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発明の名称 加工ユニットの固定システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−44349(P2007−44349A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−233356(P2005−233356)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修
発明者 遠田 正行
要約 課題
吸収性物品がコンパクトに個別包装されており、吸収性物品を速やかに取り出して装着することができる吸収性物品の包装構造を提供すること。

解決手段
帯状のシート部材に対して所定の加工を施す加工ユニット1A〜1Cと、一以上の加工ユニット1Aを所定の高さ位置に支持可能な支持体2とを備えており、支持体2は、複数本の支柱21と、所定の高さ位置に水平に架設された梁材22〜26とを主体として構成されており、一以上の加工ユニット1Aを、シート部材の搬送方向に直交する支持体前後方向(X方向)の何れか一方の側から該支持体2内に挿入し、梁材25,25上に載置された状態に固定可能になされている加工ユニットの固定システム。
特許請求の範囲
【請求項1】
帯状のシート部材に対して所定の加工を施す加工ユニットと、一以上の該加工ユニットを所定の高さ位置に支持可能な支持体とを備えており、
前記支持体は、複数本の支柱と、所定の高さ位置に水平に架設された梁材とを主体として構成されており、一以上の前記加工ユニットを、前記シート部材の搬送方向に直交する支持体前後方向の何れか一方の側から該支持体内に挿入し、前記梁材上に載置された状態に固定可能になされている加工ユニットの固定システム。
【請求項2】
前記梁材又は前記梁材に架設された板材に、前記加工ユニットを前記支持体の前後方向に水平移動させるためのスライド手段が設けられている請求項1記載の加工ユニットの固定システム。
【請求項3】
前記支持体前後方向に直交する方向に位置を変更可能な梁材又は該梁材に架設された板材を有する請求項1又は2記載の加工ユニットの固定システム。
【請求項4】
前記支持体前後方向に走行可能な走行手段を備えた一以上の加工ユニットを備えた請求項1〜3の何れかに記載の加工ユニットの固定システム。
【請求項5】
前記支持体は、複数の加工ユニットの前記支持体前後方向の基準位置を一致させるための基準面を備えている請求項1〜4の何れかに記載の加工ユニットの固定システム。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状のシート部材に対して所定の加工を施す加工ユニットと、一以上の該加工ユニットを所定の高さ位置に支持可能な支持体とを備えた加工ユニットの固定システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、パンティライナー等の吸収性物品の製造ラインにおいては、原料として使用される各種のシート部材や製造途中で生じる各種のシート部材に対して、シール加工、切断加工、プレス加工、貼り合わせ加工等の各種加工の少なくとも二以上を行っている。これらの加工を行うための機構は、製造する製品や製造する製品の仕様を変更する際には改変することが必要である。
製品や仕様の変更に柔軟に対応する技術として、近年、各加工を行うための機構を、加工毎に加工ユニットとして纏め、製品や仕様の変更の際には、加工ユニットの交換や追加、移動、除去等で対応することが行われている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特表2003−521771号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の加工ユニットを用いた技術においては、加工ユニットを、鏡板と呼ばれる、直立させた支持板に片持ち状態に支持させ、あるいは、直立させた一対の支持板間に加工ユニットを掛け渡すようにして固定していたため、加工ユニットの交換や追加、移動を行うためには、加工ユニットを支持させるために厚みのある鋼板等に、加工ユニットを固定するためのボルト孔や、加工ユニットの駆動軸を通すための孔等を開け直す必要が生じ、加工ユニットの交換等を迅速に行うことができず、その作業にも相当の労力が必要であった。
【0005】
従って、本発明の目的は、加工ユニットの交換を容易且つ迅速に行うことのできる加工ユニットの固定システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、帯状のシート部材に対して所定の加工を施す加工ユニットと、一以上の該加工ユニットを所定の高さ位置に支持可能な支持体とを備えており、前記支持体は、複数本の支柱と、所定の高さ位置に水平に架設された梁材とを主体として構成されており、一以上の前記加工ユニットを、前記シート部材の搬送方向に直交する支持体前後方向の何れか一方の側から該支持体内に挿入し、前記梁材上に載置された状態に固定可能になされている加工ユニットの固定システムを提供することにより前記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の加工ユニットの固定システムによれば、加工ユニットの交換を容易且つ迅速に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の加工ユニットの固定システムを、その好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の加工ユニットの固定システム1は、図1及び図2に示すように、帯状のシート部材3に対して所定の加工を施す加工ユニット1A〜1Cと、一以上の該加工ユニット1Aを所定の高さ位置に支持可能な支持体2とを備えている。
支持体2は、複数本の支柱21と、所定の高さ位置に水平に架設された梁材22〜26とを主体として構成されている。
また、支持体2は、一以上の加工ユニット1Aを、シート部材3の搬送方向に直交する支持体前後方向(図1及び図3中のX方向)の何れか一方の側Fから該支持体2内に挿入し、一対の梁材25,25上に載置された状態に固定可能になされている。
【0009】
本実施形態における加工ユニットは、図2に示すように、3つの加工ユニット1A〜1Cを備えている。
加工ユニット1Aは、帯状のシート部材3Aを一対のロール11,12間で狭圧して該シート部材の厚みを減少させるプレス加工を行うものである。
加工ユニット1Bは、加工ユニット1Aによりプレス加工を施した後のシート部材3A’と、シート部材3Aと対向する面に接着剤を塗工した他の帯状のシート部材3Dとの積層体である帯状のシート部材3Bを、一対のニップロール13,14間で狭圧して、シート部材3Aとシート部材3Dとを貼り合わせる貼り合わせ加工を行うものである。
加工ユニット1Cは、加工ユニット1Bで貼り合わせ加工が施された後の帯状のシート部材3Cを、凹凸ロール15と表面平滑なロール16との間で狭圧して、該シート部材3Cに凹凸を付与するエンボス加工を行うものである。
【0010】
本実施形態における支持体2は、図1に示すように、それぞれ鉛直方向に延びる4本の支柱21を有し、その支柱21の高さ方向の中央部付近に、それぞれ両端部を支柱21に固定されて4本の梁材22,23,24,24が架設されている。梁材22は、支持体2の前方に架設され、梁材23は支持体2の後方に架設され、梁材24,24は、それぞれ支持体2の側方に架設されている。また、支柱21の上端部には、それぞれ両端部を支柱21に固定されて4本の梁材26が架設されている。
また、梁材25,25が、その両端部を梁材22と23に固定されて、これら両梁材22,23間に架設されている。2本の梁材25,25及び2本の梁材24,24は互いに平行に配されている。
【0011】
本実施形態における支持体2は、上下2段に、加工ユニットを収容可能になされている。そして、上段に収容される加工ユニット1Aを支持する前記梁材25,25には、図3及び図4に示すように、多数のローラー25a,25aが設けられており、加工ユニット1Aの底面には、各梁材25のローラーに対応する一対の溝25b,25bが形成されている。加工ユニット1Aは、これらのローラーが回転することにより、支持体前後方向にスムーズに水平移動する。図3には、梁材25と同様のローラーを、一対の梁材25,25同士間のローラーの間隔を同じ間隔で備えた昇降部61を有し、該昇降部61をモーター等により昇降可能な加工ユニットの搬送装置6が記載されている。このような搬送装置6を用いれば、別の場所に保管しておいた加工ユニット1Aを、図3に示すように、梁材25と同じ位置まで上昇させて、搬送装置のローラーと梁材のローラーの位置を合わせた後、加工ユニット1Aを軽く押すだけで、加工ユニット1Aを所定の固定位置まで移動させることができる。
【0012】
他方、支持体2の下段に収容される加工ユニット1B,1Cは、それぞれ、支持体前後方向(図1及び図3中のX方向)に走行可能な走行手段17,17を備えており、これにより、支持体2の前方に位置させた加工ユニット1B,1Cを軽く押すだけで、各加工ユニット1B,1Cをそれぞれ所定の固定位置まで移動させることができる。
【0013】
加工ユニット1Aを支持する梁材25,25は、少なくとも一方が、支持体前後方向に直交する方向(図1及び図2中のY方向)に位置を変更可能であることが、幅の異なる加工ユニットに容易に交換することができる点から好ましく、また、梁材25,25の両方を位置変更可能とすることが、加工ユニット1Aの取り付け位置を容易に変更することができ、製品や仕様変更等により柔軟に対応できるので好ましい。Y方向の位置を変更可能とする構成としては、梁材22及び23に、Y方向に適宜の間隔で多数の取り付け部(取り付け孔や凹部、凸部等)を設けておき、梁材25の両端部を、これらのなから適宜に選択した取り付け部にボルト、ピン、嵌合等により固定する方法等が挙げられる。
【0014】
本実施形態の支持体2には、複数の加工ユニット1A〜1Cの前記支持体前後方向(X方向)の基準位置を一致させるための基準面を備えている。基準位置とは、各加工ユニット1A〜1Cにおいて、帯状のシート部材を通す最適な位置であり、基準面によって、複数の加工ユニットの基準位置を揃えることにより、複数の加工ユニットの間を搬送される帯状のシートの加工位置等に幅方向のズレが生じることを防止することができる。本実施形態においては、3本の棒状材51〜53から基準面が構成されている。3本の棒状材51〜53は、それぞれ、その両側に位置する鉛直板41〜45間に掛け渡すように固定されている。
【0015】
本実施形態の支持体2においては、このような基準面がない側が前方側であり、加工ユニットはそれぞれ、前方側から水平に移動して支持体2内に収容可能である。そして、各加工ユニットが基準面に突き当たった状態で、各加工ユニットは、支持体に固定される。
本実施形態においては、図3に示すように、基準面を構成する3本の棒状材51〜53に、ボルト54を介して加工ユニットを固定している。上述した鉛直板41〜45は、支持体2に後方側Rから固定されており、3本の棒状材51,53も、それぞれの両側に位置する鉛直板にボルトで固定されている。従って、加工ユニット1A〜1Cは、棒状材51,53及び鉛直板41〜45を介して、支持体2に固定されることになる。
加工ユニット1Aは、図3に示すように、上記一対のロール11,12の回転軸を支持する一対の支持板18,18を前後に備え、駆動用のサーボモータ19及びその支持部19aを、鉛直板41と42の間から後方に突出させた状態で、後方側の支持板18が、棒状材51に固定されている。加工ユニット1B,1Cの固定状態も同様である。
【0016】
鉛直板41〜45には、駆動ロール及び多数の従動ロールが固定されており、これらのロールによって無端ベルトが回転し、この無端ベルト間に帯状シートが挟まれた状態で搬送されるようになされている。これにより、各加工ユニットへの帯状のシート部材の導入と導出が安定する。鉛直板には、他の構成の搬送手段を設けたり、他の機能を有するロール等を支持させてもよい。
鉛直板41〜45は、従来の鏡板のように加工ユニットを片持ち状態に支持するものではなく、薄い板であり、孔あけ等の加工も鏡板の場合に比べて圧倒的に容易である。鉛直板としては、駆動ロール及び/又は従動ロール等を片持ち状態で支持できればよく、例えば10〜20mmの鋼板(鉄・合金・非鉄金属でも可)を用いることができる。
【0017】
本実施形態の加工ユニットの固定システムによれば、加工ユニットを支持体の前方から挿入して支持体に支持させ、その状態で適宜の手段により加工ユニットを支持体に固定するだけで、加工ユニットの固定を行うことができるので、加工ユニットの固定及びその取り外しを極めて容易に且つ迅速に行うことができる。そのため、加工ユニットの交換や追加、移動、除去等を容易に行うことができ、複数の加工ユニットを用意しておくことによって、製品や仕様の変更に柔軟且つ迅速に対応することができる。
【0018】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、適宜変更可能である。例えば、加工ユニットとしては、上述したような構成の加工ユニットに代えて、公知の機構により各種の加工を行う加工ユニットを広く採用することができる。加工としては、シール加工、切断加工、プレス加工、貼り合わせ加工、開孔加工等が挙げられる。
また、上段及び下段に収容する加工ユニットの加工内容も制限されず、それぞれ任意の加工を行う加工ユニットを配置することができる。加工ユニットを上下2段に収容する支持体に代えて、上段のみ、あるいは3段以上に収容する支持体とすることもできる。
【0019】
所定の高さ位置に支持させる加工ユニットは、本実施形態のように梁材25,25に直接載置してもよいが、梁材22と23との間に板材を掛け渡し、その板材上に加工ユニットを載置するようにしてもよい。このように板材に加工ユニットを支持させる場合にも、スライド手段として、上述したようなローラー25aを該板材に設けることもできる。スライド手段としては、加工ユニット側にローラーを設け、梁材25又は梁材22と23との間に架設した板材に、該ローラーに対応する溝部を設けてもよい。また、スライド手段として、磁石の反発力や空気圧により摩擦を低減して、水平移動を容易するものを採用することもできる。
【0020】
支持体を構成する支柱及び梁材の本数は適宜に変更可能であり、支柱の本数は、例えば4〜20本とすることができる。また、加工ユニットを、梁材上に載置した状態に固定する方法は、加工ユニットを梁材上に載置した状態に固定可能な多様な方法を採用することができ、例えば、加工ユニットの一部、例えば上述した加工ユニット1Aの支持板18を、鉛直板間に架け渡すように固定した棒状材51に固定するのに代えて、鉛直板41,42に直接ボルト等で固定しても良く、また、加工ユニットを載せた梁材又は該梁材に載せた板材に固定しても良い。また、ボルト及びナットによる固定に代えて、加工ユニットと棒状材、鉛直板又は梁材等の加工ユニットを固定する部材とに、一方と他方とを係合、螺合、嵌合等させることにより両者を脱着自在に結合可能な手段を設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の加工ユニットの固定システムの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す固定システムを、支持体前後方向の中央部を通る平面で切断した断面を示す模式断面図である。
【図3】図1に示す固定システムを、支持体前後方向と平行な平面で切断した断面を示す模式断面図である。
【図4】図1に示す固定システムにおけるスライド手段を示す断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 加工ユニットの固定システム
1A〜1C 加工ユニット
2 支持体
21 支柱
22〜26 梁材
25a ローラー(スライド手段)




 

 


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