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発明の名称 オープンショーケース
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−236653(P2007−236653A)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
出願番号 特願2006−63634(P2006−63634)
出願日 平成18年3月9日(2006.3.9)
代理人 【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
発明者 常木 洋二
要約 課題
ナイトカバーの固定作業および取り外し作業における安全性を維持しながら、これら作業を容易に行うことができるオープンショーケースを提供すること。

解決手段
前面が開放する冷蔵室の前面にエアーカーテンを形成して冷蔵室を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、冷気吹出口前方に前倒しの傾斜ブラケット16を配し、この傾斜ブラケット16は、冷蔵室の前面を覆うナイトカバー30を載置する受部18と傾斜部17を有し、キャノピー天板20と前記傾斜部17でナイトカバー30の取着部32を収納する空間部27を形成し、前記受部18に前記ナイトカバー30を載置した状態で前記取着部32を前記空間部27に挿入して、係着手段24により固定した。
特許請求の範囲
【請求項1】
外箱と内箱とからなり、かつ該外箱と内箱との間に冷気の通風路が形成されたショーケース本体内に、前面が開放する冷蔵室を形成し、該冷蔵室の前面に、前記通風路の上部前端に設けた冷気吹出口から、通風路の下部上端に設けた上方が開口する吸込口に向かって吹き出される冷気によりエアーカーテンを形成することにより、前記冷蔵室を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、
前記冷気吹出口前方に前倒しの傾斜ブラケットを配し、該傾斜ブラケットは、冷蔵室の前面を覆うナイトカバーを載置する受部と傾斜部を有し、キャノピー天板と前記傾斜部で前記ナイトカバーの取着部を収納する空間部を形成し、前記受部に前記ナイトカバーを載置した状態で前記取着部を前記空間部に挿入して、係着手段により固定したことを特徴とするオープンショーケース。
【請求項2】
前記ナイトカバーには、ナイトカバー本体を収納する収納具を有し、該収納具に上向き屈曲片を設け前記取着部とした請求項1に記載のオープンショーケース。
【請求項3】
前記受部に上方を向く係止突起を設け、前記収納具に前記係止突起を掛止可能な下方を向く係合突起を設けた請求項2に記載のオープンショーケース。
【請求項4】
前記空間部は、前記傾斜部と、該傾斜部と平行な前記キャノピー天板に形成された弾性を有する折曲片とで形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のオープンショーケース。
【請求項5】
前記折曲片の先端部を後方に向けて折り返し形成された係止片とし、前記上向き屈曲片の先端部には前記係止片の先端と係合可能な頭部が形成されている請求項4に記載のオープンショーケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外箱と内箱とからなり、かつ該外箱と内箱との間に冷気の通風路が形成されたショーケース本体内に、前面が開放する冷蔵室を形成し、該冷蔵室の前面に、前記通風路の上部前端に設けた冷気吹出口から、通風路の下部上端に設けた上方が開口する吸込口に向かって吹き出される冷気によりエアーカーテンを形成することにより、前記冷蔵室を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、特に冷蔵室の前面を覆うナイトカバーの取り付け方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の冷蔵室の前面を覆うナイトカバーは、冷蔵室上部の吹出口前方に設けられたブラケットの前面に対して、作業員がブラケットとナイトカバーの取り付け位置(ビス孔等)を確認し、この両位置を重ね合わせた状態を維持しながら、ビス等でナイトカバーをブラケットに共締め係止することで、ブラケットにナイトカバーを固定する作業が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】実願平4−18135号(実開平5−69588号公報)のCD―ROM(段落0023、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来公知のナイトカバーの一般的な横幅は3尺(915mm)〜4尺(1220mm)が一般的で、このナイトカバーの取り付けは一人の作業員がナイトカバーを押さえながらブラケット側に仮固定した状態でビス止め作業を行うことで固定作業を行うこともできるが、一人の作業員がナイトカバーを持って位置決めしながらビス止めをする作業は困難であり、通常は少なくとも二人の作業員で作業を行うことが多く、例えば、一方の作業員がナイトカバーを押えブラケット側に仮固定した状態で、他方の作業員がビス止め作業を行い連携しながらナイトカバーの固定作業を行う必要があり、ブラケットからナイトカバーを取り外す際には、ブラケットからナイトカバーの滑り落ちを防ぐため、常に作業員がナイトカバーを押えた状態で安全性を保ちながらビスの取り外し作業を行う必要があり、取り付けおよび取り外し作業に手間と時間が掛かっていた。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ナイトカバーの固定作業および取り外し作業における安全性を維持しながら、これら作業を容易に行うことができるオープンショーケースを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のオープンショーケースは、外箱と内箱とからなり、かつ該外箱と内箱との間に冷気の通風路が形成されたショーケース本体内に、前面が開放する冷蔵室を形成し、該冷蔵室の前面に、前記通風路の上部前端に設けた冷気吹出口から、通風路の下部上端に設けた上方が開口する吸込口に向かって吹き出される冷気によりエアーカーテンを形成することにより、前記冷蔵室を保冷するようにしたオープンショーケースにおいて、前記冷気吹出口前方に前倒しの傾斜ブラケットを配し、該傾斜ブラケットは、冷蔵室の前面を覆うナイトカバーを載置する受部と傾斜部を有し、キャノピー天板と前記傾斜部で前記ナイトカバーの取着部を収納する空間部を形成し、前記受部に前記ナイトカバーを載置した状態で前記取着部を前記空間部に挿入して、係着手段により固定したことを特徴としている。
この特徴によれば、キャノピー天板と傾斜ブラケットの傾斜部との間に形成された空間部にナイトカバーの取着部を挿入して、傾斜ブラケットの受部にナイトカバーを載置することで、ナイトカバーを仮止めすることができ、この仮止めの状態によってナイトカバーを押えなくとも、ボルト等の係着手段を用いて取着部を固定できるので、容易にナイトカバーの固定作業を行うことができる。また、ナイトカバーを取り外す際に係着手段を取着部から解除しても、仮止め状態が維持されることから、ナイトカバーの着脱による作業の安全性が保たれる。
【0007】
本発明の請求項2に記載のオープンショーケースは、請求項1に記載のオープンショーケースであって、前記ナイトカバーには、ナイトカバー本体を収納する収納具を有し、該収納具に上向き屈曲片を設け前記取着部としたことを特徴としている。
この特徴によれば、収納具に取着部を設けたことにより、収納具と取着部を一体化に構成できるので、ナイトカバーの構造の複雑化が避けられ、しかも取着部を上向き屈曲片としたことで空間部の下方から上方に向けて挿入し易く、この取着部が冷蔵室の前面から見えにくい上方の位置に取り付けられるので美観を損ねることもない。
【0008】
本発明の請求項3に記載のオープンショーケースは、請求項2に記載のオープンショーケースであって、前記受部に上方を向く係止突起を設け、前記収納具に前記係止突起を掛止可能な下方を向く係合突起を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、取着部を空間部に挿入した際に、収納具の係合突起が受部の係止突起で掛止することで、ナイトカバーの仮止め状態をより良好な状態で維持することができる。
【0009】
本発明の請求項4に記載のオープンショーケースは、請求項1乃至3のいずれかに記載のオープンショーケースであって、前記空間部は、前記傾斜部と、該傾斜部と平行な前記キャノピー天板に形成された弾性を有する折曲片とで形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、キャノピー天板の折曲片の弾性を利用することで、ナイトカバーの取着部が空間部内に挿入し易く、挿入後は折曲片の弾性力により取着部を空間部内で強固に保持できるので、より安定した仮止め状態を保つことができる。
【0010】
本発明の請求項5に記載のオープンショーケースは、請求項4に記載のオープンショーケースであって、前記折曲片の先端部を後方に向けて折り返し形成された係止片とし、前記上向き屈曲片の先端部には前記係止片の先端と係合可能な頭部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、係止片の先端に屈曲片の頭部が係合された仮止め状態においては、取着部の空間部からの取り外れが確実に防止されるとともに、キャノピー天板側でナイトカバーの自重の一部が係止片を介して支持されるので安定した仮止め状態が維持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の実施例を以下に説明する。
【実施例1】
【0012】
図1は、オープンショーケースの全体像を示す側断面図であり、図2は、キャノピー天板を傾斜ブラケットと外箱に組み付ける過程および組み付け前のナイトカバーを示す分解組立断面図であり、図3(a)は、キャノピー天板と傾斜ブラケットにナイトカバーを取り付ける際の作業開始位置を示す要部拡大断面図であり、図3(b)は、ナイトカバーの取り付け作業の状態を示す要部拡大断面図であり、図4(a)は、ボルトでナイトカバーをキャノピー天板および傾斜ブラケットに固定する作業工程を示す断面図であり、図4(b)は、ナイトカバーの固定後の状態を示す断面図である。
【0013】
図1に示されるオープンショーケースは、主に商店やスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の食品等を取り扱う販売店舗に設置され、商品を低温に保ったまま保冷、または冷凍した状態で陳列するために設置される冷蔵ショーケース1であり、正面側を開口した内箱3により囲まれた冷蔵室8には、商品を陳列する陳列棚7が上下方向に複数設置され、下部に設けられた底板11にも商品(図示省略)を陳列可能になっており、商品を多数載置可能な構成となっている。以下、本実施例の説明において、図1の冷蔵ショーケース1を対面した状態で見て、手前正面側を右方とし、奥行き側を左方とし、内箱3の開口側を前方とし、閉塞側を後方として説明する。
【0014】
この冷蔵ショーケース1には、正面側が開口された内箱3と同じく正面側が開口され、内箱3を囲繞するように設けられた外箱2とからなり、正面側が開口された外箱2と、同じく正面側が開口され、外箱2により囲まれた内箱3とからなり、外箱2は発砲ウレタン樹脂材等からなる断熱部材と、この断熱部材の表裏面を覆うスチール金属等の表面板と、から構成されている。外箱2と内箱3との間には通風路4が形成され、この通風路4内には、冷却装置5と送風機6を備えている。
【0015】
冷蔵ショーケース1の下部には、通風路4内に空気を取り込む吸込口9が形成され、冷蔵ショーケース1の上部には、冷却装置5にて冷却された冷気の吹出口10が形成されている。そこで送風機6の可動によって、冷却装置5によって冷却された冷気が吹出口10から吸込口9に向けて吹き出され、ショーケース1の前方に内箱3の開口を閉塞する冷気のエアーカーテン12が形成されるとともに、このエアーカーテン12の冷気の一部が冷蔵室8内に供給されることで温度を低温に保つことができ、冷蔵室8内の陳列棚7や底板11に載置される商品(図示省略)を冷蔵(冷凍)した状態で陳列できるようになっている。
【0016】
吹出口10の前方位置には、下方に向けて左右幅方向に延びるノジング25が略鉛直方向に延設されており、吹出口10の後方位置には、下方に向けて整流板15が略鉛直方向に延設され、これらノジング25および整流板15とで、吹出口10から吹き出されるエアーカーテン12の整流が助成されている。ノジング25の下部前方位置からは、後述する前倒し(ここで言う「前倒し」とは上部が下部より前方にででいることを意味する)の傾斜ブラケット16が左右幅方向に延設されている。傾斜ブラケット16の上部はキャノピー天板20と共に外箱2の天井下面に固定されている。
【0017】
傾斜ブラケット16の上部前面には、左右横幅で3尺(915mm)〜4尺(1220mm)のシート状のカバー体38が巻回されたナイトカバー30が設けられ、下方に向けてカバー体38を引き出し可能になっており、例えば、店舗の営業終了後にナイトカバー30からカバー体38を下方に向けて引き出し、カバー体38の下端部を外箱2の開口下部に形成された係止爪2aに掛止することで、エアーカーテン12や冷蔵室8内の冷気を極力外部に漏出させることなく、冷蔵室8内の商品を効果的に冷却可能になっている。整流板15の後方には、冷蔵室8内を照明する蛍光ランプ等の照明装置14が配設されている。同様に各陳列棚7の前端部下面には、直下の陳列棚7および底板11に陳列される商品を照明する蛍光ランプ等の照明装置13が設けられている。
【0018】
図2に示されるように、ナイトカバー30は、前述したカバー体38を備えるナイトカバー本体35と、このナイトカバー本体35を収納する側断面視略半円状の収納具31とで構成されている。ナイトカバー本体35には、カバー体38と、そのカバー体38を自動巻取り可能なバネを内蔵した回転軸39と、カバー体38の下端部を連結してカバー体38を横幅方向に張架する張架部37と、張架部37に連結されたカバー体38の引き出しを行う把手36と、が設けられている。収納具31には、取着部に相当する上向き屈曲片32が後上方に向けて一体で延設することで、ナイトカバー30の全体の構造の簡素化を図っている。
【0019】
傾斜ブラケット16は、スチール等の板金で折り曲げ成形されており、上部には後上方に向けて傾斜するように折り曲げられた受部18と、この受部18の後端から直交するように前上方に向けて傾斜するように折り曲げられた傾斜部17と、この傾斜部17の上端から外箱2の下面に沿って前方に向けて折り曲げられた連結部19とから構成され、連結部19にはネジ貫通孔19aが形成されている。外箱2の天井下面には、前後離間された一対のネジ螺合穴2b,2bが形成されている。
【0020】
キャノピー天板20は、スチール等の板金で折り曲げ成形されており、前述のネジ螺合穴2b,2bの前後幅と等距離で前後一対のネジ貫通孔20a,20aが形成されている。キャノピー天板20の後端部には、前述の傾斜ブラケット16の傾斜部17と平行な弾性を有する折曲片21が後下方に向けて折り曲げ形成されている。
【0021】
キャノピー天板20を外箱2の天井下面に取り付けるには、一対のネジ23,23を用いて、まず外箱2の後方のネジ螺合穴2bに連結部19のネジ貫通孔19aを重ね合わせたのち、さらにキャノピー天板20の後方のネジ貫通孔20aを重ね合わせて、ネジ23を後方のネジ貫通孔20aおよびネジ貫通孔19aを介して、後方のネジ螺合穴2bに向けて螺合する。
【0022】
次いで、外箱2の前方のネジ螺合穴2bにキャノピー天板20の前方のネジ貫通孔20aを重ね合わせ、ネジ23を前方のネジ貫通孔20aに挿通し、前方のネジ螺合穴2bに向けて螺合することで、傾斜ブラケット16の上部とキャノピー天板20が天板2に連結固定される。このとき、折曲片21と傾斜部17との前後間には、ナイトカバー30の上向き屈曲片32を収納可能な空間部27が形成され、上向き屈曲片32が空間部27の下方から上方に向けて挿入し易い形状にセットされる。
【0023】
具体的には、図3(a)に示されるように、折曲片21と傾斜部17の間には下向きに開口される幅狭の空間部27が前上方に向けて形成される。前方の折曲片21にはボルト貫通孔21aが形成され、後方の傾斜部17にはナット17aが溶着されおり、両者21a,17aは空間部27を介してボルトが挿通可能な位置関係にある。また上向き屈曲片32にもボルト貫通孔32aが形成されている。
【0024】
次に、ナイトカバー30の取り付けについて図3,図4に基づき説明する。図3(a)に示されるように、収納具31を受部18に載置して移動させながら、上向き屈曲片32を空間部27の下方から上方に向けて挿し入れ、さらに、図3(b)に示されるように、収納具31の外周縁を受部18に摺接させながら後方に向けて移動していくと、徐々に上向き屈曲片32によって折曲片21が下端側から前方に向けて押し広げられていく。
【0025】
この折曲片21が弾性変形することで、上向き屈曲片32が空間部27内に挿入し易くなり、さらに空間部27の上方に向けて挿し込むことで、図4(a)に示されるように、空間部27に上向き屈曲片32が収納されたとき、受部18には収納具31が定位置に仮止め載置される。このとき、弾性変形していた折曲片21が元の位置に戻り、その弾性力により上向き屈曲片32が空間部27内で保持するので、より安定した仮止め状態が保たれている。尚、上向き屈曲片32は冷蔵室8の前面から見えにくい上方位置に取り付けられるから、美観を損ねることもない。
【0026】
ナイトカバー30の仮止め状態においては、ボルト貫通孔21aとナット17aとの間にボルト貫通孔32aが重ね合う位置関係となっており、係着手段であるボルト24を前方のボルト貫通孔21aからボルト貫通孔32aに向けて挿通し、ナット17aに螺着することで、図4(b)に示されるように、上向き屈曲片32が折曲片21と傾斜部17との間で締め込まれて連結固定されるとともに、受部18に載置される収納具31の位置が安定して保持され、ナイトカバー30の取り付け作業が完了する。したがって、把手36の操作により張架部37を介してカバー体38を引き出す際にも安定した操作を行える。
【0027】
このように、ボルト24で上向き屈曲片32を固定する際には、予めナイトカバー30が仮止め固定されていることから、ボルト24の螺着時における作業の安全性が確保されており、ナイトカバー30を空間部30から取り外す際には、ボルト24を上向き屈曲片32から解除しても、仮止め状態が維持されることから、ナイトカバー30の着脱による作業の安全性が保たれる。
【0028】
以上の説明により実施例1では、空間部27に上向き屈曲片32を挿入して受部18にナイトカバー30を載置することで仮止めを行うことでき、この仮止めの状態によってナイトカバー30を押えなくとも、係着手段であるボルト24を用いて取着部である上向き屈曲片32を固定できるので、ナイトカバー30の固定作業および取り外し作業における安全性を維持しながら、これら作業を容易に行うことができる。
【実施例2】
【0029】
次に、本発明の実施例2を図5に基づいて説明する。図5(a)は、ナイトカバーの取り付けを示す要部拡大断面図であり、図5(b)は、ナイトカバーの固定作業を示す要部拡大断面図である。尚、以下の実施例2において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
【0030】
図5(a)に示されるように、キャノピー天板20の折曲片21の先端部は後方に向けて折り返して係止片22を構成し、一方、ナイトカバー30の上向き屈曲片32の先端部には、空間部27に収納可能な拡大頭部33が形成されている。
【0031】
そしてナイトカバー30の仮固定の際は、空間部27の下方から拡大頭部33を折曲片21の弾性変形を利用して、空間部27内に挿し込んでいと、図5(b)に示すように、係止片22の先端に段部となっている拡大頭部33が係合される。この仮止め状態においては、上向き屈曲片32の空間部27からの取り外れが拘束されるとともに、ナイトカバー30の自重の一部が係止片22を介して支持されるので安定した仮止め状態を維持できる。
【実施例3】
【0032】
次に、本発明の実施例3を図6に基づいて説明する。図6(a)は、ナイトカバーの取り付けを示す要部拡大断面図であり、図6(b)は、ナイトカバーの固定作業を示す要部拡大断面図である。尚、以下の実施例3において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
【0033】
図6(a)に示されるように、傾斜ブラケット16の受部18の前端には、上方を向く係止突起18aが設けられ、ナイトカバー30の収納具31には下方を向く係合突起31aが設けられている。そして、図6(b)に示されるように、上向き屈曲片32を空間部27に挿し入れ仮止めした際に、係合突起31aを係止突起18aに掛止することで、受部18からの収納具31の取り外れが確実に防止され、仮止め状態がより良好な状態で維持される。
【0034】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、キャノピー天板20に傾斜部17と平行な折曲片21の弾性によって、上向き屈曲片32を挿入し易く且つ折曲片21で強固な仮止め状態を維持できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、折曲片21を弾性のない部材で構成した場合には、上向き屈曲片32を軟質の部材や弾性を有する部材で構成することで、空間部27内に弾性変形させながら円滑に挿入することができる。
【0035】
また、上記実施例では、収納具31に上向き屈曲片32を一体で設けたことで、ナイトカバー30の複雑化が避けられることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば収納具31に別体で上向き屈曲片32を取り付けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施例1におけるオープンショーケースの全体像を示す側断面図である。
【図2】キャノピー天板を傾斜ブラケットと外箱に組み付ける過程および組み付け前のナイトカバーを示す分解組立断面図である。
【図3】(a)は、キャノピー天板と傾斜ブラケットにナイトカバーを取り付ける際の作業開始位置を示す要部拡大断面図であり、(b)は、ナイトカバーの取り付け作業の状態を示す要部拡大断面図である。
【図4】(a)は、ボルトでナイトカバーをキャノピー天板および傾斜ブラケットに固定する作業工程を示す断面図であり、(b)は、ナイトカバーの固定後の状態を示す断面図である。
【図5】(a)は、本発明の実施例2におけるナイトカバーの取り付けを示す要部拡大断面図であり、(b)は、ナイトカバーの固定作業を示す要部拡大断面図である。
【図6】(a)は、本発明の実施例3におけるナイトカバーの取り付けを示す要部拡大断面図であり、(b)は、ナイトカバーの固定作業を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 冷蔵ショーケース(オープンショーケース)
2 外箱
2a 係止爪
2b ネジ螺合穴
3 内箱
4 通風路
5 冷却装置
6 送風機
7 商品の陳列棚
8 冷蔵室
9 吸込口
10 吹出口
11 底板
12 冷気
13 各陳列棚用の照明装置
14 冷蔵室内照明用の照明装置
15 整流板
16 傾斜ブラケット
17 傾斜部
17a ナット
18 受部
18a 係止突起(実施例3)
19 連結部
19a ネジ貫通孔
20 キャノピー天板
20a ネジ貫通孔
21 折曲片(後端部に形成された)
21a ボルト貫通孔
22 係止片(実施例2)
22a ボルト貫通孔
23 ネジ
24 ボルト(係着手段)
25 ノジング
27 空間部
30 ナイトカバー(実施例1〜3)
31 収納具(実施例1)
31a 係合突起(実施例3)
32 上向き屈曲片(取着部)
32a ボルト貫通孔
33 拡大頭部(実施例2)
35 ナイトカバー本体
36 把手
37 張架部
38 シート状のカバー帯
39 自動巻取りバネが内蔵された回転軸




 

 


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