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昇降テーブルの支柱 - 株式会社岡村製作所
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発明の名称 昇降テーブルの支柱
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−167371(P2007−167371A)
公開日 平成19年7月5日(2007.7.5)
出願番号 特願2005−369409(P2005−369409)
出願日 平成17年12月22日(2005.12.22)
代理人 【識別番号】100098729
【弁理士】
【氏名又は名称】重信 和男
発明者 榊原 義弥 / 山口 長武
要約 課題
内外管の形状にとらわれることなくボール体を安定的に支持でき、寸法に多少の誤差があっても支持溝にボール体を着座させてインナーパイプの外壁に容易に介装できる昇降テーブルの支柱を提供すること。

解決手段
上方に天板を有するインナーパイプ10と、下方に脚体を有するアウターパイプ13との間に、複数のボール体20を設けて、インナーパイプ10を、前記アウターパイプ13に対して昇降可能とした昇降テーブルの支柱において、インナーパイプ10の外周面10aと、アウターパイプ13の内周面13aとに、前記ボール体20が嵌合する上下方向の支持溝10b,13bをそれぞれ複数形成し、このインナーパイプ10の全周を囲むように、弾性を有する合成樹脂等によって成型され、上下方向に所定の間隔でボール体20が嵌合する孔16aが穿設された周壁部材15を介装した。
特許請求の範囲
【請求項1】
上方に天板を有するインナーパイプと、下方に脚体を有するアウターパイプとの間に、複数のボール体を設けて、前記インナーパイプを、前記アウターパイプに対して昇降可能とした昇降テーブルの支柱において、
前記インナーパイプの外周面と、前記アウターパイプの内周面とに、前記ボール体が嵌合する上下方向の支持溝をそれぞれ複数形成し、前記インナーパイプの全周を囲むように、弾性を有する合成樹脂等によって成型され、上下方向に所定の間隔で前記ボール体が嵌合する孔が穿設された周壁部材を介装したことを特徴とする昇降テーブルの支柱。
【請求項2】
前記周壁部材を、前記嵌合孔を有する複数のボール受け板と、該ボール受け板の左右側端部近傍に形成した上下に貫通する貫通孔に側端部が挿入され、ボール受け板同士を連結する複数の連結板とから構成し、該連結板は、その各側端部が隣り合うボール受け板の貫通孔内でそれぞれ移動可能であり、該貫通孔からの離脱は拘束されている請求項1に記載の昇降テーブルの支柱。
【請求項3】
前記連結板の両側端部に係合爪が形成されている請求項2に記載の昇降テーブルの支柱。
【請求項4】
前記ボール受け板の前記インナーパイプ側は、前記インナーパイプにおける前記支持溝よりも側方の部位で当接している請求項1乃至3のいずれかに記載の昇降テーブルの支柱。
【請求項5】
前記インナーパイプの上端部の支持溝間に前記天板を螺着するための雌ネジ孔を穿設した請求項1乃至4のいずれかに記載の昇降テープルの支柱。
【請求項6】
前記支持溝を、前記インナーパイプの外周面の四隅と、前記アウターパイプの内周面にそれぞれ対向して4つ形成した請求項1乃至5のいずれかに記載の昇降テーブルの支柱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上方に天板を有するインナーパイプと、下方に脚体を有するアウターパイプとの間に、複数のボール体を設けて、前記インナーパイプを、前記アウターパイプに対して昇降可能とした昇降テーブルの支柱に関する。
【背景技術】
【0002】
インナーパイプとアウターパイプとの間に、複数の転動体を設けて、インナーパイプをアウターパイプに対して昇降可能とした従来の昇降テーブルの支柱として、角状のインナーパイプと角状のアウターパイプ間に直接転動ローラを配設したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方円形のインナーパイプと角状のアウターパイプに転動体としてボール体を使用した昇降テーブルの支柱も公知である(例えば、特許文献2参照)。この支柱は、ボール体をインナーパイプに相当する内管に形成した切欠孔の支承エッジに支承させると共に、アウターパイプに相当する外管の内壁の2カ所と接触させているため、ボール体が内管と外管との間にしっかりと保持され、外管に対して内管を安定的に昇降させることができる。
【0004】
【特許文献1】特開平7−16117号公報(段落0001、図1,2)
【特許文献2】特開昭54−22262号公報(第3頁左下欄、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1における昇降テーブルの支柱は、転動ローラだけで構成されているため、構造が簡素でコストも低く抑えられるが、支柱を構成するパイプが角状のものにしか適用できず、円柱状の支柱には不向きであった。また転動ローラを案内する支持溝がないため、昇降時にインナーパイプの移動が不安定になる虞があった。また、特許文献2における昇降テーブルの支柱は、内管の支承エッジと外管の内壁とに正確に当接させるために、支承エッジ形成のための高い加工精度が要求される。しかもボール体を外管の2カ所で接触させるために外管の形状は多角形状に限定され、円形パイプには不向きであった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、内外管の形状にとらわれることなくボール体を安定的に支持でき、寸法に多少の誤差があっても支持溝にボール体を着座させて内管(インナーパイプ)の外壁に容易に介装できる昇降テーブルの支柱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の昇降テーブルの支柱は、上方に天板を有するインナーパイプと、下方に脚体を有するアウターパイプとの間に、複数のボール体を設けて、前記インナーパイプを、前記アウターパイプに対して昇降可能とした昇降テーブルの支柱において、前記インナーパイプの外周面と、前記アウターパイプの内周面とに、前記ボール体が嵌合する上下方向の支持溝をそれぞれ複数形成し、前記インナーパイプの全周を囲むように、弾性を有する合成樹脂等によって成型され、上下方向に所定の間隔で前記ボール体が嵌合する孔が穿設された周壁部材を介装したことを特徴としている。
この特徴によれば、周壁部材の嵌合孔に嵌合するボール体を、両パイプの支持溝に嵌合することと、ボール体が安定的に支持される。そして、周壁部材は弾性を有する合成樹脂等によって容易に成型されるので、支持溝の形成位置に多少の寸法誤差があっても支持溝にボール体を着座させてインナーパイプの外周面に容易に介装できる。
【0008】
本発明の請求項2に記載の昇降テーブルの支柱は、請求項1に記載の昇降テーブルの支柱であって、前記周壁部材を、前記嵌合孔を有する複数のボール受け板と、該ボール受け板の左右側端部近傍に形成した上下に貫通する貫通孔に側端部が挿入され、ボール受け板同士を連結する複数の連結板とから構成し、該連結板は、その各側端部が隣り合うボール受け板の貫通孔内でそれぞれ移動可能であり、該貫通孔からの離脱は拘束されていることを特徴としている。
この特徴によれば、連結板の各側端部が隣り合うボール受け板の貫通孔内を摺動でき、貫通孔からの離脱は拘束されているので、両パイプの製作上の寸法誤差があっても、周壁部材のインナーパイプに対する介装組み付けを容易且つ確実に行うことができる。
【0009】
本発明の請求項3に記載の昇降テーブルの支柱は、請求項2に記載の昇降テーブルの支柱であって、前記連結板の両側端部に係合爪が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、係合爪により連結片を貫通孔の内壁に係止できるので、貫通孔からの離脱が確実に拘束できる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の昇降テーブルの支柱は、請求項1乃至3のいずれかに記載の昇降テーブルの支柱であって、前記ボール受け板の前記インナーパイプ側は、前記インナーパイプにおける前記支持溝よりも側方の部位で当接していることを特徴としている。
この特徴によれば、ボール受け板をインナーパイプに対し位置ズレすることなく保持できる。
【0011】
本発明の請求項5に記載の昇降テーブルの支柱は、請求項1乃至4のいずれかに記載の昇降テーブルの支柱であって、前記インナーパイプの上端部の支持溝間に前記天板を螺着するための雌ネジ孔を穿設したことを特徴としている。
この特徴によれば、支持溝間に天板螺着用の雌ネジ孔を穿設したので、インナーパイプの上端部を有効利用することができる。
【0012】
本発明の請求項6に記載の昇降テーブルの支柱は、請求項1乃至5のいずれかに記載の昇降テーブルの支柱であって、前記支持溝を、前記インナーパイプの外周面の四隅と、前記アウターパイプの内周面にそれぞれ対向して4つ形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、支持溝が両パイプ間において4筒所形成されるので、ボール体が安定的に支持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施例を以下に説明する。
【実施例1】
【0014】
図1(a)は、本発明の実施例1における昇降テーブルの全体像を示す斜視図であり、図1(b)は、昇降テーブルの高さ調整後の使用例を示す斜視図であり、図2は、昇降テーブルの分解組立斜視図であり、図3は、昇降テーブルの支柱を構成するインナーパイプおよびアウターパイプの間に取り付けられた周壁部材の全体像を示す斜視図であり、図4(a)は、周壁部材の一部を構成するボール受け板の正面図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B拡大断面図であり、図4(c)は、図4(a)のC−C拡大断面図であり、図5(a)は、周壁部材の一部を構成する連結板の正面図であり、図5(b)は、図5(a)のD−D断面図および、その側端部を示す要部拡大断面図であり、図6は、周壁部材を構成するボール受け板と連結板の連結関係および、インナーパイプに周壁部材を備えた状態を示す部分拡大断面図であり、図7は、周壁部材を介装したインナーパイプをアウターパイプ内に取り付ける前の状態を示す断面図であり、図8は、周壁部材を介装したインナーパイプをアウターパイプに介挿した状態を示す断面図である。
【0015】
図1(a)および図1(b)に示されるように、昇降テーブル1は、カップや電気機器等を広く載置可能な上面2aを有する上面視円形の天板2と、この天板2の下面2bに設けられた後述する昇降ダンパーを操作する操作レバー4を備えた天板支持ベース体3と、天板2の荷重を支持する支柱の一部を構成する上下に昇降可能なインナーパイプ10および、このインナーパイプ10が介挿される支柱一部を構成するアウターパイプ13と、アウターパイプ13の下部に設けられる脚ベース体6と、脚ベース体6に上面視放射状に複数(本実施例では5本)取り付けられた脚部材7と、脚部材7の各々の先端部に一対で設けられたキャスタ8とから成る脚体と、から主に構成されている。
【0016】
図2に示されるように、昇降テーブル1の構造について具体的に説明すると、アウターパイプ13の内周面13aに沿って介挿されるインナーパイプ10の外周面10aとの間隙には、インナーパイプ10の全周を囲むように周壁部材15が設けられており、インナーパイプ10がアウターパイプ13に対して上下方向に沿って摺動可能になっている。
【0017】
インナーパイプ10の中央位置には上方に向けてロック解除ピン5eが突出しており、ダンパー嵌合孔10fの周囲には、図3に示すように、4箇所に等間隔で上下方向に貫通して、天板支持ベース体3を螺着するための雌ネジ孔10eが穿設されている。
【0018】
インナーパイプ10の外周面10aの四隅には、それぞれ対向して均等幅で形成されたインナー支持溝10bが上下方向に向けて形成されている。これらインナー支持溝10bに沿ってアウターパイプ13の上部に設けられるトップキャップ12が摺動可能に取り付けられている。このトップキャップ12には下方に向けてピン12aが4箇所突設されており、アウターパイプ13の上下に貫通して設けられた4箇所の溝条13eの上部に圧入嵌合され、トップキャップ12がアウターパイプ13の上部に固定される。
【0019】
脚ベース体6の周囲には脚部材7の取付箇所が5箇所設けられており、これら取付箇所に対応して、それぞれの脚部材7毎に下方より脚取付ネジ9で螺着して両者は連結され、脚部材7の遊端にはキャスタ8が取り付けられ、昇降テーブル1が床面に沿って移動可能になっている。脚ベース体6の中央にはダンパー取付孔6aが形成されるとともに、その周囲には上下方向に貫通するアウターパイプ13を取付るための貫通孔6bが4箇所に等間隔で形成されている。
【0020】
ダンパー取付孔6aには昇降ダンパー5の下端部が挿し込まれ、この下端部に下方よりダンパー固定リング5dを嵌め込むことで、脚ベース体6に昇降ダンパー5が固定される。そして、ダンパー取付孔6aの周囲にアウターパイプ13の下端部13dが載置された後、取付貫通孔6bの下方より4本の取付ボルト14をそれぞれ上方に向けて貫通させ、アウターパイプ13に形成された溝条13eに形成した雌ネジ部に螺合することで、脚ベース体6とアウターパイプ13が連結固定される。
【0021】
インナーパイプ10の上部には天板の下部を構成する天板支持ベース体3が設けられ、この天板支持ベース体3内に昇降ダンパー5の上端部が上方に向けて突出され、昇降ダンパー5の上端部と天板支持ベース体3が固定されるとともに、天板支持ベース体3の上方より4本の取付ボルト11が下方に向けて貫通され、インナーパイプ10の雌ネジ孔10eに螺合されることで、インナーパイプ10に天板支持ベース体3が連結固定される。
【0022】
このように、インナーパイプ10に雌ネジ孔10eが穿設されたことで、インナーパイプ10の上端部が有効に利用されている。天板支持ベース体3の周縁には4箇所に等間隔で上下方向に貫通するボルト貫通孔3bが形成され、周縁の一部に後述するレバー操作軸4aが回動可能に保持されるレバー受溝3aが凹設されている。
【0023】
昇降ダンパー5の昇降の切換えを行う操作レバー4には、軸受け材4bが一対で設けられ、両軸受け材4bに回動可能なレバー操作軸4aが設けられており、軸受け材4bがレバー固定ネジ4cで天板2の下面2bに螺着され取り付けられる。そして、前述した天板支持ベース体3のレバー受溝3aにレバー操作軸4aの略中間部を回動可能に遊嵌し、天板支持ベース体3の周縁下方より各ボルト貫通孔3bを介して、支持ベース体取付ボルト3cを上方に向けて挿通させ、天板2の下面2bに螺合することで取り付けられ、昇降テーブル1の組み立てが完成する。
【0024】
本実施例の昇降テーブル1は、レバー操作軸4aが操作されると昇降ダンパー5のロック解除ピン5eが押圧されてロックが解除され、インナーパイプ10が上下方向に昇降可能な構成になっており、利用者の所望する位置に合わせて天板2の高さを適宜変更し、レバー操作軸4aの操作を解除してインナーパイプ10の移動を固定するもので、公知のガススプリングが用いられている。
【0025】
前述した周壁部材15について図3〜図5に基づいて具体的に説明する。まず図3に示されるように、周壁部材15は上下方向に延びる弾性を有する合成樹脂等からなる4枚のボール受け板16と、このボール受け板16の丈よりも若干短い弾性を有する合成樹脂等からなる4枚の連結板18と、から構成され、両板材16,18は共に弾力性を有する合成樹脂等で成型されている。これらボール受け板16と連結板18とは、交互に連結され、インナーパイプ10の外周面10aを囲こむように取り付けられている。
【0026】
各ボール受け板16の上部および下部には、金属球体状のボール体20が回転自在に嵌合するボール受孔16aが上下方向に3箇所ずつ穿設されている。各ボール受け板16はインナーパイプ10に形成された4箇所のインナー支持溝10b毎に対応して設けられ、ボール受孔16aに嵌合された上下6つのボール体20がインナー支持溝10bに沿って転動可能に当接されている。したがって周壁部材15がボール体20を介して、インナーパイプ10のインナー支持溝10bの長さ方向に沿って上下に摺動可能になっている。
【0027】
アウターパイプ13の内周面13aには、それぞれ対向して4箇所に等間隔で上下の長さ方向に向けてアウター支持溝13bが形成されており、各ボール受け板16の上下6つのボール体20がアウター支持溝13bに沿って転動可能に当接可能になっており、周壁部材15がインナーパイプ10とともにアウターパイプ13内に介挿された際には、アウター支持溝13bの長さ方向に沿って周壁部材15がボール体20を介して上下方向に摺動可能になっている。
【0028】
周壁部材15の一部を構成するボール受け板16は、図4(a)および図4(b)に示すように、ボール受け板16の左右の側端部16b,16bには、上下位置に離間して外壁面16cから内壁面16dに向けて挟径貫通孔17a,17aが形成され、内壁面16dの側端部16b,16bからは突出部17,17が凸設されている。これら突出部17,17には内壁面16dから外壁面16cに向けて狭径貫通孔17b,17bが形成され、挟径貫通孔17a,17aに連通されている。
【0029】
ボール受け板16に形成されたボール受孔16aは、上部および下部に離間して左右幅中央位置の各3箇所に等間隔で形成された貫通孔であり、図4(b)に示されるように、ボール受孔16aの内壁面16d側には、左右位置に互いが対向する方向に向けて突片16e,16eが突設され、ボール受孔16aの外壁面16c側には、図4(c)に示されるように、上下位置に互いが対向する方向に向けて突片16e’,16e’が突設されている。これら4箇所の突片16e〜16e’によって、ボール体20がボール受孔16a内で係止され取り外れが防止されるとともに、転動可能に安定して保持される。
【0030】
尚、ボール受孔16aへのボール体20の取り付けについては、ボール受け板16の外壁面16cまたは内壁面16d側からボール受孔16aに向けて、ボール体20を強く押圧することで、外壁面16cまたは内壁面16dに設けられた突片16e’または突片16eのいずれか一方を乗り越えて、ボール受孔16aに転動可能に嵌合され、突片16e’,16eに保持される。
【0031】
このようにして、内壁面16d側の突片16eによってボール体20の球面の左右が保持され内方への取り外れが防止されるとともに、外壁面16c側の突片16e’によってボール体20の球面の上下が保持され、外方への取り外れが防止されることで、ボール体20の落下が保持されている。また、例えば突片16e,16e’の形成位置は、本実施例に限定されるものではなく、突片16eを上下に、突片16e’を左右位置に形成した場合であっても、ボール体20が確実に保持される。
【0032】
周壁部材15の一部を構成する連結板18は、図5(a)および図5(b)に示されるように、連結板18の両端部には幅広な側端部18a,18aを備え、この両側端部18a,18aの外側の略中央位置には係合爪18b,18bが突設されている。
【0033】
次に、図6に示されるように、連結板18の両側端部18a,18aは隣り合うボール受け板16,16の狭径貫通孔17b,17bから挟径貫通孔17a,17aに向けて挿入され、ボール受け板16,16同士が連結されている。連結板18の係合爪18b,18bによって、狭径貫通孔17b,17bからの離脱が阻止されるとともに、連結板18の両側端部18a,18aが挟径貫通孔17a,17aでそれぞれ移動可能になっている。
【0034】
このようにして、隣り合う全てのボール受け板16が連結板18によって連結されることで周壁部材15が構成されている。そこで、周壁部材15がインナーパイプ10の外周面10aに介装された状態においては、各ボール体20の外周がインナー支持溝10bの内面に2点接触されるとともに、各ボール受け板16のインナーパイプ10側である内壁面16dがインナー支持溝10bの側方の部位で当接されている。尚、ボール受け板16および連結板18は弾性を有する合成樹脂等で成型されているので、インナーパイプ10がアルミ等の金属および硬質のプラスチック材等で成型されていても、当接によってインナーパイプ10を傷めることなく、且つインナー支持溝10bの形成位置に多少の寸法誤差があっても、インナー支持溝10bにボール体20を着座させて、インナーパイプの外周面10aに容易に介装できる。
【0035】
次いで、インナーパイプ10介装した周壁部材15をアウターパイプ13内に取り付けるには、図7に示されるように、4箇所に配置されたボール体20を各々4箇所のアウター支持溝13bに対応して下方に向けて介挿していくことで、各ボール体20の外周がアウター支持溝13bの内面に2点接触され、各ボール受け板16の上下6つのボール体20がアウター支持溝13bに沿って転動可能に当接され、円滑に下方に向けて移動されるとともに、インナーパイプ10も周壁部材15を介してアウターパイプ13内に挿通される。
【0036】
しかも、図8に示されるように、連結板18の各側端部18a,18aが隣り合うボール受け板16の挟径貫通孔17a内を摺動でき、この挟径貫通孔17aからの離脱は、側端部18aに設けられた係合爪18bによって阻止されているので、両インナーパイプ10およびアウターパイプ13の製作上の寸法誤差があっても、周壁部材15のインナーパイプに対する介装組み付けを容易且つ確実に行うことができる。
【0037】
そして、インナー支持溝10bおよびアウター支持溝13bがインナーパイプ10の外周面10aの四隅と、アウターパイプの内周面13aにそれぞれ4箇所に対向して形成され、これら支持溝10b,13b間において、それぞれのボール体20が4点接触で保持されたことで、周壁部材15がボール体20を介してインナーパイプ10とアウターパイプ13との間に安定して支持された状態となり、インナーパイプ10はアウターパイプ13に対して位置ズレすることなく、常にボール体20を介して円滑に上下方向に安定して摺動可能な構成になっている。
【0038】
以上の説明により実施例1では、両パイプ10,13の対向するインナー支持溝10,アウター支持溝13を形成し、これら支持溝間にボール体20が着座した周壁部材15を介装することで、インナーパイプ10およびアウターパイプ13の形状にとらわれることなく、ボール体20を安定的に支持できる。
【0039】
しかも、図1(a)に示されるように、操作レバー4の操作によって昇降ダンパー5を作動してインナーパイプ10が上方または下方に移動した場合でも、インナーパイプ10は複数のボール体20を介して、摺動可能にアウターパイプ13に保持されているので、天板2にグラツキを生じさせることがなく、常に安定して天板2の高さ調整を行うことができる。
【実施例2】
【0040】
次に、本発明の実施例2を図9、図10、図11に基づいて説明する。図9は、実施例2における昇降テーブルの支柱を構成するインナーパイプおよびアウターパイプの間に取り付けられた周壁部材の全体像を示す斜視図であり、図10は、周壁部材の取り付けを示す要部拡大断面図であり、図11は、図9のE−E断面図である。尚、以下の実施例2において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
【0041】
図9に示されるように、実施例1と同様にインナーパイプ10の外周面10aの四隅と、アウターパイプ13の内周面13aにはそれぞれ対向して、インナー支持溝10bおよびアウター支持溝13bが上下方向に形成されている。周壁部材25は、上下方向に延びる4枚のボール受け板26と、このボール受け板26の丈よりも若干短い矩形の4枚の連結板28と、から構成され、両板材26,28には弾力性を有する合成樹脂等が用いられ成型され、インナーパイプ10の外周面10aを囲こむように、ボール受け板26と連結板28とで交互に連結され取り付けられている。各ボール受け板26には上下方向に等間隔で6箇所に、ボール体20が転動可能に保持されている。
【0042】
図10に示されるように、ボール受け板26には両側部に隣接するボール受け板26の方向を向く屈曲部27,27がそれぞれ設けられ、屈曲部27,27の両端部にそれぞれ形成した嵌合凹溝27a,27aが前述の連結板28の上下幅と略同じ上下幅で形成されている。この互いに対向する嵌合凹溝27a,27aには、一枚の連結板28の両側端部28a,28aがそれぞれ嵌合されており、隣接するボール受け板26,26同士が連結され周壁部材25が構成されている。
【0043】
尚、嵌合凹溝27aの奥行きと側端部28aの嵌合位置には間隙が形成されており、インナーパイプ10およびアウターパイプ13の寸法に多少の誤差があっても、この間隙を利用して適宜調整可能になっている。また、ボール体20を取り付けのため、ボール受孔26aの内方からボール体20を外方に向けて挿入したとき、ボール体20がボール受孔26aから抜け出ることがないようにボール受孔26aが形成されている。
【0044】
次いで、図11に示されるように、インナーパイプ10の外周面10aおよびアウターパイプ13の内周面13aに沿って、周壁部材25が介装された状態においては、ボール体20の外周がインナー支持溝10bおよびアウター支持溝13bに沿って摺動可能に保持されているので、インナーパイプ10を上下方向に円滑に摺動移動できる。
【0045】
尚、ボール受け板26の屈曲部27の内壁面27cの一部がインナーパイプ10の外周面10aに当接されており、ボール受け板16が両パイプ10,13に対し位置ズレすることなく保持されている。また、ボール受け板26および連結板28は弾性を有する合成樹脂等で成型されているので、当接によって外周面10aおよび内周面13aを傷めることなく、且つインナーパイプ10およびアウターパイプ13に対して円滑に相対移動可能な構成になっている。
【0046】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、周壁部材15をボール受け板16と連結板18の別部材で交互に連結して周壁部材15を構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、周壁部材を弾性を有する筒状体で作製して、複数のボール体20を備えるようにしても良い。
【0047】
また、上記実施例では、ボール受け板16に設けられるボール体20は、ボール受孔16a内で転動可能に嵌合して取り付けられたことで、両パイプ10,13にそれぞれ形成された互いに対向する両支持溝10b,13bに対して、円滑に転動ながら摺動されることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、ボール受孔16aに対してボール体20が転動不能に嵌合した場合であっても、ボール体20の外周と両支持溝10b,13bとの接触面は小さいので、大きな摩擦を生じさせることなく、上下方向に摺動可能である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】(a)は、本発明の実施例1における昇降テーブルの全体像を示す斜視図であり、(b)は、昇降テーブルの高さ調整後の使用例を示す斜視図である。
【図2】昇降テーブルの分解組立斜視図である。
【図3】昇降テーブルの支柱を構成するインナーパイプおよびアウターパイプの間に取り付けられた周壁部材の全体像を示す斜視図である。
【図4】(a)は、周壁部材の一部を構成するボール受け板の正面図であり、(b)は、図4(a)のB−B拡大断面図であり、(c)は、図4(a)のC−C拡大断面図である。
【図5】(a)は、周壁部材の一部を構成する連結板の正面図であり、(b)は、図5(a)のD−D断面図および、その側端部を示す要部拡大断面図である。
【図6】周壁部材を構成するボール受け板と連結板の連結関係および、インナーパイプに周壁部材を備えた状態を示す部分拡大断面図である。
【図7】周壁部材を介装したインナーパイプをアウターパイプ内に取り付ける前の状態を示す断面図である。
【図8】周壁部材を介装したインナーパイプをアウターパイプに挿入した状態を示す断面図である。
【図9】本発明の実施例2における昇降テーブルの支柱を構成するインナーパイプおよびアウターパイプの間に取り付けられた周壁部材の全体像を示す斜視図である。
【図10】実施例2の周壁部材の取り付けを示す要部拡大断面図である。
【図11】図9のE−E断面図である。
【符号の説明】
【0049】
1 昇降テーブル
2 天板
2a 上面
2b 下面
3 天板支持ベース体
3a レバー受溝
3b ボルト貫通孔
3c 支持ベース体取付ボルト
4 操作レバー
4a レバー操作軸
4b 軸受け材
4c レバー固定ネジ
5 昇降ダンパー
5d ダンパー固定リング
5e ロック解除ピン
6 脚ベース体(脚体の一部)
6a ダンパー取付孔
6b アウター取付貫通孔
7 脚部材(脚体の一部)
8 キャスタ
9 脚取付ネジ
10 インナーパイプ(支柱の一部)
10a 外周面
10b インナー支持溝
10e 雌ネジ孔
10f ダンパー嵌合孔
11 取付ボルト
12 トップキャップ
12a ピン
13 アウターパイプ(支柱の一部)
13a 内周面
13b アウター支持溝
13d 下端部
13e 溝条
14 取付ボルト
15 周壁部材(実施例1)
16 ボール受け板
16a ボール受孔(ボール体が嵌合する孔)
16b 側端部
16c 外壁面
16d 内壁面
16e,16e’ 突片
17 突出部
17a 挟径貫通孔
17b 狭径貫通孔
18 連結板
18a 側端部
18b 係合爪
20 ボール体
25 周壁部材(実施例2)
26 ボール受け板
26a ボール受孔(ボール体が嵌合する孔)
27 屈曲部
27a 嵌合凹溝
27c 内壁面
28 連結板
28a 側端部




 

 


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