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発明の名称 棚板用オプション部品の取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−130361(P2007−130361A)
公開日 平成19年5月31日(2007.5.31)
出願番号 特願2005−328345(P2005−328345)
出願日 平成17年11月14日(2005.11.14)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 加藤 大雅
要約 課題
標準の棚板に対して、オプション部品の着脱や取付位置の移動等を簡単に行うことができるとともに、構造が簡単で、安価に製造しうるようにした棚板用オプション部品の取付構造を提供する。

解決手段
標準棚板5が、棚板本体8と、その前端より垂下する前縁垂下片9と、その下端から後方に向かって折曲形成された底面片10と、その後端から上方に向かって折曲形成され、かつ上端と棚板本体8の下面との間に隙間σを形成するようにした内側起立片11と、それらによって形成された、上方に開口する左右方向を向く係合溝12とを備え、オプション部品7の後端部に設けた上下方向を向く基片17の前端上部に、前縁垂下片9の後方において、隙間σを通って係合溝12に上方より係合する係止部20を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
棚板に、オプション部品を前方に突出するようにして取り付ける棚板用オプション部品の取付構造において、
前記棚板が、棚板本体と、該棚板本体の前端より垂下する前縁垂下片と、該前縁垂下片の下端から後方に向かって折曲形成された底面片と、該底面片の後端から上方に向かって折曲形成され、かつ上端と棚板本体の下面との間に隙間を形成するようにした内側起立片と、前記前縁垂下片と底面片と内側起立片とにより、前記棚板本体の前端部下方に形成された、上方に開口する左右方向を向く係合溝とを備え、前記オプション部品の後端部に設けた上下方向を向く基片の前端上部に、前記前縁垂下片の後方において、前記隙間を通って前記係合溝に上方より係合する係止部を設けたことを特徴とする棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項2】
棚板の係合溝に、オプション部品の係止部を係合させて、基片を上下方向に向けたとき、基片の上端が棚板本体の下面に当接するようにした請求項1記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項3】
基片の上端に、基片を上下方向に向けたとき、棚板本体の下面に圧接するようにした突部を設けた請求項2記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項4】
オプション部品における係止部の基部の下縁に、前記係止部を棚板の係合溝に係合させたとき、棚板の内側起立片が係合するようにした係合溝を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項5】
オプション部品を、棚板に対して着脱自在で、かつ、左右方向に移動可能に取り付けた請求項1〜4のいずれかに記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項6】
オプション部品が、補助棚板と、該補助棚板を標準の棚板の前端部に取り付ける左右1対の取付ブラケットとを備えるものとし、各取付ブラケットに、標準の棚板における係合溝に上方より係合する係止部と、前記補助棚板に設けた係合部と係合して、前記補助棚板の上方への移動を阻止する係止部とを設けた請求項1〜5のいずれかに記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項7】
補助棚板の係合部と選択的に係合しうる取付ブラケットの係止部を、取付ブラケットの前後方向に離して2個以上設けた請求項6記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項8】
補助棚板の前面に、名札差しを取り付けた請求項6または7記載の棚板用オプション部品の取付構造。
【請求項9】
オプション部品が、取付ブラケットの前端に、商品等を引っ掛けて陳列するフックを設けたものとした請求項1〜4のいずれかに記載の棚板用オプション部品の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オープンショーケースや商品陳列棚等における標準の棚板の前端部に、補助棚板や商品吊支用のフック等のオプション部品を前方に突出するようにして取り付ける棚板用オプション部品の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等において、オープンショーケースや商品陳列棚として標準的に設置されている棚板、すなわち標準棚板の前端部に、オプション部品としての補助棚板を取り付け、陳列棚のラインを変えることにより、客の眼を、強調したい商品に向かせることができるようにした陳列手段は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載されている補助棚板の取付構造では、補助棚板の後端部を標準棚板の前面に突き合わせ当接し、この突き合わせた状態で、補助棚板の後端部と標準棚板の前端部とを、前後方向から連結材で挟み込み、かつ、固定ねじで取り付けるようになっている。
【特許文献1】特開2000−325190号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されている構造のように、固定ねじで取り付ける方法は、オプション部品の着脱作業や、あるいは棚板に対する取付箇所を変えるための移動に手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、標準の棚板に対して、オプション部品の着脱や取付位置の移動等を簡単に行うことができるとともに、構造が簡単で、安価に製造しうるようにした棚板用オプション部品の取付構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)棚板に、オプション部品を前方に突出するようにして取り付ける棚板用オプション部品の取付構造において、前記棚板が、棚板本体と、該棚板本体の前端より垂下する前縁垂下片と、該前縁垂下片の下端から後方に向かって折曲形成された底面片と、該底面片の後端から上方に向かって折曲形成され、かつ上端と棚板本体の下面との間に隙間を形成するようにした内側起立片と、前記前縁垂下片と底面片と内側起立片とにより、前記棚板本体の前端部下方に形成された、上方に開口する左右方向を向く係合溝とを備え、前記オプション部品の後端部に設けた上下方向を向く基片の前端上部に、前記前縁垂下片の後方において、前記隙間を通って前記係合溝に上方より係合する係止部を設ける。
【0007】
(2)上記(1)項において、棚板の係合溝に、オプション部品の係止部を係合させて、基片を上下方向に向けたとき、基片の上端が棚板本体の下面に当接するようにする。
【0008】
(3)上記(2)項において、基片の上端に、基片を上下方向に向けたとき、棚板本体の下面に圧接するようにした突部を設ける。
【0009】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、オプション部品における係止部の基部の下縁に、前記係止部を棚板の係合溝に係合させたとき、棚板の内側起立片が係合するようにした係合溝を設ける。
【0010】
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、オプション部品を、棚板に対して着脱自在で、かつ、左右方向に移動可能に取り付ける。
【0011】
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、オプション部品が、補助棚板と、該補助棚板を標準の棚板の前端部に取り付ける左右1対の取付ブラケットとを備えるものとし、各取付ブラケットに、標準の棚板における係合溝に上方より係合する係止部と、前記補助棚板に設けた係合部と係合して、前記補助棚板の上方への移動を阻止する係止部とを設ける。
【0012】
(7)上記(6)項において、補助棚板の係合部と選択的に係合しうる取付ブラケットの係止部を、取付ブラケットの前後方向に離して2個以上設ける。
【0013】
(8)上記(6)または(7)項において、補助棚板の前面に、名札差しを取り付ける。
【0014】
(9)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、オプション部品を、取付ブラケットの前端に、商品等を引っ掛けて陳列するフックを設けたものとする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
【0016】
請求項1記載の発明によれば、棚板の前端部における前縁垂下片の後方より、オプション部品の係止部を、棚板における内側起立片の上端と棚板本体の下面との間の隙間を通して、その前方の係合溝に係合させるだけで、オプション部品を、固定用のねじ等を用いることなく、棚板に簡単かつ迅速に取り付けることができるとともに、オプション部品の係止部を、棚板における係合溝から後方に外すことにより、オプション部品を棚板から簡単に取り外すことができる。
また、オプション部品の係止部を、棚板における係合溝に沿って左右方向に移動させることにより、オプション部品の左右方向の取付位置を、自由に変更することができる。さらに、取付後は、オプション部品は、自重で棚板の前部に保持されるとともに、構造が簡単で、安価に製造することができる。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、棚板の係合溝に、オプション部品の係止部を係合させて、基片を上下方向に向けたとき、基片の上端が棚板本体の下面に当接するようにしてあるので、オプション部品が、使用状態で、振動等により、妄りに外れることがない。
この場合、オプション部品を左右方向に傾倒させた状態で、オプション部品の係止部を、棚板における係合溝に係脱させれば、オプション部品を、棚板に容易に着脱することができる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、棚板にオプション部品を装着した状態において、オプション部品の突部が棚板下面に圧接するので、棚板とオプション部品との間のがたつきを無くした状態で、オプション部品を棚板に取り付けることができる。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、オプション部品側の係止部と棚板側の係合溝との係合、及びオプション部品側の係合溝と棚板側の内側起立片との係合により、オプション部品と棚板との間における前後方向のがたつきを無くした状態で、オプション部品を棚板に取り付けることができる。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、オプション部品を棚板に取り付けたり、取り外したりが自由にできる。また、オプション部品を棚板に対して左右に移動させると、そのオプション部品を移動させた位置で棚板に再び取り付けることができる。
【0021】
請求項6記載の発明によれば、オプション部品としての補助棚板を、棚板に着脱自在で、かつ左右方向に移動可能な状態で取り付けることができる。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、補助棚板の係合部を係止する取付ブラケットの係止部を選択することにより、棚板に対する補助棚板の位置を前後方向に調節して取り付けることができる。
【0023】
請求項8記載の発明によれば、補助棚板の前面部に取り付けた名札差しを用いて、補助棚板上の商品名称や価格を表示したプライスカード等を取り付けることができる。
【0024】
請求項9記載の発明によれば、棚板にオプション部品としてのフックを簡単に取り付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の要部構成を示す。
図1において、商品陳列装置(1)は、左右1対の支柱(2)(2)の前面に多数の係合孔(3)を上下方向に並べて設け、左右の任意の位置にある所望の係合孔(3)にそれぞれ棚板支持用ブラケット(4)のフック(図示略)を係止して取り付け、左右の棚板支持用ブラケット(4)(4)の上面に標準棚板(5)の両側部を支持させてある。標準棚板(5)の前端部(6)には、この標準棚板(5)の前方に突出するようにして、オプション部品(7)が着脱自在に取り付けられている。
【0026】
図2及び図3は、本発明の第1の実施形態の最も特徴としている標準棚板(5)とオプション部品(7)との連結構造を示し、図2は図1のII−II線拡大縦断側面図、図3は図2の要部分解斜視図である。
【0027】
標準棚板(5)は、1枚の鋼板を所定の形状に折り曲げてなる棚板本体(8)を有し、棚板本体(8)の前端から下方に向かって直角に折曲形成された前縁垂下片(9)と、前縁垂下片(9)の下端から後方に向かって直角に折曲形成された底面片(10)と、底面片(10)の後端から上方に向かって直角に折曲形成され、かつ上端と棚板本体(8)の下面との間に隙間(σ)を形成するようにした内側起立片(11)とが一体に形成されている。これら前縁垂下片(9)と底面片(10)と内側起立片(11)とにより、標準棚板(5)の前端部(6)の裏側に、上方が開口された左右方向を向く係合溝(12)が形成されている。
【0028】
標準棚板(5)の前縁垂下片(9)の前面には、商品名や価格等を表示したプライスカード等を取り付けるための名札差し(13)が取り付けられている。棚板本体(8)の前端部上面には、フロントガード(14)が取り付けられている。
【0029】
オプション部品(7)は、左右1対の取付ブラケット(15)(15)と、この1対の取付ブラケット(15)(15)を介して標準棚板(5)の前端部(6)下面に取り付けられる補助棚板(16)とにより構成されている。
【0030】
取付ブラケット(15)は、鋼板製であり、垂直の基片(17)と、基片(17)の下端から前方を向く取付片(18)とを有し、側面視ほぼL字状をなしている。基片(17)と取付片(18)とのなす角度(θ)は、第1の実施形態においては鈍角(図2参照)としてあるが、図4に示す第2の実施形態のように直角としたり、または鋭角(図示略)としたりすることもある。
【0031】
基片(17)の前端上部には、側面視下向き鉤形をなし、基部の下縁より上向きの係合溝(19)が設けられた側面視下向き鉤形をなす係止部(20)が連設されており、係合溝(19)に、標準棚板(5)における内側起立片(11)が係合するようにして、係止部(20)を、標準棚板(5)における係合溝(12)に係合させることにより、取付ブラケット(15)は、標準棚板(5)における前端部裏面に係止されている。
基片(17)の上端面には、取付ブラケット(15)が標準棚板(5)に取り付けられたときに、棚板本体(8)の下面に圧接するようにした前後1対の上向きの突部(21)が設けられている。
【0032】
取付片(18)の中間部上縁には、下向きの切欠きが設けられている。この切欠きの前縁上部には、後方を向く係止用突起(23)が設けられている。
【0033】
第1の実施形態においては、切欠きと係止用突起(23)とからなる係止部(24)は、取付片(18)の中間部上縁に1個だけ設けたものとしてあるが、例えば図4に示す第2の実施形態のように、取付片(18)の中間部上縁に、2個の係止部(24a)(24b)を、互いに前後方向に離間させて設けることもある。
【0034】
補助棚板(16)は、1枚の鋼板を所定の形状に折り曲げたものよりなり、補助棚板本体(16a)と、この補助棚板本体(16a)の前端より下方に向かって直角に垂下する前側垂下片(25)とを備えている。また、補助棚板本体(16a)の左右両側の下面には、それぞれ補助棚板本体(16a)の前後方向に延びるようにして、側面板(26)が各々固着されている。さらに、補助棚板(16)の前側垂下片(25)の前面には、商品名や価格等を表示したプライスカード等を取り付けるための名札差し(27)が取り付けられ、補助棚板本体(16a)の前端部上面には、フロントガード(28)が取り付けられている。
【0035】
側面板(26)は、補助棚板本体(16a)の下面に溶接等により固定された取付片(29)と、該取付片(29)の側縁から下方に向かって直角に折り曲げられてなる側片(30)とからなり、正面視倒立L字状をなしている。
取付片(29)のやや後部には、前側垂下片(25)と平行をなすようにして、一部を下向きに切り起こして形成した係合部(31)が設けられている。
この係合部(31)は、取付ブラケット(15)における切欠きに係合させるためのものであり、その一部には、取付ブラケット(15)における係止用突起(23)が嵌合する係合孔(32)が設けられている。
【0036】
次に、標準棚板(5)の前端部にオプション部品(7)を装着する手順を説明する。まず、左右の取付ブラケット(15)(15)を標準棚板(5)の前端部(6)に取り付ける。この取り付けでは、図5に示すように、取付ブラケット(15)を、後方(または前方)から見て左右方向に傾倒し、係止部(20)が係合溝(12)の上方に、また係合溝(19)が内側起立片(11)の上方に位置するように、係止部(20)の前端を前縁垂下片(9)の裏面に当接させる。
【0037】
次いで、取付ブラケット(15)を、そのまま左右方向に移動させ、所望の位置で真下を向くように回動させると、係止部(20)が係合溝(12)内に係合されるとともに、内側起立片(11)が係合溝(19)内に係合され、かつ、突部(21)が棚板本体(8)の下面に当接される。
【0038】
したがって、係止部(20)と係合溝(12)との係合と、内側起立片(11)と係合溝(19)との係合、及び突部(21)と棚板本体(8)の下面との当接により、基片(17)の上端部が、標準棚板(5)の前端部の下面に係止されるとともに、標準棚板(5)の下方から取付片(18)が前方に突出した状態で、標準棚板(5)に取付ブラケット(15)が取り付けられる。取付後、取付ブラケット(15)は自重で保持される。
【0039】
なお、標準棚板(5)から取付ブラケット(15)を取り外すには、上記と逆の動作を行えば簡単に取り外すことができる。また、取付位置を変える場合も、取付ブラケット(15)を左右方向に少し倒し、突部(21)と棚板本体(8)との当接を解除すると、取付ブラケット(15)を標準棚板(5)に対して左右方向に簡単に移動させることができる。
【0040】
また、このようにして左右両側の取付ブラケット(15)(15)を、標準棚板(5)に対して取り付けた後、次に左右両側の取付ブラケット(15)(15)の上に跨るようにして補助棚板(16)を載置し、補助棚板(16)を取付ブラケット(15)の取付片(18)に取り付ける。このとき、補助棚板(16)における左右両側の係合部(31)が、各取付ブラケット(15)の切欠き内にそれぞれ差し込まれるようにする。
【0041】
次いで、補助棚板(5)を取付ブラケット(15)に対して前側に引くと、係止用突起(23)が、各取付ブラケット(15)の係合孔(32)内に挿入係合され、補助棚板(16)が取付ブラケット(15)に対して、上方への移動が阻止された状態で取り付けられる。
なお、係止用突起(23)を、後側から前側に向かって形成することも可能であり、この場合には、補助棚板(16)は取付ブラケット(15)に対して後側にスライド移動させる。
【0042】
このようにして取り付けられた補助棚板(16)は、取付ブラケット(15)の取付片(18)を、標準棚板(5)の下方から取付片(18)を前方に突出した状態にしていることから、図1及び図2に示すように、標準棚板(5)との間に段差が設けられて取り付けられる。この段差の大きさは、少なくとも補助棚板(16)の上面が、標準棚板(5)の前面に取り付けられている名札差し(13)よりも低い位置となるように設定される。なお、反対に、補助棚板(16)を取付ブラケット(15)から取り外す場合は、逆の操作を行えば取り外すことができる。
【0043】
したがって、第1の実施形態によると、次のような効果を奏することができる。
(a)オプション部品(7)を構成している左右1対の取付ブラケット(15)及び補助棚板(16)の着脱により、補助棚板(16)を、自由に標準棚板(5)に取り付けたり、取り外したりすることができる。
【0044】
(b)取付ブラケット(15)を、係合溝(12)及び係合溝(19)内に係止部(20)及び内側起立片(11)を係合させたまま、標準棚板(5)に対して左右方向にスライド移動させると、その取付ブラケット(15)を移動させた位置に補助棚板(16)を取り付けることができるので、使い勝手が良くなる。
【0045】
(c)取付ブラケット(15)と補助棚板(16)との組み合わせも自由になり、汎用性等が増す。
【0046】
(d)補助棚板(16)が標準棚板(5)と段違いとなるようにして、標準棚板(5)の名札差し(13)よりも下方に取り付けられるようになっているので、補助棚板(16)が標準棚板(5)の前側に取り付けられていても、標準棚板(5)上に陳列されている商品(33a)を、補助棚板(16)上に置かれた商品(33b)の上から見える状態にして陳列することができる。また、補助棚板(16)上の商品(33b)を取り上げると、標準棚板(5)の名札差し(13)が見えるため、標準棚板(16)上の商品名称や価格がわかるようにすることができる。なお、補助棚板(16)に名札差し(13)がなければ、補助棚板(16)に標準棚板(5)の商品と同じものを載せて、顧客にアピールする陳列方法等も効果的である。
【0047】
(e)補助棚板(16)を、標準棚板(5)下面から前方に突出する左右1対の取付ブラケット(15)上に取り付けてあるので、標準棚板(5)の前端部より前方に突出する補助棚板(16)の強度が増し、補助棚板(16)上に重量物を載せることも可能になる。
【0048】
(f)補助棚板(16)の前面部にも名札差し(27)を取り付けているので、名札差し(27)を用いて、補助棚板(16)上の商品名称や価格を表示したプライスカード等を取り付けることができる。
【0049】
図6は、本発明の第3の実施形態を示す。
この商品陳列装置(1)は、左右1対の支柱(2)(2)の前面に、上下方向に離間する3段の標準棚板(5)を装着したものとしてある。
【0050】
上段の標準棚板(5)には、基片(17)と取付片(18)との角度(θ)を鈍角とし、かつ取付片(18)に1個の係止部(24)を設けた取付ブラケット(15)を使用して、補助棚板(16)が、標準棚板(5)の前端部に、段違い状として、かつ前下がり傾斜状態として取り付けられている。
【0051】
中段の標準棚板(5)には、基片(17)と取付片(18)との角度(θ)を直角とし、かつ、取付片(18)の長さが上段の取付ブラケット(15)のものに比べて長く、また取付片(18)に前後2個の係止部(24a)(24b)を設けた取付ブラケット(15)を使用して、補助棚板(16)が、標準棚板(5)の前端部に、その標準棚板(5)よりも下方に大きく下がった段違い状として、かつ水平として、取り付けられている。
また、この中段の補助棚板(16)は、その係合部(31)を、後方の係止部(24b)に係合させているが、係合部(31)を、前方の係止部(24b)に係合させることにより、前後の係止部(24a)(24b)間の距離だけ前方に突出させて、標準棚板(5)の前端部に取り付けることができる。
【0052】
下段の標準棚板(5)には、基片(17)と取付片(18)との角度(θ)を直角とし、かつ、取付片(18)の長さを中段の取付ブラケット(15)のものに比べて短く、また取付片(18)に1個の係止部(24)を設けた取付ブラケット(15)を使用して、補助棚板(16)が、標準棚板(5)の前端部に、それに近い段違い状として、かつ水平として、取り付けられている。
【0053】
以上、本発明の3つの実施形態について説明したが、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、上記各実施形態に種々の変形や変更を、施すことが可能である。
例えば、上記実施形態の構造では、オプション部品(7)を取付ブラケット(15)と補助棚板(16)とからなる構造のもとしたが、例えば、図7に示すようなオプション部品(34)を用いることもできる。
【0054】
図7に示すオプション部品(34)は、それぞれが鋼材で作られている取付ブラケット(35)とフック(36)とからなっている。図1〜図6に示すオプション部品(7)と対応する部分には同じ符号を付して説明すると、取付ブラケット(35)は、垂直の基片(17)と、基片(17)の下端より前方に向かって突出し、かつ前端の側方を向く屈曲片(37)の前面にフック(36)が溶接された取付片(18)とを一体に有して、側面視ほぼL字状に構成されている。
【0055】
基片(17)の前端上部には、基部に上向きの係合溝(19)が設けられた下向き鉤形の係止部(20)が設けられている。また、基片(17)の上端面には、取付ブラケット(15)が標準棚板(5)に取り付けられたときに、棚板本体(8)の下面に圧接して、棚板本体(8)に取付ブラケット(15)をがたつきを無くした状態で固定させるための1対の突部(21)が、前後方向に離して設けられている。
【0056】
取付片(18)の屈曲片(37)に固定されているフック(36)は、屈曲片(37)に固定されている基部(38)と、この基部(38)の上下両端から前方に突出するようにして折り曲げられている1対のアーム(39)(40)とにより、側面視ほぼコ字状に形成されている。
【0057】
このオプション部品(34)は、上記取付ブラケット(15)と同様にして標準棚板(5)の前端部(6)に取り付けることができる。すなわち、取付ブラケット(35)を左右方向に傾倒し、係止部(20)が係合溝(12)に対応するとともに、かつ、内側起立片(11)が係合溝(19)に対応するまで、基片(17)を前縁垂下片(9)の裏面に当接させる。次いで、左右方向に移動させ、所望の位置で取付ブラケット(35)を真下を向くように回転させると、係止部(20)が係合溝(12)に係合し、かつ内側起立片(11)が係合溝(19)に係合し、さらに突部(21)が棚板本体(8)の下面に圧接されて取り付けられる。
【0058】
このようにして取り付けられたオプション部品(34)は、標準棚板(5)の下方から取付片(18)及びフック(36)が前方に突出した状態で取り付けられる。したがって、フック(36)のアーム(39)(40)に、商品や商品の案内広告等を吊支することができる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の第1の実施形態を備える商品陳列装置の要部の斜視図である。
【図2】図1のII−II線拡大縦断側面図である。
【図3】図2の要部分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態において使用する取付ブラケットの側面図である。
【図5】取付ブラケットを標準棚板に取り付ける手順を説明する縦断背面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を備える商品陳列装置を示す縦断側面図である。
【図7】オプション部品の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0060】
(1)商品陳列装置
(2)支柱
(3)係合孔
(4)棚板支持用ブラケット
(5)標準棚板
(6)前端部
(7)オプション部品
(8)棚板本体
(9)前縁垂下片
(10)底面片
(11)内側起立片
(12)係合溝
(13)名札差し
(14)フロントガード
(15)取付ブラケット
(16)補助棚板
(16a)補助棚板本体
(17)基片
(18)取付片
(19)係合溝
(20)係止部
(21)突部
(22)切欠き
(23)係止用突起
(24)(24a)(24b)係止部
(25)前側垂下片
(26)側面板
(27)名札差し
(28)フロントガード
(29)取付片
(30)側片
(31)係合部
(32)係合孔
(33a)(33b)商品
(34)オプション部品
(35)取付ブラケット
(36)フック
(37)屈曲片
(38)基部
(39)アーム
(40)アーム
(σ)隙間




 

 


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