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発明の名称 清掃具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−136156(P2007−136156A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2006−186230(P2006−186230)
出願日 平成18年7月6日(2006.7.6)
代理人 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修
発明者 和田 稔 / 柳田 浩幸 / 高林 圭馬 / 木嵜 日出郷 / 平田 智久
要約 課題
把手が清掃用物品に入れ易く且つ外し易く、挿入された把手が清掃用物品に安定的に固定される清掃具を提供すること。

解決手段
被挿入部を有する清掃用物品10と該被挿入部15に挿入して物品10を取り付ける把手具20とからなり、物品10の被挿入部15はその一端に形成された挿入用開口部と他端との途中に被挿入衝合部18が設けられ、把手具20は把持部21と該把持部21の先端から延びる挿入部22と物品10の挿入用開口部近傍を保持する保持部24とを有し、挿入部22は被衝合部18と衝合するまで実質的に障害なく挿入され、該被衝合部18と衝合する衝合位置から先への挿入を規制する把手具衝合部23を有し、挿入部22が被挿入部15に挿入されており、保持部24にて物品10が保持されたときに、把手具衝合部23と保持部24との間の物品10の移動が実質的に抑制されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
被挿入部を有する清掃用物品と、該被挿入部に挿入して清掃用物品を取り付ける把手具とからなる清掃具であって、
前記清掃用物品の前記被挿入部は、前記把手具の挿入方向の一端に形成された挿入用開口部と他端との途中領域に被挿入衝合部が設けられ、
前記把手具は、把持部と、該把持部の先端から延びて前記清掃用物品の前記被挿入部に挿入する挿入部と、該挿入部を前記被挿入部に挿入したときに前記清掃用物品の前記挿入用開口部近傍を保持する保持部とを有し、
前記把手具の前記挿入部は、前記清掃用物品の前記被挿入部に挿入したときに、前記被挿入衝合部と衝合するまで実質的に障害なく挿入され、該被挿入衝合部と衝合する衝合位置から先への該挿入部のそれ以上の挿入を規制する把手具衝合部を有し、
前記挿入部が前記被挿入部に挿入されており、前記保持部にて前記清掃用物品が保持されたときに、前記把手具衝合部と前記保持部との間の前記清掃用物品の移動が実質的に抑制されている清掃具。
【請求項2】
前記清掃用物品は装着用シートを有し、前記被挿入部は前記装着用シートが重ね合わされて形成されてなる請求項1記載の清掃具。
【請求項3】
前記把手具の前記保持部は、前記挿入部と前記把持部との境近傍に設けられ、
前記清掃用物品の前記挿入用開口部近傍に前記保持部と係合する係合手段が設けられている請求項1又は2に記載の清掃具。
【請求項4】
前記被挿入部は、前記把手具の前記挿入部が挿入される挿入方向に沿って間隔をあけて並んだ接合部によって、重ね合わされた前記装着用シートが接合されて形成されている請求項2に記載の清掃具。
【請求項5】
前記把手具衝合部は、前記挿入部の前記把持部側から先端に向かう途中で該挿入部の幅又は断面積が小さくなる領域によって形成され、
前記被挿入衝合部は、前記挿入部が挿入される前記被挿入部における、前記挿入用開口部の幅又は面積より小さい領域からなり、
前記挿入部の把手具衝合部よりも前記先端側は、前記被挿入衝合部に挿通可能であって、被挿入衝合部の幅又は断面積以下で形成され、
前記挿入部の把手具衝合部よりも前記把持部側は、前記被挿入部の前記挿入用開口部の幅又は面積以下で形成され、前記被挿入衝合部よりも大きな幅又は断面積で形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の清掃具。
【請求項6】
前記清掃用物品の前記被挿入部は、前記把手具の挿入方向の両端に前記挿入用開口部を有し、いずれの該挿入用開口部から前記挿入部を挿入しても前記被挿入衝合部が前記把手具衝合部と衝合し、前記把手具に設けられた前記保持部にて前記清掃用物品の前記挿入用開口部近傍を保持可能である請求項1〜5のいずれかに記載の清掃具。
【請求項7】
前記挿入部は、前記把持部とは反対側の端部で連続する一対の棒状部を有し、
前記挿入部の前記保持部は、一対の前記棒状部の前記把持部近傍の外側に突出して形成された一対の突部であって、前記保持部の外側端部同士の幅は、前記被挿入部の前記挿入用開口部の幅より大きくなっており、
一対の前記棒状具は、一対の前記突部同士の距離が小さくなるように変形可能となされている請求項1〜6のいずれかに記載の清掃具。
【請求項8】
一対の前記棒状部それぞれは、前記把持部側の外側に拡縮小操作部を備え、
一対の前記拡縮小操作部を互いに近づけるように押圧することで、前記保持部の前記外側端部同士の距離が小さくなるようになされている請求項7記載の清掃具。
【請求項9】
前記清掃用物品は、繊維束又は長繊維からなる繊維層と、不織布からなる前記装着用シートとが積層されて形成されている請求項2又は4に記載の清掃具。
【請求項10】
前記清掃用物品は、前記装着用シートの上下に前記繊維層を有しており、該繊維層における繊維束又は長繊維が毛羽立てられている請求項9記載の清掃具。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、把手と清掃用物品とからなる清掃具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、把手具と清掃用物品とを有し、把手具を清掃用物品の被挿入部内に挿入して取り付け可能になされている清掃具が広く知られている。この種の清掃具は、把手具を手で持って清掃がなされるもので、清掃用物品の刷毛部等を清掃対象面に当てる力加減の調節が容易であり、操作性が向上している。
そして、把手具を持った清掃作業の際に、清掃用物品が把手具から抜けないようにするため、清掃用物品の被挿入部の幅を、把手具の挿入部よりも狭くした清掃具がある。しかし、このような清掃具では、把手具を被挿入部に入れ難くなり、清掃具の使用後に把手具を被挿入部から外し難くなる。一方、把手具の挿入部の幅よりも、清掃用物品の被挿入部の幅を広くすると、把手具を被挿入部に挿入し易くなるが、同時に把手具が被挿入部から抜け易くなり、清掃用物品が清掃作業中に把手具から外れ、トラブルを引き起こしてしまう場合がある。
また、前述した問題を解決するために、把手具の挿入部の弾性変形を利用して、把手具を清掃用物品の被挿入部に入れ易くしている清掃具が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、把手具と清掃用物品とからなる清掃具であって、把手具は、清掃用物品の被挿入部に挿入される合成樹脂製の一対の差込板が互いに平行に延びており、各差込板の外側部に2つの凸部が長手方向に間隔をあけて一体に形成されており、清掃用物品は平行に延びる2つの被挿入部が形成され、被挿入部の長手方向の中央領域に溶着線による狭内幅部が形成されている清掃具が開示されている。この清掃具は、把手具における一対の差込板が被挿入部に挿入されると、一対の差込板が内側に弾性変形し、凸部が溶着線に小面積で摺動した後に、2つの凸部の間に狭内幅部が挟まれた状態で把手具が清掃用物品に固定される。
【0004】
【特許文献1】特開2003−265390号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1記載の清掃具によれば、一対の差込板の外縁に凸部が形成され、被挿入部には、凸部が形成された部分の差込板全体の横幅よりも狭幅になるように溶着線を形成した狭幅領域がある。このため、把手具の差込板を被挿入部に挿入する際に、凸部が前述の溶着線を乗り越えるようにして挿入させて抜け止めとするため、凸部の形成された差込板の部分と被挿入部の狭幅領域との間の摺動によりかなりの負荷が発生し、凸部が被挿入部内でひっかかったり、差込板を撓ませたり、場合によっては被挿入部が破損するおそれもある。
【0006】
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る清掃具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、被挿入部を有する清掃用物品と、該被挿入部に挿入して清掃用物品を取り付ける把手具とからなる清掃具であって、前記清掃用物品の前記被挿入部は、前記把手具の挿入方向の一端に形成された挿入用開口部と他端との途中領域に被挿入衝合部が設けられ、
前記把手具は、把持部と、該把持部の先端から延びて前記清掃用物品の前記被挿入部に挿入する挿入部と、該挿入部を前記被挿入部に挿入したときに前記清掃用物品の前記挿入用開口部近傍を保持する保持部とを有し、前記把手具の前記挿入部は、前記清掃用物品の前記被挿入部に挿入したときに、前記被挿入衝合部と衝合するまで実質的に障害なく挿入され、該被挿入衝合部と衝合する衝合位置から先への該挿入部のそれ以上の挿入を規制する把手具衝合部を有し、前記挿入部が前記被挿入部に挿入されており、前記保持部にて前記清掃用物品が保持されたときに、前記把手具衝合部と前記保持部との間の前記清掃用物品の移動が実質的に抑制されている清掃具を提供することにより前記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の把手具と清掃用物品とからなる清掃具によれば、把手具を清掃用物品の被挿入部に入れ易く且つ被挿入部から外し易く、そして被挿入部に把手具を挿入した状態で清掃用物品を安定的に保持する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の清掃具1の好ましい第1実施形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
【0010】
本実施形態の清掃具1は、図1〜図4に示すように、被挿入部15を有する清掃用物品10と、該被挿入部15に挿入して清掃用物品10を取り付ける把手具20とからなる。
また、本実施形態の清掃具1において、装着用シート13a,13bを有しており、被挿入部15は、図4に示すように一対の装着用シート13a、13bが重ねあわされ接合されて形成され、把手具20は、図3(a)〜(c)に示すように把持部21と、該把持部21の先端から延びて被挿入部15内に挿入される挿入部22と、挿入部22を被挿入部15に挿入したときに清掃用物品10の挿入用開口部近傍を保持する保持部24とを有している。
【0011】
把手具20の挿入部22は、清掃用物品10の被挿入部15に挿入したときに、被挿入衝合部18と衝合するまで実質的に障害なく挿入され、該被挿入衝合部18と衝合する衝合位置から先への該挿入部22のそれ以上の挿入を規制する把手具衝合部23を有している。具体的には、挿入部22は、把持部21の側の基部22aから先端部22bへ向かう途中領域に把手具衝合部23を有している。そして、被挿入部15は、把手具20の挿入方向の一端に形成された挿入用開口部と他端との途中領域に被挿入衝合部18を有している。
そして、挿入部22が被挿入部15に挿入されており、保持部24にて清掃用物品10が保持されたときに、把手具衝合部23と保持部24との間の清掃用物品10の移動が実質的に抑制されている。
「清掃用物品10の移動が実質的に抑制されている」とは、把手具衝合部23と保持部24との間における清掃用物品10の移動が完全に生じない場合、及び、詳細は後述するが、清掃用物品10の挿入用開口部近傍と把手具20の保持部24との間の遊び程度には清掃用物品10の移動が生じる場合、それぞれを意味する。
【0012】
本実施形態の清掃具1について、更に以下に説明する。把手具衝合部23は、挿入部22の把持部21側から先端に向かう途中で該挿入部22の幅又は断面積が小さくなる領域によって形成され、挿入部22の把手具衝合部23よりも先端側は、被挿入衝合部18に挿通可能であって、被挿入衝合部18の幅又は断面積以下で形成され、挿入部22の把手具衝合部23よりも把持部21側は、被挿入部15の挿入用開口部の幅又は面積以下で形成され、被挿入衝合部18よりも大きな幅又は断面積で形成されている。
更に説明すると、清掃具1は、把手具20の挿入部22を被挿入部15の一端に形成された挿入用開口部から挿入したときに、把手具衝合部23と被挿入衝合部18とが衝合し、衝合位置から先への該挿入部22のそれ以上の挿入が規制される。被挿入衝合部18は、被挿入部15の内側に設けられ、把手具衝合部23と衝合する部分であって、把手具衝合部23は、被挿入衝合部18と衝合して挿入部22の挿入方向及びその垂直方向の動きが規制されるように、挿入部22の把持部21側である基部22aから先端部22bに向かう途中で幅や太さ(断面積)が小さくなっている部分である。把手具衝合部23は、好ましくは図3に示すように一対の段差部であって、把手具衝合部23から先端部22bまでの領域の幅又は太さが、把手具衝合部23より基部22a側の挿入部22の幅又は太さよりも小さく形成され、被挿入部15の挿入用開口部の幅又は太さは、挿入部22の先端から基部までを挿入できる幅又は太さになっている(挿入部22の最大幅又は最大断面積と略同じかそれより大きい)。
【0013】
被挿入部15は、装着用シート13a,13bが重ね合わされて形成されてなるものであり、本実施形態では、一対の装着用シート13a,13bを接合して形成されている。被挿入衝合部18は、被挿入部15の内部に形成された接合部によって設けられ、図3に示すように挿入用開口部と他端との途中領域で幅又は太さが小さくなる部分、例えば括れ部を形成することが好ましい。つまり、被挿入衝合部18は、挿入部22が挿入される被挿入部15における、挿入用開口部の幅又は面積より小さい領域からなることが好ましい。被挿入衝合部18としての括れ部は、挿入部22を被挿入部15に挿入したときに、把手具衝合部23と衝合し、挿入部22の把手具衝合部を境に先端部22b側は被挿入衝合部18よりも先に実質的に障害なく挿入できるが、基部22a側を挿入できない狭い幅又は細く(小さな面積)構成されている。ここで、実質的に障害なく挿入するとは、挿入の途中で挿入に必要な力が極端に増加して力を加えて挿入する必要がないか、又は、概ね同じ力で挿入できるか、又は挿入部22を撓ませたり変形させたり、装着用シート13a,13bの弾発力に抗して挿入したり、装着用シート13a,13bを伸ばして挿入する過程がない状態をいう。本実施形態では、被挿入衝合部18の幅又は断面積が、挿入部22の把手具衝合部23より先端部22b側の最大幅又は断面積とほぼ等しいか、広い又は大きいことにより、挿入部22を挿入するのに実質的に障害がない。具体的には、挿入部22の把手具衝合部23より先端部22b側は、被挿入衝合部18にひっかかる凹凸なく形成されていることが好ましい。
【0014】
本実施形態の清掃具1における把手具20について更に説明すると、挿入部22は、図3(a)〜(c)及び図15(a)及び(b)に示すように細長い扁平な板状の形状をしている。挿入部22は2枚の装着用シート13a,13bによって形成される被挿入部15に挿入される。本発明の清掃具1は、一般の家庭用に用いられる場合、把手具20における挿入部22の寸法は、長さが120〜200mm、幅が20〜40mmであることが好ましい。
【0015】
把手具20における挿入部22は、図3(b)に示すように、その基部22aから把手具衝合部23までの範囲で幅が略一定であり、把手具衝合部23において幅が狭まり、把手具衝合部23から先端部22bまでの範囲で幅が略一定となっている。このように、挿入部22は途中で細くなっている形状を有しており、その平面視形状が幅方向の中心線に対して略線対称に形成されている。
把手具衝合部23としての一対の段差部それぞれの角部は、図3(a)及び(b)に示すように、面取りされて丸みを帯びており、挿入部22をスムーズに被挿入部15へ挿入したり又は抜いたりできる。
【0016】
挿入部22は、把手具衝合部23において後述する被挿入部15の被挿入衝合部18としての括れ部と衝合され、衝合位置から先の被挿入部15内へそれ以上の挿入が規制される。
把手具衝合部23としての一対の段差部の両側部がそれより先端部22bの領域よりも張出した幅W1(図3(b)参照)は、挿入部22の左右において同じである。把手具衝合部23としての段差部の幅W1は、1〜10mm、特に2〜7mmであることが好ましい。幅W1が1mm以上であることが、把手具20が把手具衝合部23と被挿入衝合部18とが衝合し、衝合位置より被挿入部15内へそれ以上の挿入が確実に規制される上で好ましい。また、幅W1が10mm以下であることが、把手具20を被挿入部15に挿入する際に、把手具20が被挿入部15の挿入用開口部に引っかからず且つ把手具20の挿入部22の剛性を確保する上で好ましい。
【0017】
また、挿入部22において、把手具衝合部23から先端部22bまでの部分の幅W2(図3(b)参照)が、把手具衝合部23の幅W3(図3(b)参照)に対して、50〜95%、特に70〜90%であることが、同様の理由から好ましい。
【0018】
把手具20について更に説明すると、把手具20における挿入部22の基部22a近傍には、清掃用物品10を保持する保持部24としてフック部が設けられている。具体的には、保持部24は、挿入部21と把持部22との境近傍に設けられている。保持部24としてのフック部は、図3(c)に示すようにその先端を把持部21側に向けて上方に突出している。保持部24は、挿入部22を被挿入部15内に挿入した状態で、後述する清掃用物品10における係合手段19としての切れ込みと係合することで把手具20に清掃用物品10を保持し、保持部と把手具衝合部23との間の清掃用物品10の移動を抑制している。
【0019】
把手具20において、把持部21と挿入部22とは、図3(c)に示すように、所定の角度をなしている。挿入部22がこのような形状となっていることで、挿入部22に可撓性が付与され、曲面や凹凸を有する清掃対象面を清掃した場合に清掃用物品10が清掃対象面に追従し易くなり、埃の除去効率が高まる。
挿入部22は、図3(b)に示すように幅方向中央部に縦長矩形の中空部が形成されている場合には、挿入部22の剛性を下げて可撓性が高められる。また、図15(a)に示すように幅方向中央部に肉厚部を形成すると、肉厚部の周縁部分を肉薄とすることが可能となり、適度な可撓性をもたせつつ、清掃対象面を清掃した際に肉薄部分を狭い隙間に入れることができる。
また、挿入部22の先端部22bは丸みを帯びており、挿入部22を被挿入部15にスムーズに挿入できるようになっている。
【0020】
挿入部22の把手具衝合部23は、挿入部22の基部22aと先端部22bとの間の途中領域に設けられていれば良いが、保持部24から挿入部22の先端との間の中間部、又は、挿入部22の中央より先端部22bよりであって、保持部24から把手具衝合部23までの距離よりも把手具衝合部23から先端までの距離の方が短いように設けることが好ましい。このような位置に被挿入衝合部18を設けることによって、例えば、清掃用物品10の被挿入部15の中央部に被挿入衝合部18が設けられた場合には、把手具衝合部23よりも先端側では、挿入部22の先端が被挿入部15内に完全に隠れた状態となり、清掃時に挿入部22の先端が直接清掃対象面に当たることを防止できるとともに、挿入部22が配置されていない被挿入部15の先端部分を柔軟に清掃対象面に接触させることができる。
【0021】
挿入部22の被挿入衝合部18は、図3(a)〜(c)及び図15(a)に示す段差形状を採用する他、図15(b)に示すように、途中が連続的に細くなった領域、例えばテーパー形状を採用しても良い。この形状であっても、細くなった部分の一部が被挿入衝合部18となり、図15(b)に示す形態では挿入部22の両側2点が被挿入衝合部18となり、保持部24による清掃用物品10との係合1点とを併せて合計3点で清掃用物品10が挿入部22に保持される。
【0022】
挿入部22の弾性値は5〜60mm、特に20〜50mmであることが、前述したように挿入部22が適度な可撓性を有する上で好ましい。挿入部22の弾性値を、5mm以上とすることで、清掃用物品を適度なコシを持って清掃対象面に押し当てることができる。一方、挿入部22の弾性率を60mm以下とすることで、挿入部22を清掃対象面に押し当てた時に挿入部22を該対象面に追従するように適度に撓ますことができる。
【0023】
挿入部22の弾性値の測定は、例えば、以下のように行うことができる。挿入部22の根元をしっかりと固定し、それより先端部22b側の領域は下面に支えが無い状態にし、荷重を加えれば撓むようにする。その状態にした後に先端部に200gの重りをぶら下げて先端部の撓み量を測定し、その値を弾性値とする。
【0024】
また、把持部21の剛性値は10mm以下、特に5mm以下であることが、可撓性を有する挿入部22を清掃対象面に確実に押し当てる上で好ましい。
把持部21の剛性値の測定は、例えば以下のように行うことができる。把持部21の挿入部22の側の根元をしっかりと固定し、それより先端の領域は下面に支えが無い状態にし、荷重を加えれば撓むようにする。その状態にした後に先端部に300gの重りをぶら下げて先端部の撓み量を測定し、その値を剛性値とする。
【0025】
次に、本実施形態の清掃具1における清掃用物品10について更に説明すると、清掃用物品10は、図6に示すように、4層の繊維層11a,11b,11c,11dを備えており、ゴミ、埃等の捕捉性が高いものである。清掃用物品10は、繊維束からなる4層の繊維層11a〜11dと不織布からなる一対の装着用シート13a、13bとが積層されて形成されている。
【0026】
清掃用物品10は、装着用シート13a,13bの上下それぞれに2つの繊維層を有しており、図1に示すように、該繊維層11a〜11dにおける繊維束が毛羽立てられ、清掃用物品10の全体の形状が概ね円柱形状となっている。該円柱形状の清掃用物品10は、繊維束の繊維端が存在する外縁によって囲まれる領域の面積が増加し、即ち繊維端による包絡面積が増加するのでその捕集効果が高められる。繊維層11a〜11dを毛羽立てるには、例えば該繊維層にエアーを吹き付けて繊維束を毛羽立たせる。
【0027】
清掃用物品10における一対の装着用シート13a、13bそれぞれは、図4及び図6に示すように縦長矩形であり、その長手方向は清掃用物品10の長手方向と一致している。また、本実施形態の清掃用物品10は被挿入部15を1つ有している。被挿入部15は、一対の装着用シート13a,13bを把手具20の挿入方向に延びる2つの接合領域16a、16bで接合することにより形成され、2つの接合領域16a、16bは把持具20の挿入方向と直交する方向に離間している。この2つの接合領域16a、16bは図4に示すように、装着用シート13a、13bの幅方向に離間して長手方向に細長く延びて形成されている(図4において点線で囲まれた部分)。
【0028】
被挿入部15において、各接合領域16a、16bは、複数の接合部17が該把手具20の挿入方向に、即ち、装着用シート13a、13bの一端から他端まで延びる概ね平行な一対の仮想線に沿って間隔をあけて並んで形成されている。詳述すると、接合部17はその平面視形状が楕円形状であり、その長軸方向を装着用シート13a,13bの長手方向と一致させて形成されている。接合部17は、ヒートシール等による融着又は接着剤による接着など公知の接合手段により形成されている。一対の装着用シート13a,13bが熱融着性の材料から構成されている場合には、熱融着によって接合部17を形成することが簡便であり好ましい。このように、被挿入部15は、把手具20の挿入部22が挿入される挿入方向に沿って間隔をあけて並んだ接合部17によって、重ね合わされた装着用シート13a,13bが接合されて形成されている。
【0029】
各接合領域16a、16bにおいて、接合部17と隣接する接合部17との間の部分では一対の装着用シート13a,13bが接合されていないことが好ましい。このように各接合領域16a、16bを不連続な接合部17から形成すると、装着用シート13a、13bはその長手方向の柔軟性を向上させ、清掃対象面に沿って追随し易くなる。その結果、一対の装着用シート13a,13bそれぞれに接合されている繊維層も、清掃対象面に沿って追随し易くなるので、清掃用物品10のゴミ、埃等の補足効果が高くなる。
【0030】
特に、図5に示すように、把手具20が被挿入部15に挿入された状態において、挿入部22の被挿入衝合部18より先端部22b側では、各接合領域16a、16bと挿入部22の側縁とが離間しているので、被挿入衝合部18より先端領域の清掃用物品10は横方向の柔軟性を向上させている。即ち、清掃作業の際に把手具20を移動させた場合にも、清掃対象面に清掃用物品10が柔軟に沿って追随するので、清掃用物品10の先端部領域のゴミ、埃等の補足効果が高くなる。
各接合領域16a、16bにおける長手方向に隣あう接合部17同士の間隔は、10〜30mm、特に15〜25mmであることが前述した効果を得る上で好ましい。
【0031】
被挿入部15において、接合領域16aと接合領域16bとは、一対の装着用シート13a,13bの幅方向に離間して設けられ、その幅は挿入部22における基部22aから把手具衝合部23までの領域の幅W3と概ね同じ又はそれより若干広くなっている。被挿入部15の挿入用開口部の幅は、接合領域16aと接合領域16bとの間の長さであり、該長さ(W3と略同じ)が挿入部22の先端部22bの幅W2に対して前述した範囲内にあれば、例えば把手具20を被挿入部15に対して多少斜めに入れても、挿入部22が被挿入部15の挿入用開口部に引っかかることなく挿入できるので、把手具20を被挿入部15に挿入し易く且つ抜き易くなっている。
接合部16a、16bは、図5に示すように把手具20が挿入された際、挿入部22の長手方向両側縁と部分的に接し、該挿入部22が一対の装着用シート13a,13bの幅方向に動くことが規制される。
【0032】
前述したように構成される被挿入部15は、図4に示すように、清掃用物品10の取着前、即ち使用前においては、一対の装着用シート13a,13bが重なった状態にあるが、前述した把手具20を挿入すると装着用シート13a,13bの間が離れて扁平な筒状の空間が形成される。
【0033】
また、清掃用物品10の被挿入部15は、把手具20の挿入方向の両端に挿入用開口部を有し、いずれの該挿入用開口部から挿入部21を挿入しても被挿入衝合部18が把手具衝合部23と衝合し、把手具20に設けられた保持部24にて清掃用物品10の挿入用開口部近傍を保持可能である。
【0034】
更に説明すると、被挿入部15は、装着用シート13a,13bの長手方向両端部の間に亘って形成されている。被挿入部15は、一対の装着用シート13a,13bの長手方向両端部のそれぞれに挿入用開口部を有しており、把手具20を何れの挿入用開口部からも挿入可能となっている。
【0035】
尚、一対の装着用シート13a,13bのそれぞれは、その長手方向両端部が図4及び図6に示すように外側に折り返されて固定されており、両端部の剛性が高められ摘み易くなっている。これにより把手具20を清掃用物品10に挿入する際又は取り外す際の操作性が向上している。
【0036】
清掃用物品10の被挿入部15の被挿入衝合部18は、図4に示すように被挿入部15における把手具20の挿入方向中央部に設けられている。また、本実施形態において、被挿入衝合部18は把手具20の挿入方向と直交する方向に離間する一対の衝合用接合部18a、18bから形成されている。
一対の衝合用接合部18a、18bそれぞれは、その平面視形状が円形であり、ヒートシール等による融着又は接着剤による接着など公知の接合手段により形成されている。一対の装着用シート13a,13bが熱融着性の材料から構成されている場合には、熱融着によって衝合用接着部18a、18bを形成することが簡便であり好ましい。
【0037】
各衝合用接合部18a、18bは、被挿入部15の幅方向に離間して設けられ、その間隔は挿入部22の把手具衝合部23から先端部22bまでの領域の幅W2と略同じ又は幅W2より若干広くなっている。
一対の衝合用接合部18a、18bは、図5に示すように、把手具20の挿入部22を被挿入部15に挿入したときに、把手具衝合部23と衝合するまでスムーズに挿入可能とし、衝合してからは把手具衝合部23より基部22a側の挿入部22は衝合用接合部18a、18bより先に挿入されず、即ち、被挿入部15内へのそれ以上の挿入を規制する。把手具20を被挿入部15に挿入し清掃用物品10が保持された状態では、挿入部22の先端部22bは、被挿入部15の把手具20を挿入した挿入用開口部とは反対側の端部付近に位置するが、この被挿入部15の端部から突き出ない状態にあることが好ましい。
【0038】
また、本実施形態の清掃用物品10において、清掃用物品10の挿入用開口部近傍には保持部24と係合する係合手段19が設けられている。詳述すると、一対の装着用シート13a,13bそれぞれにおける把手具20の挿入方向両端部には、図2及び図5に示すように把手具20の保持部24としてのフック部と係合する係合手段19としての切れ込みが設けられている。
係合手段19としての切れ込みは、直線状、抜き穴、曲線状等の種々の形状を採用できるが、本実施形態ではコの字状をしており、保持部24と係合することにより、装着用シート13a,13bの長手方向内側から上方に向けて開くようになっている。係合手段19が保持部24に係合されると、把手具20は、被挿入部15における長手方向の動き、特に被挿入部15が抜ける方向への動きが規制されるため、挿入した把手具20に清掃用物品10を安定して保持することができる。
【0039】
保持部24としてのフック部が、係合手段19としての切れ込みに係合された状態において、フック部24は、切れ込み19に密接して係合しているか、又は所定の遊びを有して係合していることが好ましい。フック部24と切れ込み19とが密接して係合している場合には、把手具衝合部23と保持部24との間における清掃用物品10の移動はほとんど生じない。
【0040】
前述した係合手段19は、一対の装着用シート13a,13bのそれぞれに形成されているので、被挿入部15を何れの面を上側としても把手具20に保持することができる。
【0041】
即ち、前述した本実施形態の清掃具1は、扁平で筒状の把手挿入部15を有する清掃用物品10と、該把手挿入部15に挿入して取り付けられる把手20とからなり、全体として縦長な形状を有している。被挿入部15は、図4に示すように、一対の把手装着用シート13a、13bが接合されて形成されており、把手具20は、図3(a)〜(c)に示すように、把持部21と、該把持部21の先端から延びており被挿入部15内に挿入される板状の挿入部22とから形成されており、挿入部22は、基部22aからその先端部22bへ向かう途中に把手具衝合部としての一対の段差部23,23を有しており、一対の該段差部23,23から該先端部22bまでの部分の幅は、一対の該段差部23,23における挿入部22の幅よりも狭く形成されており、被挿入部15の入り口の幅は、先端部22bの幅よりも広く且つ一対の段差部23,23における挿入部22の幅と略同じとなっており、被挿入部15は、一対の把手装着用シート13a、13bが、把手具20の挿入方向に延びる2つの接合領域16a、16bで接合されて形成されており、2つの該接合部16a,16bは、把手20の挿入方向と直交する方向に離間しており、把手挿入部15には、図5に示すように、一対の段差部23,23における挿入部22の狭くなった幅を有する被挿入衝合部としての括れ部18が設けられている。本実施形態において、把手20の挿入方向は、清掃用物品10の長手方向と一致しており、把手20の挿入方向と直交する方向は、清掃用物品10の幅方向と一致している。
【0042】
本実施形態の清掃具1において、清掃用物品10を把手具20に保持する際には、例えば、挿入部22を、把手具衝合部23が被挿入衝合部18によりそれ以上の挿入が規制されるまで、被挿入部15内に挿入し、次いで被挿入部15の挿入用開口部側の端部を摘み、この端部を把持部21の方向上方へ引っ張ることで係合手段19としての切れ込みと保持部24とを係合し、清掃用物品10を把手具20に保持することが可能である。
【0043】
逆に、把手具20に保持された清掃用物品10を外す際には、例えば、被挿入部15の挿入用開口部側の端部を摘み、この端部を把持部21方向の上方へ引っ張ることで、係合手段19としての切れ込みを保持部24から外し、次いで把手具20を被挿入部15から引き抜くことで、把手具20を清掃用物品10から外すことが可能である。
【0044】
本実施形態の清掃用物品10について、更にまた説明すると、繊維層11a,11b,11c,11dは、所定の厚みをもって繊維束が一方向に配向されてなるものである。繊維束は、図6に示すように清掃用物品10の幅方向に配向している。
【0045】
繊維層11a、11bと装着用シート13aとは、各繊維層11a、11bにおける繊維の配向方向が、装着用シート13aの長手方向と略直交して積層されている。更に繊維層11a、11b及び装着用シート13aは、それらの幅方向中央部を一致させて装着用シート13aの長手方向にわたり接合されている。接合は、所定幅をもった直線状の接合ライン14に沿って行われる。接合ライン14は、繊維層11a、11b及び装着用シート13aの幅方向中央部に形成される。接合ライン14は、例えばヒートシール等の融着、接着剤による接着などの公知の接合手段によって形成される。繊維層11a、11b及び装着用シート13aの何れもが熱融着性の材料から構成されている場合には、熱融着によって接合ライン14を形成することが簡便である。
同様に、繊維層11c、11dと装着用シート13bとは、積層して接合されている。尚、一対の装着用シート13a,13b同士は接合ライン14によって接合されていない。
【0046】
また、繊維層11bと装着用シート13a及び繊維層11cと装着用シート13bそれぞれは、接合領域16a、16bを形成する接合部17及び一対の衝合用接合部18a、18bが融着により形成されていることが、清掃用物品10に柔軟性を確保しつつ剛性を付与する観点から好ましい。
本実施形態の清掃用物品10は、前述したように構成された後、各繊維層が毛羽立たされ全体が円柱形状を有する。
【0047】
本実施形態の清掃具1を構成する各部材について説明すると、各繊維層11a〜11dを構成する繊維としては、繊維長が30〜150mm、特に50〜100mmのものを用いることが埃の絡み取り性の点から好ましい。本実施形態においては、このような繊維長を有する繊維を繊維束(トウ)の状態で用いる。その際には公知の開繊装置を用いて繊維を十分に開繊しておくことが好ましい。
【0048】
繊維として特に捲縮繊維を用いると、埃の絡み取り性が一層向上するので好ましい。捲縮繊維としては、二次元又は三次元捲縮したものを用いることができる。捲縮率(JIS L0208)は5〜50%、特に10〜30%であることが埃の絡み取り性の向上の点から好ましい。捲縮率は、繊維を引き伸ばしたときの長さAと元の繊維の長さBとの差の伸ばしたときの長さAに対する百分率で定義され、下記の式から算出される。
捲縮率=(A−B)/A × 100 (%)
【0049】
元の繊維の長さBとは、自然状態における繊維の両端部を直線で結んだ長さをいう。自然状態とは、繊維の一方の端部を水平な板に固定し、繊維の自重で下方に垂らした状態をいう。繊維を引き伸ばした時の長さAとは、繊維の捲縮がなくなるまで伸ばした時の最小荷重時の長さをいう。
繊維の捲縮率は前述の通りであり、捲縮数は1cm当たり2〜10個であることが好ましい。
【0050】
繊維の太さは本発明において特に臨界的ではないが、埃の絡み取り性や、清掃対象面への傷付き防止性の観点から、0.1〜200dtex、特に2〜30dtexであることが好ましい。
【0051】
また、清掃用物品10における装着用シート13a,13bの形成材料としては、従来の清掃用物品に用いられている不織布等の繊維シートを用いることができる。特に、エアスルー不織布もしくはスパンボンド不織布が好ましい。
【0052】
把手具20の形成材料としては、熱可塑性樹脂が好ましく、具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、アクリル樹脂等が、成形加工性、可撓性の観点から好ましい。
【0053】
前述した本実施形態の清掃具1によれば、把手具20の挿入部22は、先細りの形状を有しており、被挿入部15に挿入し易く且つ外し易くなっている。また、挿入された挿入部22は、被挿入部15内における長手方向の動きが規制されており、且つ係合手段19が保持部24と係合されることで、把手具20に清掃用物品10が安定的に保持される。即ち、清掃具1は、清掃操作中には、清掃用物品10が把手具20から抜け難く、清掃用物品10を把手具20から外す操作は、前述したように容易である。
また、把手具20を清掃用物品10の長手方向両端部の何れからも挿入できるので、清掃作業により清掃用物品10の長手方向の一方の端部が汚れても、把手具20を別の端部の挿入用開口部に挿入し直して、汚れの少ない他方の端部を用いて清掃作業が行うことができる。
【0054】
次に、本発明の第2〜4実施形態の清掃具を、図7〜図12を参照しながら説明する。
第2〜4実施形態について、特に説明しない点については、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図7〜図12において、図1〜図6と同じ部材に同じ符号を付してある。
【0055】
本発明の好ましい第2実施形態の清掃具1において、把手具20は、図7に示すように清掃用物品10の被挿入部15に長手方向の一方からのみ挿入可能となっている。また、係合手段19としての切れ込みも、把手具20を挿入する挿入用開口部の側にのみ設けられている。
【0056】
本実施形態において、被挿入部15における接合領域16aと接合領域16bとの間の幅は、一対の衝合用接合部18a、18bの係合手段19が設けられている挿入用開口部側とその反対側とで異なっている。係合手段19が設けられている側の領域における接合領域16aと接合領域16bとの幅は、挿入部22の基部22aから把手具衝合部23までの領域の幅W3(図3(b)参照)と略同じ又は幅W3よりやや広くなっている。
【0057】
一方、係合手段19が設けられていない側の領域における接合領域16aと接合領域16bとの幅は、挿入部22の把手具衝合部23から先端部22bまでの領域の最大幅である幅W2(図3(b)参照)と略同じ又は幅W2よりやや広くなっている。
本実施形態の被挿入部15において、接合領域16a、16bは、図7に示すように把手具20を挿入して挿入部22の把手具衝合部23と被挿入部15の被挿入衝合部18とを衝合させた状態では、挿入部22の長手方向両側縁の略全長に亘り部分的に接し、挿入部22が一対の装着用シート13a,13bの幅方向に動くことが規制される。
その他の構成は、前述した第1実施形態と同様である。
【0058】
前述した本実施形態の清掃具1によれば、被挿入部15に挿入された挿入部22は被挿入部15内における幅方向の動きが更に規制されており、清掃用物品10は把手具20に更に安定的に保持される。また、前述した第1実施形態と同様の効果が奏される。
【0059】
尚、被挿入衝合部18は、第1実施形態にあっては衝合接合部18a、18bにより形成し、本実施形態にあっては接合領域16a、16bの間の幅又は断面積を挿入用開口部側の領域において大きく、その反対側の領域において小さく形成し、広い幅(大きな断面積)から狭い幅(小さな断面積)に変わる境部分によって形成しているが、これらの構成には限定されない。即ち、被挿入衝合部18は、清掃用物品10の被挿入部15に把手具20の挿入部22を挿入したときに、把手具20の把手具衝合部23と衝合させて、衝合位置から先に挿入部22を挿入させない構成であれば種々の構成を採用することができる。例えば、被挿入部15の挿入用開口部を挿入部22の最大幅(又は最大断面積)よりも広幅(又は広い面積)に形成し、接合領域16a、16bの間の幅を挿入用開口部側から先端に向かう途中領域から徐々に狭く形成し、挿入部22の把手具衝合部23(段差形状が好ましい)に衝合するが把手具衝合部23よりも先端部22b側の挿入部22を挿入可能な幅まで狭くするテーパー部を形成することにより、挿入部22をこのテーパー部によって誘導しながら被挿入衝合部18と把手具衝合部23とが衝合するまでスムーズに挿入することができる。
【0060】
本発明の好ましい第3実施形態の清掃具1において、挿入部22は、図8及び図9に示すように、互いに略平行に延びている板状の一対の棒状部221,221を有しており、一対の該棒状部221,221はその長手方向と直交する方向に離間し、一対の棒状部221,221の先端同士222,222は連結しており、一対の該棒状部221,221それぞれの基部223近傍の外側には保持部24として一対のフック部が設けられており、この一対のフック部における外側端縁同士241,241の幅は被挿入部15の挿入用開口部の幅よりも大きくなっており、一対の棒状部221,221はその基部同士223,223の間隔が狭まるように変形可能となっている。
【0061】
本実施形態の挿入部22は、弾性を有する熱可塑性樹脂から形成されている。挿入部22において、一対の棒状部221,221の基部223側端部の外側には、図8及び図9に示すように一対の拡縮操作部224,224が設けられており、一対の拡縮操作部224,224を互いに近づくように押圧することより、一対の棒状部221,221の基部同士223,223の間隔が狭まる。一対の棒状部221,221は、その先端同士222,222同士が連結しているので、基部同士223,223を互いに近づけるか又は遠ざける変形に対して、元の間隔の状態に戻ろうとする復元力を有する。
【0062】
本実施形態の清掃具1について更に説明すると、清掃用物品の係合手段は、図10に示すように、把手具20を挿入する方向と直交する方向に離間して設けられた一対の保持用接合部19,19である。
把手具20は、図10に示すように、挿入部22を清掃用物品10の被挿入部15に挿入し、保持部24としての一対のフック部を一対の保持用接合部19,19とを係合させることによって、清掃用物品10を保持する。
【0063】
一対の保持用接合部19,19それぞれは、装着用シート13a、13bの把手具20の挿入方向における両端部が部分的に接合されて形成されている。一対の保持用接合部19,19それぞれは、縦長矩形形状であり、その長手方向が装着用シート13a、13bの幅方向と一致している。
保持用接合部19は、ヒートシール又は接着剤による接着など公知の接合手段により形成されている。一対の装着用シート13a,13bが熱融着性の材料から構成されている場合には、熱融着によって保持用接合部19を形成することが簡便であり好ましい。
【0064】
被挿入部15において、一対の保持用接合部19,19は、図10に示すように、一対の装着用シート13a,13bの幅方向に、幅W5(図10参照)離間して設けられている。幅W5は、挿入部22における保持部24としての一対のフック部から把手具衝合部23までの部分の幅W3よりも、1mm以上、特に3mm以上大きいことが、挿入部22を被挿入部15に挿入し又は取り外し易くなる観点から好ましい。
【0065】
また、本実施形態の把手具20において、把持部21に挿入部22が脱着可能に取着されている。把持部21の先端部には、挿入部22の基部22aを嵌入するための嵌入部211が設けられている。挿入部22の基部側端部に位置する一対の拡縮操作部224,224は、基部22aが嵌入部211に嵌入された状態で、図8(a)及び(b)に示すように嵌入部211の両側部に設けられた開口部から外側に延出している。
【0066】
保持部24は、図9に示すように楔形をしており、挿入部22を被挿入部15に挿入し易い形状を有している。保持部24の基部223側は、やや基部223側の端縁に向って傾斜しながら棒状部221の側縁に対して幅方向外方に延びており、保持用接合部19との係合が外れにくい形状を有している。
【0067】
挿入部22は、図9に示す把持部21から脱着された状態において、保持部24としての一対のフック部から把手具衝合部23までの部分の幅が略一定であり、把手具衝合部23において幅が狭まり、把手具衝合部23から先端部22bまでの部分の幅がまた略一定となっている。このように、挿入部22は、先細りの形状を有し、その平面視形状が幅方向の中心線に対して略線対称に形成されており、把手具20の全体としての外観は、図8(a)〜(c)に示すように前実施形態の把手と略同様である。
【0068】
図9は、把持部21から脱着された状態における挿入部22の平面図を示している。挿入部22の一対の棒状部221,221の基部223,223同士の間隔は、把持部21から脱着された状態では、把持部21の嵌入部211に嵌入された状態(図8)よりも離間した状態にある。従って、一対の基部223,223は、嵌入部211内において互いに離間する方向に広がろうとする復元力を有し、この力によって嵌入部211内に安定的に固定されている。また、一対の拡縮操作部224,224それぞれの内側には、図9に示すように補助固定部225が設けられており、該補助固定部225により板状の一対の棒状部221,221それぞれの面方向の動きが規制されて固定されている。
【0069】
また、挿入部22は、図10に示すように把持部21に取着された状態において、保持部24としての一対のフック部における外側端縁同士241,241の幅W4(図10参照)は、一対の保持用接合部19,19同士の幅W5よりも、1mm以上、特に3mm以上大きいことが好ましい。
幅W4が幅W5よりも1mm以上、特に3mm以上大きいことにより、保持部24としての一対のフック部が、保持用接合部19,19と確実に係合される。尚、幅W4の最大値は、挿入部22又は装着用シート13,13等の寸法から適宜決められることが好ましい。
【0070】
図11に示すように、一対の拡縮操作部224,224を互いに近づくように押すと、保持部24(一対のフック部)における外側端縁同士241,241の幅W4は、保持用接合部19,19同士の幅W5よりも狭まるようになっている。また、一対の拡縮操作部224,224を押すことを止めると、挿入部22の復元力により一対の棒状部221,221の基部同士223,223の間隔が広がり、保持部24(一対のフック部)における外側端縁同士241,241の幅W4は、保持用接合部19,19同士の幅W5よりも広がる。この状態において、保持部24としての一対のフック部それぞれは、図10に示すように保持用接合部19,19と係合した状態となり、把手具20は、被挿入部15における長手方向外側への動きが規制され、把手具20に挿入された清掃用物品10に安定して固定される。
【0071】
前述したように、一対の拡縮操作部224,224を互いに近づくように押し、幅W4を幅W5よりも狭めるのに要する荷重は、0.1〜5N、特に0.5〜3Nであることが好ましい。荷重が0.1N以上であることにより、清掃作業中に、誤って一対の拡縮操作部224,224が互いに近づくように押され、清掃用物品10が把手具20から外れることが防止される。また、荷重が5N以下であることにより、子供から大人まで、一対の拡縮操作部224,224を互いに近づくように押すことができ、把手具20から清掃用物品10の脱着及び装着が容易となる。
【0072】
前述した荷重の測定は、例えば、以下のように行うことができる。道具の拡縮操作部を圧縮試験機にセットし、拡縮操作部がもっとも縮んだところでの荷重を測定する。
その他の構成は、前述した第1実施形態と同様である。
【0073】
本実施形態の清掃具1において、清掃用物品10を把手具20に保持する際には、例えば、図11に示すように、一対の拡縮操作部224,224を互いに近づくように押し、幅W4を幅W5よりも狭めた状態で、挿入部22を、把手具衝合部23が被挿入衝合部18としての括れ部によりそれ以上の挿入が規制されるまで被挿入部15内に挿入し、一対の拡縮操作部224,224を押すのを止める。すると、挿入部22の復元力により、一対の棒状部221,221の基部同士223,223の間隔が広がり、保持部24としての一対のフック部それぞれは、図10に示すように保持用接合部19,19と係合し、清掃用物品10を把手具20に固定して保持することが可能である。
【0074】
逆に、把手具20に保持された清掃用物品10を外す際には、例えば、図12に示すように、把持部21を片手で持ち、清掃用物品10を下側に向けた状態で、一対の拡縮操作部224,224を互いに近づくように押して幅W4を幅W5よりも狭めると、清掃用物品10は自重により被挿入部15から抜け落ち、把手具20から外すことが可能となる。
【0075】
前述した本実施形態の清掃具によれば、把手具20への清掃用物品10の装着及び脱着が容易となっている。また、清掃用物品10の脱着の際には、汚れた清掃用物品10を手で触れることなく、廃棄することができる。そして、前述した第1実施形態と同様の効果が奏される。
【0076】
本発明の好ましい第4実施形態の清掃具1は、筒状の被挿入部15を有する清掃用物品10と被挿入部15に挿入して取り付けられる把手具20とからなる。
また、本実施形態の清掃具1において、被挿入部15は、一対の装着用シート13a、13bが接合されて形成されており、把手具20は、把持部21と、把持部21の先端から延びて被挿入部15内に挿入される挿入部22とから形成されている。挿入部22は、基部22aからその先端部22bへ向う途中に把手具衝合部23を有しており、把手具衝合部23から先端部22bまでの部分の太さは、把手具衝合部23の太さよりも細く形成されており、被挿入部15の挿入用開口部の大きさは、先端部22bの太さよりも大きく且つ把手具衝合部23の太さと略同じとなっている。被挿入部15は、一対の装着用シート13a、13bが、把手具20の挿入方向に延びる2つの接合領域16a、16bで接合されて形成されており、2つの接合領域16a、16bは、把手具20の挿入方向と直交する方向に離間しており、各接合領域16a、16bは、接合部17が把手具20の挿入方向に間隔をあけて並んで形成されており、被挿入部15には、挿入部22の把手具衝合部23としての段差部の細い部分に相当する太さを有する被挿入衝合部18としての括れ部が設けられている。
【0077】
本実施形態の清掃具1における把手具20について、更に説明すると、挿入部22は細長く、挿入部22の長手方向と直交する方向の断面形状が円形状を有している。挿入部22は、2枚の装着用シート13a,13bによって形成される被挿入部15内に挿入される。
挿入部22は、その基部22aから把手具衝合部23までの部分の太さが略一定であり、把手具衝合部23において太さが細くなり、把手具衝合部23から先端部22bまでの部分の太さがまた略一定となっている。本明細書において、挿入部22の太さは、挿入部22の長手方向と直交する方向における断面の面積である。
【0078】
挿入部22は、その基部22aから段差部23までの部分を形成する円柱形状と、把手具衝合部23から先端部22bまでの部分を形成する円柱形状との中心軸が一致している。
挿入部22において、把手具衝合部23から先端部22bまでの部分の太さである断面の面積が、基部22aから把手具衝合部23までの部分の太さである断面の面積に対して、50〜95%、特に70〜90%であることが、挿入部22の把手具衝合部23において被挿入衝合部18と衝合し、被挿入部15内へそれ以上の挿入が確実に規制され、把手具20を被挿入部15に挿入する際に、把手具20が被挿入部15の挿入用開口部に引っかからず且つ把手具20の挿入部22の剛性を確保する上で好ましい。
また、把手具衝合部23としては、先端部22b側から基部22a側へ向かって広がるテーパーが形成されており、把手具20が被挿入部15へスムーズに入れやすくなっている。
このように、挿入部22は先細りの形状を有している。その他の構成は、前述した第
1実施形態と同様である。
【0079】
本実施形態の清掃具1における清掃用物品10について、更に説明する。清掃用物品10の被挿入部15において、被挿入衝合部18は、被挿入部15における把手具20の挿入方向中央部に設けられている。また、本実施形態において、被挿入衝合部18は、把手具20の挿入方向と直交する方向に離間する一対の衝合用接合部18a、18bから形成されている。一対の衝合用接合部18a、18bそれぞれは、その平面視形状が円形である。
本実施形態において、把手具20の挿入部22が、被挿入部15に挿入されると、一対の装着用シート13a、13bの間が離れ、断面が円形状の筒状の空間が形成される。挿入部22は、把手具衝合部23において被挿入衝合部18と衝合することにより、被挿入部15内へそれ以上の挿入が規制される。
【0080】
前述した本実施形態の清掃具1によれば、把手具20における挿入部22の剛性が高められており、清掃対象面に固く付着したゴミ等を擦りおとすことが容易となっている。また、前述した第1実施形態と同様の効果が奏される。
【0081】
本発明の清掃具1は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の清掃具1における各実施形態において、接合領域16a、16bは、接合部17の不連続的に接合により形成されていたが、連続的な接合によって形成されていても良い。また、各実施形態において、接合領域16a、16bは、把手具20の挿入方向と平行に形成されていたが、把手具20の挿入方向に延びていれば、平行に形成されていなくても良い。また、各実施形態において、被挿入衝合部18を形成する一対の衝合用接合部18a、18bそれぞれは、その平面視形状が円形であり、相隣接する接合部17とは繋がっていなかったが、図13に示すように、相隣接する接合部17と繋がった形状を有していても良い。さらに、衝合用接合部18a、18bは一対ある必要はなく、一方のみ形成するものであっても良く、この場合の挿入部22の把手具衝合部23も一方側に設けても良く、衝合用接合部18a又は18bを形成した側に衝合するように挿入部22を被挿入部15に挿入する。
【0082】
また、挿入部22は、図14(a)〜(c)に示すように、2股形状を採用しても良い。この場合、二股形状の挿入部22の二股部分を挿入するために、被挿入部15は幅方向中央部に清掃用物品10の長手方向に延びる接合領域16cが形成されていることが好ましい。
【0083】
尚、挿入部22がその基部22aから先端部22bに向かう途中領域、好ましくは中央部で2股に分岐し、先端部22bへ延びる2股形状で形成された場合には、この分岐部分を把手具衝合部23とし、被挿入部15の中央部に形成した衝合用接合部を被挿入衝合部18とし、挿入部22の2股を構成する2本の板状部又は棒状部の間において分岐部分に衝合させる。この場合の衝合用接合部は、例えば図14(c)に示す接合領域16cにように挿入部22の挿入方向における中央領域にのみ設けることによって形成することができる。2股形状を採用した挿入部22の分岐部分を把手具衝合部23とし、被挿入部15の中央部の接合領域16cを被挿入衝合部18とすることによって、挿入部22の側部に把手具衝合部を形成しない構成も採用することができる。また、把手具衝合部23としての分岐部分は、被挿入部15の端部(挿入用開口部)でなく被挿入部15の内部で被挿入衝合部18に衝合するので、被挿入部15が挿入部22の挿入方向への移動を規制する部分が係合手段19と把手具衝合部23である分岐部分とに分散され、被挿入部15の挿入用開口部におけるよれ、破れ、皺を防止できる。
【0084】
また、各実施形態において、被挿入部15における各接合領域16a、16bは、接合点が間隔をあけて直線状に連なって形成されていたが、各接合領域16a、16bは、接合線が間隔をあけて直線状に連なって形成されていても良い。また、各実施形態において、清掃用物品10を構成する繊維層11a〜11dは、それぞれ繊維束(トウ)から形成されていたが、該繊維束に替えて、それぞれ長繊維から形成されていても良い。この場合、繊維層11a〜11dそれぞれにおける長繊維が毛羽立てられて、清掃用物品10の全体の形状が円柱状となっていることが好ましい。この長繊維として、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリプロピレン(PP)やポリエチレンPEやPET/PE等が用いられ、繊維長さは、好ましくは50〜200mm、更に好ましくは60〜120mmであり、繊維の太さは、好ましくは0.5〜5dtex、更に好ましくは1〜3dtexである。
また、繊維層の数は特に制限されない。
【0085】
更に、第4実施形態において、把手具20の挿入部22は、その断面形状が円形状であったが、楕円形状、長円形状、三角形状又は四角形状等の多角形状を有していても良い。また、第4実施形態において、挿入部22は、互いに略平行に延びている一対の棒状部221,221を有しており、一対の棒状部221,221の先端222,222同士は連結しており、一対の該棒状部221,221それぞれの基部223近傍の外側には、接合部16a、16bと係合する保持部24として一対のフック部が設けられ、一対のフック部の外側端縁241,241同士の幅が被挿入部15の挿入用開口部の大きさよりも大きくなっており、一対の棒状部221,221がその基部223,223同士の間隔が狭まるように変形可能となっていても良い。
【0086】
また、保持部24は、前述したフック部等のほか、面ファスナ、又は、弾性板状部にスリットを設け、被挿入部15の端部をこのスリットで挟んで保持する等の種々の手段を採用することができる。
【0087】
更に、本発明の清掃用物品10は、把手具20の挿入部22を挿入可能な被挿入部15と、挿入された該挿入部22の一部と衝合して衝合位置から先への該挿入部22のそれ以上の挿入を規制する被挿入衝合部18とを有しており、被挿入部15は、重ね合わせた装着用シート13を接合することによって形成され、装着用シート13は、複数の接合領域16,16を有しており、該接合領域16,16それぞれは、該装着用シート13における把手具20の挿入方向の一端から他端まで延びる概ね平行な複数の仮想線それぞれに沿って間隔をあけて設けられた接合部17,17により形成されており、被挿入衝合部18は、相隣合う接合領域16同士の間であって、挿入部22が挿入される方向の中間領域に位置しており、重ね合わされた装着用シート13が部分的に接合された接合部から形成されていても良い。
【0088】
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
本発明の清掃具は、通常乾式の状態で、例えばテーブルや机、タンスなどの家具、テレビやビデオデッキ、冷蔵庫などの家電製品等の清掃に用いられる。また、部屋の隅部や、壁と家具との間の狭い隙間の清掃にも用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】図1は、本発明の清掃具の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態の清掃具を示す平面図である。
【図3】図3(a)〜(c)は、第1実施形態の清掃具における把手具を示しており、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図である。
【図4】図4は、第1実施形態の清掃具の清掃用物品における一対の被装着用シートを示す平面図である。
【図5】図5は、図4に示す一対の被装着用シートに把手が挿入されている様子を示す平面図である。
【図6】図6は、図1に示す清掃具の分解斜視図である。
【図7】図7は、本発明の清掃具の第2実施形態の清掃用物品における一対の装 着用シートに把手具が挿入されている様子を示す平面図である。
【図8】図8(a)〜(c)は、本発明の清掃具の第3実施形態における把手具を示しており、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図である。
【図9】図9は、図8に示す把手具の挿入部を示す平面図である。
【図10】図10は、図8に示す把手具が一対の装着用シートに挿入されている様子を示す平面図である。
【図11】図11は、図8に示す把手具の挿入部を清掃用物品の被挿入部に挿入している様子を示す模式図である。
【図12】図12は、図8に示す把手具の挿入部から清掃用物品を外す様子を示す模式図である。
【図13】図13は、本発明の清掃具の他の実施形態の清掃用物品における括れ部を示す平面図である。
【図14】図14(a)〜(c)は、それぞれ本発明の清掃具の更に他の実施形態の清掃用物品における一対の装着用シートに把手具が挿入されている様子を示す平面図である。
【図15】図15(a)及び(b)は、それぞれ本発明の清掃具の更にまた他の実施形態の清掃用物品における把手具を示している。
【符号の説明】
【0090】
1 清掃具
10 清掃用物品
11a,11b,11c,11d 繊維層
13a,13b 装着用シート
14 接合ライン
15 被挿入部
16a、16b 接合領域
17 接合部
18 被挿入衝合部
18a、18b 衝合用接合部
19 係合手段(切れ込み)、保持用接合部
20 把手具
21把持部
211 嵌入部
22挿入部
22a 基部
22b 先端部
221 棒状部
222 棒状部の先端
223 棒状部の基部
224 拡縮操作部
225 補助固定部
23 把手具衝合部
24 保持部
241 外側端縁





 

 


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