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発明の名称 医用画像診断装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−181723(P2007−181723A)
公開日 平成19年7月19日(2007.7.19)
出願番号 特願2007−64213(P2007−64213)
出願日 平成19年3月13日(2007.3.13)
代理人 【識別番号】100109900
【弁理士】
【氏名又は名称】堀口 浩
発明者 田中 茂 / 山中 賀ゆり
要約 課題

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
各被検体に適合させた撮影条件の下で画像データを収集して当該収集した画像データを用
いて所望の画像再構成を行う医用画像診断装置において、
前記各被検体の前記画像データを記録可能な可搬形の記録媒体が挿着されたときに、被
検体の検査に関する撮影条件データ及び診断データとを前記記録媒体から読み取る読取手
段と、
前記診断データに前回検査時における撮影条件指示があるか否かを判断し、この撮影条
件指示がある場合に、この撮影条件支持に基づいて撮影条件を設定する撮影条件設定手段
と、
前記撮影条件設定手段により設定された撮影条件に基づいて前記検査を実行し画像デー
タを収集する検査実行手段と、
前記検査実行手段により実行された上記検査で得られたデータを上記記録媒体に自動的
に記録する記録手段と、
を備えたことを特徴とする医用画像診断装置。
【請求項2】
前記記録手段に記録される前記撮影条件データは、X線曝射条件及びスライス幅の中の少
なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
【請求項3】
前記医用画像診断装置はX線CTスキャナであることを特徴とする請求項1または2に記
載の医用画像診断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、医用画像診断装置に係り、とくにPHD記録システムの利点及び機能を取
り入れた、例えばX線CTスキャナを使った集団検診等の画像検査および画像処理に関す
る。
【背景技術】
【0002】
近年、個人の健康に対する関心の高まり等を反映して、集団検診が盛んに行われている
。この集団検診の検査内容は、従来、レントゲン撮影等を中心にした比較的簡易な検査が
その殆どを占める。
【0003】
しかし、最近の医療機器技術、例えばCT技術の著しい進歩を反映して、X線CTスキ
ャナ等を使ったより精度の高い検査を集団検診の検査項目に取り入れたいという要求が例
えば医療現場から出てきている。
【0004】
ところで、一方、文献(例えば、月刊 新医療 1988.10 Vol.15 No
.12 P101〜106)にみられるように、PHD記録システム(Personal
Health Data Recording System 、PHDRS
又は電子健康手帳システムとも言う)と呼ばれる個人の健康管理に関するシステムが発表
され、脚光を浴びている。
【0005】
このPHD記録システムは、個人の健康に関する医療情報(定期検診時の健康管理デー
タ、疾病時の臨床所見データ及び画像データから成る殆ど全ての医療情報)を高容量で且
つ携帯可能な記憶媒体(例えばICカード、光磁気ディスク及び光ディスク等)に記録し
、この記憶媒体を例えば個人が保管、管理するようにし、その後、定期検診や疾病等のと
きに、その記録媒体に保存されている過去の医療情報を有効に活用することを特徴として
いる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のX線CTスキャナを使って集団検診を行う場合、通常、その検診
時に1人1人その度、撮影条件を入力する必要があるため、オペレータに過大な負担がか
かり、且つ、その人数に比例して検査時間も増加し、その結果、集団検診全体の検査効率
が低下するといった問題がある。
【0007】
一方、上述したPHD記録システムも既に知られているが、そのPHD記録システムは
特に集団検診を意識したものではない。
【0008】
本発明は、上述した従来技術の問題を考慮してなされたもので、近年、注目されている
PHD記録システムの機能及び利点に着目し、オペレータの労力を軽減し、より短時間に
画像検査及び診断可能な医用画像診断装置を提供することを主要な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成させるため、請求項1記載の発明は、各被検体に適合させた撮影条件の
下で画像データを収集して当該収集した画像データを用いて所望の画像再構成を行う医用
画像診断装置において、前記各被検体の前記画像データを記録可能な可搬形の記録媒体が
挿着されたときに、被検体の検査に関する撮影条件データ及び診断データとを前記記録媒
体から読み取る読取手段と、前記診断データに前回検査時における撮影条件指示があるか
否かを判断し、この撮影条件指示がある場合に、この撮影条件支持に基づいて撮影条件を
設定する撮影条件設定手段と、前記撮影条件設定手段により設定された撮影条件に基づい
て前記検査を実行し画像データを収集する検査実行手段と、前記検査実行手段により実行
された上記検査で得られたデータを上記記録媒体に自動的に記録する記録手段と、備えた
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように、本発明に係る医用画像診断装置では、検査時に可搬形の記録媒体
の検査に関する撮影条件データが読み取られ、その撮影条件データに基づいて検査が実行
され、その検査で得られるデータが記録媒体に自動的に記録されるので、記憶媒体を記録
装置に挿入するだけで、被検体の最適な撮影条件を自動で設定でき、これにより、オペレ
ータの負担が軽減され、X線CTスキャナ等の検査時間が大幅に短縮し、癌等の異常部位
の検出率が向上するようになる。とくに、集団検診の場合では、検査及び読影・診断の能
率が大幅に向上し、癌等の病気の早期発見に貢献できる。
【実施例】
【0011】
以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参照して説明する。なお、この実施例は、請
求項1〜4記載の本発明に係る医用画像診断装置をX線CTスキャナに適用し、さらにそ
のX線CTスキャナに請求項5及び6記載の発明に係る医用画像処理装置を一体に搭載し
て実施したものである。
【0012】
図1に示すX線CTスキャナは、スキャナ本体部に架台1、寝台2を備え、コンピュー
タ系3からの制御信号に基づいて、例えばR−R方式で駆動する装置である。
【0013】
架台1は、その診断用開口部に挿入された被検体Pを挟んで対向するX線管3a及びX
線検出器4を備えている。X線管3aは、その入力側に架台・寝台制御部9からの駆動信
号に応じて作動するX線高電圧装置12を備えており、このX線高電圧装置12で生成さ
れた高電圧を受けてX線を生成し、そのX線をコリメータやフィルタを介して被検体Pに
照射する。X線検出器4で検出された透過X線に相当する微弱な電流信号は、データ収集
部5でデジタル量に変換され、後述するコンピュータ系3の高速演算装置6に供給される
ようになっている。図1中、符号7は架台内のコリメータやフィルタを示し、符号8は扇
状のX線ビームを示している。
【0014】
寝台2は、その上面に、長手方向(Z軸(体軸)方向)にスライド可能に支持された状
態で天板2aが配設されており、その天板2aの上面に被検体Pが載せられる。天板2a
は、電動モータにより代表されるスライド機構(図示しない)の駆動によって、架台1の
診断用開口部に進退可能に挿入される。
【0015】
上記架台1及び寝台2は、架台・寝台制御部9からの駆動信号に応じて作動する図示し
ない駆動機構を夫々内蔵しており、この駆動機構により所要の動作を行うようになってい
る。
【0016】
架台・寝台制御部9は、コンピュータ系3のコンピュータ11からの制御信号S1に応
じて、X線高電圧装置12と、架台1及び寝台2に夫々内蔵される駆動機構とに夫々駆動
信号を供給するようになっている。
【0017】
コンピュータ系3は、X線CTスキャナの制御を総括するコンピュータ11と、このコ
ンピュータの指示の元に夫々割り当てられた処理を行う複数の処理装置とを備えている。
【0018】
複数の処理装置の夫々は、データ収集部の収集信号を受けて画像データを再構成する高
速演算装置6と、画像データ等を記憶しておく画像記憶装置13(データを一時的に保管
する磁気ディスク装置13aと、将来にわたってデータを保存するための光ディスク装置
13b、及びフロッピディスク装置13c等から成る)と、再構成画像を表示する画像表
示装置14と、オペレータがコンピュータ11に指令を与えるための操作コンソール10
(キーボード、タッチパネル等から成る)と、可搬形記録媒体15(以下、単に「記録媒
体」という)のデータをアクセス可能な可搬形データ記録装置16(以下、単に「記録装
置」という)とから構成されている。
【0019】
上記コンピュータ11及び複数の処理装置の夫々は、例えば1台のコンソールユニット
Cに一体に内蔵されており、その内、画像表示装置14、操作コンソール10及び記録装
置16は、そのコンソールユニットCのオペレータ操作側の正面部の適宜な位置に配置さ
れる(図2参照)。
【0020】
記録装置16は、記録媒体15を挿入又は取り出し可能な機構を有し、挿入状態にある
記録媒体15のデータを自動的に読取り、その読み取ったデータをコンピュータ11に供
給する。また、この記録装置16は、コンピュータ11からの指示に応じて、記録媒体1
5のデータを画像表示装置に送る。さらに、検査で得られたデータをコンピュータ11を
介して記録媒体に自動的に記録するようになっている。
【0021】
記録媒体15は、少なくとも画像データを保存するための、例えばICカード、光磁気
ディスク、光ディスク等の大容量の記憶媒体から成る。この記録媒体15に保存されるデ
ータは、図3に示すように、次回検査の読影処理等に必要な画像データに加え、患者名及
び体格を含む患者データ、撮影条件データ及び読影・診断結果に関するデータ等である。
【0022】
なお、本実施例では、記録媒体の1枚1枚を個人毎に夫々割り当てるようにし、その記
録媒体15を例えば検査時に本人が持参するか又は前回の検査機関から送付されるか等に
よる管理方式を採用する。
【0023】
コンピュータ11は、画像取得から画像処理までを一貫して制御するための所定のプロ
グラムを予めそのメモリに内蔵しており、そのプログラムに従って処理を行うようになっ
ている。
【0024】
また、このコンピュータ11は、所定プログラムとは別に、従来技術のPHD記録シス
テムの機能の要部を予めそのメモリに取り入れている。即ち、請求項1〜4記載の発明の
要部を成す検査実行用アルゴリズム11a(図4及び図6参照)及び請求項5及び6記載
の発明の要部を成す画像処理用アルゴリズム11b(図5及び図7参照)を一体に内蔵し
、この両アルゴリズム11a及び11bに従って、X線CTスキャナの撮影条件を自動的
に設定し、その撮影条件を制御信号S1として架台・寝台制御部9に出力するとともに、
オペレータによる読影処理を支援するようになっている。
【0025】
次に、両アルゴリズム11a及び11bに沿った処理を中心に、全体の動作を説明する
(図4〜図7参照)。
【0026】
まず、最初の検査時には、記録媒体に検査に関するデータが記録されていないので、予
め患者名、体格データ等のデータの記録状況が読取られ、その内容に応じた処理が行われ
る。
【0027】
つまり、図4に示すステップS1にて記録媒体15の記録装置16への挿入を待ってか
ら、ステップS2にてその記録媒体15のデータが読み出される。
【0028】
次いで、ステップS3にて予め患者名、体格等のデータがあるか否か判断される。この
ステップS3でYES(データあり)と判断されると、ステップS5にて患者名が登録さ
れると共に、体格データに基づいて、この体格に相当する最適な撮影条件が設定される。
この場合は、新規の患者の体格に合った最適な撮影条件が自動的に設定されるので、オペ
レータの負担が軽減し、検査時間を短縮できる。
【0029】
また、上記ステップS4でNO(データなし)と判断されると、ステップS5にてオペ
レータのマニュアル操作による患者名等のデータの入力を待ってから、ステップS4に移
行する。
【0030】
次いで、ステップS6にてオペレータによるX線曝射条件等の撮影条件の最終確認(操
作コンソール10からのマニュアル操作による入力)を待ってから、ステップ7にてコン
ピュータ11から架台・寝台制御部9に制御信号S1が出力される。この制御信号S1に
基づいて、架台1及び寝台2は、被検体PのCT画像の取得に向けて動作し、これにより
、画像データが収集される。
【0031】
次いで、ステップS8にて撮影条件データが記録媒体15に記録され、ステップS9に
て画像データが記録媒体15に記録される。
【0032】
その後、上記最初の検査で得られた画像データに基づいて読影・診断が行われる(図5
参照)。
【0033】
まず、図5に示すステップS11にて今回の検査で得られた画像データが画像表示装置
10に画面表示され、オペレータ(医師)による読影・診断が行われる。その読影・診断
は、ステップS12にて終了した(YES)と判断されるまで行われる。この読影・診断
の終了を待ってから(操作コンソール10からのマニュアル操作による入力)、ステップ
S13にて今回の読影・診断結果の診断データが記録される。
【0034】
この診断データには、例えば、今回の診断結果で癌等の異常が疑われる場合等に、次回
検査時の撮影条件を最適なものに変更する内容等も含まれている。ただし、異常の可能性
がない場合には、次回検査も今回検査と同じ撮影条件でよいので、とくに次回検査の撮影
条件を指示しなくてもよい。
【0035】
また、上記ステップS13では、診断データとは別に、上記ステップS9(図4参照)
で得られた画像データがオペレータのマニュアル入力又は自動処理により取捨選択される
。即ち、次回以降の検査に必要と判断される画像データのみが記録媒体15に保存される

【0036】
続いて、2回目以降の検査及び読影・診断について図6及び図7に基づき説明する。な
お、2回目以降の検査時は、上記ステップS3〜S5(図4参照)の処理が変更されてい
る。
【0037】
まず、図6に示すステップS21にて記録媒体15が記録装置16に挿入された(YE
S)と判断されると、ステップS22にてその記録媒体15のデータ(前回の撮影条件デ
ータ、診断データ等)が読み出される。
【0038】
次いで、ステップS23にて前回の診断データの内の撮影条件指示があるか否かが判断
される。このステップS23でYES(指示あり)と判断されると、ステップS24にて
指示に沿った撮影条件が設定される。一方、ステップS23でNO(指示なし)と判断さ
れると、ステップS25にて前回と同様の撮影条件が設定される。これにより、前回の診
断結果を考慮にいれた最適な撮影条件が自動的に設定されるので、オペレータの負担が軽
減し、より精密な検査が実施できる。なお、前回のCTスキャナと異なるCTスキャナの
場合は、実験テーブル等により適宜撮影条件の変換が行なわれるようになっている。
【0039】
次いで、ステップS26にてオペレータによるX線曝射条件の安全確認を待ってから(
操作コンソール10からのマニュアル操作による入力)、ステップ27にてコンピュータ
11から架台・寝台制御部9に制御信号S1が出力される。これにより、架台1及び寝台
2は、被検体PのCT画像の取得に向けて動作し、画像データが収集される。次いで、ス
テップS28にて撮影条件データが記録媒体15に記録され、ステップS29にて画像デ
ータが記録媒体15に記録される。
【0040】
その後、上記2回目以降の検査で得られた画像データに基づいて読影・診断が行われる
(図7参照)。なお、2回目以降の読影・診断は、上記最初の場合のステップS11及び
ステップS12(図5参照)の間に過去データの参照に関するステップS32及びS33
が介挿されている。
【0041】
まず、図7に示すステップS31にて今回の検査で得られた画像データが画像表示装置
14に画面表示されると、ステップS32にて過去データの参照の要求があるか否かが判
断される。このステップS32でYES(要求あり)と判断されると、ステップS33に
て要求のあった過去データが画像表示装置14に画面表示される。これにより、前回まで
の画像データと今回の画像データとが容易に比較でき、例えば癌等の検出やその診断をよ
り確実に行うことができる。また、前回までの診断データも表示されるため、経時的な診
断データに基づいたより正確な診断を迅速に行うことができる。一方、ステップS32で
NO(要求なし)と判断されると、ステップS34に移行する。
【0042】
上記S32及びS33の処理は、ステップS34にて読影・診断が終了していない(N
O)と判断される間、繰り返し行われる。この読影・診断の終了を待ってから(操作コン
ソール10からのマニュアル操作による入力)、ステップS35にて今回の読影・診断結
果の診断データが記録される。この診断データには、上記最初の場合と同様に、異常の可
能性の有無に応じた次回検査の撮影条件の指示内容が含まれている。また、このステップ
S35では、診断データとは別に、上記ステップS29(図6参照)で得られた画像デー
タがオペレータのマニュアル入力又は自動処理により取捨選択される。即ち、次回以降の
検査に必要と判断される画像データのみが記録媒体15に保存される。
【0043】
以上により、画像検査時には記憶媒体を記録装置に挿入するだけで、その患者に最適な
撮影条件が自動的に設定されるため、オペレータの負担が軽減され、検査時間が大幅に短
縮し、癌等の異常部位の検出率が向上するようになる。
【0044】
また、読影・診断時には、前回までの過去データが容易に比較・参照できるため、オペ
レータの負担が軽減し、読影・診断時間が大幅に短縮し、癌等の異常部位の診断精度が向
上するようになる。
【0045】
特に、本実施例のX線CTスキャナを集団検診時に適用した場合は、上記効果がより一
層高められ、検査及び読影・診断の能率が大幅に向上し、癌等の病気の早期発見に貢献で
きる。
【0046】
なお、本実施例では、医用画像診断装置をX線CTスキャナに適用しているが、本発明
に係る医用画像診断装置はX線CTスキャナに限定されない。例えば、X線診断装置、M
RI装置あるいは超音波検査等の別の医用画像診断装置に採用してもよい。
【0047】
また、本実施例では、図7に示すステップS31及びS32の処理により過去の画像デ
ータを参照できるとしているが、この処理に加え、過去の画像データと今回の画像データ
との比較を支援するための別の画像処理用プログラムを付加させてもよい。さらに、過去
の画像データは必ずしも同一モダリティのものに限らず、例えば、CT読影時に、過去の
X線診断画像を参照するようにしてもよい。
【0048】
続いて、本実施例の第1変形例を図8に基づき説明する。なお、この第1変形例は、こ
の発明に係る医用画像処理装置を、独立形診断装置に適用して実施したものである。ここ
で、第1実施例と同一又は同等の構成要素には、同一符号を付して、その説明を簡略する

【0049】
図8に示す独立形診断装置は、X線CTスキャナ等の医用画像診断装置で得られた画像
データ及び診断データ等(図3参照)を記録媒体15から読み出して、読影・診断処理を
行うための装置全体を管理するコンピュータ11と、上記実施例と同様に、コンピュータ
11の指示の元に夫々割り当てられた処理を行う複数の処理装置とを備えている。
【0050】
上記コンピュータ及び複数の処理装置の夫々は、例えば1台のコンソールユニットCに
一体に内蔵されており、その内、画像表示装置14、操作コンソール10及び記録装置1
6は、そのコンソールユニットCのオペレータ操作側の正面部の適宜な位置に配置される
(図2参照)。
【0051】
コンピュータ11は、画像処理を制御するための所定のプログラムに加え、請求項5及
び6記載の発明の要部を成す画像処理用アルゴリズム11b(図5及び図7参照)を一体
に内蔵し、このアルゴリズム11bに従って、上記実施例と同様に、オペレータによる読
影処理を支援するようになっている。
【0052】
従って、上記実施例と同様に、前回までの過去データが容易に比較・参照できるため、
オペレータの負担が軽減し、読影・診断時間が大幅に短縮し、癌等の異常部位の診断精度
が向上するようになる。
【0053】
また、上記独立形診断装置は医用画像診断装置から独立しているので、設置場所の自由
度が増し、且つ、医用画像診断装置の稼働状況に関係なく、容易に読影・診断の画像処理
を実施することができる。
【0054】
続いて、本実施例の第2変形例を図9及び図10に基づき説明する。なお、この第2変
形例は、この発明に係る医用画像診断装置及び医用画像処理装置を、専用入力装置に適用
して実施したものである。ここで、第1実施例と同一又は同等の構成要素には、同一符号
を付して、その説明を簡略する。
【0055】
図9に示す専用入力装置は、画像取得から画像処理までに得られた必要な最小限のデー
タ(図3参照)を次回以降の検査用に記録するための装置全体を管理するコンピュータ1
1と、このコンピュータ11にオペレータからの指令を入力するための操作コンソール1
0と、この操作コンソール10からの入力データを記録媒体15に記録する記録装置16
とを備えている。
【0056】
上記複数の構成要素は、図10に示すように、例えば1台のコンパクト型のコンソール
ユニットCに一体に内蔵されており、その内、操作コンソール10及び記録装置16は、
そのコンソールユニットCのオペレータ操作側の正面部の適宜な位置に配置される。
【0057】
従って、上記専用入力装置は、必要最小限のデータのみを記録媒体15に入力させるこ
とができる。また、この専用入力装置は、そのコンパクト性を生かして画像診断装置や画
像処理装置等の関連システム周辺に適宜に配置しておくことにより、その関連システムの
稼働状況、故障状況等に応じて臨機応変にデータの入力ができるので、関連システム全体
の操作性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】実施例に係るX線CTスキャナ(本発明の医用情報管理を搭載)の要部構成を示す概略ブロック図。
【図2】実施例のコンソールユニットの一例を説明する図。
【図3】実施例の可搬形記録媒体のデータ内容を説明する図。
【図4】最初の検査時の処理(検査実行用アルゴリズム)を説明する概略フローチャート。
【図5】最初の読影・診断時の処理(画像処理用アルゴリズム)を説明する概略フローチャート。
【図6】2回目以降の検査時の処理(検査実行用アルゴリズム)を説明する概略フローチャート。
【図7】2回目以降の読影・診断時の処理(画像処理用アルゴリズム)を説明する概略フローチャート。
【図8】第1変形例の要部構成を示す概略ブロック図。
【図9】第2変形例の要部構成を示す概略ブロック図。
【図10】第2変形例のコンソールユニットの一例を説明する図。
【符号の説明】
【0059】
1 架台
2 寝台
3 コンピュータ系
6 高速演算装置
9 架台・寝台制御部
10 操作コンソール
11 コンピュータ
11a 検査実行用アルゴリズム(請求項1〜4記載の発明の要部を成す)
11b 画像処理用アルゴリズム(請求項5及び6記載の発明の要部を成す)
13 画像記憶装置
14 画像表示装置
15 可搬形記録媒体
16 可搬形データ記録装置




 

 


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