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発明の名称 テーブルのフレーム構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−175089(P2007−175089A)
公開日 平成19年7月12日(2007.7.12)
出願番号 特願2005−373771(P2005−373771)
出願日 平成17年12月27日(2005.12.27)
代理人 【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
発明者 松下 寛也 / 高村 昭宏
要約 課題
組立作業性がよく、天板受具の連結フレーム材に対する支持強度が充分であり、堅牢で美感に優れたテーブルのフレーム構造を提供すること。

解決手段
天板2を、複数の支脚4と、各支脚4同士を連結する連結フレーム杆6とによって支持したテーブルのフレーム構造において、支脚4に天板受具10を回動不能に支持し、該天板受具10は、連結フレーム杆6の端部7に嵌合する嵌合突部11と、該嵌合突部11の左右側方を覆い、連結フレーム杆6の対向する側面に当接、もしくは近接する側壁12と、該左右の側壁12の上部同士を連結し、その上面が左右の側壁よりも上方に突出し、その下面が連結フレーム杆6の上面に当接、もしくは近接する連結片13とを備えるとともに、天板2の下面3が左右側壁12の上面に当接、もしくは近接するとともに、天板2の下面3に連結片13が嵌合する切り欠き部3aを形成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
天板を、複数の支脚と、各支脚同士を連結する連結フレーム杆とによって支持したテーブルのフレーム構造において、
前記支脚に天板受具を回動不能に支持し、該天板受具は、前記連結フレーム杆の端部に嵌合する嵌合突部と、該嵌合突部の左右側方を覆い、前記連結フレーム杆の対向する側面に当接、もしくは近接する側壁と、該左右の側壁の上部同士を連結し、その上面が前記左右の側壁よりも上方に突出し、その下面が前記連結フレーム杆の上面に当接、もしくは近接する連結片とを備えるとともに、前記天板の下面が、前記左右側壁の上面に当接、もしくは近接するとともに、前記天板の下面に、前記連結片が嵌合する切り欠き部を形成したことを特徴とするテーブルのフレーム構造。
【請求項2】
前記切り欠き部の左右幅を、前記連結片の左右幅と略同一とした請求項1に記載のテーブルのフレーム構造。
【請求項3】
前記天板受具から下向き突設した嵌合突軸を、前記支脚の上面に開口した嵌合孔に嵌合するとともに、前記支脚の上部を一部下方に向けて切り欠いて略垂直面を形成し、該略垂直面を前記天板受具の背面を略垂直に形成した天板受具背面と当接させることとによって、前記支脚に、前記天板受具を回動不能に支持した請求項1または2に記載のテーブルのフレーム構造。
【請求項4】
前記連結片よりも下方の位置において、前記左右の側壁の側面から左右外方に向けて水平板を延設し、該水平板と天板の下面とを螺着した請求項1乃至3のいずれかに記載のテーブルのフレーム構造。
【請求項5】
前記左右の側壁を上方に向けて傾斜する形状とした請求項1乃至4のいずれかに記載のテーブルのフレーム構造。
【請求項6】
前記連結フレーム杆は該連結フレーム杆に係止した連結金具を介して前記嵌合突部に螺着され、前記連結金具の上部が前記切り欠き部に嵌合している請求項1乃至5のいずれかに記載のテーブルのフレーム構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板を、複数の支脚と、各支脚同士を連結する連結フレーム杆とによって支持したテーブルのフレーム構造に関する。
【背景技術】
【0002】
天板を、複数の支脚と、各支脚同士を連結する連結フレーム杆とによって支持した従来のテーブルのフレーム構造は、パイプ状の脚(支脚)の上端に雌ネジ部材を打ち込んで脚に固定し、框材(連結フレーム杆)を嵌入できる嵌合溝を備えた結合部材(天板受具)をボルトにより雌ネジ部材に固定し、結合部材から延びる平板を甲板(天板)にネジ結合していた。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】実開昭52−77202号公報(第4,5図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1におけるテーブルのフレーム構造は、結合部材を脚の上端に打ち込んだ雌ネジ部材にボルト結合するために、結合部材にボルト挿通孔が、雌ネジ部材に雌ネジ孔が形成されており、ボルトの締め付け力が少しでもゆるむと、結合部材はボルトとボルト挿通孔との間隙分だけ脚に対して移動してしまい、堅牢なフレーム構造が得られなかった。しかも雌ネジ部材の雌ネジ孔と、脚に形成したボルトのための透孔と、結合部材のボルト挿通孔が一致した状態でないと組み付けることができず、組立作業性に難があった。また、框材は結合部材の嵌合溝に嵌合しているだけなので、結合部材の框材に対する支持強度が充分ではなく、その嵌合部は外部から直接見えるため美感上も好ましいものとは言えなかった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、組立作業性がよく、天板受具の連結フレーム材に対する支持強度が充分であり、堅牢で美感に優れたテーブルのフレーム構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のテーブルのフレーム構造は、天板を、複数の支脚と、各支脚同士を連結する連結フレーム杆とによって支持したテーブルのフレーム構造において、前記支脚に天板受具を回動不能に支持し、該天板受具は、前記連結フレーム杆の端部に嵌合する嵌合突部と、該嵌合突部の左右側方を覆い、前記連結フレーム杆の対向する側面に当接、もしくは近接する側壁と、該左右の側壁の上部同士を連結し、その上面が前記左右の側壁よりも上方に突出し、その下面が前記連結フレーム杆の上面に当接、もしくは近接する連結片とを備えるとともに、前記天板の下面が、前記左右側壁の上面に当接、もしくは近接するとともに、前記天板の下面に、前記連結片が嵌合する切り欠き部を形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、連結フレーム杆が天板受具の嵌合突部に嵌合し、左右側面と上面とが、それぞれ側壁と連結片の下面により当接もしくは近接支持されるので、天板受具に対して、連結フレーム杆の位置が決まりやすいばかりでなく、天板受具の連結フレーム材に対する支持強度も強化される。また、連結片の上面を上方に突出して天板下面の切り欠きに嵌合させることで、天板に対しての天板受具の位置も決まりやすく、支脚、天板受具及び天板の3者が堅牢に組み付けられると同時に、その組立時の作業性も良い。更に連結フレーム杆の天板受具との連結箇所を側壁により隠すことができるので、美感上の観点からも好ましいフレーム構造が提供できる。
【0007】
本発明の請求項2に記載のテーブルのフレーム構造は、請求項1に記載のテーブルのフレーム構造であって、前記切り欠き部の左右幅を、前記連結片の左右幅と略同一としたことを特徴としている。
この特徴によれば、連結片が左右にぶれなくなるので、より天板受具の位置が決まりやすい。
【0008】
本発明の請求項3に記載のテーブルのフレーム構造は、請求項1または2に記載のテーブルのフレーム構造であって、前記天板受具から下向き突設した嵌合突軸を、前記支脚の上面に開口した嵌合孔に嵌合するとともに、前記支脚の上部を一部下方に向けて切り欠いて略垂直面を形成し、該略垂直面を前記天板受具の背面を略垂直に形成した天板受具背面と当接させることとによって、前記支脚に、前記天板受具を回動不能に支持したことを特徴としている。
この特徴によれば、支脚と天板受具とが、嵌合突軸の嵌合と、略垂直な面同士の当接で位置決めされるので、天板受具は支脚に対し動きにくくなり、さらに天板に対する支脚および天板受具の取り付けの位置決めがしやすくなる。
【0009】
本発明の請求項4に記載のテーブルのフレーム構造は、請求項1乃至3のいずれかに記載のテーブルのフレーム構造であって、前記連結片よりも下方の位置において、前記左右の側壁の側面から左右外方に向けて水平板を延設し、該水平板と天板の下面とを螺着したことを特徴としている。
この特徴によれば、天板受具が一対の左右側壁と一対の左右水平板とで構成されるので、天板受具自体を、外力に対して支持力の高い堅牢な構造体にすることができる。
【0010】
本発明の請求項5に記載のテーブルのフレーム構造は、請求項1乃至4のいずれかに記載のテーブルのフレーム構造であって、前記左右の側壁を上方に向けて傾斜する形状としたことを特徴としている。
この特徴によれば、側壁を上方に向けて傾斜させたので、仮に幅狭の天板を支持するために、連結フレーム杆を必要としない場合に、嵌合突部を効果的に遮蔽でき、また、外部からの側壁の視認面積が狭くなるので、天板受具が外部に目立たず、優れた外観が得られる。
【0011】
本発明の請求項6に記載のテーブルのフレーム構造は、請求項1乃至5のいずれかに記載のテーブルのフレーム構造であって、前記連結フレーム杆は該連結フレーム杆に係止した連結金具を介して前記嵌合突部に螺着され、前記連結金具の上部が前記切り欠き部に嵌合していることを特徴としている。
この特徴によれば、連結金具の上部の嵌合位置に、連結片の嵌合のために形成した切り欠き部を利用できるので、新たに連結金具位置決めのための切り欠き部を天板に形成する必要がなく、この位置決めされた連結金具が天板と天板受具に固定されることにより、連結フレーム杆が支脚に対し位置ズレすることなく固定できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施例を以下に説明する。
【実施例】
【0013】
図1は、本実施例におけるテーブルの全体像を示す斜視図であり、図2(a)および図2(b)は天板受具および連結金具を示す斜視図であり、図3は、支脚に天板受具を取り付ける前および組み立て後の状態を示す斜視図であり、図4は、天板受具を介して天板の角部に取り付けられる支脚および連結フレーム杆と連結金具を示す分解組立斜視図であり、図5は、天板受具および連結金具によって天板の角部に支脚が位置固定された状態を示す断面図であり、図6は、天板受具と天板との連結過程を示す斜視図である。このテーブル1は、主に会社や学校等の会議および業務テーブルとして利用されている。以下、本実施例の説明において、図1におけるテーブル1の天板2の支脚4側を下方とし、テーブル1の天板2の中央を内方、天板2の四隅(角部2a)を外方として説明する。
【0014】
図1に示されるように、上面視矩形の天板2の下面3における4箇所の角部2aには、下方に向けて延設されるアルミ等の金属や硬質プラスチック材から成型された4本の支脚4が各々延設されている。下面3の両側方には、2本の支脚4,4の上部5,5を互いに連結するアルミやスチール等で成型された中空状の金属製の連結フレーム杆6がそれぞれ下面3に沿って設けられている。この連結フレーム杆6の屈曲した両端部7,7は、後述において詳述する連結金具9および天板受具10によって、2本の支脚4,4および天板2に連結固定されている。
【0015】
さらに、両連結フレーム杆6,6は、下面3に沿って互いに平行に延びた2本の連結補強杆8,8に連結されており、連結フレーム杆6のフレーム連結強度が高められるとともに、これら連結フレーム杆6および連結補強杆8によって、間接的に4本の支脚4が連結されることで、天板2および天板2に載置される物品等の荷重に対して、支持強度の向上を図っている。
【0016】
図2(a)および図2(b)に示されるように、天板受具10および連結金具9について説明する。尚、本実施例のテーブル1に用いられる複数の天板受具10,連結金具9,支脚4および連結フレーム杆6のそれぞれの各部品は同一であるため、本実施例においては天板2の4つの角部2aの内、1箇所を中心として、他の3箇所を割愛して以下に説明する。
【0017】
天板受具10は、アルミやアルミ合金等の金属材で成型され、前述の連結フレーム杆6の屈曲した端部7を嵌合する嵌合突部11と、嵌合突部11の側方を覆うように設けられた左右一対の側壁12,12と、この一対の側壁12,12同士の上部を連結するように、その上面が側壁12,12よりも上方に突出された連結片13と、一対の側壁12,12から外方に向けて延設された水平板14,14と、この水平板14,14と同一平面で連接した上面視略ひし型形状の支脚連結板17と、嵌合突部11の下方に設けられた連結頭部10aと、から成型されている。
【0018】
嵌合突部11には、上方に向けて傾斜する傾斜面11cが形成され、この傾斜面11cに直交する上方斜め方向に向けて締結ボルト穴11aが穿設されている。支脚連結板17には、中央位置に下向きに突設された嵌合突軸16が設けられ、その周囲の3箇所に等間隔でネジ貫通孔17aが上下方向に向けて穿設されている。連結頭部10aの支脚連結板17側は、略垂直面の支脚当接面15が形成され、連結頭部10aの略中央部には支脚取付用貫通孔15aが水平方向に穿設されている。
【0019】
嵌合突部11と連結片13の間には、上下方向に貫通する上面視矩形の貫通開口部18が形成されている。両水平板14,14には、それぞれ2箇所に所定間隔で上下方向に貫通する天板取付ボルト貫通孔14a,14aが穿設されている。両側壁12,12は連結頭部10a側から連結片13の上方に向けて傾斜した面で構成されている。
【0020】
連結金具9は、下端に下方から上方に向けて凹設されたボルト収納凹部9cと、その周囲を囲繞するように外方に向けて突設された係止周端縁9bと、上端に設けられた係止爪9aと、から成型されており、ボルト収納凹部9cの係止爪9a側の受け傾斜面9dにはこの受け傾斜面9dに直交する方向に締結ボルト貫通孔9eが穿設されている。
【0021】
図3に示されるように、支脚4の天板受け側である上部5には、内側の上端面の一部が下方に向けて垂直方向に切り欠かれた垂直面5cが形成され、この上端面の形状が前述した天板受具10の支脚連結板17と略同一形状の上面視ひし型に形成されている。垂直面5cには水平方向に向くネジ穴5d(図5参照)が穿設されている。上部5の上端面には、中央位置に下向きに嵌合孔5aが穿設され、その周囲の3箇所に等間隔で下方に向けてネジ穴5bが穿設されている。
【0022】
次いで、支脚4と天板受具10との取り付けについて説明すると、まず支脚4の上端面に穿設した嵌合孔5aに支脚連結板17から突設した嵌合突軸16を嵌入させながら天板受具10の支脚連結板17を支脚4の上端面に載置する。このとき支脚4の垂直面5cと支脚当接面15とが当接するような寸法構成になっている。これにより支脚4に天板受具10が仮固定され、この載置位置において、各ネジ穴5bに対して各ネジ貫通孔17aが垂直方向で同位置に重なるとともに、ネジ穴5dに対して支脚取付用貫通孔15aが水平方向で同位置に重なる。
【0023】
そこで、3本の支脚取付ネジ22を垂直方向にそれぞれ各ネジ貫通孔17aを介して、各ネジ穴5bに螺着するとともに、支脚取付ネジ23を水平方向に支脚取付用貫通孔15aを介して、ネジ穴5dに螺着することで、支脚4の上部5に対して天板受具10が回動不能に固着される。このようにして、支脚4と天板受具10とが、嵌合突軸16の嵌合と、略垂直な面同士である垂直面5cと支脚当接面15の当接で位置決めされるので、天板受具10は支脚4に対し動きにくくなり、天板2に対する支脚4および天板受具10の取り付けの位置決めがしやすい構成となる。
【0024】
次に、図4〜図6に基づいて天板受具10を備えた支脚4の天板2への取り付け及び、連結金具9を用いた天板受具10と連結フレーム杆6との連結について以下に説明する。
【0025】
図4に示されるように、支脚4の上部5に連結された天板受具10の支脚連結板17および水平板14を天板2の角部2aに載置するとともに、連結片13を下面3の切り欠き部3aの内方側に嵌合する。尚、切り欠き部3aの左右幅と連結片13の左右幅は略同一に形成されたおり、切り欠き部3aに対して連結片13が左右にぶれなくなるので、より天板受具10の位置が決まりやすい構成になっている。
【0026】
そして、連結フレーム杆6の屈曲した端部7の両側面7a,7aを両側壁12,12に当接もしくは近接させながら、嵌合突部11に屈曲した端部7の先端を嵌合する。この連結フレーム杆6の嵌合位置では、連結フレーム杆6の上面7bに形成された小さな矩形貫通孔7cは連結片13と嵌合突部11の間の貫通開口部18と連通すると共に、切り欠き部3aにも連通する。
【0027】
次いで、連結金具9の係止爪9aを大きな矩形貫通孔7e、小さな矩形貫通孔7cに挿通し、切り欠き部3aに嵌入させる。この嵌入時には連結金具9の係止周端縁9bが大きな矩形貫通孔7eの外面をなす連結フレーム杆6の下面7dで係止され、前後左右方向への移動が規制される。そこで、締結ボルト19をボルト収納凹部9cから挿通しながら、締結ボルト貫通孔9eに挿通し、嵌合突部11の締結ボルト穴11aに向けて螺合していく。
【0028】
図5に示されるように、締結ボルト穴11aに対して締結ボルト19の螺合が継続されていくと、係止爪9aが小さな矩形貫通孔7cを介して切り欠き部3aに嵌入され、天板受具11と連結フレーム杆6が連結金具9により強固に締結される。このとき連結フレーム杆6の上面7bは連結片13の下面に当接もしくは近接し、天板受け具10の左右の側壁12との相乗作用で、連結フレーム杆6の移動が拘束される。
【0029】
さらに、締結ボルト19の締め込みによる締結により、天板2の切り欠き部3aの内方側に当接して嵌合された連結片13と、切り欠き部3aの外方側に当接して係止された係止爪9aとの互いに離間されていき、切り欠き部3a内に連結片13と係止爪9aが移動不能に収容される。
【0030】
このようにして、連結片13の嵌合のために形成した切り欠き部3aを連結金具9の係止爪9aの嵌合に利用することができるので、新たに連結金具9の位置決めのための切り欠き部3aを天板2に形成する必要がなく、この位置決めされた連結金具9が天板2と天板受具10に固定されることにより、連結フレーム杆6は支脚4に位置ズレすることなく固定される。
【0031】
以上の説明から、連結フレーム杆が天板受具の嵌合突部に嵌合し、左右側面と上面とが、それぞれ側壁と連結片の下面により当接もしくは近接支持されるので、天板受具に対して、連結フレーム杆の位置が決まりやすいばかりでなく、天板受具の連結フレーム材に対する支持強度も強化される。また、連結片の上面を上方に突出して天板下面の切り欠きに嵌合させることで、天板に対しての天板受具の位置も決まりやすく、支脚、天板受具及び天板の3者が堅牢に組み付けられると同時に、その組立時の作業性も良い。
【0032】
しかも、締結ボルト貫通孔9eおよび締結ボルト穴11aは、ボルト受け傾斜面9dおよび傾斜面11cに対して直交して穿設されていることから、締結ボルト19の頭部をボルト受け傾斜面9dに確実に押圧させることができる。
【0033】
尚、連結片13および係止爪9aは、天板2の下面3に凹設された切り欠き部3a内に収容されているので、連結フレーム杆の上面7bおよび天板受具10の上面が、天板2の下面3に対して面一で当接され、天板2を安定して支持可能になっている。また、天板受具10のネジ貫通孔17aおよび支脚取付貫通孔15aを介して支脚4の上部5に各々連結された支脚取付ネジ22,23は、図示されるように天板2の下面3および天板受具10の連結頭部10aによって外部から遮蔽され見栄えがよい。
【0034】
そして、図6に示されるように、4本の天板取付ボルト21を水平板14の各天板取付ボルト貫通孔14aを介して、それぞれ対応する位置に形成されたボルト穴3bに螺合することで水平板14が下面3に螺着されて連結され、天板2と支脚4の取り付けが完了する。
【0035】
このように、天板受具10が一対の左右側壁12,12と一対の左右水平板14,14とで構成されるので、天板受具10自体を、外力に対して支持力の高い堅牢な構造体となっている。しかも、天板受具10と連結フレーム杆6の屈曲した端部7先端との連結箇所は、両側壁12,12によって外部から遮蔽されるので、美感上の観点からも好ましいフレーム構造が提供される。
【0036】
そして、両側壁12の傾斜した面によって、仮に幅狭の天板を支持するために、連結フレーム杆6を必要としない場合に、嵌合突部11を効果的に遮蔽できる。また、外部からの側壁12の視認面積が狭くなるので、天板受具10が外部から目立たず、優れた外観が得られる。また、連結金具9に下方に向けて開口するボルト収納凹部9cによって、締結ボルト19の頭部も外部から遮蔽することができる。
【0037】
以上の説明により実施例におけるテーブル1は、天板受具10を用いたことにより、支脚4と天板2および連結フレーム杆6との組立作業性が向上されるとともに、天板受具10の連結フレーム杆6に対する支持強度が充分保たれ堅牢な構成となり、且つ美感に優れたフレーム構造を備えるテーブルとなっている。
【0038】
次に、本実施例の変形例を図7に基づいて説明する。図7は、テーブルのフレーム構造の斜視図である。尚、以下の変形例において前述の実施例と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
【0039】
本発明の連結フレーム杆の形状は前述の実施例に限定されるものではなく、図7に示されるように、図示されるテーブル25の天板2の下面3には、天板2の中央位置で交差するクロス型の連結フレーム杆26が設けられ、上記前述の実施例で図示されたテーブル1の連結補強杆8(図1参照)を使用しないタイプのテーブルである。
【0040】
このようなクロス型の連結フレーム杆26であっても、前述した天板受具10および連結金具9を用いることで、支脚4、天板受具10及び連結フレーム杆26を天板2に堅牢に組み付けられると同時に、その組立時の作業性も良い。更に連結フレーム杆26の端部26と天板受具10との連結箇所を側壁12により隠すことができるので、美感上の観点からも好ましいフレーム構造が提供される。
【0041】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば、上記実施例では、連結金具9を介して連結フレーム杆6が締結ボルト19で天板受具10の嵌合突部11に対して、簡便且つ、より強固に嵌合されていることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、連結金具9を用いることなく、嵌合突部11に連結フレーム杆6を嵌合する構成であってもよい。
【0042】
また、上記実施例では、支脚4および天板受具10に略垂直な面同士である垂直面5cと支脚当接面15を形成し、互いの面5c,15を当接したことから、天板受具10は支脚4に対し動きにくくなり、天板2に対する取り付けが行いやすいことから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、支脚4および天板受具10に互いに当接する垂直面を形成することなく、従来公知の角柱の支脚を用いて一側面を支脚当接面15に当接するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施例におけるテーブルの全体像を示す斜視図である。
【図2】(a)および(b)は天板受具および連結金具を示す斜視図である。
【図3】支脚に天板受具を取り付ける前および組み立て後の状態を示す斜視図である。
【図4】天板受具を介して天板の角部に取り付けられる支脚および連結フレーム杆と連結金具を示す分解組立斜視図である。
【図5】天板受具および連結金具によって天板の角部に支脚が位置固定された状態を示す断面図である。
【図6】天板受具と天板との連結過程を示す斜視図である。
【図7】本実施例の変形例を示すテーブルのフレーム構造の斜視図である。
【符号の説明】
【0044】
1 テーブル(実施例)
2 天板
2a 角部
3 下面
3a 切り欠き部
3b ボルト穴
4 支脚
5 上部
5a 嵌合孔
5b ネジ穴
5c 垂直面
5d ネジ穴
6 連結フレーム杆
7 屈曲した端部
7a 側面
7b 上面
7c 小さな矩形貫通孔
7d 下面
7e 大きな矩形貫通孔
8 連結補強杆
9 連結金具
9a 係止爪
9b 係止周端縁
9c ボルト収納凹部
9d ボルト受け傾斜面
9e 締結ボルト貫通孔
10 天板受具
10a 連結頭部
11 嵌合突部
11a 締結ボルト穴
11c 傾斜面
12 側壁
13 連結片
14 水平板
14a 天板取付ボルト貫通孔
15 支脚当接面
15a 支脚取付用貫通孔
16 嵌合突軸
17 支脚連結板
17a ネジ貫通孔
18 貫通開口部
19 締結ボルト
20 連結ボルト
21 天板取付ボルト
22、23 支脚取付ネジ
25 テーブル(変形例)
26 クロス型の連結フレーム杆




 

 


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