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発明の名称 照明装置付き学習机
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−75214(P2007−75214A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−264233(P2005−264233)
出願日 平成17年9月12日(2005.9.12)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 井澤 晶一
要約 課題
子供にとって操作し易いだけでなく、天板上面の作業スペースが狭められたり、誤って操作スイッチを押すおそれがなく、保護者が照明灯の点灯、消灯をある程度管理することができるようにした照明装置付き学習机を提供する。

解決手段
天板1上に、照明灯16を支持する照明灯支持手段21を設けるとともに、天板1上面の後部に、照明灯16への電源供給を制御する制御ボックス25を設け、かつ照明灯支持手段21における照明灯16の近傍に、リモートコントローラ19からの信号を受信する受信機20と、制御モードをリモコンモードと手動モードとに切り換えるための切換スイッチ18とを設け、さらに制御ボックス25に、照明灯16への電源供給をオン・オフする主電源スイッチ28を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
天板上に、天板の上面を照らす照明灯を、適宜の高さに支持する照明灯支持手段を設けるとともに、天板上面の後部に、前記照明灯への電源供給を制御する制御ボックスを設け、かつ前記照明灯支持手段に、リモートコントローラからの信号を受信する受信機と、制御モードを、前記リモートコントローラからの信号による照明灯のオン・オフ切換制御を可能とするリモコンモード、および手動操作による照明灯の点灯を可能とする手動モードに切り換えるための切換スイッチとを設け、さらに前記制御ボックスに、照明灯への電源供給をオン・オフする主電源スイッチを設けたことを特徴とする照明装置付き学習机。
【請求項2】
天板上に、棚板を所要高さに支持する上棚装置を設け、かつ制御ボックスを、前記棚板の下方の奥部に配設した請求項1記載の照明装置付き学習机。
【請求項3】
制御ボックスを、天板の後部上面に立設した背面板の前面に沿って、取付位置調節可能として設けた請求項1または2記載の照明装置付き学習机。
【請求項4】
背面板に、左右方向を向く長孔を設け、前記背面板の後面における長孔の上下の縁に係合する上向きおよび下向き係合片を有する裏当て材の中間部を、前記長孔に後方より、左右方向に摺動可能として嵌合し、かつ制御ボックスの後面にねじ止めした請求項3記載の照明装置付き学習机。
【請求項5】
切換スイッチを、照明灯支持手段における照明灯よりも後方で、かつそれよりも下方に、前方に向けて設けた請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置付き学習机。
【請求項6】
リモートコントローラを、赤外線発射式のものとし、リモートコントローラから発射された赤外線を受光する受光素子とした受信機を、照明灯支持手段における照明灯の前上部を覆うシェードの前端部に設けた請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置付き学習机。
【請求項7】
リモートコントローラを、照明灯の照度を切り換える照度切換信号を発射しうるものとし、切換スイッチがリモコンモード側に切り換えられているとき、受信機が前記照度切換信号を受信することにより、照明灯の照度を切り換えるようにした請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置付き学習机。
【請求項8】
切換スイッチを、手動操作モード側において、照度の大小を定めた複数の照度選択位置に切り換え可能とし、切換スイッチを、各照度選択位置に停止させたとき、照明灯がその指定された照度で点灯されるようにした請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置付き学習机。
【請求項9】
制御ボックスに、コンセントおよびブレーカを設け、照明装置とコンセントとに流れる電流値の和が、設定値を超えたときに、前記ブレーカが切れるようにした請求項1〜8のいずれかに記載の照明装置付き学習机。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置付き学習机に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の学習机においては、天板の後部に上棚装置を設けるとともに、この上棚装置の前面に、照明灯を、棚への書籍等の出し入れの妨げとならないように配設し、かつ、照明灯用の操作スイッチを、上棚装置における最下段の棚板の中央部の下方に配設したスイッチボックスの前面に設けたり(例えば特許文献1参照)、同じく最下段の棚板の一側部の下方に配設したスイッチボックスの前面に設けたりしている(例えば特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2000−295746号公報
【特許文献2】特開平8−45619号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、特許文献1および2に記載されているものは、いずれも、操作スイッチを前方に配設すると、天板上面の作業スペースが狭められるとともに、学習中に、誤って操作スイッチを押すおそれがある。
また、操作スイッチを後方に配設すると、子供の手が届かず、操作しづらい。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、子供にとって操作し易いだけでなく、天板上面の作業スペースが狭められたり、学習中に、誤って操作スイッチを押すおそれもなく、しかも、保護者が、照明灯の点灯、消灯をある程度管理することができるとともに、その際の操作性をよくすることができるようにした照明装置付き学習机を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 天板上に、天板の上面を照らす照明灯を、適宜の高さに支持する照明灯支持手段を設けるとともに、天板上面の後部に、前記照明灯への電源供給を制御する制御ボックスを設け、かつ前記照明灯支持手段に、リモートコントローラからの信号を受信する受信機と、制御モードを、前記リモートコントローラからの信号による照明灯のオン・オフ切換制御を可能とするリモコンモード、および手動操作による照明灯の点灯を可能とする手動モードに切り換えるための切換スイッチとを設け、さらに前記制御ボックスに、照明灯への電源供給をオン・オフする主電源スイッチを設ける。
【0006】
(2) 上記(1)項において、天板上に、棚板を所要高さに支持する上棚装置を設け、かつ制御ボックスを、前記棚板の下方の奥部に配設する。
【0007】
(3) 上記(1)または(2)項において、制御ボックスを、天板の後部上面に立設した背面板の前面に沿って、取付位置調節可能として設ける。
【0008】
(4) 上記(3)項において、背面板に、左右方向を向く長孔を設け、前記背面板の後面における長孔の上下の縁に係合する上向きおよび下向き係合片を有する裏当て材の中間部を、前記長孔に後方より、左右方向に摺動可能として嵌合し、かつ制御ボックスの後面にねじ止めする。
【0009】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、切換スイッチを、照明灯支持手段における照明灯よりも後方で、かつそれよりも下方に、前方に向けて設ける。
【0010】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、リモートコントローラを、赤外線発射式のものとし、リモートコントローラから発射された赤外線を受光する受光素子を、照明灯支持手段における照明灯の前上部を覆うシェードの前端部に設ける。
【0011】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、リモートコントローラを、照明灯の照度を切り換える照度切換信号を発射しうるものとし、切換スイッチがリモコンモード側に切り換えられているとき、受信機が前記照度切換信号を受信することにより、照明灯の照度を切り換えるようにする。
【0012】
(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、切換スイッチを、手動操作モード側において、照度の大小を定めた複数の照度選択位置に切り換え可能とし、切換スイッチを、各照度選択位置に停止させたとき、照明灯がその指定された照度で点灯されるようにする。
【0013】
(9) 上記(1)〜(8)項のいずれかにおいて、制御ボックスに、コンセントおよびブレーカを設け、照明装置とコンセントとに流れる電流値の和が、設定値を超えたときに、前記ブレーカが切れるようにする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、切換スイッチをリモコンモードとしているときは、リモートコントローラにより、照明灯をオン・オフできるので、子供でも、簡単に照明灯を点灯したり消灯したりすることができるだけでなく、天板上面の作業スペースが狭められたり、学習中に、誤って操作スイッチを押すおそれもない。
また、子供が、リモートコントローラをいたずらして、照明灯をオン・オフさせるような場合は、保護者が、切換スイッチを手動操作モードに切り換えるか、または主電源スイッチを切ることにより、リモートコントローラによる照明灯の点灯、消灯を不能とし、手動操作のみで、照明灯をオン・オフしうるようにすることができる。このとき、切換スイッチは、照明灯支持手段に配設されており、また制御ボックスにおける主電源スイッチも、天板上の奥まったところに配設されているので、子供には手が届きにくく、それらがいたずらされるおそれは小さい。
したがって、子供が本来の使用者である場合にも、保護者が、照明灯の点灯、消灯をある程度管理することができ、しかも、その際の操作性もよい。
【0015】
請求項2記載の発明によると、天板上に、棚板を所要高さに支持する上棚装置を設け、制御ボックスを、その棚板の下方の奥部に配設してあるので、大人には、制御ボックスの主電源スイッチを操作できるが、子供は主電源スイッチに手が届きにくく、主電源スイッチが、いたずらや不注意により操作されるおそれを減少することができるとともに、天板上面を広くして使用することができる。
【0016】
請求項3記載の発明によると、制御ボックスを、天板の後部上面に立設した背面板の前面に沿って、取付位置調節可能として設けてあるので、天板上に載置して使用するパソコンその他の机上載置物のレイアウトの変更等に応じて、自由に左右方向の位置を変更することができるので、使い勝手がよい。
【0017】
請求項4記載の発明によると、制御ボックスを、背面板に設けた長孔に沿って、左右方向の任意の位置まで簡単に移動させることができ、しかも、構造が簡単で、安価に製造することができる。
【0018】
請求項5記載の発明によると、切換スイッチを、照明灯支持手段における照明灯よりも後方で、かつそれよりも下方に、前方に向けて設けてあるので、大人にとっては、切換スイッチを操作しやすいが、子供にとっては、切換スイッチに手が届きにくく、切換スイッチが、いたずらや不注意により操作されるおそれを減少することができるとともに、天板上面を広く使用することができる。
【0019】
請求項6記載の発明によると、受信機を、リモートコントローラから発射された赤外線を受光する受光素子として、それを照明灯支持手段における照明灯の前上部を覆うシェードの前端部に設けてあるので、リモートコントローラからの信号を、照明灯からの光線に妨げられることなく、確実にキャッチすることができる。
【0020】
請求項7記載の発明によると、リモートコントローラにより、照明灯を点灯したり消灯したりするだけでなく、照明灯の照度、すなわち明るさを変更することができる。
【0021】
請求項8記載の発明によると、1個の切換スイッチだけで、リモコンモードと手動操作モードとの切換と、手動操作モードとしたときの照明灯の照度の選択とを行うことができるので、構造を簡素化できるとともに、操作も簡単となる。
【0022】
請求項9記載の発明によると、コンセントに、机上に載置する他の電気機器の給電コードを接続して、それらの電気機器に給電できるので、利便性が増すとともに、それらの電気機器と照明灯とに流れる電流値の和が、設定値を超えたときに、ブレーカが切れるので、安全性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、この学習机は、水平の天板(1)を、袖箱(2)と側脚(3)と背面板(図示略)とによって支持してなる机本体(A)と、その天板(1)の後部上面に設けた上棚装置(B)とからなっている。
【0024】
図1〜図3に示すように、上棚装置(B)は、天板(1)の後部両側部に立設した左右1対の側板(4)(4)と、両側板(4)(4)の後端に左右の端部が固着され、かつ天板(1)の後部より起立する上下2段の背面板(5)(6)と、両側板(4)(4)および背面板(5)(6)によって支持された上下2段の水平の棚板(7)(8)(8)(下段のものは左右に2分割されている)と、上段の棚板(7)の中央部の上方に起立するようにして、後端が上段の背面板(5)の前面に固着された固定仕切板(9)と、下段の左右の棚板(8)(8)の間を通って、天板(1)の後部中央より起立するようにして、後端が下段の背面板(6)の前面に固着された固定仕切板(10)とを、基本構造として備えている。
【0025】
下段の背面板(6)の前面中央には、照明支柱(11)が、2本の固定ねじ(12)(12)をもって、固定仕切板(10)とともに、背面板(6)に共締めされるとともに、1本の固定ねじ(13)をもって、単独で背面板(6)にねじ止めされている。
照明支柱(11)の上端には、前方を向く照明支持アーム(14)が設けられ、照明支持アーム(14)の前部には、照明灯ホルダ(15)が、所要範囲だけ前後動可能として装着されている。
【0026】
照明灯ホルダ(15)には、左右方向を向く複数の蛍光灯からなる照明灯(16)と、その上方と前方とを覆うシェード(17)と、切換スイッチ(18)と、リモートコントローラ(19)から発射された信号を受信する受信機(20)とが設けられている。
しかして、上棚装置(B)における下段の背面板(6)、照明支柱(11)、照明支持アーム(14)、照明灯ホルダ(15)等により、天板(1)の上面を照らす照明灯(16)を、天板(1)の上面から適宜の高さに支持する照明灯支持手段(21)が形成されている。
【0027】
切換スイッチ(18)は、照明灯ホルダ(15)における照明灯(16)より後方で、かつその下方の前面に、前下方を向くようにして設けられ、リモートコントローラ(19)からの信号による照明灯(16)のオン・オフ切換制御を可能とするリモコン待機位置(リモコンモード)(R)と、手動操作により、照明灯(16)を省エネ状態(例えば21W)で点灯させる手動点灯位置(手動操作モード)(M1)と、照明灯(16)を最大照度(例えば32W)で点灯させる手動点灯位置(手動操作モード)(M2)との3位置に切り換え可能となっている。
【0028】
この例では、切換スイッチ(18)のリモコン待機位置(R)は、手動操作のオフ位置となるように設定してある。
また、手動点灯位置(手動操作モード)(M1)(M2)は、照明灯(16)の照度を3段階以上に切り換え可能としたときは、それに対応して、3位置以上に切り換え可能とし、切換スイッチ(18)を、その3位置のいずれかに停止させたとき、照明灯(16)が、その指定された照度で点灯されるようにすることもできる。
【0029】
リモートコントローラ(19)は、この例では、図1および図6に示すように、オン・オフ切り換えボタン(19a)と照度切り換えボタン(19b)とを備えており、各ボタン(19a)(19b)を押す度毎に、赤外線発光部(19c)から、互いに波長の異なる赤外線が発射されるようになっている。
【0030】
受信機(20)は、リモートコントローラ(19)から発射された互いに波長の異なる2種類の赤外線の一方のみを受光する受光素子(20a)と、他方のみを受光する受光素子(20b)とを備え、それらが前下方を向くようにして、照明灯(16)の前上部を覆うシェード(17)の前端中央部下面に取り付けられている。
【0031】
下段の背面板(6)における下端より若干上方の部分と、下段の棚板(8)より若干上方の部分とには、それぞれ背面板(6)の中央部において離間された左右方向を向く2個の等高の長孔(22)(22)と、背面板(6)のほぼ全幅に亘る左右方向の連続した1個の長孔(23)とが設けられている。
また、上段の背面板(5)における上段の棚板(7)より若干上方の部分にも、背面板(6)のほぼ全幅に亘る左右方向の連続した1個の長孔(24)が設けられている。
【0032】
天板(1)の後部上面と、上棚装置(B)における最下段の棚板(8)との間の空間(S)において、その後方を覆う背面板(6)の前面には、制御ボックス(25)が、左右方向に取付位置変更可能として装着されている。
具体的には、図4に示すように、背面板(6)の後面における右下の長孔(22)の上下の縁に係合する上向きおよび下向き係合片(26a)(26b)を有する裏当て材(26)における側面視コ字状の中間部(26c)を、長孔(22)に後方より、左右方向に摺動可能として嵌合し、かつ制御ボックス(25)の後面に、固定ねじ(27)をもってねじ止めすることにより、制御ボックス(25)は、長孔(22)に沿って左右方向に移動可能として、背面板(6)に装着されている。
【0033】
固定ねじ(27)を制御ボックス(25)に螺締することにより、制御ボックス(25)が背面板(6)に締着されるようにした場合は、制御ボックス(25)の取付位置を変更させたいときだけ、固定ねじ(27)を若干緩めてやれば、制御ボックス(25)を軽力で左右方向に移動させることができる。
また、裏当て材(26)の中間部(26c)を、固定ねじ(27)をもって、制御ボックス(25)の後面に締着したとき、制御ボックス(25)の後面と、裏当て材(26)における上向きおよび下向き係合片(26a)(26b)の前面との間の距離が、背面板(6)の板厚より若干大となるようにしておけば、制御ボックス(25)を、常に軽力で左右方向に移動させることができる。
【0034】
制御ボックス(25)の前面には、照明灯(16)への電源供給をオン・オフする主電源スイッチ(28)と、複数のコンセント口(29)(29)と、制御ボックス(25)内を流れる電流が、予め定めた設定値を超えたことを検出して、給電を停止させるブレーカ(30)とが設けられている。
【0035】
制御ボックス(25)の上面後部には、凹入段部(25a)が設けられ、そこには、照明灯(16)の給電プラグ(31)を接続するためのコンセント口(32)と、制御ボックス(25)自体への給電コード(33)を接続するためのコンセント口(34)とが設けられている。
【0036】
これらの電気機器の配線関係は、図6に模式的に示す如くである。
図6から明らかなように、ブレーカ(30)は、主電源スイッチ(28)と複数のコンセント口(29)(29)との分岐点より電源側に設けられ、主電源スイッチ(28)と複数のコンセント口(29)(29)とに流れる電流値の和が、設定値を超えたときに、それらへの給電をすべて停止するようになっている。
【0037】
主電源スイッチ(28)は、コンセント口(32)に接続した給電プラグ(31)を介して、切換スイッチ(18)に接続され、切換スイッチ(18)は、受信機(20)を介する経路と、直接の経路とを介して、照明灯ホルダ(15)に内蔵したトランス(図示略)等に接続されている。
【0038】
主電源スイッチ(28)をオンとした状態で、切換スイッチ(18)を、手動点灯位置(M1)(M2)のいずれかの位置にセットすると、それらに定められた照度(例えば、21W、または32W)で、照明灯(16)を点灯させることができる。そのとき、リモートコントローラ(19)をどのように操作しても、状態は変わらない。
その状態から、切換スイッチ(18)を、リモコン待機位置(R)に切り換えると、照明灯(16)は消灯される。
その後、リモートコントローラ(19)のオン・オフ切り換えボタン(19a)を一度押すと、照明灯(16)が点灯され、二度押すと、照明灯(16)が消灯され、三度目以降は、同様に、オン、オフが交互に繰り返される。
【0039】
リモートコントローラ(19)の操作で、照明灯(16)が点灯されたときの最初の照度は、予め定めてある。
リモートコントローラ(19)の操作により、照明灯(16)が点灯されている状態で、リモートコントローラ(19)の照度切り換えボタン(19b)を1回押す度毎に、照明灯(16)の照度は、明から暗、暗から明と、順次交互に繰り返される。
【0040】
図2および図5に示すように、左方の棚板(8)の下方の空間(S)には、その空間(S)を左右方向に仕切る可動仕切板(35)の後端に設けた上向き鉤状の係止片(36)を、背面板(6)の前方より左下の長孔(22)に挿通し、かつ背面板(6)の後面における長孔(22)の上縁に係合させるとともに、可動仕切板(35)の後端下部を、背面板(6)の前面に当接させることにより、可動仕切板(35)が、背面板(6)に、左右方向に取付位置変更可能として装着されている。
この例では、可動仕切板(35)の後面と、係止片(36)との間に、後片(37a)を前片(37b)より高くした側面視上向きコ字状の左右方向を向く係合枠片(37)を設け、これを長孔(22)の上縁に下方より係合させることにより、可動仕切板(35)を、左右方向にぐらつくことなく、背面板(6)に強固に係合しうるようにしてある。
【0041】
可動仕切板(35)は、図5に想像線で示すように、前上向き傾斜させた状態で、係止片(36)および係合枠片(37)を、長孔(22)に前方より挿入し、次いで前部を下向きに回動させつつ、係止片(36)および係合枠片(37)を、長孔(22)の上縁に係合させることにより、背面板(6)における長孔(22)の左右方向の任意の位置に、簡単に装着することができるとともに、上記と逆の要領で、簡単に取り外すことができる。
【0042】
図2に示す例では、左方の長孔(22)に2個の可動仕切板(35)(35)を装着するとともに、下段の棚板(8)の直上の長孔(23)に3個の可動仕切板(35)(35)(35)を装着し、さらに、上段の棚板(7)の直上の長孔(24)に2個の可動仕切板(35)(35)を装着してある。しかし、そのレイアウトは自由に変更することができるとともに、制御ボックス(25)を、左方の長孔(22)側に付け替えた場合には、右方の長孔(22)側に付け替えてもよい。
また、制御ボックス(25)は、裏当て材(26)を一旦外すことにより、左方の長孔(22)だけでなく、下段の棚板(8)の直上の長孔(23)や、上段の棚板(7)の直上の長孔(24)における任意の位置にも付け替えることができる。
【0043】
この例では、下段の右方の棚板(8)の下面に、左右1対の小引出し(38)(38)を設けてあり、制御ボックス(25)は、この小引出し(38)の下面と干渉しない程度の高さとしてある。
【0044】
この実施形態においては、切換スイッチ(18)をリモコン待機位置(R)としているときは、リモートコントローラ(19)により、照明灯(16)をオン・オフできるので、子供でも、簡単に照明灯(16)を点灯したり消灯したりすることができるだけでなく、天板(1)の上面の作業スペースが狭められたり、学習中に、誤って操作スイッチを押したりするおそれはない。
【0045】
また、子供が、リモートコントローラ(19)をいたずらして、照明灯(16)をオン・オフさせるような場合は、保護者が、切換スイッチ(18)を手動点灯位置(M1)(M2)のいずれかに切り換えるか、または主電源スイッチ(28)を切ることにより、リモートコントローラ(19)による照明灯(16)の点灯、消灯を不能とし、手動操作のみで、照明灯をオン・オフすることができる。このとき、切換スイッチ(18)は、照明灯(16)の近傍に配設されており、また制御ボックス(25)における主電源スイッチ(28)も、天板(1)上の奥まったところに配設されているので、子供には手が届きにくく、それらがいたずらされるおそれは小さい。
したがって、子供が本来の使用者である場合にも、保護者が、照明灯(16)の点灯、消灯をある程度管理することができ、しかも、その際の操作性もよい。
さらに、発明の効果として上述したような効果を奏することができる。
【0046】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことも可能である。
例えば、上棚装置(B)の上半部、すなわち、左右の側板(4)(4)の上半部と上段の背面板(5)と上段の棚板(7)と固定仕切板(9)とを省略して実施したり、さらに、上棚装置(B)全体を省略し、照明灯支持手段(21)である照明支柱(11)と、制御ボックス(25)とを、適宜の取付具(図示略)により、直接天板(1)の後部に取り付けて実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の一実施形態の一部を省略して示す斜視図である。
【図2】同じく、上棚装置の正面図である。
【図3】図2のIII−IIIに沿う拡大縦断側面図である。
【図4】図3のIV部の拡大縦断側面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う拡大縦断側面図である。
【図6】電気系統を模式的に示す配線図である。
【符号の説明】
【0048】
(A)机本体
(B)上棚装置
(R)リモコン待機位置(リモコンモード)
(M1)(M2)手動点灯位置(手動操作モード)
(S)空間
(1)天板
(2)袖箱
(3)側脚
(4)側板
(5)(6)背面板
(7)(8)棚板
(9)(10)固定仕切板
(11)照明支柱
(12)(13)固定ねじ
(14)照明支持アーム
(15)照明灯ホルダ
(16)照明灯
(17)シェード
(18)切換スイッチ
(19)リモートコントローラ
(19a)オン・オフ切り換えボタン
(19b)照度切り換えボタン
(19c)赤外線発光部
(20)受信機
(20a)(20b)受光素子
(21)照明灯支持手段
(22)(23)(24)長孔
(25)制御ボックス
(25a)凹入段部
(26)裏当て材
(26a)上向き係合片
(26b)下向き係合片
(26c)中間部
(27)固定ねじ
(28)主電源スイッチ
(29)コンセント口
(30)ブレーカ
(31)給電プラグ
(32)コンセント口
(33)給電コード
(34)コンセント口
(35)可動仕切板
(36)係止片
(37)係合枠片
(37a)後片
(37b)前片
(38)小引出し




 

 


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