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発明の名称 棚板への前縁部材の取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−44107(P2007−44107A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−229092(P2005−229092)
出願日 平成17年8月8日(2005.8.8)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
発明者 土田 孝義 / 香川 洋一
要約 課題
ねじを使用せず、簡単に組み付けすることができるとともに、衝撃等により、前縁部材が容易に脱落しないようにした棚板への前縁部材の取付構造を提供する。

解決手段
棚板Aの上面板2の前縁に、下向きに折曲された垂下片3と、この垂下片3から前向きに折曲された底片4と、この底片4から上向きに折曲された起立片5とからなる側面視上向きコ字状の受け部6を設け、起立片5の後面に後向き係合突起7を形成し、前縁部材1の後部には、垂下片3の前面に当接される当接片10と、この当接片10から前方に間隔を隔てて設けられ、起立片5の前面に当接される当接基部11と、当接片10と当接基部11との間に下向きに形成され、後向き係合突起7の下部に係合する前向き係合突起13を有する弾性係合片12とを設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
鋼板により形成された棚板の前縁に対する合成樹脂製の前縁部材の取付構造において、
前記棚板の上面板の前縁に、下向きに折曲された垂下片と、この垂下片から前向きに折曲された底片と、この底片から上向きに折曲された起立片とからなる側面視上向きコ字状の受け部を設け、前記起立片の後面に後向き係合突起を形成し、前記前縁部材の後部には、前記垂下片の前面に当接される当接片と、この当接片から前方に間隔を隔てて設けられ、前記起立片の前面に当接される当接基部と、前記当接片と当接基部との間に下向きに形成され、前記後向き係合突起の下部に係合する前向き係合突起を有する弾性係合片とを設けたことを特徴とする棚板への前縁部材の取付構造。
【請求項2】
弾性係合片の基部に、起立片の後面に当接する当接面を設け、この当接面と当接片の後面との間の寸法を、棚板における垂下片と起立片との対向面間の寸法より若干大としたことを特徴とする請求項1記載の棚板への前縁部材の取付構造。
【請求項3】
後向き係合突起を、棚板の起立片の複数箇所を切り起こして形成したことを特徴とする請求項1または2記載の棚板への前縁部材の取付構造。
【請求項4】
前縁部材における当接基部の下端部に、棚板における起立片の前面に当接する突縁を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の棚板への前縁部材の取付構造。
【請求項5】
前縁部材の後面における当接片より上方の部分に、前方に凹入する段部を設けるとともに、この段部における棚板の垂下片と対向する面を、わずかに後傾する傾斜面としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の棚板への前縁部材の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、陳列棚等における棚板の前縁に、合成樹脂製の前縁部材を取り付けた棚板への前縁部材の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
鋼板製の棚板の前縁に、保護用または化粧用の合成樹脂製の前縁部材を取り付けたものがある。このような棚板への前縁部材の取付けは、ねじ止めが一般的であるが、この方法は、構造は簡単であるが、組みつけに時間がかかるという問題がある。
【0003】
そこで、棚板の前縁に折曲部を形成し、この折曲部に、前縁部材に設けた上向きの溝を下から被せ、溝の部分に設けた爪を、折曲部に係止させることにより、簡単に組み付けることができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−102462号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているものは、前縁部材を下から被嵌させ、爪を折曲部に引掛けるだけであるので、前縁部材に、上方からの衝撃が加わると、脱落しやすいという問題がある。
【0005】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、ねじを使用せず、簡単に組み付けることができるとともに、衝撃等により、前縁部材が容易に脱落しないようにした、棚板への前縁部材の取付構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 鋼板により形成された棚板の前縁に対する合成樹脂製の前縁部材の取付構造において、前記棚板の上面板の前縁に、下向きに折曲された垂下片と、この垂下片から前向きに折曲された底片と、この底片から上向きに折曲された起立片とからなる側面視上向きコ字状の受け部を設け、前記起立片の後面に後向き係合突起を形成し、前記前縁部材の後部には、前記垂下片の前面に当接される当接片と、この当接片から前方に間隔を隔てて設けられ、前記起立片の前面に当接される当接基部と、前記当接片と当接基部との間に下向きに形成され、前記後向き係合突起の下部に係合する前向き係合突起を有する弾性係合片とを設ける。
【0007】
(2) 上記(1)項において、弾性係合片の基部に、起立片の後面に当接する当接面を設け、この当接面と当接片の後面との間の寸法を、棚板における垂下片と起立片との対向面間の寸法より若干大とする。
【0008】
(3) 上記(1)または(2)項において、後向き係合突起を、棚板の起立片の複数箇所を切り起こして形成する。
【0009】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、前縁部材における当接基部の下端部に、棚板における起立片の前面に当接する突縁を設ける。
【0010】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、前縁部材の後面における当接片より上方の部分に、前方に凹入する段部を設けるとともに、この段部における棚板の垂下片と対向する面を、わずかに後傾する傾斜面とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によると、前縁部材の当接片および弾性係合片を、棚板の受け部に上方から挿入するだけで、前縁部材を、棚板にワンタッチで、簡単に取り付けることができ、かつ起立片の後向き係合突起と、弾性係合片の前向き係合突起とが係合することにより、前縁部材は、どの方向から衝撃が加わっても、脱落することがなく、確実に棚板の受け部に保持される。
特に、弾性係合片は、当接基部と当接片とにより、前後が覆われ、かつ下方が受け部の底片により覆われているので、弾性係合片が他物により弾性撓曲させられるおそれがなく、前縁部材の脱落のおそれがきわめて小さい。
【0012】
請求項2記載の発明によると、弾性係合片の基部の当接面と当接片の後面とが、棚板の起立片と垂下片との対向面に強く当り、前縁部材は、がたつくことなく、棚板に確実に取り付けられる。
【0013】
請求項3記載の発明によると、棚板の起立片の複数箇所を切り起こすことにより、後向き係合突起を簡単に形成することができる。
【0014】
請求項4記載の発明によると、起立片の前面に、当接基部の下端部の突縁が当接することにより、起立片の前部に隙間ができるので、この隙間において、起立片が、弾性係合片により押圧されて、弾性変形することができ、前縁部材の装着作業が円滑かつ迅速に行なわれる。
【0015】
請求項5記載の発明によると、段部に、棚板上の商品の落下防止用のストッパ部材を嵌挿したとき、傾斜面と前縁部材の弾性とを利用して、ストッパ部材を、棚板の垂下片との間に、強力に把持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の前縁部材の取付構造を適用した棚板の斜視図である。
棚板(A)は、鋼板を折曲げて形成されたもので、その前縁には、合成樹脂製の押出成形体である前縁部材(1)が取り付けられている。
【0017】
図2は、図1のII−II線断面図である。
同図に示すように、棚板(A)の上面板(2)の前縁には、下向きに折曲された垂下片(3)と、この垂下片(3)から前向きに折曲された底片(4)と、この底片(4)から上向きに折曲された起立片(5)とからなる側面視上向きコ字状の受け部(6)が設けられている。
【0018】
起立片(5)の後面には、複数の後向き係合突起(7)が、左右方向に適宜の間隔をもって形成されている。各後向き係合突起(7)は、下端が後方に向かって山形に突出し、かつ上方に向かって突出量が漸次小となるように、起立片(5)の前方から後方に向かって、打ち出して形成されているが、後下向き傾斜片状に切り起こして形成してもよい。
【0019】
前縁部材(1)は、側面視ほぼ倒立L字状の中空部(8)を有する、側面視前向半円状の本体(9)の後面の下部に、前記垂下片(3)の前面に当接しうる当接片(10)が形成され、この当接片(10)から前方に間隔を隔てて設けられ、起立片(5)の前面に当接される当接基部(11)と、当接片(10)と当接基部(11)との間において、下向きに形成された弾性係合片(12)とを備えている。
【0020】
弾性係合片(12)の下部には、左右方向に連続する前向き係合突起(13)が形成され、この前向き係合突起(13)の上端面(13a)は、起立片(5)の後向き係合突起(7)の下端に係合するようになっている。当接基部(11)の下端には、後向きの突縁(14)が突出され、この突縁(14)は、起立片(5)の前面下部に当接している。
【0021】
弾性係合片(12)の基部前面には、平坦な当接面(12a)が形成され、この当接面(12a)は、起立片(5)の後面に当接している。この当接面(12a)と当接片(10)の後面との間の寸法は、棚板(A)における垂下片(3)と起立片(5)との対向面間の寸法より若干大としてある。これにより、棚板(A)の受け部(6)に、当接片(10)および弾性係合片(12)(12)を挿入したとき、起立片(5)を前方に若干押し広げる方向の力が働き、前縁部材(1)は、がたつきなく棚板(A)の前面に取り付けられる。
【0022】
前縁部材(1)の後面における当接片(10)の上方の部分には、前方に凹入する段部(15)が上方より設けられ、この段部(15)における棚板(A)の垂下片(3)と対向する面は、上方がわずかに後傾する傾斜面(16)をなしている(図3(a)〜(c))参照)。
【0023】
この傾斜面(16)と垂下片(3)との間隙に、棚板(A)上の商品の落下防止用のストッパ部材(17)を嵌挿すると、前縁部材(1)が弾性変形して、傾斜面(16)がストッパ部材(17)を押圧し、ストッパ部材(17)は、棚板(A)の垂下片(3)との間に強固に把持される。
【0024】
図3は、前縁部材(1)の取り付け時の係合要領を示している。
当接片(10)および弾性係合片(12)を、受け部(6)に上方より挿入すると、弾性係合片(12)の前向き係合突起(13)の前面が、起立片(5)の後向き係合突起(7)の後面に当たる(a)。この状態で、当接片(10)および弾性係合片(12)を下方に押し込むと、後向き係合突起(7)に押されて、弾性係合片(12)が後向きに弾性変形しつつ、下方に移動し(b)、後向き係合突起(7)の下端面に、前向き係合突起(13)の上端面(13a)が係合する(c)。
【0025】
この状態で、起立片(5)は、突縁(14)および当接面(12a)により前後から押圧され、かつ垂下片(3)も当接片(10)により押圧されることにより、前縁部材(1)は、前後のがたつきなく、棚板(A)に確実に取り付けられる。さらに、後向き係合突起(7)と前向き係合突起(13)とが互いに係合することにより、前縁部材(1)に上向きの衝撃力が加わっても、前縁部材(1)は、棚板(A)から脱落することはない。
【0026】
後向き係合突起(7)は、切り起こし等により、簡単に形成することができるが、これに限定されるものではなく、例えば、起立片(7)の上端縁を後方に折り返すことにより、後向き係合突起を形成してもよい。
【0027】
図1に示すように、この棚板(A)および前縁部材(1)の両側には、化粧カバー(18)(18)が取り付けられている。棚板(A)は、支柱(19)に取り付けられたブラケット(20)に両側部が支持されて、陳列棚等に利用されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施形態を備える棚板の斜視図である。
【図2】同じく、図1のII−II線拡大縦断側面図である。
【図3】同じく、前縁部材の取り付け動作を示す断面図である。
【符号の説明】
【0029】
(1)前縁部材
(2)上面板
(3)垂下片
(4)底片
(5)起立片
(6)受け部
(7)後向き係合突起
(8)中空部
(9)本体
(10)当接片
(11)当接基部
(12)弾性係合片
(12a)当接面
(13)前向き係合突起
(13a)上端面
(14)突縁
(15)段部
(16)傾斜面
(17)ストッパ部材
(18)化粧カバー
(19)支柱
(20)ブラケット
(A)棚板




 

 


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