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発明の名称 折り畳みテーブル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−175103(P2007−175103A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2005−373931(P2005−373931)
出願日 平成17年12月27日(2005.12.27)
代理人 【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
発明者 奥田 直之 / ハーフォード アレキザンダー
要約 課題
天板を脚部に対して回動させるための手段に、複雑な支持要素を設けずに済み、部品点数を減らせると共に、脚杆と天板の取付作業が簡素化できる折り畳みテーブルを提供すること。

解決手段
天板2を、水平な使用位置と、略垂直な折り畳み位置との間で回動するように支持してなる折り畳みテーブル1において、前後方向を向く左右一対のブラケット10,10の側壁11,11の対向し合う内面に各々穿設した内向き窪み部12を、左右の脚杆3,3の上端部3a,3a同士を連結する連結杆6の左右側端部6a,6aに、その軸心周りに回転可能に嵌合した状態で、天板2の左右位置に前記ブラケット10,10をそれぞれ固着した。
特許請求の範囲
【請求項1】
天板を、水平な使用位置と、略垂直な折り畳み位置との間で回動するように支持してなる折り畳みテーブルにおいて、
前後方向を向く左右一対のブラケットの側壁の対向し合う内面に各々穿設した内向き窪み部を、左右の脚杆の上端部同士を連結する連結杆の左右側端部に、その軸心周りに回転可能に嵌合した状態で、前記天板の左右位置に前記ブラケットをそれぞれ固着したことを特徴とする折り畳みテーブル。
【請求項2】
前記連結杆の左右側端部が、前記内向き窪み部の最奥部に形成した内壁に当接するようにした請求項1に記載の折り畳みテーブル。
【請求項3】
前記ブラケットは水平な上板を介して天板に固着され、前記天板の使用位置において、上板下面が、前記連結杆の前面から突設した水平板の上面に当接するようにした請求項1または2に記載の折り畳みテーブル。
【請求項4】
前記ブラケットの側壁の内面は、前記水平板の外側面と当接するとともに、前記水平板を前方から遮蔽する円弧形部が水平板の左右方向に延在している請求項3に記載の折り畳みテーブル。
【請求項5】
前記内向き窪み部の内周部の一部を延出させてフランジ部を形成し、天板の折り畳み位置で該フランジ部の先端を、前記連結杆と前記脚杆との間に形成される空間に入り込ませた請求項1乃至4のいずれかに記載の折り畳みテーブル。
【請求項6】
前記内向き窪み部の前記連結杆と摺接する部分に緩衝材を嵌合した請求項1乃至5のいずれかに記載の折り畳みテーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板を、水平な使用位置と、略垂直な折り畳み位置との間で回動するように支持してなる折り畳みテーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の折り畳みテーブルにおいて、天板を脚部に対して回動させるための手段として、例えば、脚部を上端で連結した鋼管から成る枠体(連結杆)の左右端部に、天板受け体と枠体把持部材を上下方向から嵌め込むと共に、枠体把持部材を天板受け体内に嵌挿し、天板受け体と枠体把持部材を一体化した上で天板に両者をビス等で止着したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平2003−230430号公報(段落0010,0011、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の天板を脚部に対して回動させるための手段は、天板受け体と枠体把持部材の2部材を枠体に嵌め込む作業と、枠体把持部材を天板受け体内に嵌挿する作業と、これら2部材を天板に止着する作業があり、組み付け作業が面倒で煩雑であるばかりでなく、天板受け体と枠体把持部材の2部材の部品形状が複雑でコスト的にも難があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、天板を脚部に対して回動させるための手段に、複雑な支持要素を設けずに済み、部品点数を減らせると共に、脚杆と天板の取付作業が簡素化できる折り畳みテーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の折り畳みテーブルは、天板を、水平な使用位置と、略垂直な折り畳み位置との間で回動するように支持してなる折り畳みテーブルにおいて、前後方向を向く左右一対のブラケットの側壁の対向し合う内面に各々穿設した内向き窪み部を、左右の脚杆の上端部同士を連結する連結杆の左右側端部に、その軸心周りに回転可能に嵌合した状態で、前記天板の左右位置に前記ブラケットをそれぞれ固着したことを特徴としている。
この特徴によれば、連結杆の左右側端部にブラケットに嵌合した状態で、ブラケットを天板に固着したので、ブラケットと連結杆とを固着するために複雑な支持要素を設けずに済み、部品点数を減らせると共に、脚杆と天板の取付作業が簡素化できる。
【0007】
本発明の請求項2に記載の折り畳みテーブルは、請求項1に記載の折り畳みテーブルであって、前記連結杆の左右側端部が、前記内向き窪み部の最奥部に形成した内壁に当接するようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、連結杆の左右方向への移動が規制され、ブラケットを介して天板と脚杆との堅固な一体化が図れる。
【0008】
本発明の請求項3に記載の折り畳みテーブルは、請求項1または2に記載の折り畳みテーブルであって、前記ブラケットは水平な上板を介して天板に固着され、前記天板の使用位置において、上板下面が、前記連結杆の前面から突設した水平板の上面に当接するようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、ブラケットの上板を水平板の上面に当接し得るようにしたので、天板の使用位置において天板の水平が確実に保たれる。
【0009】
本発明の請求項4に記載の折り畳みテーブルは、請求項3に記載の折り畳みテーブルであって、前記ブラケットの側壁の内面は、前記水平板の外側面と当接するとともに、前記水平板を前方から遮蔽する円弧形部が水平板の左右方向に延在していることを特徴としている。
この特徴によれば、ブラケットの側壁の内面が水平板の外側面と当接することで、連結杆に対してブラケットの取付位置が決めやすく、脚杆と天板との組立が簡易に行える。また、水平板がブラケットの円弧形部により遮蔽されるので外観が好い。
【0010】
本発明の請求項5に記載の折り畳みテーブルは、請求項1乃至4のいずれかに記載の折り畳みテーブルであって、前記内向き窪み部の内周部の一部を延出させてフランジ部を形成し、天板の折り畳み位置で該フランジ部の先端を、前記連結杆と前記脚杆との間に形成される空間に入り込ませたことを特徴としている。
この特徴によれば、窪み部の内周部の一部を延出させてフランジ部としたので、連結杆の側端部を内向き窪み部の方向へ案内しやすい。また、その先端を連結杆と脚杆の空間に入れ込むことによって天板の折り畳み位置での天板の回動が規制できる。
【0011】
本発明の請求項6に記載の折り畳みテーブルは、請求項1乃至5のいずれかに記載の折り畳みテーブルであって、前記内向き窪み部の前記連結杆と摺接する部分に緩衝材を嵌合したことを特徴としている。
この特徴によれば、連結杆とブラケットを、ともにアルミのような剛性の強い素材で成型した場合でも、緩衝材を介することで、ブラケットの回動を円滑に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施例を以下に説明する。
【実施例】
【0013】
図1(a)は、本発明の実施例における折り畳みテーブルの全体像を示す天板使用位置の斜視図であり、図1(b)は、折り畳みテーブルの天板の折り畳み位置を示す斜視図であり、図2は、脚杆、連結杆、支持部材および幕板を示す分解組立斜視図および、支持部材と脚杆の連結を示す要部拡大斜視図であり、図3(a)は、ブラケットの単体を示す斜視図であり、(b)は、ブラケットと連結杆との取り付け前の状態を示す斜視図であり、図4(a)は、ブラケットと連結杆との取付後の状態を示す斜視図であり、図4(b)は、天板取り付け後のブラケットと支持部材の支持関係を示す斜視図であり、図5(a)は、折り畳みテーブルの水平な天板の使用位置からの切換えレバーの操作を示す一部省略要部拡大斜視図であり、図5(b)は、折り畳みテーブルの略垂直な天板の折り畳み位置を示す一部省略要部拡大斜視図であり、図6は、天板の使用可能な水平位置から略垂直な折り畳み位置へと回動されるテーブルを示す側面図であり、図7は、折り畳みテーブルを前後方向に重ねて収納する過程を示す概略側面図である。
【0014】
この折り畳みテーブル(以下、テーブル)は、学校の教室や会社等で使用される天板2の折り畳み可能なテーブル1であり、未使用時には後述する複数のテーブル1,・・・を前後方向に重ねて収納可能となっており、室内のスペースを有効に活用可能となっている(図7参照)。以下、本実施例の説明において、図1に図示されたテーブル1を対面した状態で見て、テーブル1の手前側を前方とし、奥行き側を後方とし、左手側を左方、右手側を右方として説明する。
【0015】
図1(a)および図1(b)に示されるように、左右方向に長い上面視矩形の天板2からの荷重を支持する左右一対の脚杆3は、アルミやスチール等の2本の金属パイプの上端部3aを溶接等で連結して、下端部3bを互いに前後方向に離間するように成型され、それぞれの下端部3bには、床面30に対して前後左右方向に自由回動可能かつ移動ロック付きのキャスタ5を備えている。左右の上端部3a,3aにはそれぞれ支持部材7,7が熱溶着され、この支持部材7,7に両者を連結する左右の長さ方向に延びる横杆状のアルミやスチール等の金属パイプからなる連結杆6が熱溶着されている。
【0016】
連結杆6の左右側端部6a,6aの前面には、詳しくは後述において説明するが、それぞれ前方に向けてスチール等の金属板で折り曲げ形成された支持部材7,7が突設されている。アルミ等の金属で成型されたブラケット10,10が、連結杆6の左右側端部6a,6aに対して、その軸心回りに回動可能に嵌合され、これらブラケット10,10は天板2の下面2aに取り付けられている。左右の脚杆3,3の上端部3a,3aには、互いの対面する内方に向けて幕板取付片3c,3cが延設されており、スチール金属板やプラスチック板等からなる矩形の幕板4が取り付けられている。また、ブラケット10の側壁11には、荷物掛け部23が外方に向けて突設されており、鞄や傘等を吊持可能なテーブル1となっている。
【0017】
そして、後述において詳述する左方のブラケット10に設けられた切換えレバー25の操作によって、このブラケット10の支持部材7との係合が解除され、天板2の前端側が上方且つ後方に向けて押し上げられることで、天板2の使用可能な水平位置から[図1(a)参照]、略垂直な折り畳み位置へと回動され[図1(b)参照]、テーブル1を前後方向に複数重ねて収納可能な状態となる。
【0018】
尚、テーブル1の構造は、左方に設けられた切換えレバー25および、その付帯する天板2のロック構造を除き左右対称構造のため、以下の実施例においては、主にテーブル1の左方側を中心に説明し、右方側を割愛して説明する。
【0019】
図2に示される支持部材7および脚杆3との連結について具体的に説明する。連結杆6の左右側端部6a,6aの近傍の前面に設けられた支持部材7は、上部に水平面を有する水平板7bおよび、この水平板7bの左右に立設した側面視扇状の外側板7a,7aとで構成されている。左方の外側板7aの略中央位置には、左右方向に貫通するレバー係合孔7cが形成され、左方の外側板7aの上方後端部にはレバー係止溝7dが形成されている。
【0020】
脚杆3の上端部3aには、上下所定間隔離間されてネジ孔3d,3dが穿設されるとともに、支持部材7の両外側板7a,7a間の前面を覆うように、ナイロン等の弱剛性の軟質材によりなる円弧形カバー部8がカバー取付ボルト9,9により、円弧形カバー部8のボルト貫通孔8b、8bを介してネジ孔3d,3dと螺合して脚杆3の上端部3aに固着されている。
【0021】
尚、脚杆3は支持部材7の内面と熱溶着等で連結固着され、支持部材7は連結杆6と同様に熱溶着等で連結固着されている。また、左右脚杆3,3の前後の各下端部3bには、前述のキャスタ5を取り付けるためのキャスタ取付キャップ5aが取り付けられ、幕板4は、ボルト等で幕板取付片3c,3cに取り付けられる。
【0022】
次に、図3(a)および図3(b)に示される天板2を支持するブラケット10について説明する。ブラケット10は前後方向に延在される側壁11と、この側壁11の上辺部から水平に折り曲げ成形された上板14とで構成され、上板14の後方側は左右に幅広な水平部17となっている。これら上板14には上下に貫通する天板取付貫通孔14d,14dが複数形成されているとともに、前後方向に向けてレバー収納凹溝14cが凹設され、切換えレバー25が収納可能になっている。
【0023】
水平部17の下部の側壁11には外方に向けて突出した円形の内向き窪み部12が形設され、この内向き窪み部12の最奥部は内壁12aによって塞がれている。また、窪み部12の内周面12bが一部支持部材7側に延出して円弧状のフランジ部13を構成している。この内向き窪み部12の内面には合成樹脂等の緩衝材18が嵌合している。
【0024】
側壁11の内面の略中間位置には、円弧形部16が内方に向けて延設され、この上部が水平部17と連接して略J字状部15が形成されている。このブラケット10の円弧形部16の形状は、前述した支持部材7の円弧形部である円弧形カバー部材8の前面8aと摺接もしくは近接可能な形状となっている。
【0025】
ブラケット10と連結杆6との結合は、ブラケット10の内向き窪み部12と連結杆6の側端部6aに挿嵌されて行う。このときフランジ部13が連結杆6の側端部6aの挿入ガイドとなり嵌合が楽に行える。嵌合後はブラケット10の水平位置で、支持部材7の水平板7bおよび円弧形カバー部材8が、ブラケット10の略J字上部15の水平部17および円弧形部16により覆われる。
【0026】
そして、内向き窪み部12の最奥部に形成された内壁12aに側端面が当接する位置まで嵌合するとともに、側壁11を左側の外側板7aの外側面に当接させることでブラケット10の位置決めが行われるとともに、ブラケット10の連結杆6軸周りに回動ガイド面となる。
【0027】
このように、連結杆6に対してブラケット10の取付位置が決めやすく、脚杆3と天板2との組立が簡易に行え、またブラケット10の略J字状部15によって、支持部材7の水平板7bおよび円弧形カバー部材8が遮蔽されるので外観が好い。そして、連結杆6の側端面が内壁12aに当接されることで、連結杆6の左右方向への移動が規制され、ブラケット10を介して天板2と脚杆3との堅固な一体化が図られている。
【0028】
尚、内向き窪み部12の内周面12bには、緩衝材18が設けられていることから、例えば、本実施例のように連結杆6およびブラケット10が共にアルミ金属のような剛性の強い素材で成型された場合であっても、緩衝材18を介することで、側端部6aに対してブラケット10を回動し易い構成になっている。
【0029】
そして、図3(b)に示されるように、天板2の水平な使用位置[図1(a)参照]において、支持部材7の水平板7bの上面に略J字状部15の一部である水平部17の下面が当接されることで、天板2の水平状態が確実に保たれている。尚、上板14の上面も水平部17も含めて水平面となっているので、天板2の下面2aを全面で支持できる。
【0030】
さらに、図4(a)に示されるように、ブラケット10の上板14によって、天板2の水平状態を維持することができるので、ブラケット10を天板2の下面2aに固着する際に、天板取付ネジ19が天板取付貫通孔14dを介して天板2に螺合し易い。
【0031】
上板14のレバー収納凹溝14c内に収納される切換えレバー25について、図4(a)および図5(a)に基づいて説明する。切換えレバー25は、前後方向に延設された金属棒状の軸部25bと、その中間位置に設けられたバネ材25dと、軸部25bの前端に設けられた操作部25aと、軸部25bの後端から下方に延設され先端が外側板7aのレバー係合孔7cに脱着可能に係合される係止突部25cと、から構成されており、この係止突部25cは、天板2の水平な使用位置において、レバー係合孔7cに係合し、天板2の不用意な回動を阻止している。
【0032】
レバー収納凹溝14cには、軸部25bおよびバネ材25dのみ収納され、軸部25bの上方よりレバー収納凹溝14cに向けて、レバー保持片26が前後2箇所に嵌入され、軸部25bの長さ軸周りの回動を保持されるとともに、レバー収納凹溝14cからの取り外れを阻止している。レバー収納凹溝14c内のバネ材25dは、係止突部25cをレバー係合孔7c内に係合する方向に向けて、軸部25bに対して回転付勢している。
【0033】
そこで、切換えレバー25の操作部25aがバネ材25の付勢力に抗して、外方に向けて引き上げ操作すれば、図5(b)に示されるように、レバー係合孔7c内から係止突部25cの係合が解除され、天板2は連結杆6を軸心として上方に向けて回動でき、係止突部25cの先端は支持部材7の外側板7aの外側面に沿って上方に斜め後方に向けて摺接し、天板の折り畳み位置では2点鎖線で示すように、バネ材25の付勢力を得て外側板7aの上方後端部のレバー係止溝7dに係合することで、ブラケット10の傾斜位置が固定され、天板2の略垂直な折り畳み位置が確実に固定される。尚、天板2を略垂直な折り畳み位置から水平位置に戻すには、逆の作業工程により行えるため説明を省略する。
【0034】
そして、図6に示されるように、天板回動時においては、支持部材7に設けられた円弧形カバー部材8に沿って、ブラケット10の円弧形部16が摺接もしくは近接状態で回動し、円弧形カバー部材8が露出される。またこのテーブル1の折り畳み位置では、 ブラケット10のフランジ部13先端が、連結杆6の端部6aと脚杆3との間に形成される空間Sの間に入り込み、天板2の更なる回動が規制される。
【0035】
図7に示されるように、折り畳まれたテーブル1はキャスタ5の回動により床面30に沿って、テーブル1を前後方向に重ねて収納(ネスティング)可能になっており、複数のテーブル1,1が重ねられると、前後に隣接する後方テーブル1の支持部材7の円弧形カバー部材8が隣接するテーブル1の天板2と当接することで移動が規制される。天板2が当接される円弧形カバー部材8が弱剛性の軟質材で構成されているので、天板2の当接面を傷めることがない。
【0036】
本実施例では、連結杆6の左右側端部6aにブラケット10を直に嵌合した状態で、ブラケット10を天板2に固着したので、ブラケット10と連結杆6とを固着するために、複雑な支持要素を設けずに済み、部品点数を減らせると共に、脚杆3と天板2の取付作業が簡素化できる。
【0037】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、支持部材7を水平板7bと外側板7a,7aで構成し、ブラケット10の側壁11を外側板7a、7aに当接させてブラケット10の位置決めを行っていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持部材7の左右の外側板7a,7aを設けることなく、水平板7bの外側面に当接させて位置決めを行っても良い。
【0038】
また、上記実施例では、ブラケット10の内向き窪み部12の内壁12aを連結杆6の側端面に当接することで、連結杆6の左右方向の移動を規制できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、内向き窪み部12が側端部6aの軸周りに回転可能に嵌合させるだけで、内壁12aを連結杆6の側端面に当接させなくても良い。
【0039】
また、上記実施例では、ブラケット10の内向き窪み部12の内壁12aを連結杆6の側端面に当接することで、連結杆6の左右方向の移動を規制できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、内向き窪み部12が側端部6aの軸周りに回転可能に嵌合させるだけで、内壁12aを連結杆6の側端面に当接させなくても良い。
【0040】
また、上記実施例では、内向き窪み部12の内周面12bに緩衝材18を嵌合することで、連結杆6を軸心としてブラケット10の回動を円滑に行えることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、緩衝材18に替えて従来公知の潤滑性のある被膜を内周面12bに塗付しても良い。また緩衝材18を内壁12aにも設けて連結杆6とブラケットとの緩衝効果を向上させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】(a)は、本発明の実施例における折り畳みテーブルの全体像を示す天板使用位置の斜視図であり、(b)は、折り畳みテーブルの天板の折り畳み位置を示す斜視図である。
【図2】脚杆、連結杆、支持部材および幕板を示す分解組立斜視図および、支持部材と脚杆の連結を示す要部拡大斜視図である。
【図3】(a)は、ブラケットの斜視図であり、(b)は、ブラケットと連結杆との取り付け前の状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は、ブラケットと連結杆との取付後の状態を示す斜視図であり、(b)は、天板取り付け後のブラケットと支持部材の支持関係を示す斜視図である。
【図5】(a)は、折り畳みテーブルの水平な天板の使用位置からの切換えレバーの操作を示す一部省略要部拡大斜視図であり、(b)は、折り畳みテーブルの略垂直な天板の折り畳み位置を示す一部省略要部拡大斜視図である。
【図6】天板の使用可能な水平位置から略垂直な折り畳み位置へと回動されるテーブルを示す側面図である。
【図7】折り畳みテーブルを前後方向に重ねて収納する過程を示す概略側面図である。
【符号の説明】
【0042】
1 テーブル(折り畳みテーブル)
2 天板
2a 下面
3 脚杆
3a 上端部
3b 下端部
3c 幕板取付片
3d ネジ孔
4 幕板
5 キャスタ
5a キャスタ取付キャップ
6 連結杆
6a 側端部
7 支持部材
7a 外側板
7b 水平板
7c レバー係合孔(天板の水平な使用位置)
7d レバー係止溝(略垂直な折り畳み位置)
8 円弧形カバー部材
8a 前面
8b ボルト貫通孔
9 カバー取付ボルト
10 ブラケット
11 側壁
11a 内面
12 内向き窪み部
12a 内壁(最奥部に形成した)
12b 内周面
13 フランジ部
14 上板
14c レバー収納凹溝
14d 天板取付貫通孔
15 側面視略J字状部
16 ブラケットの円弧形部
17 水平部
18 緩衝材
19 天板取付ネジ
23 荷物掛け部
25 切換えレバー
25a 操作部
25b 軸部
25c 係止突部
25d バネ材
26 レバー保持片
30 床面
S 空間(連結杆の端部と脚杆との空間)




 

 


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