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発明の名称 家具の脚体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−244785(P2007−244785A)
公開日 平成19年9月27日(2007.9.27)
出願番号 特願2006−75901(P2006−75901)
出願日 平成18年3月20日(2006.3.20)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 松本 充礼
要約 課題
横杆と脚杆とに連結誤差の生じる恐れを小さくし、見栄えのよい脚体を提供する。

解決手段
前後1対の横杆4と左右1対の側杆5とからなる角枠状フレームの四隅部に脚杆を設けた家具の脚体において、脚杆を、角筒状をなすカバー材10と、このカバー材10に嵌合された芯材11との二重構造とし、これらカバー材10と芯材11とを、互いに前後方向に相対的に押動する相対移動手段19,19をもって互いに結合し、かつ前記芯材11に一体的に連設された左右方向内向きの連結部材14と、横杆4とを、互いに連結する。
特許請求の範囲
【請求項1】
前後1対の横杆と左右1対の側杆とからなる角枠状フレームの四隅部に脚杆を設けた家具の脚体において、前記横杆と脚杆とのいずれか一方を、角筒状をなすカバー材と、このカバー材に嵌合された芯材との二重構造とし、これらカバー材と芯材とを、互いに前後方向に相対的に押動する相対移動手段をもって互いに結合し、かつ前記芯材に一体的に連設された左右方向内向き又は下方を向く連結部材と、芯材を有しない前記横杆又は脚杆とを、互いに連結したことを特徴とする家具の脚体。
【請求項2】
連結部材を方形断面をなすものとし、これを、角筒状とした横杆又は脚杆に嵌合して、互いに連結してなる請求項1記載の家具の脚体。
【請求項3】
相対移動手段が、ほぼ直角三角形をなす1対の楔部材と、両楔部材を互いの傾斜面を摺接させた状態で締付け可能なボルトとからなり、前記1対の楔部材を、芯材の長手方向の端部に設けた、カバー材の前後いずれか一方の内面と対向する側が開放された切欠段部に、両楔部材の垂直面が、カバー材と切欠段部との対向面と対向するように挿入し、前記ボルトを、切欠段部の段差面に設けためねじに螺合することにより、前記1対の楔部材を相対移動させうるようにした請求項1または2記載の家具の脚体。
【請求項4】
相対移動手段が、ほぼ直角三角形をなす楔部材と、これを締付け可能なボルトと、芯材の長手方向の端部に設けた傾斜面とからなり、前記楔部材の傾斜面を芯材の傾斜面に摺接させるとともに、楔部材の垂直面を、カバー材の前後いずれか一方の内面と対向させ、前記ボルトを芯材の傾斜面に設けためねじに螺合することにより、前記楔部材と芯材とを、相対移動させうるようにした請求項1または2記載の家具の脚体。
【請求項5】
楔部材における相対移動方向と反対側の端部に、前後方向を向くストッパ段部を、傾斜面の端部と連続するように設けてなる請求項3または4記載の家具の脚体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばテーブルの天板や長椅子の座等を支持する脚体に係り、特に、水平をなす横杆と、垂直をなす脚杆とを連結する構造に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の脚体としては、例えば特許文献1及び2に記載されているものがある。
【特許文献1】実公昭50−35680号公報
【特許文献2】特開2000−70044号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1に記載されている脚体においては、脚杆(パイプ脚)と横杆(構造材)との対向面に穿設した角形孔に、連結部材の両端部を嵌合したのち、それらをボルトとナットにより締付けて、脚杆と横杆とを連結しているため、角形孔と連結部材との間に形成される僅かな隙間により、脚杆と連結部材と横杆との間に連結誤差が生じ、見栄えを損なう恐れがある。
【0004】
特許文献2に記載されている脚体は、角管状の脚杆(支柱本体)の側面に連結部材(アーム)をねじにより固定したのち、この連結部材に、角管状の横杆(枠材)を嵌合し、ねじにより固定することにより、脚杆と横杆とを連結している。
【0005】
そのため、脚杆と横杆とに連結誤差を生じさせないようにするためには、ねじの挿通孔やめねじ孔の穿設位置の精度を高めたり、各部材の寸法精度を厳格に管理したりすることが必要となり、設計や製造コストが増大して、高価な脚体となってしまう恐れがある。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、位置決めして結合された連結部材に、横杆又は脚杆を連結することより、各部材の寸法精度を厳格に管理したりすることなく、横杆と脚杆とに連結誤差の生じる恐れを小さくし、安価で見栄えのよい家具の脚体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 前後1対の横杆と左右1対の側杆とからなる角枠状フレームの四隅部に脚杆を設けた家具の脚体において、前記横杆と脚杆とのいずれか一方を、角筒状をなすカバー材と、このカバー材に嵌合された芯材との二重構造とし、これらカバー材と芯材とを、互いに前後方向に相対的に押動する相対移動手段をもって互いに結合し、かつ前記芯材に一体的に連設された左右方向内向き又は下方を向く連結部材と、芯材を有しない前記横杆又は脚杆とを、互いに連結する。
【0008】
(2) 上記(1)項において、連結部材を方形断面をなすものとし、これを、角筒状とした横杆又は脚杆に嵌合して、互いに連結する。
【0009】
(3) 上記(1)または(2)項において、相対移動手段が、ほぼ直角三角形をなす1対の楔部材と、両楔部材を互いの傾斜面を摺接させた状態で締付け可能なボルトとからなり、前記1対の楔部材を、芯材の長手方向の端部に設けた、カバー材の前後いずれか一方の内面と対向する側が開放された切欠段部に、両楔部材の垂直面が、カバー材と切欠段部との対向面と対向するように挿入し、前記ボルトを、切欠段部の段差面に設けためねじに螺合することにより、前記1対の楔部材を相対移動させうるようにする。
【0010】
(4) 上記(1)または(2)項において、相対移動手段が、ほぼ直角三角形をなす楔部材と、これを締付け可能なボルトと、芯材の長手方向の端部に設けた傾斜面とからなり、前記楔部材の傾斜面を芯材の傾斜面に摺接させるとともに、楔部材の垂直面を、カバー材の前後いずれか一方の内面と対向させ、前記ボルトを芯材の傾斜面に設けためねじに螺合することにより、前記楔部材と芯材とを、相対移動させうるようにする。
【0011】
(5) 上記(3)または(4)項において、楔部材における相対移動方向と反対側の端部に、前後方向を向くストッパ段部を、傾斜面の端部と連続するように設ける。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明によれば、横杆又は脚杆は、カバー材とそれに嵌合される芯材とからなり、かつそれらは、相対移動手段により互いに相対的に押動されて位置決め結合されるので、互いの嵌合部に前後方向の隙間やがたが生じるのが防止され、芯材に一体的に連設された連結部材も、カバー材、すなわち横杆又は脚杆に対して前後方向に位置決めされることとなる。
その結果、連結部材に連結される横杆と脚杆とにも、連結誤差が生じる恐れが小さくなり、見栄えのよい脚体とすることができる。
また、カバー材や芯材の寸法精度を厳格に管理する必要がないので、製造コストが安価となる。
さらに、相対移動手段は、カバー材内に位置し、外部に露呈していないので、外観的体裁が向上する。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、連結部材と、横杆又は脚杆との連結作業が容易となるとともに、連結誤差が生じにくくなる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、ボルトを締付けると、1対の楔部材の垂直面が、カバー材の内面と芯材の切欠段部の対向面と当接して、両面をほぼ水平方向に相対的に押動するので、カバー材と芯材とが効果的に相対移動させられる。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、1個の楔部材で、カバー材と芯材とを相対移動させうるので、部品点数や組付工数が削減される。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、ストッパ段部が、他方の楔部材の傾斜面又は芯材の傾斜面の端部と当接することにより、楔部材の最大移動量が規制されるので、カバー材や芯材を必要以上の大きな力で押圧することがなくなり、それらの変形等が防止される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したガラステーブルの正面図で、ガラステーブル(1)は、脚体(2)と、その上面の四隅部により支持されたガラス製天板(3)とからなっている。
【0018】
脚体(2)は、図2の拡大平面図に示すように、左右方向を向く前後1対の横杆(4)(4)の両側端部の対向面に、前後方向を向く左右1対の側杆(5)(5)の両端部を連結して形成された方形の枠状フレーム(6)と、両横杆(4)の側端に取付けられた4本の脚杆(7)とからなっている。
前後の横杆(4)は、図4及び図5に示すように(前後及び左右対称につき、前部の右方のもののみ図示する)、アルミニウム合金等を押し出し成形することにより、側面視倒立L字状断面に形成され、内部には、中空孔(8)が、左右方向全長に亘って貫設されている。また、前面の上端部には、前方に開口するコ字状の凹溝(9)が、左右方向全長に亘って形成されている。
【0019】
横杆(4)における上片(4a)を除いた両側端部は、脚杆(7)の左右寸法とほぼ等しい長さだけ切欠いてあり、上片(4a)の突出端部は、脚杆(7)の上面を覆うカバーを兼ねるようになっている(図5参照)。
【0020】
側杆(5)は、前後両端が開口するアルミニウム合金等の角管よりなり、上下寸法は、横杆(4)の上下寸法とほぼ等しくされている。
【0021】
各脚杆(7)は、図3,図5及び図6に示すように(前後及び左右対称につき、右前部のもののみ図示する)、アルミニウム合金等を押し出し成形することにより、上下両端が開口する角筒状に形成されたカバー材(10)と、その内部に嵌合された角柱状をなす横杆連結用の鋼製芯材(11)とを備えている。
【0022】
芯材(11)の上下寸法は、カバー材(10)のそれよりも若干短寸とされ、上下の端部におけるカバー材(10)の前部内面と対向する側には、それぞれ、カバー材(10)と対向する面が開放された側面視L字形及び倒立L字形の切欠段部(12)(12)が形成され、それらの段差面には、めねじ(13)(13)が設けられている。
【0023】
カバー材(11)の上端部の内側面には、上記横杆(4)の中空孔(8)に嵌合可能な垂直かつ長方形断面をなす平板状の連結片(14)が、その上端面と後面が芯材(11)の上面と後面に同一面に整合するようにして、溶接により実質的に一体的に固着されている。
【0024】
カバー材(11)の内側面の上端部には、芯材(10)の連結片(14)が上方より嵌合される切欠凹部(15)が形成され、またその前方の内側面の上端部も、上端が横杆(4)における前向水平片(4b)の側端部下面と当接するように切欠いてある。
【0025】
カバー材(10)の内部の前後の対向面、すなわち前片(10a)と後片(10b)との対向面の中央部には、それぞれ補強用の突条(16)と2条のリブ(17)(17)が、上下方向に全長に亘って突設されている。なお、突条(16)とリブ(17)の対向面間の寸法は、芯材(11)の前後寸法よりも僅かに小とされている(図5参照)。
【0026】
カバー材(10)の前面には、上下方向を向く凹溝(18)が、横杆(4)の凹溝(9)と連続するようにして形成されている。
【0027】
(19)は、カバー材(10)と芯材(11)とを結合する楔部材で、水平面(19a)と、垂直面(19b)と、ほぼ45°の傾斜面(19c)とを備える側面視ほぼ直角三角形をなしている。水平面(19a)と傾斜面(19c)との交差部には、水平なストッパ段部(19d)が連設されている。
【0028】
各楔部材(19)には、水平面(19a)と傾斜面(19c)に向かって貫通する前後方向に長い楕円形の挿通孔(20)が、上下方向に向かって穿設されている。
【0029】
上下2個の楔部材(19)(19)を、互いの垂直面(19b)を前後方向に向けるとともに、傾斜面(19c)同士を摺接させて1組とし、これを、芯材(11)における上下の切欠段部(12)に取付けて使用される。すなわち、上下の楔部材(19)の挿通孔(20)に、上方及び下方より挿入したボルト(21)(21)を、上下の切欠段部(12)のめねじ(13)に螺合することにより、互いに斜め上下方向に相対移動可能に取付けられる(図5参照)。
【0030】
カバー材(10)の下端部には、合成樹脂等よりなる接床部材(22)が嵌合され、下方より挿入したボルト(23)を、芯材(11)の下端のめねじ(24)に螺合することにより固定されている。
【0031】
(25)は、側杆(5)連結用の連結具で、外側面と後面が開口する、上下方向に長い外向コ字状断面をなしている。連結具(25)の上下寸法は、側杆(5)の角形孔(5a)内にがたなく嵌合しうる寸法とされ、かつ左右寸法は、角形孔(5a)の左右寸法よりも若干短寸とされている。
【0032】
連結具(25)の前端の垂直をなす端板(25a)のほぼ中央部の前面には、突軸(26)が前向きに突設され、かつ突軸(26)を挟む上下部には、上下1対の挿通孔(27)(27)が穿設されている。上記突軸(26)は、芯材(11)の連結片(14)に穿設した係合孔(28)に嵌合され、また上下の挿通孔(27)は、連結片(14)の係合孔(28)を挟む上下部に穿設しためねじ孔(29)(29)と整合するようになっている。
【0033】
連結具(25)の側板(25b)の内面中央には、前後方向を向く突条(30)が外向きに突設され、この突条(30)の中央部には、連結具(25)内より突出しない長さの突片(31)が、一体的に連設されている。
【0034】
突片(31)と、それを挟む両側の突条(30)とには、それぞれ上下方向を向くめねじ孔(32)と左右方向を向くめねじ孔(32)(32)が穿設されている。
【0035】
連結具(25)の上板(25c)と底板(25d)における突片(31)のめねじ孔(32)と整合する端縁部には、平面視内向U字状の切欠溝(33)(33)が形成されている。
【0036】
なお、上記連結具(25)は、右方の側杆(5)の前端を連結するものについて説明したが、左方の側杆(5)の前端及び左右の側杆(5)の後端を連結する連結具(25)についても、上記連結具(25)と同形で、かつ前後及び左右対称をなすものであるため、それらの説明は省略する。
【0037】
次に、脚体(2)の組立て要領について説明する。
まず、前後左右の4本のカバー材(10)の中空孔に、芯材(11)を上方より嵌合し、上述した要領で、芯材(11)の上下の切欠段部(12)に上下2個ずつの楔部材(19)を取付けるとともに、接床部材(22)を取付ける。
【0038】
ついで、上下のボルト(21)を締付けることにより、上下の楔部材(19)を強圧する。すると、図5に示すように、両楔部材(19)の傾斜面(19c)(19c)同士が互いに相対的に滑動し、両楔部材(19)は、斜め上下方向に強制的に相対移動させられることにより、垂直面(19b)同士の前後寸法が拡がる。
【0039】
この際、楔部材(19)をボルト(21)により所定の締付力で締付けると、一方の楔部材(19)のストッパ段部(19d)が、他方の楔部材(19)の対向面の端部と当接するようになっている。従って、両楔部材(19)の最大相対移動量が規制され、カバー材(10)を必要以上の大きな力で押圧することがないので、それを変形させたりするのが防止される。
【0040】
上下の楔部材(19)(19)が斜め上下方向に相対的に移動させられると、それらの垂直面(19b)が、カバー材(10)における前片(10a)の突条(16)の内面(後面)と、切欠段部(12)の垂直面(12a)とに圧接し、それらを相対的に前後方向に押圧する。
【0041】
その結果、カバー(10)と芯材(11)も前後方向に相対的に押圧されることにより、芯材(11)の後面が、カバー材(10)の後部内面すなわち2条のリブ(17)の前端と圧接し、カバー材(10)と芯材(11)とは、位置決めされて結合され、芯材(11)と一体をなす連結片(14)も、カバー材(10)、すなわち脚杆(7)に対して前後に位置決めされて固定されることとなる。
【0042】
このようにして、全ての脚杆(7)を組立てたのち、まず、前後左右の4本の脚杆(7)における連結片(14)を、前後の横杆(4)(4)における両側端部の中空孔(8)に嵌合する。
【0043】
ついで、図4に示すように、前後左右の4個の連結具(25)の突軸(26)を、前後の横杆(4)における両側端部の対向面に穿設した通孔(34)に挿通して、連結片(14)の係合孔(28)に嵌合する。
【0044】
ついで、連結具(25)の端板(25a)に穿設した上下の挿通孔(27)より挿入した2本のボルト(35)を、横杆(4)の側端部の後面に穿設した通孔(36)(36)を介して、連結片(14)の上下のめねじ孔(29)(29)に螺合して締付ける。これにより、既に脚杆(7)に位置決めされて固定されている連結片(14)が、横杆(4)の中空孔(8)の内面と密着して固定されるため、各脚杆(7)と横杆(4)との前後方向の連結位置に誤差が生じる恐れは小さく、従って、図6に示すように、脚杆(7)と横杆(4)との後端面を同一面に整合させることが可能となる。
【0045】
各脚杆(7)と横杆(4)とを連結したのち、各連結具(25)に、左右の側杆(5)の前後の端部を嵌合し、側杆(5)の前後両端部の内側面に穿設した通孔(37)(37)に、ボルト(38)(38)を挿入し、これを、連結具(25)の側板(25b)のめねじ孔(32)(32)に螺合して締付ける(図7参照)。
【0046】
これにより、前後の横杆(4)の両側端部の対向面に、側杆(5)の前後両端が、連結具(25)を介して連結され、図2に示すような脚体(2)が組立てられる。
【0047】
側杆(5)の連結後において、その前後の端部上面には、4個の天板受支具(39)が取付けられる。
【0048】
各天板受支具(39)には、図1及び図4に示すように、その上部に有底をなす大径の支持孔(40)が、また下部には、ボルト挿通用の段付孔(41)が、互いに連通するようにして設けられている。
【0049】
上記段付孔(41)に上方より挿入したボルト(42)を、側杆(5)の上面に穿設した通孔(43)及び連結具(25)の切欠溝(33)に挿通し、連結具(25)の突片(31)に設けためねじ孔(32)に螺合することにより、各天板受支具(39)は、側杆(5)の上面に固定されている。
【0050】
天板(3)は、その四隅部の下面に固着された凸状支持部(44)を、クッション材(45)を介して天板受支具(39)の支持孔(40)に嵌合することにより、左右の側杆(5)上に取外し可能に支持されている。
【0051】
なお、上記実施形態においては、脚杆(7)側を、カバー材(10)と、連結片(14)を備える芯材(11)との内外二重構造とし、それらを、楔部材(19)により位置決め結合するようにしたが、図8に示すように、横杆(46)側を二重構造とし、上記と同様に、前後方向に位置決め結合することができる。
【0052】
この際には、上記と同形をなすカバー材(10)と芯材(11)とを水平として、連結片(14)を下向きとした芯材(11)を、カバー材(10)に嵌合したのち、上記と同様、水平とした左右1組ずつの楔部材(19)(19)をもって、カバー材(10)と芯材(11)とを位置決め結合すればよい。また、連結片(14)は、上記横杆(4)と同形をなす脚杆(47)の上端部に嵌合して、上記と同様の連結具(25)(図8においては図示略)により固定すればよい。
【0053】
上記実施形態では、横杆(4)(46)の側端に、脚杆(7)(47)を、前後方向に位置決めして連結する例を示しているが、図2の平面視において、脚体(2)を90°回転させ、前後の横杆(4)を左右の側杆に、左右の側杆(5)を前後の横杆として脚体(2)を形成し、側杆の前後両端に脚杆(7)(47)を連結する際には、側杆を上記と同様の二重構造とすればよい。この際には、側杆と脚杆(7)(47)とを、左右方向に位置決めして連結することになる。
【0054】
上記実施形態では、カバー材(10)と芯材(11)とを相対的に水平方向に押動して結合する相対移動手段に、互いの対向面を傾斜面(19c)とした上下2個ずつの楔部材(19)(19)を用いているが、図9に示すように、芯材(11)におけるケース材(10)の内面と対向する上下の端部に、互いに逆向傾斜の斜め上下方向を向く傾斜面(48)を設ければ、楔部材(19)は、上下1個ずつとすることができる。
【0055】
すなわち、芯材(11)の傾斜面(48)に、楔部材(19)の傾斜面(19c)を当接させ、楔部材(19)に挿通したボルト(21)を、芯材(11)のめねじ(13)に螺合して締付けることにより、上記実施形態と同様、カバー材(10)と芯材(11)とは相対的に移動させられて互いに結合される。
【0056】
この実施形態においても、楔部材(19)のストッパ段部(19d)が、芯材(11)の傾斜面(48)の上端と当接することにより、楔部材(19)が必要以上に強く押動されるのが防止されている。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明を適用したガラステーブルの正面図である。
【図2】同じく、脚体の拡大平面図である。
【図3】同じく、脚杆と横杆と側杆との連結部の分解斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線拡大縦断側面図である。
【図5】同じく、V−V線拡大縦断側面図である。
【図6】図5のVI−VI線横断平面図である。
【図7】図4のVII−VII線縦断後面図である。
【図8】横杆側に芯材を設けた変形例を示す要部の分解斜視図である。
【図9】相対移動手段の変形例を示す図5と同一部位の縦断側面図である。
【符号の説明】
【0058】
(1)ガラステーブル(家具)
(2)脚体
(3)天板
(4)横杆
(4a)上片
(4b)前向水平片
(5)側杆
(5a)角形孔
(6)枠状フレーム
(7)脚杆
(8)中空孔
(9)凹溝
(10)カバー材
(10a)前片
(10b)後片
(11)芯材
(12)切欠段部
(12a)垂直面
(13)めねじ
(14)連結片(連結部材)
(15)切欠凹部
(16)突条
(17)リブ
(18)凹溝
(19)楔部材
(19a)水平面
(19b)垂直面
(19c)傾斜面
(19d)ストッパ段部
(20)挿通孔
(21)ボルト
(22)接床部材
(23)ボルト
(24)めねじ
(25)連結具
(25a)端板
(25b)側板
(25c)上片
(25d)底板
(26)突軸
(27)挿通孔
(28)係合孔
(29)めねじ孔
(30)突条
(31)突片
(32)めねじ孔
(33)切欠溝
(34)通孔
(35)ボルト
(36)通孔
(37)通孔
(38)ボルト
(39)天板受支具
(40)支持孔
(41)段付孔
(42)ボルト
(43)通孔
(44)凸条支持部
(45)クッション材
(46)横杆
(47)脚杆
(48)傾斜面




 

 


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