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商品陳列装置 - 株式会社岡村製作所
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発明の名称 商品陳列装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−50168(P2007−50168A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−238677(P2005−238677)
出願日 平成17年8月19日(2005.8.19)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 佐藤 寿一
要約 課題
ストッカーのない既設の商品陳列装置にも、引出し式のストッカーを、後から簡単に着脱しうるとともに、ストッカーを取り外した後に、ベース脚等に加工痕が残存することがなく、体裁よく使用しうるようにした商品陳列装置を提供する。

解決手段
支柱の下端より前方に延出するベース脚2の内側面に、レール支持ブラケット10を着脱可能に装着し、レール支持ブラケット10の内側面に、係合孔21、22を、またサスペンションレール23における固定レール24の外側面に、係合孔21、22に係合する係合片27、28を設けることにより、レール支持ブラケット10をもって、サスペンションレール23を支持し、サスペンションレール23における可動レール25により、ストッカー9の両側部を、前方に引き出し可能に支持する。
特許請求の範囲
【請求項1】
左右1対の支柱の下端より前方に延出するベース脚の内側面に、レール支持ブラケットを着脱可能に装着し、前記レール支持ブラケットの内側面と、サスペンションレールにおける固定レールの外側面との対向面のいずれか一方に係合孔を、また他方に、前記係合孔に係合する係合片を設けることにより、前記レール支持ブラケットをもって、前記サスペンションレールを支持し、前記サスペンションレールにおける固定レールに、前後方向に摺動自在に装着した可動レールにより、ストッカーの両側部を、前方に引き出し可能に支持したことを特徴とする商品陳列装置。
【請求項2】
レール支持ブラケットを、その内側板とベース脚の内側面との間に空隙が形成されるようにして、ベース脚の内側面に装着し、前記内側板に設けた係合孔に係合するようにして、固定レールに設けた係合片が、前記空隙内に収容されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の商品陳列装置。
【請求項3】
レール支持ブラケットの前端部に、内方を向く係合片を連設し、この係合片の後面に、ストッカーに設けた施錠装置の施解錠操作により、ストッカーより外側方に進退するデッドボルトが係脱するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の商品陳列装置。
【請求項4】
レール支持ブラケットの前端部に、外側方を向く位置決め用の突片を設け、この突片を、ベース脚の前端に当接させて、レール支持ブラケットをベース脚の内側面にねじ止めしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の商品陳列装置。
【請求項5】
レール支持ブラケットの内側板に、前後1対の係合孔を設け、かつ固定レールの外側面に、一方の係合孔の前後いずれかの縁に係合する係合片と、他方の係合孔の下縁に係合する係合片とを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の商品陳列装置。
【請求項6】
サスペンションレールが、固定レールと可動レールとの間に、中間レールが配設され、中間レールと、固定レールおよび可動レールとの間に、転動体を設けたものよりなる請求項1〜5のいずれかに記載の商品陳列装置。
【請求項7】
ストッカーの両側面に、前後1対の水平片を設け、可動レールの上面に、一方の水平片の前後いずれかの縁に係合する係合片と、他方の水平片に設けた係合孔に下方より嵌合する上向き突片を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の商品陳列装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、下端部に、引出し式のストッカーを装着しうるようにした商品陳列装置に関する。
【背景技術】
【0002】
書籍用の商品陳列棚には、多段状の棚板の最下段に、他の棚板より奥行きの大きいステージ天板を配設し、その下方に、引出し式のストッカーを設けたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この従来の商品陳列棚においては、ステージ天板を、左右1対の側板と、その前方に配設した左右1対の前脚とにより支持し、前脚の内側面に固着した前後方向を向くレールにより、ストッカーの両側を引出し可能に支持し、前脚の外側面を化粧用のエンドカバーにより覆っている。
【0004】
また、左右1対の支柱の前面に、複数の棚板を、ブラケットを介して、多段状に架設し、両支柱の下端部より前方に延出する左右1対のベース脚間と、最下段の棚板との間に、キャスタ付きのストッカーを出し入れしうるようにした商品陳列棚もある(例えば特許文献2参照)。
この商品陳列棚においては、ベース脚の前端部、またはベース脚の前端に連設した継足脚の前端部に、ストッカーの出し入れを案内する案内ローラが設けられている。
【特許文献1】特開2003−250673号公報
【特許文献2】特開2000−201782号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されている商品陳列棚は、ストッカーを設けないタイプのものとの互換性を考慮していないため、ストッカーを設けないようにしたい場合には、改めて設計し直さなければならない。
また、特許文献2に記載されている商品陳列棚は、ストッカーを設けないタイプのものに変更したとき、ベース脚に、案内ローラの取付孔が残存するとともに、前端の継足脚嵌合孔を、閉塞部材により閉塞しなければならない。
したがって、ストッカー収納部のない既設の商品陳列棚等の商品陳列装置に、ストッカー収納部を後から追加したり、取り外したりしうるようにすることは、上記特許文献1および2のいずれからも想到しえないところである。
【0006】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、ストッカーのない既設の商品陳列装置にも、引出し式のストッカーを、後から簡単に追加したり、取り外したりしうるとともに、ストッカーを取り外した後に、ベース脚等に加工痕が残存することがなく、体裁よく使用しうるようにした商品陳列装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右1対の支柱の下端より前方に延出するベース脚の内側面に、レール支持ブラケットを着脱可能に装着し、前記レール支持ブラケットの内側面と、サスペンションレールにおける固定レールの外側面との対向面のいずれか一方に係合孔を、また他方に、前記係合孔に係合する係合片を設けることにより、前記レール支持ブラケットをもって、前記サスペンションレールを支持し、前記サスペンションレールにおける固定レールに、前後方向に摺動自在に装着した可動レールにより、ストッカーの両側部を、前方に引き出し可能に支持する。
【0008】
(2) 上記(1)項において、レール支持ブラケットを、その内側板とベース脚の内側面との間に空隙が形成されるようにして、ベース脚の内側面に装着し、前記内側板に設けた係合孔に係合する、固定レールに設けた係合片が、前記空隙内に収容されるようにする。
【0009】
(3) 上記(1)または(2)項において、レール支持ブラケットの前端部に、内方を向く係合片を連設し、この係合片の後面に、ストッカーに設けた施錠装置の施解錠操作により、ストッカーより外側方に進退するデッドボルトが係脱するようにする。
【0010】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、レール支持ブラケットの前端部に、外側方を向く位置決め用の突片を設け、この突片を、ベース脚の前端に当接させて、レール支持ブラケットをベース脚の内側面にねじ止めする。
【0011】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、レール支持ブラケットの内側板に、前後1対の係合孔を設け、かつ固定レールの外側面に、一方の係合孔の前後いずれかの縁に係合する係合片と、他方の係合孔の下縁に係合する係合片とを設ける。
【0012】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、サスペンションレールが、固定レールと可動レールとの間に、中間レールが配設され、中間レールと、固定レールおよび可動レールとの間に、転動体を設けたものよりなるものとする。
【0013】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、ストッカーの両側面に、前後1対の水平片を設け、可動レールの上面に、一方の水平片の前後いずれかの縁に係合する係合片と、他方の水平片に設けた係合孔に下方より嵌合する上向き突片を設ける。
【発明の効果】
【0014】
請求項1記載の発明によると、ベース脚にレール支持ブラケットを着脱可能に装着し、このレール支持ブラケットに、ストッカーを引き出し可能に支持するサスペンションレールを取り付けるようにしてあるので、ベース脚自体に、サスペンションレールを取り付けるための加工を施したり、ベース脚を、ストッカー取付用の専用のものと交換したりする必要がなく、ストッカーを取り付けるものと、そうでないものとに、同一のベース脚を共通して用いることができる。
また、レール支持ブラケットを、既設の商品陳列装置におけるベース脚に装着することにより、ストッカーのない既設の商品陳列装置にも、引出し式のストッカーを、後から簡単に追加したり、取り外したりしうるとともに、ストッカーを取り外した後に、ベース脚等に加工痕が残存することがなく、ベース脚等を、元の状態に戻して、体裁よく使用することができる。
【0015】
請求項2記載の発明によると、レール支持ブラケットにおける内側板とベース脚の内側面との間に空隙が形成されるようにし、この空隙に、内側板に設けた係合孔に係合した固定レール側の係合片が収容されるようにしてあるので、ベース脚に、係合片を収容するための係合孔等を設ける必要をなくすことができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0016】
請求項3記載の発明によると、レール支持ブラケットの前端部に、内方を向く係合片を連設し、この係合片の後面に、ストッカーに設けた施錠装置の施解錠操作により、ストッカーより外側方に進退するデッドボルトが係脱するようにしてあるので、レール支持ブラケットに、施錠装置の一部品を一体化することができ、部品点数の削減、および構造の簡素化を図ることができる。
【0017】
請求項4記載の発明によると、位置決め用の突片を、ベース脚の前端に当接させて、レール支持ブラケットをベース脚の内側面にねじ止めするようにしてあるので、ベース脚へのレール支持ブラケットの組み付け作業を、容易に、かつ迅速に行うことができる。
【0018】
請求項5記載の発明によると、固定レールの外側面に設けた1個の係合片が、レール支持ブラケットの内側板に設けた1個の係合孔の前後いずれかの縁に係合し、かつ固定レールの外側面に設けたもう1個の係合片が、レール支持ブラケットの内側板に設けたもう1個の係合孔の下縁に係合するようにしてあるので、それらの係合関係により、固定レールは、レール支持ブラケットに対して、前後方向、左右方向、および下方に移動不能として、確実に係止されるとともに、固定レールを、レール支持ブラケットに容易に着脱することができる。
【0019】
請求項6記載の発明によると、ストッカーを、円滑に出し入れすることができる。
【0020】
請求項7記載の発明によると、ストッカーの両側面に、前後1対の水平片を設け、可動レールの上面に、一方の水平片の前後いずれかの縁に係合する係合片と、他方の水平片に設けた係合孔に下方より嵌合する上向き突片を設けてあるので、それらの係合関係により、ストッカーは、可動レールに対して、前後方向、左右方向、および下方に移動不能として、確実に係止されるとともに、ストッカーを、可動レール固定レールに容易に着脱することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の斜視図である。
この商品陳列棚は、左右1対の支柱(1)(1)の下端部前面および後面に、前方および後方を向くベース脚(2)(2)(後方のものは省略して実施することもある)を連結し、それらを、各支柱(1)の下端とベース脚(2)の先端部下面とに設けた高さ調節用のアジャスタ(3)(3)(キャスタとすることもある)をもって接床し、左右の支柱(1)(1)の上端部同士および下端部同士を、左右方向を向く上下1対の横連結杆(下方のものは図示略)(4)をもって互いに連結してなる基本構造を備えている。
【0022】
左右の支柱(1)(1)と上下の横連結杆(4)とにより囲まれた方形の空間内には、バックパネル(5)が、着脱可能として嵌合されている。
【0023】
左右の支柱(1)(1)の前面には、複数の係合孔(1a)(1a)が、それぞれ左右2列として、上下方向に等間隔をもって設けられており、左右の支柱(1)(1)における内側の等高の係合孔(1a)(1a)に、左右1対のブラケット(6)(左方のもののみを図示)の後端に設けた下向き係合片(6a)を係止し、両ブラケット(6)上に棚板(7)の両側端部を載置することにより、左右の支柱(1)(1)の前面に、複数の棚板(7)が多段状に架設されている。
【0024】
最下段の棚板であるステージ天板(8)は、前後寸法を他の棚板(7)より大としてあり、その下方には、引出し式のストッカー(9)が配設されている。
【0025】
次に、このストッカー(9)の支持構造について説明する。
図2に示すように、左右のベース脚(2)の内側面には、レール支持ブラケット(10)が着脱可能に装着されている。
レール支持ブラケット(10)は、外側面が開口する前後方向に長い薄型の箱状をなし、垂直の内側板(11)と、その上下の端部より外側方に向けて直角に折曲形成された長寸の上片(12)および短寸の下片(13)と、内側板(11)の前後の端部より外側方に向けて直角に折曲形成された短寸の前片(14)および後片(15)と、前片(14)の外側端より前方に向けて直角に折曲形成された前向片(16)と、前向片(16)の上半部の前端より外側方に向けて直角に折曲形成された、位置決め用の突片(17)と、前向片(16)の下半部の前端より内側方に向けて直角に折曲形成された係合片(18)と、後片(15)の外側端より後方に向けて直角に折曲形成された後向片(19)とを備えている。
【0026】
レール支持ブラケット(10)は、その位置決め用の突片(17)の後面を、ベース脚(2)の前端面に当接し、上片(12)における外側のほぼ半部の下面を、ベース脚(2)の上面に当接し、かつ下片(13)の外側端と、前向片(16)および後向片(19)の外側面とを、ベース脚(2)の内側面に当接した状態で、上片(12)をベース脚(2)の上面に、また前向片(16)と後向片(19)とを、ベース脚(2)の内側面に、それぞれ適数個の固定ねじ(20)をもってねじ止めすることにより、ベース脚(2)に、着脱可能として、強固に取り付けられている。
【0027】
このようにして、レール支持ブラケット(10)がベース脚(2)に取り付けられたとき、レール支持ブラケット(10)における内側板(11)とベース脚(2)の内側面との間には、空隙(S)(図3参照)が形成される。
【0028】
レール支持ブラケット(10)における内側板(11)の前後部には、前後1対の方形の係合孔(21)(22)が設けられている。後部の係合孔(22)の上下方向の長さは、前部の係合孔(21)の上下方向の長さより大、好ましくはほぼ2倍としてある。
【0029】
サスペンションレール(23)は、前後方向を向く固定レール(24)と可動レール(25)との間に、中間レール(26)が介在させられ、中間レール(26)と、固定レール(24)および可動レール(25)との間に、鋼球またはころ等の転動体(図示略)が設けられ、可動レール(25)は、固定レール(24)に対して前後方向に円滑に摺動することができ、中間レール(26)は、可動レール(25)の動きに追従して、固定レール(24)に対する可動レール(25)の移動量の2分の1だけ、固定レール(24)に対して移動するようにした、公知のものよりなっている。
【0030】
固定レール(24)の外側面の前後部には、レール支持ブラケット(10)の内側板(11)における前部の係合孔(21)の下縁に係合しうる下向きの係合片(27)と、後部の係合孔(22)の後縁に係合しうる後向きの係合片(28)とが、切り起こして形成されている。
【0031】
サスペンションレール(23)は、まず、固定レール(24)における後部の係合片(28)を係合孔(22)の後縁に係合した後、前部の係合片(27)を、係合孔(21)の下縁に係合させることにより、レール支持ブラケット(10)に簡単に装着することができる。
【0032】
固定レール(24)がレール支持ブラケット(10)に装着されたとき、前後の係合孔(21)(22)に係合した固定レール(24)側の係合片(27)(28)の先端部は、図3に示すように、レール支持ブラケット(10)における内側板(11)とベース脚(2)の内側面との間に形成された空隙(S)内に収容されるので、ベース脚(2)の内側面に、係合片(27)(28)を収容するための係合孔等を設ける必要がない。
【0033】
ストッカー(9)の両側板(29)の外側面前後部には、垂直の取付片(30)下端に、外側方を向く水平片(31)が連設された、正面視L字状の前後1対の取付金具(32)が、溶接またはねじ止め等により固着されており、各水平片(31)の基部寄りの部分には、前後方向を向くスリット状の係合孔(33)がそれぞれ設けられている。
【0034】
可動レール(25)の上面前後部には、前部の水平片(31)に設けられた係合孔(33)に下方より嵌合する上向き突片(34)と、後部の水平片(31)の後縁に係合する前方を向く係合片(35)とが、それぞれ切り起こして形成されている。
【0035】
ストッカー(9)は、まず、その前部を持ち上げた状態で、左右の後部の水平片(31)の後縁を、レール支持ブラケット(10)を介してベース脚(2)(2)に装着された左右のサスペンションレール(23)(23)における可動レール(25)(25)の上面の後部の係合片(35)(35)の下方に潜入させ、次いで、前部を下降させつつ、水平として、前部の係合孔(33)(33)を、左右の可動レール(25)(25)の前部における上向き突片(34)(34)に嵌合するだけで、左右のサスペンションレール(23)(23)に簡単に装着され、ステージ天板(8)の下方において、左右のベース脚(2)(2)に対して、前方に円滑に引き出したり、押し入れたりすることができる。
【0036】
ストッカー(9)における前面板(36)の一側下部には、シリンダ錠(37)と、そのシリンダ錠(37)にキー(図示略)を挿入して、左右方向に回転させる施解錠操作を行うことにより、シリンダ錠(37)の後部から外側方に向かって進退させられるようにしたデッドボルト(38)とからなる施錠装置(39)が設けられている。
【0037】
ストッカー(9)を閉じた状態で、施錠装置(39)を施錠操作して、デッドボルト(38)を、シリンダ錠(37)の後部から外側方に向かって進出させたとき、デッドボルト(38)の先端部が、レール支持ブラケット(10)における係合片(18)の直後に位置し、この状態でストッカー(9)を引き出そうとしても、デッドボルト(38)の先端部が、レール支持ブラケット(10)における係合片(18)の後面に当接して、ストッカー(9)の引出しを阻止するようになっている。
【0038】
このように、レール支持ブラケット(10)に、施錠装置(39)の一部品を一体化することにより、部品点数の削減、および構造の簡素化を図ることができる。
【0039】
ベース脚(2)の外側面には、必要に応じて、化粧用の側板(図示略)を装着することもある。
また、3個以上の支柱(1)およびベース脚(2)を、左右方向に並べて連結し、それらの相互の間に、棚板(7)、ステージ天板(8)、ストッカー(9)等を横方向に連続して設けて、多連式の商品陳列装置とすることもある。この場合は、化粧用の側板は、最も外側のベース脚(2)の外側面のみに設ける。
【0040】
この実施形態においては、ベース脚(2)に、レール支持ブラケット(10)を着脱可能に装着し、このレール支持ブラケット(10)に、ストッカー(9)を引き出し可能に支持するサスペンションレール(23)を取り付けるようにしてあるので、ベース脚(2)自体に、サスペンションレール(23)を取り付けるための加工を施したり、ベース脚(2)を、ストッカー取付用の専用のものと交換したりする必要がなく、ストッカー(9)を取り付けるものと、そうでないものとに、同一のベース脚(2)を共通して用いることができる。
【0041】
また、レール支持ブラケット(10)を、既設の商品陳列装置におけるベース脚(2)に装着することにより、ストッカー(9)のない既設の商品陳列装置にも、引出し式のストッカー(9)を、後から簡単に追加したり、取り外したりしうるとともに、ストッカー(9)を取り外した後に、ベース脚(2)等に加工痕が残存することがなく、ベース脚(2)等を、元の状態に戻して、体裁よく使用することができる。
【0042】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前後の係合孔(21)(22)と係合片(27)(28)との前後関係、および前後の水平片(31)(31)と上向き突起(34)および係合片(35)との前後関係を逆としたり、係合片(28)を前向きに折曲して、後部の係合孔(22)の前縁に係合させたり、または係合片(35)を後方に向けて折曲して、後部の水平片(31)の前縁に係合させたりしてもよい。
また、係合孔(21)(22)を、サスペンションレール(23)の固定レール(24)側に設け、係合片(27)(28)を、レール支持ブラケット(10)側に設けてもよい。この場合は、レール支持ブラケット(10)側に設ける係合片(27)は、固定レール(24)側に設けた係合孔(21)の上縁に係合する上向き鉤形のものとする。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態の一部を分解して示す外観斜視図である。
【図2】同じく、一部を展開して示す拡大斜視図である。
【図3】図2のIII−III線拡大縦断正面図である。
【符号の説明】
【0044】
(1)支柱
(1a)係合孔
(2)ベース脚
(3)アジャスタ
(4)横連結杆
(5)バックパネル
(6)ブラケット
(6a)下向き係合片
(7)棚板
(8)ステージ天板
(9)ストッカー
(10)レール支持ブラケット
(11)内側板
(12)上片
(13)下片
(14)前片
(15)後片
(16)前向片
(17)突片
(18)係合片
(19)後向片
(20)固定ねじ
(21)(22)係合孔
(23)サスペンションレール
(24)固定レール
(25)可動レール
(26)中間レール
(27)(28)係合片
(29)側板
(30)取付片
(31)水平片
(32)取付金具
(33)係合孔
(34)上向き突片
(35)係合片
(36)前面板
(37)シリンダ錠
(38)デッドボルト
(39)施錠装置
(S)空隙




 

 


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