号も入力される。術者等がキーボードを使用して各種操作及び各種設定をすることが可能となっている。例えば、ユーザがモニタ5に表示される画像の表示モードを変更して、表示内容を変更したり、後述する制御信号の各種設定値を入力などするために、キーボード7が利用される。
【0017】
キャラクタ生成部15は、モニタ5に表示する画像の中に含ませる文字等のキャラクタ表示及びグラフィック表示のための信号を生成する。制御部11は、表示される画像の内容に応じて、画面上に必要な文字等を表示するために、キャラクタ生成部15に制御信号を供給する。言い換えると、キャラクタ生成部15は、制御部11の制御の下で、指定されたキャラクタ等を生成して、映像出力部14に出力する。
制御信号出力部16は、制御部11からの指示に応じて制御信号を、出力すべき外部機器6の対応するチャンネルに出力する。
【0018】
内視鏡システム1において、外部機器6は、画像記録等のために用いられるが、外部機器6毎に、受け付け得る制御信号の出力波形が異なる場合がある。図3は、制御信号の出力波形の例を示す信号波形図である。
【0019】
図3には、あるビデオプリンタ6bへ出力される2つの制御信号の出力波形の例が示されている。例えば、第1の制御信号は、FR信号であり、第2の制御信号は、レリーズ信号(以下、RL信号と略す)である。各制御信号は、パルス信号であり、その極性は、マイナス(−)である。また、第1の制御信号のパルス信号の立ち下がりから、第2の制御信号のパルス信号の立ち下がりまでの時間は、第1の所定の時間(T1)以上でなければならなかったり、第2の制御信号の出力期間は、第2の所定の時間(T2)以上でなければならなかったり、第2の制御信号の立ち上がりから第1の制御信号の立ち上がりまでの時間は、第3の所定の時間(T3)以上でなければならない、等の制約条件が、ビデオプリンタ6b等についてある。図3に示すように、ビデオプリンタ6bの場合は、2つの制御信号それぞれの制約条件、および2つの制御信号間の制約条件がある。そして、その制約条件は、外部機器6毎に異なっている。
【0020】
従って、ビデオプリンタ6cの制御信号についての制約条件を満足する制御信号を、CCU3は出力しなければ、ビデオプリンタ6cの機能を利用することができないことになる。図3に示すように、各制御信号の出力波形の出力タイミングと出力時間が、ビデオプリンタ6cについての制約条件を満足するものでなければ、ビデオプリンタ6cに所望の動作をさせることができない。これは、他の外部機器6についても同様であり、CCU6は、接続された外部機器6の機能を利用するためには、外部機器6毎に制約条件にあった制御信号を出力しなければならない。
【0021】
そこで、本実施の形態では、図4に示すような、CCU3は、制御信号のパターンを設定するための設定画面をモニタ5に表示する。術者等は、外部機器6毎に、制御信号の制約条件に合致した信号のパターンを、設定することができる。
【0022】
図4は、制御信号の出力波形を設定及び変更するための設定変更画面の例を示す図である。図4の設定変更画面21は、CCU3に接続されたキーボード7をユーザが操作することによって、モニタ5の画面上に表示される。CCU3の制御部11は、図示しない記憶装置に記憶された画面データを読み出して、図4の設定変更画面21をモニタ5に表示する。CCU3のCPU11aが、所定のデータを利用して、設定変更画面21をモニタ5に表示するための画面生成プログラムを実行することによって、モニタ5に設定変更画面21を表示させることができる。従って、CCU3のCPU11aと記憶装置11bが、設定画面表示手段を構成する。
【0023】
設定変更画面21は、チャンネル選択部22と、出力波形設定部23と、参考表示部24とを含む。
【0024】
チャンネル選択部22は、外部機器6が接続されるチャンネルを選択するための表示部である。チャンネル選択部22は、チャンネルの選択であることを示す選択項目名表示部22aと、複数のチャンネルの中の1つを選択させるためのチャンネル表示部22aaとを含む。
【0025】
出力波形設定部23は、フリーズ有無設定部23Aと、極性設定部23Bと、各時間設定部23Cとを含む。
フリーズ有無設定部23Aは、フリーズ機能の選択であることを示す機能項目名表示部23aと、外部機器6がフリーズ機能を有するか否かを設定するための機能有無設定部23aaとを含む。
極性設定部23Bは、極性の選択であることを示す極性項目名表示部23bと、パルス信号の制御信号のパルスの極性がプラス(+)か、マイナス(−)かを指定するための設定部23bbとを含む。
【0026】
時間設定部23Cは、時間の設定であることを示す時間項目名表示部23cと、時間T1,T2,T3のそれぞれの時間を設定するための設定フィールド部23ccとを含む。時間T1,T2,T3は、それぞれ上述した図2の信号波形の時間T1,T2,T3に対応する。
参考表示部24は、時間T1,T2,T3が具体的にどの時間を意味するのかを、ユーザが理解し易いようにするために、参照用の図を表示する表示部である。参考表示部24には、複数の制御信号の波形が示され、対応する時間T1,T2,T3がどの部分かも示されている。
【0027】
ユーザは、図4の設定変更画面21を表示させることによって、各チャンネルに接続された外部機器6毎に、制御信号の制約条件に合致した信号の波形を設定することができる。すなわち、CPU11aが生成し、モニタ5に表示する設定画面は、ユーザがキーボード7等を利用して波形の設定ができるユーザインターフェースである。次に、出力波形の設定方法について説明する。
【0028】
ユーザが、図4の設定変更画面21を見ながら、キーボード7の2つの「上」と「下」を示す矢印キーを操作することによって、選択あるいは設定する項目、具体的には、チャンネル選択、フリーズ設定、極性設定、及び複数の時間設定の中から1つを選択することができる。
初めに、チャンネル選択部22にカーソルを移動して、キーボード7の2つの「左」と「右」の矢印キーを操作することによって、制御信号の設定を行うチャンネルを複数のチャンネルの中から選択する。図4において、チャンネル表示部22aaの中で斜線が付されているものは選択されていることを示す。図4では、チャンネル「CH01」が選択されている。選択された状態で、Enterキーを押すことによって、設定を行うチャンネルが指定される。
【0029】
次に、ユーザが、キーボード7の2つの上下の矢印キーを操作することによって、フリーズ有無設定部23Aにカーソルを移動して、フリーズ有無設定部23Aが選択された状態で、キーボード7の2つの「左」と「右」の矢印キーを操作することによって、フリーズの「有り」と「無し」のいずれかを選択する。図4では、フリーズ設定が「有り」が選択されている。「有り」が選択された状態で、Enterキーを押すことによって、フリーズ設定の内容が「有り」と確定される。
【0030】
次に、ユーザが、キーボード7の2つの「上」と「下」の矢印キーを操作することによって、極性設定部23Bにカーソルを移動して、極性設定部23Bが選択された状態で、キーボード7の2つの「左」と「右」の矢印キーを操作することによって、極性を選択する。図4では、極性が「マイナス(−)」に選択されている。選択された状態で、Enterキーを押すことによって、極性設定の内容が確定される。
【0031】
次に、ユーザが、キーボード7の2つの「上」と「下」の矢印キーを操作することによって、時間設定部23Cの時間T1にカーソルを移動して、時間T1が選択された状態で、キーボード7の2つの「左」と「右」の矢印キーを操作することによって、時間T1に対応する設定フィールド部23ccにカーソルを移動する。図4では、時間が「66ms(ミリ秒」に設定されている。時間の設定は、カーソルが時間T1に対応する設定フィールド部23ccにある状態で、キーボード7から数字を入力することによって、時間を設定することができる。時間が入力された状態で、Enterキーを押すことによって、T1時間の内容が確定される。
【0032】
同様にT2及びT3についても時間を設定することができる。各時間T1,T2,T3を設定するときに、ユーザは、参考表示部24に表示された時間T1,T2,T3の意味を参照しながら、値を設定することができる。
【0033】
最後に、ユーザは、確定ボタン25を選択することによって、設定変更画面21において設定及び入力された内容が、対応するチャンネルに接続される外部機器6への制御信号の出力波形のデータとなる。
【0034】
以上のようにして、各チャンネルに接続される外部機器6への制御信号の出力波形が設定される。設定された内容は、CCU6内の記憶装置11bに記憶される。図5は、その設定内容を記憶する設定情報テーブルの例を示す図である。図5に示すように、チャンネル毎に、フリーズ機能の有無、極性、時間等の各項目に対応して設定された内容がテーブルデータとして記憶される。この設定された出力波形のデータに基づいて、CCU3は、ユーザからの操作に応じて各種制御信号を、外部機器6へ出力する。
【0035】
図6は、CCU3が制御信号を出力するときの処理の流れの例を示すフローチャートである。特に、図6は、ユーザによって操作部2bの操作ボタン2cのフリーズボタン又はレリーズボタンが押されたときに実行される処理の流れの例を示す。図6の処理は、CCU3の制御部11のCPU11aがROMに書かれたプログラムを実行することによって行われる。
【0036】
ユーザがフリーズボタン又はレリーズボタンを押すと、CCU3はフリーズボタン又はレリーズボタンが押されたことを検知して、図6の処理を実行する。まず、CCU3は、フリーズの制御信号(FR信号)を外部機器6へ出力する(ステップS1)。
【0037】
ステップS1では、CCU3に接続された外部機器6の中で、フリーズ機能を有さない機器の対してのみ、FR信号がCCU3から出力される。CCU3は、フリーズ機能を有する機器か否かは、図5の設定情報テーブルのフリーズ機能の有無の設定内容を参照することによって判断することができる。
【0038】
次に、CCU3は、タイマ1をオンする(ステップS2)。タイマ1は、制御信号の一つであるFR信号を出力した後に、所定の時間であるT1を経過した後に、レリーズの制御信号(RL信号)を出力するためのタイマである。すなわち、CCU3は、図5の設定情報テーブルの時間T1のデータを読み出し、設定された所定の時間T1が経過するか否かの判定のためのタイマ1を起動する。
【0039】
そして、CCU3は、レリーズボタンがオンされたか否か、すなわちレリーズ入力有りか否かの判断をする(ステップS3)。レリーズボタンがオンされると、レリーズ入力有りのフラグデータが立てられる等されるので、CCU3は、ステップS3の判定をすることができる。なお、フリーズボタンが押されずにレリーズボタンが押されたときは、ステップS3においては、レリーズ入力有りと判定される。
【0040】
レリーズ入力がないと、ステップS3でNOとなり、所定の時間T4が経過したか否かが判断される(ステップS4)。時間T4は、時間T1,T2,T3の和の時間である。時間T4が経過しないと、処理は、ステップS3へ戻る。ステップS4で時間T4が経過したと判断されたときには、処理は、何もせず終了する。
【0041】
レリーズ入力があると、ステップS3でYESの場合となり、次にタイマ1がタイムアウトしたか否かが判断される(ステップS5)。ステップS4でNOの場合は、処理は何もしない。ステップS5でYESの場合、すなわちタイマ1がタイムアウトすると、RL信号を出力する(ステップS6)。
【0042】
続いて、CCU3は、タイマ2をオンする(ステップS7)。タイマ2は、RL信号を出力した後に、所定の時間であるT2を経過した後に、RL信号の出力を停止するためのタイマである。すなわち、CCU3は、図5の設定情報テーブルの時間T2のデータを読み出し、設定された所定の時間T2が経過するか否かの判定のためのタイマ2を起動する。
【0043】
次に、CCU3は、タイマ2がタイムアウトしたか否かが判断される(ステップS8)。ステップS8でNOの場合は、処理は何もしない。ステップS8でYESの場合、すなわちタイマ2がタイムアウトすると、CCU3は、RL信号の出力を停止する(ステップS9)。よって、RL信号は、その出力と停止のタイミングと、出力時間(T2)が、外部機器6が受け付けられる信号となっている。
【0044】
続いて、CCU3は、タイマ3をオンする(ステップS10)。タイマ3は、RL信号の出力を停止後、所定の時間であるT3を経過した後に、FR信号の出力を停止するためのタイマである。すなわち、CCU3は、図5の設定情報テーブルの時間T3のデータを読み出し、設定された所定の時間T3が経過するか否かの判定のためのタイマ3を起動する。
【0045】
次に、CCU3は、タイマ3がタイムアウトしたか否かが判断される(ステップS11)。ステップS11でNOの場合は、処理はなにもしない。ステップS11でYESの場合、すなわちタイマ3がタイムアウトすると、FR信号の出力を停止し(ステップS12)、処理は終了する。よって、ステップS1で出力されS12で出力停止されたFR信号は、その出力と停止のタイミングと、出力時間(T1+T2+T3)が、外部機器6が受け付けられる信号となっている。CCU3はFR信号の出力を停止すると、映像信号処理部12とフレームメモリ13を制御して、フレームメモリ13からは撮像素子で撮像されて得られた映像信号が出力されるようにする。
以上のように、時間T1からT3を設定することによって、出力波形の出力タイミング及び出力時間を設定できる。従って、ユーザが設定した外部機器6の受け付け可能な制御信号がCCU3から出力されるので、CCU3は、外部機器6を適切に動作させることができる。
【0046】
なお、以上の例では、外部機器6を制御するために内視鏡1の操作ボタン2cが用いられているが、CCU3のフロントパネル17を操作して外部機器6を制御するようにしてもよい。さらに、制御信号の出力波形の設定を、キーボード7から行っているが、フロントパネル17の各種ボタン等を利用して行うようにしてもよい。
【0047】
また、以上の例は、2つの制御信号間における出力タイミングが設定される例であるが、3つ以上でもよいことは言うまでもない。また、1つの制御信号でもよい。例えば、図7は、VTRへの動画の録画コマンドの制御信号の例を示す図である。CCU3が外部機器であるVTRへ、動画の録画コマンド(以下、REC信号と略す)を出力するときに、そのVTRに適合したREC信号となるように、設定画面においてREC信号の極性、出力時間T11等を設定できるようにしてもよい。
【0048】
さらに、上述した例では、各出力波形を個々に設定しているが、CCU3が出力波形が予め決められたパターンを複数個、記憶装置に登録すなわち記憶しておき、その中からユーザに選択させるようにしてもよい。図8は、その出力波形のパターンを複数個有するようにした設定画面の例を示す図である。図8において、図4と同じ構成要素については同じ符号を付し説明は省略する。図8において、接続装置6の種類毎に複数の予め決められたパターンが複数個、出力波形パターン選択部31に示されている。
【0049】
例えば、VTRについては、VTR1とVTR2の2つのパターンがあり、プリンタについても、プリンタ1とプリンタ2の2つのパターンが指定可能であることが表示されている。ユーザは、チャンネル選択を行い、そのチャンネルに接続される外部機器への制御信号の出力波形を、外部機器の種類毎に予め用意されているパターン群の中から選択して設定できる。このとき、ユーザは、カーソルを移動することによって、複数のパターンの中から所望の出力波形のパターンを選択できるが、カーソルが位置するパターンの出力波形は、参考表示部24に表示される。
【0050】
よって、図8の場合、複数のパターンの中から所望の出力波形のパターンを選択するだけで、個々の信号の極性、時間等の設定をしなくてもよいので、ユーザにとっては、設定作業が容易になる。
【0051】
さらになお、図8のようにそれぞれ出力波形が予め設定されている複数の波形パターンの中から所望の出力波形のパターンを選択し、さらに、図4のようにその予め設定されている出力波形の修正等できるような機能を有してもよい。これは、図8の場合、予め設定されている複数の波形パターンは、装置の種類毎に複数の外部機器全てに正確に一致するようなパターンではなく、複数の外部機器が許容できる範囲となるような多少余裕を持った波形パターンが設定されるからである。
【0052】
具体的には、CCU3の生成する設定画面が2つの画面を有するように構成し、図8に示すような第1の画面において、複数のパターンの中から1つのパターンを選択し、続いて、図4に示すような第2の画面において、選択された波形パターンの出力波形を微調整、あるいは修正等できるようにすれば、CCU3は、予め用意しておく複数の波形パターンの数を少なくすることができると共に、接続される外部機器の個々の特性に合致した波形パターンを生成して、出力することができる。
【0053】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の実施の形態に係わる内視鏡システムの構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるCCUの内部構成を示すブロック図である。
【図3】制御信号の出力波形の例を示す信号波形図である。
【図4】制御信号の出力波形を設定及び変更するための設定変更画面の例を示す図である。
【図5】設定内容を記憶する設定情報テーブルの例を示す図である。
【図6】CCUが制御信号を出力するときの処理の流れの例を示すフローチャートである。
【図7】VTRへの動画の録画コマンドの制御信号の例を示す図である。
【図8】出力波形のパターンを複数個有するようにした設定画面の例を示す図である。
【符号の説明】
【0055】
1 内視鏡システム、2 内視鏡、2a 挿入部、2b 操作部、2c 操作ボタン、5 モニタ、6 外部機器、17 フロントパネル、21 設定変更画面




 

 


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