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電気掃除機 - 三洋電機株式会社
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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−54269(P2007−54269A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−242698(P2005−242698)
出願日 平成17年8月24日(2005.8.24)
代理人 【識別番号】100083231
【弁理士】
【氏名又は名称】紋田 誠
発明者 桑原 将吾 / 森田 明宏 / 土田 英也 / 松橋 弘道
要約 課題
集塵蓋を閉じるときの紙パックの噛み込みを確実に防ぐことができる電気掃除機を提供する。

解決手段
集塵用紙パック10を装着可能な集塵室12を備え、当該集塵室12の開口が集塵蓋で開閉自在に密閉される電気掃除機において、集塵室12の開口縁16から突出して、当該開口縁16と集塵蓋間への紙パック10の噛み込みを防止する噛み込み防止部材を備えた。この噛み込み防止部材は、集塵室12内の両側壁にそれぞれ開口縁16に沿うように複数形成されて開口縁16を超えて突出するリブ17から成る。
特許請求の範囲
【請求項1】
集塵用紙パックを装着可能な集塵室を備え、当該集塵室の開口が集塵蓋で開閉自在に密閉される電気掃除機において、
前記集塵室の開口縁から突出して、当該開口縁と前記集塵蓋間への前記紙パックの噛み込みを防止する噛み込み防止部材を備えたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項2】
前記噛み込み防止部材は、前記集塵室内の両側壁にそれぞれ開口縁に沿うように複数形成されて開口縁を超えて突出するリブから成ることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】
前記集塵室は、前記集塵用紙パックに替えてサイクロン方式のダストボックスが装着可能に構成されて成ると共に、前記噛み込み防止部材は前記ダストボックの位置決め機能を併せ持つことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気掃除機。
【請求項4】
前記集塵室は、前記集塵用紙パックに替えてサイクロン方式のダストボックスが装着可能に構成されて成ると共に、当該集塵室内に集塵用紙パック及びダストボックスのいずれも未装着のときに前記集塵蓋による集塵室開口の閉鎖を阻止する単一の機構を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。
【請求項5】
前記単一の機構として、前記集塵用紙パックの着脱時に回動操作されると共に前記集塵蓋と関わり合うクランプボタンを、前記ダストボックスの着脱時にも当該ダストボックスに当接しながらほぼ同様に回動するように構成したことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
【請求項6】
前記集塵用紙パックの装着用台紙の左右位置決め機構を前記集塵室内の両側壁で構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電気掃除機。
【請求項7】
前記集塵室は、掃除機本体の下ケース上に取り付けられる集塵ケースによって形成されると共に、前記集塵用紙パックの装着用台紙の左右位置決め機構を前記集塵ケース内の両側壁で構成したことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、集塵用紙パックを装着可能な集塵室を備えた電機掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、集塵用紙パックを装着可能な集塵室を備えた電機掃除機が良く知られており(例えば、特許文献1参照)、紙パックが装着された集塵室は集塵蓋で開閉自在に密閉されるようになっている。
【0003】
特許文献1に示された集塵室内の両側壁には、その図5に示されているように内側に向けて突出する複数のリブが形成されており、これにより紙パックが塵埃を集塵して大きく膨らんでも、集塵室内の両側壁との間に隙間を持たせて密着するのを防げるようになっている。
【特許文献1】特開平7−88060号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、掃除機本体は年々小型化やスリム化が図られており、それに応じて集塵室の幅も狭くなってきている。しかし、紙パックを各機種毎にそれぞれの集塵室に合わせたものを用意することはコスト高となることから、複数の機種に共通の紙パックが用いられている。
【0005】
このような状況において、掃除機本体の小型化やスリム化によって、それに対応してより幅狭に形成された集塵室に、それまでのより幅広の集塵室に合わせた紙パックが用いられると、塵埃を集塵して膨らんだ紙パックの両側上部が集塵室の開口縁からはみ出し、集塵蓋を閉じたときに噛み込んでしまう課題が生じてきた。
【0006】
なお、特許文献1に示された集塵室内のリブは、前述したように紙パックが塵埃を集塵して大きく膨らんでも集塵室内の両側壁との間に隙間を持たせて密着するを防ぐためのもので、紙パックが集塵室の開口縁からはみ出すような場合の噛み込みを防止することはできない。
【0007】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、集塵蓋を閉じるときの紙パックの噛み込みを確実に防ぐことができる電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、集塵用紙パックを装着可能な集塵室を備え、当該集塵室の開口が集塵蓋で開閉自在に密閉される電気掃除機において、前記集塵室の開口縁から突出して、当該開口縁と前記集塵蓋間への前記紙パックの噛み込みを防止する噛み込み防止部材を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
また、前記噛み込み防止部材は、前記集塵室内の両側壁にそれぞれ開口縁に沿うように複数形成されて開口縁を超えて突出するリブから成ることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、前記集塵室は、前記集塵用紙パックに替えてサイクロン方式のダストボックスが装着可能に構成されて成ると共に、前記噛み込み防止部材は前記ダストボックの位置決め機能を併せ持つことを特徴とするものである。
【0011】
また、前記集塵室は、前記集塵用紙パックに替えてサイクロン方式のダストボックスが装着可能に構成されて成ると共に、当該集塵室内に集塵用紙パック及びダストボックスのいずれも未装着のときに前記集塵蓋による集塵室開口の閉鎖を阻止する単一の機構を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
また、前記単一の機構として、前記集塵用紙パックの着脱時に回動操作されると共に前記集塵蓋と関わり合うクランプボタンを、前記ダストボックスの着脱時にも当該ダストボックスに当接しながらほぼ同様に回動するように構成したことを特徴とするものである。
【0013】
さらに、前記集塵用紙パックの装着用台紙の左右位置決め機構を前記集塵室内の両側壁で構成したことを特徴とするものである。
【0014】
また、前記集塵室は、掃除機本体の下ケース上に取り付けられる集塵ケースによって形成されると共に、前記集塵用紙パックの装着用台紙の左右位置決め機構を前記集塵ケース内の両側壁で構成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本願発明によれば、集塵室の開口縁から突出して当該開口縁と集塵蓋間への紙パックの噛み込みを防止する噛み込み防止部材を備えたことにより、掃除機本体の小型化やスリム化によって、それに対応してより幅狭に形成された集塵室に、それまでのより幅広の集塵室に合わせた紙パックが用いられても、集塵蓋を閉じるときの紙パックの噛み込みを確実に防ぐことができる。
【0016】
また、前記噛み込み防止部材は、集塵室内の両側壁にそれぞれ開口縁に沿うように複数形成されて開口縁を超えて突出するリブから成るものであるから、比較的簡単な構成かつ低コストで、集塵蓋を閉じるときの紙パックの噛み込みを確実に防ぐことができる。
【0017】
さらに、前記集塵室は、集塵用紙パックに替えてサイクロン方式のダストボックスが装着可能に構成されて成ると共に、前記噛み込み防止部材はダストボックの位置決め機能を併せ持つように構成したことにより、紙パック方式とサイクロン方式の両用の集塵室を備えた掃除機本体の構造の簡素化及び小型化やスリム化を図ることが可能となる。
【0018】
また、前記集塵室は、集塵用紙パックに替えてサイクロン方式のダストボックスが装着可能に構成されて成ると共に、当該集塵室内に集塵用紙パック及びダストボックスのいずれも未装着のときに集塵蓋による集塵室開口の閉鎖を阻止する単一の機構(以下、ポカ避け機構と称す)を備えたことにより、紙パック方式とサイクロン方式の両用の集塵室を備えた掃除機本体におけるポカ避け機構の部品点数及びスペースが削減でき、コストダウン及び小型化やスリム化を図ることが可能となる。
【0019】
また、前記単一のポカ避け機構として、集塵用紙パックの着脱時に回動操作されると共に集塵蓋と関わり合うクランプボタンを、ダストボックスの着脱時にも当該ダストボックスに当接しながらほぼ同様に回動するように構成したことにより、クランプボタンを有効利用すると共に使い勝手を損なうことなく、紙パック方式とサイクロン方式の両用の集塵室を備えた掃除機本体におけるポカ避け機構の部品点数及びスペースが削減でき、コストダウン及び小型化やスリム化を図ることが可能となる。
【0020】
さらに、集塵用紙パックの装着用台紙の左右位置決め機構を集塵室内の両側壁で構成したことにより、一般的な左右位置決めリブを形成する場合に比べて、金型構造上無理なく掃除機本体の小型化やスリム化が可能となる。
【0021】
また、前記集塵室は、掃除機本体の下ケース上に取り付けられる集塵ケースによって形成されると共に、集塵用紙パックの装着用台紙の左右位置決め機構を集塵ケース内の両側壁で構成したことにより、集塵ケース内に左右位置決めリブを形成する場合に比べて、金型構造上無理なく集塵ケースの小型化やスリム化が可能となることから、掃除機本体の小型化やスリム化も可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本願発明の一実施形態の電気掃除機における掃除機本体の外観を示す斜視図、図2はその中央縦断面図である。
【0024】
このキャニスター型の掃除機本体1の外郭は、下ケース2及び上ケース3と、上ケース3の前側上面に開口する後述の集塵室の上面開口を開閉自在に密閉する集塵蓋4と、図示しない延長管や床用吸込具が連結されたホースが差し込まれる差込口5を有する前カバー6とから形成されている。
【0025】
掃除機本体1の底面前側中央部にはキャスター式の小径の前輪7が備えられ、両側面後側には大径の後輪8が備えられている。また、掃除機本体1の上面側における集塵蓋4の後側には、掃除機本体持ち運び用のハンドル9が回動自在に備えられている。
【0026】
掃除機本体1内には、前部に集塵用の紙パック10(図3参照)及びサイクロン方式のダストボックス11(図2,図4,図5参照)のいずれでも装着可能な両用の集塵室12が形成され、後部には電動送風機13が収納された電動送風機室14が形成されている。
【0027】
サイクロン方式のダストボックス11は、図5に示すように、前面側の下部に吸込口11aを有し、内部にはサイクロン方式の集塵部11bが形成され、背面側に塵埃を廃棄するときに開放されるフィルタ枠11cが設けられ、上面側にはハンドル部11dが備えられている。このハンドル部11dの前縁には、後述するポカ避け機構に関連する凹部11eが形成されている。
【0028】
集塵室12は、下ケース2上の前部にネジ止め固定される集塵ケース15(図6参照)によって形成される。この集塵室12(集塵ケース15)には、その開口縁16と集塵蓋4間への紙パック10の噛み込みを防止する噛み込み防止部材として、集塵室12(集塵ケース15)内の両側壁にそれぞれ開口縁16に沿うように前後に間隔をおいて2個ずつ形成されて開口縁16を超えて突出するリブ17が設けられている。この噛み込み防止リブ17は、図3(集塵蓋4は省略)に示すように集塵室12に装着された紙パック10が塵埃を集塵して膨らんだときに、紙パック10を両側から抑えるようにして両側への膨らみ過ぎを抑制することにより紙パック10が開口縁16からはみ出すのを防いで、噛み込みを確実に防止するように構成されている。
【0029】
また、この噛み込み防止リブ17は、図4(集塵蓋4は省略)に示すように集塵室12にサイクロン方式のダストボックス11が装着されるときには、ダストボックス11のガタつき等を防止する位置決め機能を併せ持つように構成されている。
【0030】
一方、集塵室12の最前部には、前述したホース差込口5に連通する吸引口18が形成され、この吸引口18にはパッキン19が装着されている。吸引口18の上方には、図8に示すように、紙パック10の装着用台紙10aの上下方向の位置決めと、台紙10aに形成された吸込口10bの周縁を前記吸引口18のパッキン19に密接した状態に台紙10aを固定するクランプフック20aを有して回動自在に取り付けられたクランプボタン20が設けられている。
【0031】
上記クランプボタン20は、図7に示すように、集塵室12に紙パック10及びダストボックス11のいずれも装着されていないときは、バネ等により付勢されて後方に傾斜した状態となって、クランプボタン20に集塵蓋4のポカ避けリブ4aが当たり、集塵蓋4が閉まらないように構成されている。
【0032】
また、図8に示すように集塵室12に紙パック10が装着されているときは、紙パック10の台紙10aを固定するために回動操作されるクランプボタン20が前方に傾斜して、集塵蓋4のポカ避けリブ4aが当たらない位置に回動しており、集塵蓋4が閉まるように構成されている。
【0033】
さらに、集塵室12にダストボックス11が装着されるときは、図9〜図12に示すようにクランプボタン20がダストボックス11の吸込口11a周縁とハンドル部11d前縁に当接しながら自動的に前記紙パック装着時とほぼ同様に回動して、図13,図14に示すように集塵蓋4のポカ避けリブ4aが当たらない位置にあり、図14に示すように集塵蓋4が閉まるように構成されている。このとき、ハンドル部11dは、その前縁に形成された凹部11eによりポカ避けリブ4aに当たらないような構成になっている。
【0034】
すなわち、本実施形態では、集塵室12内に紙パック10及びダストボックス11のいずれも未装着のときに集塵蓋4による集塵室12開口の閉鎖を阻止する単一のポカ避け機構を備えている。そして、この単一のポカ避け機構として、紙パック10の着脱時に回動操作されると共に集塵蓋4のポカ避けリブ4aと関わり合うクランプボタン20を有効利用して、ダストボックス11の着脱時にも当該ダストボックス11に当接しながらほぼ同様に回動するように構成したものである。
【0035】
また、本実施形態においては、紙パック10の台紙10aの左右位置決め機構を集塵室12内の両側壁で構成している。具体的には、図15〜図17に示すように、集塵室12を形成する集塵ケース15におけるクランプボタン20が設けられた位置の両側壁15a,15aで紙パック10の台紙10aの左右位置決めを行えるように構成している。この両側壁15a,15aは、図16に示すように下部側が台紙10aの幅に一致し、上部側が徐々に広くなるように形成しているので、両側壁15aで位置決めしても台紙10の挿入は容易に行えるように工夫している。
【0036】
また、図18に示すように、集塵室12と電動送風機室14を連通する開口部には格子状のエアインレットカバー21が取り付けられており、ここに微塵フィルタがフィルタ枠体に保持されたフィルタフィクスチャ22が着脱自在に装着されるが、このフィルタフィクスチャ22の下辺の係止爪22aを受ける爪受けを、本実施形態ではエアインレットカバー21と集塵ケース15との間に形成される凹部23により構成している。
【0037】
一般に、上記のようなフィルタフィクスチャ22の係止爪22aを受ける爪受けを設ける場合、エアインレットカバー21又は集塵ケース15のいずれかの部品にアンダーカットによる凹部を形成する必要があり、アンダーカットを形成するには金型にスライダーを追加しなければならず、金型が複雑になる。
【0038】
すなわち、図18(b)は従来の構成例を示し、この従来例ではエアインレットカバー21にアンダーカットによる爪受け孔21aを形成しているが、アンダーカットが必要な部品(ここではエアインレットカバー21)に金型でスライダーが必要となる。一方、本実施形態では、図18(a)の要部を図18(c)に拡大して示すように、集塵ケース15の下部後端側に形成される段部15bとエアインレットカバー21の下部前端21bとで、フィルタフィクスチャ22の下辺の係止爪22aを受ける爪受け凹部23を形成している。このように、アンダーカット部を2部品で構成することにより、金型でのスライダーが不要となり、金型構造の簡易化が実現できる。
【0039】
また、本実施形態のように、紙パック10及びサイクロン方式のダストボックス11の両用の集塵室12を備えると共に、この集塵室12が下ケース2上にネジ止め固定される集塵ケース15で形成されるものにおいては、集塵室12(集塵ケース15)の底部に、ネジ止め用のネジボスを形成すると共に、ダストボックス11が前後に移動して前後のパッキンの密閉度が損なわれるのを防ぐために前後方向の位置決め構成が必要となる。
【0040】
しかしながら、集塵室12(集塵ケース15)内のネジボスは紙パック10を破る可能性があるので、応力が集中しない形状(面状)にする必要があり、ダストボックス11の位置決め構成を含めると、集塵室12(集塵ケース15)内の構成が複雑になり、空間も制限されてしまう。
【0041】
そこで、本実施形態では、集塵室12(集塵ケース15)内のネジボスを紙パック10の破れ防止のため面状にすると共に、ダストボックス11の位置決めも兼ねるように構成したものである。
【0042】
すなわち、通常、ネジ止めには図19(b)に示すように小さな円形のネジボス15cが用いられるが、このように構成すると、紙パック10が塵埃を集塵して膨らんだときに小さな円形のネジボス15cに当たって応力集中しやすく破れやすくなる。そこで、本実施形態では、図19(a),(c)に示すように集塵室12の幅方向に横長の面状のネジボス15dとすると共に、その後端縁15eでダストボックス11の位置決めも行えるように構成したものである。
【0043】
このように構成することにより、紙パック10を用いるときは図20に示すように紙パック10が塵埃を集塵して膨らんでも、膨らんだ紙パック10に当たるネジボス15d面が広いので、応力集中しにくく破れにくくなる。また、ダストボックス11を用いるときは、図21に示すよに、ダストボックス11の前後方向の位置決めをネジボス15dの後端縁15eで兼ねることができる。
【0044】
以上のように、本実施形態によれば、集塵室12の開口縁16と集塵蓋4間への紙パック10の噛み込みを防止する噛み込み防止部材として、集塵室12内の両側壁にそれぞれ開口縁16に沿うように複数形成されて開口縁16を超えて突出する噛み込み防止リブ17を備えたことにより、掃除機本体1の小型化やスリム化によって、それに対応してより幅狭に形成された集塵室12に、それまでのより幅広の集塵室に合わせた紙パック10が用いられても、比較的簡単な構成かつ低コストで、集塵蓋4を閉じるときの紙パック10の噛み込みを確実に防ぐことができる。
【0045】
さらに、本実施形態のように集塵室12を紙パック方式とサイクロン方式の両用とした場合、紙パック10の噛み込み防止リブ17と、サイクロン方式のダストボックス11の位置決めリブを別々に構成すると、構造が複雑になり、小型化やスリム化を妨げることになる。これに対して、本実施形態においては、紙パック10の噛み込み防止部材としてのリブ17はダストボックス11の位置決め機能を併せ持つように構成されているので、紙パック方式とサイクロン方式の両用の集塵室12を備えた掃除機本体1の構造の簡素化及び小型化やスリム化を図ることが可能となる。
【0046】
また、集塵室12を紙パック方式とサイクロン方式の両用とした場合、ポカ避け機構をそれぞれに個別に対応する複数の部品で構成すると、部品及び組立費のコストアップと機構を構成するスペースの確保が必要となり、小型化やスリム化の妨げとなる。これに対して、本実施形態においては、集塵室12内に紙パック10及びダストボックス11のいずれも未装着のときに集塵蓋4による集塵室12開口の閉鎖を阻止する単一のポカ避け機構を備えたことにより、紙パック方式とサイクロン方式の両用の集塵室12を備えた掃除機本体1におけるポカ避け機構の部品点数及びスペースが削減でき、コストダウン及び小型化やスリム化を図ることが可能となる。
【0047】
また、上記単一のポカ避け機構として、紙パック10の着脱時に回動操作されると共に集塵蓋4のポカ避けリブ4aと関わり合うクランプボタン20を、ダストボックス11の着脱時にも当該ダストボックス11に当接しながらほぼ同様に回動するように構成したことにより、クランプボタン20を有効利用すると共に使い勝手を損なうことなく、紙パック方式とサイクロン方式の両用の集塵室12を備えた掃除機本体1におけるポカ避け機構の部品点数及びスペースが削減でき、コストダウン及び小型化やスリム化をを図ることが可能となる。
【0048】
また、紙パック10の台紙10aの左右位置決め機構を集塵室12(集塵ケース15)内の両側壁15a,15aで構成したことにより、集塵室12(集塵ケース15)内に左右位置決めリブを形成する場合に比べて、金型構造上無理なく集塵ケース15の小型化やスリム化が可能となることから、掃除機本体1の小型化やスリム化も可能となる。
【0049】
さらに、集塵室12と電動送風機室13間のエアインレットカバー21に着脱自在に装着されるフィルタフィクスチャ22の下辺の係止爪22aを受ける爪受けを、エアインレットカバー21と集塵ケース15との間に形成される凹部23により構成したので、金型でのアンダーカット部を形成するためのスライダーが不要となり、金型構造の簡易化が実現できる。
【0050】
また、集塵室12(集塵ケース15)内のネジボス15dを紙パック10の破れ防止のため面状にすると共に、ダストボックス11の前後方向の位置決めも兼ねるように構成したので、紙パック破れ防止と共に、更なる構造の簡素化、小型化やスリム化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本願発明の一実施形態の電気掃除機における掃除機本体の外観を示す斜視図。
【図2】その中央縦断面図。
【図3】上記実施形態において紙パックを用いた場合の状態を分かりやすく示すため集塵蓋を省略して示した斜視図。
【図4】同じくダストボックスを用いた場合の状態を分かりやすく示すため集塵蓋を省略して示した斜視図。
【図5】上記ダストボックスの斜視図。
【図6】集塵ケースの斜視図。
【図7】集塵室内に紙パック及びダストボックのいずれも未装着の時のポカ避け機構の作用を示す図。
【図8】集塵室内に紙パックが装着されている時のポカ避け機構の作用を示す図。
【図9】集塵室内にダストボックを装着する時のポカ避け機構の作用を示す図。
【図10】同じく、集塵室内にダストボックを装着する時のポカ避け機構の作用を示す図。
【図11】同じく、集塵室内にダストボックを装着する時のポカ避け機構の作用を示す図。
【図12】同じく、集塵室内にダストボックが装着された状態でのポカ避け機構の作用を示す図。
【図13】同じく、集塵室内にダストボックが装着された状態でのポカ避け機構の作用を示す図。
【図14】同じく、集塵室内にダストボックが装着された状態でのポカ避け機構の作用を示す図。
【図15】集塵室(集塵ケース)内に紙パックが装着された状態を示す上面図。
【図16】同じく、紙パックの台紙が両側壁によって左右位置決めされている状態を示す縦断面図。
【図17】同じく、紙パックの台紙が両側壁によって左右位置決めされている状態を示す横断面図。
【図18】フィルタフィクスチャの係止爪の爪受け構成を示す縦断面図。
【図19】集塵室(集塵ケース)底部のネジボス構成を示す上面図。
【図20】上記ネジボス構成で、紙パック破れ防止の作用を示す図。
【図21】同じく上記ネジボス構成で、ダストボックスの前後方向位置決めの作用を示す図。
【符号の説明】
【0052】
1 掃除機本体
2 下ケース
3 上ケース
4 集塵蓋
4a ポカ避けリブ
5 差込口
6 前カバー
9 ハンドル
10 紙パック
10a 台紙
11 ダストボックス
12 集塵室
15 集塵ケース
15a 側壁(左右位置決め機構)
15b 段部
15d ネジボス
16 開口縁
17 噛み込み防止リブ
18 吸引口
19 パッキン
20 クランプボタン
20a クランプフック
21 エアインレットカバー
22 フィルタフィクスチャ
22a 係止爪
23 爪受け凹部





 

 


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