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発明の名称 車両用シート装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−97866(P2007−97866A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−292288(P2005−292288)
出願日 平成17年10月5日(2005.10.5)
代理人 【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
発明者 内藤 了輔
要約 課題
シートバックの意匠性を向上させると共に、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供する

解決手段
車両用シート装置10では、シートバックパッド24に複数の光源ユニット38が埋設されており、しかも、この複数の光源ユニット38は、シートバックフレーム16に沿って所定間隔に配置されると共にシートバックパッド24側からバックレスト32側に向けて照明光を照射する構成である。従って、複数の光源ユニット38から照明光が照射された場合には、シートバック14のバックレスト32が照らし出されるので、これにより、シートバック14の意匠性を向上させることができる。また、夜間等のように車室内が暗いときにバックレスト32側に向けて照明光を照射すれば、車室内にこれまでに無い光による幻想的な癒しの空間が形成され、これにより、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供することが可能となる。
特許請求の範囲
【請求項1】
シートバックフレームの内側にバックレストが張設されると共に前記シートバックフレームに沿ってシートバックパッドが設けられたシートバックと、
前記シートバックフレームに沿って配置されると共に前記シートバックパッドに埋設されて該シートバックパッド側から前記バックレスト側に向けて照明光を照射する複数の光源と、
を備えたことを特徴とする車両用シート装置。
【請求項2】
前記複数の光源は、前記バックレストにおける前記シートバックパッドの縁部に沿う領域に向けて照明光を照射することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置。
【請求項3】
前記バックレストは、ネット体で構成され、
前記複数の光源は、前記シートバックパッドにおける前記バックレストよりも車両前方側に埋設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置。
【請求項4】
前記複数の光源には、照明光を所定の領域に照射するためのレンズがそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用シート装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シート装置に係り、特に、シートバックにネット状のバックレストを備えた車両用シート装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の車両用シート装置としては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1には、自動車等の車両に設置されるネットシートの例が開示されている。この特許文献1に記載のネットシートには、逆U字状のシートフレームと、このシートフレームを被覆するように張設されるネット状のバックレストが備えられており、シートフレームとバックレストとの間には、パッド部材が設けられている。
【特許文献1】特開2003−52482号公報(図1,図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載のネットシートでは、シートバックに照明光源を有しないので、意匠性(特に夜間等の車室内が暗いときの意匠性)の更なる向上のために改善の余地がある。また、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供することはできなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、シートバックの意匠性を向上させると共に、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供することが可能な車両用照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用シート装置は、シートバックフレームの内側にバックレストが張設されると共に前記シートバックフレームに沿ってシートバックパッドが設けられたシートバックと、前記シートバックフレームに沿って配置されると共に前記シートバックパッドに埋設されて該シートバックパッド側から前記バックレスト側に向けて照明光を照射する複数の光源と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
このように、請求項1に記載の車両用シート装置では、シートバックパッドに複数の光源が埋設されており、しかも、この複数の光源は、シートバックフレームに沿って配置されると共にシートバックパッド側からバックレスト側に向けて照明光を照射する構成である。従って、複数の光源からバックレスト側に照明光が照射された場合には、シートバックのバックレストが照らし出されるので、これにより、シートバックの意匠性(特に夜間等の車室内が暗いときの意匠性、見栄え)を向上させることができる。
【0007】
また、夜間等のように車室内が暗いときにバックレスト側に向けて照明光を照射すれば、車室内にこれまでに無い光による幻想的な癒しの空間が形成され、これにより、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供することが可能となる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シート装置において、前記複数の光源は、前記バックレストにおける前記シートバックパッドの縁部に沿う領域に向けて照明光を照射することを特徴とする。
【0009】
このように、請求項2に記載の車両用シート装置では、複数の光源が、バックレストにおけるシートバックパッドの縁部に沿う領域に向けて照明光を照射するように構成されている。従って、複数の光源から照明光が照射された場合には、バックレストにおけるシートバックパッドの縁部に沿って光が浮き上がるようになるので、これにより、シートバックの意匠性がより斬新なものとなると共に、車室内に形成される光による癒しの空間がより幻想的なものとなる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート装置において、前記バックレストは、ネット体で構成され、前記複数の光源は、前記シートバックパッドにおける前記バックレストよりも車両前方側に埋設されていることを特徴とする。
【0011】
このように、請求項3に記載の車両用シート装置では、バックレストが、ネット体で構成され、複数の光源が、シートバックパッドにおけるバックレストよりも車両前方側に埋設されている。従って、複数の光源からバックレスト側に照明光が照射された場合には、バックレストの車両前方側面が照らし出されるので、シートバックの車両前方側から車室内の乗員に対して視覚的な安らぎを提供することが可能となる。また、バックレストの車両前方側面に照射された照明光はバックレストの各ネット穴を介して車両後方側面に漏れるので、これにより、シートバックの車両後方側からも車室内の乗員に対して視覚的な安らぎを提供することが可能となる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用シート装置において、前記複数の光源には、照明光を所定の領域に照射するためのレンズがそれぞれ備えられていることを特徴とする。
【0013】
このように、請求項4に記載の車両用シート装置では、複数の光源に、照明光を所定の領域に照射するためのレンズがそれぞれ備えられている。この構成によれば、照明光がレンズによって所定の領域に照射されて所定の光の形状を作り出すことができるので、これにより、シートバックの意匠性がさらに向上する。
【発明の効果】
【0014】
以上詳述したように、請求項1に記載の車両用シート装置によれば、シートバックパッドに複数の光源が埋設されており、しかも、この複数の光源は、シートバックフレームに沿って配置されると共にシートバックパッド側からバックレスト側に向けて照明光を照射する構成である。従って、複数の光源からバックレスト側に照明光が照射された場合には、シートバックのバックレストが照らし出されるので、これにより、シートバックの意匠性を向上させることができる。
【0015】
また、夜間等のように車室内が暗いときにバックレスト側に向けて照明光を照射すれば、車室内にこれまでに無い光による幻想的な癒しの空間が形成され、これにより、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供することが可能となる
【0016】
また、請求項2に記載の車両用シート装置によれば、複数の光源が、バックレストにおけるシートバックパッドの縁部に沿う領域に向けて照明光を照射するように構成されているので、複数の光源から照明光が照射された場合には、バックレストにおけるシートバックパッドの縁部に沿って光が浮き上がるようになり、これにより、シートバックの意匠性がより斬新なものとなると共に、車室内に形成される光による癒しの空間がより幻想的なものとなる。
【0017】
また、請求項3に記載の車両用シート装置によれば、バックレストが、ネット体で構成され、複数の光源が、シートバックパッドにおけるバックレストよりも車両前方側に埋設されている。従って、複数の光源からバックレスト側に照明光が照射された場合には、バックレストの車両前方側面が照らし出されるので、シートバックの車両前方側から車室内の乗員に対して視覚的な安らぎを提供することが可能となる。また、バックレストの車両前方側面に照射された照明光はバックレストの各ネット穴を介して車両後方側面に漏れるので、これにより、シートバックの車両後方側からも車室内の乗員に対して視覚的な安らぎを提供することが可能となる。
【0018】
また、請求項4に記載の車両用シート装置によれば、複数の光源に、照明光を拡散するレンズがそれぞれ備えられているので、照明光がレンズによって所定の領域に照射されて所定の光の形状を作り出すことができ、これにより、シートバックの意匠性がさらに向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
【0020】
はじめに、図1乃至図3を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10の構成について説明する。
【0021】
本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10は、例えば、乗用自動車等の車両にフロントシートとして好適に装備されるものである。以下、一例として、車両のフロントシートに車両用シート装置10を適用した例について説明する。
【0022】
本実施形態に係る車両用シート装置10には、図1に示されるように、シートクッション12と、シートバック14とが備えられている。シートバック14には、逆U字状のシートバックフレーム16が設けられており、このシートバックフレーム16には、複数設けられたうちの一例を図2(図1のA−A線断面図)に示すように、シートバックフレーム16の形成方向に沿って所定間隔にシートバックブラケット18が複数設けられている。
【0023】
このシートバックブラケット18の車両幅方向外側には、バックボード34を固定すると共にシートバック表皮30の外側端部を引っ掛けるための第一フック20が設けられており、シートバックブラケット18の車両幅方向内側には、シートバック表皮30の内側端部とバックレスト32の外側端部を引っ掛けるための第二フック22が設けられている。
【0024】
そして、このシートバック14では、ネット状(メッシュ状)の布材(つまりネット体)で構成されたバックレスト32の外側端部を各第二フック22に引っ掛けることにより、シートバックフレーム16の内側にバックレスト32が張設されている。
【0025】
また、シートバックフレーム16には、シートバックフレーム16の形成方向に沿って例えば発泡材等によって形成されたシートバックパッド24が設けられている。このシートバックパッド24の各シートバックブラケット18が位置する部位には、後述する光源ユニット38を収容する収容部26が形成されており、この収容部26のバックレスト32側には、光源ユニット38からの照明光を出射するための出射部28が開口形成されている。
【0026】
そして、シートバックパッド24は、シートバック表皮30により被覆されている。シートバック表皮30の外側端部は、第一フック20に引っ掛けられており、シートバック表皮30の内側端部は、第二フック22に引っ掛けられている。また、バックボード34は、クリップ36を備えており、このクリップ36が第一フック20に係止されることによりシートバック14の背面に固定されている。
【0027】
シートバックフレーム16の形成方向に沿って所定間隔に設けられた各シートバックブラケット18には、図2に示されるように、光源としての光源ユニット38が設けられている。この光源ユニット38は、ケース40と、ブラケット42と、基板44と、レンズ46を有して構成されており、シートバックパッド24におけるバックレスト32よりも車両前方側に埋設されている。基板44には、LED48が実装されており、このLED48は、シートバックパッド24側からレンズ46及び出射部28を介してバックレスト32側に向けて、より具体的には、バックレスト32におけるシートバックパッド24の縁部に沿う領域A1に向けて照明光を照射する。
【0028】
そして、本実施形態の車両用シート装置10には、図3に示されるように、制御ユニット50が設けられている。この制御ユニット50の入力側には、例えば、サイドドアの開閉を検知するカーテシスイッチ等のスイッチ52が配線接続されており、制御ユニット50の出力側には、各光源ユニット38のLED48がそれぞれ電気的に接続されている。
【0029】
次に、上記構成からなる車両用シート装置10の動作と併せてその作用及び効果について説明する。
【0030】
上記構成の車両用シート装置10において、例えばサイドドアを開けることによりカーテシスイッチ等のスイッチ52から制御ユニット50に出力信号が出力されると、制御ユニット50は、各LED48を点灯させる。
【0031】
そして、本実施形態の車両用シート装置10では、シートバックパッド24に複数の光源ユニット38が埋設されており、しかも、この複数の光源ユニット38は、シートバックフレーム16に沿って所定間隔に配置されると共にシートバックパッド24側からバックレスト32側に向けて照明光を照射する構成である。従って、複数の光源ユニット38からバックレスト32側に照明光が照射された場合には、シートバック14のバックレスト32が照らし出されるので、これにより、シートバック14の意匠性(特に夜間等の車室内が暗いときの意匠性、見栄え)を向上させることができる。
【0032】
また、夜間等のように車室内が暗いときにバックレスト32側に向けて照明光を照射すれば、車室内にこれまでに無い光による幻想的な癒しの空間が形成され、これにより、車室内の乗員に対し、視覚的な安らぎを提供することが可能となる。
【0033】
また、本実施形態の車両用シート装置10では、複数の光源ユニット38が、バックレスト32におけるシートバックパッド24の縁部に沿う領域A1に向けて照明光を照射するように構成されている。従って、複数の光源ユニット38から照明光が照射された場合には、図1に示されるように、シートバック14に逆U字状の光が浮き上がるようになるので、これにより、シートバック13の意匠性がより斬新なものとなると共に、車室内に形成される光による癒しの空間がより幻想的なものとなる。
【0034】
また、本実施形態の車両用シート装置10では、複数の光源ユニット38が、シートバックパッド24におけるバックレスト32よりも車両前方側に埋設されている。従って、複数の光源ユニット38からバックレスト32側に照明光が照射された場合には、バックレスト32の車両前方側面が照らし出されるので、シートバック14の車両前方側から車室内の乗員に対して視覚的な安らぎを提供することが可能となる。また、バックレスト32の車両前方側面に照射された照明光はバックレスト32の各ネット穴を介して車両後方側面に漏れるので、これにより、シートバック14の車両後方側からも車室内の乗員に対して視覚的な安らぎを提供することが可能となる。
【0035】
また、本実施形態の車両用シート装置10では、各光源ユニット38に、照明光を所定の領域に照射するためのレンズ46がそれぞれ備えられている。この構成によれば、照明光がレンズ46によって所定の領域に照射されて所定の光の形状(本実施形態では逆U字状)を作り出すことができるので、これにより、シートバック14の意匠性がさらに向上する。また、照明光がレンズ46によって拡散されてバックレスト32の広範囲を照らし出すことができるので、これにより、夜間等の暗い中での乗降性も向上する。
【0036】
なお、上記実施形態では、カーテシスイッチ等のスイッチ52から制御ユニット50に出力信号が出力された場合に制御ユニット50が各LED48を点灯させるようにしたが、次のようにしても良い。すなわち、制御ユニット50は、ヘッドランプスイッチをオン操作したことによる出力信号や、車両用シート装置10の点灯用に別途車内に専用の操作スイッチを設け、この操作スイッチが操作されたことによる出力信号等に基づいてLED48を点灯させるようにしても良い。
【0037】
また、上記実施形態では、LED48を単に点灯させるようにしたが、制御ユニット50によって1/fゆらぎパターンに基づいてLED48から出射される照明光を揺らがせるようにしても良い。すなわち、LED48から出射される照明光が常に点灯された状態で照明光の光量(照度)を揺らがせたり、LED48から出射される照明光が点滅を伴うように照明光の光量(照度)を揺らがせたり、LED48が点滅する間隔を1/f揺らぎパターンに基づいて変化させたりしても良い。また、サイドドアが開けられたことに応じて連続的に点灯させたり、一定の間隔で点滅させたりしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は本発明の一実施形態に係る車両用シート装置の構成を示す正面図である。
【図2】図2は図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は本発明の一実施形態に係る車両用シート装置の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0039】
10 車両用シート装置
14 シートバック
16 シートバックフレーム
24 シートバックパッド
32 バックレスト(ネット体)
38 光源ユニット(光源)
46 レンズ
48 LED




 

 


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