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発明の名称 吸収性物品連続体及びその包装構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−82575(P2007−82575A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−271467(P2005−271467)
出願日 平成17年9月20日(2005.9.20)
代理人 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修
発明者 近藤 幸 / 長原 進介
要約 課題
防漏性が高く、切断される吸収性物品の長さの調節が可能な吸収性物品の連続体及びその包装構造を提供することにある。

解決手段
本発明の吸収性物品連続体10は、一方向に延びる長尺の吸収体連続体21及び該連続体21の長手方向に沿って該連続体21に配され且つ該連続体21の全長以上の長さを有する紐状部材3を備え、該連続体21にはその長手方向に所定間隔をおいて、長手方向と交差する方向に切断用のミシン目27が施されており、該ミシン目27に沿って吸収体連続体21を切断すると共に該ミシン目27の近傍の位置で紐状部材3を切断することで、切断により得られた短尺の吸収体2及び紐状部材3を備えた個々の吸収性物品1となされる。
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に延びる長尺の吸収体連続体及び該連続体の長手方向に沿って該連続体に配され且つ該連続体の全長と同等又はそれ以上の長さを有する紐状部材を備え、
該連続体にはその長手方向に所定間隔をおいて、長手方向と交差する方向に切断用のミシン目が施されており、該ミシン目に沿って前記吸収体連続体を切断すると共に該ミシン目又はその近傍の位置で前記紐状部材を切断することで、切断により得られた短尺の吸収体及び紐状部材を備えた個々の吸収性物品となされる吸収性物品連続体。
【請求項2】
前記吸収体連続体の縦中心線に沿って筒状部が配されており、該筒状部内に前記紐状部材が挿入されている請求項1記載の吸収性物品連続体。
【請求項3】
前記筒状部は、前記紐状部材よりも幅広の繊維シートと前記吸収体連続体とから形成されており、該繊維シートにおける長手方向の両側部と該吸収体連続体の非肌当接面とが接合されており、該両側部それぞれに沿って前記吸収体連続体の肌当接面側が山折りされるように一対の折りくせが設けられている請求項2記載の吸収性物品連続体。
【請求項4】
前記紐状部材は、前記吸収体連続体と前記各ミシン目の近傍で且つ長手方向において該各ミシン目に対して同じ側の位置で部分的に固定されている請求項1〜3の何れか記載の吸収性物品連続体。
【請求項5】
前記筒状部内に1本の前記紐状部材が挿入されており、該紐状部材と前記吸収体連続体とを固定している各固定部の近傍において、該紐状部材には長手方向と交差する方向に切断用の切り離し部が設けられている請求項4記載の吸収性物品連続体。
【請求項6】
吸収性物品連続体と、該連続体を内包する包装容器とからなる吸収性物品連続体の包装構造であって、
前記包装容器は、前記吸収性物品連続体の収納部と、該連続体の長手方向の一方の端部が該包装容器の外へ引き出される取出し口と、該連続体を形成している複数の構成部材同士を接合する接合手段と、該連続体を長手方向と交差する方向に切断する切断手段とを備えている吸収性物品連続体の包装構造。
【請求項7】
前記吸収性物品連続体は、一方向に延びる長尺の吸収体連続体及び該連続体の長手方向に沿って該連続体に配され且つ該連続体の全長より長い長さを有する紐状部材を備えており、前記吸収体連続体の縦中心線に沿って筒状部が配されており、該筒状部内に前記紐状部材が挿入されている請求項6記載の吸収性物品連続体の包装構造。
【請求項8】
前記接合手段は、前記吸収体連続体と前記筒状部と前記紐状部材とを同時に穿孔し、貼着テープを挿通させて前記筒状部材に貼着することにより、前記吸収体連続体と前記筒状部材と前記紐状部材とを接合するものである請求項7記載の吸収性物品連続体の包装構造。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、陰唇間パッド、生理用ナプキン、パンティライナー等の吸収性物品連続体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の吸収性物品が長尺状に連なって捲回された吸収性物品連続体が知られている。この種の連続体において、各吸収性物品は長尺状に連続的又は間欠して連続的に配置された状態で捲回されており、吸収性物品ごとには包装されてない。また、複数の吸収性物品をコンパクトに、取り出し容易に包装・収納することができ、所望の個数の吸収性物品の携帯が可能な吸収性物品連続体が提案されている。
【0003】
例えば、本出願人は特許文献1において、液透過性の肌当接面、液不透過性の非肌当接面、及び液保持性の吸収部を有する吸収性物品を、帯状の包装材でロール状に包装し、前記帯状の包装材の片面に剥離処理部を設け、複数の前記吸収性物品を、粘着剤を介して前記剥離処理部に付着させて前記包装材に配置し、前記吸収性物品の付着された前記包装材を、前記吸収性物品が内側となるように捲回させている吸収性物品連続体を提案している。
【0004】
また、従来、女性の陰唇間に挟んで使用される陰唇間パッド等の小型の吸収性物品が知られている。この種の吸収性物品は、その肌当接面が直接陰唇間と密着して着用されるものであり、その防漏性が高められている。そして、使用した時の身体やパンティの汚れの発生を減少させ、広範囲の身体の動きを通じて着用者の陰唇壁を覆い、確実に腟口を覆う吸収性物品が提案されている。
【0005】
例えば、特許文献2において、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両者間に位置する吸収体(吸収性核)を備え、長手方向の軸に沿って二つ折りした状態で、着用者の陰唇間の空間に挿入して用いられる吸収性物品が提案されている。
【0006】
【特許文献1】特開平9−154878号公報
【特許文献2】特表2001−506168号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
生理用ナプキンとして使用される吸収性物品は、昼用又は長時間の夜用、経血の少ない時用又は多い時用等があり、必要に応じて大きさや形態の異なるものがある。特許文献1記載の吸収性物品の連続体は、所望の個数の吸収性物品の携帯が可能であるものの、各吸収性物品自体の大きさは固定されており、例えば、必要に応じて、吸収性物品の長さを調節して使用することには対応していない。また、特許文献2記載の吸収性物品は、その防漏性は優れているものの、やはり、吸収性物品の長さを調節して使用することには対応していない。
【0008】
従って、本発明の目的は、防漏性が高く、切断される吸収性物品の長さの調節が可能な吸収性物品連続体及び該吸収性物品連続体が衛生的に包装され、使用時には個々の吸収性物品に切断することができる包装構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、一方向に延びる長尺の吸収体連続体及び該連続体の長手方向に沿って該連続体に配され且つ該連続体の全長と同等又はそれ以上の長さを有する紐状部材を備え、該連続体にはその長手方向に所定間隔をおいて、長手方向と交差する方向に切断用のミシン目が施されており、該ミシン目に沿って前記吸収体連続体を切断すると共に該ミシン目又はその近傍の位置で前記紐状部材を切断することで、切断により得られた短尺の吸収体及び紐状部材を備えた個々の吸収性物品となされる吸収性物品連続体を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0010】
また、本発明は、吸収性物品連続体と、該連続体を内包する包装容器とからなる吸収性物品連続体の包装構造であって、前記包装容器は、前記吸収性物品連続体の収納部と、該連続体の長手方向の一方の端部が該包装容器の外へ引き出される開口部と、該連続体を形成している複数の構成部材同士を接合する接合手段と、該連続体を長手方向と交差する方向に切断する切断手段とを備えている吸収性物品連続体の包装構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明の吸収性物品連続体によれば、防漏性が高く、切断される吸収性物品の長さの調節が可能である。また、本発明の吸収性物品連続体の包装構造によれば、前記吸収性物品連続体は、衛生的に包装され、使用時には個々の吸収性物品に長さを調節して切断することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の吸収性物品連続体の好ましい一実施形態について、図1〜8を参照しながら説明する。
【0013】
本実施形態の吸収性物品連続体10は、吸収性物品1である経血の吸収パッドが連続しているものである。吸収性物品連続体10は、後述するように、個々の吸収性物品1の長さを調節し切断して使用されるものであり、吸収性物品1は女性の陰唇間の空間に/又は陰唇間の空間及びヒップ部にかけて挟んで使用されることが好ましい。
本実施形態の吸収性物品連続体10は、図1に示すように、一方向に延びる長尺の吸収体連続体21及び該連続体21の長手方向に沿って該連続体21に配され且つ該連続体21の全長以上の長さを有する紐状部材3を備えている。
吸収体連続体21にはその長手方向に所定間隔をおいて、長手方向と交差する方向に複数の切断用のミシン目27,27…が施されており、該ミシン目27に沿って吸収体連続体21を切断すると共に該ミシン目27の近傍の位置で紐状部材3を切断することで、切断により得られた短尺の吸収体2及び紐状部材3を備えた個々の吸収性物品1となされる。
また、本実施形態の吸収性物品連続体10は、図2に示すように、吸収体連続体21の肌当接面が内側となるように捲回され、ロール状でコンパクトになされている。
【0014】
本実施形態の吸収性物品連続体10について詳述すると、吸収体連続体21は、図1に示すように、展開状態において長尺の繊維シートである不織布から形成されている。該不織布は薄くて柔らかく、詳細は後述するが、表面に凹凸を有する嵩高なシート材料であり、パンティライナー等の吸収性物品と同等の高吸収性能を有している。ここで、展開状態とは、吸収体連続体21が平らに広げられている状態であり、後述する筒状部4も平たく押しつぶされた状態にある。
【0015】
吸収体連続体21は薄くて柔らかい不織布から形成されているため、吸収性物品連続体10が切断されて個々の吸収性物品1となされて着用された場合、着用者の排泄部等に隙間なくぴったりと密着する。特に、吸収性物品1が女性の陰唇間の空間に挟まれて使用された場合、陰唇間における壁部の形状に従って柔軟に変形し当接する。
【0016】
本実施形態の吸収性物品連続体10において、図1に示すように、吸収体連続体21の縦中心線CLに沿って筒状部4が配されており、該筒状部4内に紐状部材3が挿入されている。筒状部4の長さは、吸収体2と略同じである。筒状部4は、紐状部材3よりも幅広の繊維シート42である不織布と吸収体連続体21とから形成されており、図1及び図3に示すように、繊維シート42の長手方向の両側部43,43と吸収体連続体21の非肌当接面とがヒートシールにより接合されている。このように、筒状部4の肌当接面側は、吸収体連続体21から形成されており、筒状部4の非肌当接面側は、繊維シート42から形成されている。繊維シート42の幅は、紐状部材3の幅(扁平な方)の1.5〜5倍程度であることが好ましい。尚、吸収体連続体21の縦中心線CLは、吸収体連続体21の長手方向に延びる中心線である。
【0017】
筒状部4は、吸収性物品連続体10が捲回されロール状の状態においては、図3に示すように、展開された繊維シート42及び吸収体連続体21が共に平らに重なった状態にあるが、吸収性物品連続体10が個々の吸収性物品1に切断された場合には、図4及び図5に示すように、繊維シート42と吸収体連続体21とが離間し筒を形成するようになされている。
【0018】
本実施形態の吸収性物品連続体10において、筒状部4内に1本の紐状部材3が挿入されている。紐状部材3は、図3に示すように、その断面形状が扁平な帯状であり、扁平な面が吸収体連続体21の非肌当接面側の面と対向するように配されている。紐状部材3の長さは、吸収体連続体21よりもやや長く、図1に示すように、紐状部材3における長手方向の前端部が吸収体連続体21の前端部21Aから延出している。吸収体連続体21が切断されて、個々の吸収性物品1となされた場合、該連続体21の前端部21A側が吸収性物品1の前端部側として使用されることが好ましい。尚、紐状部材3の後端部の位置は、吸収性物品連続体10の後端部と揃っている。
紐状部材3は、図1に示すように、吸収体連続体21と各ミシン目27の近傍で且つ長手方向において該各ミシン目27に対して同じ側の位置で、部分的に固定されている。紐状部材3と吸収体連続体21とは各固定部41を介して接合されている。本実施形態においては、各固定部41は、連続体21の幅方向に横長の略矩形形状であって、吸収体連続体21の長手方向において各ミシン目27に対して前端部側の位置に設けられている。
【0019】
紐状部材3は、図1及び図3に示すように、各固定部41において、その幅方向の略半分の長さが、各固定部41の一方の面と部分的に接合されている。また、各固定部41の他方の面は、吸収体連続体21の非肌当接面側の面と接合されている。各固定部41は、各固定部41と紐状部材3又は各固定部41と吸収体連続体21との間の接合面に対し、圧力又はそれらの面と平行な方向に沿うせん断応力を加えることにより、吸収体連続体21と紐状部材3との間の部分的接合がはずれるようになされていることが好ましい。尚、圧力又はせん断応力の加え方によっては、各固定部41と紐状部材3とが分離すると共に、各固定部41と吸収体連続体21とが分離する場合もある。具体的には、各固定部41は以下のように構成されている。
各固定部41は、紐状部材3が幅方向の全体あるいは部分的に接合されて形成されており、引張り応力によって簡単に切断されるようになされている。このため、各ミシン目27において吸収性物品連続体10を切り離すように応力を加えることで、容易に紐状部材3も切断される。各固定部41における紐状部材3は、その幅方向長さの50%以上が各固定部41で接合されていることが好ましい。また、紐状部材3の切断を容易にするため、各固定部41以外の紐状部材3の切断相当位置に固定部形成時に外力を加えておくことも好ましい。
【0020】
また、紐状部材3には、該紐状部材3と吸収体連続体21とを固定している各固定部41の近傍において、長手方向と交差する方向に切断用の切り離し部31であるミシン目が設けられている。本実施形態における紐状部材3には、図1に示すように、各固定部41の後端縁に沿って、切り離し部31であるミシン目が設けられている。さらに、ミシン目では、紐状部材3以外は全て切り離されるように形成されていることが好ましい。
【0021】
本実施形態の吸収性物品連続体10における吸収体連続体21は、繊維シート42における長手方向の両側部43,43それぞれに沿って吸収体連続体21の肌当接面側が山折りされるように一対の折りくせ20,20が設けられている。一対の該折りくせ20,20は、繊維シート42における長手方向の両側部43,43が、吸収体連続体21とヒートシールにより接合される際に同時に形成されることが好ましい。
吸収体連続体21が切断されて個々の吸収性物品1となされた場合、図4に示すように、吸収性物品1の肌当接面側は、一対の折りくせ20,20それぞれに沿って、山折りされるようになされている。
【0022】
本実施形態の吸収性物品連続体10は、更に説明すると、吸収体連続体21の各ミシン目27及び紐状部材3の各切り離し部31において切断し個々の吸収性物品1となされる。各ミシン目27及び各切り離し部31であるミシン目は、それぞれ、吸収性物品連続体10の幅方向に沿って設けられている。
吸収性物品連続体10において、隣り合うミシン目27同士の間の長さは、吸収性物品1の長さの一単位となっている。個々の吸収性物品は、必要に応じて複数の単位分の長さに調節し切断して得られるようになされている。
【0023】
本実施形態の吸収性物品連続体10において、吸収体連続体21が短尺に切断されて個々の吸収性物品1の吸収体2となり、紐状部材3が短尺に切断されて個々の吸収性物品1における短尺の紐状部材3となり、筒状部3が短尺に切断されて個々の吸収性物品1における短尺の筒状部3となるようになされている。
本実施形態の吸収性物品連続体10において、紐状部材3の各切り離し部31は、図1に示すように、吸収体連続体21の各ミシン目27よりも前端部寄りの位置に設けられており、吸収性物品連続体10が切断されて個々の吸収性物品1となされた場合、図4及び図5に示すように、各吸収性物品1の前端部2Aから、短尺の紐状部材3が延出するようになされている。
【0024】
以下、本実施形態の吸収性物品連続体10が短尺に切断された吸収性物品1について説明する。
本実施形態の吸収性物品連続体10が短尺に切断された吸収性物品1において、吸収体2における一対の折りくせ20,20よりも幅方向外側の部分同士は、図4及び図5に示すように、自然状態において扇形に開いて離間している。ここで、自然状態とは、重力以外の外力が吸収性物品1に実質的に働いていない状態をいう。
【0025】
また、吸収性物品1において、該吸収体2の前端部2Aを固定したまま、吸収体2の前端部から延出している短尺の紐状部材3を前方へ引っ張ることにより、幅方向の中央部から幅方向外側に向ってギャザーが多数形成されるようになされている。
詳述すると、吸収体2の前端部2Aを固定したまま、延出している短尺の紐状部材3を引っ張ると、図6に示すように、固定部41が設けられている吸収体2の後端部2Bと吸収体2の前端部2Aとが互いに近づきあい、吸収体2の前後端部間が短尺の筒状部4と一体的に縮むことにより、多数のギャザーが形成される。
【0026】
吸収性物品1が複数の単位分の長さから形成されていることも好ましい。例えば、図5に示すように、吸収性物品1が二つの単位分の長さから形成されている場合、2つの固定部41,41が吸収性物品1における長手方向の後端部及び中央部に配されている。吸収性物品1において、ギャザーを形成する際には、まず、本物品1の長手方向中央部の固定部41において、紐状部材3の非固定部分を把持しながら固定部41に応力を加えることにより、短尺の紐状部材3と吸収体4の長手方向中央部との間の部分的接合を外す。その後、前述したのと同様に、該吸収体2の前端部2Aを固定したまま、吸収体2の前端から延出している短尺の紐状部材3を前方へ引っ張ることにより、図7に示すように、幅方向の中央部から幅方向外側に向ってギャザーが多数形成される。紐状部材3が固定部41で固定されている幅は、紐状部材3の幅の40〜60%であることが、長手方向中央部における紐状部材3の切断を防ぐ観点から好ましく、固定部形成時に非固定部に大きな外力がかけられていないことが好ましい。
【0027】
前述した吸収性物品1は、その着用時には、吸収体2にギャザーを形成し、短尺の紐状部材3が延出している前端部2Aを着用者の腹側にし、女性の陰唇間の空間に/又は陰唇間の空間及びヒップ部にかけて挟んで使用されることが好ましい。この際、短尺の筒状部4が陰唇間の空間の奥に配されて挟まれることが好ましい。
吸収性物品1は、その使用後には、延出している短尺の紐状部材3をつまんで身体から取り外すことが好ましい。
また、吸収性物品1の肌当接面及び非肌当接面それぞれは液透過性を有しており、体液の吸収性能をより高める観点から、下着の内側に固定して使用される従来タイプの吸収性物品を併用することも好ましい。
【0028】
本実施形態の吸収性物品連続体10において、隣り合うミシン目27同士の間の長さは、切断して使用される個々の吸収性物品が着用者の有する様々な体型及び用途に対応して調節可能となる観点から、60〜200mmであることが好ましく、特に80〜150mmであることが好ましい。また、吸収体連続体21の幅は、着用者の排泄部等を幅方向に覆うように当接する観点から、20〜60mmであることが好ましく、特に30〜40mmであることが好ましい。
吸収性物品連続体10の前端部2Aから延出している紐状部材3の長さは、把持のし易さの観点から、10〜50mmであることが好ましい。また、紐状部材3の扁平面の幅は、同様の理由により5〜15mmであることが好ましい。
【0029】
本実施形態の吸収性物品連続体10について、更にまた説明すると、吸収体連続体21である前記不織布は、図8(a)及び(b)に示すように、非肌当接面側に配される第1層23と肌当接面側に配される第2層24とが積層されて所定パターンの接合部25で部分的に接合された積層シートからなる。前記積層シートの第1層23と第2層24の接合部25は、いわゆる千鳥状のパターンで配されており、個々の接合部25は、それぞれ平面視円形で不連続に形成されている。接合部25は、圧密化されており、前記積層シートにおける他の部位に比して厚みが小さく且つ密度が大きくなっている。
第2層24は、第1層23との接合部25以外の部分が肌側に凸状をなしている。即ち、前記積層シートを平面視した場合において、第2層24の接合部25同士間に位置する部分(詳細には、四隅部に接合部25を有する略矩形状部分)が凸状(ドーム状)をなしており、それにより、多数の凸部26が吸収体連続体21の肌当接面に形成されている。各凸部26の内部は、第2層24を構成する繊維で満たされており、また、接合部同士間における第2層24と第1層23との界面は、接合はされていないが全域に亘って密着した状態とされている。
【0030】
次に、本実施形態の吸収体連続体21を形成している第1層23及び第2層24を構成する繊維について詳述すると、第1層23を構成する繊維としては、熱可塑性ポリマー材料からなり且つ熱収縮性を有するものが用いられる。また該繊維は、エラストマー的挙動を示すものが用いられる。そのような繊維の例としては、潜在捲縮性繊維が挙げられる。潜在捲縮性繊維は、加熱される前は、従来の不織布用の繊維と同様に取り扱うことができ、且つ所定温度での加熱によって螺旋状の捲縮が発現して収縮する性質を有する繊維である。潜在捲縮性繊維を用いることで、熱収縮性とエラストマー的挙動の両者を同時に発現させることができる。
【0031】
潜在捲縮性繊維は、例えば収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料を成分とする偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維からなる。その例としては、特開平9−296325号公報や特許2759331号明細書に記載のものが挙げられる。
【0032】
第2層24を構成する繊維としては、熱可塑性ポリマー材料からなる繊維が好適に用いられる。熱可塑性ポリマー材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミドなどが挙げられる。またこれらの熱可塑性ポリマー材料の組み合わせからなる芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維も用いることができる。また第2層24を構成する繊維として、実質的に熱収縮性を有しないか、又は前述した第1層23を構成する繊維の熱収縮温度以下で熱収縮しないものを用いる。前記繊維の繊度は、具体的な用途にもよるが、0.5〜20dtex、特に1.0〜10dtexであることが、繊維の製造の容易さの点、及び吸収性物品の構成部材として用いる場合に良好な感触を発現させる点から好ましい。
【0033】
第1層23及び第2層24には、前記以外の繊維、例えばレーヨン、コットン、親水化アクリル系繊維などの吸水性繊維を混綿することもできる。
【0034】
第1層23を構成する繊維の集合体の形態としては、(1)潜在捲縮性繊維を含み且つカード法によって形成されたウエブ、または(2)熱収縮性を有する不織布として、熱融着法によって形成された不織布、水流交絡法によって形成された不織布、ニードルパンチ法によって形成された不織布、溶剤接着法によって形成された不織布、スパンボンド法によって形成された不織布、メルドブローン法によって形成された不織布が挙げられる。ここで、熱収縮性を有する不織布とは、所定温度での加熱によって収縮する性質の不織布のことである。更に、(3)熱収縮性を有するネットが挙げられる。
【0035】
一方、第2層24を構成する繊維の集合体の形態としては、例えばカード法によって形成されたウエブ、熱融着法によって形成された不織布、水流交絡法によって形成された不織布、ニードルパンチ法によって形成された不織布、溶剤接着法によって形成された不織布、スパンボンド法によって形成された不織布、メルトブローン法によって形成された不織布、又は編地などが挙げられる。第2層24が、カード法によって形成されたウエブの形態である場合には、不織布に、嵩高で且つ該ウエブを構成する繊維で満たされた凸部26が形成され、また該繊維が凸部26に沿うように配向する。一方、第2層24が不織布又は編地の形態である場合には、中空のドーム状の凸部26が形成される。特に、第2層24が、カード法によって形成されたウエブを用いて構成されていると、第2層24が極めて疎な構造となり、吸収体連続体21が短尺に切断されて個々の吸収性物品1になされた場合は、その吸収体2は、粘度の高い液の透過や保持が可能となる。また該吸収体2を厚み方向へ圧縮させたときの圧縮変形性も高くなる。粘度の高い液としては、軟便若しくは経血、対人用の清浄剤若しくは保湿剤、又は対物用の清浄剤が挙げられる。
【0036】
カード法によって形成されたウエブとは、不織布化される前の状態の繊維集合体のことである。つまり、不織布を製造する際に用いられるカードウエブに加えられる後処理、例えばエアスルー法やカレンダー法による加熱融着処理が施されていない状態にある、繊維同士が極めて緩く絡んでいる状態の繊維集合体のことである。カード法によって形成されたウエブを第2層に用いる場合に、第2層24と第1層23を接合させると同時に、または接合させた後、第2層24中の繊維同士を、熱融着若しくは溶剤による接着又は機械的に交絡させる。
【0037】
本実施形態の吸収性物品連続体10において、紐状部材3の形成材料としては、従来の吸収性物品等において用いられている各種の材料を用いることができるが、特にポリエチレンやポリプロピレンなど熱融着性を有する繊維材料が混入された糸状物や熱可塑性樹脂よりなるシートが好ましい。
筒状部4の非肌当接面側を形成している繊維シート42である不織布としては、従来の吸収性物品等において用いられている各種の材料を用いることができるが、吸収体連続体21と同じ材料を用いることも、良好な吸収性及び伸縮性を得られる観点から好ましい。
【0038】
上述した本実施形態の吸収性物品連続体10によれば、必要に応じて吸収性物品1の長さを調節し切断できるようになされている。また、余分な包装材を有さず、ロール状でコンパクトな形態を有している。
また、吸収性物品連続体10が切断された吸収性物品1は、一対の折りくせ20,20が設けられて吸収体2の山折りが良好に形成され、吸収体2は排泄部等における隙間にぴったりとフィットするため、優れた防漏性を有している。
また、吸収性物品1は、吸収体2に前記ギャザーを形成することにより、吸収体2を局所的に密にし、その吸収性能が高められている。
また、吸収体連続体21は、凹凸を有する嵩高な不織布から形成されているため、吸収性物品連続体10が切断された吸収性物品1は、ムレやカブレが防止され、快適な装着感を有している。
【0039】
次に、本発明の吸収性物品連続体の包装構造を、その好ましい一実施形態について図9〜図12を参照しながら説明する。
本実施形態における吸収性物品連続体の包装構造について、特に説明しない点については、前述した吸収性物品連続体の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図9〜図12において、図1〜図8と同じ部材に同じ符号を付してある。
【0040】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6は、図9に示すように、吸収性物品連続体10と、該連続体10を内包する箱型の包装容器7とからなる。包装容器7は、吸収性物品連続体10の収納部70と、該連続体10の長手方向の一方の端部が包装容器7の外へ引き出される取出し口71と、該連続体10を形成している3つの構成部材である吸収体連続体21と筒状部4と紐状部材3とを接合する接合手段72と、該連続体10を長手方向と交差する方向に切断する切断手段73とを備えている。
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6において、収納部70に収められている吸収性物品連続体10の前端部は、主ロール77を通り、送り出しロール75を通過し、接合手段72及び切断手段73を経て、押さえロール76を通過して、取り出し口71から包装容器7の外へ引き出される。
【0041】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6について詳述すると、吸収性物品連続体10は、一方向に延びる長尺の吸収体連続体21及び該連続体21の長手方向に沿って該連続体21に配され且つ該連続体21の全長よりも長い長さを有する紐状部材3を備えており、吸収体連続体21の縦中心線CLに沿って筒状部4が配されており、該筒状部4内に一本の紐状部材3が挿入されている。尚、紐状部材3は、収納部70に収納されている状態において他の部材とは接合されていない。
【0042】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6において、包装容器7における吸収性物品連続体10の収納部70は、図9に示すように、ロール状に捲回されている吸収性物品連続体10が衛生的に収納されている。収納部70は、本連続体21が使われて無くなった場合、新しい吸収性物品連続体10と交換できるようになされていることが好ましい。
【0043】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6において、包装容器7における吸収性物品連続体10の取出し口71は、展開されている該連続体10の形状に対応した横長の略矩形形状を有している。取出し口71の下側の端縁は、本容器7の外側に向け斜め下方に延びて延出部が形成されている。該延出部は、吸収性物品連続体10を引っ張り出す際のガイドとなる。吸収性物品連続体10が使用される際には、その長手方向の前端部が必要に応じた量に調節された長さだけ取出し口71から引っ張り出される。
【0044】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6において、包装容器7における接合手段72は、図10に示すように、吸収体連続体21と筒状部4を形成している繊維シート42と紐状部材3とを同時に吸収性物品連続体10の非肌当接面側から穿孔し、長尺状の貼着テープ74の一方の端部74Aを挿通させる。次いで、該貼着テープ74を挿通した吸収性物品連続体10の位置よりも該連続体10の後端部側の位置で、更に、吸収体連続体21と繊維シート42と紐状部材3とを同時に吸収性物品連続体10の肌当接面側から穿孔し、貼着テープ74の端部74Aを挿通させる。次いで、貼着テープ74を、吸収性物品連続体10を非肌当接面側から穿孔した位置の近傍で且つ本連続体10の非肌当接面の下側近傍の位置で、該テープ74の幅方向に沿って切断し端部74Bとする。次いで、接合手段72は、貼着テープ74の端部74Aを、その筒状部4から延出している位置において吸収性物品連続体10の前端部側に折り曲げ、筒状部材4の非肌当接面側の面に貼着し、吸収体連続体21と繊維シート42と紐状部材3とを接合するものである。尚、貼着テープ74の他方の端部74Bは、後述する押さえロール76において、端部74Aの上に貼着され、吸収体連続体21と繊維シート42と紐状部材3との接合部11が形成される。
貼着テープ74は、紙製の基材テープから形成されており、その一方の面に粘着剤が塗布されている。貼着テープ74の幅は、紐状部材3の扁平面の幅よりも狭いことが好ましく、具体的には、貼着テープ74の幅は、紐状部材3の扁平面の幅の50〜70%であることが好ましい。また、貼着テープ74は、紐状部材3の幅方向中央部に挿通されていることが好ましい。
【0045】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6において、包装容器7における切断手段73は、前述した切断手段72と一体的に形成されており、吸収性物品連続体10の切断はその接合と同時になされる。紐状部材3は、吸収体連続体21及び筒状部4と共に紐状部材3の幅方向に沿って、図11に示すように、切断手段73により紐状部材3の幅よりもやや長い幅(吸収体連続体21の幅よりは狭い幅)で切断され切断部12が形成される。具体的には、切断部12の長さは、紐状部材3の幅よりも左右に3〜10mm長いことが好ましい。接合手段72及び切断手段73の上部は、上下に可動して、吸収性物品連続体10の接合及び切断がなされる。吸収性物品連続体10の長手方向において、切断部12よりも前端部側の紐状部材3の部分は、該連続体10が個々の吸収性物品1に切断された後、個々の吸収性物品1における短尺の紐状部材3となる。該切断は、公知の各手法を用いることができるが、特に、円形状カッタースリットレール上に円形カッターを左右に可動させてカットする方法や、押し切り式カットが好ましい。
【0046】
前記切断と同時に、吸収体連続体21は、その長手方向において切断部12の近傍であり且つ切断部12よりも後端部側の位置で、該連続体21の幅方向に沿って切断され、図12に示すように、個々の吸収性物品1となされる。該切断は、公知の各手法を用いることができるが、特に紐状部材3に相当する部位の切断性を低下させた押し切り式カットによって切断することが好ましい。
【0047】
一方、吸収体連続体21が切断された場合、ロール状に捲回されている吸収性物品連続体10における紐状部材3の前端部は、図9に示すように、吸収体連続体21の前端部21Aから延出している。該紐状部材3の前端部は、以下のようにして、吸収体連続体21と共に切断されないようになされている。
吸収体連続体21の前端部21Aから延出している紐状部材3の前端部は、吸収体連続体21の切断の際、紐状部材3に相当する部位の切断性を低下させた押し切り式カットによって切断すると、吸収体連続体21は伸張状態であるため切断され、紐状部材3が切断されない現象がおこるため吸収体連続体21と共に切断されないようになされている。また、吸収体連続体21に伸張力を与え、予め切断されている紐状部材3に前記伸張力が加わらない為、切断後に吸収連続体21に加わる伸張応力の緩和によって、紐状を露出させ延出させることもできる。
【0048】
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6において、接合部72及び切断部73の前後それぞれには、送り出し制御ロール75及び押さえロール76が設けられている。吸収性物品連続体10は、接合手段72及び切断手段73の前後それぞれにおいて、送り出し制御ロール75及び押さえロール76に通されており、該連続体10の長手方向及び幅方向それぞれにおいて張力が与えられるようになされている。このように、吸収性物品連続体10は、張力が与えられた状態下に、接合及び切断される。
送り出し制御ロール75は、一対の対向するロールから形成されており、吸収性物品連続体10は、一対の該ロールの間を通過している。送り出し制御ロール75には、逆転防止機能が備えられており、一度引き出された吸収性物品連続体10は逆に戻らないようになされている。尚、送り出し制御ロール75は、逆転防止機能を解除して、主ロール77と連動して逆転するようになされていることが好ましい。
【0049】
押さえロール76は、一対の対向するロールから形成されており、吸収性物品連続体10は、一対の該ロールの間を通過している。個々に切断された吸収性物品1は、押さえロール76を通過して、取り出し口71から引き出される。個々の吸収性物品1が押さえロール76を通過する際、該吸収性物品1の非肌当接面側から延出している貼着テープ74の端部74Bは、吸収性物品1の後端部側に折り曲げられ、筒状部3の上に貼着されている端部74Aの上に貼着され、接合部11が形成される。
【0050】
前述した本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造6によれば、本発明の吸収性物品連続体10から必要に応じた長さに調節された個々の吸収性物品1が得られる。
【0051】
本発明の吸収性物品連続体及びその包装構造は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態の吸収性物品連続体における吸収体連続体の形成材料としては、薄くて柔らかく且つ吸収性能を有していれば良く、従来の吸収性物品に用いられている各種の吸収体材料を用いることが出来るが、特に不織布間に高吸収性ポリマーが挟み込まれ固定されたシートや、繊維に高吸収性樹脂が担持された繊維を配合したシート物が好ましい。
また、筒状部は、吸収体連続体とは別部材の繊維シートを構成部材に用いていたが、吸収体連続体のみから形成されていても良い。
また、本実施形態の吸収性物品連続体において、紐状部材は、吸収体連続体におけるミシン目の近傍の位置で切断されていたが、該ミシン目の位置で紐状部材が切断されていても良い。この場合、紐状部材の長手方向の前端部は、吸収体連続体の前端部から延出していないので、切断した吸収性物品にギャザーを形成する際には、筒状部の前端部の内側から、紐状部材をつまみ出して引っ張ることが好ましい。
また、本実施形態の吸収性物品連続体は、捲回されたロール状であったが、長手方向に交差する方向に沿った折り線で、多重に折り畳まれていても良い。
また、本実施形態の吸収性物品連続体は、平面状に展開した状態で捲回されていたが、縦中心線に沿って肌当接面側が山となるように2つ折りにされた状態で捲回されていることも好ましい。
また、本実施形態の吸収性物品連続体において、吸収体連続体の非肌当接面側に、下着等と固定するための固定用の粘着部を設けることも好ましい。特に、吸収性物品連続体が短尺に切断されて個々の吸収性物品となされ、下着に固定する従来の吸収性物品等と併用される場合、切断された個々の吸収性物品は、その着用中に前記粘着部を介して、下着に固定されている吸収性物品の肌当接面に固定される。そのため、本発明の吸収性物品を交換する際、下着を下ろすと共に本物品を陰唇間から外すことができるので、その交換が容易となり好適である。
本発明の吸収性物品連続体が切断された個々の吸収性物品は、経血の吸収パッドであっても良いが、失禁パッド等であっても良い。
本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造において、吸収体連続体と紐状部材との接合手段は、貼着テープが用いられていたが、熱エンボス又は圧着による接合であることも好ましい。この場合、紐状部材3の切断は、熱エンボス又は圧着による接合により硬化した紐状部材の部分に対して、ひずみ応力を与えた押し込み切断によるものであることが好ましい。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】図1は、本発明の吸収性物品連続体の本実施形態を模式的に示す平面図である。
【図2】図2は、図1の本実施形態を模式的に示す側面図である。
【図3】図3は、図1のX−X線断面図である。
【図4】図4は、本発明の吸収性物品連続体から一単位分を切断した吸収性物品を模式的に示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の吸収性物品連続体から二単位分を切断した吸収性物品を模式的に示す斜視図である。
【図6】図6は、図4の吸収性物品にギャザーが形成されている状態を模式的に示す斜視図である。
【図7】図7は、図5の吸収性物品にギャザーが形成されている状態を模式的に示す斜視図である。
【図8】図8は、本実施形態の吸収性物品連続体における吸収体連続体の要部を示しており、(a)は要部の斜視図であり、(b)は(a)のY−Y線拡大断面図である。
【図9】図9は、本発明の吸収性物品連続体の包装構造の本実施形態を模式的に示す側面図である。
【図10】図10は、本実施形態における包装容器の接合手段により吸収性物品連続体が貼着テープを挿通された状態を模式的に示す側面図である。
【図11】図11は、本実施形態における包装容器の切断手段により吸収性物品連続体が切断された後の接合部近傍を模式的に示す平面図である。
【図12】図12は、本実施形態の吸収性物品連続体の包装構造から切断された吸収性物品を示す平面図である。
【符号の説明】
【0053】
1 吸収性物品
10 吸収性物品連続体
11 接合部
12 切断部
2 吸収体
20 折りくせ
21 吸収体連続体
21A 吸収体連続体の前端部
23 第1層
24 第2層
25 接合部
26 凸部
27 ミシン目
2A 前端部
2B 後端部
3 紐状部材
31 切り離し部
4 筒状部
41 固定部
42 繊維シート
43 側部
6 吸収性物品連続体の包装構造
7 包装容器
70 収納部
71 取出し口
72 接合手段
73 切断手段
74 貼着テープ
75 送り出し制御ロール
76 押さえロール
77 主ロール
CL 縦中心線





 

 


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