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吸収性物品の製造方法及び装置 - 花王株式会社
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発明の名称 吸収性物品の製造方法及び装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−44374(P2007−44374A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−233679(P2005−233679)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修
発明者 原田 拓明 / 安藤 賢治
要約 課題
同一原反から左右のサイドパネルに用いるサイドパネル材を無駄なく形成でき、また、サイドパネルの形状の設計の自由度が高い吸収性物品の製造方法を提供する。

解決手段
帯状の原反18からおむつ左右に配されるサイドパネル材20を交互に形成し、一つ置きのサイドパネル材20aを、その平面と垂直な軸線の回りに180度回転させ、相互に逆方向に向かって連続搬送される一対の帯状のサイドシート材の一方に、回転させたサイドパネル材20aを接合し、他方に、回転させなかったサイドパネル材20bを接合し、両サイドシート材21a,21bを、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、間隔を調整し、且つサイドパネル材が同じ位置に並ぶように調整する。そして、一対のサイドシート材21を表面シート12に各々接合し、吸収体14や裏面シート13の接合後、切断分割して吸収性物品10を得る。
特許請求の範囲
【請求項1】
表面シートと、裏面シートと、吸収体とを備える実質的に縦長の吸収性本体の両側縁部から張り出して設けられる、少なくとも一対のサイドパネルを有する吸収性物品の製造方法であって、
帯状に送り出される原反を、流れ方向と交差する切断線で切断してサイドパネル材を形成する工程と、
連続搬送される帯状のサイドシート材に、一つ置きの前記サイドパネル材を接合する工程と、
前記帯状のサイドシート材とは逆方向に向かって連続搬送される帯状のサイドシート材に、前記一つ置きの前記サイドパネル材の残りの一つ置きの前記サイドパネル材を回転させて向きを変えた後に接合する工程と、
前記サイドパネル材が取り付けられた前記一対のサイドシート材を、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、両者間の間隔を調整し、且つ各サイドシート材に取り付けられた前記サイドパネル材が搬送方向の同じ位置に並ぶように調整する工程と、
前記搬送の向きが揃い、間隔及びサイドパネル材の位置の調整がなされた一対のサイドシート材を、前記吸収性物品を構成するシート部材の両側縁部に沿って各々接合する工程と、
前記サイドシート材が接合されたシート部材に前記吸収体や他のシート部材を接合した後に、切断分割して前記サイドパネルを有する吸収性物品を形成する工程とからなる吸収性物品の製造方法。
【請求項2】
前記サイドパネル材の前記サイドシート材への接合は、接着剤を介して行われるか、又は、接着剤を介した仮接合として行われ、後の工程において熱シール、超音波シール又は圧力シールによって本接合される請求項1記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項3】
前記サイドパネル材が取り付けられた一対のサイドシート材が接合される前記シート部材は、前記表面シート又は前記裏面シートである請求項1又は2記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項4】
前記原反の切断は、長さが異なる2本の切断線で交互に行う請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項5】
前記原反における前記各サイドパネル材となる部分、又は前記各サイドパネル材に、吸収性物品を着用者に装着する際に使用する締結部材を接合する工程を具備する請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項6】
前記原反として、その表裏面間に外観上の差がないものを用いる請求項1〜5の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項7】
前記前記サイドパネル材が取り付けられた一対のサイドシート材の搬送の向きを揃える手段が、ターンバーの組み合わせからなる請求項1〜6の何れかに記載の吸収性物品の製造方法。
【請求項8】
表面シートと、裏面シートと、吸収体とを備える実質的に縦長の吸収性本体の両側縁部から張り出して設けられる、少なくとも一対のサイドパネルを有する吸収性物品の製造装置であって、
帯状に送り出される原反を、流れ方向と交差する切断線で順次切断してサイドパネル材を連続的に形成する手段と、
前記サイドパネル材同士間に間隔を拡大し、一つ置きのサイドパネル材を、該サイドパネル材の平面と垂直な軸線の回りに180度回転させる手段と、
相互に逆方向に向かって連続搬送される一対の帯状のサイドシート材の一方に、前記回転させたサイドパネル材を接合し、他方に、前記回転させなかったサイドパネル材を接合する手段と、
前記サイドパネル材が取り付けられた前記一対のサイドシート材を、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、両者間の間隔を調整し、且つ各サイドシート材に取り付けられた前記サイドパネル材が搬送方向の同じ位置に並ぶように調整する手段と、
前記搬送の向きが揃い、間隔及びサイドパネル材の位置の調整がなされた一対のサイドシート材を、前記吸収性物品を構成するシート部材の両側縁部に沿って各々接合する手段と、
前記サイドシート材が接合されたシート部材に前記吸収体や他のシート部材を接合した後に、切断分割して前記サイドパネルを有する吸収性物品を形成する手段を具備する吸収性物品の製造装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品の製造方法及び装置に関し、特に、表面シートと、裏面シートと、吸収体とを備える実質的に縦長の吸収性本体の両側縁部から張り出して設けられる、少なくとも一対のサイドパネルを有する吸収性物品の製造方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば使い捨ておむつ、パンツ型おむつ、ナプキン等の吸収性物品は、表面シートと、液裏面シートと、吸収体とを備える実質的に縦長の吸収性本体を含むものであり、身体からの排出物等を吸収体に効果的に吸収できるようにすると共に、吸収した排出物を漏出させることなく強固に保持できるようにするための種々の工夫がなされている。
【0003】
また、例えば展開型の使い捨ておむつやパンツ型おむつ等においては、身体への装着を行いやすくするために、吸収性本体の両側縁部から外側に張り出して、装着用のテープ等が配設されるサイドフラップ部を設ける場合があり、また例えばナプキンにおいては、ショーツへの固定機能を向上させるためのウイング部や、排出物のもれを防止するためのフラップ部を、吸収性本体の両側縁部から外側に張り出して設ける場合がある。
【0004】
これらの張り出し部分を設けるには、例えば平面形状が長方形となるように形成した吸収性物品の長手方向の側縁部を、凹状カットした部分を張り出し部分として側方に張り出させる方法を用いる場合があるが、このような方法では、トリムが発生し、多くの材料の無駄を生じることになる。
【0005】
これに対して、表面シートや裏面シートとは別の材料で形成したサイドパネル材を、吸収性本体の両側縁部から外側に張り出して取り付けることにより、トリムカットを行うことなくサイドフラップ部やウイング部等を設けるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に記載の紙おむつの製造方法は、表面シートと裏面シートとの間に間欠的に吸収マット(吸収体)を配置して帯状紙おむつ本体を製作する工程と、帯状の第3シートより、ほぼ台形形状のサイドフラップシートを製作する工程と、帯状紙おむつ本体の横断切断線をほぼ中心として帯状紙おむつ本体の両側周縁にサイドフラップシートを各々貼付ける工程と、帯状紙おむつ本体を、サイドフラップシートとともに所定寸法に切断する工程とからなる。
【0006】
特許文献2に記載の使い捨て吸収用品の製造方法は、同一の連続ウエブを切断して第1のウエブパネル及び第2のウエブパネルを形成する工程と、第2のウエブパネルを、その平面に垂直な軸線の回りに回転させる工程と、第1及び第2のウエブパネルを、受取りウエブに付着させる工程を含むものである。
【特許文献1】特開平4−261655号公報
【特許文献2】特表2003−503108号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の紙おむつの製造方法によれば、帯状紙おむつ本体の両側に貼付けたサイドフラップシートを、帯状紙おむつ本体と共に一本の横断切断線で切断するため、得られる紙おむつのサイドフラップは、おむつ幅方向と平行な縁部を有するものに限定され、例えば、サイドフラップにおける、おむつ前後方向に相対向する一対の縁部の両者を、おむつ幅方向に延びる直線に対して傾斜したものとすることができない。帯状紙おむつ本体を切断分割した後に、サイドフラップを切断加工することは可能であるが、その場合には、切断加工によりサイドフラップの材料が無駄になる。
また、特許文献1の製造方法で得られる紙おむつは、四隅の総てにサイドフラップを有するものに限定され、しかも、それらのサイドフラップの形状は、おむつ股下部側の縁部が、おむつ幅方向に延びる直線に対して対称に同じ角度に傾斜したものに限定される。
【0008】
他方、特許文献2の使い捨て吸収用品の製造方法においては、おむつ等の両側にウエブパネルを設けるには、第1及び第2のウエブパネルが付着された受取りウエブを2本製造する必要があり、その2本の受取りウエブを製造するために設備が複雑化し、また、制御の負担も大きくなる。
【0009】
従って、本発明の目的は、同一の原反から左右のサイドパネルに用いるサイドパネル材を無駄なく形成でき、また、サイドパネルの形状の設計の自由度が高く、サイドパネルを左右に有する吸収性物品を効率的に連続生産することができる吸収性物品の製造方法及び製造装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、表面シートと、裏面シートと、吸収体とを備える実質的に縦長の吸収性本体の両側縁部から張り出して設けられる、少なくとも一対のサイドパネルを有する吸収性物品の製造方法であって、帯状に送り出される原反を、流れ方向と交差する切断線で切断してサイドパネル材を形成する工程と、連続搬送される帯状のサイドシート材に、一つ置きの前記サイドパネル材を接合する工程と、前記帯状のサイドシート材とは逆方向に向かって連続搬送される帯状のサイドシート材に、前記一つ置きの前記サイドパネル材の残りの一つ置きの前記サイドパネル材を回転させて向きを変えた後に接合する工程と、前記サイドパネル材が取り付けられた前記一対のサイドシート材を、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、両者間の間隔を調整し、且つ各サイドシート材に取り付けられた前記サイドパネル材が搬送方向の同じ位置に並ぶように調整する工程と、前記搬送の向きが揃い、間隔及びサイドパネル材の位置の調整がなされた一対のサイドシート材を、前記吸収性物品を構成するシート部材の両側縁部に沿って各々接合する工程と、前記サイドシート材が接合されたシート部材に前記吸収体や他のシート部材を接合した後に、切断分割して前記サイドパネルを有する吸収性物品を形成する工程とからなる吸収性物品の製造方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0011】
本発明は、表面シートと、裏面シートと、吸収体とを備える実質的に縦長の吸収性本体の両側縁部から張り出して設けられる、少なくとも一対のサイドパネルを有する吸収性物品の製造装置であって、帯状に送り出される原反を、流れ方向と交差する切断線で順次切断してサイドパネル材を連続的に形成する手段と、前記サイドパネル材同士間に間隔を拡大し、一つ置きのサイドパネル材を、該サイドパネル材の平面と垂直な軸線の回りに180度回転させる手段と、相互に逆方向に向かって連続搬送される一対の帯状のサイドシート材の一方に、前記回転させたサイドパネル材を接合し、他方に、前記回転させなかったサイドパネル材を接合する手段と、前記サイドパネル材が取り付けられた前記一対のサイドシート材を、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、両者間の間隔を調整し、且つ各サイドシート材に取り付けられた前記サイドパネル材が搬送方向の同じ位置に並ぶように調整する手段と、前記搬送の向きが揃い、間隔及びサイドパネル材の位置の調整がなされた一対のサイドシート材を、前記吸収性物品を構成するシート部材の両側縁部に沿って各々接合する手段と、前記サイドシート材が接合されたシート部材に前記吸収体や他のシート部材を接合した後に、切断分割して前記サイドパネルを有する吸収性物品を形成する手段を具備する吸収性物品の製造装置を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の吸収性物品の製造方法及び装置によれば、同一の原反から左右のサイドパネルに用いるサイドパネル材を無駄なく形成でき、また、サイドパネルの形状の設計の自由度が高く、サイドパネルを左右に有する吸収性物品を効率的に連続生産することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の好ましい一実施形態に係る吸収性物品の製造方法及び製造装置は、サイドパネルを備える吸収性物品として、例えば図1及び図2に示すような展開型の使い捨ておむつ10を、高速且つ安定した状態で効率良く製造できるものである。ここで、使い捨ておむつ10は、液透過性の表面シート12と、液不透過性の裏面シート13と、液保持性の吸収体14とを備える縦長長方形状の吸収性本体11の両側縁部に、一対のサイドパネル15を張り出して設けることによって形成されるものである。またこの使い捨ておむつ10には、立体ギャザーやレッグギャザーを形成する弾性部材16a,16bや、胴回り弾性部材等が適宜取り付けられている。さらに、サイドパネル15には、フック材17が取り付けられ、このフック材17を例えば胴回り部に設けられた係止部に係止することによって、使い捨ておむつ10を、身体の下腹部に沿った立体形状に容易に組み付けることができるようになっている。フック材17は、おむつ10を着用者に装着する際に使用する締結部材である。尚、液不透過性には、難透過性も含まれる。
【0014】
本実施形態の吸収性物品の製造方法は、上述のようなサイドパネル15を有する使い捨ておむつ10の連続生産方法であって、図3〜図6に示すように、帯状に送り出される原反18を、その流れ方向と交差する切断線19a,19b(図4(a)参照)で順次切断してサイドパネル材20a,20bを連続的に形成する工程と、サイドパネル材20a,20b同士間の間隔を拡大し、一つ置きのサイドパネル材20aを、該サイドパネル材20aの平面と垂直な軸線Pの回りに180度回転させる工程と、相互に逆方向に向かって連続搬送される一対の帯状のサイドシート材の一方21aに、回転させたサイドパネル材20aを接合し、他方21bに、回転させなかったサイドパネル材20bを接合する工程と、サイドパネル材20a,20bが取り付けられた一対のサイドシート材21a,21bを、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、両者間の間隔を調整し、且つ各サイドシート材21a,21bに取り付けられたサイドパネル材20a,20bが搬送方向の同じ位置に並ぶように調整する工程と、搬送の向きが揃い、間隔及びサイドパネル材の位置の調整がなされた一対のサイドシート材21a,21bを、使い捨ておむつ10を構成するシート部材としての表面シート12の両側縁部に沿って各々接合する工程と、一対のサイドシート材21a,21bが接合された表面シート12に吸収体14や裏面シート13等を接合した後に、切断分割してサイドパネル15を有する使い捨ておむつ(吸収性物品)10を形成する工程とによって構成される。
【0015】
本実施形態においては、帯状に送り出される原反18を、その流れ方向と交差する切断線19a.19bで順次切断してサイドパネル材20a,20bを連続的に形成する工程では、例えば図3に示すように、サイドパネル材の原反18を巻き出し可能に巻回した巻出しロール(図示せず)と、巻出しロールより、原反18の送出し方向の下流側に配設されたカッティングロール22と、カッティングロール22による切断により生じるサイドパネル材20a,20bを順次吸着保持して、下流に送り出す吸着ロール23が用いられる。巻出しロールは、例えばカッティングロール22の上方に配置され、原反18を所定の送出し速度で巻き出し、巻き出された原反18は、案内ロールや方向変換ロール(図示せず)等によって案内されて、カッティングロール22と吸着ロール23との間に供給される。カッティングロール22は、その周面に、原反18の流れ方向に対して交互に斜めに配置された複数のカッター刃25を備えており、吸着ロール23との間に原反18を挟み込むようにしつつ回転することにより、不等脚台形形状のサイドパネル材20a,20bを順次切り出すことができる。本実施形態におけるカッティングロール22には、2種類のカッター刃25が、図4(a)に示すように、原反18を、相互に長さの異なる2種類の切断線19a,19bで交互に切断して、不等脚台形形状のサイドパネル材20a,20bを生じさせ得るように設けられている。前記切断線19a,19bのうちの一方の切断線19aは、原反18の一方の側縁部側の端部19a’が他方の側縁部側の端部19a”よりも流れ方向の下流に位置するように傾斜しており、他方の切断線19bは、原反18の前記一方の側縁部側の端部19b’が前記他方の側縁部側の端部19b”よりも流れ方向の上流に位置するように傾斜している。
【0016】
吸着ロール23は、例えば外周面に多数の微細な空気孔が開口形成された中空ロールであって、カッティングロール22のカッター刃25に対する受け刃機能(図示せず)を有している。吸着ロール23の表面の空気孔はカッター刃25を受ける部分を避ける様に配置されている。また吸着ロール23は、内部の空気を吸引して負圧状態に保持することにより、カッティングロール22よる切断分割により生じたサイドパネル材20a,20bを、外周面に吸着保持した状態で、反転機能付きピッチ変更装置30に対する受け渡し部A(図5参照)まで搬送し、その受け渡し部Aにおいて、ピッチ変更装置30にサイドパネル材20a,20bを順次に引き渡すようになされている。
【0017】
本実施形態においては、巻出しロールとカッティングロール22との間には、切断される前の原反18にフック材17を予め取り付けておくための、フック材取付け装置(図示せず)が設けられている。フック材取付け装置は、図4(a)に示すように、フック材17を、原反18の一方の側縁部と他方の側縁部とに交互に固定し、且つ該一方の側縁部に固定するフック材17aと他方の側縁部に固定するフック材17bとで、それらを固定する原反18の面を異ならせている。なお、本実施形態においては、フック材17は、短冊状の基材テープ17cの長手方向の一端部に接合固定された状態で原反18に取り付けている。より具体的には、フック材17を一端部に有する、樹脂フィルム、不織布又はそれらの積層体からなる基材テープ17cの他端側を、原反18の一方の面側から他方の面側に亘るように2つ折りし、原反18の側縁部を挟んだ状態の基材テープ17cにヒートシール等のシール加工を施して、原反18に取り付けている。
図3〜図6に示す状態において、フック材17は、何れも原反18又はサイドパネル材20a,20bの片面(表面又は裏面)に着脱可能に係合されているが、製造された使い捨ておむつ10を装着する際には、図1に示すように、サイドパネル15から剥離し露出させて用いられる。
【0018】
サイドパネル材20a,20b同士間の間隔を拡大し、一つ置きのサイドパネル材20aを、該サイドパネル材20aの平面と垂直な軸線Pの回りに180度回転させる工程では、例えば図5に示すような、反転機能付きピッチ変更装置30が用いられる。図5に示す反転機能付きピッチ変更装置30は、反転機能付きの搬送ヘッド31と反転機能を有しない搬送ヘッド32とを、略円筒の本体33の周面部に交互に有するものであり、何れの搬送ヘッド31,32も、図5中の矢印R方向に本体33の回りを回転するようになされている。本体33は、搬送ヘッド31,32を周方向に移動可能に支持する支持機構(図示せず)及び各搬送ヘッドに吸引力を付与する吸引機構(図示せず)を備えている。搬送ヘッド31,32は、吸着ロール23による吸着保持状態の解除又は吸着ロール23の吸引力より大きな吸引力の吸引により、吸着ロール23から、それぞれのヘッド上面上にサイドパネル材20a,20bを受け取り、該ヘッド上面による吸着状態を保持しながら、サイドパネル材20bについては、第2吸着ロール34への受け渡し部Bまで搬送し、サイドパネル材20aについては、一方のサイドシート材21aへの受け渡し部Cまで搬送可能になされている。
【0019】
搬送ヘッド31,32は、本体33の周囲を移動しながら、相互間のピッチが増減変化するようになされている。即ち、前記受け渡し部A付近においては、図5に示すように、隣接する搬送ヘッド31、32間の間隔が狭くなり、受け渡し部Aから離れるに従って、その間隔が漸次増大するようになされている。
【0020】
また、搬送ヘッド31,32のうち、一つ置きの搬送ヘッド31が、反転機能を有する搬送ヘッド31となっており、それら反転機能を有する搬送ヘッド31は、それぞれ、ヘッド上面に略垂直な軸線の周りに180度回転し、該搬送ヘッド31の上面に吸着保持されたサイドパネル20aを、サイドパネル20aの平面に垂直な軸線Pの回りに180度回転させるようになされている(図4(b)及び図5参照)。
これにより、吸着ロール23から搬送ヘッド31,32に順次受け渡されたサイドパネル材20a,20bのうち、反転機能を有する搬送ヘッド31に受け渡されたサイドパネル20aは、本体33の周囲を移動しながら、該搬送ヘッド31の回転により、該サイドパネル20aの平面に垂直な軸線Pの回りに180度回転した後、受け渡し部Cまで搬送され、該受け渡し部Cにおいてサイドシート材21aへと受け渡される。
他方、搬送ヘッド31,32に順次受け渡されたサイドパネル材20a,20bのうち、反転機能を有しない搬送ヘッド32に受け渡された残りのサイドパネル20bは、本体33の周囲を図5中の矢印R方向に移動するが、図4(b)に示すように、該サイドパネル20bの平面に垂直な軸線の回りに全く回転させられないまま、受け渡し部Bまで搬送され、該受け渡し部Bにおいて第2吸着ロール34へと受け渡される。
【0021】
搬送ヘッド31,32それぞれの移動速度及び搬送ヘッド間の間隔の増減は、サイドシート材21aに接合されたサイドパネル20a間のピッチ、及び第2吸着ロール34に受け渡されたサイドパネル材20b間のピッチが、何れも製造される使い捨ておむつ10の長手方向の長さと等しくなるように制御される。
【0022】
搬送ヘッド31、32それぞれを移動させつつ相互間の間隔を変更する方法としては、搬送ヘッド31、32の移動を、本体33の中心部33aに回転軸を有し、該中心部33aとは異なる中心を持つ円状のカム溝を設けた偏心機構による方法が一例として挙げられる。
また、サイドパネル材20aを平面に垂直な軸線の回りに180度回転させ得るように搬送ヘッド31を回転させる手段としては、本体33の周囲を移動する搬送ヘッド31の軌道の近傍にカム溝を設け、そのカム溝に、各搬送ヘッドに連結した従動節の突起を挿入し、該搬送ヘッド31が本体33の周囲を移動するに伴って生じる従動節の往復運動を、公知の手法によりヘッドの回転運動に変換する方法が挙げられる。カムには、円筒カム、板カム、正面カム等を用いることができ、また、カム溝を設ける代わりに凸条部を設け、これに従動節を摺接させることもできる。
【0023】
また、搬送ヘッド31、32間の間隔の変更及び搬送ヘッド31の180度の回転は、それぞれ公知の方法及び装置を用いて実施することができ、例えば、搬送ヘッド31、32間のピッチ変更及び搬送ヘッド31の回転方法(及び装置)としては、特開昭63−317576号公報、特開2003−135517号公報、特開平3−226411号公報等に記載の方法や装置を用いることができる。但し、一方の搬送ヘッド31をヘッド上面に垂直な軸線の周りに180度回転させると共に、他方の搬送ヘッド32を回転させないようにする必要がある。搬送ヘッド32が回転しないようにするには、回転させない方の搬送ヘッド32にヘッドの反転機構を連結しなければ良い。また、搬送ヘッド31と搬送ヘッド32を別系統で駆動し、搬送ヘッド32は、従来公知のピッチ変更機能のみを備えた搬送装置で搬送することもできる。
【0024】
相互に逆方向に向かって連続搬送される一対の帯状のサイドシート材の一方21aに、回転させたサイドパネル材20aを接合し、他方21bに、回転させなかったサイドパネル材20bを接合する工程では、例えば図3及び図5に示すように、一対のサイドシート材21を、相互に反対方向に向かうように、それぞれ連続搬送させることが可能な連続搬送装置と、上述のピッチ変更装置30(特に搬送ヘッド31)と、上述の第2吸着ロール34と、一対の第1ホットメルト供給装置27が用いられる。
第2吸着ロール34は、ピッチ変更装置30の搬送ヘッド数の半数の搬送ヘッド35を有し、第2吸着ロール34の各搬送ヘッド35は、周方向に一定間隔で配置されており、受け渡し部Bにおいて、ピッチ変更装置30の回転させない搬送ヘッド32と必ず対向する位置にくるようにする。
ピッチ変更装置30における、搬送ヘッド31と32は相互に異なる吸引経路を有し、搬送ヘッド31の吸引は、受け渡し部Aから開始され、受け渡し部Cにおいて切れる。一方、搬送ヘッド32の吸引は、受け渡し部Aから開始され、受け渡し部Bにおいて切れる。
第2吸着ロール34の搬送ヘッド35の吸引は、受け渡し部Bから開始され、受け渡し部Dにおいて切れるようにすることで、搬送ヘッド32から第2吸着ロールの搬送ヘッド35へのサイドパネル材20bの受け渡しがスムーズに行われる。
【0025】
上記の連続搬送装置は、少なくとも、搬送ヘッド31からサイドシート材21aへのサイドパネル材20aの受け渡し部Cと、第2吸着ロール34からサイドシート材21bへのサイドパネル材20bの受け渡し部Dに対して、一対の帯状のサイドシート21a,21bを、相互に逆向きに連続搬送された状態として供給する。例えば、連続搬送装置は、ターンバー24aと方向変換ロール26の組み合わせからなり、一対のサイドシート材21a,21bのそれぞれの搬送の向きを、図3に示すように、略平行な方向から、相互に逆向きの方向に変換して、受け渡し部C及び受け渡し部Dに供給するようになされている。一対のサイドシート21a,21bの搬送方向が逆向きの状態は、両シート材21a,21bの長手方向中心線(流れ方向に延び且つシート材の幅を2等分する線)が、シート材の幅方向にずれていても良いが、両シート材21a,21bの長手方向中心線がほぼ一直線上にあることが、装置をコンパクトにでき、また、サイドパネル材を複雑な機構を要することなくスムーズに移行させ得るので好ましい。本実施形態においては、両サイドシート材21a,21bを、両シート材又は何れか一方のシート材の面に垂直な方向から見たときに、両サイドシート材21a,21bのサイドパネル材20a,20bを固定すべき側縁部がほぼ一直線をなしている。尚、本実施形態においては、一対のサイドシート材21a,21bは、それらをそれらの側方(側縁部の外方)から見たときにおいてもほぼ一直線となっているが、該側方から見たときに、両者が適宜の角度なしていても良い。また、本実施形態においては、両サイドシート材21a,21bを、それぞれの長手方向中心線に沿う方向から見たときに、両シート材の面が一直線状であるが、これに代えて、一方のシート材21aの面と他方のシート材21bの面とが所定の角度をなすようにすることもできる。
【0026】
第1ホットメルト供給装置27は、一対のサイドシート材21a,21bそれぞれの一方の側縁部に沿って、サイドパネル材20a,20bを接合するためのホットメルト28を、予め設計された所定のピッチで間欠的に塗布することができるようになっている。
ここで、ホットメルト28は、各サイドシート材21a,21bにおいて、製造される使い捨ておむつ10の長手方向の長さに等しいピッチで且つ不等脚台形形状のサイドパネル材20a,20bの台形の下底部分をなす底辺部20cとほぼ同等の長さで各々塗布される。
【0027】
上述したように、搬送ヘッド31が本体33の周囲を移動する速度及びヘッド間の間隔は、サイドシート材21aに接合されたサイドパネル20a同士間のピッチが、製造される使い捨ておむつ10の長手方向の長さに等しいピッチとなるように制御される。したがって、サイドシート材21aのホットメルト28の位置とサイドパネル材20aの位置とが一致するように、搬送ヘッド31とサイドシート材21aとを同期させて移動させつつ、該ヘッド31でサイドパネル材20aをサイドシート材21aに押し付ければ、サイドシート材21aには、使い捨ておむつ10の長さと等しいピッチでサイドパネル材20aが順次取り付けられてゆく。また、搬送ヘッド32が本体33の周囲を移動する速度及びヘッド間の間隔は、第2吸着ロール34に受け渡されたサイドパネル20bのピッチが、製造される使い捨ておむつ10の長手方向の長さに等しいピッチとなるように制御され、また、第2吸着ロール34は、サイドシート材21bの搬送速度と同じ速度で回転するように制御される。したがって、サイドシート材21bのホットメルト28の位置とサイドパネル材20bの位置とが一致するようにして、搬送ヘッド32でサイドパネル材20bをサイドシート材21bに押し付ければ、サイドシート材21bには、使い捨ておむつ10の長さと等しいピッチでサイドパネル材20bが順次取り付けられてゆく。
【0028】
なお、本実施形態においては、一対のサイドシート材21a,21bとして、使い捨ておむつの長手方向に糸ゴム、平ゴム等の伸縮部材(弾性部材16a、図1、図2参照)が接合された立体ギャザー材が用いられている。立体ギャザー材は、使い捨ておむつ10を構成する表面シート12の両側縁部に沿って取り付けられる。サイドシート材21a,21bとして立体ギャザー材を用いることによって、使い捨ておむつ10に本来用いられる材料をそのまま使用することが可能になり、追加の材料を用いることなく、効率良くサイドパネル15を有する使い捨ておむつ10を製造することが可能になる。
【0029】
また、ホットメルト28を介してサイドシート材21に接合されたサイドパネル材20は、後の工程において、熱シール、超音波シール、圧力シール等を介して吸収性本体11に対してさらに強固に接合することができる。また、例えばサイドパネル材20aの受け渡し部Cやサイドパネル材20bの受け渡し部Dにおける、サイドシート材21a,21bを挟んで、搬送ヘッド31又は第2吸着ロール34の反対側に、熱シール用のロールや、超音波シール手段、圧力シール手段等を設けておくことにより、サイドパネル材20a,20bをサイドシート材21a,21bに直接シール接合することもできる。
【0030】
サイドパネル材20a,20bが取り付けられた一対のサイドシート材21a,21bを、それぞれの連続搬送状態を維持しつつ、搬送の向きを揃え、両者間の間隔を調整し、且つ各サイドシート材21a,21bに取り付けられたサイドパネル材20a,20bが搬送方向の同じ位置に並ぶように調整する工程では、例えば図3に示すように、連続搬送される帯状のシート材を方向転換させたり曲折させるように案内する、ターンバー24bが用いられる。ターンバーを組み合わせて用いることにより、複雑な拡幅装置を必要とすることなく、一対のサイドシート材21a,21bの向きと間隔を調整することができる。ターンバー24bは、連続搬送されるサイドシート材21aの受け渡し部Cよりも下流側の軌道上において、適宜の位置に配置されることにより、サイドシート材21aを、互いに緩衝しないようにしつつ方向転換させたり曲折させたりするように案内し、サイドシート材21aの搬送の向きと、他方のサイドシート材21bの搬送の向きとが揃い、且つ両サイドシート材21a,21b間の間隔が、両サイドシート材21が、製造される使い捨ておむつ10の両側縁部に位置決めされるように調整する。また、一方のサイドシート材21aの搬送経路の長さと他方のサイドシート材21bの搬送経路の長さを、原反18の切断により順次得られるサイドパネル材のうちの、一つのサイドパネル材20aの位置と、それより奇数個後(図2においては5個後)のサイドパネル材20bの位置とが一致するように調整しておくことで、各サイドシート材21a,21bに取り付けられたサイドパネル材20a,20bが、搬送方向の同じ位置に並ぶように調整される(図3,図4(d)参照)。
【0031】
搬送の向きが揃い、間隔及びサイドパネル材の位置の調整がなされた一対のサイドシート材21a,21bを、表面シート12の両側縁部に沿って各々接合する工程では、例えば図3示すように、一対のサイドシート材21a,21bの相対向する内側縁部近傍の上方に各々配置された第2ホットメルト供給装置40から、各サイドシート材21a,21bの上面にホットメルト41が連続塗布される。また、表面シート供給ロール(図示せず)から供給される表面シート12を両側のサイドシート材21a,21bに跨るように重ね合わせて、押圧ロール42によって押圧することにより、一対のサイドシート材21a,21bが、表面シート12の両側縁部に沿って各々接合一体化される。
【0032】
サイドシート材21a,21bが接合された表面シート12に吸収体14や裏面シート13を接合し、切断分割して使い捨ておむつ10を形成する工程では、例えば従来の使い捨ておむつの製造方法と同様にして、表面シート12の上面中央部分に吸収体14を配置して接合一体化すると共に(図6(a)参照)、吸収体14の両側面側にレッグギャザー形成用の糸ゴム、平ゴム等の伸縮部材(弾性部材16b、図1参照)を配置し、この吸収体14及び伸縮部材を覆いつつ、表面シート12及び一対のサイドシート材21a,21bに重ね合わせるようにして裏面シート13を接合し(図6(b)参照)、さらに切断線43に沿って所定のピッチで切断することにより、個々の使い捨ておむつ10が形成されることになる。これによって、図1に示すような、縦長長方形状の吸収性本体11の両側縁部に、サイドパネル材20a,20bからなる一対のサイドパネル15が張り出して取り付けられ、両側部に沿ってサイドシート材21a,21bによる立体ギャザーや、サイドシート材21a,21bと裏面シート13によるレッグギャザーが設けられた使い捨ておむつ10が、迅速に且つ効率良く得られる。
【0033】
このようにして、上述の各工程からなる本実施形態の吸収性物品の製造方法によれば、同一の原反から得た左右のサイドパネル材を用いて、非平行な2辺の長さが異なる不等脚台形状のサイドパネルを供えた使い捨ておむつを、効率的に連続生産することができる。
サイドパネルの非平行な一対の縁部のうちのおむつ股下側の一方の縁部の長さが他方の縁部の長さより長いと、着用者の脚周りに対するフィット性に優れている。
本発明において、原反を切断して得る各サイドパネル材の形状は、不等脚台形形状に限られるものではなく、等脚台形形状や、曲線状の切断線によって切断された形状等とすることもできる。本発明の製造方法及び装置は、このように、同一の原反を無駄なく切断して左右のサイドパネルに用いているにも拘わらず、サイドパネルの形状の設計の自由度が高い。
また、本発明の製造方法及び装置は、同一の原反から左右のサイドパネルに用いるサイドパネル材を得ているため、サイドパネル材の製造設備が簡易でその制御負担も小さい。
【0034】
本実施形態においては、製造された使い捨ておむつ10の一方のサイドパネルを形成するサイドパネル材20aの肌当接面側の面(図2において上側の面)と、他方のサイドパネルを形成するサイドパネル材20bの肌当接面側の面(図2において上側の面)とで、原反18段階における面が異なる。そのため、原反18として、その表裏面間に外観上の差のないものを用いることが、製造された使い捨ておむつ10における左右のサイドパネルの外観を揃える観点からは好ましい。他方、原反18として、その表裏面に異なるデザインが施されているものを用いることもでき、その場合は、装着時に左右異なる2種類のデザインを見せることができる点で好ましい。左右異なる2種類のデザインとしては、左右のデザインの組み合わせが一つの統一されたデザインを完成させるもの等を挙げることができる。
【0035】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、製造すべき吸収性物品は、使い捨ておむつに限定されることなく、ウイング部を張り出して設けたナプキン等、その他のサイドパネルを有する種々の吸収性物品を製造するために本発明を適用することができる。さらに、連続搬送されてサイドパネル材が取り付けられる帯状のサイドシート材は、立体ギャザーを形成すギャザー材である必要は必ずしもなく、吸収性物品を構成するその他の帯状のサイドシート材や、付加的に取り付けられるサイドシート材であっても良い。さらにまた、サイドパネル材を取り付けたサイドシート材が接合されるシート部材は、表面シートである必要は必ずしもなく、裏面シートや、その他の吸収性物品を構成するシート部材であっても良い。
【0036】
また、上述した実施形態においては、切断される前の原反18にフック材17を接合しており、その方法が、切断後にピッチ変更装置上フック材を接合する場合や、或いはサイドシートにパネル材を接合後にフック材を接合する場合に比べて、パネル材の搬送速度が遅い時にフック材を接合することになるため、より正確な間隔で(高い位置精度で)貼り付けることができる点から好ましいが、それに代え、原反18を切断して得られたサイドパネル材にフック材17を接合するようにしても良い。また、フック材17に代えて、粘着剤からなる止着部を有するファスニングテープを締結部材としてサイドパネル材の原反又はサイドパネル材接合しても良い。また、フック材17や締結部材としての粘着部をサイドパネル材に直接固定することもでき
【0037】
また、本発明の製造方法は、図1に示す上記実施形態で用いた装置に限定されることなく、その他の種々の装置を用いて実施することができる。さらに、一対のサイドシート材21a,21bの搬送の向きを揃える工程においては、上述した実施形態におけるように、回転させたサイドパネル材20aを固定したサイドシート材21aの搬送の向きを、ターンバー24bにより方向変換して、回転させなかったサイドパネル材20bを固定したサイドシート材21bの搬送の向きに揃えるのに代えて、回転させなかったサイドパネル材20bを固定したサイドシート材21bの搬送の向きを、回転させたサイドパネル材20aを固定したサイドシート材21aの搬送の向きに揃えるようにしても良く、両方のサイドシート材21a,21bの搬送の向きを変えて両者の搬送の向きを揃えても良い。サイドシート材21a,21bのそれぞれにサイドパネル材20a,20bを接合した後、該サイドシート材21a,21bを表面シート12等に接合するまでの搬送経路には、ターンバー24bに代え、又はターンバーと共にターンロールを配しても良い。但し、90度ターンバーは、方向を転換する装置としてはシンプルで且つ高速運転において安定的にウェブを流すことができるので、好ましくは90度ターンバーを組み合わせて用いる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態によって製造される使い捨ておむつを示す平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る吸収性物品の製造方法(装置)の要部を説明する斜視図である。
【図4】(a)〜(d)は、原反を順次切断してサイドパネル材を連続的に形成し、一対の帯状のサイドシート材に取り付けて搬送方向に並べて配置するまでの各工程を説明する略示平面図である。
【図5】本発明の一実施形態に用いた反転機能付きピッチ変更装置を模式的に示す側面図である。
【図6】(a)〜(c)は、サイドパネル材を取り付けたサイドシート材を表面シートの両側縁部に沿って接合し、さらに吸収体及び裏面シートを接合した後に、切断分割して吸収性物品を製造するまでの各工程を説明する略示平面図である。
【符号の説明】
【0039】
10 使い捨ておむつ(吸収性物品)
11 吸収性本体
12 表面シート
13 裏面シート
14 吸収体
15 サイドパネル
16a 立体ギャザー
16b レッグギャザー
17 フック材
18 サイドパネル材の原反
19a,b 切断線
20a,20b サイドパネル材
21a,21b サイドシート材
22 カッティングロール
23 吸着ロール
24a,24b ターンバー
25 カッター刃
26 方向変換ロール
27 第1ホットメルト供給装置
28、41 ホットメルト
40 第2ホットメルト供給装置
30 反転機能付きピッチ変更装置
31 反転機能を有する搬送ヘッド
32 反転機能を有しない搬送ヘッド
34 第2吸着ロール




 

 


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