米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 家具 -> 株式会社岡村製作所

発明の名称 パネルとの連結構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−167258(P2007−167258A)
公開日 平成19年7月5日(2007.7.5)
出願番号 特願2005−367324(P2005−367324)
出願日 平成17年12月21日(2005.12.21)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 桜木 直人
要約 課題
互いに離間しているパネル同士を、簡単な構造で、強固に、かつ体裁よく連結しうるようにしたパネルの連結構造を提供する。

解決手段
側端が机1の側端より内方に位置するようにして、机1上に立設したデスクトップパネル2と、机1の側方に配設した前後方向を向く側面パネル3との連結構造であって、デスクトップパネル2の側端面に一端をねじ止めした左右方向を向く取付ブラケット23の他端に、上向きまたは下向きの係合爪24、25を設け、この係合爪を、側面パネル3の側面に設けた係合孔に係止することにより、デスクトップパネルと側面パネルとを連結し、さらに、デスクトップパネルの側端面と側面パネルとの間における取付ブラケットを、カバー部材により覆う。
特許請求の範囲
【請求項1】
側端が机の側端より内方に位置するようにして、机上に立設したデスクトップパネルと、机の側方に配設した前後方向を向く側面パネルとの連結構造であって、
デスクトップパネルの側端面に一端をねじ止めした左右方向を向く取付ブラケットの他端に、下向きまたは上向きの係合爪を設け、この係合爪を、側面パネルの側面に設けた係合孔に係止することにより、デスクトップパネルと側面パネルとを連結し、さらに、デスクトップパネルの側端面と側面パネルとの間における取付ブラケットを、カバー部材により覆ったことを特徴とするパネルの連結構造。
【請求項2】
取付ブラケットの一端の上下部に、上向きおよび下向きの取付片を設け、各取付片を、デスクトップパネルの側端面にねじ止めした請求項1記載のパネルの連結構造。
【請求項3】
取付ブラケットの他端に、下向きの係合爪と、上向きの係合爪とを設け、これらを、側面パネルの側面に設けた係合孔にそれぞれ係止させた請求項1または2記載のパネルの連結構造。
【請求項4】
カバー部材の側端に設けた取付片を、デスクトップパネルの側端面と、取付ブラケットの一端との間に挟入することにより、デスクトップパネルの側端面に取り付けた請求項1〜3のいずれかに記載のパネルの連結構造。
【請求項5】
カバー部材の取付片に、取付ブラケットをデスクトップパネルの側端面に固定するための取付ねじが嵌合するようにした係合溝を設けた請求項4記載のパネルの連結構造。
【請求項6】
係合溝を、取付片の遊縁に開口する挿入部と、挿入部の奥部から上方を向く起立部とを備えるものとし、前記起立部の上端に、取付ねじを係止させた請求項5記載のパネルの連結構造。
【請求項7】
カバー部材を、取付ブラケットの前面側を覆う前部カバーと、取付ブラケットの後面側を覆う後部カバーとをそなえるものとし、両カバーを、取付ブラケットを挟んで、前後から互いに突き合わせて係合させた請求項1〜6のいずれかに記載のパネルの連結構造。
【請求項8】
前部カバーと後部カバーとの対向部のいずれか一方の下縁に、係合孔を穿設した受片を設け、いずれか他方の下端を、前記受片に受支させるとともに、下端に設けた下向き突片を、前記係合孔に嵌合させた請求項7記載のパネルの連結構造。
【請求項9】
カバー部材を、取付ブラケットの前面に固着した前部カバーと、取付ブラケットの後面に固着した後部カバーとを備えるものとした請求項1〜3のいずれかに記載のパネルの連結構造。
【請求項10】
カバー部材を、取付ブラケットの上端に着脱自在に設けられ、かつ取付ブラケットの上面を覆う上部カバーを備えるものとした請求項1〜9のいずれかに記載のパネルの連結構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、側端が机の側端より内方に位置するようにして、机上に立設したデスクトップパネルと、机の側方に配設した前後方向を向く側面パネルとの連結構造に関する。
【背景技術】
【0002】
机上に立設した左右方向を向く仕切板と、前後方向を向く仕切板との端部同士を連結するのに、各端部に、開口部を奥部より幅狭とした上下方向を向く係合溝を設けた縁材を固定しておき、連結部材の各端部に設けた、上記係合溝と補形をなす平面視T字形等の係合片を、上記各係合溝に上方より差し込んで、両仕切板同士を連結するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、複数のローパーティションの端部の角部に、角部の稜線を中心とする回転体形の凹部を設けるとともに、その外周に周壁が形成されるように溝を設け、複数のローパーティションの端部の角部の稜線を突き合わせて、それらの凹部に嵌合した本体と、溝に嵌合した蓋体とを締結することにより、それらの間に、各ローパーティションの周壁を挾着して、複数のローパーティション同士を連結するようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
【特許文献1】特開平11−155648号公報
【特許文献2】特開平5−79108号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されているものにおいては、複雑な形状、および構造の縁材や連結部材を用意しなければならず、製造コストが高くつくとともに、あまり大きな結合強度は望めない。
【0005】
特許文献2に記載されているものにおいては、各ローパーティションの端部に複雑な加工を施さなければならず、加工が面倒であるとともに、連結しない場合は、各ローパーティションの端部に凹部や溝が露呈して、体裁が悪く、また連結する場合にも、連結部分に円形の蓋体が露呈して、見苦しい。
しかも、各ローパーティションにおける凹部と溝との間に形成される周壁を、本体と蓋体とにより挾着して、複数のローパーティション同士を連結するので、その周壁に応力が集中し、周壁が折損しやすく、あまり大きな結合強度は望めない。
【0006】
さらに、連結しようとするパネル同士が互いに離間している場合には、特許文献1に記載されているものは適用しにくく、特許文献2に記載されているものは適用できない構造となっている。
【0007】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、互いに離間しているパネル同士を、簡単な構造で、強固に、かつ体裁よく連結しうるようにしたパネルの連結構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 側端が机の側端より内方に位置するようにして、机上に立設したデスクトップパネルと、机の側方に配設した前後方向を向く側面パネルとの連結構造において、デスクトップパネルの側端面に一端をねじ止めした左右方向を向く取付ブラケットの他端に、下向きまたは上向きの係合爪を設け、この係合爪を、側面パネルの側面に設けた係合孔に係止することにより、デスクトップパネルと側面パネルとを連結し、さらに、デスクトップパネルの側端面と側面パネルとの間における取付ブラケットを、カバー部材により覆う。
【0009】
(2) 上記(1)項において、取付ブラケットの一端の上下部に、上向きおよび下向きの取付片を設け、各取付片を、デスクトップパネルの側端面にねじ止めする。
【0010】
(3) 上記(1)または(2)項において、取付ブラケットの他端に、下向きの係合爪と、上向きの係合爪とを設け、これらを、側面パネルの側面に設けた係合孔にそれぞれ係止させる。
【0011】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、カバー部材の側端に設けた取付片を、デスクトップパネルの側端面と、取付ブラケットの一端との間に挟入することにより、デスクトップパネルの側端面に取り付ける。
【0012】
(5) 上記(4)項において、カバー部材の取付片に、取付ブラケットをデスクトップパネルの側端面に固定するための取付ねじが嵌合するようにした係合溝を設ける。
【0013】
(6) 上記(5)項において、係合溝を、取付片の遊縁に開口する挿入部と、挿入部の奥部から上方を向く起立部とを備えるものとし、前記起立部の上端に、取付ねじを係止させる。
【0014】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、カバー部材を、取付ブラケットの前面側を覆う前部カバーと、取付ブラケットの後面側を覆う後部カバーとをそなえるものとし、両カバーを、取付ブラケットを挟んで、前後から互いに突き合わせて係合させる。
【0015】
(8) 上記(7)項において、前部カバーと後部カバーとの対向部のいずれか一方の下縁に、係合孔を穿設した受片を設け、いずれか他方の下端を、前記受片に受支させるとともに、下端に設けた下向き突片を、前記係合孔に嵌合させる。
【0016】
(9) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、カバー部材を、取付ブラケットの前面に固着した前部カバーと、取付ブラケットの後面に固着した後部カバーとを備えるものとする。
【0017】
(10) 上記(1)〜(9)項のいずれかにおいて、カバー部材を、取付ブラケットの上端に着脱自在に設けられ、かつ取付ブラケットの上面を覆う上部カバーを備えるものとする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、デスクトップパネルの側端面に一端をねじ止めした取付ブラケットの他端に係合爪を設け、この係合爪を、側面パネルの側面に設けた係合孔に係止することにより、デスクトップパネルと側面パネルとを連結し、さらに、デスクトップパネルの側端面と側面パネルとの間における取付ブラケットを、カバー部材により覆っているので、机上のデスクトップパネルと、その端面から離間している、机の側方に配設した側面パネルとを、簡単な構造で、強固に、かつ体裁よく連結することができる。
【0019】
請求項2記載の発明によると、取付ブラケットの一端の上下部に、上向きおよび下向きの取付片を設け、各取付片を、デスクトップパネルの側端面にねじ止めしてあるので、取付ブラケットを、デスクトップパネルの側端面に、簡単かつ強固にねじ止めすることができる。
【0020】
請求項3記載の発明によると、取付ブラケットの他端に、下向きの係合爪と、上向きの係合爪とを設け、これらを、側面パネルの側面に設けた係合孔にそれぞれ係止させてあるので、側面パネルが振動等により上下動したとしても、両係合爪のいずれかが側面パネルに係合しているので、係合爪が側面パネルの係合孔から外れるおそれがなく、常に連結状態を保つことができる。
【0021】
請求項4記載の発明によると、カバー部材の側端に設けた取付片を、デスクトップパネルの側端面と、取付ブラケットの一端との間に挟入することにより、デスクトップパネルの側端面に取り付けてあるので、カバー部材のための特別な固定手段を設ける必要がなく、構造、および組み付け作業を簡素化することができる。
【0022】
請求項5記載の発明によると、カバー部材の取付片に、取付ブラケットをデスクトップパネルの側端面に固定するための取付ねじが嵌合するようにした係合溝を設けてあるので、カバー部材の取付片を、取付ねじに妨げられることなく、デスクトップパネルの側端面と取付ブラケットの一端との間に深く差し込み、デスクトップパネルに強固に固着することができる。
【0023】
請求項6記載の発明によると、係合溝を、取付片の遊縁に開口する挿入部と、挿入部の奥部から上方を向く起立部とを備えるものとし、前記起立部の上端に、取付ねじを係止させてあるので、万一、カバー部材に、取付片をデスクトップパネルの側端面と取付ブラケットの一端との間から引き出そうとする外力が作用したとしても、取付ねじが係合溝の起立部の上端に係合しているので、取付片がデスクトップパネルから外れることはない。
【0024】
請求項7記載の発明によると、カバー部材を、取付ブラケットの前面側を覆う前部カバーと、取付ブラケットの後面側を覆う後部カバーとをそなえるものとし、両カバーを、取付ブラケットを挟んで、前後から互いに突き合わせて係合させてあるので、両カバーを容易に着脱できるとともに、両カバーにより、取付ブラケットを前後から体裁よく覆うことができる。
【0025】
請求項8記載の発明によると、前部カバーと後部カバーとの対向部のいずれか一方の下縁に、係合孔を穿設した受片を設け、いずれか他方の下端を、前記受片に受支させるとともに、下端に設けた下向き突片を、前記係合孔に嵌合させてあるので、前部カバーと後部カバーとのいずれか一方を、請求項4〜6のいずれかに記載されているような構成をもって、デスクトップパネルに取り付けた後、他方のカバーの対向部の下端を、その下向き突片が係合孔に嵌合するようにして、受片上に載置するだけで、両カバーを簡単に装着することができる。
【0026】
請求項9記載の発明によると、前部カバーと後部カバーとを、取付ブラケットの前後面に固着してあるので、外れることはなく、また取付ブラケットと一体として、デスクトップパネルに取り付けることができ、組み付け作業を簡素化することができる。
【0027】
請求項10記載の発明によると、カバー部材を、取付ブラケットの上端に着脱自在に設けられ、かつ取付ブラケットの上面を覆う上部カバーを備えるものとしてあるので、取付ブラケットの上方の体裁をよくすることができるとともに、組み立て、分解も容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は、本発明の第1の実施形態を示す。
図1および図2に示すように、本発明は、机(1)上に立設したデスクトップパネル(2)と、机(1)の側方に配設した前後方向を向く側面パネル(3)との連結構造(A)に関するものである。
【0029】
この例では、机(1)は、上下方向を向く前後1対の脚杆(4)(4)の上端部同士を、前後方向を向く水平杆(5)をもって連結してなる側面視門型の複数の脚体(6)を左右方向に並べ、それらの水平杆(5)(5)同士を、左右方向を向く前後1対の横連結杆(7)(7)をもって連結し、左右の水平杆(5)(5)と横連結杆(7)との上方に、複数の天板(8)(8)を、前後に離間させた2列として、左右方向に並べて取り付けた連結机としてある。
【0030】
デスクトップパネル(2)は、前後の天板(8)(8)間の間隙(9)より起立するようにして、また側端が、前後の天板(8)(8)の側端より内方に位置するようにして、前後の横連結杆(7)(7)間に架設した前後方向を向く左右1対のパネル支持杆(10)(その一方のみを図3に示す)上に立設されている。
なお、デスクトップパネル(2)の側端より外方における前後の天板(8)(8)間の間隙(9)は、必要に応じて、閉塞部材(11)により閉塞することもある。
【0031】
側面パネル(3)は、前後1対の縦杆(12)(12)の上端部同士および下端部同士を、前後方向を向く上下1対の横杆(13)(13)をもって連結することにより、矩形枠状に形成した前後1対のパネルフレーム(14)(14)を互いに突き合わせて連結し、各パネルフレーム(14)に、左右1対の化粧パネル(15)(15)を装着したものよりなっている。
【0032】
各縦杆(12)の左右の側面には、複数の係合孔(16)が、上下方向に等間隔をもって穿設されている。
各パネルフレーム(14)の下端における前後部には、図6に示すように、下端壁(17)にナット(18)を溶接することにより、上下方向を向くねじ孔(19)が形成され、このねじ孔(19)に、高さ調節用のアジャスタ(20)における接床部材(21)の上端に立設したアジャスタボルト(22)を下方より螺合することにより、アジャスタ(20)が装着されている。このアジャスタボルト(22)を回転させて、ねじ孔(19)への螺合量およびパネルフレーム(14)の下端から下方への突出量を調節することにより、側面パネル(3)の各部の高さを調節することができる。
また、各脚杆(4)の下端にも、同様のアジャスタ(20)が装着されている。
【0033】
側面パネル(3)は、机(1)の側端に当接または近接させて、前後方に向くように配設され、その上部が、上記連結構造(A)をもって、デスクトップパネル(2)に連結され、また下部が、後述する連結構造(B)をもって、机(1)の下端部に連結されている。
【0034】
図1〜図5に示すように、連結構造(A)は、基本的には、デスクトップパネル(2)の側端面に内端をねじ止めした左右方向を向く取付ブラケット(23)の外端に、1個の上向き係合爪(24)と、複数の下向き係合爪(25)とを上下方向に並べて設け、この係合爪(24)(25)を、側面パネル(3)の内側の側面に設けた係合孔(16)に係止することにより、デスクトップパネル(2)と側面パネル(3)とを連結し、さらに、デスクトップパネル(2)の側端面と側面パネル(3)との間における取付ブラケット(23)を、カバー部材(26)により覆ったものよりなっている。
【0035】
取付ブラケット(23)は、内端面が開口する縦長の中空箱状をなす基部(27)の内端上下部に上向きおよび下向きの取付片(28)(28)が設けられ、各取付片(28)を、デスクトップパネル(2)の側端面に、取付ねじ(29)をもってねじ止めすることにより、デスクトップパネル(2)に強固に固着されている。
【0036】
基部(27)の外側面中央には、外側方を向く前後1対の突片(30)(30)が、上下2段として設けられており、上段の突片(30)(30)の外端には、1個の上向き係合爪(24)と、複数の下向き係合爪(25)とが上下方向に並べて設けられ、また下段の突片(30)(30)の外端には、複数の下向き係合爪(25)が上下方向に並べて設けられている。
【0037】
したがって、側面パネル(3)を垂直とした状態で、取付ブラケット(23)をほぼ水平として、その上向き係合爪(24)(24)のみを、側面パネル(3)の中央部の内面に設けられた前後2列の係合孔(16)(16)の所要の高さのものに係合し、その後、取付ブラケット(23)を垂直姿勢に戻しつつ、下向き係合爪(25)を対応する係合孔(16)に嵌合し、嵌合後、取付ブラケット(23)を真下に若干ずらして、各下向き係合爪(25)を対応する係合孔(16)の下縁に係止させることにより、取付ブラケット(23)を、側面パネル(3)に簡単かつ確実に装着することができる(図3参照)。
このとき、上向き係合爪(24)の上端が、嵌合している係合孔(16)の上縁より上方に位置するようにしておくと、取付ブラケット(23)が、万一振動等により上下動したとしたしても、側面パネル(3)から容易に外れることはなくなる。
【0038】
カバー部材(26)は、取付ブラケット(23)の前面を覆う前部カバー(31)と、取付ブラケット(23)の後面を覆う後部カバー(32)とからなっている。
図1および図5に示すように、前部カバー(31)と後部カバー(32)とは、垂直板状の基片(31a)(32a)の上下および左右の縁から後方および前方に直角に折曲形成した上片(31b)(32b)、下片(31c)(32c)、および側片(31d)(31e)(32d)(32e)を備えている。
【0039】
後部カバー(32)の内方側の側片(32d)は、それに対向する前部カバー(31)内方側の側片(31d)よりも前後方向の突出量を大としてあり、その前縁上下部には、取付ブラケット(23)をデスクトップパネル(2)の側端面に固定するための上下の取付ねじ(29)(29)が嵌合するようにした側面視横向きU字状の上下1対の係合溝(33)(33)が設けられている。
【0040】
後部カバー(32)は、係合溝(33)(33)に取付ねじ(29)(29)が嵌合するようにして、その側片(32d)を、デスクトップパネル(2)の側端面と取付ブラケット(23)との間に挟入し、その後、取付ねじ(29)(29)を締め付けることにより、デスクトップパネル(2)の側端面に強固に取り付けられている。したがって、後部カバー(32)の側片(32d)は、取付片としての機能を有している。
【0041】
前部カバー(31)における上片(31b)の後端と、後部カバー(32)における上片(32b)の前端とには、互いに前後に対向する垂下片(31f)(32f)が設けられており、後部カバー(32)における垂下片(32f)の下縁中央には、上下方向を向く係合孔(34)が穿設された前方を向く受片(35)が設けられている。
また、後部カバー(32)における下片(32c)の前端中央には、上向き突片(36)が設けられている。
【0042】
前部カバー(31)における垂下片(31f)の下端中央には、係合孔(34)に嵌合しうる下向き突片(37)が設けられ、また後部カバー(32)の下片(32c)の前方突出量より後方突出量を大とした下片(31c)の後部には、上向き突片(36)が嵌合しうる係合孔(38)が設けられている。
【0043】
前部カバー(31)は、下向き突片(37)が係合孔(34)に嵌合するようにして、垂下片(31f)の下端が受片(35)上に受支されるとともに、係合孔(38)に上向き突片(36)が嵌合するようにして、下片(31c)の後部が下片(32c)上に受支されるようにすることにより、側片(32d)をデスクトップパネル(2)の側端面と取付ブラケット(23)との間に挟着することによりデスクトップパネル(2)の側端面に取り付けられた後部カバー(32)に着脱自在に装着されている。
【0044】
図1、図6および図7に示すように、連結構造(B)は、基本的には、アジャスタボルト(22)における接床部材(21)の上端と側面パネル(3)の下端との間に、連結ブラケット(39)における水平片(40)に設けた挿通孔(41)を嵌合し、かつ連結ブラケット(39)における水平片(40)の側端より起立する起立片(42)を、机(1)の側面に止着したものよりなっている。
【0045】
この例では、側面パネル(3)における前後1対のパネルフレーム(14)に対応して、前後1対の連結ブラケット(39)(39)をもって、側面パネル(3)の前部と後部の下端部を、前後の脚杆(4)(4)に固定してある。
【0046】
各水平片(40)は、パネルフレーム(14)の下端のほぼ全長にわたって前後方向に長く形成した断面下向きコ字状の板材とし、下面に下向きコ字状の補強部材(43)が固着され、かつ前後の端部に、アジャスタボルト(22)が挿通する1対の挿通孔(41)が設けられている。
【0047】
前方の連結ブラケット(39)における起立片(42)の後端、および後方の連結ブラケット(39)における起立片(42)の前端には、それと平面視において直角をなして側面パネル(3)から離れる方向を向く取付片(44)が設けられ、各起立片(42)を机(1)における前後の脚杆(4)の外側面に当接させた状態で、この取付片(44)が、机(1)における前部の脚杆(4)の後面、および後部の脚杆(4)の前面にそれぞれねじ止めされている。
【0048】
次に、その取付片(44)の具体的な取付構造を、後部の脚杆(4)への取付構造を示す図6および図7を参照して説明する。
各取付片(44)の上下の縁には、互いに上下方向に対向するU字状および倒立U字状の切欠き(45)(45)が設けられている。
また、各脚杆(4)の前後および左右の側面には、開口部(46a)より奥部(46b)の幅を大としたあり溝状の上下方向を向く2条の溝(46)(46)がそれぞれ設けられている。
【0049】
前部の脚杆(4)の後面における外側の溝(46)の奥部(46b)、および後部の脚杆(4)の前面における外側の溝(46)の奥部(46b)には、上下1対の板ナット(47)(47)が上下方向に摺動自在に嵌合されている。
各板ナット(47)のねじ孔(47a)には、取付片(44)における上下の切欠き(45)(45)を通って、溝(46)内に進入するボルト(48)が螺合し、このボルト(48)を締め付けることにより、取付片(44)は、脚杆(4)に強固に締着されている。
【0050】
各板ナット(47)は、溝(46)の奥部(46b)の幅とほぼ同一の幅の縦長のものを、予め溝(46)の奥部(46b)に嵌合しておいてもよいが、図7に示すように、幅(W1)を、溝(46)の開口部(46a)の幅(W2)より小、かつ長さ(L)を、上記幅(W2)より大としておくと、ボルト(48)に螺合させた板ナット(47)を、長軸が上下方向を向くようにして、脚杆(4)の溝(46)の奥部(46b)まで側方から嵌合させることができるとともに、その後に、ボルト(48)を取付片(44)の上下の縁の切欠き(45)(45)に嵌合して、回転させたとき、板ナット(47)がボルト(48)に連れ回されて傾き、板ナット(47)の上下の端部が、溝(46)の開口部(46a)と奥部(46b)との段差部(46c)に係合して、溝(46)から外れなくなる。
したがって、ボルト(48)と板ナット(47)との脚杆(4)の溝(46)への装着作業と、ボルト(48)の締付け作業とを楽に行うことができる。
【0051】
このように、連結構造(B)によると、連結ブラケット(39)における水平片(40)の挿通孔(41)に、アジャスタボルト(22)を挿通させた状態で、アジャスタボルト(22)を、側面パネル(3)の下端に設けたねじ孔(19)に螺合させておくことにより、連結ブラケット(39)における起立片(42)を、机(1)の側面に止着するだけで、机(1)や側面パネル(3)に特別な加工を施すことなく、簡単な構造をもって、また机(1)や側面パネル(3)を持ち上げることなく、机(1)と側面パネル(3)とを、簡単かつ強固に連結することができる。また、連結ブラケット(39)が外部に露呈することがないので、体裁がよい。
【0052】
この実施形態においては、上述のように、連結構造(A)により、机(1)上に立設したデスクトップパネル(2)と、机(1)の側方に配設した前後方向を向く側面パネル(3)とが連結され、また連結構造(B)により、側面パネル(3)の下部と、机(1)の下端部とが連結されることにより、側面パネル(3)は、机(1)の側面に強固に取り付けられている。
【0053】
以上から明らかなように、この実施形態は、請求項1〜5、7、および8に記載されている発明を具体化した構成を含んでおり、それらの発明の効果として上述したのと同一の効果を奏することができる。
【0054】
図8は、本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態は、請求項9および10に記載されている発明を具体化した構成を含んでいる。なお、第1の実施形態におけるのと同一または対応する部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する。
【0055】
この例では、取付ブラケット(23)における基部(27)の下端より下向きに突出する取付片(28)の下端中央より、倒立U字状の係合溝(49)を上向きに設け、この係合溝(49)を、デスクトップパネル(2)の側端面の下部に突設した有頭ピン(50)に上方より係合させて、基部(27)の上端に設けた取付片(28)を、デスクトップパネル(2)の側端面の上部に取付ねじ(29)をもって螺着することにより、取付ブラケット(23)を、デスクトップパネル(2)の側端面に固着してある。
【0056】
また、取付ブラケット(23)における基部(27)の前面に固着した化粧板よりなる前部カバー(51)と、同じく後面に固着した化粧板よりなる後部カバー(52)と、取付ブラケット(23)における基部(27)の上端に着脱自在に設けられ、かつ取付ブラケット(23)の上面を覆う上部カバー(53)とにより、カバー部材(26)を形成してある。
【0057】
上部カバー(53)は、下端に下向き突設した左右1対の弾性係合爪(54)(54)を、取付ブラケット(23)における基部(27)の上端面に穿設した左右1対の係合孔(55)(55)に係合させることにより、取付ブラケット(23)の上端に着脱しうるようにしてある。
【0058】
取付ブラケット(23)における基部(27)の外側面中央には、上下方向を向く1列の突片(30)が設けられ、その遊端に設けた複数の下向き係合爪(25)は、側面パネル(3)の中央に設けた中間支柱(図示略)の内側面に上下方向に並べて設けた複数の係合孔に係止されている。
【0059】
この実施形態においては、前部カバー(51)と後部カバー(52)とを、取付ブラケット(23)の前後面に固着してあるので、外れることはなく、また取付ブラケット(23)と一体として、デスクトップパネル(2)に取り付けることができ、組み付け作業を簡素化することができる。
【0060】
また、カバー部材(26)を、取付ブラケット(23)の上端に着脱自在に設けられ、かつ取付ブラケット(23)の上面を覆う上部カバー(53)を備えるものとしてあるので、取付ブラケット(23)の上方の体裁をよくすることができるとともに、組み立て、分解も容易である。
【0061】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、次のような変形した態様で、実施することもできる。
(a) 図9に示すように、後部カバー(32)の内方側の側片(32d)に設ける係合溝(33)を、側片(32d)の遊縁に開口する挿入部(33a)と、挿入部(33a)の奥部から上方を向く起立部(33b)とを備えるものとし、起立部(33b)の上端に、取付ねじ(29)を係止させる(請求項6)。
こうすることによって、万一、後部カバー(32)に、側片(32d)をデスクトップパネル(2)の側端面と取付ブラケット(23)の一端との間から引き出そうとする外力が作用したとしても、取付ねじ(29)が係合溝(33)の起立部(33b)の上端に係合しているので、側片(32d)がデスクトップパネル(2)から外れることはない。
【0062】
(b) 前部カバー(31)における受片(35)に、上向きの突片を設け、それを、後部カバー(32)における上片(32b)に設けた係合孔に係合させる。
(c) 上下1対の係合溝(33)を、前部カバー(31)における内方側の側片(31d)に設け、それらが取付ねじ(29)(29)に係合するようにして、前部カバー(31)における内方側の側片(31d)を、デスクトップパネル(2)の側端面と取付ブラケット(23)との間に挾入して、前部カバー(31)をデスクトップパネル(2)の側端面に取り付け、その後に、後部カバー(32)を前部カバー(31)の後面に装着する。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】本発明の第1の実施形態を備える机と側面パネルとの連結部の分解斜視図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、中央縦断正面図である。
【図4】同じく、図3のIV−IV線横断平面図である。
【図5】同じく、デスクトップパネルへのカバー部材の取付状態を示す一部分解斜視図である。
【図6】同じく、図1のVI−VI線拡大縦断正面図である。
【図7】同じく、後部の脚杆への取付ブラケットの連結構造を示す拡大分解斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態の要部の拡大斜視図である。
【図9】カバー部材の変形例を示す要部の拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
【0064】
(A)(B)連結構造
(1)机
(2)デスクトップパネル
(3)側面パネル
(4)脚杆
(5)水平杆
(6)脚体
(7)横連結杆
(8)天板
(9)間隙
(10)パネル支持杆
(11)閉塞部材
(12)縦杆
(13)横杆
(14)パネルフレーム
(15)化粧パネル
(16)係合孔
(17)下端壁
(18)ナット
(19)ねじ孔
(20)アジャスタ
(21)接床部材
(22)アジャスタボルト
(23)取付ブラケット
(24)上向き係合爪
(25)下向き係合爪
(26)カバー部材
(27)基部
(28)取付片
(29)取付ねじ
(30)突片
(31)前部カバー
(32)後部カバー
(31a)(32a)基片
(31b)(32b)上片
(31c)(32c)下片
(31d)(31e)(32d)(32e)側片
(31f)(32f)垂下片
(33)係合溝
(33a)挿入部
(33b)起立部
(34)係合孔
(35)受片
(36)上向き突片
(37)下向き突片
(38)係合孔
(39)連結ブラケット
(40)水平片
(41)挿通孔
(42)起立片
(43)補強部材
(44)取付片
(45)切欠き
(46)溝
(46a)開口部
(46b)奥部
(46c)段差部
(47)板ナット
(47a)ねじ孔
(48)ボルト
(49)係合溝
(50)有頭ピン
(51)前部カバー
(52)後部カバー
(53)上部カバー
(54)弾性係合爪
(55)係合孔




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013