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発明の名称 吸収性物品
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−20629(P2007−20629A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−203114(P2005−203114)
出願日 平成17年7月12日(2005.7.12)
代理人 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修
発明者 近藤 幸 / 店網 俊安 / 木賀田 哲行
要約 課題
パッドを使用者の排泄部位に直接装着せずとも、排泄部位にパッドを適正に且つ確実に導くことができる吸収性物品を提供すること。

解決手段
本発明の吸収性物品10は、吸収性物品本体20と小型パッド30を備え、本体20の表面シート21上にパッド30が取り付けられて使用される。本体20に、パッド30の取り付け位置の目安となる位置表示手段22が設けられている。且つ本体20の表面シート21上に取り付けられた状態のパッド30を、本体20から取り外したときに、表面シート21にパッド30の取り付け跡が残される手段が、パッド30に設けられている。
特許請求の範囲
【請求項1】
吸収性物品本体と小型パッドを備え、該本体の表面シート上に該小型パッドが取り付けられて使用される吸収性物品であって、
前記本体に、前記小型パッドの取り付け位置の目安となる位置表示手段が設けられており、且つ
前記本体の表面シート上に取り付けられた状態の前記小型パッドを、該本体から取り外したときに、該表面シートに該小型パッドの取り付け跡が残される手段が、該小型パッドに設けられている吸収性物品。
【請求項2】
前記小型パッドに設けられている前記手段が、液不透過性ないし撥水性の該裏面シートに穿設された小孔からなり、該小型パッドに吸収された排泄液の一部が該小孔を通じて前記本体の表面シートへ到達することで、該排泄液の吸収跡が該表面シートに残されるようになされている請求項1記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記小型パッドの裏面シート側に設けられている前記手段が、該裏面シートと該裏面シートの外面に施された粘着剤とからなり、該小型パッドを該本体から取り外したときに、該裏面シートの少なくとも一部が該本体の表面シート上に残るようになされている請求項1記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記小型パッドに設けられている前記手段が、該裏面シートと該裏面シートの外面に施された有色の粘着剤とからなり、該小型パッドを該本体から取り外したときに、該粘着剤の一部が該表面シート上に残るようになされている請求項1記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記小型パッドが陰唇間に挿入保持されて使用されるものである請求項1ないし4の何れかに記載の吸収性物品。
【請求項6】
前記本体に設けられた前記位置表示手段が、該本体を該表面シート側から圧搾して形成された圧搾部、若しくは表面シートに施された印刷部、又はこれらの組み合わせからなり、文字、図形若しくは記号又はそれらの組み合わせの形状を有している請求項1ないし5の何れかに記載の吸収性物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品本体と、その表面シート上に取り付けられる小型の補助吸収パッドを具備する吸収性物品に関する。
【背景技術】
【0002】
生理用ナプキンなどの吸収性物品のフィット性や漏れ防止性、或いは吸収容量を高める目的で、表面シート側の中央部を盛り上げた形状の吸収性物品が種々提案されている。この種の吸収性物品とは別に、小型の補助吸収パッドを吸収性物品と併用し、該パッドを使用者の排泄部に当接するように装着することで、同様の効果を図る提案もなされている。例えば、陰唇間に挟み込んで保持されるタイプのいわゆる陰唇間パッドが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
陰唇間パッドはそれ単独でも使用可能であるが、先に述べた通り、通常の生理用ナプキンと併用される場合が多い。後者の場合には、ナプキンはショーツに取り付けられるのに対し、パッドは使用者の陰唇間に直接装着される。この部位は着用者からみて死角になるので、パッドを適正な位置に装着するためには注意を要する。
【0004】
陰唇間パッドの取り付け位置を判りやすくすることを目的として、ナプキンの表面シート側に圧搾溝からなる案内要素を設け、該圧搾溝を目安としてパッドをナプキンに取り付けることが提案されている(特許文献2参照)。具体的には、ナプキンの長手方向に延びる一対の平行な直線状圧搾溝を形成し、それらの圧搾溝間にパッドを取り付けることが提案されている。
【0005】
しかし排泄部の位置には個人差があるので、ナプキンに画一的に設けられた案内要素を目安としてパッドを取り付けたのでは、パッドを確実に陰唇間に挟み込むことは容易でない。
【0006】
【特許文献1】国際公開WO2002/094150号パンフレット
【特許文献2】特開2003−38564号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、吸収性物品本体と小型パッドを備え、該本体の表面シート上に該小型パッドが取り付けられて使用される吸収性物品であって、
前記本体に、前記小型パッドの取り付け位置の目安となる位置表示手段が設けられており、且つ
前記本体の表面シート上に取り付けられた状態の前記小型パッドを、該本体から取り外したときに、該表面シートに該小型パッドの取り付け跡が残される手段が、該小型パッドに設けられている吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、排泄部位に適正に装着された小型パッドの跡が、吸収性物品本体側に残るので、その跡を目安に2個目以降のパッドを該本体に取り付ければ、パッドを使用者の排泄部位に直接装着せずとも、排泄部位にパッドを適正に且つ確実に導くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明の吸収性物品の一実施形態の斜視図が示されている。本実施形態の吸収性物品10は、吸収性物品本体20と小型の補助吸収用パッド30とを具備している。本体20は、使用者の肌に近い側に位置する表面シート21、肌から遠い側に位置する裏面シート(図示せず)及び両シート間に介在配置された吸収コア(図示せず)を具備している。必要に応じ本体20には、その長手方向に延びる左右両側縁からそれぞれ側方に延出するウイング部を設けてもよい。このような構成は、通常の生理用ナプキンやパンティライナと基本的に同じである。従って表面シート21としては、液透過性を有するシート材、例えば各種不織布、開孔フィルム、これらの複合材などが用いられる。裏面シートとしては、液不透過性のフィルム、撥水性を有する不織布、これらの複合材などが用いられる。裏面シートは水蒸気透過性を有していてもよい。裏面シートの外面には、本体20を使用者のショーツに固定するための粘着剤が施されていてもよい。吸収コアとしては、フラッフパルプと高吸収性ポリマーとの積繊体や、高吸収性ポリマーを含んだ吸収紙、液保持性の嵩高な不織布などが用いられる。
【0011】
一方パッド30は、本体20の液吸収能等の補助のために用いられるものであり、本体20の表面シート21上に取り付けられる。パッド30は、使用者の肌に近い側に位置する表面シート31、肌から遠い側に位置する裏面シート、両シート間に介在配置された吸収コアを具備している。表面シート31、裏面シート、吸収コアの構成材料としては、先に述べた本体20の構成材料と同様のものを用いることができる。パッド30の裏面シートの外面には、必要に応じ、パッド30を本体20の表面シート21上に固定するための粘着剤が施されていてもよい。
【0012】
本体20の表面シート21側には、パッド30の取り付け位置の目安となる位置表示手段22が設けられている。位置表示手段22としては、本体20を前後に二等分する横中心線に対して対称形になっている一組の曲線が四組用いられている。本体20の前半分に位置する曲線は、本体20の前端側に向けた凸形状になっている。一方、本体20の後半分に位置する曲線は、本体20の後端側に向けた凸形状になっている。本体20の前半分に位置する曲線には、その中央部に数字が施されている。数字は、前端側から順に1、2、3、4と振られている。数字のほかにアルファベットや○△等の、認識し易く記憶し易い表示を用いることができる。
【0013】
位置表示手段22は、例えばエンボス装置を用いて本体20を表面シート21側から圧搾して形成された圧搾部であり得る。また位置表示手段22は、本体20の表面シート21に施された印刷部であり得る。或いはこれらの組み合わせでもあり得る。このように、位置表示手段22は、本体20上におけるパッド30の取り付け位置を目視により認識できるものであればその種類に特に制限はない。
【0014】
本実施形態においては、本体20に、前述の位置表示手段22が設けられていると共に、パッド30にも工夫が施されている。具体的には、本体20の表面シート21上に取り付けられた状態のパッド30を、該本体20から取り外したときに、本体20の表面シート21にパッド30の取り付け跡が残される手段が、該パッド30の裏面シート側に設けられている。
【0015】
パッド30に設けられている前記手段として、本実施形態では図2に示すように、パッド30の裏面シート31に穿設された小孔32を用いている。本実施形態におけるパッド30の裏面シート31は液不透過性ないし撥水性になっている。従って、本体20とパッド30とを組み合わせて装着すると、パッド30に吸収された排泄液の一部が小孔32を通じて本体20の表面シート21へ到達する。それによって排泄液のスポット状の吸収跡11が本体20の表面シート21に残される。この吸収跡11が、先に述べたパッド30の取り付け跡になる。
【0016】
本実施形態の吸収性物品10の使用方法は次の通りである。
(1)先ず、初めて吸収性物品10を使用する場合には、本体20を、通常の生理用ナプキンと同様の用い方によってショーツの股下部に装着・固定する。一方パッド30は、本体20に取り付けず、使用者の排泄部位に直接装着する。例えばパッド30が陰唇間パッドである場合には、パッド30を使用者の陰唇間に挟み込んで保持する。パッド30が使用者の排泄部位に装着された状態下に、本体20が装着されたショーツを引き上げる。これによって、吸収性物品10全体としての装着状態が完成する。パッド30の裏面シート31の外面に粘着剤が施されている場合には、装着状態の完成によって、パッド30が本体20に固定されることになる。この状態においては、パッド30が使用者の排泄部位に確実に位置している状態下に、パッド30が本体20に固定される。
【0017】
吸収性物品10の装着中に排泄があった場合、排泄液は主としてパッド30によって吸収される。本体20には、パッド30によっては吸収されなかった液やパッド30から漏れた液が吸収される。このように本実施形態の吸収性物品10では、パッド30が主として液を吸収することになるので、本体20はパッド30に比較して排泄液で汚れにくい。従ってパッド30の交換の度に本体20を交換はせずに、パッド30を何回か交換するごとに、本体20を1回交換すればよい。
【0018】
パッド30が液を吸収してその交換時期が到来したときには、ショーツを下げて本体20からパッド30を取り外す。このとき、本体20におけるパッド30の取り付け位置を、本体20に設けられた位置表示手段22を目安にして覚えておく。
【0019】
先に述べた通り、パッド30の裏面シート31には小孔32が設けられている。従って、パッド30の吸収コアに吸収された液の一部が小孔30を通じて漏れ出し、本体20の表面シート21へ到達する。その結果、パッド30を取り外した後の本体20には、その表面シート21にスポット状の吸収跡11が形成される。
【0020】
(2)次に、液を吸収したパッド30を廃棄して新しいパッド30を装着する。この場合には、使用者の排泄部位に新しいパッド30を直接装着するのではなく、本体20の表面シート21上に取り付ける。取り付けに際しては、新しいパッド30における裏面シート31の小孔32が、本体20の表面シート21に形成された吸収跡11と一致するように、新しいパッド30の位置合わせを行う。これと共に、液を吸収したパッド30を本体から取り外すときに覚えておいた位置表示手段の位置を目標に、新しいパッド30の位置合わせを行う。この二通りの位置合わせによって、パッド30の位置合わせを確実に行い、パッド30を本体20の表面シート21上に固定したら、本体20が固定されているショーツを引き上げる。これによって吸収性物品10の装着状態が完成する。新たに取り付けられたパッド30は、前に取り付けられていたパッド30とほぼ同位置、即ちパッド30が使用者の排泄部位に確実に当接する位置に取り付けられているので、ショーツを引き上げることによって、パッド30が使用者の排泄部位に確実に当接するようになる。
【0021】
(3)次回以降のパッド30の取り替えも、2回目のパッド30の取り替えと同様に行えばよい。このようにして、本体20を取り替える迄は、2回目以降のパッド30の取り替え時には、パッド30を使用者の排泄部位に直接装着することを要せず、本体20に取り付けるだけでよい。このことは、着用者に身体的負担をかけずにパッド30を使用者の排泄部位に確実に位置させる点から極めて有利である。
【0022】
以上の有利な効果に加えて、本実施形態の吸収性物品10によれば、本体20とパッド30とを併用することによる効果、即ち(イ)パッド30が排泄部位に密着することで、排泄された液が体表を伝って漏れ出すことが防止される、(ロ)吸収性物品10全体での吸収容量が向上するなどの効果が奏される。
【0023】
次に、本発明の第2及び第3の実施形態について図3及び図4を参照しながら説明する。これらの実施形態については、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明し、特に説明しない点については、第1の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図3及び図4において、図1及び図2と同じ部材に同じ符号を付してある。
【0024】
図3に示す第2の実施形態においては、パッド30の裏面シート31側に設けられている前記の手段が、裏面シート31と、該裏面シート31の外面に施された粘着剤からなる。粘着剤としては、裏面シート31及び本体20の表面シート21への粘着力が強力なものを用いる。粘着力の程度は、パッド30を本体20の表面シート21に固定して、通常加わる装着圧を加えた後に、パッド30を本体から取り外すとき、粘着剤と本体20の表面シート21との粘着力、及び粘着剤とパッド30の裏面シート31との粘着力が、パッド30の裏面シート31の破断強度よりも高いものになっている。粘着剤の粘着力と、パッド30の裏面シート31の破断強度がこのような関係になっていることで、パッド30を本体20から取り外したときに、パッド30の裏面シート31が破断して、その一部が図3に示すように本体20の表面シート21上に残ることになる。このように、本実施形態においては、一部破断して本体20の表面シート21上に残った裏面シート31が、パッド30の取り付け跡になる。
【0025】
この他、次のパッド30を当て易くする形態としては、長手方向の前後端部及び幅方向の左右両側縁部の裏面シート31のみが残る形態や、十字状に裏面シート31が残る形態が挙げられる。更に、裏面シート31の周縁部がリング状に残る形態が挙げられる。このように、パッド30の外形を推定できるような形態で裏面シート31が本体20の表面シート21上に残ることが好ましい。この目的ために、(イ)粘着剤を、裏面シート31における残したい部分に塗布する、(ロ)裏面シート31における残したい部分の粘着剤塗布量や種類を代える、(ハ)裏面シート31における残したい部分の強度を予め低下させておく(具体的には、シール等によって裏面シート31に部分的に薄い部分を形成するか、又は裏面シート31をパッド30の吸収コアと未接合とする)などの手段を採用することができる。
【0026】
図4に示す第3の実施形態においても、パッド30の裏面シート31側に設けられている前記の手段が、裏面シート31と、該裏面シート31の外面に施された粘着剤からなる。但し、粘着剤としては第2の実施形態で用いられるものとは異なる特性のものが用いられる。本実施形態で用いられる粘着剤は、本体20の表面シート21への粘着力と、パッド30の裏面シート31への粘着力とが異なっている。詳細には、パッド30を本体20の表面シート21に固定して、通常加わる装着圧を加えた後に、パッド30を本体から取り外すとき、粘着剤と本体20の表面シート21との粘着力の方が、粘着剤とパッド30の裏面シート31との粘着力よりも高いものになっている。なお、パッド30の裏面シート31の破断強度は、これらの粘着力よりも十分に高くなっている。その結果、パッド30を本体20から取り外したときに、図4に示すように、粘着剤33の一部が本体20の表面シート21上に残ることになる。このように、本実施形態においては、本体20の表面シート21上に残った粘着剤33が、パッド30の取り付け跡となる。次のパッド30の取付け位置が分かり易いように、パッド30の周辺部分を含むように粘着剤が残っていることが好ましい。また、本体20の表面シート21上において粘着剤33が際立つように、粘着剤33を有色のものとすることが好ましい。この場合の有色とは、本体の表面シート21の色(通常は白)と異なる色に着色されていることを意味する。
【0027】
第2及び第3の実施形態の吸収性物品10も、第1の実施形態の吸収性物品と同様に用いられる。即ち、初めて吸収性物品10を使用する場合には、本体20を、通常の生理用ナプキンと同様の用い方によってショーツの股下部に装着・固定する。一方パッド30は、本体20に取り付けず、使用者の排泄部位に直接装着する。液を吸収したパッド30を廃棄して新しいパッド30を装着する場合には、新しいパッド30が、本体20の表面シート21上に残った裏面シート31(第2の実施形態の場合)、又は本体20の表面シート21上に残った粘着剤33(第3の実施形態の場合)と一致するように、新しいパッド30の位置合わせを行う。これと共に、液を吸収したパッド30を本体から取り外すときに覚えておいた位置表示手段の位置を目標に、新しいパッド30の位置合わせを行う。パッド30の位置合わせを確実に行い、パッド30を本体20の表面シート21上に固定したら、本体20が固定されているショーツを引き上げる。これによって吸収性物品10の装着状態が完成する。その結果、第2及び第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、新たに取り付けられたパッド30は、使用者の排泄部位に確実に当接する。
【0028】
図5(a)ないし(d)には、図1ないし図4に示す位置表示手段22以外の位置表示手段の態様が示されている。図5(a)に示す位置表示手段22aは、図1ないし図4に示す位置表示手段22における本体20の前端側半分に形成されているものと同じである。図5(b)においては、本体20の後端側半分に、曲線状の4個の位置表示手段22bが形成されている。曲線は、本体20の後端側向けた凸形状になっている。各曲線においては、その中央部に互いに異なる図形が形成されている。図5(c)においては、位置表示手段がドットの集合体から構成されている。ドットの集合体によって楕円形が形成されている。位置表示手段は、ドットの直径が異なる3種類の楕円形22c,22d,22eからなる。各楕円形は、短径が同じで長径が異なっている。各楕円形の中心の位置も互いに異なっている。この他、一点破線などのパターン化されたラインなど記憶し易く選別し易いラインが好ましく用いられる。
【0029】
図5(a)ないし(c)に示す態様の位置表示手段は、本体20の前後方向に関してパッド30を取り付ける位置の目安になるものである。これに対して図5(d)に示す態様は、本体20の左右方向に関してパッド30を取り付ける位置の目安になるものである。詳細には、本体20の長手方向に延びる仮想線に向けて湾曲する一対の対称な曲線を一組とする位置表示手段が三組(22f,22g,22h)用いられている。各組の位置表示手段は、その曲率や長さは同じになっているが曲線が連続的なものか、或いは断続的なものかで区別される。位置表示手段22fでは、断続的な点線の集合体が曲線を形成している。位置表示手段22gは連続曲線からなっている。位置表示手段22hでは、断続的なドットの集合体が曲線を形成している。各組の位置表示手段は、本体20の長手方向に関しては同じ位置に形成されている。しかし本体20の幅方向に関しては、互いに偏倚して形成されている。位置表示手段22gにおいては、一対の曲線の対称軸が、本体20の縦方向中心線と一致している。位置表示手段22fにおいては、一対の曲線の対称軸が、本体20の縦方向中心線よりも左側に変位している。位置表示手段22hにおいては、一対の曲線の対称軸が、本体20の縦方向中心線よりも右側に変位している。なお、表示手段は、複数形成され、各表示が明瞭であればいくつ形成されていても良いが、3〜5組が選択のし易さと表示の明瞭さから好ましい。
【0030】
以上、図5(a)ないし(d)、及び先に説明した図1ないし図4に示すように、本体20の表面シート21側に設けられた位置表示手段の態様に特に制限はなく、文字、図形若しくは記号又はそれらの組み合わせなどの様々な形状とすることができる。
【0031】
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えばパッド30の裏面シート31側に設けられている前記の手段としては、先に述べた実施形態の手段の他に、発汗、発熱、摩擦等によって本体20の表面シート21が着色される薬剤を、裏面シート31の外面に施したものなどを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の吸収性物品の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】小型パッドの取り付け跡が、吸収性物品本体の表面シートに残される状態を示す斜視図である。
【図3】小型パッドの取り付け跡が、吸収性物品本体の表面シートに残される別の状態を示す斜視図である。
【図4】小型パッドの取り付け跡が、吸収性物品本体の表面シートに残される更に別の状態を示す斜視図である。
【図5】吸収性本体の表面シート側に形成される位置表示手段の種々の態様を示す模式図である。
【符号の説明】
【0033】
10 吸収性物品
11 吸収跡
20 吸収性物品本体
21 表面シート
22 位置表示手段
30 小型パッド
31 裏面シート
32 小孔
33 粘着剤




 

 


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