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発明の名称 食器洗い機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7457(P2007−7457A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2006−282078(P2006−282078)
出願日 平成18年10月17日(2006.10.17)
代理人 【識別番号】100131071
【弁理士】
【氏名又は名称】▲角▼谷 浩
発明者 川口 智也 / 原田 哲夫 / 中西 和孝 / 周防 聖行
要約 課題
、引出し式食器洗い機において、洗いやすすぎ運転途中などに食器の出し入れなどを行う場合でも、ノズルからの水の噴射による水の飛び出しは勿論のこと、上蓋に付着した水の滴下による水漏れも防止する。

解決手段
洗浄庫が筐体内に収納され、スライドレバー73が筐体の前面枠体1aに係合して洗浄庫の引き出し阻止となった状態で、ソレノイド74を動作させてスライドレバー73の降下を阻止し、洗浄庫の引き出し阻止状態をロックして洗浄運転が開始され、操作部から洗浄運転の一時停止の操作指示を受けたとき、洗浄ポンプ等の運転を停止させると共に、スライドレバー73の降下を可能にすべく、ソレノイド74を動作させて洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除する構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】
前面枠体を有し、前面が開口した筐体と、上面開口を有し、前記筐体の前面開口から前方へ引き出し自在とした洗浄庫と、前記筐体内へ前記洗浄庫が収納された時に前記洗浄庫の上面開口を閉塞する上蓋と、前記筐体の前面開口を閉塞するために前記洗浄庫前壁に取り付けられた前面パネルと、該前面パネルの上部に内側に窪ませた、使用者の指先の差し入れ可能な把手部と、該把手部の内側に設けられ前記把手部に使用者の指先が差し入れられたことに伴い回動動作する回動体と、前記筐体内へ前記洗浄庫が収納された時に前記筐体の前面枠体に係合して前記筐体からの前記洗浄庫の引き出しを阻止すると共に、前記筐体の前面枠体から係合が外れる位置まで前記回動体の回動動作に伴って降下することで前記筐体からの前記洗浄庫の引き出しを可能とするスライドレバーと、該スライドレバーの降下を阻止することで前記洗浄庫の引き出し阻止状態をロックし、前記スライドレバーの降下を可能とすることで前記洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除するロック装置と、前記洗浄庫が前記筐体内に収納されているか否かを検知するドアスイッチと、食器類を収納するために前記洗浄庫の内部に設置された食器籠と、該食器籠に収納した前記食器類の汚れを落とすために前記食器類に洗浄水を噴射させるノズルが複数形成され、前記洗浄庫の底部に回転自在に配置されたアームと、該アームに洗浄水を圧送する洗浄ポンプと、該洗浄ポンプ等の動作を制御して洗い、すすぎ及び乾燥の各行程を実行する制御部と、該制御部に各種設定や指示を与える操作部と、を備え、
前記スライドレバーは、前記洗浄庫が前記筐体内に押し入れられる際に、前記筐体の前面枠体に接触し、その接触による力の一部を受けて降下すると共に、前記筐体の前面枠体を通り過ぎた後、前記洗浄庫が前記筐体から引き出されるのを阻止すべく、再び上昇して前記前面枠体の後ろに係合するものであり、
前記制御部は、前記洗浄庫が前記筐体内に収納され、前記ドアスイッチで前記洗浄庫が前記筐体内に収納されていると検知した後、前記ロック装置を動作させて前記スライドレバーの降下を阻止して前記洗浄庫の引き出し阻止状態をロックし、前記洗浄ポンプ等の運転を開始して洗い、すすぎ及び乾燥の各行程を実行させ、
前記制御部は、前記洗い行程または前記すすぎ行程の途中で前記操作部から一時停止の操作指示を受けたとき、前記洗浄ポンプ等の運転を停止させると共に、前記スライドレバーの降下を可能にすべく、前記ロック装置を動作させて、前記洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除することを特徴とする食器洗い機。
【請求項2】
前記制御部は、前記洗浄ポンプの動作停止後、所定時間が経過してから前記ロック装置を動作させて前記洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は食器洗い機に関し、更に詳しくは、システムキッチンに組み込むためのビルトインタイプに好適な食器洗い機に関する。
【背景技術】
【0002】
家庭用の食器洗い機は、一般に、洗浄庫内に水道水を導入してその底部に貯留し、そのあとポンプを作動させて貯留した水を吸引してノズルへ送給し、ノズルから勢いよく水を噴射させて洗浄庫内に収容した食器類を洗浄するという構成を有している。従来のこの種の食器洗い機は、筐体の内部に洗浄庫が配設され、筐体の前面には手前下方に回動するドアが設けられ、ドアを開いた状態で洗浄庫内から食器籠を水平前方に引き出す構造となっている。
【0003】
近年、一般家庭へのシステムキッチンの普及に伴い、システムキッチンに組み込むためのビルトインタイプの食器洗い機が市販されている。すなわち、この種の食器洗い機はいわゆる引出し方式の食器洗い機であって、食器を収納するための食器籠を内装する洗浄庫が前面パネルを兼ねるドアとともに前方に引出し可能に構成されている。洗浄庫を引き出した状態では洗浄庫の上面が広く開口していて上から食器類を出し入れできるようになっており、洗浄庫を筐体に押し入れると筐体内の上部空間に待機していた上蓋が降下して洗浄庫の上面開口を閉塞する構造を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
こうした引出し式の食器洗い機に限らず、従来のドアを手前に回動して開く食器洗い機においても、洗い運転の途中などに食器の出し入れを行う場合、一時停止キーを押した後にすぐにドアが開かれてしまうと、ノズルから噴出した水が洗浄庫の庫外に飛び出して周囲を濡らしてしまったり、水が高温である場合には使用者に掛かって火傷等のおそれがある。そこで、従来より、食器洗い機では、ドアの開放を禁止するラッチ装置の操作レバーがドアに設けられており、洗いやすすぎ運転の途中などに食器の出し入れを行う場合には、一時停止キーを押す→ラッチ装置の操作レバーを操作してラッチを解除する→把手を掴んでドアを開く、といった3段階の動作を必要とし、これによって洗浄ポンプが停止してノズルからの水の噴射が停止するまでの遅延時間を確保するようにしている。
【特許文献1】特開2000−139799号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、引出し式の食器洗い機では、たとえノズルからの水の噴射が停止したとしても、洗浄庫の上面を閉塞する上蓋の下面にたくさんの水滴が付着しており、洗浄庫を引き出す際にこの水滴が洗浄庫外に落下すると、最終的に機外に流れ出して周囲を濡らしてしまうおそれがある。
【0006】
本発明は上記のような種々の課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、引出し式の食器洗い機において、洗いやすすぎ運転の途中などに食器の出し入れなどを行う場合でも、ノズルからの水の噴射による水の飛び出しは勿論のこと、上蓋に付着した水の滴下による水漏れも防止することができる食器洗い機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために成された本発明は、前面枠体を有し、前面が開口した筐体と、上面開口を有し、前記筐体の前面開口から前方へ引き出し自在とした洗浄庫と、前記筐体内へ前記洗浄庫が収納された時に前記洗浄庫の上面開口を閉塞する上蓋と、前記筐体の前面開口を閉塞するために前記洗浄庫前壁に取り付けられた前面パネルと、該前面パネルの上部に内側に窪ませた、使用者の指先の差し入れ可能な把手部と、該把手部の内側に設けられ前記把手部に使用者の指先が差し入れられたことに伴い回動動作する回動体と、前記筐体内へ前記洗浄庫が収納された時に前記筐体の前面枠体に係合して前記筐体からの前記洗浄庫の引き出しを阻止すると共に、前記筐体の前面枠体から係合が外れる位置まで前記回動体の回動動作に伴って降下することで前記筐体からの前記洗浄庫の引き出しを可能とするスライドレバーと、該スライドレバーの降下を阻止することで前記洗浄庫の引き出し阻止状態をロックし、前記スライドレバーの降下を可能とすることで前記洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除するロック装置と、前記洗浄庫が前記筐体内に収納されているか否かを検知するドアスイッチと、食器類を収納するために前記洗浄庫の内部に設置された食器籠と、該食器籠に収納した前記食器類の汚れを落とすために前記食器類に洗浄水を噴射させるノズルが複数形成され、前記洗浄庫の底部に回転自在に配置されたアームと、該アームに洗浄水を圧送する洗浄ポンプと、該洗浄ポンプ等の動作を制御して洗い、すすぎ及び乾燥の各行程を実行する制御部と、該制御部に各種設定や指示を与える操作部と、を備え、前記スライドレバーは、前記洗浄庫が前記筐体内に押し入れられる際に、前記筐体の前面枠体に接触し、その接触による力の一部を受けて降下すると共に、前記筐体の前面枠体を通り過ぎた後、前記洗浄庫が前記筐体から引き出されるのを阻止すべく、再び上昇して前記前面枠体の後ろに係合するものであり、前記制御部は、前記洗浄庫が前記筐体内に収納され、前記ドアスイッチで前記洗浄庫が前記筐体内に収納されていると検知した後、前記ロック装置を動作させて前記スライドレバーの降下を阻止して前記洗浄庫の引き出し阻止状態をロックし、前記洗浄ポンプ等の運転を開始して洗い、すすぎ及び乾燥の各行程を実行させ、前記制御部は、前記洗い行程または前記すすぎ行程の途中で前記操作部から一時停止の操作指示を受けたとき、前記洗浄ポンプ等の運転を停止させると共に、前記スライドレバーの降下を可能にすべく、前記ロック装置を動作させて、前記洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除することを特徴としている。
【0008】
すなわち、従来の食器洗い機には、使用者の手動操作によりドアの開放可能と開放禁止とを選択的に行うようにするためのラッチ手段は備えられていたが、このラッチ手段は、洗浄庫の内部状況や運転状況に拘わらず、使用者がラッチを解除する操作を行いさえすれば何時でもドアの開放が可能であった。それに対し、この本発明に係る食器洗い機におけるロック装置は、洗浄庫の内部状況や運転状況に応じて使用者による洗浄庫の開口の筐体外への開放動作を阻止するものであって、たとえ使用者が洗浄庫の開口の筐体外への開放を行おうとしても、洗浄庫の開口を筐体外へ開放させることはできない。
【0009】
この発明に係る食器洗い機では、前記制御部は、前記洗浄ポンプの動作停止後、所定時間が経過してから前記ロック装置を動作させて前記洗浄庫の引き出し阻止状態のロックを解除する構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の食器洗い機によれば、例えば、洗浄庫内に設けたノズルから噴射された水が庫外に飛び出すおそれがある場合、或いは、水の漏出の問題はなくとも、それ以外の安全上の配慮等から洗浄庫の開口が筐体外に開放されるのを禁止したほうがよい場合などの状況下では、使用者が洗浄庫の開口を筐体外に開放してしまうことができないようにすることが可能であって、機外への水の漏出や、使用者に水が掛かることを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、第1及び第2発明の一実施例による食器洗い機について図面を参照して説明する。まず、図1〜図3により本実施例(以下「第1実施例」という)の食器洗い機の全体構成を説明する。図1及び図2は本食器洗い機の全体構成を示す概略側面断面図であり、図1は洗浄庫を筐体に収納した状態、図2は洗浄庫を筐体から引き出した状態である。また、図3は本食器洗い機の正面外観図である。
【0012】
前面が開口した筐体1の内部には上面開口3を有する洗浄庫2が配設され、洗浄庫2の内部には食器類を整列するための図示しない食器籠が設置されている。洗浄庫2の前壁2aには、筐体1の前面開口を閉塞するドアを兼ねた前面パネル4が着脱可能に取り付けられており、前面パネル4と洗浄庫2とは一体に、筐体1の両側壁内側に略水平に設置されたレール5に沿って前方に引き出し自在となっている。
【0013】
筐体1内の上方空間には、洗浄庫2の上面開口3を閉塞するための上蓋10が、筐体1の側壁内側に一端が軸支され、他端が上蓋10の側面に軸支された左右一対の平行リンク11により揺動自在に支持されている。洗浄庫2が筐体1内に収納された状態では、図1に示すように上蓋10は洗浄庫2の上面に密着して上面開口3を閉塞し、洗浄庫2が筐体1から前方に引き出された状態では、図2に示すように上蓋10は前方にせり出しつつ持ち上がった状態で保持される。
【0014】
洗浄庫2の後方には図示しない給水バルブを備えた伸縮自在の給水ホース9が接続されており、給水バルブが開かれると外部の水道栓等から供給された水が給水ホース9を通して洗浄庫2内に注がれる。洗浄庫2の前部底面には大きく窪んだ貯水槽7が連通して配設されており、洗浄庫2内に注がれた水は貯水槽7に流れ込んで貯留される。この貯水槽7の上部には、食器洗浄時に食器から流れ落ちる食物の残滓を捕集するための図示しないメッシュ状のフィルタが着脱自在に設けられている。洗浄庫2の底部中央には、上面に複数のノズルが形成された回転自在のアーム6が設けられ、洗浄庫2の底面下方には洗浄兼排水ポンプ8が配置されている。洗浄兼排水ポンプ8は両回転方向に回転駆動可能なモータを含み、このモータが正転方向に回転するとき洗浄兼排水ポンプ8は洗浄ポンプとして機能し、逆転方向に回転するとき洗浄兼排水ポンプ8は排水ポンプとして機能する(以下、洗浄ポンプとして機能している場合は「洗浄ポンプ8a」、排水ポンプとして機能している場合は「排水ポンプ8b」という)。
【0015】
図1に示すように洗浄庫2が筐体1内に完全に収納された状態にあって洗浄運転やすすぎ運転時には、図示しない給水バルブが開放されて、給水ホース9を通して洗浄庫2内に水が供給される。洗浄庫2内に供給された水は貯水槽7を含む洗浄庫2の底部に溜まる。この貯留水は洗浄庫2の底部に配設されたヒータ12により適度に加熱される。この状態で洗浄兼排水ポンプ8が洗浄ポンプとして駆動されると、貯水槽7から吸引された温水がアーム6へと圧送され、ノズルから洗浄庫2内に噴射される。これにより、洗浄庫2内に収容された食器類に水が吹き掛かって汚れが落とされる。食器に付着していた食物の残滓はフィルタに捕集され、水は貯水槽7に流れ込んで再び循環して使用される。
【0016】
なお、図が煩雑になるため記載を省略しているが、洗浄庫2の前壁2aと前面パネル4との間には送風ファンなどを含む送風手段と排気手段とが備えられており、乾燥行程時には送風手段により洗浄庫2内に外気が供給されて、その外気はヒータ12により加熱されて食器に当たり、食器から発する水蒸気を含む空気は排気手段により機外へと排出されるようになっている。
【0017】
こうした一連の運転は後述するように使用者の操作に応じて行われるが、例えば、洗い運転を開始した直後に食器の追加等を行いたいような場合がある。既に洗い運転が開始されている場合、上述したように洗浄庫2内ではアーム6のノズルから水が勢いよく噴出している状況にあるから、洗浄ポンプ8aの運転を停止させ水の噴射が確実におさまる前に洗浄庫2が引き出されてしまうと水が機外へと飛び出すことになる。更に、図2に示すように洗浄庫2が引き出された状態では上蓋10は筐体1の内部に残っているから、洗浄庫2内での水の噴射が停止していたとしても、上蓋10の下面に多量の水滴が付着していると、この水が庫外に落下して最終的に機外へと漏れ出すおそれがある。
【0018】
そこで、この第1実施例の食器洗い機では、従来の食器洗い機に一般に備えられている、ドアの開放を禁止するための手動式のラッチ装置20に加えて、洗浄庫2が引き出されると好ましくない状況にある場合に、上記ラッチ装置20のラッチの解除を自動的に阻止するロック装置30を備えている。すなわち、本食器洗い機では、図示するように、前面パネル4の上部は庇状に突出した斜面部4aを有し、その斜面部4aの下に内側に窪んだ把手部13を有しており、この把手部13には左右に回動可能なラッチ用の操作レバー21が設けられている。この操作レバー21の後方の前面パネル4と洗浄庫2の前壁2aとの間には、使用者による操作レバー21の操作に連動して洗浄庫2の引き出し動作を阻止する、又はその阻止を解除するためのラッチ装置20と、電気的な制御によって、使用者が洗浄庫2の引き出し動作の阻止を解除してしまわないように上記操作レバー21の動作を阻止するロック装置30とが内蔵されている。なお、前面パネル4の斜面部4aには、各種の操作キーや表示器を備える操作パネル14が設けられている。
【0019】
次いで、ラッチ装置20及びロック装置30の構造と動作について、図4〜図13を参照して説明する。ラッチ装置20及びロック装置30は一体に構成されているが、全体としてはロック装置30はラッチ装置20の下部に設けられている。
【0020】
図4〜図6はいずれもラッチ装置20の詳細構成を示す上面図であり、図4は防滴板を取り付けない状態、図5は防滴板を取り付けた状態、図6は蝶番レバーとラッチレバーとの位置関係を示す図である。図4〜図6では煩雑さを避けるため、ロック装置30については外枠のみを示している。図7はラッチ装置20の詳細構成を示す側面断面図である。ラッチ装置20を構成する主要な部品は、上記操作レバー21のほか、取付板22、ラッチレバー23、蝶番レバー24、ラッチ用ばね25、蝶番用ばね26、防滴板27等である。
【0021】
上述したように操作レバー21の一端は前面パネル4の開口4bから機外に突出しており、他端は垂直な軸221を中心にして回動自在に取付板22に固定されている。操作レバー21とラッチレバー23とは固定軸211で固定されており、両者は一体に軸221の周囲に回動可能である。ラッチレバー23はL字形状に起立した係合片231を有し、係合片231は洗浄庫2の前縁上部2bに開口した開口2cから上方に突出している。操作レバー21は下方に延出した下垂片212を有し、この下垂片212と取付板22から下に屈曲して延びるばね固定片222との間には、コイルばねであるラッチ用ばね25が張設されている。このラッチ用ばね25の引張力により、操作レバー21はその回動可能範囲のほぼ中央から両端側に向かう方向にいずれも付勢されている。
【0022】
上記構成により、図4に示すような操作レバー21の左右への回動操作に応じて、ラッチレバー23の係合片231は軸221を中心に回動する。なお、操作レバー21が回動するとき、固定軸211は取付板22に設けられた円弧状の開口部223内を移動するから、その開口部223の両端がストッパとして作用し、固定軸211がその両端部に当接する位置で操作レバー21及びラッチレバー23の回動が規制されている。
【0023】
蝶番レバー24は軸241を中心にして回動自在に取付板22に取り付けられ、且つ捻りコイルばねである蝶番用ばね26により当接片242が直立する方向(図7では時計回り方向)に付勢されている。この蝶番レバー24の当接片242の後方に位置する、洗浄庫2を形成する壁面の一部である起立壁2dには開口2eが設けられ、一方、洗浄庫2が筐体1内に収納されたときにその起立壁2dと対面する筐体1の前面に取り付けられた前面枠体1aには、前方に突出するピン1bが設けられている。洗浄庫2が筐体1内に完全に収納された状態では、ピン1bが開口2eに挿入されて蝶番レバー24の当接片242を押圧する。
【0024】
上述したラッチ装置20は次のように動作する。洗浄庫2が図2に示すように筐体1から引き出された状態にあるとき、蝶番レバー24の当接片242はピン1bにより押されておらず、蝶番用ばね26により当接片242が起立するように付勢されている。当接片242が起立した状態にあるとき、蝶番レバー24の下端の係止片243は図6に示す位置L3でラッチレバー23に当接しているため、操作レバー21が位置L3からラッチ位置L2の方向へ回動することを阻止する。これにより、洗浄庫2が引き出された状態では使用者が操作レバー21をラッチ位置L2の方向へ回そうとしても回すことができず、不所望のラッチ動作が防止できる。
【0025】
洗浄庫2が引き出された状態から使用者が洗浄庫2を筐体1内へ押し入れると、ラッチレバー23の係合片231は筐体1の前面枠体1aに開口しているラッチ穴1cの幅(図6に示すdの範囲)の範囲内にあるから、係合片231はラッチ穴1cに入り込む。洗浄庫2が図1に示すように筐体1に完全に収納された状態にあるときには、図6に示すように係合片231はラッチ穴1cに一部が入り込んだ位置にある。このとき、蝶番レバー24の当接片242はピン1bにより押され、蝶番レバー24は蝶番用ばね26による付勢力に抗して軸241を中心に回動し、下端の係止片243はラッチレバー23を係止可能な位置から外れる。これにより、洗浄庫2が筐体1内に収納された状態では、使用者が操作レバー21をラッチ位置へ回すことができるようになる。
【0026】
使用者が操作レバー21をラッチ位置(図4中の位置L2)まで回動させると、ラッチレバー23の係合片231は前面枠体1aのラッチ穴1cの屈曲状の縁端部1dの後方へと回り込み、係合片231はラッチ穴1cから抜けなくなる。これによって前面パネル4(及び洗浄庫2)は開放禁止状態にラッチされ、このラッチを解除しない限り洗浄庫2を前方へ引き出せなくなる。
【0027】
ところで、洗浄庫2の前縁上部2bには開口2cが設けられているため、ここから水が下方に落下するとラッチ装置20やロック装置30に水が掛かり、故障の原因となる。そこで、図5、図7に示すように、係合片231には開口2cの下端と軽く接触するように合成樹脂材から成る防滴板27を嵌挿している。この防滴板27は周縁に設けた壁部271で囲まれる凹部273を有し、その壁部271は一部で途切れて流下部272となっている。すなわち、開口2cに水がこぼれた場合、開口2c下端と防滴板27との僅かな隙間から徐々に水が漏れ出して凹部273へ流れ込む。その水の漏出は少量ずつであるため、水は壁部271を乗り越えるほどの勢いはない。凹部273に流れ込んだ水は流下部272から下方へと落下する。この落下位置はラッチ装置20やロック装置30よりも内部側になるように決められているため、流下部272から水が流下しても何ら影響を受けない。このようにしてラッチ装置20やロック装置30の被水を防止している。
【0028】
また、図6に示すように、操作レバー21はその回動範囲の端部である位置L1においてではなく、それよりも中央側の位置L3にあるときに蝶番レバー24による回動阻止の係止が作用するように構成されている。そのため、使用者が洗浄庫2を引き出すべくラッチを解除しようとして、操作レバー21をラッチ位置(つまり図4の位置L2)から位置L3にまで回動させると、その時点で(つまり位置L1に達するよりも前に)、ラッチレバー23と蝶番レバー24の係止片243との当接によって操作レバー21は位置L2方向へ回動不能になる。仮に操作レバー21が位置L3にあるときに使用者が洗浄庫2の引き出しを行おうとすると、そのときには係合片231は位置L3’にあり、洗浄庫2を引き出す途中でこの係合片231がラッチ穴1cの屈曲状の縁端部1dに接触し、時計回り方向への力を受ける。そして、操作レバー21が位置L3から位置L1の方向へと移動しつつ、洗浄庫2は前方へと引き出される。
【0029】
このように、本食器洗い機では、洗浄庫2が引き出されるときには必ず操作レバー21はラッチ位置L2方向に回動できないように蝶番レバー24によって係止されているから、使用者が洗浄庫2を前方に引き出した状態で操作レバー21をラッチ位置まで回動させてしまうことを防止することができる。他方、操作レバー21がラッチ位置L2から位置L3まで完全に回動されていない中途半端な状態(つまり、上述したように操作レバー21が蝶番レバー24によって係止されていない状態)では、洗浄庫2を引き出そうとしても係合片231が前面枠体1aに接触して洗浄庫2の引出しが阻止される。すなわち、洗浄庫2の引出し動作の阻止と蝶番レバー24による操作レバー21の回動の阻止とは必ずいずれか一方が行われることになり、それによって上述のように洗浄庫2の引き出し状態でのラッチ動作が確実に防止できる。
【0030】
図8はロック装置30の詳細構成を示す上面図、図9はロック装置30の要部の側面縦断面図、図10はラッチ検出スイッチの構成を示す上面図、図11はラッチ検出スイッチの構成を示す側面図、図12はラッチレバー23とロック軸331との関係を示す上面図、図13は把手部13の内側に取り付けられる把手カバーの正面図である。なお、図8〜図12では、煩雑さを避けるため不要な部品の記載を省略して記載している。
【0031】
図8、図9に示すように、ロック装置30は、ソレノイド32、ハートカム式の駆動機構33、マイクロスイッチ34等を含み、これらがそれぞれケース31内部の所定位置に取り付けられている。ソレノイド32は外部から通電が行われるとその通電期間だけプランジャ321を引き込み、通電が停止するとその引き込みを解除する。ハートカム式の駆動機構33はプランジャ321に連結され、プランジャ321が1回引かれる毎にロック軸331を図8中の位置L4と位置L5との間で交互に進退させる。ロック軸331が位置L4にあるとき、ロック軸331は操作レバー21の回動範囲でその下垂片212と干渉しない。したがって、操作レバー21は自由に回動し得る。一方、操作レバー21がラッチ位置(図8に示す位置L2)にあるときにロック軸331を位置L5まで進出させると、ロック軸331は操作レバー21の下垂片212に干渉し、操作レバー21をラッチ解除方向に回動させようとしても下垂片212がロック軸331に当接して回動が阻止される。このようにして、ソレノイド32に外部から短時間の通電を行うことによって、操作レバー21の回動の阻止とその解除とを行うことができる。
【0032】
マイクロスイッチ34は、ソレノイド32及び駆動機構33と略一直線上であって、ロック軸331が位置L5に進出したときに可動子341が押されるように配置されている。したがって、ロック軸331が位置L4、位置L5のいずれにあるのか、すなわち、操作レバー21がロックされたか否かの状態をマイクロスイッチ34の導通又は非導通により検出することができる。
【0033】
また、ケース31の底部には操作レバー21の位置を検出することにより、ラッチ又はラッチの解除を認識するスイッチ機構が設けられている。このスイッチ機構は、図10、図11に示すように、マイクロスイッチ35、板ばね36、スイッチ取付板37から成り、スイッチ取付板37の屈曲自在の当接片371に板ばね36が取り付けられている。操作レバー21が回動するとき、当接片371はちょうど操作レバー21の垂直部214に当接し、これに押されて図10に示すように屈曲する。すると、板ばね36がマイクロスイッチ35の可動片352を押圧し、これによって可動子351が押される。これによって、操作レバー21がラッチ位置まで回動されたことをマイクロスイッチ35の導通又は非導通により検出することができる。
【0034】
操作レバー21がラッチ位置から少し戻されたとき、当接片371は操作レバー21の下垂片212の動きに連動するから大きな屈曲状態から少し復元する。しかしながら、板ばね36は当接片371の移動を自らの形状を復元させることによって吸収し、可動片352へは伝達しない。つまり、操作レバー21がラッチ位置から少し戻された程度ではマイクロスイッチ35の可動子351は押された状態が維持され、ラッチ状態が維持されていることを正しく認識することができる。
【0035】
操作レバー21がラッチ位置まで回動され、上述したようにラッチレバー23の係合片231が前面枠体1aを係止した状態になっても、これら機構には必ず遊びがあるから、操作レバー21は回動範囲の一端である位置L2から位置L1の方向へ若干戻り得る。その場合でも、本食器洗い機では、上述したように、使用者により操作される操作レバー又はそれと一体に回動する部材が直接スイッチの可動子を押し込むのではなく、弾性(可撓性)を有する部材である板ばね36を介し、しかも操作レバーがその弾性部材の反発力が作用する位置まで押圧した状態でスイッチの可動子が押されるように構成することにより、仮に操作レバーが最終の押圧位置から戻った場合でもその戻りは弾性部材の撓みや凹み等の復元によって吸収され、スイッチの可動子を押圧する状態は維持される。したがって、上述したような機構の遊びなどの影響を受けることなく、スイッチの閉成又は開成状態を維持し、ラッチ等の状態の検出を正確に行うことができる。
【0036】
ところで、通常は、操作レバー21がラッチ位置にあるときにロック軸331は位置L5に進出して操作レバー21の回動を阻止するようになっているが、何らかの不具合やいたずら等によって操作レバー21がラッチ解除位置にあるときにロック軸331が位置L5に進出してしまった場合でも、正常な状態に復帰できるように配慮されている。
【0037】
すなわち、図12に示すように、操作レバー21の下垂片212がロック軸331の左方にある状態で且つロック軸331が位置L5にあるとき、操作レバー21を反時計回り方向(つまりラッチ方向)に回動させると、下垂片212に掛止されているラッチ用ばね25のフック251の円弧部がロック軸331に当接し、ロック軸331を位置L4の方向へと押圧する力を与える。すると、そのフック251の円弧部(つまり下垂片212)の回動に伴ってロック軸331は位置L4の方向に徐々に後退し、所定位置まで後退するとフック251の円弧部は図12でロック軸331の上方を左方から右方へと通過する。これにより、そのフック251の円弧部からの力を受けなくなったロック軸331は再び位置L5へと戻り、正規の通り、操作レバー21がラッチ位置にある状態でロック軸331は位置L5、つまり操作レバー21をロックする位置に来る。
【0038】
このように、使用者により操作される操作レバー21と一体に回動する部材であるラッチ用ばね25のフック251が、操作レバー21がラッチ解除位置からラッチを掛ける方向に移動する際に、ロック手段の一部であるロック軸331の移動範囲を横切り、しかも該ロック軸331が本来はとり得る筈でないロックを掛ける位置にある場合にはこれに当接して上記移動範囲内でロック軸331を一時的に移動させ、操作レバー21がラッチ位置に到達したときに、該ロック軸331は元のロックを掛ける位置に復帰する。これによって、操作レバーがラッチ解除位置にある一方ロック手段がロック位置にあるという異常な状態から、操作レバーがラッチ位置にあってロック手段がロック位置にあるという正常な状態に戻すことができる。このように本食器洗い機では、使用者は特に意識することなしに、ラッチ装置の操作レバー21を通常通り操作するだけで、ラッチ装置及びロック装置の不自然な状態を解消して正常な状態へ復帰させることができる。
【0039】
また、本食器洗い機では、ソレノイド32を電気的に制御することにより操作レバー21のロック及びロック解除を行うため、例えば、通電が不可能な状況にあるとき或いはソレノイドの故障等によって、ロックが解除できなくなると洗浄庫2の引き出しが行えず、洗浄庫2内部の食器が取り出せなくなるおそれがある。そこで、このような状況に対処するため、手動で操作レバー21のロック解除が行えるように配慮されている。
【0040】
すなわち、図13に示すように把手部13の内側に取り付けられる把手受部材15にはその中央に切欠151を形成している。把手受部材15を前面パネル4に取り付けたとき、図9に示すように開口4bの上に切欠151による大きな開口が形成され、その後方にはロック軸331が来るようになっている。そのため、この切欠151を通してドライバー等の棒状の工具を挿入しロック軸331を強制的に移動させることにより、操作レバー21のロックを解除することが可能である。なお、この切欠151は前面パネル4の斜面部4aの後方にちょうど隠れるため、通常の使用時には殆ど見えることはなく、外観を損ねることもない。
【0041】
上記第1実施例では、ソレノイド32の駆動に応じてロック軸331を移動させる駆動機構33としてハートカムを用いた機構を採用しているが、それ以外の構造でもよい。具体的には、例えば後記第2実施例で用いているダブルノック式の機構でもよい。
【0042】
次に、この第1実施例の食器洗い機の電気的構成及び特徴的な動作について説明する。図14は本食器洗い機の要部の電気系構成図である。制御部40はCPU、ROM、RAM、タイマなどを含むマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに基づいて、洗い、すすぎ及び乾燥の各行程の運転動作等の各種の制御を実行する。制御部40には、使用者が各種設定や指示を与えるための操作部42、使用者が設定内容や運転状況をモニタするための表示部43、使用者の注意を喚起すべきときに鳴動されるブザー44、上述したように操作レバー21の動作に連動してオフ又はオンするラッチ検出スイッチ35、ロック軸331の動作に連動してオフ又はオンするロック検出スイッチ34、いずれも洗浄庫2に連通する水位検知室内に配置され、洗浄庫2内に貯留された水の水位に応じて上下するフロートによってオン又はオフする異常水位検知スイッチ45及び正常水位検知スイッチ46、洗浄庫2内の水又は空気の温度を検出する温度センサ47などが接続されている。また、制御部40には負荷駆動部41が接続されており、この負荷駆動部41を介して洗浄ポンプ8a、排水ポンプ8b、ブロアモータ48、給水バルブ49、ヒータ12、上記ソレノイド32等の動作を制御する。
【0043】
上記構成を有する食器洗い機では、通常、洗い運転の開始から乾燥運転の終了まで、上述したように操作レバー21がラッチ状態でロックされるため、洗浄庫2の引き出しが禁止されている。例えば、洗い運転開始後に食器を追加したい場合には、一旦、操作部42で一時停止キーを操作する必要がある。次に、洗い運転及びすすぎ運転中の洗浄庫2の引き出しに関する処理を図15のフローチャートに従って説明する。なお、本食器洗い機では、上述したように正確に言えば操作レバー21をラッチ位置から回動しないようにロックを掛けているが、以下の説明では、このようなロックを慣用的に「ドアロック」と呼ぶこととする。
【0044】
まず、制御部40は操作部42において一時停止キーが押された否かを判定し(ステップS1)、一時停止キーが押されていない場合には他の処理を実行する。一方、一時停止キーが押されている場合には、洗浄ポンプ8aの運転を停止する(ステップS2)。洗浄ポンプ8aの運転が停止するとアーム6への水の圧送が行われなくなり、ノズルからの水の噴射は停止する。そのあと、表示部43におけるドアロック表示器の点灯表示を点滅表示に変更する(ステップS3)と共に、間欠ビープ音を発生するようにブザー44を駆動する(ステップS4)。この表示と音による報知は、ドアロック解除までの待機中であることを使用者に知らせるためのものである。この期間は洗浄ポンプ8aの動作は停止しているものの、使用者が操作レバー21を回動させようとしても回動せず、洗浄庫2の引き出しは禁止される。
【0045】
所定の待機時間が経過するまで上記ステップS3、S4を繰り返し、所定待機時間が経過したならば(ステップS5で「Y」)、ソレノイド32を作動させて操作レバー21のラッチ状態のロックを解除する(ステップS6)。ここで、所定待機時間とは、洗浄運転中に上蓋10の下面に付着した水滴が充分に落下又は流下して、少なくとも直接滴下しない程度まで収まるまでに要する時間を想定して定められるが、通常は5〜10秒程度の時間である。ステップS6でロック解除のあと、又はほぼ同時に、ドアロック表示器を今度は点滅表示から消灯させ(ステップS7)、長いブザー音を1回のみ発生させる(ステップS8)。使用者はこれによって洗浄庫2の引き出しが可能になったことを知り、操作レバー21をラッチ解除状態にして洗浄庫2を引き出すことができる。このときには、上蓋10の下面には大きな水滴は付着しておらず、庫外に水滴が落ちることはない。
【0046】
このように上記処理によれば、洗い運転やすすぎ運転中に洗浄庫2を引き出す必要がある場合に、洗浄ポンプ8aの運転が停止されてノズルから噴射された水が機外へと飛び出さないばかりでなく、上蓋10の下面に付いた水滴が庫外に落ちて周囲を濡らすことも確実に防止することができる。なお、上記ステップS6でドアロックの解除動作を行った後にはロック検出スイッチ34によりドアロックが解除されたか否かを確認し、ドアロックが解除されていない場合には再度ソレノイド32を駆動してドアロック解除を試みるようにしている。このような繰り返しを複数回実行し、その結果、ドアロックが解除されないと判断した場合には、異常状態であることを表示やブザー44で報知するようにしている。
【0047】
すすぎ行程終了後に実行される乾燥行程では、ノズルから水の噴射は行われないので急に洗浄庫2が引き出されても水が機外に飛び出したり使用者に掛かったりするおそれはない。しかしながら、高温の空気が洗浄庫2内から流れ出して来るおそれはあるため、洗い運転やすすぎ運転時と同様に運転終了までドアロックを掛けた状態を維持する。但し、洗い運転やすすぎ運転時と異なり、上蓋10の下面に付着している水が充分に落ちるための待機時間を設ける必要はないため、図15のフローチャート中のステップS3〜S5に相当する処理は行われず、ステップS2に相当する処理としてブロアモータ48の運転停止(ヒータ12の運転停止を同時に行ってもよい)を行った後に、引き続いてドアロックの解除動作を行う。勿論、ブロアモータ48の送風ファンの回転速度が確実に落ちるまで待つ等、適宜の時間が経過してからドアロックの解除動作を行ってもよいが、いずれにしても洗い運転やすすぎ運転の際の所定時間よりも短い待機時間で充分である。そのため、使用者が一時停止キーの操作を行ってから長い時間待つことなく洗浄庫2を引き出すことができ、使用者を苛立たせることもない。
【0048】
更にまた、本食器洗い機では、安全性を高めるために、一旦上述したようなドアロックが掛けられると、たとえ単に一時停止キーが押されても或いは乾燥運転が終了してもドアロックを解除できないようなモードを設定することができるようになっている。このような特殊なモードは操作部42で操作キーを特殊な(つまり通常では使用しない)押し方を行うことにより設定できるようにしてもよいし、操作部42とは別に見えにくい位置等に専用のボタンを備えていてもよい。
【0049】
一旦、この特殊なモードが設定されると、ドアロックが上述したように本来ドアロックを解除すべき操作や動作処理に優先する。したがって、例えば洗い運転中に洗浄庫2を引き出したい場合には、使用者は、一時停止キーを操作するに先立って、又は一時停止キーを操作したあとに特殊なキー操作又は専用ボタンの操作によってこの特殊モードを解除する。この解除が行われない限り、ドアロックは解除されない。乾燥終了時も同様である。こうした特殊なモードを設けることによって、例えば小さい子供が勝手に本食器洗い機を操作してしまって、洗浄庫2を引き出し、中に収容されている食器を取り出す等のいたずらをすることを防止でき、高い安全性を確保することができる。
【0050】
更にまた、本食器洗い機は、就寝中や外出中にも食器洗いを行えるように、予め定めた時刻又は現時点から所定時間経過したあとに自動的に洗い運転を開始できるような予約運転機能を備えている。この予約運転機能を利用する際には、特徴的な処理が制御部40により実行される。次に、この処理に関して図21、図22を参照して説明する。図21は本食器洗い機の操作パネル14における要部の正面図、図22はこの処理内容を示すフローチャートである。
【0051】
予約運転を行う場合には、使用者は操作部42により現時点から何時間後に運転を開始するのかを設定する(ステップS11)。適宜に設定したあと使用者がスタートキー14aを押すと(ステップS12)、その時点での予約内容が確定する(ステップS13)。予約が確定する前及び予約が確定直後には、制御部40は、表示部43の予約運転が設定されていることを示すLED14b及び運転開始までの残り時間を示すLED14cを1/3デューティ比でダイナミック点灯させる。このとき図21(a)に示すようにLED14b、14cは明るく点灯する。
【0052】
予約確定から5秒が経過すると(ステップS14で「Y」)、制御部40はダイナミック点灯のデューティ比を更に1/2又は1/4にする(つまり、これにより1/6又は1/12デューティ比になる)。その結果、図21(b)に示すようにLED14b、14cは点灯はしているものの、見かけ上の表示の明るさ(輝度)は大きく低下する。勿論、それに伴い消費電力も大きく下がる(ステップ15)。そのため、たとえ本食器洗い機が暗い部屋に置かれていてもそれほど眩しくはなく、例えばその部屋で使用者が就寝する場合でも就寝を妨げない。また、暗い部屋で通常の使用者であれば表示内容が視認できる程度の輝度は確保されているため、予約運転開始までの残り時間や設定内容を確認することもできる。
【0053】
しかし、部屋が明るい場合にはコントラストが下がり表示が見にくい等の状況があり得る。その場合には、使用者は予約キー14dを押す(ステップS16)。すると、この操作を受けて、制御部40は5秒間だけダイナミック点灯のデューティ比を元に戻す(ステップS17、S18、S19)。これにより、表示は一時的に明るくなるので、明るい部屋内でも又は視力の弱い者でも設定内容が確認できる。そして、運転開始時刻が到来したならば(ステップS20)、所定の運転を開始する(ステップS21)。
【0054】
なお、食器洗い機では、このような運転開始までの時間が長いと、食器類に付着した汚れが乾燥して非常に落ちにくくなる。そこで、数十分毎に一度、数十秒程度、洗浄運転を実行して、食器類を濡らすような制御を行うことが好ましい。このように長い待機時間をもって間欠的に運転が行われる構成では、表示が完全に消灯した状態であると、その食器洗い機の周囲に予約運転を指示した本人以外の人が居る場合、停止した状態にあると思っていた食器洗い機が急に運転を開始したのを見て故障等の不具合であると誤解する可能性が高い。それに対し、本食器洗い機では、表示の輝度は落とすものの使用者が認識可能な程度に点灯させておくので、その周囲に居る人は予約運転が設定されていることや、少なくとも何らかの運転待機状態にあることを認識することができ、例えば一時的に洗浄運転が行われたのを見ても故障等であると誤解することがない。
【0055】
また、上記ステップS17〜S18では5秒間だけ輝度を上げているが、再び予約キーが押されるまで連続して輝度を上げてもよい。また、予約キー以外のキー操作に対応させてもよい。
【0056】
次に、第1発明の他の実施例である食器洗い機について図面を参照して説明する。図16は本実施例(以下「第2実施例」という)の食器洗い機の全体構成を示す概略側面断面図であり、図17は正面透視図である。上記第1実施例と同一又は相当する構成要素には同一符号を付して説明を省略する。本食器洗い機が上記実施例と相違する主な点は、上蓋10の上下動機構と洗浄庫2の引き出し機構とである。
【0057】
すなわち、第2実施例の食器洗い機では、上蓋10は一端が筐体1の上壁下面に固定された複数のばね60で略垂直上方向に付勢されており、一方、この上蓋10を押さえつけるように前後にそれぞれワイヤ61a、61bが設けられている。この2本のワイヤ61a、61bは上蓋10の側面に突設された滑車62a、62bに巻き掛けられ、一端が筐体1の一方の側壁内側の固定端63で固定され、他端は筐体1の他方の側壁に沿って水平方向に長い操作杵64に固着されている。更に、この操作杵64はその中央付近に固着された共通ワイヤ65でトルクモータ66に接続されている。トルクモータ66が共通ワイヤ65を牽引すると、操作杵64を介して2本のワイヤ61a、61bが下方に引かれ、ばね60の付勢力に抗して上蓋10を上から押さえ付けるように引き下げる。そして、上蓋10が洗浄庫2の上面開口3を閉塞する位置で停止する。
【0058】
洗浄庫2を引き出す際にはそれに先立って、トルクモータ66は共通ワイヤ65を弛緩させ、操作杵64を介して両ワイヤ61a、61bを弛緩させる。すると、ばね60の付勢力によって上蓋10は上昇し、弛緩したワイヤ61a、61bが緊張する位置(又はばね60の圧縮力と上蓋10の重量が均衡する位置)まで上昇して停止する。すなわち、この第2実施例の食器洗い機では、洗浄庫2の引き出し及び押し入れ動作に機械的に連動してではなく、トルクモータ66を電気的に制御することによって、洗浄庫2が筐体1から引き出される前に上蓋10を上昇させ、洗浄庫が筐体1に押し入れられたあとに上蓋10を降下させる。このような上蓋10の上下動機構を用いた場合、上蓋10は殆ど前後動しないので前後方向に上蓋10が移動するためのスペースを筐体1内に確保する必要がなくなり、その分だけ筐体1の奥行を小さくするか、或いは筐体1のサイズをそのままにして洗浄庫2を広げることが可能となる。
【0059】
この第2実施例の食器洗い機において、洗浄庫2の引き出し機構に関しては、第1実施例のように操作レバーによる手動のラッチ装置ではなく、洗浄庫2の引き出し及び押し入れ動作のための把手の把持に連動させたラッチ/ロック装置70を採用している。
【0060】
図18はこのラッチ/ロック装置70の構成を示す側面断面図、図19はラッチ/ロック装置70装置を示す上面図、図20はドア開閉スイッチの構成を示す側面断面図である。
【0061】
把手部13の内側には、差し入れられた指を受ける把持部712を有する回動体71が水平軸711を中心に回動自在に設けられている。回動体71は軸711を挟んで把持部712と反対側に垂直方向に延伸するリブ713と、その上部に円柱突部714を有している。一方、洗浄庫2の前縁上部2bに開口した開口2cの下方にはソレノイド取付板72の一部である案内枠721に沿って上下方向に移動可能なスライドレバー73が設けられており、そのスライドレバー73の下部の水平なリブ733が回動体71のリブ713の上端と円柱突部714とで挟み込まれている。これにより、通常状態では、図18に示すように回動体71はスライドレバー73を押し上げて、その上部の係合片731は開口2cから上方に突出している。洗浄庫2が筐体1内に収納された状態であれば、係合片731の前方には筐体1の前面枠体1aが位置しており、係合片731は前面枠体1aに接触して洗浄庫2の引き出しを阻止している。
【0062】
なお、図16に示すように、本食器洗い機は洗浄庫2の後方に設けた弾性体であるばね67によって前方へと付勢されているため、係合片731は前面枠体1aに押し付けられてがたつくことがない。勿論、このばね67の代わりに、適宜の箇所に洗浄庫2を前方に付勢する弾性部材を設けるようにしてもよい。例えば、洗浄庫2を前方に引き出すためのレール5やそれに相当する他の箇所に、洗浄庫2を筐体1内に押し込む最終点でその押し込み力に反発するように弾性体を配設しておくとよい。
【0063】
使用者が把手部13に指先を差し入れて回動体71の把持部712を押し上げると、回動体71は軸711を中心に図18で時計回り方向に回動し、円柱突部714は水平方向への摺動を伴ってリブ733を押し下げ、これによってスライドレバー73は係合片731が筐体1の前面枠体1aから外れる位置まで降下する。したがって、使用者は洗浄庫2を筐体1内から前方に引き出すことが可能となる。逆に筐体1から引き出された状態にある洗浄庫2を押し入れる際にも同様に把持部712を押し上げて係合片731を降下させてもよいが、そのまま洗浄庫2を押し入れるようにした場合でも、係合片731の後方は図18に示すように傾斜形状になっているため、筐体1の前面枠体1aの下縁端に接触するとその接触による力の一部を下方向に受け、スライドレバー73は自ら降下して前面枠体1aを通り過ぎると再び上昇して係合片731は前面枠体1aの後方に係合する。
【0064】
このように、この第2実施例の食器洗い機では、把手部13に指を差し入れて把持部712を持ち上げることが第1実施例における操作レバーをラッチ解除位置に回動させることに相当し、その操作を行わないと洗浄庫2を筐体1から前方に引き出せないようにラッチが掛けられている。
【0065】
更に、第1実施例における操作レバーのラッチ状態でのロックは、この第2実施例では、回動体71の軸711を中心とする回動を阻止することによって達成される。すなわち、図19に示すように、ソレノイド74のプランジャ741はいわゆるダブルノック式(カーンノック式)の駆動機構75に連結されており、これによってソレノイド74に短時間の通電が行われてプランジャ741が引かれる毎に、ストッパ751が2つの位置の間で移動するようになっている。なお、ダブルノック方式を利用した駆動機構75は、本出願人が特願2000−17334号にて洗濯機用の蓋のロック機構として提案しているものを利用することができる。
【0066】
図19に示す位置L6にストッパ751がある場合には、回動体71の当接片715はストッパ751に当接しないので回動体71は回動可能となっている。この状態からソレノイド74に通電が行われると、ストッパ751は回動体71の当接片715に干渉する位置L7まで移動する。これにより、たとえ使用者が把持部712を持ち上げようとしても、回動体71の当接片715がストッパ751に当接して回動体71は充分に回動できなくなる。そのため、係合片731は殆ど降下せず、洗浄庫2の引き出しは禁止される。
【0067】
また、ストッパ751が位置L6にあるときには押圧片753はロック検出用のマイクロスイッチ76の可動子761と干渉せず、ストッパ751が位置L7に移動すると同様の距離だけ移動する押圧片753が可動子761を押し込むので、スイッチ76の開成又は閉成によってドアロックが行われた状態か又はロックが解除された状態のいずれであるのかを認識することができる。
【0068】
また、この第2実施例の食器洗い機では、洗浄庫2が筐体1内に収納されていれば(より詳しく言えば、更に使用者が把持部712を持ち上げていない状態であれば)、ドアがラッチされていると看做すことができる。そこで、第1実施例で設けられていたラッチ検出スイッチに代えて、洗浄庫2が筐体1に収納されているか否かを検出するためのスイッチを設けている。すなわち、図20に示すように、洗浄庫2の起立壁2dと前面パネル4の斜面部4aとの間には水平軸711を中心に回動自在に回動体77が設けられている。回動体77は、起立壁2dに設けられた開口2eに面する当接面772と押圧面773とを有し、押圧面773の下方にはマイクロスイッチ78の可動子781が位置している。
【0069】
洗浄庫2が筐体1内に収納されると、筐体1の前面枠体1aから前方に突出したピン1bが開口2eに挿通して回動体77の当接面772を押し、回動体77は図20で反時計回り方向に回動する。これにより、押圧面773はマイクロスイッチ78の可動子781を押し、スイッチ78は閉成又は開成する。洗浄庫2が筐体1から引き出されると、回動体77は逆に時計回り方向に回動し、可動子781の押圧は解除されてスイッチ78は開成又は閉成する。このようにしてスイッチ78は洗浄庫2の引き出し又は押し入れ動作に対応した、いわばドアスイッチとして機能する。
【0070】
このようにして第2実施例の食器洗い機では、使用者によるドアの把手部の把持動作及びその動作の解除と連動してドアのラッチの解除及びラッチ動作が行われるので、使用者が一々操作レバーを回動する手間が省ける。また、上蓋10は洗浄庫2の出し入れ動作に連動して該動作力の一部を利用して行われるのではなく、洗浄庫2が筐体1内の所定位置に収納された状態で、駆動手段であるトルクモータ66の駆動力によって昇降するので、洗浄庫2を出し入れする際に要する力がその分だけ小さくてすみ、この点においても高い操作性を使用者に供することができる。
【0071】
なお、この第2実施例においても第1実施例と同様のハートカムを用いた駆動機構によってロック動作及びその解除を達成することができる。
【0072】
また、上記実施例は単に一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】第1、第2発明の一実施例(第1実施例)による食器洗い機において洗浄庫を筐体に収納した状態での側面略断面図。
【図2】第1実施例による食器洗い機において洗浄庫を筐体から引き出す際の移動状態を示す側面略断面図。
【図3】第1実施例による食器洗い機の正面外観図。
【図4】第1実施例による食器洗い機における防滴板を取り付けない状態でのラッチ装置の要部の上面図。
【図5】第1実施例による食器洗い機における防滴板を取り付けた状態でのラッチ装置の要部の上面図。
【図6】第1実施例による食器洗い機におけるラッチ装置での蝶番レバーとラッチレバーとの位置関係を示す要部の上面図。
【図7】第1実施例による食器洗い機におけるラッチ装置の詳細構成を示す側面断面図。
【図8】第1実施例による食器洗い機におけるロック装置の詳細構成を示す上面図。
【図9】第1実施例による食器洗い機におけるロック装置の要部の側面縦断面図。
【図10】第1実施例による食器洗い機におけるラッチ検出スイッチの構成を示す要部の上面図。
【図11】第1実施例による食器洗い機におけるラッチ検出スイッチの構成を示す要部の側面図。
【図12】第1実施例による食器洗い機におけるラッチレバーとロック軸との関係を示す要部の上面図。
【図13】第1実施例による食器洗い機における把手部の内側に取り付けられる把手カバーの正面図。
【図14】第1実施例による食器洗い機の要部の電気系構成図。
【図15】第1実施例による食器洗い機において洗浄運転中の洗浄庫の引き出しに関する処理を示すフローチャート。
【図16】第1発明の他の実施例(第2実施例)による食器洗い機の全体構成を示す概略側面断面図。
【図17】第2実施例による食器洗い機の正面透視図。
【図18】第2実施例による食器洗い機におけるラッチ/ロック装置の構成を示す要部の側面断面図。
【図19】第2実施例による食器洗い機におけるラッチ/ロック装置を示す要部の上面図。
【図20】第2実施例による食器洗い機におけるドア開閉スイッチの構成を示す要部の側面断面図。
【図21】第1実施例による食器洗い機における操作パネルの要部の正面図。
【図22】第1実施例による食器洗い機における予約運転の処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0074】
1…筐体
1a…前面枠体
1b…ピン
1c…ラッチ穴
1d…縁端部
2…洗浄庫
2a…前壁
2b…前縁上部
2c、2e…開口
2d…起立壁
3…上面開口
4…前面パネル
4a…斜面部
4b…開口
5…レール
8…洗浄兼排水ポンプ
10…上蓋
11…平行リンク
13…把手部
14…操作パネル
15…把手受部材
151…切欠
20…ラッチ装置
21…操作レバー
211…固定軸
212…下垂片
214…垂直部
22…取付板
221…軸
222…固定片
223…開口部
23…ラッチレバー
231…係合片
24…蝶番レバー
241…軸
242…当接片
243…係止片
25…ラッチ用ばね
251…フック
26…蝶番用ばね
27…防滴板
271…壁部
272…流下部
273…凹部
30…ロック装置
31…ケース
32…ソレノイド
321…プランジャ
33…駆動機構
331…ロック軸
34…ロック検出スイッチ(マイクロスイッチ)
341、351…可動子
35…ラッチ検出スイッチ(マイクロスイッチ)
352…可動片
37…スイッチ取付板
371…当接片
40…制御部
42…操作部
43…表示部
44…ブザー
61a、61b…ワイヤ
62a、62b…滑車
63…固定端
64…操作杵
65…共通ワイヤ
66…トルクモータ
70…ラッチ/ロック装置
71…回動体
711…水平軸
712…把持部
713…リブ
714…円柱突部
715…当接片
72…ソレノイド取付板
721…案内枠
73…スライドレバー
731…係合片
733…リブ
74…ソレノイド
741…プランジャ
75…駆動機構
751…ストッパ
753…押圧片
76、78…マイクロスイッチ
761、781…可動子
77…回動体




 

 


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