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発明の名称 商品陳列装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−130360(P2007−130360A)
公開日 平成19年5月31日(2007.5.31)
出願番号 特願2005−328344(P2005−328344)
出願日 平成17年11月14日(2005.11.14)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 加藤 大雅
要約 課題
標準棚板を使用しての商品販売と、補助棚板を使用しての商品販売を効果的に行うことができるようにするとともに、補助棚板を、標準棚板に、簡単な構造で、容易に着脱しうるようにした商品陳列装置を提供する。

解決手段
前面に名札差し13を取り付けた標準棚板5の前端部6に、補助棚板16を前方に突出させて取り付けた商品陳列装置1において、補助棚板16が標準棚板5と段違いとなるように、標準棚板5の名札差し13よりも下方において、標準棚板5に補助棚板16を取り付ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
前面に名札差しを取り付けた標準棚板の前端部に、補助棚板を前方に突出させて取り付けた商品陳列装置において、
前記補助棚板が標準棚板と段違いとなるように、前記標準棚板の名札差しよりも下方において、標準棚板に前記補助棚板を取り付けたことを特徴とする商品陳列装置。
【請求項2】
補助棚板を、標準棚板の下面から前方に突出する左右1対の取付ブラケット上に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の商品陳列装置。
【請求項3】
左右1対の取付ブラケットを、標準棚板に対し、着脱自在、かつ、左右方向に移動可能として取り付けてなる請求項1記載の商品陳列装置。
【請求項4】
補助棚板を、左右1対の取付ブラケットに対して着脱自在に取り付けてなる請求項2または3記載の商品陳列装置。
【請求項5】
標準棚板に、その下面から前方に突出する上下方向の角度が異なる取付ブラケットを、選択的に取り付けられるようにした請求項2〜4のいずれかに記載の商品陳列装置。
【請求項6】
補助棚板の前面に、名札差しを取り付けてなる請求項1〜5のいずれかに記載の商品陳列装置。
【請求項7】
取付ブラケットと補助棚板との間に、補助棚板を取付ブラケット上に載置し、かつ該補助棚板を取付ブラケットに対して前または後方向に移動させることにより、互いに係合し合い、補助棚板を取付ブラケットに対して止着可能な係合孔と係止用突起とを備える係止手段を設けてなる請求項2〜6のいずれかに記載の商品陳列装置。
【請求項8】
係合孔と係止用突起とのいずれか一方を前後方向に複数個設け、それにいずれか他方のものが、選択的に係合しうるようにした請求項7記載の棚板用オプション部品の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オープンショーケースや商品陳列棚等における標準の棚板の前端部に、補助棚板を前方に突出するようにして取り付けた商品陳列装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等において、オープンショーケースや商品陳列棚として標準的に設置されている棚板、すなわち標準棚板の前端部に、オプション部品としての補助棚板を取り付け、陳列棚のラインを変えることにより、客の眼を、強調したい商品に向かせることができるようにした陳列手段は従来から知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に記載されている補助棚板の取付構造では、補助棚板の後端部を標準棚板の前面に突き合わせ当接し、この突き合わせた状態で、補助棚板の後端部と標準棚板の前端部とを、前後方向から連結材で挟み込んで固定するようになっている。
【0004】
特許文献2に記載されている補助棚板の取付構造では、補助棚板の後端部に設けた多数の突起を、棚板本体の前部に設けた多数の孔に嵌挿して固定するようになっている。
【特許文献1】特開2000−325190号公報
【特許文献2】実用新案登録第3083540号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載されている補助棚板の取付構造では、補助棚板の後端部と標準棚板の前端部とを突き合わせ、標準棚板と同じ高さの位置から、補助棚板を前方に突出するようにしているので、補助棚板の後側となっている標準棚板上に、関連商品を陳列して販売をする場合に、後方の関連商品が、補助棚板上の商品で隠れて見えずらいという問題がある。また、標準棚板の前面に設けている名札差しが使えず、商品の名称や価格が表示できないという問題もある。
【0006】
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、標準棚板を使用しての商品販売と、補助棚板を使用しての商品販売を効果的に行うことができるようにするとともに、補助棚板を、標準棚板に、簡単な構造で、容易に着脱しうるようにした商品陳列装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)前面に名札差しを取り付けた標準棚板の前端部に、補助棚板を前方に突出させて取り付けた商品陳列装置において、前記補助棚板が標準棚板と段違いとなるように、前記標準棚板の名札差しよりも下方において、標準棚板に前記補助棚板を取り付ける。
【0008】
(2)上記(1)項において、補助棚板を、標準棚板の下面から前方に突出する左右1対の取付ブラケット上に取り付ける。
【0009】
(3)上記(1)項において、左右1対の取付ブラケットを、標準棚板に対し、着脱自在、かつ、左右方向に移動可能として取り付ける。
【0010】
(4)上記(2)または(3)項において、補助棚板を、左右1対の取付ブラケットに対して着脱自在に取り付ける。
【0011】
(5)上記(2)〜(4)項のいずれかにおいて、標準棚板に、その下面から前方に突出する上下方向の角度が異なる取付ブラケットを、選択的に取り付けられるようにする。
【0012】
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、補助棚板の前面に、名札差しを取り付ける。
【0013】
(7)上記(2)〜(5)項のいずれかにおいて、取付ブラケットと補助棚板との間に、補助棚板を取付ブラケット上に載置し、かつ該補助棚板を取付ブラケットに対して前または後方向に移動させることにより、互いに係合し合い、補助棚板を取付ブラケットに対して止着可能な係合孔と係止用突起とを備える係止手段を設ける。
【0014】
(8)上記(7)項において、係合孔と係止用突起とのいずれか一方を前後方向に複数個設け、それにいずれか他方のものが、選択的に係合しうるようにする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
【0016】
請求項1記載の発明によれば、標準棚板と段違いとなるようにして、補助棚板を標準棚板の名札差しよりも下方に取り付けているので、補助棚板が標準棚板の前側に取り付けられていても、標準棚板上に陳列されている商品を、補助棚板上に置かれた商品の上から見える状態にして陳列することができる。また、補助棚板上の商品を取り上げると標準棚板の名札差しが見えるため、標準棚板上の商品名称や価格がわかるようにすることができる。なお、補助棚板に名札差しを設けないで、補助棚板に標準棚板の商品と同じものを載置し、顧客にアピールする陳列方法も可能である。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、補助棚板を、標準棚板の下面から前方に突出する左右1対の取付ブラケット上に取り付けているので、標準棚板の前端部より前方に突出する補助棚板の強度が増し、補助棚板上に重量物を載置することも可能になる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、左右1対の取付ブラケットの着脱により、補助棚板を標準棚板に取り付けたり、取り外したりが、自由にできる。また、取付ブラケットを標準棚板に対して左右に移動させると、その取付ブラケットを移動させた位置に補助棚板を取り付けることができる。補助棚板が簡単に左右に移動できるため、時間帯や日替わりで陳列方法を変化させることが可能となり、陳列効果をさらに向上させることができる。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、左右1対の取付ブラケットに対して、補助棚板を着脱自在に取り付けることができるので、取付ブラケットと補助棚板との取り扱いが簡単になるとともに、組み合わせも自由になり、汎用性等が増す。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、標準棚板から前方へ突出する上下方向の角度が異なる取付ブラケットを使用することにより、補助棚板を標準棚板に対して水平に配置したり、前下がり傾斜状態、または前上向き傾斜状態で取り付けたりすることができ、陳列効果を向上させることができる。
【0021】
請求項6記載の発明によれば、補助棚板の前面に取り付けた名札差しを用いて、補助棚板上の商品名称や価格を表示したプライスカード等を取り付けることができる。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、取付ブラケット上に補助棚板を載置し、さらに補助棚板を前または後方向に移動させると、係合孔と係止用突起とが係合され、補助棚板を取付ブラケットに対して簡単に取り付けることができる。
【0023】
請求項8記載の発明によれば、互いに係合させる係合孔と係止用突起とを選択することにより、標準棚板に対する補助棚板の位置を、前後方向に調節して取り付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の要部構成を示す。
図1において、商品陳列装置(1)は、左右1対の支柱(2)(2)の前面に多数の係合孔(3)を上下方向に並べて設け、左右の任意の位置にある所望の係合孔(3)にそれぞれ棚板支持用ブラケット(4)のフック(図示略)を係止して取り付け、左右の棚板支持用ブラケット(4)(4)の上面に標準棚板(5)の両側部を支持させてある。標準棚板(5)の前端部(6)には、この標準棚板(5)の前方に突出するようにして、オプション部品(7)が着脱自在に取り付けられている。
【0025】
図2及び図3は、本発明の第1の実施形態の最も特徴としている標準棚板(5)とオプション部品(7)との連結構造を示し、図2は図1のII−II線拡大縦断側面図、図3は図2の要部分解斜視図である。
【0026】
標準棚板(5)は、1枚の鋼板を所定の形状に折り曲げてなる棚板本体(8)を有し、棚板本体(8)の前端から下方に向かって直角に折曲形成された前縁垂下片(9)と、前縁垂下片(9)の下端から後方に向かって直角に折曲形成された底面片(10)と、底面片(10)の後端から上方に向かって直角に折曲形成され、かつ上端と棚板本体(8)の下面との間に隙間(σ)を形成するようにした内側起立片(11)とが一体に形成されている。これら前縁垂下片(9)と底面片(10)と内側起立片(11)とにより、標準棚板(5)の前端部(6)の裏側に、上方が開口された左右方向を向く係合溝(12)が形成されている。
【0027】
標準棚板(5)の前縁垂下片(9)の前面には、商品名や価格等を表示したプライスカード等を取り付けるための名札差し(13)が取り付けられている。棚板本体(8)の前端部上面には、フロントガード(14)が取り付けられている。
【0028】
オプション部品(7)は、左右1対の取付ブラケット(15)(15)と、この1対の取付ブラケット(15)(15)を介して標準棚板(5)の前端部(6)下面に取り付けられる補助棚板(16)とにより構成されている。
【0029】
取付ブラケット(15)は、鋼板製であり、垂直の基片(17)と、基片(17)の下端から前方を向く取付片(18)とを有し、側面視ほぼL字状をなしている。基片(17)と取付片(18)とのなす角度(θ)は、第1の実施形態においては鈍角(図2参照)としてあるが、図4に示す第2の実施形態のように直角としたり、または鋭角(図示略)としたりすることもある。
【0030】
基片(17)の前端上部には、側面視下向き鉤形をなし、基部の下縁より上向きの係合溝(19)が設けられた側面視下向き鉤形をなす係止部(20)が連設されており、係合溝(19)に、標準棚板(5)における内側起立片(11)が係合するようにして、係止部(20)を、標準棚板(5)における係合溝(12)に係合させることにより、取付ブラケット(15)は、標準棚板(5)における前端部裏面に係止されている。
【0031】
基片(17)の上端面には、取付ブラケット(15)が標準棚板(5)に取り付けられたときに、棚板本体(8)の下面に圧接するようにした前後1対の上向きの突部(21)が設けられている。
【0032】
取付片(18)の中間部上縁には、下向きの切欠き(22)が設けられている。この切欠き(22)の前縁上部には、後方を向く係止用突起(23)が設けられている。
【0033】
第1の実施形態においては、切欠き(22)と係止用突起(23)とからなる係止部(24)は、取付片(18)の中間部上縁に1個だけ設けたものとしてあるが、例えば図4に示す第2の実施形態のように、取付片(18)の中間部上縁に、2個の係止部(24a)(24b)を、互いに前後方向に離間させて設けることもある。
【0034】
補助棚板(16)は、1枚の鋼板を所定の形状に折り曲げたものよりなり、補助棚板本体(16a)と、この補助棚板本体(16a)の前端より下方に向かって直角に垂下する前側垂下片(25)とを備えている。また、補助棚板本体(16a)の左右両側の下面には、それぞれ補助棚板本体(16a)の前後方向に延びるようにして、側面板(26)が各々固着されている。さらに、補助棚板(16)の前側垂下片(25)の前面には、商品名や価格等を表示したプライスカード等を取り付けるための名札差し(27)が取り付けられ、補助棚板本体(16a)の前端部上面には、フロントガード(28)が取り付けられている。
【0035】
側面板(26)は、補助棚板本体(16a)の下面に溶接等により固定された取付片(29)と、該取付片(29)の側縁から下方に向かって直角に折り曲げられてなる側片(30)とからなり、正面視倒立L字状をなしている。
【0036】
取付片(29)のやや後部には、前側垂下片(25)と平行をなすようにして、一部を下向きに切り起こして形成した係合部(31)が設けられている。
この係合部(31)は、取付ブラケット(15)における切欠き(22)に係合させるためのものであり、その一部には、取付ブラケット(15)における係止用突起(23)が嵌合する係合孔(32)が設けられている。
【0037】
次に、標準棚板(5)の前端部にオプション部品(7)を装着する手順を説明する。まず、左右の取付ブラケット(15)(15)を標準棚板(5)の前端部(6)に取り付ける。この際、図5に示すように、取付ブラケット(15)を、後方(または前方)から見て左右方向に傾倒し、係止部(20)が係合溝(12)の上方に、また係合溝(19)が内側起立片(11)の上方に位置するように、係止部(20)の前端を前縁垂下片(9)の裏面に当接させる。
【0038】
次いで、取付ブラケット(15)を、そのまま左右方向に移動させ、所望の位置で真下を向くように回動させると、係止部(20)が係合溝(12)内に係合されるとともに、内側起立片(11)が係合溝(19)内に係合され、かつ、突部(21)が棚板本体(8)の下面に当接される。
【0039】
したがって、係止部(20)と係合溝(12)との係合と、内側起立片(11)と係合溝(19)との係合、及び突部(21)と棚板本体(8)の下面との当接により、基片(17)の上端部が、標準棚板(5)の前端部の下面に係止されるとともに、標準棚板(5)の下方から取付片(18)が前方に突出した状態で、標準棚板(5)に取付ブラケット(15)が取り付けられる。取付後、取付ブラケット(15)は自重で保持される。
【0040】
なお、標準棚板(5)から取付ブラケット(15)を取り外すには、上記と逆の動作を行えば、簡単に取り外すことができる。また、取付位置を変える場合も、取付ブラケット(15)を左右方向に少し倒し、突部(21)と棚板本体(8)との当接を解除すると、取付ブラケット(15)を標準棚板(5)に対して左右方向に簡単に移動させることができる。
【0041】
このようにして、左右両側の取付ブラケット(15)(15)を、標準棚板(5)に対して取り付けた後、次に左右両側の取付ブラケット(15)(15)の上に跨るようにして補助棚板(16)を載置し、補助棚板(16)を取付ブラケット(15)の取付片(18)に取り付ける。このとき、補助棚板(16)における左右両側の係合部(31)が、各取付ブラケット(15)の切欠き(22)内にそれぞれ差し込まれるようにする。
【0042】
次いで、補助棚板(5)を取付ブラケット(15)に対して前側に引くと、係止用突起(23)が、各取付ブラケット(15)の係合孔(32)内に挿入係合され、補助棚板(16)が取付ブラケット(15)に対して固定された状態で取り付けられる。
なお、係止用突起(23)を、後側から前側に向かって形成することも可であり、この場合には、補助棚板(16)は取付ブラケット(15)に対して後側にスライド移動させる。
【0043】
このようにして取り付けられた補助棚板(16)は、取付ブラケット(15)の取付片(18)を、標準棚板(5)の下方から取付片(18)を前方に突出した状態にしていることから、図1及び図2に示すように、標準棚板(5)との間に段差が設けられて取り付けられる。この段差の大きさは、少なくとも補助棚板(16)の上面が、標準棚板(5)の前面に取り付けられている名札差し(13)よりも低い位置となるように設定される。なお、反対に、補助棚板(16)を取付ブラケット(15)から取り外すには、逆の操作を行えば取り外すことができる。
【0044】
したがって、この実施形態における構造によれば、補助棚板(16)が標準棚板(5)と段違いとなるようにして、標準棚板(5)の名札差し(13)よりも下方に取り付けられるので、補助棚板(16)が標準棚板(5)の前側に取り付けられていても、標準棚板(5)上に陳列されている商品(33a)を、補助棚板(16)上に置かれた商品(33b)の上から見えるように陳列することができる。また、補助棚板(16)上の商品(33b)を取り上げると標準棚板(5)の名札差し(13)が見えるため、標準棚板(16)上の商品名称や価格がわかるようにすることができる。
なお、補助棚板(16)に名札差し(13)を設けない場合には、補助棚板(16)に標準棚板(5)の商品と同じものを載置して、顧客にアピールする陳列方法等を採用することもできる。
【0045】
また、補助棚板(16)を、標準棚板(5)の下面から前方に突出する左右1対の取付ブラケット(15)上に取り付けてあるので、標準棚板(5)の前端部より前方に突出する補助棚板(16)の強度が増し、補助棚板(16)上に重量物を載置することも可能になる。
【0046】
さらに、左右1対の取付ブラケット(15)及び補助棚板(16)の着脱により、補助棚板(16)を標準棚板(5)に取り付けたり、取り外したりが自由にできる。また、取付ブラケット(15)を、係合溝(12)及び係合溝(19)内に係止部(20)及び内側起立片(11)を係合させたまま、標準棚板(5)に対して左右方向にスライド移動させると、その取付ブラケット(15)を移動させた位置に補助棚板(16)を取り付けることができるので、例えば、時間帯や日替わりで陳列方法を変化させる等も可能となり、陳列効果の向上と使い勝手の向上が図れる。また、取付ブラケット(15)と補助棚板(16)との組み合わせも自由になり、汎用性等が増す。
【0047】
また、補助棚板(16)の前面部にも名札差し(27)を取り付けているので、名札差し(27)を用いて、補助棚板(16)上の商品名称や価格を表示したプライスカード等を取り付けることができる。
【0048】
図6は、本発明の第3の実施形態を示す。
この商品陳列装置(1)は、左右1対の支柱(2)(2)の前面に、上下方向に離間する3段の標準棚板(5)を装着したものとしてある。
【0049】
上段の標準棚板(5)には、基片(17)と取付片(18)との角度(θ)を鈍角とし、かつ取付片(18)に1個の係止部(24)を設けた取付ブラケット(15)を使用して、補助棚板(16)が、標準棚板(5)の前端部に、段違い状として、かつ前下がり傾斜状態として取り付けられている。
【0050】
中段の標準棚板(5)には、基片(17)と取付片(18)との角度(θ)を直角とし、かつ、取付片(18)の長さが上段の取付ブラケット(15)のものに比べて長く、また取付片(18)に前後2個の係止部(24a)(24b)を設けた取付ブラケット(15)を使用して、補助棚板(16)が、標準棚板(5)の前端部に、その標準棚板(5)よりも下方に大きく下がった段違い状として、かつ水平として、取り付けられている。
【0051】
この中段の補助棚板(16)は、その係合部(31)を、後方の係止部(24b)に係合させているが、係合部(31)を、前方の係止部(24b)に係合させることにより、前後の係止部(24a)(24b)間の距離だけ前方に突出させて、標準棚板(5)の前端部に取り付けることができる。
【0052】
下段の標準棚板(5)には、基片(17)と取付片(18)との角度(θ)を直角とし、かつ、取付片(18)の長さを中段の取付ブラケット(15)のものに比べて短く、また取付片(18)に1個の係止部(24)を設けた取付ブラケット(15)を使用して、補助棚板(16)が、標準棚板(5)の前端部に、それに近い段違い状として、かつ水平として、取り付けられている。
【0053】
以上、本発明の3つの実施形態について説明したが、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、上記各実施形態に種々の変形や変更を、施すことが可能である。
例えば、上記実施形態の構造では、1個の補助棚板(16)を、左右1対の取付ブラケット(15)(15)をもって、標準棚板(5)の前端部に取り付けるようにしてあるが、1個の補助棚板(16)を、1個または3個以上の取付ブラケット(15)をもって、標準棚板(5)の前端部に取り付けるようにしてもよい。
また、名札差しを、標準棚板(5)の前面と補助棚板(16)の前面の両方に設けた構造を開示したが、いずれか一方に設けた構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の第1の実施形態である商品陳列装置の要部の斜視図である。
【図2】図1のII−II線拡大縦断側面図である。
【図3】図2の要部分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態において使用する取付ブラケットの側面図である。
【図5】取付ブラケットを標準棚板に取り付ける手順を説明する縦断背面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態である商品陳列装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
【0055】
(1)商品陳列装置
(2)支柱
(3)係合孔
(4)棚板支持用ブラケット
(5)標準棚板
(6)前端部
(7)オプション部品
(8)棚板本体
(9)前縁垂下片
(10)底面片
(11)内側起立片
(12)係合溝
(13)名札差し
(14)フロントガード
(15)取付ブラケット
(16)補助棚板
(16a)補助棚板本体
(17)基片
(18)取付片
(19)係合溝
(20)係止部
(21)突部
(22)切欠き
(23)係止用突起
(24)(24a)(24b)係止部
(25)前側垂下片
(26)側面板
(27)名札差し
(28)フロントガード
(29)取付片
(30)側片
(31)係合部
(32)係合孔
(33a)(33b)商品
(σ)隙間




 

 


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