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発明の名称 拡張天板付き机
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75286(P2007−75286A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−265655(P2005−265655)
出願日 平成17年9月13日(2005.9.13)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 桜木 直人
要約 課題
天板を複雑な形状とすることなく、その前端に形成した後方に凹入するコーナー部の作業領域を拡張しうるようにする。

解決手段
天板4、5の前端に形成した、後方に向かって平面視V字状に凹入するコーナー部6に、薄板状の上片7aの前縁に下向片7bを連設してなる拡張天板7を、下向片7bがコーナー部6を形成する天板4、5の左右前端5a、4aに斜めをなすようにして、下向片7bの左右の端部を、左右前端5a、4aにそれぞれ当接し、かつ上片7aが、コーナー部6の上方を覆うとともに、天板4、5の上面に載置されるようにして装着する。
特許請求の範囲
【請求項1】
天板の前端に形成した、後方に向かって平面視V字状に凹入するコーナー部に、薄板状の上片の前縁に下向片を連設してなる拡張天板を、前記下向片が前記コーナー部を形成する天板の左右前端に斜めをなすようにして、下向片の左右の端部を、前記左右前端にそれぞれ当接し、かつ前記上片が、前記コーナー部の上方を覆うとともに、天板の上面に載置されるようにして装着したことを特徴とする拡張天板付き机。
【請求項2】
下向片の下端に後向水平片を連設することにより、拡張天板の前端部を、側面視後向コ字状断面とし、その両側端部を、天板におけるコーナー部の左右の前端部に嵌合してなる請求項1記載の拡張天板付き机。
【請求項3】
拡張天板の上片の下面を、固定手段をもって天板の下面に固定してなる請求項1または2記載の拡張天板付き机。
【請求項4】
固定手段が、上片の下面に固着され、天板におけるコーナー部の左右前端に当接可能な左右1対の当接片及びこの両当接片の下端に連設された、天板のコーナー部の前端部下面に当接する挟持片よりなるL字形断面の取付片と、前記挟持片に下方より挿通される固定ねじと、天板の下面に設けられ、前記固定ねじの上端部が螺合されるめねじとからなるものである請求項3記載の拡張天板付き机。
【請求項5】
1対の当接片と、天板におけるコーナー部の左右前端とのなす角度を平面視において等しくしてなる請求項4記載の拡張天板付き机。
【請求項6】
挟持片に、後方に開口し、かつ天板の下面のめねじに螺合した固定ねじが摺動可能に挿通する長溝を設けた請求項4または5記載の拡張天板付き机。
【請求項7】
固定手段が、拡張天板の下面に固着され、天板におけるコーナー部の左右前端に当接可能な左右1対の当接片及びこの両当接片の下端に連設された、天板のコーナー部の前端部下方に位置する挟持片よりなるL字形断面の取付片と、前記挟持片に形成しためねじ孔に下方より螺合され、上端が天板の下面に当接する固定ねじとからなるものである請求項3記載の拡張天板付き机。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば2つの天板を平面視L字状に交差させて配置し、それらの前端の後方に向かって凹入するコーナー部の作業領域を拡張しうるようした拡張天板付き机(テーブルも含む)に関する。
【背景技術】
【0002】
OA機器や物品等の載置領域を拡大したり、大きな作業領域を確保したりするために、2つの天板における前端に形成された後方に向かって凹入するコーナー部の作業領域を拡張した机としては、例えば特許文献1及び2に記載されているものがある。
【特許文献1】実開平5−13234号公報(図5)
【特許文献2】特許第3092528号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1及び2に記載されている机においては、いずれも、一方の天板の前部側縁に天板拡張部を一体的に突設し、この天板拡張部を、2つの天板の交差部に形成された後方に向かって凹入するコーナー部に配置し、その部分の作業領域を拡張している。
そのため、天板拡張部を有する一方の天板の形状が複雑となり、その製作に多くの工数を要してコストが増大する。
【0004】
また、天板拡張部が一体的に突設されていると、この天板を、天板拡張部が不要な通常の天板と共通化できないという問題もある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、天板を複雑な形状とすることなく、その前端に形成した後方に凹入するコーナー部の作業領域を容易に拡張しうるようにし、天板の製作コストを低減しうるようにした拡張天板付き机を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)天板の前端に形成した、後方に向かって平面視V字状に凹入するコーナー部に、薄板状の上片の前縁に下向片を連設してなる拡張天板を、前記下向片が前記コーナー部を形成する天板の左右前端に斜めをなすようにして、下向片の左右の端部を、前記左右前端にそれぞれ当接し、かつ前記上片が、前記コーナー部の上方を覆うとともに、天板の上面に載置されるようにして装着する。
【0007】
(2)上記(1)項において、下向片の下端に後向水平片を連設することにより、拡張天板の前端部を、側面視後向コ字状断面とし、その両側端部を、天板におけるコーナー部の左右の前端部に嵌合する。
【0008】
(3)上記(1)または(2)項において、拡張天板の上片の下面を、固定手段をもって天板の下面に固定する。
【0009】
(4)上記(3)項において、固定手段が、上片の下面に固着され、天板におけるコーナー部の左右前端に当接可能な左右1対の当接片及びこの両当接片の下端に連設された、天板のコーナー部の前端部下面に当接する挟持片よりなるL字形断面の取付片と、前記挟持片に下方より挿通される固定ねじと、天板の下面に設けられ、前記固定ねじの上端部が螺合されるめねじとからなるものとする。
【0010】
(5)上記(4)項において、1対の当接片と、天板におけるコーナー部の左右前端とのなす角度を平面視において等しくする。
【0011】
(6)上記(4)または(5)項において、挟持片に、後方に開口し、かつ天板の下面のめねじに螺合した固定ねじが摺動可能に挿通する長溝を設ける。
【0012】
(7) 上記(3)項において、固定手段が、拡張天板の下面に固着され、天板におけるコーナー部の左右前端に当接可能な左右1対の当接片及びこの両当接片の下端に連設された、天板のコーナー部の前端部下方に位置する挟持片よりなるL字形断面の取付片と、前記挟持片に形成しためねじ孔に下方より螺合され、上端が天板の下面に当接する固定ねじとからなるものとする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、天板の前端に形成した後方に向かって凹入するV字状のコーナー部を、拡張天板により容易に、かつ体裁よく拡張し、その部分を、物品の載置領域や作業領域として有効に使用することができる。
【0014】
また、2つの天板を交差させてV字状のコーナー部を設ける際においても、コーナー部の作業領域を拡張天板を用いて拡張しうるので、従来のように、一方の天板に天板拡張部を一体的に突設するなどして、天板を複雑な形状とする必要はなく、その製作コストを低減しうるとともに、天板を、通常の定形をなす天板と共通化することもできる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、拡張天板の前端部の両側端部が、天板のコーナー部の左右の前端部に嵌合されているので、拡張天板の前端が上下方向にぐらつくのが防止される。
また、拡張天板の前方からの見栄えがよくなる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、拡張天板の上片の下面が、固定手段をもって天板の下面に固定されているので、固定手段が表面に露呈せず、机の体裁がよくなる。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、天板のコーナー部の左右前端に1対の当接片を当接させて拡張天板を位置決めしうるとともに、上片の下面と挟持片とにより、天板のコーナー部の前端部を上下により挟持した状態で、拡張天板を固定ねじにより天板の下面に固定しうるので、拡張天板の取付強度が大となる。
また、2つの天板を交差させてコーナー部を形成した際において、両天板の下面同士を拡張天板により連結しうるので、両天板の連結強度が大となる。
【0018】
請求項5記載の発明によれぱ、1対の当接片を天板のコーナー部の左右前端と当接させるだけで、拡張天板を極めて容易にかつ正確に位置決めして取付けることができる。
【0019】
請求項6記載の発明によれば、固定ねじをめねじに常時螺合しておき、これを弛めたり、締付けたりするだけで、拡張天板を簡単に着脱することができる。
【0020】
請求項7記載の発明によれば、天板の下面に、固定ねじを螺合するめねじを設ける必要がないので、その加工工数が削減されるともに、めねじと固定ねじとを整合させる必要がないので、拡張天板に多少の製作誤差等が生じていても、天板に拡張天板を、固定ねじにより容易に固定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の拡張天板付き机の前方斜視図で、机(1)は、側方に長い主机(2)と、その左側端部に前方を向くように配置された補助机(3)とからなり、それらの長方形をなす天板(4)(5)同士は、平面視L字状をなすように連結されて、両天板(4)(5)間が執務者の着座領域(S)となっている。
【0022】
天板(4)(5)同士が交差する前端(以下、図1の手前を前として説明する)に形成された、後方に向かって凹入する平面視90°のV字状をなすコーナー部(6)には、拡張天板(7)が取付けられている、
なお、コーナー部(6)のV字状をなす形状には、90°以下の鋭角及び90°以上180°以下の鈍角も含まれる。
【0023】
図2〜図4に示すように、拡張天板(7)は、例えば薄肉の鋼板により、コーナー部(6)の上方を所要の領域塞ぎうるとともに、両天板(4)(5)の上面に載置しうる大きさの方形平板状の上片(7a)と、その前縁に連設された、両天板(4)(5)の板厚とほぼ等しい上下寸法の下向片(7b)と、その下端より後向きに折曲された後向水平片(7c)とからなり、拡張天板(7)の前端部は、後向コ字状断面をなして、両側端部が両天板(4)(5)のコーナー部(6)の左右の前端部に嵌合しうるようになっている。後向水平片(7c)の両端部は、拡張天板(7)を取付ける際、両天板(4)(5)におけるコーナー部(6)の前端部下面と近接又は当接するようになっている。
【0024】
拡張天板(7)における両天板(4)(5)に載置される部分の下面には、、クッション及び滑り止め用の薄厚のゴムパッド(8)が複数固着されている。
【0025】
拡張天板(7)における前端寄りの両側部下面には、平面視における互いの挟角が、天板(4)(5)が直角に交差するコーナー部(6)の前端の角度とほぼ等しい90°となるように、両側端の角部付近から斜め45°方向を向くL字状断面の1対の取付片(9)(9)の上端の水平片(9a)が固着されている。
【0026】
両取付片(9)の垂直をなす当接片(9b)は、天板(4)(5)のコーナー部(6)の左右前端(5a)(4a)と当接しうるとともに、下端の水平をなす挟持片(9c)と拡張天板(7)の上片(7a)の下面とにより、天板(4)(5)におけるコーナー部(6)の左右の前端部を上下より挟持しうるようになっている。
【0027】
なお、上記両当接片(9b)を天板(4)(5)の前端と当接させた際、前縁の下向片(7b)の両側端も、天板(4)(5)の前端面と当接するようになっている。
【0028】
両取付片(9)の挟持片(9c)には、取付片(9)に対し斜め45°方向、すなわち補助天板(7)の取付方向である前後方向を向き、かつ後方に開口する長溝(10)(10)が、平面視において互いに平行をなすように形成されている。
【0029】
天板(4)(5)におけるコーナー部(6)の前端部下面には、取付片(9)の挟持片(9c)を、後記する固定ねじ(12)により固定するための埋込みナット(11)(11)が圧入されている。
天板(4)(5)が交差するコーナー部(6)に拡張天板(7)を取付けるには、その下向片(7b)を前として、コーナー部(6)に向かって挿入し、拡張天板(7)の上片(7a)の後部を、両天板(4)(5)の上面に載置するとともに、前端縁の下向片(7b)の両側端と、1対の取付片(9)の当接片(9b)とを、天板(4)(5)のコーナー部(6)の左右前端(5a)(4a)に斜めに当接させて、拡張天板(7)のコ字状をなす両側端部を両天板(4)(5)の前端部に嵌合し、かつ同時に、両取付片(9)の挟持片(9c)を天板(4)(5)の前端部下面に当接させる。
【0030】
ついで、図4に示すように、両挟持片(9c)に形成した長溝(10)に、手回し可能な固定ねじ(12)のおねじ部を下方より挿入し、これを、両天板(4)(5)の下面の埋込みナット(11)に螺合して締め付けることにより、両天板(4)(5)の前端部を拡張天板(7)の上片(7a)と挟持片(9c)とにより挟持する。
【0031】
これにより、拡張天板(7)は、図2に示すように、天板(4)(5)のコーナー部(6)に、その上方を一部覆うようにして取付けられ、直角に交差するコーナー部(6)が拡張されることにより、その部分を、物品の載置領域や作業領域として有効に使用することができる。
【0032】
また、拡張天板(7)を用いてコーナー部(6)の作業領域を拡張するため、従来のように、天板自体の側縁に天板拡張部を一体的に突設して作業領域を拡張する必要はなく、天板(4)(5)を複雑な形状とせずに通常の定形のものを使用しうるので、その製作コストが低減されるとともに、梱包や運搬等も容易となる。
【0033】
拡張天板(7)の上片(7a)の下面には、天板(4)(5)のコーナー部(6)の前端と等角をなす1対の取付片(9)(9)が固着され、その当接片(9b)を両天板(4)(5)の左右前端(5a)(4a)と当接させることにより、拡張天板(7)の取付位置を極めて容易にかつ正確に位置決めすることができる。
【0034】
また、取付片(9)の挟持片(9c)には、拡張天板(7)の取付方向を向くとともに、後方に開口する長溝(10)が設けられているため、固定ねじ(12)を埋込みナット(11)に常時螺合しておき、これを弛めたり、締付けたりするだけで、拡張天板(7)を簡単に着脱することができる。
【0035】
さらに、拡張天板(7)は、両天板(4)(5)の下面の埋込みナット(11)に、固定ねじ(12)により強固に固定されているため、天板(4)(5)同士の連結強度も大となる。
【0036】
図5は、拡張天板(7)の固定手段の変形例を示すもので、取付片(9)を若干厚肉として曲げ剛性を大とするとともに、天板(4)(5)の板厚よりも上下寸法を大とした当接片(9b)の下端に、挟持片(9c)を、天板(4)(5)の下面より若干離間するように連設し、この挟持片(9c)に穿設しためねじ孔(13)に固定ねじ(12)を螺合して、その上端を天板(4)(5)の下面に圧接させることにより、拡張天板(7)を固定するようにしたものである。
【0037】
このようにすると、固定ねじ(12)を螺合する埋込みナット(11)が不要となり、部品点数や取付工数が削減されるとともに、固定ねじ(12)と埋込みナット(11)とを整合させる必要もないので、拡張天板(7)に製作誤差が生じたり、取付片(9)の取付位置等に誤差が生じるなどしても、拡張天板(7)を容易に固定することができる。
【0038】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、天板(4)(5)を直角に交差するように配置し、そのコーナー部(6)の上方を、拡張天板(7)をもって、斜め45°をなすように覆っているが、その角度を変えれば、天板(4)(5)のいずれかの方向に偏倚させた状態で、拡張天板(7)をコーナー部(6)に取付けることもできる。
【0039】
この際には、その取付角度に対応させて、両取付片(9)の取付位置を変えればよい。
また、上記実施形態では、2つの天板(4)(5)を交差させて、それらのコーナー部(6)に拡張天板(7)を取付けているが、1つの天板の前端にV字状に凹入するコーナー部を形成し、その部分に拡張天板(7)を取付けることもある。
【0040】
上記実施形態では、拡張天板(7)を両天板(4)(5)上に載置しているため、それらの上面との間に段差が形成されるが、天板(4)(5)における拡張天板(7)が載置される部分の上面に、拡張天板(7)の板厚に相当する深さの凹部を形成すれば、天板(4)(5)の上面と補助天板との上面を同一面に整合させることができる。
埋込みナット(11)を省略し、両天板(4)(5)の下面にめねじを直接設けることもある。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の拡張天板付き机の一実施形態の前方斜視図である。
【図2】同じく、拡張天板取付部の拡大平面図である。
【図3】同じく、拡張天板の平面図である。
【図4】図2のIV−IV線拡大縦断側面図である。
【図5】拡張天板の固定手段の変形例を示す図2と同部位の縦断側面図である。
【符号の説明】
【0042】
(1)机
(2)主机
(3)補助机
(4)(5)天板
(4a)(5a)前端
(6)コーナー部
(7)拡張天板
(7a)上片
(7b)下向片
(7c)後向水平片
(8)ゴムパッド
(9)取付片
(9a)水平片
(9b)当接片
(9c)挟持片
(10)長溝
(11)埋込みナット(めねじ)
(12)固定ねじ
(13)めねじ孔




 

 


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